就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
就活において、秋採用の倍率は高いのか気になりますよね。
秋採用は就活後半の就活なので、求人数が減っているため、倍率が高そうに感じます。
そこで今回は秋採用の倍率と、そんな秋採用で内定を獲得するための動き方を解説していきます。
これまで7年間、就活に完全特化してブログを書いてきた僕が、秋採用を攻略する方法を詳しく解説していきますね!
秋採用の倍率は高そうなので気になっていました!
結論から言うと、秋採用の競争倍率は低いよ!もちろん企業によるけど、参加人数も少なくなっているから、意外と秋採用は狙い目!対策を見ていこう!
【結論】秋採用の新卒での競争倍率は低い
まずは結論からお話しましょう。
秋採用の競争倍率は低いです!
この結論を語る上で大前提が2つあります。
- 倍率は企業ごとに異なるので明確な倍率の数値はない
- 売り手市場における結論である
まず内定倍率が何倍かという話は、そもそも倍率は企業ごとに異なるので定義することはできません。当然ですよね。
ですが「競争倍率」を「競争の激しさ」と言い換えることで、「低い」と結論つけることができます。
次に、秋採用の競争倍率が低いと言えるのは「売り手市場」の環境下のみです。
次の章で説明しますが、就活生が有利である売り手市場においては、優秀な学生はすぐに内定を獲得し就活市場から撤退します。
更には、企業は人手不足に陥っているので秋採用だろうが求人が大量に残っています。
この2つの大前提を元に、僕は秋採用こそ「競争が少ない≒競争倍率が低い」と結論付けています。 つまり秋採用の方がむしろ内定を獲得しやすいのです。
【超重要】秋採用ではエントリー数の確保が必須
一方で、秋採用では企業側も採用に焦っているので、求人が減るスピードは早いんですよね。
そこでエントリー数を早めに確保することがキモになってきます。
具体的に秋採用でエントリー企業数を増やす方法としては、これまで200以上の就活サイトを見てきて「就活エージェント」と「逆求人サイト」が有効ですね。
まず就活エージェントは面談を元に、自分に合った求人の紹介から選考サポートまでを無料で実施してくれる。
大手の就活エージェントである「ミーツカンパニー就活サポート」や「キャリアチケット」なら、紹介してもらえる企業の数も多く、かつオンラインで面談できるので、便利です。
(就活エージェントは複数面談して、良い担当者だけ厳選するようにしましょう!)
就活エージェントを利用する上では、担当者の質が非常に大事になるので、面談してみて「この担当者は微妙だな(具体的には話がよく分からなかったり、紹介精度が低かったり)」と思ったら利用をやめるようにしましょう!
その他、おすすめの就活エージェントに関しては下記の記事でまとめてます。
» 就活エージェントおすすめランキング【1位〜22位】就活のプロが厳選!
次に、逆求人サイトはプロフィールを登録しておくことで、企業側からスカウトが届く就活サイトです。
秋採用では企業側も採用に焦っているので、逆求人サイトを積極的に活用する企業が増えるんですよね。
またそれゆえにスカウトの本気度が高いので、スカウト経由の内定が取りやすい。
逆求人サイトは利用するなら絶対に利用企業数の多い大手が良くて、僕なら「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」を両方とも登録しておきます。
この就活エージェントと逆求人サイトに加えて、マイナビやリクナビに特集されている「秋採用を積極採用している企業」を探す感じが良いですね。
(マイナビやリクナビの求人は、多くの就活生が見るので競争倍率が高いため、そういう意味でも就活エージェントからの紹介や逆求人サイトの併用が重要になってきます)
なるほど!秋採用は求人が減るスピードは早いけど、内定を複数獲得するような学生の参加も減っているから競争倍率としては低くなる可能性があるんですね!
秋採用の新卒での競争倍率が低い理由
秋採用こそ競争倍率が低いとお話しました。
ではなぜ競争倍率が低いのか。3つの理由を挙げていきたいと思います。
競争倍率が低い理由① 優秀な就活生はもう就活を離脱している
第一の理由ですが、やはり就活においては「優秀な就活生」は最大のライバルとなります。採用枠には限りがあるので、自分よりも企業から評価される就活生が多ければ多いほどに自分自身は評価されませんよね。
あるA社という企業があったとしましょう。
その企業にエントリーした就活生が以下の6人だったとします。
【A社にエントリーした就活生一覧(6名)】
- レベル100の就活生
- レベル80の就活生
- レベル85の就活生
- レベル90の就活生
- レベル50の自分
- レベル70の就活生
当然このような状況では、内定を獲得することは難しいでしょう。
この就活攻略論を読んだり、ES(エントリーシート)の質を高めてレベルを上げる必要があります。
ですが売り手市場の環境下において彼らのようにレベルの高い就活生は、早い時期に第一志望群の企業からの内定を獲得し、就活市場から撤退します。
よって、就活の後半である秋採用においてエントリーする就活生は以下のようになります。
【秋採用の場合:A社にエントリーした就活生一覧(6名)】
- レベル20の就活生
- レベル15の就活生
- レベル30の就活生
- レベル40の就活生
- レベル50の自分
- レベル30の就活生
見ての通り、自分のレベルが上がらずとも、優秀な就活生が撤退したことで周りのレベルが下がり、評価されやすい状態になりました。
これこそが秋採用は競走倍率が低い、つまり競走が少ない理由と言えるのです。
競争倍率が低い理由② 秋採用を受ける多くは公務員試験に落ちた人や留学おわりの人
優秀な就活生が離脱することで、秋採用で内定を獲得する難易度が下がることが分かりましたね。
それに加えて、秋採用で就活をしている人としては「公務員試験に落ちた人」や「留学おわりの人」が多いです。
LINE@でも相談を受けるのですが、彼らは「就活に関しての知識が全くなくて困っている」という悩みを持っています。
おそらくこの記事を読まれているあなたも同じ悩みを持っているかもしれません。
よってここで一つの結論が見えてきます。
秋採用をする就活生は就活に関する知識が少ない。
つまり秋採用で動いている就活生は、就活に関する知識が少ない人ばかりなのです。だからこそ、「就活に関する知識がない」と悩む必要はありません。
なぜなら少しでも就活の知識を付けてしまえば、他の就活生を簡単に出し抜くことができるからです。
そもそも秋採用をしている就活生は就活に関する知識が少ないので、少しでも就活に関する知識をつければすぐに頭一つ抜けることができる。
これこそが、秋採用は競争が少ないと言える2つ目の理由ですね。
少し努力するだけで簡単に競争環境から抜けられるので。
競争倍率が低い理由③ 売り手市場により残っている求人数が多い
最後、3つ目の理由は求人数の多さです。
かなり多くの就活生が勘違いしているのですが、秋採用では大量に優良企業の求人が残っています。
もちろん倍率が数百倍の大企業の新卒求人はほとんど残っていません。
ですが土日休みで残業時間も少ない優良企業の求人は大量に残っています。
要するに、実際は優良企業の求人が残っているにも関わらず、「秋採用の時期になると求人が少ない」とみんなが勘違いして探さないだけなのです。
更には秋採用で重要なことは、複数社からの内定ではなく、自分にぴったりの企業一社からの内定です。そこで自分に合った優良企業を一社見つけて、確実に内定を取ることが重要になりますし、そういう企業の求人は多く残っているので、競争が少なく内定を決めることができるでしょう。
秋採用での優良企業の探し方
ここまでで、秋採用はむしろ競争が少ないこと。
そして秋採用では優良企業の求人が大量に残っていることを理解しましたね。
では実際に、どうすれば優良企業の求人を探すことができるのかというお話をします。
秋採用で優良企業を見つける方法はもはや一択で、「就活アドバイザーに自分に合った求人を紹介してもらうこと」です。
就活アドバイザーは人材企業に在籍しており、もっている求人の中でその人に最もおすすめの求人を紹介してくれます。
更には就活アドバイザーが所属する人材企業は、求人先の企業から報酬をもらって運営しているので、就活生は求人の紹介からエントリーシートの書き方、面談の予約まで無料でサポートしてもらうことができます。
図解しますね!
就活アドバイザーが無料で利用できる仕組み ©就活攻略論
ここで注意点ですが、就活アドバイザーさんによって「所有する求人数」が異なります。そしてもちろん多くの求人を持っているアドバイザーさんの方が、よりよい求人を紹介してくれます。
もし就活アドバイザーさんを利用したい方がいれば、公式LINE@にて「アドバイザーの紹介希望」とチャットを送付頂ければ、僕の知り合いのアドバイザーさんを紹介します。この支援に関しては、詳しくは記事にもしているので参考に。
» 最適な求人を紹介してくれる「就活アドバイザーさん」を就活マンがあなたに合わせて紹介します。
全国に信頼するアドバイザーさんがいるので、どちらにお住まいでも紹介可能です!(19卒・20卒のみ)
どの就活アドバイザーさんと連携するかで、紹介してくれる求人の質が異なるので信頼できるアドバイザーさんを探すようにしてみてくださいね!
秋採用こそ少しの努力で簡単に内定を獲得できる
本記事で伝えたかったことは、とにかく秋採用は競争が少ないですよ、そして求人は大量に残っていますよ。ということ!
とにかく自信を持ってください。
競争が少ない環境において、少しの努力が成功を左右します。
秋採用の時期にこの「就活攻略論」を読んでいる時点で、秋採用中の就活生の中でもトップ5%には入れると思います。
更に頭ひとつ抜けるために重要なことをお話しますね。
それが「とにかく志望動機を考え抜こう」ということです!
以前ツイッターでもこんな投稿をしました。
「志望動機」は、ガクチカや自己PRと違って一社一社カスタマイズする必要があります。非常に面倒。しかし、だからこそ他の就活生も手を抜いているのもまた事実。「なぜその業界なのか」「なぜその業界の中でもその企業でないといけないのか」この2つを深めれば簡単に他の就活生を出し抜けますよ。
— 就活マン®︎ / 藤井智也 (@shukatu_man) 2018年11月21日
「志望動機」は、ガクチカや自己PRと違って一社一社カスタマイズする必要があります。非常に面倒。しかし、だからこそ他の就活生も手を抜いているのもまた事実。「なぜその業界なのか」「なぜその業界の中でもその企業でないといけないのか」この2つを深めれば簡単に他の就活生を出し抜けますよ。
「志望動機」って一社ごとに考えないといけないので、非常に面倒ですよね。
その一方でガクチカ(学生時代に最も打ち込んだこと)や、自己PRは一度考えてしまえば使い回すことができます。
だからこそ多くの学生は面倒だと言って「志望動機」を適当に考えて終わりにします。しかし、企業が新卒を採用するにあたって重要視しているのは「志望度の高さ」です。
志望度の高さを伝える最も簡単な方法は、志望動機の深さや熱量なんですよね。
秋採用では企業も新卒を早く確保しようと必死です。
そんな中、素晴らしい志望動機を言われたら...もうイチコロです。即内定です。
ぜひこれを覚えて、志望動機にこそ力を入れる癖を付けてください!!
秋採用をする上での注意点
ではこの記事の終わりに、秋採用をする上での注意点を簡単に2つ紹介したいと思います。
注意点① 周りを気にしないこと
秋採用の時期はどうしても「内定が出なかったらどうしよう」と焦ります。
更には周りの同級生が卒業旅行に行ったりもするでしょう。
しかしそんなことは気にしないで大丈夫です。
なぜなら社会人になってから、楽しむのは納得できる企業に入社した人のみだからです。
入社する企業に妥協し、早めから卒業旅行に行って楽しんでいる人は1年もしたら満員電車に乗って「死にたい」と心の中で連呼するようになります。
楽しいのは卒業旅行に行っているその時だけです。
インスタで卒業旅行に行って楽しんでいる人を見たら、「こいつは1年後痛い目にあうんだ。俺はそうならないように納得できる企業が決まるまでやりきろう!!」と思っておけば良いんですよ!
(これ、本気で言ってます。本当に重要です。)
注意点② 入社する企業を適当に選ばないこと
先程も話したとおり、入社する企業は納得して選ばないと後で痛い目を見ます。
それはなぜか。
入社してからずっと「もっと頑張っておけば良かった」という負の言い訳にとらわれてしまうからです。
しかし自分で入社する企業を納得して決めたのなら、もしそこが合わずともポジティブに転職を考えることができるでしょう。
要するに重要なのは、自分の選択に妥協しないこと。
これが本記事であなたに伝えたい最大のメッセージです。
妥協せず全力で走り抜けた先に、幸せな未来が待っていますよ!
それを信じて頑張りましょうね。
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。