就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
「長期インターンシップに参加したい」と考えた時、ほとんどの企業では面接を突破する必要があります。
なぜなら長期インターンシップ生を募集する企業は、「自社に合う人材に働いてもらいつつ、採用にも繋げたい」という思いがあるからです。
よって面接を通して、自社に合う人材を採用するのは当然ですよね。
長期インターンシップは3ヶ月以上も働いてもらうことになるので、自社に合わないような大学生を採用するメリットがない...。
だからこそ長期インターンシップに参加するためには、面接で評価される必要があります。
今回は長期インターンシップの選考面接において、よくされる頻出質問を解説!
それぞれ回答のポイントや回答例まで共有します。
長期インターンシップの面接を控えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
長期インターンに参加するためには面接で通過する必要があるんですね!
そうだよ!特に長期インターンの面接でよく聞かれる質問への対策を今回は解説していくね!
- 長期インターンシップの採用面接で評価されるポイント
- 長期インターンシップの面接でされる頻出質問7選
- 長期インターンシップの面接に参加する際の注意点
- 【補足】長期インターンシップの面接の持ち物と服装
- 【基礎知識】そもそも長期インターンシップとは?
- 本記事の要点まとめ
長期インターンシップの採用面接で評価されるポイント
まずは長期インターンシップの採用面接で評価されるために、僕が「これは絶対に押さえておいて欲しい」と考えるポイントを共有します。
以下の4つのポイントは評価されるために必須なので、絶対に押さえておいてください。
【長期インターンシップの採用面接のポイント】
- 事前に自己分析をして自己理解を深めておく
- 志望動機を徹底的に深めて納得度を高める
- 結論ファーストで回答する
- 企業研究を徹底して逆質問を事前に考えておく
①事前に自己分析をして自己理解を深めておく
まず最初に押さえておくべきポイントは、面接に参加する前に自己分析を深めておくことです。
そもそも面接を「考えてきた回答を披露する場」と思っている人が多いですが、それは的外れです。
俳優や女優のオーディションではなく、あくまで面接は「コミュニケーションの場」なんですよね。
面接官があなたとの対話を通して、あなたの性格や価値観を理解し、自社に合うかを判断する場が面接です。
▼こうツイートした通りです
ほんこれ。
— 就活マン®︎ / 藤井智也 (@shukatu_man) January 14, 2021
「よくされる質問だけ対策しておこう、回答を用意しておこう」
って人は、追加質問で撃沈する。
面接はあくまで"対話"なので、大事なことは自己分析を深掘りしておくことだったり、頻出質問から派生してされそうな想定質問を脳内で広げておくことが大事かなと。 https://t.co/WVv0ciWi3F
そんな面接において、質問の主題は「あなたについて」です。
よってあなた自身が「何を聞かれても答えれますよ」というほどに、自己理解できている必要があります。
自己理解ができていない人は、追加質問されるたびに「えーっと」「うーん」と悩んでしまう。
それは事前に自己理解ができていない、自分について考えていない証拠です。
自己理解を深めるために、有効なのが自己分析ですね。
自己分析をする目的は「企業選びの軸を設定すること」と「面接で自分のことを伝えられるようになるため」であり、長期インターンシップの面接を突破するために特に後者の目的を達成する必要があります。
▼自己分析をする目的
自己分析に客観視を取り入れる方法
具体的な自己分析のやり方は「マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】」にて詳しく書きました。
まだ自己分析ができていない人はこの記事を読んでください。
自己理解がある程度できているという人は、ぜひ客観視を取り入れることをおすすめします。
就活生向けの無料適性検査を受験することで、自分の強みと弱みを、客観データとして得ることができるので、おすすめですよ!
(僕が最もおすすめする適性検査はキミスカの適性検査です。強みと弱みが以下のように分かりやすく文章化されるので)
【キミスカの適性検査の利用方法】
- 「キミスカ公式サイト」から公式サイトにアクセスする
- 自分が当てはまる年度をクリックして会員登録をする
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②志望動機を徹底的に深めて納得度を高める
自己分析を深め、自己理解ができていれば、面接官からの質問に答えることができます。
そうすれば面接官はあなたについて理解することができますよね。
次に重要なことは、とにかく志望動機を深めておくこと。
企業側としては「なぜ数ある長期インターンシップの中でも自社に応募したのか?」ということが気になるんですよ。
あなたも告白されたとしたら「なんで他の人じゃなくて自分に?」って思いますよね。
(告白されたことないからわかりませんが...w)
志望動機をうまく答えられない人は、「志望度が低い」として確実にマイナス評価されます。
採用するにあたって本気度が低い人材は、すぐに辞めそうだと考えることができるからです。
「なぜその会社の長期インターンシップに応募したのか」という志望動機が深く、納得度が高い人は「頑張って働いてくれそうだ」「長く働いてくれそうだ」と感じます。
これは長期インターンシップだけでなく、就活でも最重要ポイントの1つなので、ぜひ覚えておいてください。
③結論ファーストで回答する
ここまで自己分析と志望動機の重要性を話しました。
次に面接での立ちふるまいのポイントですが、必ず結論ファーストで回答するようにしましょう。
ビジネスシーンにおいて、結論から話すことは効率的なコミュニケーションを実現する上で必須なんですよね。
ましてや選考時間って短いので、いかに効率的に質問への回答を伝えられるか、自分について理解してもらえるかが重要になる。
よって質問への回答は基本的に結論から話す。
結論を話し終えてから、補足説明を話していくという流れがおすすめです。
④企業研究を徹底して逆質問を事前に考えておく
そして最後、4つ目のポイントは企業研究を深めておくことです。
これは先ほどの志望動機にも繋がってきます。
対象企業のことを理解しておかないと、志望動機は語れないですからね。
加えて、ほとんどの面接では最後に「逆質問」をされます。
企業研究をしている過程で生じた疑問を、この逆質問で聞いてください。
「◯◯の事業に非常に興味を持ったのですが...」や「御社の社員さんは◯◯な性格の方が多いと聞いたのですがどうですか?」など、逆質問があるってことは、それだけ相手企業に興味を持っているということ。
逆に「質問はありません」と言ってしまうと、そこまで興味がないのかなと思われてしまうんですよね。
具体的な企業研究のやり方は別記事で解説しました。
「企業研究のやり方がよくわからない」という方は、この記事と合わせて参考にしてくださいね。
長期インターンシップの採用面接で評価されるためには、まず最低限これら4点は押さえておこう。
どれも就活での選考でも重要なポイントですね。長期インターンシップの参加準備がそのまま就活にも役立つので良いなぁ。
長期インターンシップの面接でされる頻出質問7選
では長期インターンシップの採用面接で評価されるポイントを押さえたところで。
本記事の本題である、面接での頻出質問を共有していきます。
長期インターンシップの採用面接に参加した就活生からヒアリングした結果、以下の7問が特によく質問されることが分かりました。
【長期インターンシップの面接でされる頻出質問】
- 志望動機を教えてください
- 長期インターンシップではどんな仕事がしたいですか?
- 長期インターンシップを通して何を得たいですか?
- 自己PRをお願いします
- 長所を教えてください
- 短所を教えてください
- 弊社のことをどこで知りましたか?
質問① 志望動機を教えてください
確実に面接でされる質問が「志望動機」ですね。
評価ポイントのところでも解説しましたが、志望動機が浅いと「志望度が低いんだな」と思われてマイナス評価されます。
よって志望動機は徹底的に深めておきましょう。
志望動機の回答として、おすすめの文章構成は以下となります。
(僕が就活生の時、志望動機はこの構成で回答していました)
【志望動機の文章構成】
- 結論
- なぜその業界なのか
- なぜその業界の中でもその企業を選んだのか
- 自分の企業選びの軸との一致点
この文章構成を元にした回答例を作ってみましょう。
志望動機のように比較的長く回答する質問は、事前に構成から用意した方が良いですよ。
【回答例文】
「私が御社の長期インターンシップに応募した理由は、御社がIT業界かつ、若者を対象とした事業を展開しており、自身の経験や知識によって貢献できると考えたからです。
▲まずは結論から伝えます
私がIT業界での長期インターンシップを志望している理由は、私自身、新しいガジェットやネット上の新サービスが大好きで、そこに関わりたいと考えているからです。
▲なぜその業界なのかを説明する
そんなIT業界の中でも、御社を志望した理由ですが、御社のメイン事業である若者向けの◯◯に魅力を感じ、私の大学での経験や知識を活かし、貢献したいと考えたからです。
▲なぜその業界の中でもその企業なのかを説明する
また私は長期インターンシップを選ぶ上で、社員の方々との相性。具体的には明るい性格の社員さんが多いことを軸にしています。
御社のホームページや社長さんのインタビューを見た時に、非常に前向きで明るい方が多い会社だと感じ、御社での長期インターンシップを志望しました。
▲自身の企業選びの軸との一致点を話しつつ締める
質問② 長期インターンシップではどんな仕事がしたいですか?
次に長期インターンシップはそもそも参加者が少ないです。
よって「長期インターンシップで何がしたいのか?」ということが気になる採用担当者は多いんですよね。
この質問に関しては、相手企業について調べた上で、気になる職種があればそれを正直に伝えれば問題ありません。
「雑用から何でもします」というように、相手都合に合わせすぎると、「本当に長期インターンシップに参加したいと思っているのかな?」と逆に疑問に思われてしまう。
よって長期インターンシップではどんな仕事がしたいのか、正直に伝えてしまいましょう。
【回答例文】
「御社の長期インターンシップを通して営業職を経験したいと考えています。
御社について調べたところ、新規開拓がメインとのことで、アポイントの取り方から商談の仕方、実際の契約まで一連の流れを理解できるようになりたいと考えております。
また、可能であればマーケティング職も経験してみたいと考えております。」
▲とにかく自分がやりたいと思っていることを正直に話せば良い
質問③ 長期インターンシップを通して何を得たいですか?
続いて、採用担当者側は「この大学生はうちの長期インターンシップに何を求めているのかな?」という疑問を持っていることも多いです。
そこで長期インターンシップの面接では「長期インターンシップを通して何を得たいですか?」という質問もよくされるようですね。
この質問の回答も大事なことは正直に答えることです。
加えて「理由」をはっきりさせてください。
伝わりやすい文章構成の基本は「結論+理由」なんですよね。
「長期インターンシップを通して◯◯を得たい」が結論、それに加えて「なぜなら◯◯だからです」と理由を伝える。
理由がはっきりしていれば、聞き手の納得度は高くなります。
逆に理由がない主張って、「適当に考えているのか?」と思われてしまいます。
【回答例文】
「私は御社の長期インターンシップを通して、2つ得たいものがあります。
1つは、営業職としての経験と職種理解です。
▲結論
私は人と会話することが大好きで、得意だと考えており、それが社会で通じるのか確認したいと考えています。
▲理由
2つ目は、御社のことを深く理解することです。
▲結論
私は御社の事業に強く魅力を感じており、可能であればそのまま入社したいと強く思っています。それゆえに長期インターンシップを通して、実際の仕事内容や社員さんとの相性を確かめたいという思いがあります。」
▲理由
質問④ 自己PRをお願いします
続いて、長期インターンシップの面接でも頻出なのが「自己PR」です。
これは就活の選考でも、どの企業からも聞かれる定番質問ですね。
自己PRを「とにかく長所をアピールすること」だと理解している人が多いです。
しかし「PR」とは「パブリック・リレーションズ」の略で、これは「相手との良い関係作り」を示す言葉なんですよね。
よって就活における自己PRは「自分と相手企業とが良い関係を作れると説得すること」だと言えるんですよね。
これを可能にするための自己PRの基本構成は「強み+具体的な貢献内容」だと僕は考えています。
「◯◯という強みを持っていて、この強みによって◯◯という貢献ができるから、御社と私は良い関係を作ることができますよ」と伝えられると自己PRとして成立する。
そんな自己PRにおすすめの文章構成は以下です。
【自己PRにおすすめの文章構成】
- 貢献できる能力
- 具体的な貢献内容
- 根拠となるエピソード(課題・行動・結果)
- 自分の信条(=なぜその能力を重視しているのか)
- 長期インターンシップ参加後の抱負
文章構成だけだと分かりにくいと思うので、この構成を元に自己PRを作成してみます。
僕が就活生の時にアピールしていた発想力をベースに作成していきますね。
【回答例文】
「私は常にアイデアが浮かんでくる発想力には誰にも負けない自信があります。
▲まずは強みを伝える
この発想力はアイデアを発案するだけでなく、御社の営業職として働く際に、「お客さんの悩みは何か?」を徹底的に考え、「それを最も良い形で解決する方法は何か?」と発想し、解決策を出すことによって御社に貢献します。
▲強みを元にした具体的な貢献内容を伝える
私がこの発想力を発揮したエピソードが大学時代にあります。
大学生活をより充実させたいと考えた時に、毎日浮かぶアイデアを意識的に記録することにしました。
朝の1時間スタバに通って、そこでアイデア帳に前日浮かんだアイデアを記載して深堀りすることを現在まで1年継続。
結果として日常生活の細かいことに疑問を持ったり、町中にあふれるアイデアに対して敏感になり、大学生活だけでなく、人生が充実している感覚があります。
▲根拠となるエピソード
私がこれほどまでに発想力を重視する理由は「考える時間を作ることが人生を豊かにする」という信条を大切にしているからです。
▲その強みを重視する元となっている信条(自分の考え)を示す
御社の長期インターンシップに参加できた暁には、私のこの発想力を活かして、業務の中に新たな発想、やり方を提案します。」
▲長期インターンシップ参加後の抱負
この例文の他にも、自己PRの例文に特化した記事を用意しています。
「もっと自己PRの例文が見てみたい」という方は以下の記事をぜひ!
質問⑤ 長所を教えてください
続いて、長期インターンシップの面接でよくされる質問の5つ目は「長所」です。
長所と自己PRは混合しがちですが、長所は「自分で思う自分の良いところ」なんですよね。
(相手企業への貢献は関係なく、自分が自分でここは良いなと思っているところを伝えましょう)
長所:自分が思う自分の良いところを伝える
自己PR:相手企業に貢献できる能力をベースに伝える
よって長所と自己PRで伝える強みが一致する場合もあります。
それはそれで問題ないですが、より自分の性格を理解してもらうために、自己PRで話した強み以外に、自分で思う自分の良いところを伝えるのが効果的ですよ。
【回答例文】
「私の長所は親近感です。誰からも1日一緒にいると「あれ?小学生の頃からの知り合いだったっけ?」と言われるほどです。
▲結論
どんな相手でも腹を割って話すようにしているのと、あまりに気を遣いすぎないことを意識しているので、この親近感が生まれているのかなと考えています。
▲理由(その長所に対する自分の考え)
ちなみに「自分の長所がよく分かっていない」という人に向けて、長所一覧表を用意しています。
30の長所と、それぞれのアピール方法まで解説しているので、長所への理解が浅いよって人は合わせて読んでください。
質問⑥ 短所を教えてください
長所に続いて、短所も長期インターンシップの面接ではよく聞かれます。
そもそも長所と短所って、その人の特徴を示すので、人柄を理解するのにうってつけの質問なんですよね。
だからこそ長期インターンシップだけでなく、就活の選考でも頻出の質問です。
これら長所と短所は正直に伝えることが重要です。
(嘘ついてしまうと、入社後のミスマッチに繋がって、どちらも損しかしないので...)
短所は長所のように伝えなくて良い
ちなみに短所に関して「短所は長所に変換して伝えましょう」というアドバイスを見かけることがあります。
しかし僕はこのアドバイスには反対ですね。
面接官は短所が知りたいわけで、それを長所として変換するかどうかは、面接官次第。
だったら正直に「私の短所は◯◯です。改善できるよう◯◯しています」と正直に話す方が好感を持てませんか?
「短所+具体的な改善内容」という基本構成で短所は伝えるのがおすすめです!
【回答例文】
「私の短所はとにかくせっかちなところです。
エレベーターに乗ったら1秒で閉まるボタンを押しますし、エスカレーターは必ず歩きます。
▲結論
このせっかちさは、人と待ち合わせしている時のイライラに繋がることがあるので、暇つぶしできるものをスマホに常に入れており、せっかちさがネガティブにならないよう意識しています。」
▲具体的な改善内容
質問⑦ 弊社のことをどこで知りましたか?
それでは最後の質問。
企業にとって長期インターンシップは重要な採用戦略の1つです。
通常、新卒を採用するためには1人につき、50〜100万円ほどの費用を必要とします。
大手求人サイトに掲載する掲載費や、合同説明会に出展する必要。
会社説明会の開催費用、それらにかかる人件費など、新卒を採用することは企業にとっては莫大なコストになる。
それゆえに大学生からどんな経由で自社を知ってもらったのか、採用担当者側は知りたいのが当然ですよね。
よって長期インターンシップの面接でも「弊社のことをどこで知りましたか?」という質問がよくされます。
この質問に関して、答え方で評価が変わることはないので、正直にどんな経由で知ったのかを回答すれば問題ありません。
【回答例文】
「御社のことを知ったのは、インターンシップに特化した求人サイトの「キャリアバイト」です。キャリアバイト経由で応募させていただきました。
▲結論
正直な話、それまで御社のことを知らなかったのですが、求人を見て、ホームページで事業内容を調べた時に魅力を感じ、応募させていただいた次第です。」
以上の7問は長期インターンシップの採用面接でされる超頻出の質問です。
これらは就活の選考でもよく聞かれる定番質問なので、長期インターンシップの採用面接を受けるという早い時期から対策しておくのはおすすめですね!
されることが事前に予想される質問は、1度頭の中でアウトプットしておくことが大事!突然考えたことのない質問をされると焦るからね。
たしかに回答をセリフとして覚えなくても、1度頭の中で考えておくだけでも、スムーズに回答できそうですね。
長期インターンシップの面接に参加する際の注意点
ここまで長期インターンシップの採用面接でされる質問について解説しました。
ここからは面接での注意点や服装や持ち物などの補足説明をしていきますね。
重要なのはここまで説明した内容なので、ここからはサクッと解説します。
まずは長期インターンシップの面接に参加する際の注意点について。
意識しておくべきは以下の2つです。
【注意点】
- 集合時間の10分前を目安に到着しておく
- 面接後に可能であればお礼メールを送る
注意点① 集合時間の10分前を目安に到着しておく
まず第一に面接は遅刻厳禁です。
これはもう面接の基本ですよね。
また注意点として「早く着きすぎても迷惑になる」ということを覚えておきましょう。
よって目安としては、集合時間の10分前がベストです。
早すぎず遅すぎず、ベストな到着時間は10分前かなと個人的には考えています。
ちなみに僕は面接の1時間前に、現地に行って場所を確認して、近くのカフェで面接対策をするようにしてましたね。
(心に余裕を持って面接に参加できるのでおすすめ!!)
注意点② 面接後に可能であればお礼メールを送る
次に面接後、可能であればお礼メールを送るようにしましょう。
僕はほぼすべての面接後にお礼メールを送るようにしていました。
メールなら読む読まないは、相手次第なので一方的に迷惑をかけないですよね。
更にメールの内容はテンプレのようなお硬い内容じゃなくて、自分の言葉で感謝と志望度の高さを改めて伝えるようにしていました。
具体的なお礼メールの書き方は別記事で詳しく解説しています。
就活の選考でも使える知識なので、ぜひ読んで、頭の片隅にでも置いておいてくださいね。
遅刻厳禁というのは最低限のマナー、そしてお礼メールは付加価値としてのマナー。お礼メールは送らない人が多いからこそ、差別化に繋がるんだよね。
たしかにお礼メールをもらった時に、それを評価してくれるような会社に入りたいですね。
【補足】長期インターンシップの面接の持ち物と服装
続いて、長期インターンシップの面接の持ち物と服装について解説します。
どちらも基本的なことなので事前に押さえておきましょう。
長期インターンシップの面接に必要な持ち物
まずは長期インターンシップの面接に必要な持ち物について。
特に指定がない場合は「メモ帳と筆記用具」があれば良いですよ。
企業によっては、面接で履歴書の持参をお願いされる場合もあります。
特に指示がない場合は、持ち物はメモ帳と筆記用具を持っていきましょう。
長期インターンシップの面接に参加する時の服装
次に長期インターンシップの採用面接の服装について。
長期インターンシップの面接は、就活生ではなく大学生を対象としています。
よってまだリクルートスーツを持っていない人も多いので、私服での参加を指定する企業が多いですね。
またそもそも長期インターンシップを募集する企業はベンチャー企業が多く、服装の自由度が高い企業も多いです。
しかし、私服指定でもダメージジーンズやサンダルなどラフすぎる服装は避けましょう。
「オフィスカジュアル」と呼ばれるキレイめな私服で参加することをおすすめします。
【長期インターンシップの採用面接で避けるべき服装】
- サンダル
- ダメージジーンズ
- サイズ感が合わなすぎる服
- 過剰なアクセサリー(指輪やネックレス、ブレスレットは外しましょう)
- 帽子
具体的な服装について、こちらも別記事で詳しく解説しました。
「どんな服装で参加すれば良いのか分からない」という方は、そちらを参考にしてくださいね。
【基礎知識】そもそも長期インターンシップとは?
ここで基本的な情報を整理しておきます。
そもそもインターンシップとは、企業が開催する就業体験のことを指します。
そんなインターンシップは大きく「長期インターンシップ」と「短期インターンシップ」に分けることができるんですよね。
違いをわかりやすく表にまとめてみました。
長期インターンシップ | 短期インターンシップ | |
---|---|---|
開催期間 | 3ヶ月以上が基本 | 1日〜数週間 |
実施内容 | 社員と同じ業務 | ・会社説明会 ・ワークショップ ・見学や業務体験 |
対象学年 | 全学年 | 大学3年生 |
給料 | 有給 | 無給が多い |
開催企業 | 中小企業が中心 | 大企業・中小企業 |
開催理由 | ・低コストの労働力として ・適性の高い人材の採用 |
・早期採用 ・PR活動の一貫 |
企業によっては長期インターンシップでも雑用を任せる企業もあるようですが、多くの企業で長期インターンシップ生は社員と同じ業務を行います。
だからこそ企業側も慎重に選考を行い、面接で評価されることが必須なんですよね。
長期インターンシップは3ヶ月以上、その会社で給料をもらいながら働くことになるんですね。
そうなんだよ。だから企業側は自社に合う人材を採用したいと考える。当然だよね。
(逆に選考が適当な会社は、誰でもできるような雑用を任せようとしているのでは?と疑うべきだよ)
ちなみに長期インターンのそもそもの探し方については別記事で解説しています。
本選考と同じで、長期インターンも1社だけのエントリーに絞らずに複数受けることで、慣れることもできます。
ぜひ参考にしてくださいね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
長期インターンシップの採用面接でされる頻出質問への理解と、回答方法について理解できたなら幸いです。
インターンシップだからといって、全然対策していかないと普通に落ちます。
企業側は採用目的で長期インターンシップ生を募集しているので、判断はシビアですからね。
逆に「どんな人でも良い」みたいな企業は、仕事内容が雑用中心だったりと、参加価値が低い長期インターンシップの可能性もあります。
よって事前準備をしっかりした上で、長期インターンシップの面接に参加するようにしてください。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- 長期インターンシップの採用面接は、企業側も採用目的で行っているのでシビアに評価される。
- 面接でよくされる質問の代表としては7問。
「志望動機を教えてください」「長期インターンシップではどんな仕事がしたいですか?」「長期インターンシップを通して何を得たいですか?」「自己PRをお願いします」「長所を教えてください」「短所を教えてください」「弊社のことをどこで知りましたか?」の7つであり、事前に1度アウトプットしておくことが重要。