就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は「就活エージェントが使えないときの対処法」について解説していきます。
サービスの質が低いゆえに使えないと感じたり、地方に住んでいることで物理的に使えなかったりと、就活エージェントに不満を抱く学生は少なくありません。
そこで今回は、就活エージェントが使えない場合の対処法を紹介します。
また、質の低いサービスの見分け方や僕が考える就活エージェントを利用するメリットも共有します。
就活エージェントを活用して納得できる企業から内定を得たい就活生は、ぜひ最後まで読み進めてみてください!
就活エージェントは本当に使えないのか、気になりますね。
そうだよね。サービスの質に差があるのはたしかなんだよ。だからこそ見極めた上で利用の判断をすべきだね。
- 地方在住で就活エージェントが使えない場合の対処法
- 使えない就活エージェントに当たった場合の対処法
- 実績のあるおすすめの就活エージェント
- 使えない就活エージェントに当たって後悔しないための対策
- 使えない就活エージェントの見分け方
- 就活エージェントは本当に使えないのか?|僕が考えるメリット
- 就活エージェントが使えないと感じる理由|デメリットとは
- 就活エージェントは絶対使えないと感じたら?
- 本記事の要点まとめ
地方在住で就活エージェントが使えない場合の対処法
最初に紹介するのは、地方在住で就活エージェントが使えない場合の対処法です。
企業・学生ともに地方より都心部のほうが数が多いため、東京や大阪などだけに限定してサービスを提供する就活エージェントは少なくありません。
しかし、そのせいで物理的にサービスを使えない就活生は多くいます。
ただ、このケースでは3つの対処法があるので、このような就活生も決して諦める必要はありません。
就活エージェント以外の手段も含めて、3つの方法を詳しく見ていきましょう。
【地方在住で就活エージェントが使えない場合の対処法】
- 全国の就活生に対応しているエージェントを利用する
- 大学キャリアセンターを利用する
- 就活エージェントを使わずに情報収集をおこなう
対処法① 全国の就活生に対応しているエージェントを利用する
まずおすすめしたいのは、全国の就活生に対応したエージェントを利用すること。
地方に住む学生には意外と知られていないことも多いですが、就活エージェントには地域を限定しているものと、全国に対応したものがあるんです。
たとえば「ミーツカンパニー就活サポート」なんかは、全国の就活生をサポートしてくれるので、住んでいる場所を問わず利用できます。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
オンラインでのサポートに対応しているので、サービスの利用にあたって遠方に足を運ぶ必要もありません。
現在はオンライン面談に対応したサービスが多くあるので、ある意味コロナのおかげで居住地による差は少なくなりました。
地方在住でも利用できるサービスはあるので、居住地が原因で使えないと思っていた就活生は全国に対応したエージェントに登録するとよいでしょう。
対処法② 大学キャリアセンターを利用する
就活エージェント以外の手段として、キャリアセンターを使うのも1つの方法です。
キャリアセンターは、各大学に設置された就職・キャリア支援専門の部署のことで、同じ大学に通う学生であれば基本的に誰でも利用できます。
大学のキャリアセンターで受けられる支援内容は、以下のとおり。
【大学のキャリアセンターで受けられる支援】
- 学内イベントの紹介・参加
- OBOG訪問先の紹介
- 個別面談(就活全般の相談・自己分析・ES添削など)
- 面接・GD対策
- インターンシップの紹介
- 大学に来る求人の紹介
もちろんサポートの質や充実度は大学によって異なりますが、無料で使えるのにさまざまな支援が受けられることは魅力的ですよね。
とくに、大学に対して求人を出す企業は、その大学の学生を求めているわけなのでアドバンテージがある可能性が高いです。
あらゆる大学の就活生を対象とした求人よりも、最初から学生を限定しているわけですからね。
周囲の目を気にしてキャリアセンターを使わない人も多いですが、少なくとも支援を受けることで就活に悪影響はありません。
オフラインで直接サポートを受けたい人は、大学のキャリアセンターを有効活用するのがおすすめです。
なお、キャリアセンターの活用法については、以下の記事で詳しく解説しました。
大学で紹介される求人情報や怖い担当者に当たったときの対処法も紹介しているので、利用を検討している人はぜひ参考にしてくださいね!
対処法③ 就活エージェントを使わずに情報収集をおこなう
3つ目は、エージェントを使わずに情報収集する方法です。
これはつまり、通常の就活と同様の進め方をイメージしてもらえばよいかと。
就活エージェントは非常に便利なサービスですが、利用する学生が大多数かというと決してそうではありません。
むしろ、利用せずに就活を進める学生のほうが多いと予想できます。
またサポート対象を限定するエージェントは、自分と同じように地方に住むほかの就活生も利用できません。
よって差別化にはつながりませんが、逆に不利な状態で就活を進めることにもならないわけですね。
ネットが広く普及した昨今では、就活攻略論のように無料で就活を成功させるためのノウハウを公開するメディアも多数あります。
本サイトでも、就活を7年以上研究してきた僕のノウハウを余すことなく共有しているので、無料で情報収集したい人はぜひうまく活用してくださいね!
全国に対応するエージェントを使えば、地方在住でもサポートを受けられるのですね。オンラインでも支援してもらえるのはとても魅力的です!
全国に対応するサービスの有無を知らないと仕方がないよね。就活エージェントは居住地を問わず使えるから、利用を諦めていた人も気軽に登録してみるといいよ!
使えない就活エージェントに当たった場合の対処法
次に、サポートの質が低いゆえに使えないと感じたときの対処法を紹介します。
就活を成功させるための手段としてぜひじっくりと読み進めてみてください。
【使えない就活エージェントに当たった場合の対処法】
- サポートの辞退を申し入れる
- 評価の高いほかの就活エージェントを使う
- ほかの就活支援サービスを使う
対処法① サポートの辞退を申し入れる
就活エージェントが使えないと感じたときにまずすべきは、サポートの辞退を申し入れることです。
不満を抱いた段階で連絡をしないと、質の低いサポートを受け続けることになります。
レベルの低い支援が続くことで、ストレスが溜まる原因にもなりかねません。
希望と異なる求人を紹介されたり、必要以上に連絡されたりしたら、誰しも就活エージェントに違和感を覚えるものです。
自分の直感は意外と当たっていることが多いので、サービスの利用開始後に違和感を覚えたら早めに断りの連絡を入れるとよいでしょう。
対処法② 評価の高いほかの就活エージェントを使う
就活エージェント自体を1〜2個しか使っていない場合には、評価の高いほかのサービスを使うことを強くおすすめします。
ひとくくりに就活エージェントといっても、サポートの質や充実度は会社によって大きく異なるからです。
就活エージェントを少し利用しただけでほかのサービスも使えないと判断すると、自ら就活成功の可能性を下げてしまう恐れがあるわけです。
エージェントの担当者も人なので、個々人との相性があることも間違いありません。
実績のあるおすすめのサービスは次章で紹介しているので、あまり多くの就活エージェントを試していない人はぜひ利用を検討してみてくださいね。
対処法③ ほかの就活支援サービスを使う
いくつもの就活エージェントを試した上で使えないと感じている人は、ほかの就活支援サービスを使うのが現実的な選択肢です。
就活サイトにはエージェントサービス以外にも多くの種類があるため、じっくりと情報収集すれば自分に合ったものがきっと見つかります。
ざっと就活サイトの種類をあげても、次のように多くの選択肢があるとわかりますよ。
【就活サイトの種類】
- 逆求人型の就活サイト
- エントリーシートの閲覧に特化したサイト
- 中小規模の合同説明会に参加できるサイト
- OB訪問に特化したサイト
- 企業の口コミの掲載に特化したサイト
- 業界・職種理解に役立つサイト
- SPI対策に役立つサイト
大半のサービスが無料で使えるので、自分が必要とする種類のサイトがあれば積極的に活用すべきです。
自分一人で就活を進めるのと、有益なサイトを使いながら就活を進めるのとでは、効率のよさに大きな違いが生まれますからね。
僕がおすすめする就活サイトは、以下の記事ですべてまとめています。
100サイト以上を比較した上で種類別におすすめのサイトをランキング化しているので、少しでも興味のある人は一度目を通してみてくださいね!
確かに1〜2個使って微妙に感じても、ほかのサービスが同様に使えないとは限らないですね。評価の高いサービスにも、とりあえずお試しで登録してみます!
それがおすすめだよ。幸い無料のものばかりだし、また使えないと思ったら同じように辞退を申し入れるだけだからね。
実績のあるおすすめの就活エージェント
次のこの章では、実績のあるおすすめの就活エージェントを3つ紹介します。
レベルの高いサポートを受けたいなら、実績が豊富であったり利用者の評価が高かったりするエージェントを使うことが重要です。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
かなり優れた実績を持つ就活エージェントがあるのですね!
僕が本当に心からおすすめできるサービス。もちろんすべて完全無料で使えるから、就活エージェントが使えないと思っている人もぜひ一度は利用してみてね!
使えない就活エージェントに当たって後悔しないための対策
就活エージェントはサービスの質が良くても、担当者によってサポートの質に差が出ることがあります。
そこで、使えない就活エージェントに当たって後悔しないための対策をご紹介していきますね!
就活エージェントを賢く活用するためにも、ぜひ参考にしてください。
【使えない就活エージェントに当たって後悔しないための対策】
- 複数の就活エージェントの初回面談を受ける
- 紹介された企業は口コミサイトでチェックする
- 適当な対応をしてくる担当者はすぐ切る
対策① 複数の就活エージェントの初回面談を受ける
就活エージェントを使う上で必ずやってほしいのが、複数のエージェントの初回面談を受けること。
就活エージェントには、ていねいに対応してくれる担当者もいれば、連絡やサポートも適当で要望と違う求人をごり押ししてくる人もいます。
しかし、最初から1つのエージェントしか利用していないと、その担当者が良いのかどうか判断しづらいですよね。
よって、質の高いサポートをしてくれるエージェントに担当してもらうためにも、はじめに複数の初回面談を受けることが大切です!
複数のエージェントの面談を受けて比較することで、あなたに合う担当者を選びやすくなります。
はじめのうちに担当者を比較することで、就活エージェントで後悔する確率をかなり下げられますよ!
以下の記事にて、おすすめのサービスをランキング形式で紹介しているので、ほかのエージェントの情報も確認したい人はぜひ参考にしてください!
対策② 紹介された企業は口コミサイトでチェックする
次に、就活エージェントで紹介された企業は、必ず口コミサイトでチェックすることも大切です。
エージェントに紹介されるがまま企業の選考を受けても、あなたに合わない可能性もあります。
紹介してもらった求人が本当にあなたに合っているのかを確認するためにも、一度自分でも口コミサイトで社風をチェックしておきましょう。
納得できる内定を獲得するためにも、この一手間はめんどくさがらずに行ってくださいね!
口コミサイトは、大手の「ライトハウス」や「Openwork」がおすすめです。
就活エージェントに求人を紹介してもらったら、上記サイトで確認してみてくださいね。
対策③ 適当な対応をしてくる担当者はすぐ切る
就活エージェントを利用する中で、担当者が適当な対応をしてくるようであれば、すぐに切りましょう。
担当者の質が低ければ、サポートを受ける価値はありません。
ヒアリングが雑だったり、要望とぜんぜん違う求人ばかり紹介してくるなど、「適当だな…」と感じることがあれば、容赦なく切ってOKです。
「せっかく面談してもらったから」と担当者に気を遣う必要はありませんからね。
他の担当者に変えてもらうか、別の就活エージェントを利用してみてください!
就活エージェントを利用するのにもコツがあるってことですね!
そうだね。就活エージェントを使って後悔しないためにも、上記の3つは必ず実践してね。
使えない就活エージェントの見分け方
ではここからは、質の低い就活エージェントの見分け方を紹介します。
使えないサービスには共通する特徴があるので、いくつか指標を持っておくとほかのエージェントに切り替えるべきか適切に判断できますよ。
全部で6つの項目を紹介するので、就活エージェントの質を見分ける際にぜひ活用してみてください!
【使えない就活エージェントの見分け方】
- 初回面談に時間をかけてくれるかどうか
- 親身になってヒアリングしてくれるかどうか
- メールや電話の返事などのレスポンスが早いかどうか
- 求人を紹介してくれた際に紹介理由の納得性が深いかどうか
- 選考対策の支援が充実しているかどうか
- 選考後の企業からのフィードバックをくれるかどうか
見分け方① 初回面談に時間をかけてくれるかどうか
就活エージェントに登録すると、まず担当者との面談の時間が設けられます。
この面談に多くの時間をかけてくれないと、その後のサポートにもあまり期待ができません。
なぜなら、個人に合った求人紹介や選考支援をするには、就活生の悩みや企業に求める条件などをじっくり聞き出すことが必須だからです。
支援をする就活生の想いを把握していないキャリアドバイザーからは、的確なサポートを受けられるとは思いませんよね。
よって初回面談に時間をかけてくれない就活エージェントは、注意が必要です。
一般的に30分は面談の時間を設けられるので、一つの目安として30分以下のサービスに当たったら疑いの目を向けるとよいでしょう。
見分け方② 親身になってヒアリングしてくれるかどうか
担当者が親身にヒアリングしてくれるかどうかも重要です。
具体的には、悩みに寄り添う姿勢を示してくれたり、何より就活の成功を優先していると感じられたりするかどうかですね。
いくら時間をかけて面談してくれても、就活生に寄り添ってサポートしてくれる担当者でないと質の高い支援は期待できません。
エージェントの立場からすると、ざっくりと希望を聞くだけでも求人紹介はできます。
でも、より納得度の高い就活をしてもらうには、親身に対応して学生の悩みや要望を聞き出した上でサポートすることが必須なはずです。
実際に支援してくれるのは人なので、同じエージェントでも親身になって対応してくれるかどうかは担当者に依存します。
ヒアリングを雑にされたと感じる場合は、担当者の変更を依頼する、もしくはほかの就活エージェントに切り替えるとよいでしょう。
見分け方③ メールや電話の返事などのレスポンスが早いかどうか
メールや電話の返事が遅い就活エージェントには注意してください。
レスポンスが遅いとスピード感を持って選考を進めることができず、場合によってはほかの就活生に内定を獲得される可能性があります。
また返事待ちの状態が続くと、センシティブな時期にストレスの原因にもなります。
キャリアドバイザーは複数の就活生を相手にしていることが通常ですが、そんな事情は学生にとって関係がありません。
実際、質の高いエージェントではレスポンスが早く返ってきます。
返事がなかなか返ってこないエージェントに当たったら、見切りをつけてほかの就活支援サービスを使いましょう。
見分け方④ 求人を紹介してくれた際に紹介理由の納得性が深いかどうか
4つ目の指標は、納得度の高い理由とともに求人を紹介してくれるかどうかです。
就活エージェントは、面談が終わるとその内容を踏まえて求人を紹介してくれます。
もちろん、紹介された求人が自分の希望条件に合っているかどうかも重要です。
でも、この際「なぜその求人を紹介したか」を問うと、返事の質の高さで自分のことをどれだけ深く考えているかを探れるんですよね。
雑なエージェントは、単に業界や規模感などだけで検索をかけて企業を紹介してくるので、上記の質問に納得度の高い回答をしてくれません。
よって使えない就活エージェントを見分けたいなら、求人を紹介された際にその企業がよいと考えた理由を聞くようにしましょう。
見分け方⑤ 選考対策の支援が充実しているかどうか
就活エージェントでは、エントリーシートの添削や面接対策などをしてもらえます。
ただ、表向きには選考支援をするとアピールしていても、実際は手薄いサポートしか提供していないエージェントも多くあるんですよね。
キャリアドバイザーは複数の就活生を相手にしているので、余裕がないと雑な対応をされる傾向があるわけです。
見方を変えると、選考対策を積極的にしてくれるエージェントであれば、質の高いサポートを提供していると判断できます。
サービスの質を見極める際には、選考支援の充実度もチェックするとよいでしょう。
見分け方⑥ 選考後の企業からのフィードバックをくれるかどうか
最後6つ目は、選考後に企業からのフィードバックをもらえるかどうかです。
企業と就活生の間に入ってサポートをする就活エージェントは、合否の結果に関わらず面接後のフィードバックを共有してくれます。
一般的な形でエントリーをすると、企業からのフィードバックはもらえません。
よって選考のフィードバックを受けられることは、就活エージェントを利用することで得られるかなり大きなメリットと考えています。
しかし選考支援と同様に、実際にフィードバックをくれるかどうかはエージェントによって異なるんですよね。
そのため使えないエージェントを見分ける際には、一つの指標になります。
面談の時間や姿勢、求人紹介や選考支援の質などを見ることで、利用価値の高いエージェントかどうか見分けられるのですね!
まさにそのとおり。質の低い就活エージェントには共通する特徴があるから、利用するサービスを吟味する際には判断材料にするといいよ。
就活エージェントは本当に使えないのか?|僕が考えるメリット
続いてこの章では、就活エージェントが使えないと感じている学生に向けて、僕が考える同サービスのメリットを紹介します。
繰り返しお伝えしているように、就活エージェントのなかにも質の高い有益なサービスは多くあります。
よって1〜2個のエージェントを使っただけで利用価値がないと判断していては、有益なサービスに出会う機会を失いかねません。
うまく活用すれば就活を有利に進められるサービスなので、いまいちメリットを把握できていない人は一度目を通してみてくださいね!
【就活エージェントのメリット】
- 内定獲得までのスピードを早められる
- 企業探しの手間を減らせる
- 自分に合った企業を知るきっかけになる
- 人材採用のプロから自分に対する意見を聞ける
- 選考結果に関わらず面接後のフィードバックをもらえる
メリット① 内定獲得までのスピードを早められる
第一のメリットは、内定獲得までのスピードを早められること。
就活エージェントを利用すると、書類選考やSPIなどの適性検査を省けることがあるため、通常のルートよりも早く内定を獲得できます。
僕が知っている事例では、最短1週間で内定を獲得できたエージェントもありました。
より早く内定を獲得できると、ほかの企業の選考に臨む際にも心に余裕を持って落ち着いて参加できます。
自分一人で選考に臨んだ場合にはできないことなので、就活エージェントならではのメリットといえるでしょう。
メリット② 企業探しの手間を減らせる
希望条件を伝えるだけで、自分に合った求人を紹介してもらえることも大きいですね。
マイナビやリクナビなどで求人を検索しても、どの会社が自分に合っているかはそう簡単にはわかりません。
実際に働いたことはないのに、そのなかで自分に合った業界・会社を選ぶなんてそもそも難易度が高すぎるんですよね。
ただ就活エージェントを使うと、面談時に伝えた内容をもとに就活市場に精通したキャリアドバイザーが求人を紹介してくれます。
よって結果的に、就職先の候補を探す手間を削減できるわけです。
自分一人で探しても出会えない企業を紹介されることも当然あるので、この点だけを考慮しても利用価値は高いといえるでしょう。
メリット③ 自分に合った企業を知るきっかけになる
求人を紹介された際「その企業をおすすめした理由」を聞くと、自分に合った会社をどんな観点で探すべきかがわかります。
キャリアドバイザーは何らかの理由がないと、その求人を自分に紹介しようという考えには至らなかったはずだからです。
これは、使えないエージェントを見分ける方法としても伝えましたが、質の高い担当者であれば確実に納得度の高い回答をしてくれます。
納得できる回答がもらえたら自分で企業探しをする際にも役に立つので、相性のよい会社を知るためにもエージェントは使う価値があるといえるでしょう。
メリット④ 人材採用のプロから自分に対する意見を聞ける
就活エージェントを利用すると、人材採用のプロから自分に対する印象を聞けます。
面談をすると何らかの印象を抱くものなので、自分の強みとしてどんな内容をアピールすべきかアドバイスをもらえることもあるんですよね。
逆にエージェントを利用しなかった場合は、いきなり選考に進むことになります。
すると、自分の特徴や癖などを知らないで選考に臨むことになるため、短所を改善したり長所をうまく伝えたりできずに不採用にもつながりかねません。
自分に対する客観的な意見を聞ける就活エージェントは、貴重な存在です。
いわゆる他己分析をするためにも、エージェントは利用すべきサービスといえます。
メリット⑤ 選考結果に関わらず面接後のフィードバックをもらえる
5つ目のメリットは、面接後にフィードバックをもらえることです。
質の低いエージェントではフィードバックをもらえないこともありますが、基本的には選考結果に関わらず評価内容を共有してもらえます。
フィードバックをもらえると、自分のどんな部分が企業に評価され、反対に何が低評価につながったのかを把握できます。
次回以降の選考通過率を高めるために、何を意識すべきかが明確になるわけですね。
自分一人で選考に進んだ場合には、面接後のフィードバックはまず受けられません。
選考に繰り返し参加するなかで毎回アップデートできることは、就活エージェントを利用しないと得られない大きなメリットです。
就活エージェントの利用メリットまとめ
ここでは、就活エージェントの主なメリットを5つ紹介しました。
ただ、同サービスを利用することで得られるメリットはほかにも多くあります。
そのほかのメリットについては、以下の記事で詳しく解説しました。
計13個のメリットやうまく活用するコツなどを紹介しているので、より詳細な情報を知りたい人はぜひ参考にしてください。
就活エージェントならではのメリットも多くあるから、ガッツリ利用した経験がない人はもう少しサービスを使ってみることをおすすめするよ!
就活エージェントが使えないと感じる理由|デメリットとは
次にこの章では、反対に就活エージェントのデメリットを紹介します。
今回は「就活エージェントが使えないと感じる理由」としてよく耳にするものを5つピックアップしました。
サービスの全体像を正しく認識するために、よい部分だけでなくネガティブな要素についても確認しておきましょう。
【就活エージェントが使えないと感じる理由】
- 希望とは異なる求人を紹介されるから
- エージェントの利益を優先しているように感じるから
- 必要以上に連絡されるから
- 面談などの時間をあまり設けてもらえないから
- 希望しないと添削や面接対策をしてくれないから
理由① 希望とは異なる求人を紹介されるから
1つ目は、希望とは異なる求人を紹介されること。
就活エージェントは初回面談の際に伝えた情報をもとに求人を紹介してくれますが、自分の希望条件とは異なる企業を紹介されることがあります。
何度も的はずれな求人を紹介されたら、誰しもサービスの質を疑うものですよね。
条件と異なる企業が紹介されるのは、保有求人に限りがあることが主な原因と考えられます。
そもそも条件に合った求人がないと、当然ながら紹介することは不可能ですからね。
求人紹介の質が低いと感じたら、早めに見切りをつけてほかのサービスに切り替えることをおすすめします。
理由② エージェントの利益を優先しているように感じるから
2つ目は、エージェントの利益を優先しているように感じることです。
就活エージェントは、就活生を企業に紹介し内定・入社までを仲介することで、企業から手数料を受け取っています。
つまりビジネスモデル的に、就活生に内定を獲得させないと利益をあげられません。
ゆえに、なかには内定を獲得しやすい企業ばかり紹介してきたり、内定が出た企業への返答を急かしてきたりするエージェント担当者もいます。
こんなひどい対応をされたら、不信感を抱くのも無理はありません。
もちろん、なかには就活生のことを第一に考えて意見をくれるエージェントも存在しますけどね。
心に余裕がない状態だと違和感を覚えられないことがあるので、冷静な状態でサービスを利用することも大切です。
理由③ 必要以上に連絡されるから
3つ目は、必要以上に連絡されることです。
就活エージェントに登録すると担当アドバイザーと連絡を取ることになりますが、この頻度が過剰でしつこいと感じる人がいます。
熱心にサポートするゆえに連絡回数が多くなっていることもありますが、必要以上に連絡されると不満に思うものでしょう。
連絡の頻度や回数は要望を伝えると改善されることがほとんどなので、何らかの不満を感じたら思い切って担当者に話すといいですよ!
理由④ 面談などの時間をあまり設けてもらえないから
4つ目は、面談などの時間をあまり設けてもらえないこと。
就活エージェントでは自分の想いや考えを共有するために、サービスに登録すると担当者との面談の場が設定されます。
またサービス利用開始後も、悩みや心境の変化などを相談するために面談をしてもらえることが少なくありません。
しかし、使えない就活エージェントは利益を優先するため、面談などにあまり時間をかけないで求人紹介ばかりしてきます。
このようなエージェントで納得のいく就活を成功させることは困難なので、親身な対応をしてくれない場合はすぐにサポートの辞退を申し入れましょう。
理由⑤ 希望しないと添削や面接対策をしてくれないから
最後5つ目は、希望しないと添削や面接対策をしてくれないことです。
就活エージェントの利用メリットとして選考支援を受けられることがありますが、なかには積極的に希望しないとサポートしてくれない会社があります。
積極性を示すことも重要ですが、選考支援に前向きでないエージェントに面接対策などをお願いするのは少し気を遣ってしまいますよね。
表向きには選考支援をすると謳っていても、実際にはあまりサポートをしていないようなエージェントはいくつかあります。
ただ、実績のあるサービスや利用者の評価が高いエージェントでは、上記のような対応をされることはありません。
この記事で紹介した「ミーツカンパニー」や「キャリアチケット」でも選考支援を受けられるので、利用するサービスを選ぶ際には参考にするとよいでしょう。
【補足】就活エージェントが使えないと感じた就活生の声
ネット上の口コミを見ると、就活エージェントが使えないと感じた就活生のリアルな声が多く見つかりました。
参考までに、5つの口コミについて順に見ていきましょう。
なお、これら以外で就活エージェントはやめとけと言われる理由については「就活エージェントはやめとけと言われる理由は?|使うべき就活生の特徴!」にてまとめているので、こちらも参考にしてください。
【就活エージェントが使えないと感じた就活生の声】
- 履歴書の添削や面接対策をしてくれなかった
- 自分が商品として扱われている気がする
- タメ口で接してきた
- 出会って5分で企業を紹介される
- 担当者の返信が遅い
履歴書の添削や面接対策をしてくれなかった
6月下旬から使ってた某就活エージェントがあまりにも使えないので退会してきたが、担当からの連絡は一切無し。こっちは真面目に就活してるのにいい加減な仕事しかしねぇとかホントに社会人か?履歴書の添削や面接対策すらしてくれなかったぞ。
— 不撓不屈のナイトハルト (@Neidhardt_314) 2021年10月13日
添削や面接対策すらしてくれなかったという口コミ。担当者の対応が悪かったようで、かなり不満を感じていることがわかります。親身な対応をしてくれない担当者に当たったら、この方のように早めに見切りをつけたほうが賢明でしょう。
自分が商品として扱われている気がする
やっぱ自分が商品として扱われてる感覚は無理や、、、就活エージェントみたいなの使えない。最悪な気分にしかならない
— 金子 傑 (@take_cb13) 2018年3月28日
自分が商品として扱われる感覚になるという口コミ。具体的にどんな対応をされたかは書かれていませんが、エージェントの利益を優先するような印象を受けたと予想できますね。
タメ口で接してきた
まじで今も思い出すだけでムカつくんだけど就活エージェントのエージェント達って敬語使えないの?タメ語縛りでもしてんの?2社別々のところ使ってたけどどっちも面談の時点でもう既にタメ口でそんな奴らが就活サポートしますとか言っても全く期待できなかったし結局頼らず終わった 某ナビと某寝お。
— あまたろう (@amaojisan) July 29, 2021
利用した2つのエージェントにタメ口で話されたという口コミ。言葉遣いで違和感を覚えるような相手では、質の高いサポートを受けられると思えませんよね。ハズレの担当者に当たった可能性もありますが、タメ口で話してくるようなアドバイザーには期待しないほうがよいでしょう。
出会って5分で企業を紹介される
就活エージェントの俺がいうのもアレだけど、まじで使えないエージェントはとことんやばいからな。学生とあって5分で企業紹介するからな、お前学生の何がわかったんだよwwwって感じ。学生を「金にしている感」半端ない
— 黒澤 康一 (@kurosawa_morght) June 25, 2019
出会って5分で企業を紹介されたという口コミ。カウンセリングに多くの時間をかけていないことから、学生と本当に相性がよい企業を紹介する気がないとわかります。こういった会社は、まさに利益をあげることしか考えていないといえますね。
担当者の返信が遅い
大学の友達から就活エージェントについての相談をされたから暫く話してたら、担当の人が自分と全く同じ人だという事が判明してワロタ 取り敢えずその人は何もかも返信が遅いからハッキリ言って使えないとだけ言っといた😇
— 沫雪 (@_awykix_) August 1, 2020
担当者の返信が遅くて使えないという口コミ。コミュニケーションを円滑に取れないと就活はスムーズに進められないので、やはり連絡が遅い担当者には不満を感じるものでしょう。
実際に「就活エージェントは使えない」と感じている人が多くいるのですね…!
リアルな声を見ると就活生の不満がよくわかるよね。ひどい内容をピックアップしたけど、それにしてもこれらのエージェントは質が低すぎるなあ…。
就活エージェントは絶対使えないと感じたら?
ここまで、就活エージェントが使えないと感じたときの対処法、質の低いサービスの見分け方などについて解説してきました。
しかし、なかには就活エージェントをもう使う気がない人も一定数はいると思います。
そんな就活生には、逆求人型サイトの利用をおすすめします。
逆求人型サイトとは、プロフィールを登録しておくと自分に興味を持った企業からスカウトが届く就活支援サービスのこと。
逆求人型サイトでは、自分のプロフィールを読んだ上でその内容を高く評価してくれた企業からしかスカウトが届きません。
よって、実質的に書類選考に通った企業とのみつながることになり、自分と相性のよい会社とだけ効率的に出会えます。
ある程度の評価を受けていないとスカウトは届かないため、その後の選考に進んだ場合にも比較的スムーズに内定を獲得できますよ。
▼逆求人型サイト利用者の声
逆求人サイトに登録して、大企業からインターン参加のお誘いが来て、インターン何回か参加して、そこの就職面接受けて、内々定もらって...って感じで第一志望の企業にとんとん拍子で入れたから、ラッキー続きでそろそろ死ぬんじゃないかと思ってる()
— まぁぶる (@marble_maa) February 13, 2020
利用経験がないとイメージが難しいかもしれませんが、誰もが知るような有名企業からスカウトが届くことも決して珍しくありません。
就活をかなり効率化できるので、数ある就活サイトのなかで僕がもっともおすすめしているサービスでもあります。
これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。
年々知名度が上がっているけど、意外と利用していない人が多くいるんだよね。かなりメリットが大きいサービスだから、早めにスカウト待ちの状態にしておくといいよ!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
就活エージェントが使えない2パターンにおける対処法や、同サービスのメリット・デメリットなどについて網羅的に解説しました。
就活エージェントには対象エリアを限定するもの・サポートの質が低いものもあるため、利用するサービスによっては使えないと思うことがあります。
ちなみに、就活エージェント以外にも有益なサービスは多くあります。
「今僕が就活生なら登録する就活サイトはこれ【結局利用すべきはどれ?】」で僕がいま就活生だったら利用するサービスをまとめてご紹介しているので、ぜひこちらも併せて読んでみてください。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 地方在住で使えない場合は、全国の就活生に対応したサービスを使うべきである。
- サポートの質が低いときは、辞退を申し入れた上でほかのサービスを使うべきである。
- 実績のあるサービスを利用したい人には、ミーツカンパニー就活サポートがおすすめである。
- 使えないサービスには共通する特徴があるので、これらを指標として就活エージェントの利用価値を見極めることが大切である。
- 就活エージェントに対しての期待値が低い場合は、逆求人型サイトの利用がおすすめである。