今回の記事では、面接練習サービスについてバシッと解説します!
(主な5つのサービス、なかでも圧倒的におすすめなサイトの活用法も共有するよ!)
こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
本番前に面接の流れを把握できたり、頻出質問への回答イメージを膨らませることができたりと、模擬面接には多くのメリットがあります。
しかし、いざ面接練習したいと思っても、誰に相手をお願いすればよいかわからず困ってしまう人は少なくありません。
家族や友達にお願いしても本格的な練習はできなさそうですし、意外といい感じの相手っていないものですよね。
お金もできればかけたくないですし、無料で模擬面接できる相手が理想だと思います。
そこでこの記事では「面接練習サービスには何があるのか?」を紹介した後に、なかでも圧倒的におすすめなサービスについて共有します。
加えて、面接練習サービスを最大限活用するためのポイントまで共有するので、万全な準備をして面接本番に臨みたい人はぜひ最後までご覧ください。
どの面接練習サービスを使うべきか悩んでいます。
いろんな選択肢があるからね。どのサービスがおすすめなのか、どう使うべきなのかを詳しく解説していくよ!
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(僕が就活生の時に感じていた「働きやすい条件の良い企業だけを丁寧に紹介してくれるサイトはないのかな」を形にした求人サイトです!)
- 面接練習サービスの種類
- 面接練習サービスなら就活エージェントが圧倒的におすすめ
- 【完全無料】面接練習におすすめの就活エージェント
- 面接練習サービスの利用前に準備しておくべきこと
- 面接練習サービスを最大限活用するためのポイント
- 面接練習サービス関するよくある質問
- 本記事の要点まとめ
面接練習サービスの種類
では早速、面接練習サービスの具体的な種類を紹介していきますね。
スキルマーケットサイトなどの有料サービスも含めていますが、ここで紹介するのはあくまでも面接練習サービスには何があるのか?です。
よってすべてをおすすめするわけではないですし、どんな選択肢があるのか?を把握するためにぜひさらっと読み進めてみてください!
(僕が圧倒的におすすめしたいのは就活エージェントですが、その理由については次章にて詳しく共有します!)
【面接練習サービスの種類】
- 就活エージェント
- ココナラなどのスキルマーケットサイト
- 大学のキャリアセンター
- ハローワーク
- ジョブカフェ
- OB訪問
サービス① 就活エージェント
まず紹介するのは、就活エージェントです。
就活エージェントとは、無料で次のような支援をしてくれるサービスですね。
【就活エージェントのサービス内容】
- 就活相談
- 自分に合った求人の紹介
- 選考支援(ES添削や面接対策)
- 企業との面接のセッティング
- 面接後のフィードバック共有
ざっくり、就活生の内定獲得までに必要なことを幅広く支援してくれる存在です。
就活生と企業のマッチング成立を仲介することで企業側から手数料を得る仕組みがあるので、就活生は完全無料で使えますが怪しむ必要はないですよ!
企業紹介からES添削などの選考支援まで幅広くサポートをしてくれるので、当然ながら面接練習にも対応しています。
よって面接練習のためだけに利用するのもアリですが、それ以外でも就活に精通したプロに相談したい人はぜひうまく活用すべきサービスですよ。
「ミーツカンパニー就活サポート」など、僕が利用をおすすめしている具体的なサービスについては次章以降で共有しますね。
ミーツカンパニーは僕が今就活生の立場だとして、5サイトだけに登録するという場合にも間違いなく利用するほどおすすめです。
(ほかのおすすめサイトは以下の記事でまとめているので、興味のある人はこちらもぜひ!)
サービス② ココナラなどのスキルマーケットサイト
2つ目は、ココナラなどのスキルマーケットサイトです。
有料なのですべての人におすすめできるわけではないですが、対価を払って面接練習したい人には選択肢の1つになるかと。
たとえばココナラを見ると、以下のようなサービスが販売されていました。
【ココナラにあった面接練習サービスの例】
1つ目のサービスは、現役面接官として新卒採用に携わる方が模擬面接や面接回答のチェック・就活の悩み相談などに対応してくれるとのこと。
総販売実績は1,500件以上となっていて、実際に多くの就活生や転職希望者に利用されているようですね。
有料な分ハードルはありますが、エージェントなどの無料サービスを使って満足できなかった場合には利用を検討するのもアリかもしれません。
個人的には無料でも質の高いサービスはありますし、有料=必ずしも質が高いともいえないので、まずはエージェントなどを試すのがおすすめですね。
サービス③ 大学のキャリアセンター
大学のキャリアセンターも、面接練習に対応していることが多いです。
同じ大学内にあるからこそ学歴や専攻についての理解も深いですし、自身の立場も考慮した上でアドバイスをもらえる傾向にありますね。
もちろん無料で模擬面接をお願いできる点もありがたいポイントです。
一方で、キャリアセンターのリソースにも限度があるので、模擬面接をお願いしてもなかなか対応してもらえないケースが多い印象です。
模擬面接してくれるのが自分の希望日時より遅くなったり、複数回お願いするのが現実的に難しかったりする印象がありますね。
模擬面接やフィードバックの質も担当してくれる人に依存しやすいですし、信頼できそうな人が所属しているかどうかも重要かと。
とはいえ、そもそもキャリアセンターを利用する選択肢が頭にない人も多いので、まずは一度有用そうか探ってみることをおすすめします。
サービス④ ハローワーク
ハローワークは厚生労働省が運営している職業紹介をメインとする施設で、正式には公共職業安定所といいます。
転職希望者だけが利用する施設のようなイメージを持つ人もいますが、新卒者も含めたあらゆる人の就職支援を無料でおこなってくれますよ。
具体的には、求人情報の提供や応募書類の作成・面接指導などの個別支援もおこなっていて、模擬面接の相手もしてくれます。
新卒の就職支援を専門とする職業相談員、キャリアコンサルティング有資格者なども在籍しているので、意外と穴場なサービスといえるかもしれません。
ただ、流れ作業的な対応をされることがあったり、担当者によってサポートの質に差があったりする点には注意が必要です。
新卒ハローワークについては別記事で詳しくまとめているので、評判や利用方法などの理解を深めたい人はぜひ一読してみてください!
サービス⑤ ジョブカフェ
次に5つ目に紹介するには、ジョブカフェです。
ジョブカフェはハローワーク同様に厚生労働省が主導しているものですが、各都道府県が設置している就職支援サービスです。
正式名称は「若年者のためのワンストップサービスセンター」といいます。
名前のとおり、若者が自分に合った仕事を見つけるためのあらゆるサービスを1箇所で無料で受けられるような場所ですね。
就活に関する幅広い支援に対応しているので、面接練習をお願いしたいときにももちろん対応してもらえますよ。
ハローワーク以外にも国が提供する就職支援サービスは存在するので、公的なサービスに魅力を感じる人はぜひ詳細をチェックしてみてください。
サービス⑥ OB訪問
最後、面接練習サービスとしておすすめがOB訪問です。
OB訪問自体はサービスではないですが、社会人と1:1で話すのはまさに面接練習になります。
また場合によってはOB訪問がそのままリクルーター面接に繋がります。
そうなればOB訪問という名の面接練習、かつ本番の面接を経験できます。
OB訪問相手を探す方法として、上位大学の学生なら「ビズリーチ・キャンパス 」が最もおすすめ。
登録しているOBは超大手企業も多く、サイトも使いやすいため、面接練習としてOBとの接点を取りにいくのはおすすめですよ!
【ビズリーチ・キャンパスを利用できる大学一覧】
(あ)青山学院大学、大阪市立大学、大阪大学、大阪府立大学、(か)関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州工業大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際教養大学、国際基督教大学、(さ)滋賀大学、首都大学東京、上智大学、(た)千葉大学、中央大学、筑波大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京大学、東京理科大学、東北大学、同志社大学、(な)名古屋工業大学、名古屋大学、(は)一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、(ま)明治大学、(や)横浜国立大学、横浜市立大学、(ら)立教大学、立命館アジア太平洋大学、立命館大学、(わ)早稲田大学
大学のキャリアセンターの存在は何となく頭にありましたが、それ以外にも面接練習をお願いできるサービスはいくつかあるんですね。
選択肢を知らないとそもそも利用するかどうかを迷うこともできないし、まずはどんなサービスがあるかを把握しておくといいよ!
面接練習サービスなら就活エージェントが圧倒的におすすめ
面接練習サービスにはどんな選択肢があるのかを紹介しました。
5つのサービスのどれが自分に合うかは人によって異なると思いますが、個人的には就活エージェントの利用が圧倒的におすすめです。
この章では、模擬面接の相手としてエージェントをおすすめする理由をまとめました。
いずれもできる限り簡潔に紹介していくので、ぜひ順に確認していきましょう。
【面接練習なら就活エージェントが圧倒的におすすめな理由】
- 完全無料で模擬面接をお願いできる
- マンツーマンで面接対策に付き合ってくれる
- 応募先の企業を想定した面接練習ができる
- 就活支援のプロとして客観的に的確な意見をくれる
- 面接対策だけでなく選考後のフィードバックももらえる
理由① 完全無料で模擬面接をお願いできる
前提的な部分ですが、完全無料で面接練習をお願いできるのはメリットかと。
僕自身が現役のころもそうでしたが、就活を成功させたい気持ちはもちろんあるもののかけるお金は最小限にしたいですよね。
ココナラなどの有料サイトで評価の高いサービスを見ると、「無料より有料のほうが質の高い練習ができるのでは?」と考える人もいるかもしれません。
でも無料でも同様、もしくはそれ以上のサービスをしてもらえることはありますし、費用と支援の質が比例すると考えるのはもったいないですよ。
キャリアセンターやハローワークでも無料で支援を受けられますが、2つ目以降の理由などを考慮するとやはりエージェントがベストと僕は考えています。
意外と忘れがちですが、費用負担なく面接練習できる点はメリットとして押さえておきましょう。
理由② マンツーマンで面接対策に付き合ってくれる
就活エージェントでは、利用者に対して専任の担当者がつく仕組みがあります。
ゆえに面接練習をお願いすると、こちらの希望日時にできる限り応える形で相手をしてくれたり、何度も付き合ってくれたりするんですよね。
これがキャリアセンターやハローワークなどだと、その時々の状況で対応を後回しにされたり面接練習がスムーズにできなかったりします。
つまり専任の担当者がつくエージェントでは、調整作業にかかるコストを下げて面接対策の中身に集中して取り組めるんですよね。
ただし、専任の担当者がつく仕組みがあるゆえに、登録が遅れて枠が埋まってしまうとサポートを受けられない可能性もあります。
この機会損失を避けるためには、やはり後回しにしないでできる限り早めにエージェントへ登録しておくことが重要ですよ。
(僕が利用をおすすめしているエージェントは次章にて共有します!)
理由③ 応募先の企業を想定した面接練習ができる
就活エージェントは、常日頃から就職支援を専門に仕事をおこなっています。
ゆえにあらゆる企業に関する採用情報を豊富に持っていますし、個別の面接傾向なども把握しているものなんですよね。
よってエージェントで面接練習をお願いすると、単なる模擬面接ではなく自分が応募する企業を想定した上での面接練習ができるんです。
各企業の面接傾向や見られるポイントなどを意識して対策しておけば、本番でもより評価される振る舞いをしやすくなりますよね。
あらゆる企業に対して通用するような面接対策をすることも大事ですが、やはり個別最適を意識して準備しておくのが理想なのは間違いありません。
自分がエントリーする企業の選考通過率を上げるためにも、各企業の傾向も踏まえて練習できるエージェントはうまく活用すべきといえるでしょう。
理由④ 就活支援のプロとして客観的に的確な意見をくれる
就活支援を専門に仕事をしているエージェントの担当者は、就活成功のために必要な知見を豊富に持っています。
はじめて就活を経験する人と比べると、これまで何年にも渡って就活に関わっている人のほうが知見を持っているのは間違いないですよね。
よって単に面接相手をしてくれるだけではなく、これまでの知見をもとに客観的に見たときの的確なアドバイスももらえるんです。
エージェントは企業探しやES添削などにも対応しているので、この意見をもらえるのは面接対策に限った話でもないですよ。
正直、自分ひとりで就活を進めているとどうしても視野が狭くなりがちなので、広い視野を持った第三者から意見をもらうことは非常に重要です。
方向性を間違えることなく就活対策を進めていくためにも、就活に関する知見が豊富な人から意見をもらえるエージェントは利用価値が高いといえます。
理由⑤ 面接対策だけでなく選考後のフィードバックももらえる
面接対策という観点で、補足的なメリットも共有しておきますね。
エージェントを利用して選考に進むと、本番前の面接練習だけでなく、実際に選考に臨んだ後にも企業からのフィードバックをもらえます。
イメージを膨らませてもらうために、具体的な例を共有しますね。
【企業からのフィードバック例】
人柄は愛嬌がありいいです。過去の経験も部活動など本気で取り組んでいて評価ができます。
ただ、営業としてやっていけるとは思いますが、不安そうに話すこと、返答に軽さがあることが気になりました。
2次面接で軽い返答ですと確実に先に進むことは出来ません。本当にうちの会社で働きたいという気持ちがあれば2次面接に進めようと考えています。
通常、自分で企業にエントリーして面接に進んだときは、企業から直接フィードバックをもらうことはできません。
でもエージェントを介して選考に進むと、実際の面接本番の振る舞いに対する印象などを共有してもらえるわけですね。
模擬面接という観点とは異なりますが、これはかなり大きなメリットです。
その企業の選考通過率アップだけでなく、他社の面接に臨む上で活かせることもあるはずなので、うまく活用しない手はないですよ!
単に無料で面接練習できるだけでなく、応募先の企業を想定して対策できたり、知見豊富な担当者から客観的な意見をもらえたりするというメリットもあるのですね。
プラスαで、エージェント経由で選考に進むと企業からフィードバックをもらえるのもかなり大きな点だよ。枠が埋まらないうちに、ぜひ早めに登録して最大限活用しよう!
【完全無料】面接練習におすすめの就活エージェント
面接練習サービスには大きく5種類があること、なかでもエージェントの利用が圧倒的におすすめであると共有しました。
次にこの章では、僕が利用をおすすめするエージェントを具体的に紹介します。
以下の3つは、これまで50以上の就活エージェントを見てきた僕が厳選したとくに質が高いと考えているサービスです。
いずれも完全無料、かつオンライン支援対応で全国の就活生が利用できる点も魅力なので、ぜひ後回しにしないで登録を済ませておくといいですよ!
なお、以下の3つ以外のおすすめエージェントは「就活エージェントおすすめランキング【1位〜21位】|就活のプロが厳選!」にて共有しています!
【無料|面接練習に有用なおすすめ就活エージェント】
- 1位:ミーツカンパニー就活サポート
- 2位:キャリアチケット
- 3位:キャリアパーク就職エージェント
1位:ミーツカンパニー就活サポート
総合おすすめ度:★★★★★
①利用しやすさ:★★★★★
②求人の質:★★★★★
③選考支援の質:★★★★★
就職エリア:全国対応
面談場所:オンライン面談に対応中
僕がもっともおすすめしているのは「ミーツカンパニー就活サポート」です。
中小規模の合同説明会を全国で開催していることでも有名ですが、エージェントサービスも提供しているんですよね。
僕自身も、現役時代にはミーツカンパニー経由で2社の内定を獲得しました。
知名度の高いサービスゆえに全国の企業とつながりを持っていて、保有する求人の選択肢が豊富です。
個人的には大手や有名企業だけでなく、知名度が低い業界だけどトップシェアを誇るような隠れ優良企業の求人が多くある点を魅力に感じていますね。
就活生視点での利便性を考えても、電話やZOOMでの面談やサポートに対応しているので気軽に利用しやすいですよ。
実績面や利用者の満足度を見ても文句なしですし、迷うことなくぜひ一度は試してみてほしい就活エージェントです!
ミーツカンパニー就活サポート公式サイト:
2位:キャリアチケット
総合おすすめ度:★★★★★
①利用しやすさ:★★★★★
②求人の質:★★★★★
③選考支援の質:★★★★★
就職エリア:全国対応
面談場所:オンライン面談に対応中
2つ目におすすめするのは「キャリアチケット」です。
キャリアチケットは、とにかく利用者の評判が非常に高いエージェントですね。
実際に利用した就活生から話を聞いたときも、全員が「支援の質が高く利用してよかった」と話していました!
最大の強みは、個々人の強みと企業のニーズの相性を重視していること。
丁寧にヒアリングをして個々人のよさを理解した上で、相性のよい企業を紹介してくれるのでミスマッチ防止にもつながります。
自分に合う会社を紹介してもらえるからこそ、面接に進んでも順調に評価をされやすくて、なかには2週間で内定を得ている人もいるようですよ。
量より質を重視したサポートを受けたい人は、ぜひ一度は試してみてくださいね!
キャリアチケット公式サイト:
3位:キャリアパーク就職エージェント
総合おすすめ度:★★★★★
①利用しやすさ:★★★★★
②求人の質:★★★★★
③選考支援の質:★★★★★
就職エリア:関東・関西への就職希望者
面談場所:オンライン面談に対応
(登録後、03-6368-3508の番号から電話が来るのでそこで面談予約できます!対応が丁寧なのも良い!)
3位として紹介しているのは「キャリアパーク就活エージェント」です。
人材業界の大手上場企業であるポート株式会社が運営していて、それゆえに保有する企業の質や選考支援の質がとにかく高いサービスですね。
エージェントなどの就活支援系のサービスって多くありますが、なかにはマルチ商法などを目的とした悪質なサイトも存在します。
その点、上場企業が運営するサービスは安心感や一定の質が保証されているんですよね。
サイトに登録すると個別のオンライン面談の機会が設けられて、その後一人ひとりの状況に合わせて企業紹介や選考支援を受けられますよ。
「選考回数が少ない枠へ応募できる求人」も多く保有しているので、短い期間で内定獲得を目指したい人にもかなりおすすめですね!
キャリアパーク就職エージェント公式サイト:
利用者の評判が優れていたり、上場企業が運営していたりするサービスは、信頼できますし安心して利用できますね!
迷ったらこの3つに登録しておけば間違いないよ!各サービスとの相性もあるから、まずはまとめて登録→感覚が合うものだけを残す活用法が効率的でおすすめだね!
面接練習サービスの利用前に準備しておくべきこと
続いてこの章では、面接練習サービスの利用前に準備しておくべきことを紹介します。
面接練習に取り組むことには多くのメリットがありますが、事前に意識的に準備をすると模擬面接の時間をより有意義にできますよ。
とくに重要な3つの内容をまとめたので、順に見ていきましょう。
【面接練習サービスの利用前に準備しておくべきこと】
- 頻出質問への回答を用意する
- 面接の基礎マナーを把握しておく
- 模擬面接を通してどんな学びを得たいか考えておく
準備① 頻出質問への回答を用意する
エージェントなどを使って面接練習をお願いするなら、その前に頻出質問への回答を用意しておきましょう。
面接本番ではないとはいえ、模擬面接のその場で質問への回答を用意するとフィードバック→改善のサイクルが効率的に回せません。
事前に回答を考えておき、その上で模擬面接でうまく話ができるか、もっとよい回答ができないかなどをブラッシュアップすると質が高まります。
練習とはいえ模擬面接に付き合ってもらう相手もいるので、最低限の誠意としても頻出質問に対しては準備をしておくべきですよ。
【頻出質問の例】
- 自己PRをお願いします
- 1分間で自己紹介をお願いします
- 弊社への志望動機を教えてください
- この職種を選んだ理由を教えてください
- 学生時代に最も力を入れたこと(ガクチカ)は何ですか?
- その学部学科を選んだ理由を教えてください
- 最後に何か質問はありますか?(=逆質問)
上記のような面接でよく聞かれる質問リストとその回答例などは、別記事を設けて詳しく解説しました。
模擬面接の時間を有意義なものにするためにも、自己PRや志望動機といった頻出質問には準備をした上で練習に臨みましょう。
準備② 面接の基礎マナーを把握しておく
頻出質問への回答に加えて、基本的な面接マナーも把握しておくべきですね。
模擬面接の場で入退室の方法などをゼロから習っていたら、せっかくの面接練習の時間が有意義なものになりにくいです。
これらの基礎マナーは事前に対策できるものなので、頻出質問と同じく事前に大まかにでも頭に入れて実践してみることが大事なんですよね。
とくに、入退室の流れや所作といった基本的な内容は必ず押さえておくべきです。
面接に臨む上で押さえておくべきマナーは、以下の記事内で解説しました。
マナー以外にも面接対策として把握しておくべき全体像を共有しているので、これらの理解が浅いと感じた人はぜひ一読してみてください。
準備③ 模擬面接を通してどんな学びを得たいか考えておく
せっかく模擬面接をするなら、その目的を事前に明確化しておきましょう。
目的なしに時間を使っても学びや気付きが生まれにくいですし、無駄にはなりませんが有意義な時間になりにくいんですよね。
一例ですが、以下のような目的を持って臨むのがよいかと思います。
【模擬面接に臨む際の目的の例】
- 自己PRや志望動機などへの対策として用意した回答をうまく話せるか確かめたい
- 面接マナーの所作をしっかり実践できるか確かめたい
- 就活に精通した人が客観的に見たときの自分の改善点を知りたい
- 面接全体の流れを大まかにでも体験したい
- 結論ファーストで回答するためのトレーニングをしたい
前述した「頻出質問への回答を用意しない」「面接の基礎マナーを把握していない」も、その先の学びを得にくいのでおすすめできないわけですね。
模擬面接の場だからこそ得られる学びを目的にするのが賢いので、事前に自分ひとりで対策できるものは確実に準備しておくべきなわけです。
PDCAを効率的に回すためにも、模擬面接で得たいことは確実に考えておきましょう。
たしかに何かしら目的を持っておいたほうが、その先の面接に活かせる学びや気付きが得やすくなりそうですね。
時間は無限ではないからこそ、模擬面接の機会を毎回最大限に活用するために、面接練習によって何を得たいか?を考えておくことが重要なんだよね。
面接練習サービスを最大限活用するためのポイント
次にこの章では、面接練習サービスを最大限活用するためのポイントを紹介します。
模擬面接の経験をより賢く効率的に活かしていきたい人は、ぜひこれらのポイントも意識して活動を進めてみてください!
【面接練習サービスを最大限活用するためのポイント】
- 1回ではなくできる限り多く模擬面接を経験する
- 集団面接や役員面接などさまざまなパターンを想定する
- フィードバックの内容を100%正しいとは捉えないようにする
ポイント① 1回ではなくできる限り多く模擬面接を経験する
大前提、模擬面接は1回だけで終わらず複数回こなすことをおすすめします。
模擬面接が0回か1回かでは大きな差がありますが、1回だけで事前準備が十分とは決していえないんですよね。
面接はとにかく場数を踏むと自然と慣れて緊張感も薄くなりますし、本番でも自分の本来の力を出し切りやすくなります。
たとえば自己紹介の答え方1つとっても、数をこなすことで話の構成や伝え方が体に染み付いて精度が上がるものなんですよね。
この点でも、マンツーマンで面接対策に付き合ってくれるエージェントを利用すると複数回お願いしやすくて助かりますよ。
「もうこれ以上準備できることはない」といえるくらいのレベルが理想なので、1回で満足しないで時間の許す限り対策をしましょう。
ポイント② 集団面接や役員面接などさまざまなパターンを想定する
面接には、人事面接や集団面接・役員面接などの種類があります。
これらは単に面接官の立場や就活生側の人数が異なるだけでなく、評価する側の視点にも違いがあるものなんですよね。
よって、さまざまなパターンの面接を想定して模擬面接を経験しているほど、本番でも減点につながる失敗をするリスクを減らせます。
たとえば個人面接だけを想定して対策していると、集団面接に臨むときの基礎マナーを把握できていないなどの事態にもなりかねません。
対策としては、模擬面接の相手に対してどんな面接ケースを想定しているかを相談した上で練習するのがよいかと。
就活支援に精通したエージェントの担当者なら複数パターンの面接に対応してくれるはずなので、不安な場合は素直に相談してみるとよいでしょう。
ポイント③ フィードバックの内容を100%正しいとは捉えないようにする
1つ注意点として、模擬面接の相手をしてくれた人からもらったフィードバックを100%正しいものと捉えないことも重要です。
本番の面接で評価を下すのは企業の面接官であり、その面接官と模擬面接の相手が必ずしも同じ感覚で評価するとは限らないからですね。
しかも自分がそのフィードバックに納得できていなかった場合、腑に落ちていないアドバイスを取り入れて選考に落ちたらやるせない気持ちになるかと。
本番の選考結果の影響を最終的に受けるのは自分なので、個人的な感覚も踏まえてフィードバックをどう反映するか考えるべきといえるわけです。
同じ振る舞いや言動でも、それをどのように評価するかは人によって異なります。
経験豊富な人からもらったアドバイスでも、自分にとっても必ずしも正しいとは限らないので、最終的には主観的に判断するようにしましょう。
やっぱり面接対策という観点では、本番前にいかに場数を踏めるかが大事なんですね。
場数を踏めば嫌でも体で面接の感覚を覚えるものだからね!緊張しやすい面接本番で力を出し切りたいなら、やはり事前にできる限りの経験を積んでおくことが重要だよ。
面接練習サービス関するよくある質問
最後に本章では、面接練習サービスに関してよくある質問にまとめて回答します。
もし同様の疑問を持っていた人がいたら、ぜひここでの回答を参考にしてください!
【面接練習サービスに関するよくある質問】
- ぶっつけ本番より事前に模擬面接で経験を積んでおくべき?
- 面接練習サービスを使うデメリットは?
- 無料かつオンラインで模擬面接できるサービスはある?
質問① ぶっつけ本番より事前に模擬面接で経験を積んでおくべき?
もちろん、ぶっつけ本番よりは事前に経験を積んでおくべきですよ。
たとえば入退室のマナー1つとっても、本番ではミスが許されませんが、事前練習時であれば改善した上で本番に臨めるかと。
質問に対する回答の中身、結論ファーストなどの話し方といった部分でも、模擬面接を経験していたほうが質を高められます。
いきなり本番の面接に臨むのは明らかにリスクが高いので、やはりエージェントなどを使って面接練習しておくべきといえますね。
質問② 面接練習サービスを使うデメリットは?
面接相手の意見を絶対視した結果として、自分が納得していないアドバイスを受け入れたり、誤った振る舞いをしてしまったりすることが考えられます。
本番の面接官と模擬面接の相手の感覚が同じとは限らないので、あくまで1つの観点としてアドバイスを受け入れることが大切ですね。
また、面接練習サービスによっては有料のものもあります。
この場合は、お金がかかる点もデメリットの1つといえるかもしれません。
質問③ 無料かつオンラインで模擬面接できるサービスはある?
就活エージェントであれば、無料かつオンラインで面接練習できます。
この記事内で「おすすめエージェント」として紹介した以下の3つも、すべて無料かつオンライン支援に対応していますよ!
【無料|面接練習に有用なおすすめ就活エージェント】
ぶっつけ本番は博打要素が大きすぎるから、最低でも1回は模擬面接を経験した上で本番に臨むことを強くおすすめするよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
面接練習サービスの主な種類やなかでもエージェントがおすすめな理由、模擬面接を最大限活かすためのポイントなどを共有しました。
面接練習サービスには、就活エージェントやスキルマーケットサイト・大学のキャリアセンターなどがあります。
なかでも応募先の企業を想定して面接練習できたり、就活支援のプロの目線でアドバイスをくれたりするエージェントが圧倒的に利用価値が高いかと。
事前に目的意識を明確にして臨めば、模擬面接は確実に本番につながります。
無料かつオンラインでも模擬面接をお願いできるサービスはあるので、ぜひ便利なサイトを有効活用して就活対策を効率化してくださいね!
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。
僕が現状考えるもっとも有効な就活の攻略法を簡潔にまとめています。
就活全体を見据えてとくに重要な対策のみを厳選しているので、全体を意識した対策ができていない人はぜひ一読してみてください。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 面接練習サービスには「就活エージェント」「スキルマーケットサイト」「大学のキャリアセンター」「ハローワーク」「ジョブカフェ」がある。
- 応募先の企業を想定した対策ができたり、知見豊富な担当者から客観的な意見をもらえたりするエージェントの利用が圧倒的におすすめである。
- 面接練習する際は、事前にその目的を明確にしておくとよい。
- 模擬面接で得られたフィードバックを100%正しいと捉えないことも大切である。