就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
社会人として働く上で、どのくらいの収入が得られるかは大事な要素ですよね。
(僕が就活生の時も、企業の平均年収はめちゃくちゃ見てました!)
一方で、社会人としての勤務経験がない状態だと、新卒の年収が一般的にどのくらいなのかってイメージしにくい。
結論、新卒で年収400万円もらえたらかなり多いほうだといえます。
この記事では、新卒で年収400万円はエリートと言える根拠、新卒年収の相場を知る上で参考になるデータを紹介します。
さらに全体平均と年収400万円の生活レベルの比較、高年収の優良企業に入るためにすべき対策まで共有するので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
どんな企業が初任給が高いのかも気になります!
記事後半で初任給が高い企業ランキングも共有するから、ぜひ最後まで読んでね!
- 【結論】新卒で年収400万は多いと言える
- 男女別|新卒年収の相場を知る上で参考になるデータ
- 全体平均と年収400万の場合の手取りと生活レベル比較
- 新卒で年収400万以上の優良企業に入るための対策【5選】
- 新卒年収400万円以上を狙える初任給が高い企業ランキング
- 新卒で年収400万を目指す就活生からよくある質問
- 本記事の要点まとめ
【結論】新卒で年収400万は多いと言える
冒頭でもお伝えしたとおり、新卒で年収400万は多いと言えます。
ただ、この結論だけではふわっとしていてイメージが難しいと思うので、理解を深めてもらうために根拠も共有していきますね。
厚生労働省やdodaの資料を参考にしつつ解説していくので、新卒年収の一般平均を把握するためにも順に見ていきましょう。
【新卒で年収400万は多いと言える根拠】
- 大卒の平均初任給は「月収22.5万円×12ヶ月+ボーナス」
- dodaの資料でも23歳の平均年収は286万円
- 20代で年収400万円以上の人は全体の28.4%
根拠① 大卒の平均初任給は「月収22.5万円×12ヶ月+ボーナス」
まずは、国が公表しているデータをもとに紹介しますね。
以下の資料によると、大卒者の平均初任給は22.5万円でした。
参考:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査の概況」
よって、基本給だけで新卒者(大卒)の年収を計算すると「22.5万円×12ヶ月=270万円」となります。
dodaの資料によるとボーナスは平均2.57ヶ月分なので、これも加算すると年収は327万円と算出できますね。
同様に計算すると、学歴別の平均年収は以下のようになりました。
【学歴別の新卒平均年収】
- 高校卒:260万円
- 専門学校卒:300万円
- 高専・短大卒:289万円
- 大学卒:327万円
- 大学院卒:368万円
大学院卒であっても、新卒者の平均は400万円を下回っていることがわかるかと。
ゆえに新卒で年収400万円以上もらえるような場合は、全体平均と比べるとやはりエリート待遇だといえますね。
根拠② dodaの資料でも23歳の平均年収は286万円
続いては、年齢別に平均年収をまとめているdodaの資料をもとに解説します。
20代を対象に、年齢・男女別の平均年収をまとめたデータは以下のとおりです。
参考:doda「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】」
大卒者を想定して新卒年収を考えると、23歳のデータが該当するかと。
すると全体平均は286万円、男女別に見ると男性は300万円・女性は272万円と男性のほうが高めな傾向があることもわかります。
また年齢をあげて29歳のデータを見ても、全体平均は400万円以下でした。
いずれにしても新卒段階で年収400万円以上もらえるとしたら、かなり高水準であることは間違いなさそうですね。
根拠③ 20代で年収400万円以上の人は全体の28.4%
同じくdodaの資料を見ると、20代を対象とした年収分布もまとめられていました。
左にあるオレンジと黄色で示されているのが年収400万円未満のもので、黄緑より右側にあるものが年収400万円以上の分布となっています。
参考:doda「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】」
よって単純に割合を計算すると、20代で年収400万円以上の人は全体の28.4%でした。
つまり新卒に関係なく、20代で年収400万円以上の人は少数派だとわかります。
20代全体で400万円以上の人が上位30%くらいですし、新卒で400万円以上の年収ならかなりエリート待遇といえそうですね。
平均値や全体の分布を知ると、新卒で年収400万円がいかに優れているかわかるよね。
男女別|新卒年収の相場を知る上で参考になるデータ
次にこの章では、新卒年収の相場を知る上で参考になるデータを追加で紹介します。
具体的には、男女別に企業規模別・産業別の平均初任給をまとめているデータを紹介するので、順にチェックしていきましょう。
【新卒年収の相場を知る上で参考になるデータ】
- 企業規模別の平均初任給
- 産業別の平均初任給
データ① 企業規模別の平均初任給
まずは、企業規模別の平均初任給をまとめたデータを紹介しますね。
企業規模の分類は、従業員が1,000人以上を大企業、100~999人を中企業、10~99人を小企業として計算されています。
企業規模 | 男女計 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
大企業 | 21.3万円 | 21.5万円 | 20.9万円 |
中企業 | 20.8万円 | 21.1万円 | 20.5万円 |
小企業 | 20.3万円 | 20.6万円 | 20.1万円 |
参考:厚生労働省:「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」
上記のデータを見ると、新卒初任給は従業員数が多い規模の大きな会社ほど高い傾向にあることがわかりました。
大企業と小企業で比較すると、8千円〜1万円ほどの差があるようですね。
また男女で比較すると、男性のほうが5〜6千円ほど高いこともわかります。
データ② 産業別の平均初任給
続いては、業界別に新卒の平均初任給をまとめたデータを紹介しますね。
業界でも年収水準には一定の傾向が見られるので、年収を重視して業界選びをしたい人は1つに参考にするといいですよ。
業界 | 男女計 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
鉱業、採石業、砂利採取業 | 21.9万円 | 22.3万円 | 21.3万円 |
建設業 | 21.6万円 | 21.8万円 | 21.1万円 |
製造業 | 20.6万円 | 20.7万円 | 20.4万円 |
電気・ガス・熱供給 ・水道業 | 20.2万円 | 20.1万円 | 20.3万円 |
情報通信業 | 21.8万円 | 21.8万円 | 21.7万円 |
運輸業、郵便業 | 20.1万円 | 20.3万円 | 19.9万円 |
卸売業、小売業 | 21.1万円 | 21.3万円 | 20.7万円 |
金融業、保険業 | 20.7万円 | 21.3万円 | 20.1万円 |
不動産業、物品賃貸業 | 21.3万円 | 21.8万円 | 20.7万円 |
学術研究、専門・技術サービス業 | 22.7万円 | 22.9万円 | 22.3万円 |
宿泊業、飲食サービス業 | 20.0万円 | 20.3万円 | 19.9万円 |
生活関連サービス業、娯楽業 | 20.9万円 | 21.5万円 | 20.4万円 |
教育、学習支援業 | 20.9万円 | 21.5万円 | 20.6万円 |
医療・福祉 | 20.6万円 | 20.4万円 | 20.8万円 |
複合サービス事業 | 18.4万円 | 18.4万円 | 18.5万円 |
サービス業(その他) | 20.5万円 | 20.4万円 | 20.5万円 |
参考:厚生労働省:「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」
高水準の業界を見ると、「学術研究、専門・技術サービス業」「鉱業、採石業、砂利採取業」「情報通信業」が上位となっていました。
男女いずれも高水準ですが、業界によって男女での差の大きさには違いが見られます。
情報通信業が高めな水準であったことから、IT業界のような成長産業では年収などにも反映されやすいといえるかもしれません。
業界選びをする際は、社会的な業界動向も意識しておくとよいでしょう。
やはり企業規模で比べると、大きな会社ほど年収も高い傾向があるんですね。
全体のデータを見ると傾向がわかりやすいよね。業界でも年収には一定の傾向が見られるから、1つの判断材料として知っておくとより後悔しない選択につながるよ!
全体平均と年収400万の場合の手取りと生活レベル比較
続いてこの章では、全体の年収平均と年収400万の手取り・生活レベルの比較結果を共有していきますね。
手取り金額、生活レベルの例を知るとよりイメージを膨らませられるはずですよ。
いまいち収入と生活のイメージができていない人は、以下のシミュレーション例を参考に想像を膨らませてみてください!
【全体平均と年収400万の場合の手取りと生活レベル比較】
- 手取り金額
- 生活レベル
比較① 手取り金額
まずは、手取り金額のイメージを共有しますね。
一般的に、手取り金額は年収の8割ほどと言われています。
年収400万円の場合もそのすべてをもらえるのではなくて、税金や社会保険料などが引かれた額が最終的に手元に残るお金というイメージですね。
よってここでは、年収400万円の場合・前述の23歳の平均年収286万円の2パターンにおいて手取り金額を計算してみます。
【手取り金額の比較イメージ】
- 年収400万円
→ 手取り(年)320万円、手取り(月)26.6万円 - 年収286万円
→ 手取り(年)228万円、手取り(月)19.0万円
年収では約90万円、月収では約7.5万円の差があるとわかります。
ここでは比較材料として年収400万円の場合も記載していますが、あくまでエリート待遇で稀な例なので参考程度に捉えてくださいね。
比較② 生活レベル
次に、上述した手取り金額をもとにして生活レベルのイメージを紹介します。
年収400万円では手取りが26.6万円/月、全体平均の年収286万円では手取りは19.0万円/月でした。
支出項目 | 年収400万円の場合 | 年収286万円の場合 |
---|---|---|
家賃 | 8万円 | 8万円 |
食費 | 3万円 | 3万円 |
水道光熱費 | 1.5万円 | 1.5万円 |
通信費 | 0.5万円 | 0.5万円 |
娯楽費 | 3万円 | 3万円 |
雑費 | 1万円 | 1万円 |
余剰資金 | 9.6万円 | 2万円 |
計 | 26.6万円 | 19万円 |
ここでは応用しやすいように、主要な項目だけ金額を計上してみました。
余剰資金以外の項目は統一しているので、年収の差によって自由に使える金額にも大きく違いが生まれることをイメージしやすいかと思います。
また、金額を計上している項目は生活していく上で基本欠かせないものばかりなので、新卒時点ではあまり金銭的に余裕がないこともわかるはずです。
とくにひとり暮らしの経験がない人は計算イメージをしにくいと思いますが、一例として大まかにでも頭に入れておくとよいでしょう。
具体的な金額を出しながらシミュレーションするとイメージしやすいですね。
全体平均と比べると、年収400万円をもらえる場合はかなり金銭的にゆとりがあることがよくわかるよね。
新卒で年収400万以上の優良企業に入るための対策【5選】
ここまで新卒で年収400万円は多いのか?を解説するために、厚生労働省などが公表するデータを参考に共有してきました。
ただ、この記事を読んでくれている就活生が本当に知りたいのは、年収400万円以上などの好待遇を期待できる優良企業に入る方法ですよね。
全体平均をもとにすると、新卒で年収400万円はたしかにエリート待遇です。
とはいえ、本気で差別化を意識して対策すれば内定を得られる可能性はありますし、少なくとも平均より高年収の会社は十分目指せるかと。
よって本章では、就活を7年以上研究してきた僕が考える対策を5つ厳選しました。
基本的な内容に感じる対策もあると思いますが、だからこそ質を追求することが差別化につながるので、ぜひ軽視することなく読み進めてみてください!
【新卒で年収400万以上の優良企業に入るための対策】
- 就活サイトを駆使する
- できる限り早く就活を始める
- 自己分析を徹底的におこなう
- 就活3大質問への回答にこだわる
- 口コミサイトに必ず目を通しておく
対策① 就活サイトを駆使する
優良企業への入社を決める上でとくにぼくが重要だと思っているのは、就活サイトをとにかく最大限活用することです。
就活サイトと聞くと、マイナビなどのナビサイトを連想する人が多いと思います。
でも、主に企業探し時に使うこれらのナビサイト以外にも、さまざまな用途に対応した就活サイトって数多く存在するんですよね。
この「用途別に使い分けること」が肝で、求人探し以外にも目的別に就活サイトを活用することで就活の効率化や選考対策の質アップに直結するんです。
なかには、就活サイトはいろいろあるとは知っているものの、数が多すぎて結局どれを使うべきかわからなかった人もいると思います。
登録先を増やすと管理が煩雑になることが嫌で避けていた人もいるかもしれません。
ただ、質の高いサイトを使えば確実に差別化につながりますし、登録先を厳選すれば管理コストもそこまで多くかかりませんよ。
具体的に僕が利用をおすすめしたいサイトは、1記事のなかで集約して共有しました。
「僕が今現役の就活生だったら利用するサイトはどれか?」という観点で決めた選りすぐりのものだけを共有しているので、ぜひさくっとチェックしてみてください!
対策② できる限り早く就活を始める
本気で就活を成功させたいなら、できる限り早く着手することも大切です。
早くから始めると多くの時間を就活に使うことになるので、自然と知見が深まりより万全な状態で選考に臨めるようになるんですよね。
応募→選考に進める企業数も増えるので、年収400万円以上などの好待遇の会社にチャレンジできる機会も増え、内定の可能性も高まるかと。
極端な話、100社受けた人と1社受けた人では成功率は大きく変わってきます。
地味に感じるかもしれませんが、単純に選考に進める数を増やすことは優良企業の内定を勝ち取る上では軽視すべきではない点ですよ。
また、就活が本格化する前の時期に選考を始めて早期内定を出す会社もあるので、早めに着手することには正直メリットしかありません。
早めに内定をもらえたらその後はより志望度の高い会社だけを受ければよくなりますし、面倒に感じる気持ちもわかりますがぜひ早めに動き出してみてください!
対策③ 自己分析を徹底的におこなう
就活を成功させたいなら、やはり自己分析の徹底も欠かせません。
自己分析って就活対策の基本として説明されますが、どこでも基本と言われるだけあって就活全体の基盤となるんですよね。
自己理解が浅いと自分の強みを納得感のあるエピソードとともに説明できないですし、そもそも自分に合う業界や企業を判断できません。
面接官から評価されるような深みのある回答をするためには、過去の人生を振り返って自分自身の理解を深めておくことが必須になるわけですね。
ただ、自己分析ってやり方や終わりの基準が曖昧なので、何となくで取り組んでみて中途半端な状態になっている人が多い印象です。
改めて自己理解の深さを問われたら、自信を持ってできたと言えそうですか?
僕が考える自己分析のやり方は別記事を設けて詳しく共有しました。
自分を企業に売り込めるようになるのは確実に避けて通れないステップなので、自己理解の深さに自信がない人はぜひ一読してみてくださいね。
対策④ 就活3大質問への回答にこだわる
就活3大質問とは、自己PR・志望動機・ガクチカ(学生時代にもっとも打ち込んだこと)の3つのこと。
3大質問と言われるようにどの企業でもほぼ間違いなく聞かれるものなので、就活成功のためには事前対策が必須です。
僕の体感としては、3大質問への回答の質にこだわるだけでも選考通過率や内定率は大きく変わってくるイメージがありますね。
逆にいえば、対策を怠ると苦戦の原因になりやすいので注意が必要です。
自己分析と同じように定番の対策なので、対策ゼロで本番に臨む人は稀だと思います。
でも、定番だからこそその場しのぎ的な対策だけになっている人も多い印象なので、ぜひ質にこだわって自信を持った回答を伝えるようにしましょう。
» 【自己PR例文42選】これが評価される自己PRだ!|就活の面接での回答例文を共有
▼志望動機の書き方はこちら!
» 志望動機の書き方を新卒に解説【就活ブロガーが丁寧に語る!】
▼ガクチカの書き方はこちら!
対策⑤ 口コミサイトに必ず目を通しておく
就活を進める際は、ぜひ口コミサイトもうまく活用してください。
口コミサイトにはその企業で実際に働いている人、過去に働いていた人たちのリアルな声が投稿されています。
口コミは主観的なものなので、もちろんすべてが信用できるわけではありません。
ただ、企業の公式HPなどからは得られないような内部のリアルな情報を集めるためには、やはり見ておかない理由がないんですよね。
年収以外にも、労働環境やその会社ならではの風習などを知れることもあるかと。
少なくとも、エントリーする企業はすべてチェックした上で応募を決めるべきですよ。
具体的なおすすめは、大手の「ライトハウス」と「Openwork」です。
複数のサイトを併用したほうが偏った意見に騙されにくくなるので、1つの会社に対してもぜひできる限り多くの口コミをチェックしてみてください!
マイナビなどの大手ナビサイト以外にも、就活の効率化や選考対策の質アップにつながる就活サイトがあるんですね。
むしろナビサイト以外のサイトをいかに有効活用するかが結果を左右すると僕は考えているよ。適切に使い分ければ間違いなく有用だから、ぜひ最大限使いこなしてみてね!
新卒年収400万円以上を狙える初任給が高い企業ランキング
次にこの章では、年収400万円以上を狙える新卒初任給が高い企業ランキングを紹介します。
新卒でも高年収を期待できる具体的な企業例を知りたい人もいると思いますからね。
順位 | 企業名 | 初任給 |
---|---|---|
1位 | ⽇本商業開発 | 50.0万円 |
2位 | ドリームインキュベーター | 46.0万円 |
3位 | 福⾳館書店 | 44.0万円 |
4位 | サイボウズ | 35.0万円 |
5位 | aws(アマゾンウェブサービス) | 35.0万円 |
6位 | エリアリンク | 35.0万円 |
7位 | サイバーエージェント | 34.0万円 |
8位 | アドウェイズ | 33.0万円 |
9位 | ランドビジネス | 32.0万円 |
10位 | フューチャーアーキテクト | 32.0万円 |
参考:平均年収.jp「新卒年収初任給ランキング」
手取り金額などを度外視して年収400万円に必要な金額を計算すると、1月あたりでは33.3万円になります。
よって上記のなかでは、初任給が34万円以上となっている会社が年収400万円以上を期待できるといえますね。
(実際にはボーナスの支給もあるはずなので、上記の8位〜10位の会社でも新卒で年収400万円以上になると予想できます。)
高年収の会社例を探していた人は、ぜひ上記も参考にしてみてください。
新卒でも最初から高めの給料が支払われるような会社もあるはあるんですね。
もちろん一部ではあるけどね。年収だけがすべてではないけど、企業選び時に給料の優先順位を高く設定している人はぜひ参考にしてみるといいよ!
新卒で年収400万を目指す就活生からよくある質問
最後に本章では、新卒で年収400万を目指す就活生からよくある質問に回答します。
もし似た疑問を持っていた人がいたら、ぜひここでの回答を参考にしてみてください!
【新卒で年収400万を目指す就活生からよくある質問】
- 年収400万円は何年目くらいでもらえる?
- 社会人2年目の年収の中央値はいくらぐらい?
- 女性で年収400万円はすごい?
- 新卒で年収400万円は勝ち組といえる?
質問① 年収400万円は何年目くらいでもらえる?
dodaが公表するデータを参考にすると、29歳での平均年収が395万円・30歳での平均年収が407万円でした。
よって大卒者を想定すると、年収400万円以上となるのは7.8年目くらいが多いと予想できます。
もちろん企業によって変動する要素も大きいので、あくまで全体平均のデータとして参考までに捉えてくださいね。
質問② 社会人2年目の年収の中央値はいくらぐらい?
同じくdodaのデータを参考にすると、社会人2年目・24歳時点での平均年収は305万円(男性321万円、女性289万円)でした。
このデータを踏まえると、300万円程度が中央値といえるかもしれません。
質問③ 女性で年収400万円はすごい?
何を持ってすごいと捉えるかは人によって異なりますが、年収400万円以上の女性はどんな人か?を知ると理解が深まるかと。
dodaの資料によると、女性で平均年収が400万円以上となるのは40代以降のみとなっていました。
よって30代までで年収400万円以上を得られている女性の方は、全体平均と比べると高年収の可能性が高いといえますね。
質問④ 新卒で年収400万円は勝ち組といえる?
「高年収=勝ち組」と捉える場合は、勝ち組といえるかもしれません。
この記事では繰り返し伝えてきましたが、新卒で年収400万円以上をもらえるのはかなり少ないケースです。
逆に言えば、年収400万円以上はエリート待遇ともいえるので、仮にその基準を下回っていたとしても落ち込む必要はないかと。
そもそも周囲と比較する必要もないですが、自分の年収が一般的にどうなのか?を考えるときには1つの参考にしてみてください。
やはり新卒で年収400万円以上をもらえるのはかなり珍しい話といえそうですね。
年収は高いに越したことはないかもしれないけど、お金だけを過度に意識しすぎないで人生の総合的な幸福度を追求することも個人的には大事だと思うね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
新卒で年収400万円は多いと言える理由や新卒年収の相場を知る上で参考になるデータ、高年収の優良企業に入るための対策などを共有しました。
20代全体で見ても、年収400万円以上の人は全体の28.4%です。
よって新卒で年収400万円以上はかなり珍しいケースですし、現実的に考えるとそこまでの収入は期待できないと考えておくのが無難かと。
ただし、差別化を意識して就活対策を進めれば、少なくとも平均よりも高年収を得られる会社の内定獲得は十分目指せます。
とくに就活サイトを最大限活用できている人は少ない印象があるので、ぜひ僕が厳選した記事などを参考に効率的に対策を進めてみてくださいね!
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【高給なホワイト企業はある?】企業例や入社メリットを解説!」も読んでみてください。
企業例を交えて、高給なホワイト企業の特徴などを共有しています。
高給なホワイト企業の探し方やメリット・デメリットも紹介しているので、具体的な企業探しも進めていきたい人はぜひ一読してみてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 新卒で年収400万円以上の人は少なく、かなりのエリート待遇といえる。
- 大企業ほど年収は高い傾向があり、業界によっても年収の水準には違いがある。
- とくにひとり暮らしの経験がない人は、具体的な金額でシミュレーションしておくとよい。
- 優良企業の内定を得たいなら、就活サイトを駆使するなどして差別化や効率化を徹底すべきである。