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【安定した大企業は幻想です】就活生が理解すべき安定への考え方!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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皆さん、こんにちは!新卒で入社した企業を1年で辞めましたでお馴染み、就活マンです。

突然なのですが、この世に「安定」は存在すると思いますか?僕の周りでは安定を求めて大企業に入社する人が多いんですよ。

はっきり言うよ。この世に「安定」は存在しない。

そうなんですか!!

その理由は大きく3つある。超安定と言われる食品メーカーに入社した僕だからこそわかる「安定は幻想である」と言い切れる理由を今日は話そうかな。

 

就活生の多くは就職を考える上で「とりあえず安定」をすぐ口にしますね。

しかし、この世に安定は存在しません。

 

なぜ僕がそう言い切れるのかと言うと、明確に3つの理由があるからです。

本日の記事では、安定した大企業が幻想だと言える理由について解説します!

安定した大企業が幻想である3つの理由

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最初に断言しておきます。

この世に「安定」は存在しません。

しかし安定が存在しない理由を把握し、その上で安定に近づくための策を講じることはできるんですよね。

そこでまずは安定が存在しないと言える理由について解説します。

 

①金銭的安定と精神的安定は異なるから

 

まず就活生は大きな勘違いをしているのですが、「安定」には「経済的な安定」と「精神的な安定」が存在します。

経済的安定とはつまりは「お金」ですね。経済的に余裕があるかどうか、それが経済的安定です。

次に精神的安定とは「ストレスの少なさ」と言えるかもしれません。精神的安定を満たせないと精神を病んでしまい、うつ病になる人も多いです。

 

▼安定には「経済的安定」と「精神的安定」が含まれる

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経済的安定・・・生活を維持するための「お金」に余裕があるか

精神的安定・・・生活する上で過度な「ストレス」がないかどうか

 

そして多くの就活生は「安定」と言われると、経済的安定の方だけを考えてしまいます。精神的安定に関してはそこまで意識できていないんですよね。

ですが、それはあなたが大学生であり、まだ若いからお金だけに着目してしまうと言えます。

 

精神的安定を語る上で、「うつ病」に関する話をしますね。 

まず最初に、そもそもうつ病の患者数は1996年と比較すると2014年までの間で約3倍も増加しています。これは半端ないですよね。

まぁ、これは皆さんもテレビとかで聞くと思うので知っている事実だと思います。

 

▼うつ病患者の数は爆増中

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画像引用:男の悩みを解決するメンズヘルスメディカル

 

しかし着目して欲しいのは「年代別のうつ病患者数」です。

次の図をご覧ください!20代に比べて、30代40代のうつ病患者数は非常に多いですよね。各年代の人口を考慮しても、30代40代はうつ病患者が多いと言えるのです。

 

▼年代別で見ると30代40代はうつ病患者が多い 

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つまり就活生である今は「お金」にばかり着目しがちですが、これから社会人となり30代40代を迎える上では「精神的安定」にも目を向ける必要があります。

大学生はとにかくアルバイトをたくさんして、より多く稼いでいることが自慢みたいな人が多くお金にばかり目がいきがちな時期だと思います。

しかし安定を考える上では、そんなお金以上に精神の安定が重要になります。

 

よってこれらの前提から言えることが1つあります。

その大企業は「経済的安定」は満たせるかもしれないけど、「精神的安定」は満たせないかもよ!?

ということです。

 

僕は大手食品メーカーを1年で辞めて独立しました。

その時に周りに言われた言葉は「安定を捨てた!」でした。

しかしそれは「“経済的”安定を捨てた!」が正解であって、僕から言わせてもらえば「精神的安定を優先した」だけのことです。

 

食品メーカーに入社した僕は、毎日の仕事のつまらなさ、周りの社員を全く尊敬できないこと、将来が見えていることの退屈さを日々感じていました。

そんな状況では「精神的安定」は一生満たせないだろうと確信していたんですよね。

これは僕が求めるハードルが高かったことも関係しています。僕とは違って、同期には毎日幸せそうに働いている人もいますからね。

 

先日こんなツイートをしました。

僕は実際に超高倍率企業に勤めたという実体験を元にしているのでこれは本当に強く言える。特に30年以上続くような大企業は、倍率が超高くなったのはここ10年ぐらいの話だから、40歳とか50歳の社員は高倍率の壁を乗り越えていない人。まじ老害多過ぎた。いばり散らすだけの役職持ち多過ぎ。

 

特に老舗大企業では、40代50代の社員は全然仕事ができないくせに威張っている人や、全く尊敬できない人、飲みだけが唯一の楽しみである人が多い印象があります。

なぜか?それは「安定した事業」が逆に社員をダメにしているからではないでしょうか。個人の能力に関係なく、会社のネームバリューや仕組みが揃ってしまっている。

だからこそ成長志向のない老害がはびこっている企業も多いのです。

 

そんな環境でも「精神的安定」を保てる人。

つまり成長意欲があまりない人や、飲み会だけが楽しみでも良い人、上司とかとの付き合いが好きな人には大企業は最高ですが、それ以外の人にとっての安定的事業を持つ大企業は「不安定」かもしれないことを肝に銘じておきましょう。

 

僕は成長志向が強い人間です。それにも関わらず毎日ルーティンのような仕事や、飲み会に付き合わされていては、精神的な安定は満たせないかもしれないですね!

そうだね。今自分の中にある「安定」という言葉が経済的安定なのか、精神的安定なのか考えてみよう。そのうえで自分はどちらの安定を手にしたいのか考えると良いよ!

 

②転職での市場価値が低くなるから

 

次に安定な大企業が幻想だと言える理由は、「安定な大企業でのキャリア」は転職市場での価値が低いからです。

 

そもそもこの世に絶対倒産しない企業は存在しません。

たしかにトヨタなど超大手企業が倒産することは数十年のうちではないでしょう。

しかし、車が自動運転に変わり、アマゾンやグーグル、アップルなどが自動運転車の市場を取るようになればどうでしょうか。

売上がガタ落ちしてリストラが実行され、対象になる可能性はありますよね。

つまり誰にでも「転職する可能性」はあるということです。

 

そして転職を考える上では「市場価値」を考える必要があるんですよね。

市場価値とは、「いかに自分という人材が必要とされるのか、その価値のこと」を指します。

 

あなたが企業の経営者だとしましょう。

「トヨタをリストラされた50歳」を採用したいと思いますか?

もし仮に営業成績がトップだったり、すごい技術を持っていたら必要かもしれません。しかしトヨタでの知識はトヨタだから成り立つ知識であって、それが他の企業で転用できるとは限らない。

つまり「実績やスキル」が市場価値のすべてを決めるということ。

 

そして大企業では「実績やスキル」を積みにくいという特徴があります。

なぜなら持っているスキルが“その大企業だけで役立つスキル”である可能性が高いからです。

 

こうした「市場価値」への認識が甘く、安定にすがって生きている人は転職市場で必要とされない。もちろんどこからも採用されないということはありません。これだけ求人が大量にありますから。

しかし今の年収から大きく下がるにも関わらず、ローンも残っていて、家族を養うために必要なお金が不足する可能性が十分に考えられます。

 

まとめると、誰にでも「転職する可能性」があり、安定といわれる大企業に勤めている人ほど「市場価値」が低い傾向にあるためにリスクがあるということです。

 

たしかに「トヨタで働いていたこと」なんてことは転職先にとってはどうでも良いですね。それよりも「どんな能力があるのか?」が重要であり、その能力がトヨタでしか発揮できないものなら不必要ですね...。

だからこそ、経済的安定に満足せずに「市場価値」を高める意識を持つことこそが重要だよね。 

 

③明日何があるかは誰にも分からないから

 

さてと、最後の理由を解説しましょうか。

僕には好きな言葉があります。

「明日死ぬかもしれない」という言葉です。シンプルだけど真理ですよね。

 

この言葉には「何が起こるかなんてわからないよ」というメッセージがこもっています。もしあなたが安定と言われる大企業に入社して、年収が500万円となり、毎月の余裕が5万円あって貯金が1000万円あるとしましょう。

 

【経済的安定があると認識している状態】

年収:500万円

毎月の余裕:5万円

貯金:1000万円

 

これを見て「俺って安定してるぜ〜」と思っている人は、安定を甘く見すぎですね。

そんなもんは安定とは言えません。

なぜか?明日、自分の親が病気になって合計1000万円必要となったらどうでしょうか。それに加えて子供が増え毎月余計に3万円かかる状態になったとします。

 

【状況が変わった場合】

年収:500万円

毎月の余裕:5万円→2万円

貯金:1000万円→0円

 

もう誰も安定と言えませんよね。

毎月の余裕は2万円しかなく、貯金も親の病気でなくなってしまいました。

これは大げさでしょうか?しかし全然ありえる話です。

だっていつうつ病になって働けなくなるか分からないし、リストラされて年収が減る可能性もある。これよりひどい状況にさえなりえます。

 

つまり人生には何が起こるか分からない。

それは良いイベントかもしれないし、最悪なイベントかもしれない。

未来が分からない以上、この世に安定は存在しないのです。

 

「安定」なんてものは、神のみぞ知る、、、かぁ。

 

安定に近づくための方法

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この世に「安定」が存在しないことを少しは意識できましたか?

安定!安定!と言っている親世代に少しは対抗できるようになりましたか?笑

 

ここまで説明したとおり、安定が存在しないことは事実です。

しかし「安定に近づくこと」はできます。

僕が考える安定に近づく方法をいくつか紹介したいと思います。

 

市場価値を高める

 

途中でも話したとおり、どんな大企業に勤めていても「転職する可能性」は誰もが持っています。

よって常に「いつか転職するかもしれない」という意識を持っておくべきでして、転職するとなった時に現状の年収から大きく下がると不安定になります。

 

しかし転職することで「年収も自分との適性も上がる」という状況を常に作ることができれば金銭的にも精神的にも安定な状態をキープすることが可能ですよね。

この状態を作るために必要なことはただ2つです。

 

実績を残すこと。

転用性の高いスキルを身につけること。

 

この2つが死ぬほど重要ですね。

まず実績を残すことによって、自分の能力を証明することができます。

たとえば「自分は営業力があります」と言ったところで、実績がなければそれは「ない」と同じこと。なぜなら証拠がないからです。

ここが就活と転職の大きな違いですね。

就活では明確な証拠がないので、自分で「営業力があります!なぜなら大学時代に◯◯の経験をしたからです」とか言えば良い。

しかし転職では明確な証拠としての実績、つまり数字を見られるので「◯◯したことがあるから!」なんてことは足を引っ張るだけです。「なんで◯◯という経験があるのに、実績はないの?」と言われて撃沈コースですねw

 

次に転用性の高いスキルを身につけましょう。

「転用性が高い」というのがポイントで、転用性とは、他の企業でも発揮できるかどうかを意味します。

その企業だけで役立つスキルは転職先では使えません。その企業でしか使えないスキルだけしかない人は転職先で年収が上がるようなことはほぼありませんからね。

 

これら2つを意識して働き続けること。

それが安定に近づく方法なのです。

 

自分の商品を持つ

 

ここまでは「サラリーマンとしての安定」を定義してきました。

しかし安定に近づく方法としては、他にも方法があります。

 

それは自分の商品を持つということです。

起業や独立をするまではいけないかもしれませんが、僕が運営しているこの就活攻略論のように自分の商品を持つことで「経済的安定」を担保することができます。

 

僕はよく「今やっている事業だけで生きていけなくなったらどうするの?」と言われます。その質問への回答は非常にシンプルで「サラリーマンするだけやん」です。

 

勘違いしている人が多いですが、独立しても「転用性の高いスキル」があれば、どこへでも就職することができます。

実際、僕の場合は「人材系企業」ならかなりの確率で就職することができます。

なぜなら「ライター」「就活メディアの運営法」「LINE@の運営法」などなどのスキルだけでなく、「20万PVのメディア運営」や「LINE@登録者2000人以上」などの実績も残しているからです。

しかも多くの人材系企業との人脈があるので、そうしたルートから採用してもらうこともできます。

 

そして自分の事業、自分の商品によって月に10万円しか稼げてないとしても、それに加えてサラリーマンになれば給料が月に30万だとしても合計したら40万円になって、稼ぎが課長レベルになります。

 

僕の頭の中にはこうしたロジックがあるので、どんなサラリーマンよりも安定だと思っています。そしてサラリーマンよりも多くの時間や考える機会があるので、更にスキルと実績が積まれていく。

ぜひ簡単な事業でも良いのでやってみるのも安定に近づく一歩になりますよ。

 

本日の記事はいかがだったでしょうか!

安定に対する意識が変わってくれたのなら嬉しいです。

「安定!安定!」と言っている人ほど、実は不安定なのが現実。

ぜひ自分にとっての安定とは何か、思考し、それに近づくための行動を取りましょうね。

 

今日も読んでくれてありがとう。

君の就活はきっとうまくいく。

 

ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー