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【公務員試験に全落ちしたらどうする?】全落ち後の立ち回りを解説!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

皆さんの中には、公務員になることを目指して勉強中の人もいるでしょう。

公務員になるには公務員試験に合格しなくてはならないですが、万が一「全落ち」してしまったらどうすればいいのか、不安に感じたことってないですか?

 

今回は、公務員試験に全落ちしたらどんな進路があり得るのか、全落ちした場合はどう立ち回ればいいのかを解説しますね。

 

全落ちしやすい人の特徴や、民間企業への就職に切り替える方法も共有するので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

 

公務員試験全落ちは悲惨なことになるとか、ネットで見て不安になりました…。

悲惨なことになってしまうのは、もしそうなった場合の対策をしていないからだよ。何をするべきかちゃんと知っておけば、悲惨なことにはならないから大丈夫!

 

公務員試験に全落ちしてしまうことはよくある|確率と割合は?

 

そもそも大前提として、公務員試験に全落ちしてしまうのはよくあることです。

なぜなら、倍率が高いから。

実際にどのくらいの人が落ちているのか、具体的に見ていきましょう。

 

公務員試験で全落ちする確率と割合

 

公務員試験の受験者と最終合格者数は、毎年公表されています。

受験者数から最終合格者数を引くと、不合格だった人の人数が分かるわけです。

 

ちなみに、2021年度の不合格率は国家公務員総合職が88.5%、市区の地方公務員が89.3%。

確率として、9割近くの人が全落ちする可能性があるということ。

 

次に試験の倍率を見ていきましょう。

国家公務員の総合職なら、倍率は例年8倍前後が相場ですね。

地方公務員だと自治体にもよるものの、だいたい6〜9倍ぐらいが目安になるでしょう。

 

倍率から考えると、6〜9人に1人の割合でしか受からない計算になる。

つまり6人中5人、もしくは9人中8人が全落ちしている可能性があります。

 

公務員試験で全落ちしてしまう人の年間人数

 

実際にどのくらいの人が公務員試験に落ちているのかを見ていきましょう。

国家総合職の受験者は2021年度の場合だと1万2千人以上いましたが、最終合格者は1400人ちょっと。

つまり、1万人以上が落ちている。

 

市区の地方公務員だと、同じく2021年度は17万人以上が受験して受かったのは1万8千人ほど。

なんと15万人以上が落ちています。

 

こうして見ると、受かる人よりも落ちる人のほうがはるかに多いことが分かりますね。

最初に言った通り「全落ちはよくあること」なので、全落ちしたとしても必要以上に自分を責めるのはやめましょう!

 

大事なことは、全落ちする可能性が高いと認識した上で、「仮に全落ちしたらどう対処すればよいのか」をしっかりと把握しておくことです。

ここについては次の章から解説していくので、安心してください!

 

数字で見ると、公務員試験が狭き門だと改めて分かりますね…。

その通り。中には大学入学と同時に公務員試験対策の専門学校に通い始める人もいるとか。全落ちも十分あり得る、非常に厳しい世界だよ。

公務員試験に全落ちしてしまった場合の進路まとめ

 

では、公務員試験に全落ちしてしまったらどうすればいいのか。

実は全落ちから選べる進路は意外とたくさんあります。

 

公務員試験に全落ち=どうにもならない、というわけではない。

考えられる進路としては主に5つですね。

 

【公務員試験に全落ちしてしまった場合の進路】
  1. 民間企業からの内定獲得を狙う
  2. 留年して来年度の公務員試験を受ける
  3. 卒業後に浪人して来年度の公務員試験を受ける
  4. 大学院に進学する
  5. 1度民間企業に就職してから公務員試験を受ける

 

①民間企業からの内定獲得を狙う

 

その年に就職することを優先する場合、公務員から民間企業へ志望先を変更する人が多いでしょう。

…とサラッと言いましたが、実はかなり厳しい道を歩むことになる。

 

たとえば地方公務員試験がスタートするのは6月からですが、これは民間企業がエントリー受付を解禁する時期と重なっています。

 

試験実施時期が遅い自治体だと、10月頃に試験を実施するケースもありますね。

この時期になると、もう多くの企業は内定式を終えている。

 

つまり、公務員試験の全落ちから民間企業への就職を狙うなら、まだ募集を続けている企業を狙うしかない。

 

ただし、応募を受け付けていることだけを条件にやみくもにエントリーするのはNG。

自己分析や業界研究を急ピッチで進めて、希望条件に合う企業を探さなくてはなりません。

 

もう分かると思いますがとにかく時間がありません。

可能な限り効率よく、しかも精度の高い就活対策を講じていく必要がある。

 

就活後半では就活エージェントからの企業紹介は有効

僕がもし公務員試験に全落ちした状態から民間企業の内定を狙うなら、迷わず就活エージェントを頼りますね。

 

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

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②留年して来年度の公務員試験を受ける

 

公務員にこだわるなら、その年に就職するのは諦めることになります。

留年して来年度の公務員試験に再び挑戦するわけです。

 

いわゆる就職浪人ということになりますが、この選択は「学費さえ確保できれば簡単にできるがリスクが高い」ことをしっかりと理解しておいてくださいね。

 

なぜなら、留年して来年度の公務員試験に挑戦しても、必ず合格できる保証はどこにもないからです。

来年度も全落ちだった場合、就職先が確保できないまま卒業しなくてはならない可能性がある。

 

多くの人はこう考えます。

「来年度の試験まで1年近くあるのだから、勉強期間をバッチリ確保できる」と。

 

あえて厳しく言いますが、これが非常に危険なのです!

前述の通り、公務員試験は9割近くの人が全落ちしている可能性がある。

 

つまり、同じように「留年して再挑戦」のパターンを狙っている人はいくらでもいるわけです。

もちろん「どうしても公務員を諦めたくない」という場合は留年もありでしょう。

 

でも、留年して再挑戦すれば何とかなる!という安易な気持ちでこの選択をするのは避けてくださいね!

 

③卒業後に浪人して来年度の公務員試験を受ける

 

来年度の公務員試験に再挑戦するもう1つのパターンとして、いったん卒業する方法もあります。

 

つまり、既卒として就職浪人する。

実は、これはこれでリスクがあることをよく理解しておいてください。

 

皆さんは「新卒カード」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

新卒カードとは、新卒の時だけ限定で「新卒採用」に挑戦できるという意味の言葉です。

 

実際、民間企業の多くは新卒者とそれ以外の採用者を区別しています。

浪人して公務員試験に受かればいいのですが、受からなかった場合は「既卒」として民間企業の選考を受けることになる。

 

この場合、ライバルになるのは新卒ではなく転職希望者です。

すでに社会経験があり、実務を通じて業務知識やスキルを身につけてきた人たちと闘わなくてはなりません。

 

既卒者が就職することは不可能ではないものの、相当ハードルが高いことは知っておく必要がある。

留年と同様、既卒として浪人する道も簡単に選べてしまいます。

 

しかし、リスクが伴うことはよく理解した上で選ぶ必要がある道だと思いますね。

 

④大学院に進学する

 

学部から大学院に進学して、公務員試験の勉強を続ける方法もあります。

経歴上は「大学院進学」なので、仮に公務員の道を諦めたとしても大きな痛手ではないように思えるでしょう。

 

でも、僕としてはこの方法はあまりおすすめしません。

大学院に進学する人の多くは、情熱を持って研究の道に進むことを決めた人たちです。

 

大学院に籍を置くとなると、修士論文を書き上げることがミッションになります。

本心から研究に打ち込みたくて大学院に進学した人たちは、熱心に研究に打ち込むでしょう。

 

一方、公務員を諦め切れないという理由で進学した場合、研究と公務員試験の勉強を両立させなければならない。

結果的に「どっちつかず」になってしまうリスクがあります。

 

それに、進学する研究科やそこで身につく専門性によっては、学部生よりも就職が厳しくなる可能性もある。

 

とくに文系の人は注意が必要です。

民間企業としては「大学院で学んだことが実務で活かせるのか?」が最大の関心事でしょう。

 

よほど就職先をしっかり考えておかないと、望まない分野の仕事に就くしか就職先を確保する方法がなくなってしまう恐れがある。

研究と公務員試験対策を必ず両立させる!という強い意志がない限り、安易な気持ちで大学院進学を選ばないほうが無難でしょう。

 

大学院に進学した場合にかかる費用

ちなみに、大学院に進学すると当然学費がかかります。

どのぐらいの費用が必要になるのか把握した上で、公務員を目指すための費用として妥当かどうかをよく考えておくことが大事。

 

進学先の大学院や研究科によって費用は異なりますが、おおよその目安を共有しますね。

 

【大学院進学にかかる費用の目安】

国立大学:入学料28万円 授業料54万円/年(2年間で136万円)+諸経費

私立大学:入学料20万円 授業料70万円/年(2年間で160万円)+諸経費

 

学部と同じ大学院に進学する場合は入力料が免除になることもありますが、いずれにしても授業料は2年間で100万円以上かかかります

 

奨学金を借りて費用をまかなう方法もあるものの、「どうしても大学院に進学して研究したい」わけでもないなら、相当慎重に考えるべきでしょう。

奨学金は将来的に返済しないといけないので、公務員試験に受からなかった場合や就職先が決まらなかった場合のリスクがいっそう高まるからです。

 

⑤1度民間企業に就職してから公務員試験を受ける

 

1度民間企業に就職しておき、公務員試験に再挑戦する方法もあります。

実際、こういう道を選んだ人を過去に何人か見たことがありますが、正直「この方法がおすすめ!」とは言いがたいですね。

 

と言うのも、就職する民間企業はそもそも第一志望じゃないわけです。

本当にやりたいこと(=公務員)があるのをカモフラージュして仮面浪人しているわけですから、仕事に身が入らないことも多い。

 

一方、同僚の中には「どうしてもこの仕事がしたかった!」と情熱を傾けて仕事に打ち込む人もいます。

初めから勝負がついてしまっていて、情熱を持って仕事に打ち込む人には到底かないません。

 

こうしたことは仕事ぶりに対する評価に響くだけじゃなく、見えない「壁」になることが多い。

「この企業でずっと働いていく!」と決心している人との間には、テンションや雰囲気にずれが生じがちです。

 

結果として同僚と話が合わなかったり、雰囲気についていけなくなることもあるでしょう。

人によっては「公務員が本命なのだから、入社した企業で話が合わなくても構わない」と思うかもしれません。

 

でも、仕事は毎日のことですから、腰掛けの状態で働き続けるのはあまり精神衛生的にも良くないですね。

 

もし公務員試験に今後も受からなくて、その企業でずっと働くとしても「それはそれで悪くない」と思える就職先が見つからない限り、この方法も正直なところあまりおすすめできません。

 

選べる進路はいくつかあるけれど、やはり体勢を立て直して民間企業への就職に切り替えるのが得策ってことでしょうか?

そうだね。次年度以降の試験に挑戦する時点で、その年に就職した人たちとはキャリアに1年遅れを取ってしまう。どうしても公務員にこだわりたい理由がない限り、民間企業への就職に切り替えるのが現実的だよ。

公務員試験に全落ちしてしまった直後の立ち回り

 

公務員試験に全落ちしてしまった場合、重要になるのはその後の立ち回りです。

 

全落ちしてしまったことを引きずり、無策のまま卒業を迎えてしまう…といったことのないようにしましょう!

具体的には、次の4ステップで立て直していくことが大切です。

 

【公務員試験に全落ちしてしまった直後の立ち回り】
  1. まずは休息を取る
  2. 公務員に絶対になるべきか再考する時間を設ける
  3. 親や現役の公務員に相談してみる
  4. これからの進路を確定し行動計画を立てる

 

ステップ① まずは休息を取る

 

公務員試験に向けて必死に勉強してきたにも関わらず全落ちしてしまったら、相当ショックを受けるでしょう。

 

まずは無理をせず、数日間は休息を取ることをおすすめします。

時期によっては進路を決めなくてはならない時期が差し迫っているかもしれません。

 

でも、メンタルが回復しないうちから動き回っても空回りしてしまうリスクが高い

長い人生のうちのたった数日間ぐらい、休む期間があってもいいのです。

 

スマホを持たずに散歩してみるのもよし、温泉でのんびり過ごしてみるのもよし。

いったん公務員試験や今後の進路から離れて、心身を休ませる期間を取ってみましょう。

 

ステップ② 公務員に絶対になるべきか再考する時間を設ける

 

いったん気持ちが落ち着いたら、次に考えるべきことは「公務員に絶対になるべきなのか?」という点です。

そもそもなぜ公務員を目指しているのか、他の道ではやりたいことができないのか、冷静になって考えてみましょう。

 

たとえば「国や自治体のために力を尽くしたい」という強い思いがあって目指しているなら、たしかに他の仕事よりも公務員のほうが適しているかもしれません。

 

一方、「安定しているし、民間よりも長く働けそうだから」といった理由で目指しているなら、再考の余地がありそうです。

 

実際に公務員になった人が口をそろえて言うことですが、公務員は決して楽な仕事ではありません

自治体の行政職に就いたとして、配属される部署によってはかなりのハードワークになることもあります。

 

「公務員の仕事=まったり」とは限らないので、もしイメージが先行していた面があればよく考えておく必要があるでしょう。

 

何しろ、今後何十年と携わっていくことになる仕事についての決断です。

きちんと時間を確保して、「絶対に公務員を目指すべきなのか?」を考えてみてくださいね!

 

ステップ③ 親や現役の公務員に相談してみる

 

自分でよく考えた上で、人生の先輩にも相談してみましょう。

たとえば、親や現役の公務員に相談してみるのです。

 

こうしたことは同年代の友達に相談しても、その人の個人的なイメージにもとづくアドバイスしか得られないことが多い。

 

その点、人生経験が長い人はたとえ自分自身に公務員の経験がなくても、知り合いや同級生に公務員として働いている人がいて、話を聞いたことがあるかもしれません。

 

もちろん親や現役の公務員の意見が全てではないものの、自分では気づいていなかった視点を得られたり、把握していなかった情報を知ることができたりする可能性は十分にあります。

 

人の意見を聞いた上で、改めて自分は本当に公務員を目指すべきなのか?を考えてみましょう。

 

ステップ④ これからの進路を確定し行動計画を立てる

 

引き続き公務員を目指すと決めた場合も、別の道を選択すると決めた場合も、いずれにしても次の行動計画を立てる必要があります。

 

公務員を目指すなら、次年度の試験に向けて浪人するのか、いったん企業に就職するのか、もしくは大学院に進学するのか、進むべき道を決めておかないといけない。

 

民間企業への就職に切り替えるなら、早急に就活の準備に着手する必要がありますね。

最も避けて欲しいのは、どんな進路を選ぶのか決めきれないままズルズルと時間だけが経過してしまうこと。

 

できるだけ早く気持ちを切り替えて、次に打つべき手を決めておくことが非常に重要です。

ここで頭を切り替えられるかどうかが、公務員試験に全落ちした後で的確に立ち回れるかどうかの分かれ目。

 

メンタル面で厳しい部分はあるかもしれませんが、「終わり良ければすべて良し」の気持ちを持ち続けて次の一手を考えていきましょう!

 

公務員試験に落ちたショックから立ち直る方法については、次の記事で詳しく解説しています。

こちらも併せて読んで、できるだけ早く気持ちを切り替えましょう!

 

 

全落ちしたら、しばらくの間は立ち直れずにボーッとしてしまいそうです…。

気持ちはすごく分かるよ。でも今後の進路を考えると、過ぎたことにこだわり続けるのは良くないよね。早めに気持ちを切り替えて、次の行動に移っていこう!

公務員試験に全落ちしてしまう人の特徴

 

ここで、あえて耳が痛いことを言います。

公務員試験に全落ちしてしまったのはなぜなのか?を分析しておくことも必要です。

 

と言うのも、民間企業の選考は公務員よりイージーモードというわけでは決してありません。

 

公務員試験に全落ちしてしまった原因をきっちり分析しておかないと、次年度に再び公務員試験に挑戦するにしても、公務員とは別の道を選ぶにしても、同じ原因で結果が出せないことはあり得る。

 

そこで、筆記試験・面接試験・集団討論のそれぞれで落ちてしまう人の特徴を共有しますね。

 

筆記試験で落ちてしまう人の特徴と対策

 

筆記試験で落ちてしまう人に多い特徴は主に2つ。

1つは、そもそも勉強量が足りないパターンです。

 

公務員試験は試験問題自体がものすごく難しいわけではありません。

ただ、科目数と出題範囲が広い。

計画的に、しかも集中してコツコツ勉強しないと受からない試験と言えます。

 

公務員試験に合格するには、目安として1000〜1500時間ぐらいは勉強する必要があるとも言われている。

勉強期間を1年間確保するとして、1日およそ3〜4時間ですね。

 

もちろん集中して3〜4時間勉強する必要があるので、友達と遊ぶ予定があるとか、ゲームの時間を取りたいとか、いろいろな誘惑に打ち克つ必要がある。

 

ちなみに、民間企業の選考でもSPIや適性検査が実施されることがあって、割と公務員試験と傾向が近いものもありますね。

やると決めた勉強をガッツリ集中してできないようだと、民間企業を受ける場合にも苦労する可能性ありですよ!

 

もう1つのパターンは、努力の方向性を間違えているパターン。

どの単元・分野が頻出なのかをしっかり調べずやみくもに問題を解いていたり、過去問を解かずに参考書ばかり読んでいたりすると合格は遠のいてしまいます。

 

公務員試験の勉強法なら、ネットで調べればいろいろな人が解説していますよね?

こうしたことを十分に調べずに勉強を進めているようでは、リサーチ不足と言わざるを得ないでしょう。

 

民間企業を受ける場合にも企業研究や業界研究は必須。

努力の方向性を間違えてしまうのはリサーチが足りないことが主な原因なので、もし自分が該当していると感じたら早急に改善しましょう!

 

面接試験で落ちてしまう人の特徴と対策

 

公務員試験の面接で落ちてしまう人に多いパターンは主に2つ。

1つは、志望動機が弱いパターンです。

 

前述のように、公務員試験の受験者はものすごく多い。

その中で面接を勝ち抜いていくには、「なぜ公務員になりたいのか?」という志望動機はめちゃくちゃ重要です!

 

面接で落ちてしまう人の志望動機には、次のような特徴がありますね。

 

【面接で落ちやすい志望動機の特徴】

  • ありきたりな志望動機になっている
  • 就活ノウハウ本をそのままマネしている
  • 「出身地だから」「地元だから」以外の志望動機がない
  • 仕事内容や自治体の状況についてリサーチが不足している

 

こうした志望動機は、他の受験者に埋もれてしまい印象に残りづらい。

自分の言葉で自信を持って伝えられる志望動機になっているか、チェックしておく必要があります。

 

もう1つのパターンは、公務員としてふさわしくないと思われてしまうパターンです。

公務員に必要な資質の1つに「信用」が挙げられます。

 

国や自治体の職員として働くわけですから、信用できない印象を与える人はまず受かりません。

たとえば、次のようなケースが想定できますね。

 

【面接で信用されない人の特徴】

  • 声が小さい
  • 表情が暗い・無表情
  • ハキハキと話していない
  • 早口で聞き取れない
  • 相手の目を見て話していない
  • 身だしなみがきちんとしていない

 

面接で「癖がある」「個性が強すぎる」と思われてしまうと、公務員試験では不利になりがちです。

自分では自然に話しているつもりでも、客観的に見た時に癖が出てしまっている可能性がある。

 

こうした面接のポイントは公務員でも民間企業でも共通する部分があるので、受からない原因があるとすれば人の意見を取り入れて改善しておく必要があるでしょう。

 

集団討論で落ちてしまう人の特徴と対策

 

集団討論で落ちてしまう場合は注意が必要です。

なぜなら、面接以上に「自分では良いと思ってやっていること」が裏目に出てしまっている可能性があるから。

 

たとえば、主な原因として次のものが挙げられますね。

 

【集団討論で落ちてしまう人の特徴】

  • 発言をほとんどしていない(有益な発言がない)
  • 人の意見を批判してばかりいる
  • 人の意見に興味がなさそうな素振りを見せる
  • 反対意見に対して感情的になる
  • 自分の意見を押し通そうとする
  • ディベートと勘違いして勝ち負けにこだわる
  • 司会を買って出るものの討論をまとめられない

 

公務員試験の集団討論では「目立つ」必要はありません。

むしろ、悪目立ちしてしまうと落ちる原因になることも多い。

 

人の意見をきちんと聞けるか、討論をバランス良くまとめられるか、といったことのほうがはるかに重要です。

とくにディベートと区別がついていなかった人は、「勝ち負け」を決めるための討論ではないことを十分に理解しておきましょう。

 

民間企業でもグループディスカッションが実施される場合があるので、落ちた原因を十分に分析しておく必要がありますね。

 

公務員試験に再挑戦する場合も、民間企業に切り替える場合も、落ちた原因を分析しておく必要がありそうですね。

全くその通り。全落ちした経験をバネにして就職活動を成功させたいなら、なぜ全落ちしてしまったのか原因にしっかりと向き合おう!

公務員試験に全落ち後に民間企業への就職に切り替える方法

 

公務員試験に全落ちして民間企業への就職に切り替える場合、しっかりと準備した上で就活に臨むことが非常に重要。

 

ときどき、どういうわけか「民間ならどこかに受かるのでは?」と安易に考えてしまう人がいます。

 

最初に覚悟して欲しいのが、公務員試験から民間企業への就活に切り替える時点でスタートが大幅に遅れているということ。

当初から民間企業への就職を目指して動いてきた就活生の中には、1年以上前から就活準備を進めている人も大勢います。

 

ぶっちゃけ、かなり不利な状況にあるので急ピッチで就活準備を進めないといけない。

次の5つのステップを着実に実践して、就活をしっかりと立て直していきましょう!

 

【公務員試験に全落ち後に民間企業への就職に切り替える方法】
  1. 志望業界と志望職種を確定する
  2. 企業選びの軸を設定する
  3. これまで設定した条件を満たす企業のエントリー数を増やす
  4. ES・面接の選考対策を行う
  5. 公務員からの切り替え者がよくされる質問への対策を行う

 

ステップ① 志望業界と志望職種を確定する

 

まずは、志望業界と志望職種を確定させましょう。

就活期間が十分に確保できる時期なら「いろいろな業界を見て考える」のもありですが、公務員試験に全落ちした段階からスタートするなら業界・職種を決め打ちしていく必要がある。

 

「自分がやりたいこと・向いていることが分からない」という人は、改めて自己分析を徹底的にやりましょう

客観的に自己分析を行うなら、自己分析ツールを活用する方法もおすすめですね。

 

僕がもし「志望業界・職種が決まらない」状況だったとしたら、次の3つのツールを駆使して自己分析を進めます。

 

  • キミスカ適性検査:所要時間約15分で豊富なデータ分析結果が得られる
  • AnalyzeU+:1年間に100万人が利用する最大規模の自己分析ツール
  • 16Personalities:所要時間約10分で性格のタイプが分かる

 

自己分析結果を踏まえつつ、自分にとって「やりたくないこと」を考えてみましょう。

「やりたいこと」が分からなくても、「やりたくないこと」があるケースは多いはず。

 

たとえば、僕は陰キャなので大勢の前で話す仕事や常に人前に出る仕事はやりたくありません。

こうやって消去法で決めていっても問題ないので、「この仕事ならそこまで嫌じゃない」という業界・職種を絞り込んでいきましょう!

 

ステップ② 企業選びの軸を設定する

 

業界・職種が決まったら、次に企業選びの軸を設定していきます。

企業選びの軸と聞くと難しそうに思えるかもしれませんが、恋愛に例えるなら「恋人に求める第一条件」のことですね。

 

付き合うなら話が合う人じゃないと無理とか、「これだけは譲れない」って条件がありませんか?

就活も全く同じで、どうしても譲れない条件があると企業選びがしやすくなる。

 

ちなみに、23卒の皆さんに公式LINEで取ったアンケートでは「働きやすさ」を軸に企業を選んでいる人が4割を占めていました。

 

 

調査実施日:2022年2月22日(火) 調査対象人数:350名(23卒のみ抽出)

調査対象者:就活攻略論公式LINE登録者

 

もちろん、この調査結果はあくまでも参考資料。

自分の場合は何を最も重視して企業を選びたいのか、軸を定めておきましょう!

 

ステップ③ これまで設定した条件を満たす企業のエントリー数を増やす

 

ここまでのステップが完了したら、条件を満たす企業を探しましょう!

正直言って、企業情報や求人情報を見ているだけでは分からないことがたくさんあります。

 

だから、最初から企業を厳選し過ぎずエントリー数を確保することを重視するのがおすすめですね。

実際、面接に行って話してみたら全然イメージと違うと感じることは少なくない。

 

悪い意味でイメージが違うこともあれば、良い意味でイメージが崩れることも十分にあり得る世界です。

エントリー数を確保しておけば「持ち駒」が複数ある状態をキープできるので、気持ちの上でも安定しやすいでしょう。

 

ステップ④ ES・面接の選考対策を行う

 

エントリーするにあたって、ESを用意する必要があります。

ESは書類選考の合否を分ける重要な応募書類なので、空欄のない状態にするのはもちろんのこと、自分の言葉でしっかりと記入してくださいね。

 

もしESの段階で手が止まってしまうようなら、企業研究が足りていない証拠。

企業ホームページ以外にもプレスリリースや業界情報誌をガッツリ調べて、自信を持って「説得力がある!」と思えるESに仕上げましょう。

 

くれぐれも、どの企業も同じような志望動機や自己PRを適当に書いて提出してしまうことのないようにしてくださいね!

 

ESと並行して面接対策を行っておくことも非常に重要。

面接でよく聞かれる質問には回答を用意しておくのはマストですね。

 

あと、ESに記載したことをさらに深掘りして、エピソードや根拠を伝えられるようにしておくこと。

面接は場数を踏んで慣れることも必要なので、その意味でもエントリー数を確保して面接をこなしていくことが重要ですよ!

 

ステップ⑤ 公務員からの切り替え者がよくされる質問への対策を行う

 

公務員志望から民間企業志望へ切り替えた場合、面接でそこを突っ込まれる可能性があります。

なぜなら、企業としては「公務員試験を再受験するための繋ぎではないのか?」をきちんと確認しておきたいからです。

 

もしこうした質問をされた場合は、「公務員を志望するのをやめた」とはっきり伝えましょう。

 

その上で、なぜ民間企業で働きたいのか理由を明確に伝えることが大切。

例えば教員志望だった人なら、次のように伝えることができます。

 

【面接での回答例】

 

「私は、小学生の頃に出会った教師の影響で勉強することの楽しさを知りました。

その経験から教員試験を受け教員を志していました。

 

しかし教員試験を受ける中で、実際に教員として働かれている方から話を聞くと、自分が想像していた以上に生徒一人一人と関われる時間が少ないことを知ったのです。

 

その根本的な理由は、教員としての事務作業があまりに膨大だということでした。

 

私が教員になるのではなく、こうした事務作業を減らす技術を広めることが、ひいては日本の教員全員を救い、子供達との関わる時間を増やすことができる。

 

教員ではできない世の中を変えるということが民間企業ではできます。

私はこれにより民間企業を希望しました。」

 

ここまで明確に伝えれば、繋ぎではないかと疑われる確率はゼロでしょう。

実は、公務員試験に落ちて民間企業に切り替える就活生の多くがこの手順を飛ばしてしまっている。

 

だから面接官から突っ込まれた時に明確な理由を伝えられず、「繋ぎのようだ」「公務員に受からなかったから仕方なく受けているらしい」と思われてしまうわけです。

 

例年、公務員から民間企業志望へ切り替える人は一定数いるので、企業側も警戒している可能性がある。

この質問への回答は必ず明確化しておいてください。

 

内定獲得率に影響を及ぼす可能性もある重要な質問なので、準備しておくのは必須ですよ!

他にも、公務員志望から民間企業への就職に切り替える方法について次の記事にまとめています。

こちらもぜひ参考にしてくださいね!

 

 

公務員試験に落ちたから民間企業を受ける、というのは志望動機としてあまり良くないのですね…。

応募先の企業の立場になって考えてみると、仕方なく応募してくる人よりも「ここで働きたい!」と言ってくれる人を採用したいよね。採用担当者からどう映るのかをイメージして選考対策に臨むことが大事だよ!

公務員試験に全落ち後の就職先としてはどんな企業があるのか

 

公務員試験に全落ちした場合の就職先として、具体的にどんな企業があるのかを共有しますね。

 

ポイントは「少しでも内定獲得率が高い企業に照準を合わせる」こと。

残された就活期間が少ない分、極限まで無駄を省いて就活を進めていきましょう!

 

人気の大手企業に就活後半で就職することは難しい

 

まずは除外するべき企業から確認していきますね。

応募先として除外しておきたいのは人気の大手企業です。

 

就活生から人気のある大手企業は、就活前半までで採用予定人数を確保している可能性が高い。

こうした企業が第一志望の就活生も多いので、企業としては就活生を「選び放題」の状態でしょう。

 

つまり、そもそも就活後半には募集を打ち切っているケースが多いと考えられる。

まれに内定辞退者が多く出たなどの事情で募集を続けていることもありますが、それでも倍率は相当高くなるでしょう。

 

受かる人より落ちる人のほうが多い世界ですから、企業によっては公務員試験に合格するよりもはるかに難易度が高いこともあり得る。

もし応募しても書類落ちや一次面接落ちの就活生が続出する「分の悪い」競争になる確率が高いことから、初めから除外したほうが賢明というわけです。

 

しかし就活後半でも大手や中堅などあらゆる企業が新卒を募集している

 

人気の大手企業を狙えないなんて、めっちゃテンション下がります…。

大丈夫。ごく一部の人気企業を除いたとしても、大手や中堅で新卒を募集中の企業はまだまだたくさんある!

 

就活生から人気の高い大手企業は、本当にごくごく一握りの企業に過ぎません。

日本国内の企業の中で、大手企業はたったの0.3%。

 

その0.3%の中でさらに人気企業だけを見てしまうから、就活が「狭き門」のように思えてしまうわけです。

企業にとって、自社が求める人材を確保するのは大手であっても難しくなっています。

 

ようやく採用予定数に近づいたと思ったらあっと言う間に辞退者が続出して、再び募集をかけなければならないような事態も決して珍しくない。

 

つまり、就活後半になっても新卒募集を続けている企業はたくさんあるわけです。

それに、中堅企業の中にも堅実な経営を長く続けている優良企業は数多くありますよ

 

人気の大手企業を狙えない=ろくな企業に就職できない、なんてことはありません!!

しっかりと就活を立て直して臨めば、優良企業から内定を獲得できるチャンスも十分にある。

 

人気の大手企業だけじゃなく、これまで知らなかった企業にも目を向けてエントリー数を確保していきましょう!

秋採用以降の就活スケジュールについては、次の記事で詳しく解説しているので必ず読んでおいてくださいね!

 

 

公務員試験に全落ちしてしまった人からよくある質問

 

公務員試験に全落ちしてしまった人が疑問に感じることが多いことをQ&Aにまとめました。

疑問を解決して、スッキリした状態で今後の進路選択を検討してくださいね!

 

【公務員試験に全落ちしてしまった人からよくある質問】
  1. 公務員試験に全落ちしてしまった人の末路はヤバい?
  2. 公務員試験に全落ちしてしまったことを親にどう報告すれば良い?
  3. 公務員試験に全落ちしてから親からの目が気になります
  4. 公務員試験は何歳まで受けるチャンスがありますか?
  5. 公務員試験に落ちてメンタルが病んだ場合はどうすれば?
  6. 公務員試験に全落ちしたら公務員対策の専門学校に通うべき?

 

質問① 公務員試験に全落ちしてしまった人の末路はヤバい?

 

公務員試験に全落ちした人の末路がヤバいと聞いて、正直ビビっています…。末路は悲惨なことになるのでしょうか?

 

そう言われているのは、公務員試験に全落ちした後の立ち回りがうまくいかない人がいるからです。

 

たとえば、「また来年受けよう」と思って留年してみたものの、学生生活の誘惑に負けて勉強が進まず再び落ちてしまう、などのパターンがあり得ますね。

 

年齢を重ねるほど就活が厳しくなっていくのは事実なので、どうしても公務員にこだわりたいのか、もしくは民間企業への就職に切り替えるのか、きっぱりと腹を決める必要がある。

 

そして、決めたからには必ずやり抜くことです。

民間企業への就職に切り替えるにしても、就活のスタートに出遅れてしまっているのは間違いありません。

 

出遅れた分、必ず挽回する!という思いで就活に臨む必要があるでしょう。

今回共有してきた就活の進め方を着実に実行して、就活をしっかり立て直していけば大丈夫です!

 

質問② 公務員試験に全落ちしてしまったことを親にどう報告すれば良い?

 

公務員試験に全落ちしてしまったと親に報告しづらいです…。どうやって報告すればいいでしょうか?

 

全落ちしたのは事実なので、正直に話すしかないと思います。

ただ単に「落ちてしまった」「どうしよう」と話すのではなく、「今後の進路はこう考えている」「必ず就職してみせる」と自信を持って言えるかどうかが重要ですよ!

 

親は、基本的にわが子を応援したいはず。

全落ちしたことを責めようとしているわけじゃなく、純粋に今後どうするつもりなのかが心配でたまらないわけです。

 

親に自信を持って「大丈夫」と報告するには、今後の進路をしっかり考えておかないといけない。

 

浪人するにしても、民間企業への就職に切り替えるにしても、「〇〇していくつもり、なぜなら〇〇しようと決めたから」と言えるようにしておきましょう。

 

そこまで自分の進路についてきちんと考えていれば、親もきっと理解してくれますよ!

 

質問③ 公務員試験に全落ちしてから親からの目が気になります

 

公務員試験に全落ちしてからというもの、親の視線が突き刺さるような気がします。どうすればいいでしょうか?

 

親の気持ちを代弁するなら「これから一体どうするの?」「すごく心配」といったところでしょう。

自分なりに今後の進路を考えているつもりでも、親から見ると「本当にちゃんと考えている?」と映ってしまっている可能性がありますね。

 

たとえば今後の進路をどうするのか、親にはっきりと伝えましたか?

そこが伝わっていないようなら、心配されてしまうのも致し方ないでしょう。

 

次の目標が定まっていることや、目標に向けて着実に準備を進めていることが伝われば親も安心してくれるはず。

 

いつまでに何をするつもりで考えているのかを明確に伝えて、安心させてあげましょう!

 

質問④ 公務員試験は何歳まで受けるチャンスがありますか?

 

公務員試験って何歳まで受けられますか?何歳までチャンスがあるのか知りたいです。

 

国家公務員の場合は30歳まで、地方公務員の場合は35歳ぐらいまでのパターンが多いですね。

 

地方公務員の場合は自治体によってまちまちで、社会人経験者の採用枠なら59歳まで受けられるケースもあります(つまり実質的に上限なし)。

だからと言って、大半の人は本当に30歳や35歳まで浪人し続けるわけにはいかないと思うわけです。

 

もし民間企業への就職に切り替えるとしたら、年齢が高くなればなるほど不利になるのは間違いありませんからね。

なので、公務員試験の年齢制限を気にするだけじゃなく「公務員以外の進路を選べる現実的な年齢」を考えたほうが良いでしょう。

 

僕としては、第二新卒と呼ばれる20代半ばぐらいまでが実質的なリミットではないかと思います。

遅くとも20代半ばまでには進路が決まって就職先が確定するように動いていくことが重要ですよ!

 

質問⑤ 公務員試験に落ちてメンタルが病んだ場合はどうすれば?

 

公務員試験に落ちたことでメンタルがやられています…。どうやって乗り切ればいいですか?

 

メンタルが病んでしまっているようなら、まずは休息を取りましょう。

努力が報われなかったのは悔しいと思いますが、公務員試験に1度落ちたからと言って人生が終わるわけじゃない。

 

気持ちを落ち着けてから、絶対に公務員になるべきなのか?を再考する時間を取りましょう。

親や現役の公務員に相談してみるのも1つの方法。

 

その上で、これからの進路を決めて行動計画を立てましょう!

メンタルが病んだ状態でじっとしていると病み続けてしまいます。

 

ガッツリ休んで気持ちを切り替えたら、次の行動を起こしていくことが非常に大事。

悔しさや絶望は行動量でカバーして、不安な気持ちを吹き飛ばしましょう!

 

質問⑥ 公務員試験に全落ちしたら公務員対策の専門学校に通うべき?

 

公務員試験に全落ちしたということは、自力で勉強を続けるのは無理ってことでしょうか?公務員対策の専門学校に通ったほうがいいですか?

 

落ちた原因がどこにあるかによります。

もし筆記試験が原因だったとしたら、勉強時間は十分に確保できていたか、傾向に合った勉強をしていたか?などを振り返っておく必要がある。

 

ここが不十分だと、たとえ専門学校に通ったとしても根本解決にはなりません。

面接や集団討論が原因で落ちたとしたら、専門学校どうこうではなく自分自身で原因を検証することが先ですね。

 

つまり、落ちた原因が自分自身の取り組み方にあるとすれば、まずはそこを軌道修正しておくことが大切。

その上で、+αの勉強が必要だと感じたら専門学校を検討すれば良いと思います。

 

専門学校頼みになってしまい「通っているから来年は受かる」と安易に考えるのは危険なので、まずは落ちた原因についてしっかり検証しておきましょう!

 

本記事の要点まとめ

 

長い記事でしたが、最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!

この記事では、公務員試験に全落ちした後の立ち回りについて共有してきました。

 

今回の内容で重要なポイントをまとめると下記の通りです!!

 

【本記事のポイントまとめ】

  • 公務員試験に全落ちするのは決して珍しいことではなく、地方公務員なら年間15万人が不合格になっている。
  • 全落ちした場合の進路としては、民間企業に就職・留年・浪人・大学院進学・1度就職して再度受験するなどの選択肢がある。
  • 落ちたショックからできるだけ早く立ち直り、次の行動に繋げていくことが立ち回りに失敗しないコツ。
  • 全落ちしてしまう人には共通した特徴があるので、自分がどのパターンに該当するのか確認した上で軌道修正していくことが大切。
  • 民間企業への就職に切り替えるなら、就活のスタートに出遅れている分できるだけ効率よく就活を進める必要がある。