就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は「化粧品ベンチャー」について、どんな企業があるのか調べてみました。
それに加えて、化粧品ベンチャーに入社するメリットや「どんなタイプの人が化粧品ベンチャーに向いているのか」という適性も考察していきます。
化粧品ベンチャーに対して少しでも興味がある方は、ぜひ参考にしてくださいね!
化粧品ベンチャーにはどんな企業があるのか知りたいです!
企業例に加えて、化粧品ベンチャーに関する情報を共有していくよ!
- 今後の成長が期待される化粧品ベンチャー【3社】
- 有名な化粧品ベンチャー一覧【7社】
- 化粧品ベンチャーが増えている理由
- 化粧品ベンチャーに入るメリット
- 化粧品ベンチャーはこんな人におすすめ
- 化粧品業界における大手とベンチャー企業の違い
- 化粧品業界の企業種類は大きく4つに分類できる
- 本記事の要点まとめ
今後の成長が期待される化粧品ベンチャー【3社】
では早速、おすすめの化粧品ベンチャーを共有していきますね。
まずは、今後の成長が期待される比較的新しい化粧品ベンチャーを3社紹介します!
【今後の成長が期待される化粧品ベンチャー】
- 株式会社バルクオム
- 株式会社High Link
- ノイン株式会社
① 株式会社バルクオム
企業HP:株式会社バルクオム
本社:東京
事業内容:化粧品の企画、販売
【会社概要】
「世界のメンズビューティをアップデートする」をビジョンとするバルクオムは、2017年設立の化粧品ベンチャーです。ビューティーには自信や笑顔・活力・社会性などのライフスタイルを向上させる力があると考えて、メンズビューティーという新たな価値とカルチャーを牽引するブランドを目指している会社ですね。
当初は洗顔料・化粧水・乳液の3種類だったラインナップも今では20種類となり、累計出荷本数も1,000万本を突破するなど多くのユーザーに支持されています。化粧品業界のなかでも男性をターゲットにするベンチャーに興味がある人は、有力な候補としてぜひ検討してみてくださいね。
② 株式会社High Link
企業HP:株式会社High Link
本社:東京
事業内容:香りの総合プラットフォーム「カラリア」の運営など
【会社概要】
2017年設立の同社は「わくわくする未来と新たな熱狂をつくる」を理念に掲げて、お気に入りの香りに出会える香りの総合プラットフォームを運営しているベンチャーです。具体的には、AIを活用して好みの香りを探索するサブスクサービス、香りに関するオウンドメディアなどを手掛けていますね。
理念にあるように一人ひとりの「わくわく」を大事にしていて、「心躍る事業に挑戦し続ける」というビジョンを見てもこの姿勢はよく伝わってくるかと。テクノロジーを最大限活用して世の中にわくわくを届け続けようとする同社の想いに共感できる人は、ぜひチェックしてみてください!
③ ノイン株式会社
企業HP:ノイン株式会社
本社:東京
事業内容:化粧品ECプラットフォーム『NOIN』の運営、ブランド事業、広告事業
【会社概要】
「本当にほしい化粧品が見つかってそれが当たり前に買える世の中を作る」をミッションとする同社は、2016年に設立されたベンチャー企業です。商品の配荷地域格差・情報格差による「買いたいけど買えない」「本当に必要な製品と出会えない」といった課題の解決に貢献している企業ですね。
具体的には、280万ダウンロードを突破している化粧品ECプラットフォームの運営や、ファミマで買えるコスメブランドなどを手掛けています。化粧品業界の新しい当たり前を創ろうと尽力している同社に共感できた人は、ぜひより詳細な情報を集めてみてはいかがでしょうか。
【超重要】就活生向けの企業選びの最適解
ここまで○を紹介してきました。
僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。
そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。
エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。
求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。
▼求人サイトのおすすめ
※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。
▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)
ミーツカンパニー就活サポート、キャリアチケット、キャリアパーク就活エージェント
※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。
▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)
※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。
上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。
そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。
現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!
(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)
以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!
加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。
(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)
» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】
有名な化粧品ベンチャー一覧【7社】
次にこの章では、有名な化粧品ベンチャーを追加で7社紹介します。
それぞれの概要について、順に見ていきましょう!
【有名な化粧品ベンチャーおすすめ7社】
- 株式会社シロ
- 株式会社&US
- 株式会社WSP
- 株式会社サティス製薬
- 株式会社I-ne
- プレミアアンチエイジング株式会社
- 株式会社アイスタイル
① 株式会社シロ
企業HP:株式会社シロ
本社:東京
事業内容:自社ブランド「SHIRO」の企画、開発、製造、販売、店舗運営
【会社概要】
フレグランス・スキンケア・メイクアップ製品などを手掛ける同社は「良いものを、より多くの人に届けたい」というシンプルな思いを大事に活動する企業です。今では化粧品の「shiroブランド」のイメージが強いですが、もともとは農産加工物などの製造販売を主目的とした1989年創業のローレル社が前身ですね。
自社ブランド「SHIRO」の誕生からは13年が経過し、今では国内27店舗/海外2店舗に拠点があるとのこと。純粋によいものを作り続けることで世の中を幸せにしようと活動する同社の考えや想いに共感できる人は、ぜひ就職先の候補として検討してみてはいかがでしょうか。
② 株式会社&US
企業HP:株式会社&US
本社:富山
事業内容:化粧品メーカー事業、内面美容事業、美容関連コンサルティング事業、セミナー講師、美容サロン兼ラボラトリー事業
【会社概要】
「主役のあなたと共に」という意味を社名に込めている同社は、富山県に本社を構えて2012年に設立された化粧品ベンチャーです。アイコスメブランドの「Omeme.cosme」を中心に、美容業界で働く人向けのスタディースペースやコンサル事業などを手掛けている会社ですね。
ベンチャー企業は都心部にあることがほとんどなので、地方に住みながらも都会に住んでいるのと同じようなキャリアの選択ができることは魅力的かと。化粧品ベンチャー、かつ富山近郊で働ける会社を探している人がいたら、迷わず候補の1つに加えてみてはいかがでしょうか。
③ 株式会社WSP
企業HP:株式会社WSP
本社:東京
事業内容:宝飾品の製造卸販売 化粧品の製造販売 真珠サプリの開発
【会社概要】
「人生のすべての美のために」を掲げる同社は、オリジナルジュエリーや真珠成分を用いたコスメの企画・販売をしている会社です。人の成長が一番大切という運営方針を持ち、「ともに幸せになる幸せ」を実感・実践する企業を作ろうという心構えで事業をおこなっている会社ですね。
採用情報ページを見ると、挑戦・成長・貢献といった言葉に心惹かれる人が求められていました。ただ「もの」を届けるのではなく、その先にあるものをきっかけに生まれる「素敵なこと」を届けようとする同社に貢献したい人は、ぜひより詳細な情報を集めてみてください!
④ 株式会社サティス製薬
企業HP:株式会社サティス製薬
本社:埼玉
事業内容:化粧品、医薬部外品、石鹸、医科向け外用剤の企画、処方開発及び受託(OEM)製造事業
【会社概要】
「1人でも多くの女性に正しい綺麗を」を理念とするサティス製薬は、OEMという手段を用いてさまざまなブランドを共創し、多様なマーケットで価値を創造しようと活動する会社です。1つの会社がブランドシェアを拡大することには限界があると考えて、あえて理念に対して自社ブランドを持っていない会社ですね。
具体的には、化粧品製造会社としてナチュラルと高機能を兼ね備えたものづくりを強みとしています。進化し続けている開発技術やテクノロジーの力も最大限活用しているので、化粧品を通じて女性に綺麗を届ける同社に意義を感じる人はぜひエントリーを検討してみてください。
⑤ 株式会社I-ne
企業HP:株式会社I-ne
本社:大阪
事業内容:化粧品・美容家電等の美容関連商品や販売店の企画開発/運営/製造及び販売、トイレタリー及びヘルスケア関連商品の企画開発/製造及び販売、Eコマース事業
【会社概要】
大阪に本社を構える2007年設立の同社は、ただのプロダクトではなく幸せな体験を届けることで、幸せの連鎖があふれる社会の実現に挑戦し続けている会社です。具体的には、ボタニカルライフスタイルブランドの「BOTANIST」やミニマル美容家電ブランドの「SALONIA」などを手掛けていることで有名ですね。
同社の強みは、コンセプト開発から流通まですべて一貫したブランド開発をおこない、オンライン・オフラインの両方で顧客に届け切ることができること。一般消費財を中心に世界一のグローバル企業を目指す同社に関心を持った人は、ぜひ個別に企業情報を集めてみてくださいね。
⑥ プレミアアンチエイジング株式会社
企業HP:プレミアアンチエイジング株式会社
本社:東京
事業内容:化粧品・健康食品の企画、開発、輸出入、通信販売、卸及び小売り業務
【会社概要】
2009年設立の同社は「人の時間を、解き放つ」を理念として、これまでにないuniqueな価値を提供することで何気ない日常を豊かにしようと活動している化粧品ベンチャーです。エイジングケアブランドの「DUO」や「CANADEL」、コスメブランドの「sitrana」などを手掛けている会社ですね。
美的やMAQUIA・an・anなどの雑誌で数多くの受賞歴があることからも、実際にユーザーから支持を集めていることがよくわかります。人の可能性を信じてこれまでにない価値を市場に提供しようと活動を続ける同社と似た想いを持つ人は、応募先の候補としてぜひチェックしてみてください。
⑦ 株式会社アイスタイル
企業HP:株式会社アイスタイル
本社:東京
事業内容:美容系総合ポータルサイト@cosme(アットコスメ)の企画・運営、関連広告サービスの提供
【会社概要】
生活者中心の市場を創造しようと取り組む同社は、美容分野をアップデートすることで多くの人を幸せにしようと活動する化粧品ベンチャーです。常に生活者視点で未来を見据えることでマーケットそのものをデザインしようとしていて、ネットとリアルを効果的に組み合わせて事業を展開されていますね。
具体的には、日本No1.のコスメ・美容の総合サイト「@cosme」の運営を中心に、関連サービスやBtoCの課金サービスなども展開しています。多様な事業を展開しているものの、根本の想いは「生活者視点」がキーワードになるので、この部分に共感できる人にはおすすめの会社ですね。
またこうしたベンチャー企業の具体的な探し方について、別記事で解説したので、ベンチャー企業を自分でも探したいという方は、合わせて参考にしてくださいね!
» 【ベンチャー企業の探し方9選】新卒におすすめの方法を就活マンが解説!
有名ブランドやメディアなどを運営している会社が多くありましたね!
もし少しでも関心を持った会社があれば、ぜひ個別に詳細な情報を集めてみるといいよ!
化粧品ベンチャーが増えている理由
続いてこの章では、化粧品ベンチャーが増えている理由を紹介します。
化粧品ベンチャーを志望するなら、業界の動向を把握しておくことは大切ですよ。
大きく3つの理由が考えられるので、順にさくっと見ていきましょう。
【化粧品ベンチャーが増えている理由】
- ネット経由で商品が売れるようになったから
- ジェンダーレスコスメなどのトレンドが広がったから
- ドクターズコスメの注目度が高まっているから
理由① ネット経由で商品が売れるようになったから
最大の理由は、ネットの普及によりオンラインで商品が売れるようになったこと。
とくに化粧品はSNSとの相性がよく、ネット上の口コミやインフルエンサーの紹介などによって反響が生まれやすいんですよね。
コロナの影響で、実物を見ずに通販で買う人が増えたこともあるかもしれません。
いずれにしても、ネットでの買い物が当たり前ではなかった頃と比べると、新規企業が参入しやすくなったことは間違いないかと。
もちろんオンラインで販売するのは簡単ではないですが、デパートなどへ販路を確立するよりは比較的ハードルが低いですからね。
化粧品ベンチャーを志望するなら、この市況は確実に押さえておきましょう。
理由② ジェンダーレスコスメなどのトレンドが広がったから
一昔前までは、化粧品といえば女性向けだけというイメージが強かったと思います。
でも最近では、メンズコスメやジェンダーレスコスメなど、化粧品業界に新たなトレンドが生まれて市場が拡大しているんですよね。
当然、大手企業なども参入する可能性はありますが、市場が確立され切っていないからこそベンチャー企業でも挑戦しやすい分野です。
特定の領域に特化することで、ブランドの認知を高めるチャンスも生まれやすいかと。
化粧品業界でトレンドが広がったことも、新規ベンチャーが参入しやすくなっている理由の1つといえますね。
理由③ ドクターズコスメの注目度が高まっているから
ドクターズコスメとは、医師が開発に携わって作られて、医療機関でのみ販売されている化粧品のこと。
新規ニーズとして、本物志向の製品の需要も生まれているわけですね。
注目度が高まった背景には、コロナの影響で自宅で過ごす時間が増えて、そのなかでもサロンのような特別感を得たいと思う人が増えたからかもしれません。
メンズコスメなど同様に、開発側としては新たな製品を生み出すチャンスといえます。
化粧品ベンチャーを受けるなら、この新規需要についてもぜひ頭に入れておきましょう。
コロナによってオンラインでの買い物がより一般化したこと、メンズコスメなどの新たな需要が生まれたことが理由として考えられるんですね!
化粧品ベンチャーに入るメリット
次にこの章では、化粧品ベンチャーに入るメリットを紹介しますね。
メリットに魅力を感じるなら、化粧品ベンチャーとの相性はよいといえますよ。
以下3つのメリットについて、順に確認していきましょう!
【化粧品ベンチャーに入るメリット】
- 人を美しくすることに貢献できる
- 日常生活に関わる商品なのでやりがいを感じやすい
- 業界内のトレンド情報を得られる
メリット① 人を美しくすることに貢献できる
基本的に化粧品ベンチャーは、誰かの美に貢献するために事業を展開しています。
商品ジャンル、ターゲット、製品のこだわりなどには違いがあるとはいえ、最終的なゴールは人々の美に貢献することなんですよね。
また、会社に集まる人も、化粧品ベンチャーに興味を持っている人も、少なからず自分自身が美に意識や関心がある人だと思います。
だからこそ、自分はもちろん、他者の美に貢献できることにはやりがいを感じるかと。
何に幸せを感じるかは人によって異なりますが、美に関心がある人にとっては非常に意義ややりがいを感じられる仕事といえますね。
メリット② 日常生活に関わる商品なのでやりがいを感じやすい
化粧品の多くは、日常生活で使われる身近な商品です。
日常的にメイクをする方はもちろん、たとえばシャンプーなどの商品でも基本的に毎日使うような身近な存在ですよね。
自社の製品を使っていれば、そのありがたさを日々実感できるはずです。
自分以外の誰かが使っている姿も自然とイメージできるはずなので、ふとした瞬間に仕事のやりがいを感じられるわけですね。
やりがいを感じられない仕事では、高いモチベーションを維持することは難しいです。
より充実感を持って仕事に取り組む上でも、身近な商品を扱う点は魅力といえますね。
メリット③ 業界内のトレンド情報を得られる
化粧品ベンチャーに勤めていると、自然と業界内のトレンド情報が耳に入ります。
新規ビジネスを軌道に乗せるためには、世の中のニーズやトレンドの変化を追うことは欠かせませんからね。
美容分野に関心がある人は、これらの情報は素直に興味を持てるはずです。
普段から自分で情報を集めている人だったら、仕事を通じてトレンドやニッチな情報を得られるのはきっとありがたさすら感じますよね。
逆に、関心がない人からしたら最新情報が得られてもストレスにつながるものです。
化粧品業界の情報が自然と耳に入ることをポジティブに感じる人は、化粧品ベンチャーとの相性がよいといえるでしょう。
その他、ベンチャー企業に入社するメリットとデメリットをまとめた記事も書いたので、合わせて参考にしてくださいね!
» 【ベンチャー企業に就くメリット11選】デメリットも徹底解説!
人の美に貢献できたり、業界の最新情報を得られたりする点が魅力といえそうですね!
化粧品や美容分野に関心がある人には、まさにぴったりの職場環境といえるね!
化粧品ベンチャーはこんな人におすすめ
続いては、化粧品ベンチャーはどんな人におすすめか?を共有しますね。
化粧品ベンチャーを志望する上で、自分との相性がよいかは気になるかと思います。
ここでは、僕がとくに相性がよいと考える3つの特徴を整理したので、判断に迷っている人がいたらぜひ参考にしてみてください!
【化粧品ベンチャーがおすすめな人の特徴】
- 化粧や美容への関心が高い人
- 化粧品を通じて人の役に立ちたい想いがある人
- 主体性を求められる環境に抵抗を感じない人
特徴① 化粧や美容への関心が高い人
何よりおすすめしたいのは、化粧や美容への関心が強い人です。
やはり化粧品などの美容分野に関心が強い人は、製品やサービスを広める上でも自然と高いモチベーションで働けるものなんですよね。
自分にとって価値のある商品なら、その開発や販売にも力がにじみ出るものかと。
新規商品を開発するとなった場合にも、自分が熱意のある分野ならトレンドやニーズを押さえて斬新なアイデアも生まれやすいと思います。
どの分野でも同じですが、業界や領域自体への興味関心は非常に重要ですよ。
何よりも美容分野への関心が強い人は、化粧品ベンチャーへの就職も選択肢の1つに加えることをおすすめします!
特徴② 化粧品を通じて人の役に立ちたい想いがある人
基本的に化粧品業界は、商品やサービスを届ける先に誰かが存在する分野です。
何を届けるか?は企業によって異なりますが、届ける先に誰か人が存在することはほぼ間違いない領域なんですよね。
よって、仕事を通じて誰かの役に立ちたい想いがある人と相性がよいです。
そしてそのなかでも、化粧品を通じて価値提供したい人との相性がよいですね。
身近な商品を扱うゆえに、日常生活でもふとした瞬間に実感を得やすいのも魅力です。
化粧品を通じて人の役に立ちたい想いがある人は、ぜひ検討してみてくださいね!
特徴③ 主体性を求められる環境に抵抗を感じない人
3つ目は、主体性を求められる環境に抵抗を感じないことです。
化粧品業界に限らずですが、ベンチャー企業では大手などのようにマニュアル化が進んでおらず、主体的に動く姿勢が強く求められます。
新規領域に参入していたり、会社の歴史が浅かったりするので、仕事のやり方や進め方を考えるところから求められることが多いんですよね。
これは個人の性格とも関係する話なので、抵抗を感じる人も当然いると思います。
とくに、入社前に把握していない状態で働き始めるとミスマッチにつながりやすいので、化粧品ベンチャーを受ける場合は確実に押さえておきましょう。
美容分野への関心が強い人、人の役に立ちたい思いが強い人に向いているんですね!
プラスαでベンチャー企業のカルチャーとの相性も検討しておくと、ミスマッチや早期離職につながることを防ぎやすいよ。
化粧品業界における大手とベンチャー企業の違い
次にこの章では、化粧品業界における大手とベンチャー企業の違いを紹介します。
そもそも大手とベンチャーではどんな違いがあるか?をいまいち整理できていない人もいるかと思います。
あくまで傾向の話ですが、主な違いをまとめたので順に見ていきましょう。
【化粧品業界における大手とベンチャー企業の違い】
- 展開している商品種類の数
- 開発〜販売の過程でどのフェーズを担っているか
違い① 展開している商品種類の数
大手とベンチャーでは、展開している商品種類数に違いが見られます。
新規参入するベンチャーは特定領域に特化する傾向があるので、大手と比べると種類が少ないものなんですよね。
単純に設立年度や活動年数が違うので、その分、商品数が少ないこともあります。
ベンチャーを志望する場合は、限られた商品やサービスへ深く共感できるかどうか?も企業を選ぶ上では1つの判断基準になるかもしれません。
違い② 開発〜販売の過程でどのフェーズを担っているか
化粧品を販売するまでには、大きく研究開発/企画/製造/販売のステップがあります。
大手企業では、このすべてのステップを自社内で担っているケースが多いです。
一方で、ベンチャー企業ではすべてのノウハウが十分揃っているわけではなく、一部を外部に委託して取り組んでいるケースがあります。
これらは傾向の話ですし、すべてを自社で完結するのがよいという話でもありません。
ただ違いとして把握していないと入社後にギャップを感じる1つの要因になり得るので、化粧品ベンチャーを受ける場合は押さえておきましょう。
感覚的にしか考えられていなかった化粧品業界の大手とベンチャーの違いについて理解が深まりました!
化粧品業界の企業種類は大きく4つに分類できる
最後の章では、化粧品業界の企業種類について共有します。
自分がどんな会社に惹かれるかを知るためにも、候補の企業を適切に見定めるためにも、主な種類を把握しておくことは大切です。
化粧品業界には大きく4種類の企業があるので、最後にさくっと見ておきましょう。
【化粧品業界の企業種類】
- 化粧品メーカー
- OEMメーカー
- 原料メーカー
- 資材メーカー
種類① 化粧品メーカー
化粧品メーカーは、研究開発〜企画・製造販売までをおこなう会社です。
基本的には自社であらゆる工程を一貫しておこなっている会社を指し、具体例をあげると資生堂や花王といった大手企業が該当しますね。
ただし、製造などの一部工程を外注する企業もこの分類に含まれます。
種類② OEMメーカー
OEMは「Original Equipment Manufacturer」の略称で、他社ブランドの製品を製造すること、もしくは他社製品を製造する企業を指します。
自社で製造能力がない企業の代わりに、受託で製品を製造するイメージですね。
OEMメーカーは製品を作るための工場や製造能力があるので、特定の会社に限定せず複数社の商品を作る工程に携われます。
前述の化粧品メーカーのなかでも、社内に製造能力が不足している会社は存在します。
OEMメーカーは、そんな会社で企画されたものを実際に商品化する役割を担っているわけですね。
種類③ 原料メーカー
原料メーカーは、その名のとおり化粧品に使う原料を開発する会社です。
新規原料の研究や開発もしていますし、すでに製品化されている商品に使われる原料も製造・販売しているイメージですね。
種類④ 資材メーカー
化粧品業界における資材は、製品の容器や被包材料、商品に添付する効能効果や使用法などが書かれた用紙などがあげられます。
製品本体ではないですが、消費者に届ける上ではどれも欠かせないものですね。
化粧品会社と聞くと一見連想しない存在かもしれませんが、原料メーカーも資材メーカーもなくてはならない存在です。
化粧品に関わる会社の1つとして、ぜひ知っておくとよいでしょう。
基本的には化粧品メーカーとOEMメーカーを連想する人が多いかと。でも全体像の把握は重要だから、化粧品業界を志望する人は何となくでも頭に入れておくといいよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
おすすめの化粧品ベンチャーや同企業が増えている理由、入社メリットや向いている人の特徴などを共有しました。
人の美に貢献できる化粧品ベンチャーは、人を豊かにできるやりがいのある仕事です。
とくに化粧品や美容分野に関心がある人なら、最新のトレンドや市場動向などの情報が入ってくる環境を楽しみながら働けるかと。
ネットでの購入が広く普及したこと、メンズコスメなどの新たな市場が生まれたことで、化粧品ベンチャーは増えやすい状況にあります。
自分との相性のよさを感じた人は、ぜひ積極的な応募を検討してみてくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【これから伸びるベンチャー企業32社】最大手就活ブロガーが厳選!」や「【ベンチャー企業一覧表】179社のベンチャー企業を徹底解説」も読んでみてください。
成長が期待されるベンチャーの特徴、具体例を共有しています。
ベンチャー企業を選ぶ際の注意点、どんな人におすすめか?なども共有しているので、ぜひあわせて一読してみてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 優良ベンチャーを効率的に見つけたいなら、用途別に就活サイトをフル活用すべきである。
- オンラインでの買い物が一般化したこと、メンズコスメなどの新たな需要が生まれたことで、化粧品ベンチャーは以前よりも増えている。
- 人の美に貢献できたり、業界の最新情報を得られたりする点がメリットである。
- 何より化粧品や美容分野への関心が強い人に、化粧品ベンチャーはおすすめできる。