皆さん、こんにちは!好きな女優は深田恭子でお馴染み、就活マンです。
最初に断言します。
本記事さえ読めば、グループディスカッションが苦手だと言う人も克服するためのヒントを得ることができます。
グループディスカッションがとにかく苦手が困っています。どんなことを発言すれば良いのか自信が持てず、グダグダしていると話し合いが終了してしまうのです。
なるほど。グループディスカッションが苦手だと考えている人は非常に多くて、あるサイトの調査によると約6割の人が苦手だと回答している。
そんなに多くの人が苦手意識を持っているのですね。
そうなんだ。しかしグループディスカッションが苦手だという理由の根本には、大きく2つの理由しかないんだよ。
2つの理由ですか。ぜひ教えて欲しいです!
わかった!今日はグループディスカッションの苦手を克服する方法を紹介するね!
就活の選考における「グループディスカッション(GD)」ですが、日本の教育においてディスカッションの場が少ないがゆえに苦手意識を持っている人が非常に多い選考です。
しかし近年、企業はグループディスカッションを選考に採用する数が増えてきています。
よって本記事ではグループディスカッションの苦手を克服する方法について詳しく解説します。
また「これだけ読めばグループディスカッション対策が完了する」というまとめ記事も別で用意しています。
ぜひこちらの記事と合わせて読んでくださいね!
- グループディスカッション(GD)とは?
- グループディスカッションを苦手だと考える根本的な理由
- “知識がないから”グループディスカッションが苦手な人のための克服法
- “人見知りで”グループディスカッションが苦手な人のための克服法
- グループディスカッションの苦手を克服するのは小さな一歩からでもOK
グループディスカッション(GD)とは?
グループディスカッションとは、与えられたテーマを元に複数人のグループで話し合い結論を出すというものです。
「ディスカッション」は直訳すると、討論や討議という意味。
しかしここでは「アイデアの出し合い」や「一つの問題を解決するために話し合う」という意味で解釈するとわかりやすいですね。
「グループでアイデアを出し合う」「グループで一つの問題を解決するために話し合う」というまさに言葉の通りの意味を持っています!
グループディスカッションを苦手だと考える根本的な理由
ではグループディスカッションの苦手を克服する方法を解説するにあたって、まずは「苦手を作っている根本的な理由」を解説します。
理由が分かりさえすれば、それを解決する方法を実行すれば克服することができますからね。
「理由の把握→解決法を知る」この流れが苦手を克服するには重要なプロセスです!
知識不足|そもそもグループディスカッションのやり方がわからない
まず1つ目の理由が「知識不足」です。
つまりグループディスカッションについての知識が少ないがゆえに、グループディスカッションに対して苦手意識を持ってしまっているということ。
これは「スマホに対して苦手意識を持っている老人」を考えるとわかりやすいんですよね。
スマホに対して苦手意識を持つ老人は多いじゃないですか。でも若者はみんな使いこなしている。その差は何かと言うと、別に視力や手先の器用さ以上に「知識」の差が要因なんですよね。
「そもそもスマホとは何か?」から始まって、「スマホでは何ができるのか?」「スマホでアプリを取る方法は?」などなど、これらの知識が全くないから多くの老人はスマホを苦手だと考えてしまうんですよ。
これと全く同じことがグループディスカッションでも言えます。
「グループディスカッションとは何か?」から始まって、「グループディスカッションの進め方は?」「どんな点が評価されるのか?」「おすすめの役割はどれか?」などなど、それらの知識をまずは身につけているかどうかがグループディスカッションに対しての苦手意識を決定していると言えるでしょう。
よって、この知識を身につけるために次に章にて「グループディスカッションに関する知識」を網羅的に紹介しますね。
人見知り|そもそも人と話すのが苦手
では2つ目の理由が「人見知り」という理由です。
つまりそもそも人と話すことが苦手だからグループディスカッションが苦手という人ですね。
この理由でグループディスカッションが苦手な人って実はめちゃくちゃ多いと思います。
だって僕が出会った中でも初対面の人と話すのが苦手だと言う人は多いんですよね。そんな人がいきなり初対面の人と議論を行うって相当にハードルが高いじゃないですか。
ですが言い訳をしていても、ずっと話せず苦手なまま。
グループディスカッションを取り入れている企業から絶対に内定を取れないのはもったいないですよね。
しかし、人見知りで人と話すのが苦手だという人がグループディスカッションを突破する方法があります。
“知識がないから”グループディスカッションが苦手な人のための克服法
ではここからは早速、グループディスカッションの苦手を克服する方法について解説します。
まず最初に解説するのは、「グループディスカッションに関する知識がない」という原因を解決する方法です。進め方の全体像や評価ポイントについて、1つずつ把握していきましょうね。
①役割を決めずに進めるのはNGだと知る
まず最初に、グループディスカッションで評価されないグループの特徴として「役割を決めずに話し合いをスタートしてしまう」という特徴があります。
これは絶対にNGでして、役割を決めないまま話し合いを進めると大抵の場合、アイデア合戦になってしまいます。そして制限時間をむかえて、適当に結論を出してしまう。
そんな話し合いだと確実に評価されず、苦手意識が増す一方です。
よってグループディスカッションでは必ず「司会」「書記」「タイムキーパー」の3役は確実に決めてから話し合いをスタートするようにしましょう。
役割分担の流れを含めたグループディスカッション全体の流れを次に解説します。
▼役割を決めずに進めることについてはこちら!
» グループディスカッションで役割を決めないのは絶対NG|理由と対策
②グループディスカッションの全体の流れを知る
役割分担の重要性を知ったところで、次にグループディスカッションの全体の流れを把握しましょう。
グループディスカッションの進行の流れは以下のとおりです。
【グループディスカッションの進行の流れ】
①役割の決定(司会や書記など役割分担する)
②時間配分の決定(話し合いの大まかな時間配分を行う)
③課題の本質や前提決め(課題の本質を見極めてから議論する)
④グループでの目標設定(どんな問題に対してどう結論を出すのか決める)
⑤話し合い(司会を中心にして議論をする)
⑥結論まとめ(グループとしての結論を最後にまとめる)
⑦発表(グループとしての結論を発表する)
特に③の「課題の本質や前提決め」ができるグループと、できないグループでは明確に評価が分かれます。
この「課題の本質や前提決め」とは何かというと、例えば「スーパーの売上を2倍にしてください」という課題が与えられた時に、「想定するスーパーの立地」や「スーパーの競合の整理(コンビニやアマゾンなどが考えられる)」など、話し合う前に事前に決めておくべきことを整理する作業です。
この作業がないと、いきなり「セールをしよう!」といったアイデアだけを飛び出してきます。
しかしこの作業をしているグループでは「アマゾンが競合として勢いがあると仮定して、ネットで売上を伸ばす策について話し合いましょう」といった“課題の具体化”をすることができるんですよね。
この作業の詳しいやり方を含めた、全体の進行手順については別記事でまとめたので合わせてご覧ください。
▼グループディスカッションの進行手順について詳しくはこちら!
» 【完全攻略!】グループディスカッションの課題解決型テーマの進め方!
③評価のポイントを知る
次にグループディスカッションでの評価ポイントを把握しておくことで、面接官の立場に立った評価される立ち振舞ができるようになります。
企業によって評価するポイントはまちまちですが、僕は5つの評価ポイントがあると定義しています。それがこちらです。
【グループディスカッションの評価ポイント】
段取り力:話し合いの段取りをしっかりと決めることができる能力
積極性:積極的に発言できる能力・参加姿勢
協調性:他の人を尊重して話し合いができる能力
本質理解力:課題の本質を理解できる能力
発想力:素晴らしいアイデアを発想できる能力
このどれか1つ、または2つ以上は能力を評価されなければグループディスカッションで通過することは正直難しいと思います。
自分はどの能力を一番にアピールできるか考えてみましょう。
そしてその能力をいかにアピールするかを考え、実行することが重要です!
④落ちる話し合いの特徴を知る
評価ポイントを把握したら、反対にグループディスカッションで落ちる人の特徴も理解しておきましょう。
これも当然、様々な理由があります。しかし落ちる人の代表的な特徴は“評価されるポイントの裏返し”なのです。よって、評価されるポイントさえ理解しておけば落ちる人の特徴も把握することができます。
【グループディスカッションで評価されない人の特徴】
段取り力がない:段取りを立てようとせずに突き進む
積極性がない:ずっと黙ったままで話し合いに参加しようとしない
協調性がない:他の人の意見をすぐに批判しようとする
本質理解力がない:課題の本質が理解できずズレたことばかりを言う
発想力がない:アイデアが全く魅力的でなかったり現実味がない
これら1つでも自分が該当するようなら、すぐに改善しましょう。
自分の弱点を知り、それを克服する方法を考えること。そんな改良こそがグループディスカッションを突破する鍵となりますからね!
“人見知りで”グループディスカッションが苦手な人のための克服法
では続いて、人見知りがゆえにグループディスカッションが苦手という人に向けた克服法を紹介します。
人見知りな人におすすめな克服法は2つありますので、それぞれ見ていきましょうか。
①発言の手数が少なくても評価される書記となる
まずそもそも初対面の人と話すことが苦手な人が、場数によっていきなり話せるようになることはないと思います。
他のサイトでは「とにかく場数」と簡単に言いますが、人見知りだったり、消極的な人はそんな場数を踏んでもどうしても難しいかと思うんです。
そこでそもそも発言数が少なくても評価される方法を考える方が早いと思いませんか。
僕にはその方法があります。それは「書記」の役割ですこし工夫した行動を取ることです。
詳しくは別記事で書いたのでそちらを参考にして欲しいのですが、議事録を「樹形図」で取るという攻略法があるんですよね。これは僕が編み出した書記のテクニックでして、普通の書記は「箇条書き」で議事録を取るのですがそこで樹形図で取ることで差別化をはかります。
▼普通の書記は「箇条書き」で議事録を作成する
▼攻略法を使った書記は「樹形図」で議事録を作成する
見てわかる通り、樹形図で作成した議事録の方が圧倒的に話の内容を理解しやすいですよね。
これを実行することができれば、発言の数が少なくとも「工夫ができる人材」「論理的思考ができる人材」として評価されます。
実際に僕はこの方法を使って、「通過率100%の書記」となりましたからね。
ぜひ話すのがそもそも苦手な人はこの方法を取り入れてみてください。
▼書記の詳しい立ち回りについてはこちら!
» グループディスカッションでの役割のおすすめは「書記」|立ち回り解説
②場数をこなして会話に慣れる
先程、場数が重要と言われても...という話をしましたが、やはりなんと言っても場数は重要です。つまり練習の場を設けることは重要です。
紹介した書記の立ち回りを実践するにも練習をしないといきなりはできないですよね。
そこで就活攻略論では「グループディスカッションの練習法」を記事でまとめました。
大学が主催する質の低いグループディスカッション練習会では、全然上達しませんが下記の記事で紹介している「スカウトイベント」は最高の練習の場となります。
グループディスカッションが苦手だという人は特に参加してください!
やはり慣れているか、慣れていないかで全く動き方が異なってきますからね。
▼グループディスカッションの練習法についてはこちら!
» 【就活生向け】グループディスカッションの練習方法・完全版
グループディスカッションの苦手を克服するのは小さな一歩からでもOK
ここまでお疲れ様でした!
基本的なグループディスカッションの苦手を克服する方法は以上です。
ですが最後に少し、グループディスカッションの苦手を克服するための小さな一歩、小さなテクニックを2つ紹介したいと思います。
なかなか知識を身に着けても苦手意識が抜けない人や、場数を踏んでも慣れない人はぜひ実行してみてください。小さなことですが非常に強力なテクニックです!
開始前に雑談して緊張をほぐしてみる
グループディスカッションは、初対面の人と議論を行うというかなり高等な選考です。
これがもし仲良しの友人達との話し合いだったら、きっとスムーズに話し合いができるところですが、残念ながら議論する相手は初対面の就活生。
よってグループディスカッションが開始される前に、いかに仲良くなっておくか、心を開いておくかが重要なんですよね。
そこで有効なのが「雑談」です。
とりあえず雑談によって話すことでグループの雰囲気が柔らかくなります。僕が就活生の時も、グループディスカッションが開始される前に雑談をしているグループは非常に仲良くなって、話し合いがスムーズに進んでいる印象を持ちました。
ちなみに雑談も苦手という人も多いと思います。
そこで僕がおすすめするのは「雑談するための第一声を決めておくこと」ですね。
初対面の人との会話って、結局のところ難しいのは“第一声”であって、それを勇気を出して乗り切ってしまえば会話は続きます。
就活生の場合は、「就活大変ですよね!」「どんな業界受けているのですか?」といった会話や、「大学ではどんなことを勉強されていたんですか?」というような第一声を決めておけば自然と雑談は生まれます。
僕は雑談を本当に重要視していて、社会人になってからも営業をする際は絶対に雑談から開始して場の雰囲気を柔らかくしてから話すように心がけていました。
この雑談の重要性を教えてくれた「超一流の雑談力」という本があるので、ぜひ気になる方は読んでみてください!面接対策にもなりますよ!
他の人の話を真剣に聞いてみる
グループディスカッションが開始する前に雑談をすることができれば、次に開始した後、他の人の話を真剣に聞いてみる努力をしてみましょう。
グループのメンバーが発言した時に、「なるほど!」とか「いいですね!」といった反応をするだけでも話し合いに参加している感が生まれます。
第一歩としてはそういった「傾聴」は有効で、それに慣れてきたら「それに加えて◯◯なんかがあれば面白いかもしれないですね!」といった「アイデアの付け加え」に取り組むことができます。
グループディスカッションが本当に苦手だと悩む人はぜひ「書記+思いっきり傾聴」を意識して立ち回りましょう。それだけでもオドオドして何もしないに比べたら100倍評価されますからね!
グループディスカッション!やる気が湧いてきました!苦手意識を持たず、書記+傾聴を意識して徐々に場馴れしていきたいと思います!
うん!どんな苦手なこともほんの少しの改良の積み重ねによって得意になっていくからね!ファイトーーー!!!
本日の記事はいかがだったでしょうか!
グループディスカッションを苦手なままにしておくと、志望度の高い企業で実施された時に撃沈してしまいます。それだともったいないですよね。
本日の記事で紹介したことを1つでも多く取り入れて、ぜひ通過できるよう練習を重ねてくださいね。
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。
ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー