こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1500以上の就活マンです。
今回は、リクルートが運営するスカウトサイトのリクルートダイレクトスカウトを調査していきます。
転職を検討した時、本当にサービスが多すぎるんですよね。
転職エージェントもスカウトサイトも色々ありすぎ...。
そんな大量に存在するサービスの中で、リクルートダイレクトスカウトは利用すべきサービスなのか?
利用者からの良い評判と悪い評判を解説してから、僕が考える結論も話します。
ぜひ最後まで読み込んでもらえると嬉しいです!
リクルートダイレクトスカウトはテレビCMもやっていますよね!
リクルートが運営元だから、利用企業が多く、サイトも利用しやすい。詳しく見ていこう!
- リクルートダイレクトスカウトの概要
- リクルートダイレクトスカウトの良い評判
- リクルートダイレクトスカウトの悪い評判
- 【総評】リクルートダイレクトスカウトは利用すべきなのか?
- リクルートダイレクトスカウトを利用するメリット
- リクルートダイレクトスカウトを利用するデメリット
- リクルートダイレクトスカウトを有効活用するコツ
- リクルートダイレクトスカウトの利用方法
- リクルートダイレクトスカウトに関するよくある質問
- 本記事の要点まとめ
リクルートダイレクトスカウトの概要
「リクルートダイレクトスカウト」は、ハイクラス向けの転職スカウトサイトです。
年収800万〜2,000万円の求人を多数用意していて、匿名のレジュメを登録するとヘッドハンターや企業からスカウトを受け取れるサイトですね。
登録後は魅力的なスカウトが届くのを待つだけなので、企業探しの手間を省きつつ今よりも条件のよい会社を探すことができます。
ある意味で、ヘッドハンターが自分の代わりに企業を探してくれるともいえますね。
ハイクラス向けの求人は一般には公開されていないことも多いですが、スカウトサイトであれば非公開の案件からコンタクトが届く可能性もあります。
主に30代以上で高年収の転職を希望する人にとっては利用価値の高いサイトですね!
リクルートダイレクトスカウトの運営会社
リクルートダイレクトスカウトは、株式会社リクルートが運営しています。
「まだ、ここにない、出会い。」というブランドメッセージを掲げて、一人ひとりにまだ見ぬ可能性に出会う機会を提供しようと活動する会社ですね。
会社名 | 株式会社リクルート |
---|---|
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
設立年月日 | 2012年10月1日 株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立 |
代表取締役 | 北村 吉弘 |
資本金 | 3億5千万円 |
従業員数 | 19,836人(2023年4月1日現在/アルバイト・パート含) |
事業内容 | HRテクノロジー事業 マッチング&ソリューション事業 人材派遣事業 |
リクナビNEXTやリクルートエージェントなど、人材系のサービスはかなり有名ですよね。
数多くのサービスを手掛けていますが、そのなかでもハイクラス向けのスカウトサイトなのが「リクルートダイレクトスカウト」という位置づけです。
人材系大手の会社が運営しているので、正直迷ったら登録しておいて損はないですよ!
たしかにリクルートが運営しているならとりあえず登録しておいてもよさそうですね。
大手が運営しているサービスは安心感があるよね。今後より定番な存在になる可能性もあるし、サイト利用層に該当する人は少なくとも押さえておくといいよ!
リクルートダイレクトスカウトの良い評判
ではここから、本題であるリクルートダイレクトスカウトの評判を共有します。
まずこの章では、利用者からのよい口コミをまとめました。
悪い口コミは次章で共有しますよ。
フラットにサイトを評価するためも、まずはよい声から確認していきましょう!
【リクルートダイレクトスカウトの良い評判】
- スカウトメールきっかけで入社にまでつながった
- 時間をかけて丁寧に面談してもらえた
- 市場価値を確認するためにも使える
- 登録過程のなかで内省するいい機会になった
良い評判① スカウトメールきっかけで入社にまでつながった
今回入社を決めた企業はリクルートダイレクトスカウトでのスカウトメール。
— ちゃこ|アラフィフワーママ、転職失敗からの大手へ…もがきの軌跡 (@cha_co0111) 2023年10月5日
正直この方以外のスカウトは全部私は興味わかなかった。ちゃんと経歴見てくれたのこの方だけ。
それ以外の内定や最終面接結果待ちで終わったのは4社。indeedで直接応募1、ワークポート1、リクルートエージェント2。
「リクルートダイレクトスカウト経由で入社が決まった」という方の口コミです。
シンプルに、同サイトの価値によって転職を決めている方がいるとわかりますね。
「ほかのスカウトは興味がわかなかった」とも書かれているので、すべてのスカウトの質が高いとはいえないのかもしれません。
ただ、逆に納得度の高いスカウトが届く可能性があることも事実といえるかと。
そもそも魅力的な企業と出会えないと転職できるチャンスは生まれません。
企業の選択肢を増やす意味でも、スカウト型のサイトは利用価値があるといえますね。
良い評判② 時間をかけて丁寧に面談してもらえた
リクルートダイレクトスカウトで声をかけてくれたエージェントとオンライン面談。2時間みっちり話し合って今後の進め方と方向性を擦り合わせ。ブランクがあっても年収⤴️が狙えそうとのことでやる気が湧いてきた笑 早速紹介された案件がドイツ企業でご縁を感じた😂
— miu@nürnberg🥨 (@miu_nuernberg) 2023年8月31日
「オンライン面談で丁寧にすり合わせしてもらえた」といった口コミです。
リクルートダイレクトスカウトでは、提携しているエージェントの担当者がヘッドハンターとなってスカウトを送ってきます。
もちろん全員が全員、丁寧な対応をしてくれるとは限りません。
しかし、この方は同サイト経由でスカウトを送ってくれた担当者がいて、その人は2時間かけて方向性などを話してくれたようです。
就活や転職活動中は孤独な状態になりがちなので、親身になって相談にのってくれる相手がいることは魅力的ですね。
良い評判③ 市場価値を確認するためにも使える
リクルートダイレクトスカウトに登録しているのですが(転職したいというより、自分の市場価値確認のため)、素敵な特別オファー頂いたので、お話聞こうと思います。社風とか合いそうだったら転職しようかな。 pic.twitter.com/i0YsLx9RVA
— はる|簿記1級持ちのデータ分析屋 (@haru_2006ppe) 2023年9月30日
「市場価値の確認のためにサイトに登録している」といった声もありました。
まさに、リクルートダイレクトスカウトのようなサイトに登録すると、スカウトの中身や質によって自分の市場価値を図れるんですよね。
たとえば、今より好条件の会社から多くのスカウトが届けば、自分は今置かれた状況よりも市場価値が高い状態といえるかと。
逆に、微妙なスカウトが多ければ市場価値はあまり高くないといえるかもしれません。
この方のように、魅力的なオファーが届けば話を聞いてみるという選択もできます。
つまり直近で転職を検討していない人にとっても利用価値はあるので、ぜひ長期視点を持って行動を起こすことをおすすめしますね!
良い評判④ 登録過程のなかで内省するいい機会になった
思いつきでリクルートダイレクトスカウトに登録してみた。
— うさみ_しんご@30代のFA営業 (@shingo_usami) 2022年8月21日
登録しながら「この待遇ねだるのには、どう考えても実績も能力も不足してるよなぁ」と感じてしまった。
暇を見つけてレジュメは追記していくけど、内省のいい機会になったな。
「サイトにレジュメを登録する過程が内省の機会になった」という口コミです。
リクルートダイレクトスカウトを利用する上では、自分の職歴や実績などをレジュメとして登録する必要があります。
スカウトを送る側は、このレジュメの内容を見て誰に送るか判断しているわけですね。
ただ、スカウトを送るに値するか?を判断される書類なので、レジュメを埋める際には今までの自分をじっくり振り返ることが欠かせません。
よって、自然と自己理解が深まる内省の機会にもできるわけです。
すぐに転職を考えていない人にとっても自己理解を深める価値は大いにあるので、ぜひ自分に合った人生を歩むためにも取り組んでみるといいですよ。
スカウトサイトは転職目的ではなく、市場価値を知るためにも使えるんですね。
とくに1社だけしか経験がないと自分の現状を客観的に捉えにくいし、その意味でも外部の会社と接点を持てるスカウト型サイトの利用価値があるんだよね。
リクルートダイレクトスカウトの悪い評判
では次に、リクルートダイレクトスカウトの悪い口コミも共有していきますね。
総合的にサイトを評価するためにも、利用者のリアルな声を見ていきましょう。
【リクルートダイレクトスカウトの悪い評判】
- 変なスカウトが多くて困る
- 中身がよくわからないスカウトが多く届く
- 普通のリクルートのサービスとスカウトの質が変わらない
- レベルの高い人向けの求人が多い
悪い評判① 変なスカウトが多くて困る
個人的にヘッドハンティング型の転職サービスはビズリーチ一択感ある。
— なめたけ (@nametake_meta) 2023年6月16日
リクルートダイレクトスカウトは企業スカウトさえ変なの多くて困る。
ビズリーチで連絡くれる企業さんは優良企業鬼多い...
「リクルートダイレクトスカウトでは変なスカウトが多い」といった声です。
同サイトではヘッドハンターと企業からのスカウトが届きますが、企業から直接届くオファーでも変と感じるものが多かったようですね。
転職者向けのスカウトサービスでは、ビズリーチも人気があります。
この方が利用した感覚だと、リクルートダイレクトスカウトよりビズリーチのほうがより優れていると感じられたことがわかりますね。
悪い評判② 中身がよくわからないスカウトが多く届く
リクルートダイレクトスカウト、送られてくるスカウトの9割が訳分からん横文字ばっかりでウンザリするぜ
— おぎおプロ (@massu223) 2022年11月24日
「中身がよくわからないスカウトが多く届いた」といった口コミです。
1つ目と似ていますが、この方もスカウトの質に疑問を感じているようですね。
「横文字ばかり」という内容がどんなものかはわかりませんが、魅力的なオファーを受け取れなかったことは伝わってきます。
個々人の状況やレジュメの内容によってもスカウトの中身は変わります。
ただ、事実として不満を感じている人がいることも押さえておくとよいでしょう。
悪い評判③ 普通のリクルートのサービスとスカウトの質が変わらない
リクルートダイレクトスカウト、ほぼほぼ普通のリクルートとスカウトの質変わらんやんけw
— mnmn (@toushiaka1) 2022年1月26日
「一般的なリクルートのサービスとスカウトの質が変わらない」という口コミです。
同社はリクルートエージェントやリクナビNEXTなども運営していますが、この方はこれらとの違いをあまり感じられなかったようですね。
ハイクラス向けと謳っているので、今の自分にとって魅力的と感じる条件のスカウトが届かないと誰しも残念に思うかもしれません。
当たり前ですが、全員が全員満足できるサイトではないことは理解しておきましょう。
悪い評判④ レベルの高い人向けの求人が多い
Indeedに気になる案件があったので、それの詳細を見るために何も知らずにリクルートダイレクトスカウトを登録してました…今見たらレベル高い人向けでしたね…
— あやすん (@fromFEAYSN) 2023年6月29日
リクルートダイレクトスカウト使おうと思ってたけどよくよく考えてみると社会人2年目のスキルだと厳しいのかな、🥲
— はな (@hanahana1190) 2022年9月14日
「レベルの高い人向けのサイトだった」などの声もいくつか見られました。
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人に特化した転職スカウトサービスを謳っていて、その分レベルの高い求人が多めです。
「年収800万〜2,000万円の求人多数」と書かれていますが、逆にいえば年収が低めの求人は多くないといえますからね。
だからこそ、経験の浅い人にはマッチングしない企業が多い可能性があるわけです。
僕の感覚的には、30代〜50代の方と相性がよいサイトだと考えていますね。
もちろん20代でも利用は可能ですが、経験が浅いと相性のよい求人が見つかりにくい可能性があることも認識しておきましょう。
▼これら良い面と悪い面の両方を見た上で利用したい場合はこちら!
スカウトの質が微妙だと感じられている人も多くいるとわかりますね。
個々人の状況やレジュメの内容にもよるからスカウトの質は一概には語れないけど、確実にみんなが満足できるサイトとも言い切ることはできないね。
【総評】リクルートダイレクトスカウトは利用すべきなのか?
ここまで、リクルートダイレクトスカウトのよい口コミ・悪い口コミを紹介しました。
ただ、この記事を読んでくれている人が本当に知りたいのは「結局、リクルートダイレクトスカウトは利用価値があるのかどうか?」だと思います。
よってこの問いに対する僕の結論を共有しますね。
これまで100以上のサイトを見てきた僕の正直な結論は以下のとおりです。
【リクルートダイレクトスカウトに関する結論】
転職を検討している人はもちろん、市場価値を図る目的のためにもとくに一度も転職経験のない人はうまく活用すべきサイトである。
ただし、ハイクラス向けと謳っているゆえに経験の浅い人とは相性が悪めなので、想定される利用層でない人は事前に押さえておくべきである。
レジュメを登録したら、あとは魅力的なオファーを待つだけな点はやはり便利です。
スカウトの質は個々人の状況によっても変動しますし、事実としてスカウトの質に満足できていない人も多く見受けられました。
ただ、あえて厳しく捉えると、魅力的なスカウトが届かないことを現在の自分の市場価値を適切に認識する機会にもすることができるかと。
転職経験のない状態でそのまま働き続けたら、もっとリスクが生じるかもしれないですからね。
よって自分の市場価値を客観的に認識する意味でも、同サイトの利用価値はあるかと。
求人で想定されている層との相性も考慮すべきですが、その点を押さえておけば多くの人にとって利用して損はないサイトだと僕は考えていますね。
すぐに転職を考えていない人にとっても、市場価値を知る上で利用する価値があるといえるわけですね。
無料で使える時点で究極損することはないからね!市場価値を把握するなら早いに越したことはないし、状況は変わり続けるからこそ継続的な利用も大事だと考えているよ。
リクルートダイレクトスカウトを利用するメリット
次にこの章では、リクルートダイレクトスカウトを利用するメリットを紹介します。
サイト情報や口コミを踏まえて改めてメリットといえる内容を整理したので、順に確認していきましょう!
【リクルートダイレクトスカウトを利用するメリット】
- ヘッドハンターが代わりに仕事を探して提案してくれる
- 企業から直接スカウトが届くこともある
- 一般には公開されにくいハイクラス求人と出会える可能性がある
- 登録後は基本放置で利用できる
メリット① ヘッドハンターが代わりに仕事を探して提案してくれる
ヘッドハンターが代わりに仕事を探してくれる点はメリットといえるかと。
通常、転職を考えて企業探しをしようと思ったら、自ら求人サイトで条件を打ち込んで候補を探すことになると思います。
これが、リクルートダイレクトスカウトでは一度レジュメを登録するだけで、ヘッドハンターから相性のよい企業のスカウトが届くようになります。
つまり、企業や選択肢を増やす作業を代わりにしてもらえるともいえるわけですね。
もちろんレジュメをもとにスカウトが届くので、自分で企業を探すときと比べると微妙と感じる企業も紹介されることがあります。
ただ、効率面を考えたときに企業の提案を受けられることはやはり便利なんですよね。
スカウトだけに頼らなくとも、求人サイトとの併用ももちろんOKです。
むしろほかのサイトも利用しつつスカウト待ちにしておくと効率的なので、ぜひ同時に使うやり方は実践してみるといいですよ!
メリット② 企業から直接スカウトが届くこともある
スカウトを送ってくるのは、ヘッドハンターだけではありません。
リクルートダイレクトスカウトでは、サイトによって厳選された企業からも直接スカウトが送られてくる可能性があります。
登録したレジュメを見ているのは、ヘッドハンター+企業というわけですね。
ヘッドハンターは相性がよいと判断した企業を紹介してきますが、企業から直接コンタクトがあれば企業からの熱意はより高いと予想できるかと。
利用者目線では、やはりメリットの1つといえるでしょう。
メリット③ 一般には公開されにくいハイクラス求人と出会える可能性がある
高年収や好待遇のハイクラス求人は、一般には公開されていないことも多いです。
一般には非公開にされていて、ヘッドハンターや人の紹介などを通じて採用活動しているようなケースは多くあるんですよね。
これがリクルートダイレクトスカウトでは、これらの企業からもオファーが届く可能性があります。
ヘッドハンターや企業は、非公開の枠からもオファーを送る可能性があるわけですね。
通常は非公開にされている求人は、ある意味で普通なら見つけようがありません。
だからこそ非公開求人のオファーも受け取れると、その内容を通じて自分の視野を広げられる可能性もあるんですよね。
これはハイクラスに特化したスカウトサイトならではのメリットといえるかと。
自分の可能性を広げる意味でも、スカウト型サイトの利用価値は高いといえますね。
メリット④ 登録後は基本放置で利用できる
忘れられがちなメリットとして、登録後は基本放置で使えることもあります。
スカウト型サイトなので、最初に匿名のレジュメを登録しておけば、あとは魅力的な企業からオファーが届くのを待つだけでいいんですよね。
通常の転職活動なら、自ら条件のよい企業を探し続けないといけません。
でも待ちの姿勢で使えるスカウト型サイトなら、基本放置していてもまったく問題ないんですよね。
だからこそ、今の会社に満足している人も間口を広める意味で利用価値があります。
正直、一番の手間は最初レジュメ登録作業なので、総合的なメリットを考えて早めに登録だけ済ませておくのが賢い使い方だと僕は考えていますね。
スカウト型のサイトという時点で、企業探しの作業をかなり効率化できるわけですね。
普通だったら自分で相性のよい企業を探さないといけないからね。ほかのサイトと併用すれば魅力的な企業と出会う可能性は間違いなく高まるから利用しない手はないよ!
リクルートダイレクトスカウトを利用するデメリット
続いては、リクルートダイレクトスカウトを利用するデメリットを共有しますね。
口コミ同様、メリット・デメリットの両面を把握しておくと後悔を防ぎやすいので、ぜひ目を通しておいてください!
【リクルートダイレクトスカウトを利用するデメリット】
- 年齢の若い人や経験の浅い人には合わない可能性がある
- 転職を急いでいる人とは相性が悪い
- 微妙なスカウトが多く届くと感じる可能性がある
デメリット① 年齢の若い人や経験の浅い人には合わない可能性がある
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス向けのスカウトサイトです。
高年収求人のスカウトが届くのは魅力的ですが、見方を変えるとハイクラス求人の条件に合わない人にはオファーがなかなか届かない構造なんですよね。
口コミを見ると、若年層や経験の浅い人は微妙に感じていることが多い印象でした。
単純に経験が浅いことで条件に合わないと判断されてオファーが届かなかったり、スカウトが届いても微妙な求人が多かったりするようですね。
ただ個人的には、市場価値の判断材料を増やす意味で利用して損はないと考えています。
オファーへの期待を大きく持つとギャップを感じる可能性はありますが、最初からあまり期待を持たずに実態を把握する上では有用だと思いますね。
デメリット② 転職を急いでいる人とは相性が悪い
転職を急いでいる人とは相性が悪いことも押さえておきましょう。
サイトの性質上、基本は受け身の姿勢で使うことになりますし、魅力的なスカウトが届かなければ次の選考ステップになかなか進めないからです。
よって転職を急いでいるなら、自ら企業を探して選択肢を増やすべきかと。
スカウトサイトでもすぐによいオファーが届く可能性はありますが、あくまでプラスαの存在として利用するのが現実的に考えると賢明なんですよね。
とはいえ、だからといって利用しない判断をするのも個人的にはおすすめしません。
想定外の企業からオファーが届く可能性や視野拡大につながることもあるので、登録だけ済ませてスカウト待ちの状態にしておくのが効率的ですよ。
デメリット③ 微妙なスカウトが多く届くと感じる可能性がある
口コミを見ていると、微妙なスカウトが多かったという声は複数見られました。
万人が満足するサービスにすることは難しいですが、ハイクラス向けだからと期待を大きく持ちすぎるとギャップを感じる可能性があります。
また、その人が満足できるスカウトが届くかはレジュメの内容にもよるんですよね。
単純に経験が乏しいと魅力的に感じてもらえることも少ないですし、仮に経験豊富でもレジュメにうまくまとめられていないと相手には伝わりません。
もちろんサイト自体の質が微妙であるという可能性もゼロではないですけどね。
ただ、口コミを見ると同サイト経由で入社を決めていた人も多くいましたし、期待値を高く設定しすぎないで利用してみることを僕はおすすめします。
ハイクラス向けに特化しているからこそ、若い人や経験の浅い人だと期待しているようなスカウトが届かないこともよくあるんですね。
これは一定仕方がない部分もありそうだよね。だからこそ登録後に大きなギャップを感じることがないように、期待値を下げて気軽に使い始めてみるのがおすすめだよ。
リクルートダイレクトスカウトを有効活用するコツ
次にこの章では、リクルートダイレクトスカウトを有効活用するコツを共有します。
以下4つを意識すると同サイトをより有効活用できるので、無料のサービスを最大限使いこなすためにもぜひチェックしてみてください!
【リクルートダイレクトスカウトを有効活用するコツ】
- 希望年収を高く設定しすぎない
- スカウトを送る側の視点を意識してレジュメを登録する
- ヘッドハンターとの相性の悪さを感じたら変更を依頼する
- 転職エージェントを併用して選考対策の質を高める
コツ① 希望年収を高く設定しすぎない
リクルートダイレクトスカウトでは、登録時に希望条件も記載することができます。
ただこの際、希望年収などを厳しい条件に設定しすぎないようにしましょう。
もちろん、どうしても譲れない条件の場合は問題ありません。
でも「せっかくハイクラス向けのスカウトサイトを使うなら」と高望みをしすぎると、当たり前ですがスカウトが届きにくくなるんですよね。
とくに初めて転職活動をする人は、自分の今の市場価値も曖昧だと思います。
その状態で高望みすると実情とのギャップがあったときにスカウトが届きにくくなるので、まずは現実的な条件で設定することをおすすめしたいですね。
コツ② スカウトを送る側の視点を意識してレジュメを登録する
基本的な話ですが、やはりレジュメの質にはこだわるべきです。
ヘッドハンターや企業はレジュメの中身を見てスカウトの送り先を決めているので、レジュメが微妙だと魅力的なオファーはなかなか届きません。
これまでの経験から具体的な実績やスキルをアピールしたり、長期視点でのキャリアビジョンなどをまとめたりしておきましょう。
数字を用いて具体化したり、検索キーワードを意識したりすることも大切ですね。
また、スカウトを送る側は数多くのレジュメを目にしているので、内容だけでなく見やすさやわかりやすさにこだわることも重要です。
視認性が微妙だとそもそも見てもらえない可能性もあるので、評価側の視点を意識することも忘れないようにしましょう。
コツ③ ヘッドハンターとの相性の悪さを感じたら変更を依頼する
リクルートダイレクトスカウトでは、こちらがヘッドハンターを選ぶこともできます。
よって担当してくれたヘッドハンターとの相性が悪いと感じたら、早めに担当変更をお願いすべきなんですよね。
相性が悪い人が担当だと、シンプルにストレスを感じてしまいます。
本来は転職をサポートしてもらうのが目的なのに、やり取りによってストレスが生まれていたらむしろ悪影響が生じていますよね。
企業探しや選考対策などと関係がない部分に意識が向いていると、本来の転職活動に意識を集中させられないこともあります。
決して珍しい話ではないので、違和感などがあれば気軽に変更を申し出てくださいね。
コツ④ 転職エージェントを併用して選考対策の質を高める
転職エージェントを併用することもおすすめしたいですね。
リクルートダイレクトスカウトはスカウト型のサイトなので、オファーをきっかけとして企業と出会うまでがメインのサービスです。
ヘッドハンターによっては手厚い支援をしてくれる可能性もありますが、基本は自分で選考対策の質を高めるという意識が重要なんですよね。
その点で僕が有用と考えているのが、転職エージェントというわけです。
転職エージェントは、無料で求人紹介から面接対策などまで幅広くサポートしてくれる存在で、選考対策のノウハウも豊富に持っています。
選考対策の質を高めるという観点では、正直使わない手はありません。
具体的には「リクルートエージェント」と「doda」の2つが定番でおすすめですね。
スカウト型サイトの併用という観点だけでなく、転職活動するなら確実に登録しておくべき2つなので、もしまだ利用していない人がいたら早めに登録しておきましょう。
たしかに希望条件を厳しくしすぎると、スカウトは届きにくくなりますよね。
レジュメの中身もスカウトの質や量に間違いなく影響するよ。基本の内容だけど意外と実践できていない人もいるから、ぜひコツとして頭に入れておいてね!
リクルートダイレクトスカウトの利用方法
リクルートダイレクトスカウトの利用方法も簡潔に紹介しますね。
会員登録とレジュメの入力をしたら、あとは魅力的な企業が見つかり次第、その先の選考などに進んでいくイメージです。
【リクルートダイレクトスカウトの利用の流れ】
- 会員登録
- レジュメの登録
- スカウト閲覧、求人検索
- 応募、選考、内定
会員登録は「リクルートダイレクトスカウトの公式HP」からできます。
メールアドレスとパスワード、もしくはフェイスブックのアカウントを利用してログインできるようになっています。
利用方法自体は、決して複雑なものではありません。
繰り返し伝えているように早く登録するほどスカウトが届く期待値は高まるので、ぜひ後回しにせず早めにオファー待ちの状態にしておくといいですよ!
レジュメの中身が勝負だから、ぜひ時間を設けて妥協せずに入力してみてね!
リクルートダイレクトスカウトに関するよくある質問
最後の章では、リクルートダイレクトスカウトに関するよくある質問に回答します。
もし似た疑問を持っていた人がいたら、ぜひここでの回答を参考にしてみてください!
【リクルートダイレクトスカウトに関するよくある質問】
- ビズリーチとの違いは?
- 併用すべき転職支援サービスはある?
- 登録だけしておくのもアリ?
- 登録していると会社にバレることはない?
- スカウトが来ないときの対処法は?
- 無料で利用できるのはどんな仕組みがあるから?
- 退会は簡単にできる?
質問① ビズリーチとの違いは?
大きな違いは、有料プランと登録時の審査の有無です。
リクルートダイレクトスカウトが完全無料で利用できるのに対して、ビズリーチは有料プランも用意されています。
無料でも一部機能を使えますが、有料プランを契約するとすべての求人やスカウト・限定コンテンツを閲覧できる仕様になっていますね。
ビズリーチは登録時に審査があり、落ちると利用できないようにもなっています。
この点でも審査は設けられていないリクルートダイレクトスカウトのほうが、利用者にとってはハードルの低さを感じられますね。
質問② 併用すべき転職支援サービスはある?
前述した転職エージェントを併用して選考対策の質を高めるのがおすすめです。
具体的には「リクルートエージェント」と「doda」の2つですね。
自ら求人を探したい場合は、同じくリクルートが運営する「リクナビNEXT」に登録しておけばまず間違いないですよ。
質問③ 登録だけしておくのもアリ?
もちろんアリです。
レジュメを登録したら基本放置で使えますし、転職を急いでいなければ魅力的な企業からスカウトが届いたときだけ対応すれば問題ありません。
転職を考えていなくても、スカウトを見て市場価値を確認することもできます。
むしろ転職を急いでいない人のほうが余裕を持ってうまく活用できるので、上記のような目的で利用するのもかなりおすすめですよ。
質問④ 登録していると会社にバレることはない?
結論、基本的にバレることはないと考えてよいかと。
リクルートダイレクトスカウトでは、登録したレジュメは匿名で公開されます。
つまりヘッドハンターや企業は匿名のレジュメを見てスカウトの送り先を決めているので、個人を特定することは基本無理なんですよね。
実際、似た懸念を抱く人もいるなかでこうした口コミは見られませんでした。
利用しても、バレるリスクはまずないと考えてよいでしょう。
質問⑤ スカウトが来ないときの対処法は?
スカウトが来ないときは、まずはレジュメに改善の余地がないか確認しましょう。
スカウトの送り手は匿名のレジュメを見て評価を下しているので、レジュメの内容を充実させるほどオファーは届きやすくなります。
気になる業界や会社があれば、その分野で求められていそうな人材の特徴を意識してレジュメを埋めるのもアリですよ。
どうしてもスカウトが届かなければ、ビズリーチなど他サイトを使うのもよいかと。
リクルートエージェントなどでも企業は紹介してもらえるので、魅力的なスカウトが届かない場合にも利用を検討してみてください!
質問⑥ 無料で利用できるのはどんな仕組みがあるから?
リクルートダイレクトスカウト経由で採用活動が成立した場合に、成果報酬として企業側から運営側に費用を支払われる仕組みがあるからです。
人材系のサービスは、基本的に同じ仕組みで運営されていますね。
よって求職者側は、無料で使えるからといって一切怪しむ必要はありません。
採用側は費用をかけないと人材を確保できない状況にあるだけなので、便利なサービスは無料でもうまく活用すべきといえますよ!
質問⑦ 退会は簡単にできる?
簡単にできます。
ログイン後、「設定」から「退会する」を選ぶと退会手続きができる仕様です。
ただし、退会後はレジュメやサイト上のメッセージなどが閲覧できなくなります。
退会時には、事前にこれらの情報が消えても問題なさそうか確認しておきましょう。
ビズリーチと比べると、利用者目線ではリクルートダイレクトスカウトのほうが気軽に使いやすいサイトといえそうですね。
有料プランとの差や登録時の審査があると思うと、ビズリーチのほうが少しハードルを感じるかもしれないね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
リクルートダイレクトスカウトの評判を中心に、率直な総評や有効活用するコツなどを網羅的に共有しました。
口コミを見ると、スカウトの質が微妙といった声はいくつか見られました。
ただ、逆に同サイト経由で入社を決めている人もいますし、レジュメや経歴による部分も大きいことから、一定の利用価値はあると僕は考えています。
何より無料なので、微妙と感じたらすぐに退会すればいいですからね。
すぐに転職を考えていない人にとっても市場価値を把握する上で有用ですし、ぜひスカウト型サイトをうまく活用してキャリア形成をしていきましょう!
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「転職を7年研究した僕が考える「ホワイト企業に転職するために必須の3ステップ」と年収も上げる戦略!」も読んでみてください。
僕が現状考えるもっとも有効なホワイト企業転職の攻略法を簡潔にまとめています。
ホワイト企業への転職に必要な3要素、転職回数が増えても年収を上げる戦略を共有しているので、少しでも興味を持った人はこちらもぜひ。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- リクルートダイレクトスカウトは、人材大手が運営するスカウト型の転職サイトである。
- 市場価値を確認する意味でも、スカウト型サイトの利用価値は高い。
- 経験が浅い人、転職を急いでいる人と相性が悪い点は事前に押さえておくべきである。
- 有効活用するためには、レジュメの質にとにかくこだわることが重要である。
- 求職者にとってはビズリーチよりハードルが低いので、気軽に登録してみるのがおすすめである。