こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
今回は市役所採用試験の志望動機に関する記事となります。
公務員を目指す人はもちろん、民間就活と併願で市役所の採用試験を受ける予定の人もいるかと思います。
そんな方々の一つの不安が”志望動機”ではないでしょうか?
市役所など公務員試験においても志望動機は必須項目であり、エントリーシートや履歴書、面接などいろんな場面で問われます。
特に市役所の採用試験の場合、「地元って理由だけじゃ不安」「地元じゃない場合の志望動機の書き方がわからない」といった悩みもありますよね。
そこで本記事では、市役所の志望動機の書き方について徹底解説します。
地元の場合のほか、地元外から受ける場合の志望動機の例文も共有するので、市役所志望の方はぜひ最後まで読んでくださいね!
地元外の場合は特に不安がありますよね。
書き方に悩む人も多いよね。ただ、地元外や縁もゆかりもない場合でも評価される志望動機は作ることができるんだよ!そのポイントもしっかりお伝えするね!
- 市役所の志望動機の文章構成
- 市役所の志望動機の例文
- 市役所を受けるなら民間就活も並行するのがおすすめ
- 市役所の志望動機を作る上で重要なポイント
- 市役所の志望動機に関するよくある質問
- 本記事の要点まとめ
市役所の志望動機の文章構成
まずは市役所向け志望動機の作り方を解説します。
文章を作る際は、常にパズルのイメージを持つのが重要です。
それぞれの文章をパーツに分けて構成立てることで内容が本題から逸れることなく、簡潔でより伝わりやすくなりますからね。
市役所向けの志望動機の場合、以下の構成で作るのがベストだと僕は考えました。
【市役所の志望動機の文章構成】
- シンプルな結論
- 働く上で大切にしたい価値観
- なぜ公務員(市役所)なのか
- その中でもなぜその市役所なのか
① シンプルな結論
文章の最初に書くべきはやはり”結論”ですね。
「結局その市役所を志望した理由はなんなのか」という問いに対する、シンプルで簡潔な結論を最初に書くことで、まずは質問に答えるというミッションを達成できます。
ここで伝えた結論について、その後の文章で詳細を説明していくイメージです。
【例文】
「生まれ育った地域に最も貢献できる仕事だと考え、貴市を志望しました。」
② 働く上で大切にしたい価値観
次に書くべきは「自分が働く上で大切にしたい価値観」です。
企業選びの軸などと近いイメージになります。
「そもそもどういう価値観で就職先を選んでいるのか」
この点を先に伝えた上で、志望先市役所を選んだ理由を説明する流れが最もスムーズかつ読みやすいですからね。
【例文】
「私は生まれてから大学に入学するまでの18年間、◯◯市で暮らしていました。大学入学を機に◯◯市を離れて違う土地で生活をしたことで、改めて◯◯市の住みやすさや地域の人の魅力に気づき、地域貢献できる仕事を第一に就職先を考えるようになりました。」
③ なぜ公務員(市役所)なのか
就職先は大きく分けて「民間企業」と「公務員」に分けることができます。
もちろん働くという意味では大きな違いはありませんが、組織の目的や役割、求められる素質などは大きく異なります。
そのため、採用担当者は「なぜ公務員を選んだのか」を意外と気にしているんですよね。
「ただ地元に残れるからじゃない?」「安定だけで選んでない?」といった懸念は少なからず持っているため、そういった懸念を払拭する意味で「公務員を選んだ理由」は重要な部分となります。
【例文】
「地域貢献できる仕事はいろいろありますが、最も地域の方に近く、貢献や奉仕の精神を持って働けるのは市役所の仕事だと考えました。」
④ その中でもなぜその市役所なのか
文章の締めは「公務員の仕事の中でもなぜその市役所を選んだのか」という文章です。
民間就活同様、市役所採用試験においても、やはり採用担当の方が気になるのは「なぜ◯◯市役所を選んだのか」という点。
内定を出したら入職してくれるか、入職後も長く働いてくれるのかなどを見極める上で、最も参考になる部分だからこそ、しっかりと志望動機で伝えることが重要になります。
【例文】
「その中でも◯◯市は私自身が生まれ育った愛着のある土地であり、自分自身が最もやりがいを持って目の前の仕事に取り組めると考え、志望しました。」
民間就活は逆求人サイトで効率化するのがベスト
市役所を志望している人の中には、同時に民間就活も進めようと考えている人も少なくないと思います。
ただ、市役所試験の勉強と就活を並行して進めるとなると、かなり忙しいのが現実。
そこでぜひ活用してほしいのが、逆求人サイトです。
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これまで200以上の就活サイトを分析してきた僕としては、「キミスカ」が一番おすすめです。
有名企業から中小企業まで利用企業が幅広いですし、スカウトが3種類あるので企業の本気度がわかりやすい。
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市役所を受けるための試験勉強など忙しい人こそ、民間就活は逆求人サイトを活用して効率的に進めましょう。
構成で分けて考えると文章全体が把握しやすいですね!
そうなんだ!自分が何を伝えたいのか、ポイントを押さえた志望動機が作れるんだよ!
市役所の志望動機の例文
市役所向け志望動機の文章構成を共有しました。
では実際にこの文章構成を使って、いくつかのパターン別で市役所の志望動機の例文をご紹介していきますね!
【市役所の志望動機例文|パターン別】
- 地元の市役所の場合の志望動機
- 地元外の市役所の場合の志望動機
- 転職の場合の市役所の志望動機
- 安定を全面にアピールしている志望動機|NG例文
- その市役所や地域を選んだ理由が曖昧|NG例文
例文① 地元の市役所の場合の志望動機
「生まれ育った地域に最も貢献できる仕事だと考え、貴市を志望しました。
私は生まれてから大学に入学するまでの18年間、◯◯市で暮らしていました。大学入学を機に◯◯市を離れて違う土地で生活をしたことで、改めて◯◯市の住みやすさや地域の人の魅力に気づき、地域貢献できる仕事を第一に就職先を考えるようになりました。
地域貢献できる仕事はいろいろありますが、最も地域の方に近く、貢献や奉仕の精神を持って働けるのは市役所の仕事だと考えました。
その中でも◯◯市は私自身が生まれ育った愛着のある土地であり、自分自身が最もやりがいを持って目の前の仕事に取り組めると考え、今回の志望に至った次第です。」(287文字)
最もよくある「地元の市役所を受けるパターン」の志望動機ですね。
地元出身かどうかは関係ないとよく言われますが、僕個人の意見としては、加点等はなくても、少なからず地元出身という点はアドバンテージになるかと。
そしてアドバンテージがあるなら、それを活かさない手はありません。
結局のところ、地元だから◯◯市役所を選びましたって理由は最強だと思います。
内定を出した後の入職してくれる可能性の高さ、入職後に長く働いてくれるという期待値も高いですからね。
例文② 地元外の市役所の場合の志望動機
「子育て支援に注力する貴市に貢献したいと考え、志望しました。
私は生まれた直後に両親が離婚し、母子家庭で育ちました。これまで何不自由なく育てていただきましたが、仕事や子育てに追われる母の姿を見て、母のような人を救える仕事がしたいと考えるようになりました。
子育て支援に貢献するにあたって、より多くの家庭をサポートできる仕事は何かと考えた時、真っ先に浮かんだのが市役所で働くことです。
その中でも貴市は全国に先駆けて◯◯という取り組みを導入するなど子育て支援に注力していることを知り、私も貢献することでより良い子育て支援の形を作っていきたいと考え、志望させていただきました。」(282文字)
市役所を受ける上で多くの人が悩むのが「地元外の市役所に対する志望動機」ですよね。
他に地元地域があるにも関わらず、どうしてその自治体を受けるのかは採用側もかなり気にしています。
地元外の場合、その自治体が注力している点や自分との接点を伝えるのがおすすめ。
注力していることに共感するほか、「過去に住んでいた」「ある時期に関わる機会があった」など、接点を伝えることで志望動機の説得力を高めることができます。
例文③ 転職の場合の市役所の志望動機
「生まれ育った地域をさらに住みやすい地域にしたいと考え、志望しました。
自動車販売の営業マンとして目の前のお客様に貢献する中で、もっと多くの人に影響を与える仕事に挑戦したいという思いが日に日に強くなり、転職を決意しました。
また、いつかは自分が生まれ育った地域に戻り、これまでお世話になった方々に恩返ししていきたいと考えたとき、真っ先に思い浮かんだのが市役所での仕事です。
その中で貴市は私自身が生まれ育った地域であることに加え、◯◯の取り組みに注力しており、これまで私が営業マンとして培った◯◯の力を最大限発揮できると考え、今回志望させていただきました。」(274文字)
転職の場合、新卒とは少し文章構成が変わります。
具体的には「そもそもなぜ転職を決意したのか」「なぜ市役所の仕事なのか、そしてその市役所なのか」「どのような貢献ができるのか」といった部分が入っています。
新卒と違い、転職で入職する人は即戦力として期待されるからこそ、今まで培ってきた能力を市役所業務にどう生かすのかは重要なポイントです。
特に異業種から転職(民間→公務員など)であれば、この点の説得力が合否を左右するほど重要になるため、具体かつ簡潔に伝えるようにしましょう!
NG例文① 安定を全面にアピールしている志望動機
「安定した環境で働きたいと考え、◯◯市を志望しました。
コロナ禍など不安定な経済状況を目の前で体験したことで、私は安定した組織で働きたいと考えるようになりました。
組織の安定性を考えたとき、真っ先に思い浮かんだのは市役所の仕事です。
市役所という安定した環境の中で、安心して目の前の仕事に取り組みたいと考え、今回◯◯市役所を志望させていただきました。」
ここからはNG例文をご紹介します。
まずは「安定を全面にアピールし過ぎているパターン」です。
(ちなみにこの例文はわかりやすいようにかなり極端に安定をアピールしています。)
市役所を受ける人の中には、安定性に惹かれて選んだ人もいるかと思います。
それ自体は全然問題ないのですが、志望動機など選考において安定性を理由にした場合、やはり採用側は「それだけの理由じゃすぐ辞めるんじゃないか」という懸念を感じますよね。
本音と建前じゃないですが、安定性以外の理由を伝えるのが僕はいいと思います。
NG例文② その市役所や地域を選んだ理由が曖昧
「地域に貢献できる仕事がしたいと考え、貴市を志望しました。
私は大学で「地方活性化」をテーマに研究してきたため、就職先選びについても地域活性化に関わる仕事がしたいと考えています。
地域との結びつきや連携をしていく上で、市役所の仕事は最も適しており、私がこれまで学んできた知識や経験を活かせると考え、貴市を志望いたしました。」
一見すると悪くない文章ですよね。
しかし肝心の「なぜその市役所なのか」という部分が実は抜けているんです。
これを読んだ市役所採用担当者の多くが「それなら他の市役所でも良くない?」と感じてしまいますし、それは選考においても致命的ですので、注意してくださいね!
例文があるとイメージしやすいですね!
パターン別にそれぞれ少しポイントは変わるけど、基本的な構成は一緒という点はしっかり理解しておいてね!
市役所を受けるなら民間就活も並行するのがおすすめ
言わずもがな、市役所は人気就職先の一つです。
自治体の規模によって採用人数や試験内容なども異なりますが、いずれにしても高倍率かつライバルも優秀な人が多いことが予想されます。
何が言いたいかというと、就職先を市役所だけに絞るのはリスクが高いということ。
難易度が高いことに加え、大規模自治体(県庁や政令指定都市など)は同じ日に採用試験を行うパターンも多いので、市役所だけで併願するにも数が限られます。
そこでおすすめしたいのが「民間就活も並行する方法」です。
選考対策は市役所メインで進めつつ、空き時間で民間就活も行う方法。
市役所の採用試験は4年生の春〜夏頃がメインとなりますが、民間就活はその前に解禁されるため、市役所の試験とは日程がズレます。
先に民間就活を経験することで面接のスキルを高めることができますし、民間企業の内定を1社でも持っていれば、市役所試験に対する精神的な余裕が全く違いますからね。
とはいえ市役所試験と民間就活を並行するのは、もちろん大変です。
いかに効率的に民間就活を進められるかがポイントとなるため、便利で有益な就活サービスを駆使することが必要となります。
そこで今回、これまで就活を7年以上研究し続け、200以上の就活サイトを見てきた僕が「これだけはマストで使うべき!」という就活サービスを6つだけ厳選しました!
なるべく民間就活に使う工数を減らすことで、最大限市役所対策ができるようになるので、ぜひ以下の記事も合わせて読んでみてください!
▼民間就活するなら必読の一記事
» 【結局どれ?】僕が今就活生なら絶対利用するのはこの5つ!100以上から厳選!
就職先に”安定性”を求める人におすすめの就活サイト
就職先に市役所を選んだ理由が「安定性」や「残業が少なく休みが多い働きやすさ」といった人も多いですよね。
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ホワイト企業ナビでは上記のように残業時間が少なく休みの多い、つまり働きやすい会社だけを厳選して掲載しています。
東証プライム上場企業や大手のグループ会社など、組織として盤石の安定性を持った企業も多数掲載されているので、ぜひ一度求人を覗いてみてください!
▼働きやすい企業だけを厳選掲載したナビサイト
市役所の志望動機を作る上で重要なポイント
文章構成や例文を共有したので、ある程度イメージができたかと思います。
ただ、例文を真似て文章を作るだけでは、まだ不十分です。
この章では、市役所の志望動機を作る上で押さえるべきポイントを共有します。
作り方と合わせて、これらの重要ポイントを把握しておけば、より選考突破の確率を高めることができますよ!
【市役所の志望動機を作る上で重要なポイント】
- なぜその地域を選んだのかが最重要
- 特定の部署や仕事内容にこだわり過ぎない
- 地元外の場合は特に志望動機の質が重要
- 公務員という仕事を理解しておく
- 参考になる資料に目を通しておく
ポイント① なぜその地域を選んだのかが最重要
市役所の志望動機で最も重要なポイントは「なぜその地域を選んだのか」という部分です。
つまりなぜその市役所を選んだのか。
先ほども少しお伝えしましたが、民間企業同様、市役所の採用担当者も志望動機の内容で「この人は内定を出したら入職してくれるか」「長く働いてくれそうか」といった点を見極めています。
恋愛に例えるとわかりやすいですが、あなたが異性に告白された場合、あなたを選んだ理由ってめちゃくちゃ気になりますよね。
「なんとなく」とか言われたら断りたくなりますし、逆に具体的で説得力のある理由を言われたらOKしたくなるかと。
採用試験も似た側面があるからこそ、志望動機は頻出質問となっているわけです。
この点は志望動機を作る上で最も意識しておいてくださいね!
ポイント② 特定の部署や仕事内容にこだわり過ぎない
特定の部署や仕事内容にこだわり過ぎるのも危険です。
一見するとその市役所についてしっかりと調べていることのアピールになるので、ポジティブな要因に思えますが、当然市役所の中にはいろんな部署や仕事があり、一般的には数年単位で異動します。
つまり、特定分野にこだわり過ぎると「他の部署や仕事になった場合にやめちゃうかも」という不安要素を残してしまうわけです。
もちろん自分が興味のある仕事、やりたい仕事を伝えることは全く問題ありません。
しかし過度にそれをアピールし過ぎると、かえってネガティブな印象を与えかねないことは理解しておいてください。
ポイント③ 地元外の場合は特に志望動機の質が重要
地元以外の市役所を受ける場合は、特に志望動機の重要度が高くなります。
理由はシンプルで「なんで地元じゃないのにうちの市役所を受けたのか」という疑問が採用側にあるからです。
対策としては例文の章でもお伝えしたとおり、その市役所が注力している取り組みなどにフォーカスして、そこに自分の原体験などを織り交ぜる方法です。
市役所といえど、それぞれの自治体で抱える課題や注力している部分は全く異なるため、この違いを志望動機にも生かすのがおすすめですね!
ポイント④ 公務員という仕事を理解しておく
公務員は「全体の奉仕者」であり、民間で働く会社員とは立ち位置が全く異なります。
企業は利益を生み出すことが目的ですが、公務員は利益を目的としておらず、全体の奉仕者として国民・県民・市民などを支える存在です。
仕事をする目的なども大きく異なるため、市役所を目指すのであれば、公務員とはどういう存在なのか、何を目的としているのかなどは押さえておくべき。
面接において「民間企業ではなくなぜ公務員(市役所)なのか」という志望動機への深掘りも考えられるため、しっかりと事前に把握しておきましょう。
ポイント⑤ 参考になる資料に目を通しておく
民間就活同様、公務員試験でも企業研究は重要な対策です。
ただ、情報を集めるツールは民間企業と市役所で少し異なります。
市役所の場合、基本となるのは自治体HPですが、それ以外にもその地域の地方紙やフリーペーパー、ローカルニュースなどから情報を集めることができます。
地方紙やローカルニュースは最新の情報になるので、志望動機に限らず、市役所の選考前にはチェックしておきたい情報源ですね。
注意しておきたいポイントですね。
市役所という公務員試験ならではのポイントだよね。面接対策としても重要になる部分だよ!
市役所の志望動機に関するよくある質問
最後にこの章では、市役所の志望動機に関して僕が毎年学生さんからよくいただく質問と、その回答を解説します。
細かい点ですが、こちらも合わせて確認しておいてください!
【市役所の志望動機に関するよくある質問】
- 縁もゆかりもない市役所の志望動機の作り方が知りたい
- 高卒の場合の市役所の志望動機の作り方が知りたい
- 市役所の選考で志望動機は重要なのか知りたい
質問① 縁もゆかりもない市役所の志望動機の作り方が知りたい
縁もゆかりもない市役所であれば、その市役所が抱える課題や注力している取り組みにフォーカスするのがおすすめです。
子育て支援、観光産業など自治体ごとに注力している内容は異なるため、その取り組みを取り上げつつ、これまでの自分の原体験や強み、学んだ知識などが活かせることを伝える志望動機の形がベストですね。
【例文】
「子育て支援に注力する貴市に貢献したいと考え、志望しました。
私は生まれた直後に両親が離婚し、母子家庭で育ちました。これまで何不自由なく育てていただきましたが、仕事や子育てに追われる母の姿を見て、母のような人を救える仕事がしたいと考えるようになりました。
子育て支援に貢献するにあたって、より多くの家庭をサポートできる仕事は何かと考えた時、真っ先に浮かんだのが市役所で働くことです。
その中でも貴市は全国に先駆けて◯◯という取り組みを導入するなど子育て支援に注力していることを知り、私も貢献することでより良い子育て支援の形を作っていきたいと考え、志望させていただきました。」
質問② 高卒の場合の市役所の志望動機の作り方が知りたい
高卒の場合も基本的な文章構成は大卒と同じです。
ただ、大学生に比べて経験の範囲(アルバイト・サークル・ゼミなど)が限られるため、地元外の場合は志望動機が書きにくくなるかと思います。
もし高卒で地元外の市役所を受けるのであれば、高校時代に部活や勉強で培った強みなどをアピールしつつ、それが最大限活かせる環境として◯◯市を選んだという流れでいくのがいいかと思います。
質問③ 市役所の選考で志望動機は重要なのか知りたい
もちろん重要です。
民間就活のように書類の選考があるケースは稀ですが、エントリーシートや履歴書に記載した志望動機は必ず面接の参考資料となります。
特に志望動機は面接時に深掘りされやすい項目なので、その点も考慮しつつ、しっかりとした内容で作り込んでおきましょう。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
市役所の志望動機の書き方や例文について、僕が持っている情報はすべてこの記事にまとめさせてもらいました。
先ほどもお伝えしたとおり、市役所は人気のある就職先です。
特に最近は新型コロナウイルスの流行による不況などもあって、市役所など公務員を目指す人は増加傾向にあります。
高倍率が予想されるからこそ、重要項目である志望動機にはぜひこだわってください。
また、市役所試験だけに絞ることなく、民間就活も並行することで精神的な余裕を作ることも大切なので、こちらも合わせて検討してくださいね!
ちなみにリスク対策として、万が一公務員試験に全落ちした場合の立ち回りについては「【公務員試験に全落ちしたらどうする?】全落ち後の立ち回りを解説!」に詳しくまとめているので、こちらも念のため読んでおくのがおすすめです。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点まとめ】
- 市役所の志望動機は「①シンプルな結論」「②働く上で大切にしたい価値観」「③なぜ公務員(市役所)なのか」「④その中でもなぜその市役所なのか」という文章構成で作るのがおすすめ。
- 市役所は人気のある就職先のため、民間就活も並行して進めておくのがおすすめ。
- 市役所の志望動機を作る際の重要なポイントは「なぜその地域を選んだのかが最重要であること」「特定の部署や仕事内容にこだわり過ぎないこと」「地元外の場合は特に志望動機の質が重要であること」「公務員という仕事を理解しておくこと」「参考になる資料に目を通しておくこと」などである。