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【みずほ銀行はやばい?】応募前に確認すべき実態を解説!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

今回は、僕も以前、口座をもっていたみずほ銀行を調査したいと思います。

 

ネットを見ると「みずほ銀行 やばい」と検索する人も多く、みずほ銀行に就職するのはありなのかな?やばいかな?と疑問に思う人は多いんですよね。

 

この記事では、みずほ銀行への就職がやばいと言われる理由だけでなく、みずほ銀行に就職するメリットまで網羅的に解説していきます。

 

中立的な立場で、解説していくのでぜひ参考にしてくださいね!

 

みずほ銀行へのエントリーを検討しているので、参考にしたいです!

なぜみずほ銀行への就職がやばいと一部から言われるのか、その理由とともに就職するメリットまで解説していくね!

みずほ銀行はどんな会社か?

 

みずほ銀行」は、3大メガバンクと呼ばれるうちの1つ「みずほフィナンシャルグループ」傘下の都市銀行です。

ちなみに他の2つは、三菱UFJと三井住友フィナンシャルグループですね。

 

日本ではバブル期に銀行の吸収合併が盛んにおこなわれていて、その結果として巨大な金融グループのメガバンクが誕生しました。

みずほグループは、1999年に3つの銀行が共同で設立した持株会社となっています。

 

【みずほ銀行の実績】

  • 個人取引:個人顧客は約2,400万件
  • 国内法人取引:上場企業の約7割をカバー
  • 海外法人取引:世界の大企業※の約8割をカバー
    ※Forbes Global 2000のうち上位200社(除く金融機関)
  • 国内ネットワーク:メガバンクで唯一の全都道府県への展開
  • 海外ネットワーク:約40の国・地域に約120拠点を展開

参考:みずほフィナンシャルグループ「〈みずほ〉の強み

 

上記のとおり、圧倒的な実績を持つメガバンクですね。

シンジケートローンや資産運用残高、アナリストランキングやアジアプロジェクトファイナンス組成額などの項目で国内1位の実績も持っています。

 

メガバンクはもちろん、銀行や金融関係の会社で働くことを希望している人には、間違いなく候補に入ってくる会社かと。

次章ではやばいと言われる理由を共有しますが、まずは大まかな概要を押さえておいてくださいね!

 

会社名 株式会社みずほ銀行
本社所在地 東京都千代田区大手町1丁目5番5号(大手町タワー)
発足日 2013年7月
代表取締役 加藤 勝彦
資本金 1兆4,040億円(2023年3月31日現在)
従業員数 24,652人(2023年3月31日現在)
事業内容 ・預金業務
・貸出業務
・商品有価証券売買業務
・有価証券投資業務
・内国為替業務
・外国為替業務
・社債受託および登録業務
・附帯業務

 

3大メガバンクの1つだけあって、実績はかなり圧倒的となっていますね。

全都道府県にネットワークがあるのはメガバンクのなかでもみずほ銀行だけだよ。メガバンク志望の人はこういった銀行間の違いまで把握しておこうね!

「みずほ銀行はやばい」と言われる理由【5選】

 

では続いて、本題である「みずほ銀行はやばい」と言われる理由を紹介しますね。

今回、みずほ銀行について徹底調査するなかで見えてきた「同社がやばいと言われる理由」は大きく以下の5つでした。

 

【みずほ銀行はやばいと言われる理由】

  • システムトラブルが何度も起こっているから
  • 金融庁から業務改善命令を受けているから
  • 不祥事が多くて解約した方がいいと目にするから
  • 人員削減計画のニュースを心配に感じるから
  • システム障害などの影響で求人も怪しく感じるから

 

理由① システムトラブルが何度も起こっているから

 

最大の理由は、システムトラブルによってネガティブなイメージがあることです。

みずほ銀行の利用者でなくとも、ネットニュースなどを通して同社がシステムトラブルを起こしていることを目にした人は多いのではないでしょうか?

 

みずほ銀行は2019年に新システムを導入したものの、それ以降に繰り返しシステムトラブルを起こしています。

 

▼みずほ銀行のシステム障害の時系列

発生日時 利用者への影響など
2019年7月 新システムへの以降完了
2019年12月15日 ATM取引エラー
通帳・カード取り込み187件
2021年2月28日 ATM停止
通帳・カード取り込み5,244件
定期預金等取引不能
2021年3月3日 ATM通帳・カード取り込み29件
2021年3月7日 ATM及びダイレクトでの定期預金入金取引不成立
2021年3月11日 外為仕向送金の遅延263件
外為被仕向送金の遅延761件等
2021年6月15日 再発防止策公表
2021年8月19日 店頭で一部業務が処理できず
2021年8月23日 ATM84台が一時使えず
2021年9月8日 ATM約100台が一時使えず
2021年9月22日 金融庁からの業務改善命令
2021年9月30日 外為仕向送金の遅延370件
2021年11月26日 金融庁からの業務改善命令
財務省からの是正処置命令
2021年12月30日 他行宛振込エラー発生
2022年1月11日 法人Web取引がつながりにくい
2022年2月11日 一部ATMが不安定

参考:プレジデントオンライン「システムの全容を理解している社員がいない…みずほ銀行で大規模トラブルがなくならない5つの問題点

 

素人目線で見ても、システムに問題があることは明確にわかりますよね。

みずほ銀行のユーザーからしたら不安定な状況は心配ですし、誰しもが不満を感じるような状況といえるかと思います。

 

2021年2月28日以降に発生した一連のシステム障害を踏まえた業務改善計画の取り組み状況について」という資料を公表しているように、同社も改善内容とそれぞれの進捗を都度報告はしています。

 

とはいえ、外部からみずほ銀行を見るとどうしても不安を感じるのも無理はないかと。

現在の内部の実態は社員にしかわかりませんが、これから応募や入社を考えている人は上記のような事例は確実に知っておくべきといえますね。

 

理由② 金融庁から業務改善命令を受けているから

 

前述した表にも記載しましたが、みずほ銀行は業務改善命令も受けています。

業務改善命令とは、銀行や証券などの監督対象の事業者に対して金融庁が出す行政処分の一つのこと。

 

法令順守や内部管理体制の不備を指摘して、改善を求めるケースが多いようです。

みずほ銀行の場合は明らかにシステム障害が続いていましたし、ユーザー目線でも業務改善命令は妥当であると感じる人が多いと思います。

 

業務改善命令が実際にどういうものか理解できている人は少ないかもしれません。

しかし、金融庁が出す行政処分というだけでも重みを感じますし、ゆえにニュースを見て「みずほ銀行はやばい」と印象を抱く人も多くいるかと。

 

システムトラブル同様に、ニュースを通じて悪印象を抱く可能性があるわけですね。

これらは事実なので悪印象を抱くのも無理はないですが、同社がやばいと言われる理由を知りたかった人は因果関係を把握しておくとよいでしょう。

 

理由③ 不祥事が多くて解約した方がいいと目にするから

 

不祥事などを理由に、解約したほうがいいと考える人も一定数います。

システムトラブルや金融庁から業務改善命令を受けたニュースなどを見ると、サービスに対して不信感を抱く人がいるのも無理はない話かと。

 

システム障害などが起きても、とくに支障が生じていない人もいるかもしれません。

なかには支障がなければ解約する必要はないと考える人もいますが、逆に不信感から解約を検討する人も当然いるとは思います。

 

そしてこうした「解約したほうがいい」といった意見を目にしたことで、みずほ銀行自体にやばいイメージを持つ人もいるんですよね。

 

最終的にどのように判断するかは、個々人の感覚による部分だと思います。

ただ、自分で適切な判断をするのが難しい場合やトラブルの多い会社を避けたい場合は、みずほ銀行への応募は控えるのも1つの選択肢といえますね。

 

理由④ 人員削減計画のニュースを心配に感じるから

 

2017年時点で、みずほフィナンシャルグループは、26年度末までにグループの従業員数を約7万9000人から6万人に減らす方針を公表しました(参考)。

同時に、人工知能を活用した業務効率化や店舗統廃合などの方針も発表されています。

 

決算状況などを踏まえての方針なので、会社としては適切な判断といえるかもしれません。

一方で現在みずほ銀行で働く社員や、これから同社への応募や入社を考えている人からすると不安を感じるようなニュースですよね。

 

「人員削減計画がある=自分が退社に追い込まれる可能性もある」といえるので、キャリアに関して一定の不安要素になることは間違いないかと。

 

状況は都度変わりやすいですが、こうした方針を打ち出している以上は確実に知っておかないと後悔につながる要因になるかもしれません。

今後の応募や入社を考えている人は、確実に押さえておいてくださいね。

 

理由⑤ システム障害などの影響で求人も怪しく感じるから

 

システム障害などのニュースを見たことで、みずほ銀行の求人を見たときに「やばいのでは?」などと怪しく感じる人もいます。

悪い噂を耳にした会社の求人は、一定怪しく感じてしまうものかもしれません。

 

たしかに、不祥事のない会社とシステム障害などを度々起こしている会社があったら、前者のほうが安心感を得やすいものかと思います。

もちろん、一概にそれだけで企業の良し悪しは判断できないですけどね。

 

過去の不祥事歴を踏まえた上で、現在や今後の会社をどのように評価するかは人それぞれです。

ただ、上記のような事情でみずほ銀行をやばいと考えている人もいるので、企業を評価する際は冷静な視点で情報を参考にするようにしましょう。

 

みずほ銀行がやばいと言われるのは、多発したシステムトラブルや金融庁から業務改善命令を受けたことなどの影響が大きいといえそうですね。

システム障害の被害を受けた当事者でなくとも、ニュースなどを見て悪印象を抱いている人は少なくなさそうだよね。

みずほ銀行に対する社員からの口コミ評判

 

次にこの章では、みずほ銀行に対する社員からの口コミ評判を紹介します。

やばいと言われるのは外部の一般的な人からの声が主ですが、実態を知る上では社員からの口コミを確認するのが参考になりますよ。

 

ここでは、口コミサイトのオープンワークの情報を参考にしました。

みずほ銀行に対する良い声と悪い声をまとめたので、ぜひ順に見ていきましょう!

 

【みずほ銀行に対する社員からの口コミ評判】

  • 良い意味で年功序列で給料が上がる
  • 自己啓発を支援する制度がある
  • 裁量を持って働き続けたい女性には向いている
  • 新卒入社では配属ガチャの影響が大きい
  • 他社員と差別化できないと将来は厳しい
  • 支店長や部長の評価で賞与金額が変わりやすい

 

良い口コミ① 良い意味で年功序列で給料が上がる

 

良い意味で年功序列で給料が上がっていく。 ただ代理以上になった場合は年収の上がり幅が少なくなっていく。

支店長や部長になれば1500万くらいまではいくが、それ以上稼ぎたい人には向いていない。 30代で800〜1000万は到達できるがそこからの上がり幅を考えると旨みはあまりなく、専門性も営業店にある場合は身につかない。

 

給料に関して、良い意味で年功序列で上がっていくという声がありました。

年功序列をどのように捉えるかは個々人によりますが、安定的に昇給が見込める環境を魅力的に感じる人とは相性がよいといえそうです。

 

具体的な金額を見ると、支店長や部長になると1,500万円ほどを目指せるとのこと。

30代でも、年収800万円〜1,000万円ほどは現実的に目指せるようですね。

 

一方で、1,500万円以上の収入は見込みにくいこと、年収800万円〜1,000万円からの上がり幅を考えると微妙といった意見も同時に書かれていました。

応募を考えていた人は、上記のリアルな声も参考にしてみてくださいね。

 

良い口コミ② 自己啓発を支援する制度がある

 

積極的に自己啓発する人は一定の支援制度があります 特定分野に集中して資格取得等を進めると、その道のプロとしての業務にあたることもできるので、自分から窓口を広げて考えると良いと思います。

例えば、中小企業担当が長い場合などは、中小企業診断士などの資格を取得することも可能な制度が整備されてきている。

 

社員の自己啓発や成長を支援する制度に関する口コミも見られました。

みずほ銀行では、自ら積極的に自己啓発する人に対して支援制度があったり、資格を取得するとその知見を活かして業務に取り組めたりするようです。

 

自分の動き方次第でキャリアを築いていきやすい点は魅力的ですね。

銀行や金融系に関する分野でキャリアを築いていきたい人、自ら学びたいことが多くある人にとっては意欲的に働きやすい環境といえそうです。

 

良い口コミ③ 裁量を持って働き続けたい女性には向いている

 

女性の働きやすさは上司と職場の雰囲気次第。本部事務や営業補佐など一般職寄りの人は良いが、総合職女性については男性同様の働きが求められるため、精神や体力に自信がない場合にはしんどくなる傾向もある。

最近女性の上司が増えたことで生理などへの理解はありつつも、慢性的な人不足により、どうしても風当たりが強いため、ある程度は受け流して仕事は仕事として進めていく胆力が必要。逆にどこまでも働き続けたい女性にとっては、裁量を得て進めることが出来るため、非常に良い。

 

女性の働きやすさに関する口コミもありました。

現在の実態としては、上司と職場の雰囲気による影響が大きいとのこと。

 

ただ傾向として、総合職では性別関係なくコミットが求められるので、バリバリ働き続けたい想いがある女性とは相性がよいとのこと。

裁量を持って業務に取り組める環境は、成長意欲の高い人とは相性がよさそうです。

 

対して、精神や体力に自信がない人はしんどくなる傾向もあると書かれていました。

女性の上司が増えてきているなどの変化もあるようですが、女性の働きやすさを重視する人は上記の実態を把握しておくとよいでしょう。

 

悪い口コミ① 新卒入社では配属ガチャの影響が大きい

 

日本の大企業はどこもそうかもしれませんが、新卒で入社すると部署ガチャの影響を大きく受けます。部署が変わると転職したようにカルチャーや仕事内容が違う場合があるので、自分に合う部署に配属されればいいですが、そうでないとつらいかもしれません。

逆に言うと、素人に近い人が異動してくる可能性が常々あるので、仕事を教えるという体制は整っているケースが多いです。

 

ここからは、みずほ銀行に対する悪い口コミを共有していきますね。

まずは、大企業ではあるあるの配属ガチャに関する口コミです。

 

この方は新卒で入社して、配属ガチャの影響が大きいことを肌で感じたようですね。

部署によってカルチャーや仕事内容が異なるゆえに、自分との相性がかなり重要なものの、ガチャ的に決まってしまうのが実態と感じられたようです。

 

逆にメリットとして、教育体制が充実していることにも言及されていました。

たしかに誰が配属されても一定教育できる体制があってこそのはずなので、この点はさすが大手企業といえますね。

 

悪い口コミ② 他社員と差別化できないと将来は厳しい

 

メガバンクがなくなることはないが、実店舗を持つ金融機関は維持コストの分、だんだん不利になっていく。そして余剰人員はリストラという形で排除されていくことになる。他社員と差別化できる仕事ができないと将来は厳しいと認識しておいたほうが良いし、入社するならそこまで覚悟が必要。

 

入社前に認識しておくべきこととして、将来性に関する口コミもありました。

この方の感覚としてはメガバンクがなくなることはないものの、みずほ銀行は実店舗を持つゆえに維持コストがあり、徐々に不利になっていくとのこと。

 

その結果リストラにあう可能性も想定されるので、自分が余剰人員とならないように他社員との差別化を図る覚悟が必要と感じられたようです。

 

実際、みずほ銀行は人員削減計画を公表していましたし、この方の予測も一定現実的なものといえるかもしれません。

みずほ銀行に限った話でもないですが、認識しておいて損はない話といえますね。

 

悪い口コミ③ 支店長や部長の評価で賞与金額が変わりやすい

 

支店長、部長による評価によって賞与の金額が変わる。そのため支店長等の考え方によっては数字をやっても評価されない支店などもある。 支店長等も人なのであまりドラスティックに賞与金額を変えると軋轢が生まれてしまうのを避けている可能性が高い。

一方で運良くドラスティックに評価している上司のもとで働くことができれば年間賞与も350万くらいまでは支店長代理のポジションでも受け取れる可能性がある。

 

賞与の金額について、支店長や部長の評価によって変動しやすいといった声です。

評価体制として、自分が所属する部署のトップから受ける評価の影響が大きい状況となっているようですね。

 

例として書かれているように、軋轢が生まれることを避けるために数字をあげても成果を評価されない支店なども実際にあるようです。

評価する人に依存しやすい体制ゆえに、問題が生じていることもあるとわかりますね。

 

逆に適切にアピールできると高額の賞与を受け取れる可能性もあるようですが、不満を抱く可能性のある要素の1つとして知っておくとよいかもしれません。

 

給料は年功序列制であったり、配属ガチャの影響が大きかったりと、大企業ゆえの特徴が多く残っていそうな印象を受けました。

たしかにそのとおりだね。これらは良し悪しがあってなかには相性がよい人もいると思うから、自分が求める環境や条件と比較して応募を検討するのがおすすめだよ!

【総評】みずほ銀行で働くのはやばいと言えるのか?

ここまで、みずほ銀行がやばいと言われる理由や社員からの口コミを紹介しました。

 

システムトラブルや金融庁から受けた業務改善命令などのニュースの影響で、やばいといった悪いイメージを持たれていることを理解してもらえたかと。

 

これらは実際に起きた事実なので、たしかに一定やばいと言える部分もありそうです。

ただ、改善に向けて都度動かれていることや社員からの口コミなどを踏まえると、絶対に避けるべき会社とも言い切れないと僕は考えていますね

 

参考までに、改めて僕が考える率直な意見もまとめてお伝えしておきます。

(僕はこれまで就活・転職市場に7年以上関わってきたので、これらの知見を踏まえた上での正直な考えをお伝えしますね!)

 

【みずほ銀行に対する結論】

実際に起きた不祥事の多さなどを考えると、ネガティブな側面もあると言える。

一方で、少しずつ改善に向けて動き続けている点や社員からの前向きな声などを踏まえると、全員が全員避けるべき会社とは決していえない。

 

大手企業ゆえの特徴も残っているので、これらに魅力を感じる人は応募を検討するのもアリといえる。

 

結論、大手のメガバンクで働くことに魅力を感じる人ならアリだと僕は考えています。

システム障害などは実際に起きたことですが、それ以降も会社が続いているように改善や対策はおこなわれているんですよね。

 

もちろん不祥事の多さや対応内容を見て、どのように評価するかは人それぞれです。

みずほ銀行に限らず最終的には自分の評価軸で判断することが重要なので、一般論ではなく自分はどう感じるか?を大事にして意思決定してみてくださいね!

 

次章で共有するようなメリットもあるし、少なくとも過去に起きた不祥事だけを見てやばい会社だと決めつけるのは微妙だと僕は思うよ。

みずほ銀行に就職するメリット【3選】

次にこの章では、みずほ銀行に就職するメリットを共有します。

求職者目線でメリットといえる内容を改めて整理したので、応募を検討している人はぜひチェックしてみてください!

 

【みずほ銀行に就職するメリット】

  • 自分の将来イメージに合わせてキャリアを築ける
  • 個々人の多様な挑戦を生み出す制度が充実している
  • 2024年度から「役割級制度」が導入される

 

メリット① 自分の将来イメージに合わせてキャリアを築ける

 

みずほ銀行は、社員がキャリアイメージに合わせて働けるように工夫をしています。

具体的には、以下3つの型(全13コース)のなかから選択して求人に応募できるようになっていました。

 

【みずほ銀行で用意されている募集コースの型】

  1. キャリア特化型
    将来にわたり特定のビジネス分野に携わり、第一人者を目指したい人
  2. オーダーメイド型
    自身が関心のある会社とビジネス分野を指定し、キャリアをスタートしたい人
  3. オープン型
    会社を軸にキャリアの幅を確保し、多様な職務の選択肢を持ちたい人

参考:みずほ銀行「募集コース・募集要項

 

みずほ銀行が考える自分らしさは「自身に適した仕事を行い、自分の強みや持ち味・個性が発揮され、活き活きとチャレンジし、成長や進化を実感している状態」です。

 

そして新たに入社する一人ひとりに対しても、あらゆる自分らしさを叶えられる枠組みを用意したいとの思いで上記のコースを用意しているとのこと。

 

特定分野で勝負したい人、複数の選択肢を持っておきたい人など、個々人のニーズに合わせてコースを選択できるのはかなり魅力的ですよね。

他の大企業でもなかなか見かけない仕組みなので、ぜひうまく活用するといいですよ!

 

メリット② 個々人の多様な挑戦を生み出す制度が充実している

 

みずほ銀行は、キャリア形成のための多様な挑戦機会も用意しています。

これはキャリアは画一的に作れるものではなく、価値観や考え・持ち味や強みは人それぞれであり、ライフステージや社内外の環境でも変わるという前提があるから。

 

だからこそ上司や会社と対話の機会を設けて自己理解などを深めつつ、その時々に必要な支援施策を提供しているとのこと。

具体的には、次のような制度が設けられていました。

 

【多様な挑戦を生み出すみずほ銀行の制度】

  • ジョブ公募・兼業公募
  • 社外兼業
  • 副業
  • トレーニング公募
  • グローバル人材育成
  • キャリアデザイン研修

参考:みずほ銀行「多様な挑戦機会

 

副業や兼業といった比較的目にすることがある制度の他にも、ジョブ公募・兼業公募制度などが用意されていますね。

制度の充実度や中身から、会社として優先順位高く捉えていることがよくわかります。

 

社員視点でキャリア形成しやすい環境づくりにはかなり力を入れている印象なので、この点を魅力に感じた人もぜひ応募を検討してみてくださいね。

 

メリット③ 2024年度から「役割級制度」が導入される

 

みずほ銀行は、2024年度から「役割級制度」の導入を予定しています。

これは、単に年齢や勤務地要件では給与や処遇に差がつかなくなり、一人ひとりが担う役割と成果によって公正に処遇される制度のこと。

 

別の言い方で端的にまとめると、年功序列から実力主義になるイメージですね。

若手社員でも、担当業務と成果によって高収入を期待できるようになると予想されます。

 

逆に、これまで当たり前だった年齢や勤続年数による自動的な昇給はなくなり、実力が伴っていないと待遇がアップデートされなくなりそうですね。

 

働き方(転居を伴う異動可能性の有無等)や年齢だけで機械的に給与が上下することはなくなるので、キャリアの選択肢を広く持てるようになるかと。

社会的に見ても早めの動きなので、求職者視点ではメリットといえるでしょう。

 

あまり知られていない気がしますが、多様なキャリアを築けたり年功序列を廃止しようとしていたりと、働き方改革に積極的に取り組んでいるんですね!

システム障害などのネガティブな印象だけを持つ人が多いかもしれないね。ただ求職者視点ではメリットといえるから、この点も踏まえて応募を検討するといいよ!

みずほ銀行に就職するデメリット【3選】

 

続いてこの章では、みずほ銀行に就職するデメリットを紹介します。

口コミ同様、メリットだけでなくデメリットも知っておくことは大切なので、ぜひさくっと目を通してみてください!

 

【みずほ銀行に就職するデメリット】

  • 業界の将来性に懸念がある
  • 飲み会や接待準備などがストレスとなる可能性がある
  • 転勤によって将来計画を立てにくいことがある

 

デメリット① 業界の将来性に懸念がある

 

1つ目は、業界の将来性に懸念があること。

みずほ銀行に限った話ではないですが、メガバンクや銀行は業界の成長性が低く将来性が大きいとは言われていないんですよね。

 

ネット銀行が普及し、窓口を利用する場合より手数料が安いことも多いので、あえてメガバンクを利用する理由もなくなっているのかもしれません。

実際、銀行の窓口を利用している人はかなり少ないのではないでしょうか?

 

FinTechと呼ばれる企業があるように、IT企業もどんどん参入しています。

見方を変えると、メガバンクなどの古くからある企業はこれらのIT企業に新たなニーズのシェアは奪われているともいえるんですよね。

 

個人的な感覚としては、アプリなどの使い勝手も大手銀行は微妙な印象があります。

未来の正確な予測はできませんが、以前ほど盤石な状態ではないのが現実的な話だと思うので、銀行を志望する場合はこの点を押さえておきましょう。

 

デメリット② 飲み会や接待準備などがストレスとなる可能性がある

 

メガバンクなどの銀行では、飲み会や接待準備などが多い傾向にあります。

メンバーが飲み会好きかどうかは人によりますが、接待を含めて飲み会や支店内の打ち上げなどが多くおこなわれるイメージなんですよね。

 

メンバーの異動が多い部署だと、その都度飲み会がおこなわれることが一般的です。

自分自身が心から飲み会などを楽しんでいるなら何も問題ないですが、付き合いとして参加していたら確実にストレスの要因になるかと。

 

その場がストレスなだけでなく、何度も参加していると出費もかさみますからね。

他の企業でも想定される話ではありますが、とくに飲み会が苦手な場合は口コミなどを踏まえて事前に実態を確認しておくとよいでしょう。

 

デメリット③ 転勤によって将来計画を立てにくいことがある

 

みずほ銀行の退職検討理由に関する口コミを見ていると、転勤によって将来計画を立てにくいといった声もありました。

転勤が多いゆえに、自分が将来長く暮らす場所のイメージが難しかったようです。

 

特定の場所にこだわりがない場合は、新卒時点ではあまり深く考えないで全国転勤などを受け入れる人もいるかもしれません。

でも、いざ働き始めてから将来設計の難しさに不満を抱く人は意外と多い印象です。

 

ただ、現在は働き方改革が進んでいるので、今後は勤務地に関する部分も社員が不満を感じにくいように制度が改善されていくと予想されるかと。

とはいえ職種によっても異なる話なので、自分の応募職種で待遇をチェックしておきましょう。

 

メガバンクに就職するなら将来のビジョンは考えておいたほうがよさそうですね。

キャリア形成する上で自分が身を置く業界の影響はかなり大きいからね。短期ではなくある程度長いスパンでの見通しをイメージしておくといいよ!

「みずほ銀行はやばい」と調べる人からよくある質問

最後に本章では、「みずほ銀行はやばい」と調べる人からよくある質問に回答します。

似た疑問を感じていた人は、ここでの回答を参考にしてみてください!

 

【「みずほ銀行はやばい」と調べる人からよくある質問】

  • みずほ銀行が潰れる可能性はない?
  • みずほ銀行はどんな人に向いている?
  • みずほ銀行の解約方法は?

 

質問① みずほ銀行が潰れる可能性はない?

 

限りなく低いと考えてよいかと。

もちろん可能性の話なので、0%とは言い切れないですけどね。

 

他の業界や企業に関しても未来の正確な予測は困難ですが、みずほ銀行が潰れる可能性を問われたら僕はかなり低いと考えています。

 

質問② みずほ銀行はどんな人に向いている?

 

もっともオーソドックスな法人営業を想定して回答しますね。

みずほ銀行の法人営業を想定すると、僕が向いていると考えるのは以下のとおりです。

 

【僕が考えるみずほ銀行に向いている人の特徴】

  • コミュニケーション能力が高い人
  • 人間関係や力関係を見極めた上での立ち回りがうまい人
  • 成長意欲が高い人

 

法人営業で成果を出すためには、コミュニケーション能力は欠かせません。

関係者の立場や人柄、置かれた状況などを踏まえた言動が求められるので、ビジネスの場でもこうした振る舞いができる人に向いていると僕は考えています。

 

会社の方針として多様な挑戦を尊重する仕組みを整えているので、みずほ銀行を活用してどんどん成長したい人にもおすすめできますね。

 

質問③ みずほ銀行の解約方法は?

 

みずほ銀行の解約方法は、口座の利用状況によって異なります。

ただ、公式HPの質問に答える形でスムーズに手続きできるようになっていました。

 

解約したい場合は「こちらのページ」を確認してみてくださいね。

 

IT業界などと比べると将来性がかなりあるとはいえないけど、安定性を考えると潰れる可能性はかなり低いと僕は考えているね。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

「みずほ銀行はやばい」と言われる理由や社員からの口コミ、求職者視点でのメリット・デメリットなどを網羅的に共有しました。

 

やばいと言われる主な理由は、システム障害などの過去の不祥事です。

実際にこうしたトラブルが多発したことは残念ですが、ただそれだけでやばい会社と決めつけるのは微妙だと僕は考えますね。

 

年功序列制を廃止予定など、働き方改革などに積極的な点も評価できるかと。

噂話ではなく総合的に情報を集めた上で自分がどう思うか?を判断することが大切なので、全体を踏まえて自分との相性を検討してみてくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「転職を7年研究した僕が考える「ホワイト企業に転職するために必須の3ステップ」と年収も上げる戦略!」も読んでみてください。

僕が現状考えるもっとも有効なホワイト企業転職の攻略法を簡潔にまとめています。

 

ホワイト企業への転職に必要な3要素、転職回数が増えても年収を上げる戦略を共有しているので、少しでも興味を持った人はこちらもぜひ。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • みずほ銀行は、3大メガバンクの1つ「みずほフィナンシャルグループ」傘下の都市銀行である。
  • やばいと言われる主な理由は、多発したシステム障害と金融庁からの業務改善命令歴である。
  • 社員からの口コミを見ると、良くも悪くも大企業の特徴が残っているといえる。
  • 採用情報を見ると、働き方改革に積極的に取り組んでいることがよくわかる。
  • みずほ銀行に限らず銀行に就職する場合は、将来像をある程度イメージしておくとよい。