こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1500以上の就活マンです。
エントリーシート(ES)を書いたけど、その内容で提出しても良いのか不安になる...。
これは僕が就活生の時も同じ経験をしました。
自分が書いた内容に対して、自分で評価するのって難しいですよね。
そこで考えに上がってくるのが「エントリーシートの添削」です。
就活に関して知識がある人にエントリーシートを添削してもらうことで、誤字脱字のチェックから、読みにくい部分の指摘までを受けることができる。
そんなES添削に関して、すぐに対応してもらう方法を今回は共有していきます!
更にはそれだけでなく、「そもそもES添削は必要なのか?」「ES添削をしてもらう時に確認しておくべき注意点は何か?」といった疑問にも答えていきますね。
ES添削をすぐにしてもらいたい就活生は、ぜひ最後まで読み込んでください!
自分が書いたESの内容に自信がないのに、提出期限が迫っています...。すぐにES添削してもらう方法を教えてください!
わかったよ!でもES添削の方法だけを知るのはNG。ES添削をしてもらう上での注意点やES添削のポイントまで理解を深めていこう!
- ES添削をすぐにしてもらう方法はある?
- ES添削を無料ですぐにしてもらう方法9選【おすすめ順】
- ES添削を即日でしてもらう方法【3選】
- ES添削をすぐにしてもらうためのポイント
- ES添削をすぐにしてもらう上での注意点【3点】
- 「すぐにES添削をしてもらおう」と考えた時に事前確認すべきこと
- 本記事の要点まとめ
ES添削をすぐにしてもらう方法はある?
結論から言うと、ES添削をすぐにしてもらう方法はあります。
具体的には就活エージェントやSNS、ES添削アプリ。
これらの方法であれば、たとえば「明日までに添削してもらわないと提出期限に間に合わない!」という場合でも即時に対応してもらえることがあります。
ES提出まで時間がないと焦るかもしれませんが、選択肢はいくつかあるので一旦落ち着いて大丈夫です。
ちなみに、身近な方法として大学のキャリアセンターを利用する手もありますが、時期によっては予約が埋まっている可能性があるためすぐに添削してもらいたいときには向いていません。
すぐにES添削をしてもらう具体的な方法については、次の章で詳しく説明します。
時間がかからない添削方法を知っておけば、すぐに添削してもらいたいときでも焦らずに済むよ。
就活中は忙しくなりがちだから、すぐに添削してもらえるのはありがたいです!
ES添削を無料ですぐにしてもらう方法9選【おすすめ順】
ES添削には色々な方法がありますが、ここではすぐに添削してもらいたいときにおすすめの方法を紹介します。
それぞれの特徴も説明するのでぜひ参考にしてくださいね。
- 就活エージェント
- SNS(特にツイッターがおすすめ)
- ES添削アプリ
- 大手のES添削サービス
- AIサービス
- OB訪問サービス
- 両親
- 先輩
- 友達
①就活エージェント
1つ目の方法は、就活エージェントに依頼することです。
就活エージェントとは、企業探しから内定獲得までをまるごと支援してくれる無料のサービス。会員登録すると就活生ひとりひとりに担当アドバイザーが付き、就活に関するあらゆるサポートをしてくれます。
そんな就活エージェントは、選考対策の一部としてES添削も行ってくれるんですよね。
豊富な就活指導の経験をもとに企業に好まれるESの書き方を教えてくれ、質の高いESに仕上がりやすいのが大きなメリット。
しかも面接対策まで行ってくれるので、その場しのぎの添削ではなくESの内容をどう伝えればいいかまで教えてくれます。
その後の就活にもつながることを考えると個人的には最もおすすめですね。
就活エージェントは会員登録しておけばES添削もすぐにしてもらえることが多いです。そのときになって慌てないように、あらかじめ会員登録をしておきましょう!
ES添削におすすめの就活エージェント
数ある就活エージェントの中で僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」です。
僕はこれまで50以上の就活エージェントを見てきたんですが、これは実績が多く利用者からの評判も抜群に良いんですよね。
よってES添削も、過去の内定獲得者のESを参考にしたり応募先企業の特色を踏まえたりと非常に質が高い。
加えて、求人紹介や面接のアドバイスなどES添削以外にも一貫したサポートを受けられるので非常に効率的です。
なのでミーツカンパニー就活サポートを登録しておいて、困ったときは信頼できる担当者に相談してみましょう!
②SNS(特にツイッターがおすすめ)
次におすすめなのは、SNS(特にツイッター)でES添削をしてくれる人を探す方法です。
自分のアカウントで「誰かES添削をしてくれませんか?」とお願いしてみましょう。
タイミングによってはすぐに添削してくれる人が見つかるかもしれません。
実際に、ツイッターでは以下のようなES添削のやり取りが行われています。
はじめまして!
— (株)ウィルオブ・コンストラクション@23卒内定者 (@will_of_con) 2022年12月4日
添削致します!!
よろしければ、お返事お待ちしております🫡
ただし、SNSを活用する場合は添削してくれる相手をきちんと選ぶようにしてください。
SNSは頼む相手によってES添削のレベルが大きく異なるし、中には金銭的な報酬を求めてくる人もいるんですよね。
相手を間違えるとマジで意味のないES添削になってしまいます。
相手の素性が分からないSNSだからこそ、プロフィールや過去のツイートなどを見て信頼できる人かどうか判断してくださいね。
③ES添削アプリ
続いて紹介するのは、doda新卒エージェントが提供する「ES添削カメラ」というサービスです。
こちらは400字程度(用紙自由)で書いた自己PRをカメラで撮って提出するだけで、プロが個別に添削してくれるというもの。
依頼から結果まですべてスマホで完結できるのが嬉しいポイント。
しかも修正点だけでなく人事基準の評価も送られてくるのでかなり参考になります。
実際の添削結果はこんな感じ。
引用:ES添削カメラ
ちなみにこのサービスはスマホアプリなので、スマホからダウンロードできます(もちろん無料です)。
添削内容は自己PRに限られてしまいますが、大手の人材会社が提供しているサービスなので安心度も高く個人的には超おすすめです!
④大手のES添削サービス
引用:いつでも自己PR添削
4つ目の方法は、大手のES添削サービスを利用すること。
たとえば大手求人サイトのマイナビでは、「いつでも自己PR添削」というES添削サービスを行っており、実施期間中は平日50名先着で自己PRの添削を受けられます。
マイナビが提供するサービスだと安心感がありますよね。
添削してくれるのは「新卒採用の現場に携わるプロの講師」と記載されているため、質の高い添削も期待できます。
就活ではほとんどの人がマイナビを利用すると思うので、気になったらぜひ活用してみましょう!
ただし利用できる人数が50人と限られていること、結果が来るまで平日3日程度かかることがネック。
タイミングによっては使えないこともありますし、3日も待てないという人にはおすすめできません。
⑤AIサービス
次にES添削をすぐに依頼する方法としては、AIサービスがあります。
具体的にはChatGPT、就活SWOT、内定くんなどの無料サービスがありますね。
特にChatGPTは3分ぐらいで会員登録したら、すぐに利用できます。
実際に僕が短所を添削してもらうと、次のように誤字脱字や繋ぎの言葉を修正してくれました。
▼ChatGPTに添削依頼をした結果
AIはこうした誤字脱字の修正や、繋ぎの言葉の修正に強いですね。
一方で、「そもそも、もっと違う文章の方があなたのことが伝わるよね」「違う部分を伝えた方があなたの魅力は伝わると思う」といった抜本的な修正はAIには難しいので、使い分けることが重要です!
(そういった添削はやっぱり人に依頼しないと難しいです)
⑥OB訪問サービス
次に紹介するのは、OB訪問サービスを利用して添削してもらう方法です。
具体的には「ビズリーチ・キャンパス」や「Matcher」などですね。
これらは就活生とOB・OGをつなぎ内定獲得までのサポートをしてくれるサービスなんですが、その一環としてES添削を受けることができます。
同じ大学の卒業生から添削してもらえるなんて、なんだか心強いですよね。
ES添削だけでなくリクルーター経由の内定獲得にもつながるのでぜひ活用してみましょう。
ただし他の方法よりもES添削まで時間がかかるので、「すぐに添削してもらえるか」という点でのおすすめ度は低いですね。
また、ビズリーチ・キャンパスは利用できる大学が限られています。現状では以下の大学以外の就活生は利用できないので注意してくださいね。
【ビズリーチ・キャンパスを利用できる大学】
早稲田大学、慶應義塾大学、大阪大学、東京大学、京都大学、東京工業大学、一橋大学、名古屋大学、名古屋工業大学、九州大学、九州工業大学、東京理科大学、中央大学、青山学院大学、明治大学、法政大学、立命館大学、立教大学、同志社大学、神戸大学、上智大学、関西学院大学、北海道大学、筑波大学、千葉大学、横浜国立大学、東北大学、関西大学、滋賀大学、広島大学、学習院大学、国際基督教大学、東京都立大学(旧 首都大学東京)、大阪公立大学、東京外国語大学、国際教養大学、立命館アジア太平洋大学、横浜市立大学、津田塾大学、静岡大学、お茶の水女子大学、東京農工大学、電気通信大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、近畿大学、甲南大学、海外大学
以上5つがES添削をすぐにしてもらうための方法だよ。すぐに添削してもらえる可能性の高い就活エージェントとSNSが特におすすめだけど、他の方法も良いところはあるから今のうちに調べたり登録したり準備をしておこう!
おすすめのES添削サービスについてはこちらの記事でも紹介しています。もっと色々な方法を知りたい人はぜひ読んでくださいね。
⑦両親
次に紹介するのが両親にES添削をお願いする方法です。
両親にES添削を依頼するメリットとして、あなたのことを幼少期から知っているからこそ「この長所よりもあなたは◯◯という長所の方が強いかも?」といった気づきが得られることです。
また身近な存在なので、あなたに対して正直に意見をくれる可能性も高い。
「この文章が読みにくい」といった客観的な視点をもらうことができます。
一方で、親は就活に関するプロじゃないし、就活をしたのも随分前ですよね。
よって親からのES添削内容は全て鵜呑みにせず、得た気付きだけを抽出するのが賢いと僕は考えています。
このあたり、更に詳しくは別記事で書いているので、親にES添削を依頼する場合は合わせて参考にしてくださいね!
» 【ES添削を親に頼むのはあり?】親に頼む時のポイントと注意点!
⑧先輩
次にES添削をすぐに依頼する方法としては、先輩に依頼する方法があります。
既に就活を終えて、社会人になっている先輩であれば、より社会人の立場に立ったアドバイスをしてくれるので有効です。
注意点としては、その先輩によって添削のレベル感が異なります。
一概にすべてを鵜呑みにせず、「たしかにそうだな」と自分が納得できる修正に対して参考にしていくという姿勢が重要です。
⑨友達
最後に、すぐにES添削をする方法として、友達に依頼するのもありです。
既に就活を終えた友達にES添削を頼んでみてください。
注意点としては、内定を獲得した人の話を聞くことで焦りに繋がってしまう可能性があるので、その点、自分は心配ないという人だけ友達に依頼すると良いでしょう。
実際に僕は内定を獲得してから、友達のES添削をしていました。
「たしかにその表現が良いかも」「この長所よりもたしかにその長所の方が自分に合っている」といった他己分析としての気づきも与えることができたので、よりその自分のことを理解している友達からの添削は時に有効です。
ES添削をすぐに依頼すると考えると、これだけ多くの手段があるんですね!
そうだよ!どれが自分に合うかを考えて、複数の手段を試すのがおすすめ!
ES添削を即日でしてもらう方法【3選】
ここまでES添削をすぐにしてもらう方法を紹介しました。
一方で、「絶対に即日でES添削してもらう必要がある」という就活生も多いですよね。
そこで即日にES添削をしてもらえるサービスを、前の章から厳選して共有します。
【ES添削を即日でしてもらえるサービス】
上記に加えて、両親や先輩、友達など身近な人への依頼は即日のES添削に向いてます。
また先に説明したとおりで、就活エージェントも場合によっては、即日でES添削に対応してもらえる場合もあるので、1度会員登録して担当者に相談してみるのも良いでしょう。
意外と即日でES添削をしてもらえるサービスは少ないんですね!
そうなんだよ。AI系は即日に添削してもらえるけど、ES添削の質の高さにおいては劣るからね。ある程度、時間を確保した上でES添削の依頼は考えることがおすすめ。
ES添削をすぐにしてもらうためのポイント
ここまでES添削をすぐにしてもらう方法を紹介してきましたが、これらの方法をうまく活用するにはちょっとしたポイントがあるんですよね。
ポイントを押さえることで、よりスピーディーかつ精度の高いES添削を受けられるようになります。
よってES添削をすぐにしてもらいたいときは、以下の2点を意識しておきましょう!
1つのサービスだけでなく複数のサービスを利用する
ES添削をすぐにしてもらうときは、1つのサービスだけでなく複数のサービスを利用するようにしてください。
なぜなら、複数利用した方がよりスピーディーかつ精度の高いES添削を受けられるようになるからです。
たとえば就活エージェントだけを利用すると、担当者のスケジュールによってはすぐに添削してもらえない可能性があります。担当者は他の就活生も見ていますし、さまざまな業務を抱えているので最優先されるとは限らないんですよね。
そんなときSNSや添削アプリも併用しておけば、より早く添削してもらえる選択肢が増えるんですよ。
また、ESは「こう書けば絶対合格!」という必勝法があるわけではありません。
企業によって評価ポイントは異なりますし、合否を判断する採用担当者も人間なので受験と違って答えがひとつではないんですよね。
よって1つのサービスの添削結果だけを鵜呑みにするのはリスキー。
複数の添削結果を比較して「ここは共通して指摘されているから修正した方がいいな」「SNSより就活エージェントの方が添削内容の納得性が高いから就活エージェントを参考にしよう」と判断してください。
そうすることでより精度が高く、かつ自分も納得できるESを作成できるようになりますよ。
次の添削に備えて事前に就活エージェントと連携しておく
2つ目のポイントは、次の添削に備えて就活エージェントと連携しておくことです。
就活エージェントって、サービスを受ける前に会員登録をして初回面談を受けなければならないんですよね。
よって連携していない状態で「あ!今からES添削をしてもらおう!」と思ってもすぐには対応してくれません。
会員登録や初回面談から始めるとなると、結果的にはES添削をしてもらうまで時間がかかってしまいます。
必要になったときにすぐES添削をしてもらうためには、あらかじめ会員登録をして担当者と連携しておくことが大切。
なので次の添削に備えて、就活エージェントと連携し日頃の就活状況を担当者と共有しておきましょう。
その方が担当者も就活生の志向や癖を踏まえた対応ができるので、添削の質も良くなりますよ。
すぐに添削してもらえるように就活エージェントに登録しておき、他の方法も併用するということですね。
その通り!ESは受験のように答えが決まっているわけじゃないから、視野を狭くしないためにも複数利用して比較しよう。
ES添削をすぐにしてもらう上での注意点【3点】
書類選考の通過率向上のため、ES添削をしてもらいたいと考える就活生は多いですよね。
この記事を読んでいるということは、あなたもその1人だと思います。
その心意気は素晴らしい。
ですが、就活は「ES添削さえしてもらえばOK!」というほど単純なものではありません。
うまく活用するには、ここで紹介する3つのことに注意してください。
- そもそも添削は絶対に必要ではない
- 焦って添削内容を全て鵜呑みにしないこと
- 添削してもらう相手を厳選すること
注意点① そもそも添削は絶対に必要ではない
「すぐに添削してもらわなきゃ!」と焦っている人に伝えたいのですが、そもそもES添削は絶対に必要というわけではありません。
ES添削をしてもしなくても、選考時には採用担当者に魅力的だと判断された人が合格する、ただそれだけの話なんですよね。
よって企業に伝わりやすい内容をわかりやすく言語化できれば、特にES添削は必要ないと僕は考えています。
むしろ自分で推敲できる人なら、第三者に任せるよりも自分でやった方が力になるかと。
なので「添削してもらわないとヤバイ」と焦るのはやめましょう。
ES添削はあくまで手段のひとつなので、くれぐれも目的化しないように注意してくださいね。
注意点② 焦って添削内容を全て鵜呑みにしないこと
2つ目の注意点は、焦って添削内容をすべて鵜呑みにしないことです。
ES添削をしてもらうと「その内容がすべて正しい」という思考になりがち。特に就活エージェントなど相手がプロだとそう感じやすいでしょう。
ですが、ESは学校のテストではないため明確な答えがあるわけではなく、添削内容が最適解とは限りません。
あくまで1つの意見にすぎないんですよね。
よってすべてを鵜呑みにするのではなく、参考にしつつ自分がベストだと思う内容に仕上げてください。
添削内容を鵜呑みにしたESで落ちてしまったらマジで最悪な気分になるし、自分の成長にもつながりません。そんなリスクを避けるためにも「添削内容=正解」と思い込まないようにしてくださいね。
注意点③ 添削してもらう相手を厳選すること
3つ目の注意点として、添削してもらう相手はきちんと選ぶようにしてください。
先程も説明したように、ES添削はテストの採点と違って明確な正解があるわけじゃないんですよね。
添削する人によってアドバイス内容も変わってくるので、「誰にしてもらうか」がかなり重要なんですよ。
たとえば、就活エージェントや大手の添削サービスなら就活の知識や指導経験が豊富な人が見てくれるため、企業から見ても魅力的な内容になりやすい。
逆に、普通の大学生に見てもらっても自分と同レベルの添削内容にしかなりません(誤字脱字のチェックはできますが)。
そう考えると、頼むべき相手は前者であることが分かりますよね。
加えて、自分にとって信頼できる人か、尊敬できる人かという点も重要なポイントになります。
ES添削にはさまざまな方法がありますが、どんな方法であれ焦っているときこそ相手を厳選してくださいね。
ES添削さえしてもらえば安心だと思っていましたが、そうではないんですね。
その考えは危険だよ。ES添削=正解というわけではないから、自分で考えることを放棄しないように!
「すぐにES添削をしてもらおう」と考えた時に事前確認すべきこと
繰り返しになりますが、ES添削は「誰かに見てもらえば完璧なESになる」という単純なものではありません。
よってES添削をしてもらう際は、自分にとって完璧なESを作り上げておくことが重要です。
その上で添削を受けることにより、初めて第三者の視点が生きてくる。
ということで次に、ES添削をしてもらう前にまず自分がすべきことを共有していきます。
- そもそも自己分析を徹底的にできているか再確認する
- 「結論+理由」をベースとした論理的な文章になっているか確認する
- 各質問ごとの面接官の質問意図を把握しているか自分に問う
①そもそも自己分析を徹底的にできているか再確認する
ES添削をしてもらう前に、まず自己分析を徹底的にできているか再確認してください。
なぜなら、自己分析ができていないと企業に本当の自分を伝えることはできないから。そして自己分析は自分にしかできないからです。
たとえば、あまり深く考えず「私の強みは継続力です」とESの自己PRを書いたとしましょう。
それをそのまま第三者に添削してもらっても、継続力という強み自体に指摘が入ることはまずありません。どちらかというと、伝え方やテクニックの添削がメインになります。
よって「継続力」が本当の強みであるか分からないまま形の良いESが完成する。
ですが一見魅力的に見えるだけの自己PRで書類選考を突破しても、面接で深掘りされたときにボロが出る可能性が高いです。
要するに、自己分析ができていないといくらES添削をしてもその後の選考がうまく進みにくいんですよね。
自分の強みや弱み、価値観を明確化できるのは自分だけなので、ES添削前にしっかり確認しておきましょう。
②「結論+理由」をベースとした論理的な文章になっているか確認する
続いて、「結論+理由」をベースとした論理的な文章になっているか確認してください。
ESに限ったことではないんですが、就活やビジネスの場では物事を分かりやすく伝える力がかなり重視されるんですよね。
特に就活は限られた時間で多くの学生を評価しないといけないので、「あ、この子の話分かりにくいな」と思われると評価はぐっと下がってしまいます。
よってESでは、とにかく読みやすい文章を書くことが重要です。
そして読みやすい文章を作成するための最も簡単なテクニックが、「結論+理由」という構成で書くこと!
長い前置きは要らないので、「〇〇です。なぜなら~だからです」とシンプルに伝えましょう。
くれぐれも「私は大学時代アルバイトをしていて…」とエピソードから始めないように。
もちろん内容によってアレンジするのは良いですが、基本的には結論→理由という流れがおすすめですよ。
③各質問ごとの面接官の質問意図を把握しているか自分に問う
3つ目の注意点は、面接官の質問意図を把握しているかを各質問ごとに確認することです。
ESの質問って、企業が明確な意図を持って設定したものなんですよね。世間話がしたくて何となく聞いているのではありません。
よってその意図を捉え、企業が求めている回答を書くことが重要なんですよ。
たとえば「あなたの長所と短所は何ですか?」という質問には、就活生の性格から業務との適性や配属部署の判断材料にしたいという企業側の意図が含まれます。
それなのに「私の長所はどこでも寝れることです!」と仕事につながらないアピールをしても、企業側は魅力を感じてくれません。
むしろ「質問の意図を理解していない」とコミュニケーション能力を疑われる可能性も高いです。
就活では社会人として円滑な意思疎通ができるかという点も見られています。
なので、ES添削をしてもらう前にもう一度質問の意図に沿った回答ができているかを確認しましょう。
ES添削は自分が完璧だと思う状態でしてもらうから意味があるんだ。そのためにもこの3点は徹底的に行おう。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
本記事では、ES添削をすぐにしてもらう方法やポイントを紹介しました。
昨今では便利な就活サービスがあるため、それらを駆使すればすぐに添削してもらうことも可能です。
ES添削をしてもらえば自分では気付かなかった欠点も改善できるため、選考突破率の向上が期待できるでしょう。
ただし、「ES添削さえしてもらえば大丈夫」と油断するのはNG。
あくまでESを作るのは自分なので、今後のためにもまずは自分で完璧だと思えるESを作成してください。
その上で厳選した相手に添削をお願いし、添削結果を参考に推敲してくださいね。
時間がなくて焦っているときこそ、冷静な判断が大事。
この記事を読んだみなさんが魅力的なESを作成し、就活がうまく進みますように。
では最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょう!
【本記事の要点】
- ES添削をすぐにしてもらうおすすめの方法は、就活エージェントとSNS(ツイッター)、ES添削アプリ、大手のES添削サービス、OB訪問サービスの5つ。
- ES添削をすぐにしてもらう際は、複数サービスを利用することと次回に備えて就活エージェントと連携することが重要。
- ES添削=正解ではないので、添削内容をすべて鵜呑みにしないようにする。
- そもそもES添削は必須ではないため、焦っているときに無理して行う必要はない。
- ES添削をしてもらう前には、自分なりに完璧なESを作成しておくべき。