こんにちは、就活を研究し続けて7年目の就活マンです。
「学歴フィルターは当たり前なの?」「存在して良いものなのか!」と考えている就活生は多いでしょう。
それを考えるのは当然学歴に自信のない就活生です。
結論から言うと、学歴フィルターがあるのは当然です。残念ながら。
ちなみに僕も中堅大学だったので、就活生の時は学歴フィルターを恨んでいましたね。
でも今は「学歴フィルターを使うのは当たり前だよな」と思える。
本記事にて企業が学歴フィルターを使うことが当たり前なのか、詳しくまとめていきます。
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学歴フィルターとは?
まず学歴フィルターとは、企業の選考において「学歴」によってふるいにかけることを言います。
例えば、「A大学よりも偏差値が高い大学のみから採用しよう」という学歴フィルターを設定することで、一定以上の偏差値の学生を採用できますよね。
学歴フィルターを利用していると明言している企業はない
ちなみにこの学歴フィルターを利用していることを明言している企業はありません。
選考基準は公開する義務がないので、企業側はわざわざ公開しない。
選考基準を公開してしまうと、“その企業専用の対策”をしてくる就活生が増えてしまう。
そうなれば、正しく適性を判断することができなくなるので、選考基準は公開することは企業側に何もメリットがないんですよ。
学歴フィルターは存在するのか?
「じゃあ学歴フィルターがないかもしれない」と思う人がいますが、確実にあります。
追加して言えば、顔採用も当然あります。
なぜなら新卒採用はこれまでの「受験」とは違って、様々な判断基準によって総合的に採用が決まるからです。
受験はどれだけ態度が悪い学生も、点数さえ取れば合格できる。
しかし、新卒採用はそうじゃない。
顔の良さ、雰囲気、学歴、基礎学力、文章力、コミュニケーション力などなど、様々な基準によって決まるのです。
その1つとして、学歴を重視する企業があるのは当然のこと。
次の章から詳しく解説していきます。
企業が学歴フィルターを使うのが当たり前である理由
まず結論から話すと、企業が学歴フィルターを使うのは当たり前です。
ちなみに僕は偏差値50の中堅大学出身ですが、学歴フィルターに複数社おそらくかかりました。
めちゃくちゃデキの良いエントリーシートを出したにも関わらず、2日後に不採用通知が届くみたいな感じで。
後から調べてみると、それらの企業は学歴フィルターを使っているとの口コミがありました。
このように僕自身、学歴フィルターにはかかっているので「学歴フィルターこの野郎」という気持ちはあります。
しかし、今企業側の立場に立って考えると学歴フィルターを使うことは当たり前だなと思います。
その理由は以下の2つ。
【学歴フィルターを使うのが当たり前である理由】
・学歴の良さは基礎能力が高いことを示す証明だから
・学歴の良さは与えられたことに従順である証明だから
①学歴の良さは基礎能力が高いことを示す証明だから
まず学歴でふるいにかけることで、ある程度の基礎能力のある学生のみを効率的に採用できます。
考えてみれば分かりますが、学歴が良い人は「記憶力が良い」というだけじゃない。
目標を設定する能力、勉強を続ける継続力、効率的に勉強するための思考力など、様々な能力があります。
ましてや旧帝大レベルに入学するには、それらの全てが備わっていないとできないこと。
一方で、学歴が低い人は「勉強なんてできない」と諦めた人が多いでしょう。
つまり、それは継続力のなさを示していますよね。
学歴が良い人はその分の苦労をしてきた人
大学時代の僕は「東大生に勝ちたい」「学歴なんてくそくらえ」と思っていましたが、今思うとそれは的外れ。
学歴が良い人は、僕よりも勉強に関して努力してきた人であり、僕よりも継続力があるのでしょう。
「勉強に関しての努力量」に関してはもはや認めざるを得ないし、事実、勉強に関しての努力量は学歴が高い人のが上です。
でも学歴が高い人に負けない武器がある
しかし、ここまでの解説で話したことは「勉強」のみを中心に考えた話。
時間は誰にでも同じだけ与えられているので、学歴が高い人よりも僕は勉強以外のことに時間を割いた。
アニメを見たり、ゲームしたり、本を読んだり、映画を見たり、友達と遊んだり、彼女を作ったり…。
これら勉強以外のことで得た経験や能力、考え方が僕にはあります。
それは学歴よりも圧倒的な武器になっているんですよ。
しかし基礎能力を効率的にはかる上では学歴がすごいわかりやすい。
だから企業は学歴フィルターをかける。
しかし勉強以外のことで、学歴が高い人には負けないものがあることも事実です。
それに自信を持ちましょう。
②学歴の良さは与えられたことに従順である証明だから
次に学歴の良さは、「与えられたことに従順であること」の証明にもなります。
そもそも高学歴の人でも、勉強が嫌いな人は多いでしょう。
それでも「勉強をしなさい」の声に従って、勉強をして成果を出してきたわけです。
これはまさに「与えられたことに従順である」という証明ですよね。
僕なんかは「勉強なんてやって何になるんだよ!」と突っかかっていましたからw
従順な人材が欲しい人は学歴を重視するのが効率的
よって、与えられた仕事を従順にこなして欲しいという企業は学歴を重視するでしょう。
その方が効率的に従順に働いてくれる人材を採用できるからね。
一方で与えられたことだけに従わずに、クリエイティブな発想を活かしてほしいと考える企業は学歴だけで判断しない方が良い。
このように「学歴」をどれだけ選考の基準にするかは、採用したい人材によるんですよ。
たしかに企業側の立場に立てば、短い時間で優秀な人材を採用するには、「基礎学力があること」と「与えられたことに従順であること」を示す学歴は優秀な基準になりますね。
まさにそのとおり!自分本位じゃなく、企業側の立場に立てばわかるよね。
学歴フィルターは当たり前と受け入れてどう努力するかが大事
「学歴フィルターをなくそう」「学歴フィルターがあるなんて高学歴はずるい」
そんなことばかり主張している人はそこまでです。
そんな文句を言うなら、もっと勉強を努力して高学歴になれば良かっただろうと思われるだけ。
低学歴の人が学歴フィルターに対して取るべき姿勢
よって僕のように学歴に自信のない人がすべきことはシンプル。
①学歴フィルターがあることを当たり前だと受け入れる
②その上で高学歴の就活生よりも評価される方法を考える
③考えた方法を実行する(それがうまくいかない場合は改善する)
以上です。
文句や不満を言っていても、現実を変えることはできない。
よってまずは「企業が学歴フィルターを使うことは当たり前だ」と受け入れてしまいましょう。
ここでポイント!
受け入れた上で「じゃあ低学歴の自分は就活がうまくいかない」と諦めないことです。
先に言ったように、就活は学歴以外の様々な判断基準によって採用が決まります。
実際に中堅大学出身の僕は、何のコネもなく誰もが知る大手食品企業に入社していますよね。(1年で辞めたけどw)
なぜそれができたのか?
簡単な話で、「どうすれば高学歴の人よりも評価されるのか」を徹底的に考え実行したからです。
その時に実行した戦略をこうして、就活攻略論にまとめています。
「学歴フィルターを受け入れる→高学歴よりも評価される方法を考える→実行する」
これを徹底してください。
自分は低学歴だから就活はうまくいかないと諦めたらそこで終了です。
諦めグセを付けるのはやめたほうが良いよ
ここは僕なりの人生論ですが、すぐに「◯◯だから無理」だと諦める人は多いです。
世の中の大半の人がすぐに諦めるんですよね。
一方で、他人と違う結果を出すには「他人と違う行動」を取る必要があります。
つまり、世の中の大半の人が諦めるのであれば、自分は「諦めない」という行動を取る必要があります。
成功しているロックバンドも、プロスポーツ選手も、経営者も、他人がほとんど諦めるところを諦めなかったから成功がある。
壮大な話に聞こえるかもしれないですが、就活だけを考えても多くの人が「自分は学歴が低いから」と諦めるわけですよ。
ぜひそういう人と違う結果を出したいなら、諦めずに努力してください。
そのために僕はこうして情報をまとめています。
ここ4年間、1日何時間も就活の記事を書き続けています。
僕も諦めずに行動し続けるので、ぜひこれを読む皆さんも諦めグセを付けずに努力してください。
間違った努力は努力とは言わない
ちょっと補足ですが、間違った努力は努力とは言いません。
例えば「温泉を掘ろう」と考えた人が、温泉が湧かないところで掘っていても無駄ですよね。
掘っている時は「俺、頑張っているぜー!」と努力している感は感じていても、その努力が無駄なら意味がない。
努力する時は必ず「これを頑張っていれば成功に近づく」という見当をつけてから努力すべき。
「まずはここに温泉がある」ということを明確化してください。
就活において言えば、文章力を高める、コミュニケーション力を高まる、こうした就活ブログを読む、読書をするなどが正しい努力です。
ぜひ正しい努力を諦めずに実行してください。
これは就活だけじゃなくて、これからの人生でも重要な考え方ですから。
学歴に自信がない人がとるべき就活戦略
具体的に「学歴に自信がない人が取るべき就活戦略」を別記事でまとめておきました。
普通にマイナビやリクナビで企業を探して、エントリーシートをなんとなく書いて提出する。
そんなありきたりな行動だけじゃ、高学歴の就活生に勝てる要素が少なくなってしまう。
そこでスカウトサイトを活用して学歴を重視しない企業との繋がりを作るなどの方法を実行すべきです。
以下の記事にてまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。
今回のまとめ
最後まで読んでくれて、本当にありがとうございました!
学歴フィルターに対する僕なりの考え方をまとめることができたと思います。
学歴フィルターを使うことは、民間企業が効率的に採用する上で当たり前のこと。
そもそも企業は国の組織でもないので、そうした効率的に最適な人材を採用することを追い求めるのが当然ですよね。
学歴フィルターの存在を受け入れて、その上でどう行動できるかを考える。それが重要。
今回の記事が、あなたが学歴フィルターを前向きに考えるきっかけになると嬉しいです。
ちなみに僕が調査した学歴フィルターのある企業とない企業を共有した記事を公開しているので、この記事を読んだ上でぜひこちらもチェックしてみてください!