就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
9月になっても内定がないと「もう就活は諦めた方がいいのかな」と悩んでしまいますよね。
結論からいうと、9月以降も採用は行われているので諦める必要はありません。
しかし就活解禁の3月から続けているのに9月まで1つも内定がない場合は、危機感を持った方が良いでしょう。
これまで続けてきた就活のやり方が間違っている可能性も高いので、一度見直すことが重要です。
今回は、9月まで内定がない人が見直すべきことや内定を獲得するための対策を共有していきます!
ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!
9月になると周りも多くが内定獲得しているので焦ってしまいます。
そうだよね。ただ、就活は内定獲得の競争ではないからね。卒業までに自分に合う企業に内定をもらえればいいわけだから、人と比べずやるべきことを徹底しよう!
- 9月に内定がないのはやばい?
- 9月以降は「秋採用」での内定を目指す!
- 【9月まで内定がない就活生向け】即効性のある対策3つ
- 9月に内定がない人がすべき必須対策
- 9月に内定がない人の特徴
- 9月に内定が獲得できなかった場合の対処法
- 本記事の要点まとめ
9月に内定がないのはやばい?
9月に内定がない状態だと「もう就職を諦めた方がいいのかな…」と悩んでしまうでしょう。
しかし、9月以降でも「秋採用」が行われているので諦める必要はありません。
何より、就活は内定の数や時期を争うレースではありません。
重要なのは”自分に合った1社から内定獲得すること”ですからね。
9月の内定率
9月に内定がなくても焦る必要がないことは理解できたかと思います。
ただ、実際にどれくらいの就活生が9月までに内定を獲得しているのかは気になりますよね。
引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査」
22卒の9月1日時点での内定率は、90.0%でした。
よって、9月時点で内定がないのは10%程度ということがわかります。
9月は秋採用が行われる時期なので、就活自体を諦める必要はありません。
しかし、3月から就活を続けて9月まで1つも内定がないということは、就活のやり方に何かしら問題がある可能性が高いです。
よって、今のまま続けるのではなく就活のやり方を見直して新たに対策を行いましょう。
9月以降は「秋採用」での内定を目指す!
9月まで内定がない人は、「秋採用」での内定獲得を目指しましょう。
秋採用とは8〜11月末までに行われる採用活動のこと。
一般的には6月までに募集を終える企業が多いですが、9月以降も採用を続けている企業もあるのです。
本格的な就活の時期を過ぎてから募集をかけている企業は「人気がなかったのかな」と思いがちですが、そういうわけではありません。
以下のような企業が、秋採用を行なっています。
【9月以降に求人を出している企業】
- 知名度が低いためになかなか新卒が集まらない中堅・中小企業
- 内定辞退枠を埋めるために採用を行う大企業
- 通年採用を実施している企業
とくに通年採用以外の場合は、早く内定者を確保したいと考えているため、内定までの選考フローが短いこともあります。
嬉しい反面、少ないチャンスでしっかり自分をアピールしていかなければなりません。
これまで以上に、徹底的に対策を練って臨みましょう!
秋採用の就活は厳しい?
9月以降の秋採用の時期には就活を終えている人もいるため、「内定を獲得は厳しいんじゃないの?」と不安に感じる人もいるかと思います。
結論からいうと、決して厳しくはありません。
就活を7年以上研究してきた僕としては、秋採用はむしろチャンスが大きい時期だと考えています!
理由は以下の3つ。
【秋採用は厳しくないと言える理由】
- 優秀なライバルが少なくなっているから
- 秋採用に求人を出している企業は多いから
- 企業側も採用を焦っている時期だから
まず、夏までに就活を終える人が大半なので、9月にはライバルが減っているのが理由のひとつ。
まわりが就活を終えていると焦りますが、逆にライバルが減るチャンスとも言えるのです。
また、「9月以降なんてほとんど求人ないでしょ…」と思いがちですが、実は意外と多い。
マイナビを見ても、2023年9月時点で30,207社の求人が載っています!
先ほどお伝えしたとおり、秋採用をしているからといってブラック企業というわけではありません。
内定辞退がでた大企業や知名度が低いホワイト企業など、穴場求人と出会える可能性も高い!
さらに企業側も就活後半で、採用を焦っている時期なので内定も出やすいです。
9月にまだ内定がない就活生も、あきらめる必要はありませんよ!
ただ、春夏と比べると「企業の探し方」や「選考対策」もポイントがあるので、この記事ですべてお伝えしていきます。
秋採用で内定を狙うなら「エントリー数の確保」が重要!
秋採用を狙っていくなら、まず大事なのが「エントリー数の確保」です。
秋採用はチャンスが大きいとお伝えしましたが、春夏よりも求人数が少ないことは事実。
よって、いかに効率よく秋採用の求人を見つけ、エントリー数を確保できるかが勝負です。
そこで、逆求人サイトの「Offerbox(オファーボックス) 」と就活エージェントの「ミーツカンパニー就活サポート」を利用しましょう!
どちらも利用することで、じぶんで企業を探す手間が省け、効率よくエントリー数を確保できますよ!
ちなみに、以下の記事で「僕がいま就活生だったらぜったいに使う6サイト」をまとめています。
秋採用での内定獲得率を高めるためにも、ぜひチェックしておいてくださいね!
9月以降も採用を行なっている企業はあるから、就活を諦める必要はないよ。ただこれまでのやり方を見直して改善していこう!
【9月まで内定がない就活生向け】即効性のある対策3つ
9月まで内定がない人は、就活に対してかなり不安や焦りを感じているかと思います。
そこで、即効性のある3つの対策を共有するので、ぜひ実践してみてください!
【9月まで内定がない人向けの即効性がある対策】
- 就活エージェントを利用する
- 逆求人サイトに登録する
- 中小規模の合同説明会に参加する
対策① 就活エージェントを利用する
9月に内定がない学生に僕がもっともおすすめなのは、就活エージェントを利用してサポートしてもらうことです。
就活エージェントとは、担当のエージェントがついて面談を元にあなたに合った求人を紹介してくれる無料サービスのこと。
求人紹介だけでなく、ES添削や面接対策など内定獲得まで親身になってサポートしてくれます。
就活エージェントを利用すれば、9月以降も採用を行なっている企業を紹介してくれるので自分で求人を探す手間も省けます。
また、秋採用の選考で評価されるためにはどうすればいいのか、具体的なアドバイスももらえるので内定が獲得できる確率がグッと高まります!
就活エージェントは無料ですべてのサービスを受けられるので、使わないとかなりもったいないですよ。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
対策② 逆求人サイトに登録する
次に、逆求人サイトに登録して企業との接点を増やしましょう。
逆求人サイトとは、プロフィールを登録すると企業側からスカウトが届くサイトのこと。
「スカウトが届く=自分のことを評価している」ということなので、あなたに関心を持っている企業とだけ接点を持てます。
あなたのプロフィールを読み評価した上でスカウトを送っているので、スカウトが届いた企業の選考は通過しやすい傾向があります。
一度プロフィールを登録すれば、あとはスカウトを待つだけでOK!
さまざまな企業と出会えるチャンスを広げるためにも、必ず登録しておきましょう。
これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。
プロフィールに「就活を続けている理由」を記載しよう
9月まで内定がない就活生は、秋採用を狙うべきとお伝えしました。
秋採用を狙う場合は逆求人サイトのプロフィールにこだわることが重要!
自己PR欄に「なぜ今の時期まで就活を続けているのか」を書きましょう。
企業からすると既に就活を終えている学生にスカウトを送るのは無駄なこと。
「就活を続けている理由」を書くことで、企業側も安心してスカウトを送ることができます。
とても細かいことですが、この少しの工夫が他の就活生との差別化につながるのでぜひ実践してくださいね!
対策③ 中小規模の合同説明会に参加する
中小規模の合同説明会も参加しておきましょう!
リクナビやマイナビが開催する大規模な合同説明会だと、一方的に話を聞くだけで終わってしまいます。
しかし、中小規模の説明会であれば企業の担当者とも距離が近くコネも作りやすいんですよね。
今まで知らなかった隠れ優良企業と出会える可能性もあります。
いままで参加したことのない人は、ぜひ一度参加してみてください!
中小規模の合同説明会であれば、「ミーツカンパニー」が圧倒的におすすめです!
僕も実際に就活生時代に参加して、2社から内定をもらった経験があります。
【就活マンがミーツカンパニーをおすすめする理由】
- 就活マンが就活中に2度参加して2社から内定を獲得している
- 中小規模のイベントだと参加企業とのコネを作りやすい
- オンライン参加も可能なので全国の就活生が利用できる
- 就活エージェントとの連携もイベント参加後に検討できる
オンラインでも参加可能なので、地方の就活生でも利用できます。
9月以降もイベントは開催されているので、ぜひイベント情報をチェックしてみてください!
【ミーツカンパニーの利用方法】
- 「ミーツカンパニー公式サイト」から無料会員登録をする。
- 参加希望のイベントを選択する。
- 当日になったらイベントに参加する。
どれも利用したことがなかったので使ってみます!
不安定になりがちな時期だからこそ、とくに就活エージェントを利用してプロにサポートしてもらうのがおすすめだよ。
9月に内定がない人がすべき必須対策
この章では、9月に内定がない人が今からすべき必須対策を共有します!
「内定を取るために何をすればいいのかわからない」と悩んでいる就活生は、以下の対策を行なってみてください。
【9月に内定がない人がすべき必須対策】
- これまでの就活でうまくいかなかった理由を洗い出す
- 自己分析をやり直す
- 就活3大質問の質を徹底的に高める
- 面接突破力を高めておく
- 秋採用をしている企業に積極的にエントリーする
- 「就活を続けている理由」を伝えられるようにする
対策① これまでの就活でうまくいかなかった理由を洗い出す
僕がおすすめするのは、まず「これまでの就活でうまくいかなかった理由を洗い出して改善すること」です。
要するに、これまでの就活の振り返りと改善ですね。
9月まで内定がない場合、何かしらの問題を抱えていることが多いです。
まずは「なぜこれまでの就活で内定がないのか」を明確にしましょう。
何事にも失敗はありません。
9月まで内定が出ていない状態も、そこから改善点を見出して改善すれば、成功までの過程となりますからね。
対策② 自己分析をやり直す
つぎに、自己分析をやり直しましょう。
9月まで内定がない人は、自己分析が不十分で自分の強みや価値観を伝えきれていない可能性もあります。
しっかり自己分析ができていれば、自然と自己PRや志望動機の質も高まります。
また、企業選びの軸も明確になるので自分に合った企業を見つけやすくなるでしょう。
ただ、自己分析って正直面倒な作業だし、何をすればいいかわからない人も多いかと思います。
そこで就活を7年にわたって研究し続けてきた僕が、とにかく”わかりやすさ”を意識した自己分析の方法を以下の記事にまとめました!
自己分析に苦手意識がある方、必見です。
対策③ 就活3大質問の質を徹底的に高める
次の対策は「就活3大質問の質を徹底的に高めること」です。
就活3大質問とは、志望動機・自己PR・ガクチカのこと。
「この学生は大学時代に何をしてきたのかな?有意義に使えたの?何か能力を手に入れたのかな?」
⇒ガクチカの質問意図
「この学生を採用するメリットは何かな?どんな強みがあるのかな?」
⇒自己PRの質問意図
「なんでうちの会社を志望してきたのかな?志望度は高いの?」
⇒志望動機の質問意図
選考突破力を高めるためには、まずこの3つの質を高めることが必須。
逆に言えば、この3つの質さえ高ければ、それ以外の質問事項に関しても一貫性のあるアピールが可能となるため、選考突破力は必然的に高まります。
9月まで内定がない場合、この3大質問に原因がある場合も多いかと思います。
よって、全ての基礎となる部分の底上げが必要です。
それぞれの質を高める方法については、別記事にて詳しく解説しています。
それぞれの質問意図に沿った最善の文章構成から例文までを網羅した記事なので、選考突破力を高めたい人は必ず確認しておいてください。
対策④ 面接突破力を高めておく
「面接突破力を高めておくこと」も重要です。
9月まで内定がない就活生の中には、書類や筆記は通過するものの、面接でどうしても落とされてしまう人もいるかと思います。
面接が得意であれば、ある程度その場で対応することもできるでしょう。
しかし、苦手意識があると、どれだけ場数を踏んでも緊張してしまい回答に困ってしまうことがありますよね。
そんな時は「頻出質問に対する回答を知っておくこと」が最善の対策です。
事前に準備さえしておけば、本番でも焦ることなく回答できますよ!
僕自身、就活生時代には頻出質問に対する回答をある程度用意していました。
その結果、22社から内定を獲得し大手食品メーカーに入社することができた。
僕が”これだけは押さえておくべき”と考える頻出質問と、それに対する回答を以下の記事にまとめました。
特に面接で落とされてしまう人は、この記事の内容をぜひ実践してくださいね!
対策⑤ 秋採用をしている企業に積極的にエントリーする
選考対策と同時に「秋採用をしている企業に積極的にエントリーすること」も重要です。
秋採用は選考フローが短いという特徴があるため、受ける企業数を増やすことも可能。
受ける企業の数が増えれば、自分に合う企業と出会う確率も高まります。
秋採用では、企業も「早く採用枠を埋めたい」という焦りがあるので、内定が出る確率も高い傾向にあるんです。
よって、まだ内定がないなら秋採用を積極的に利用していくべき。
ただ、秋採用をしている企業の探し方に悩む人は多いです。
以下の記事で秋採用をしている企業の探し方や、秋採用している企業について詳しく解説しました!
対策⑥ 「就活を続けている理由」を伝えられるようにする
秋採用の選考では、なぜこの時期まで就活を続けているのかと聞かれることがほとんどです。
秋採用を行なっている企業に対して「ブラック企業なのかな?」と感じてしまう人は多いですよね。
それと同じで、これまで就活を続ける学生に対しても「評価されない理由があるのかな?」と感じてしまうのです。
よって、9月以降も就活を続けている理由をきちんと伝えられるようにしておきましょう。
ポイントは、ただ内定が出なかったからと伝えるのではなく「常に自分の将来を考え続けて動いていた」と伝えること。
詳しい回答のポイントは、「秋採用の面接でよく聞かれる質問10選【企業の質問意図と回答例】」で解説しているので読んでくださいね!
基礎的な部分をもう一度見直すことが大切なんですね!
そのとおり。基礎から見直して改善していくことで、内定獲得に繋がるんだよ!
9月に内定がない人の特徴
次に、9月に内定がない人に共通しがちな特徴について解説していきます。
具体的な特徴は以下のとおりです。
【9月に内定がない人の特徴】
- 自己分析が不十分な状態で選考を受けている
- 人気の大手企業ばかり受けてしまっている
- エントリー数がそもそも少ない
- 客観的な意見を受けていない
- 部活動や留学などで就活のスタートが遅れた
- 公務員から民間企業への就活に切り替えた
- そもそも真剣に就活に取り組めていない
特徴① 自己分析が不十分な状態で選考を受けている
一つ目の特徴は「自己分析が不十分な状態で選考を受けていること」です。
意外と多くの就活生がやりがちなミスですね。
就職活動は自分自身を商品とした、いわば営業活動です。
自分という商品の強みや特徴を買い手である企業にプレゼンし、企業がほしいと思えば内定をもらえるという流れ。
もしあなたが何か商品を買うとき、その商品のことをまったく理解していない店員から商品を買いますか?
僕なら商品のことを理解している店員から買いたいと思ってしまいます。
つまり、就職活動において自分自身を深く理解しておくことは必須です。
9月まで内定がない人は自己分析が不十分で、きちんと自分の強みや志望動機を伝えきれていない可能性があります。
特徴② 人気の大手企業ばかり受けてしまっている
「人気の大手企業ばかり受けてしまっている」のもよくある特徴です。
知名度や人気のある大手企業の場合、倍率は100倍を超えることもよくあります。
加えて、人気の大手には高学歴の優秀な就活生も毎年多く集まるため、倍率以上に難易度は高くなる傾向があります。
それを知らず、いつか通過するだろうという安易な考えでは、内定は出ません。
やはり就活では大手以外にも、中小やベンチャーなどバランス良く受けるべきです。
精神的な余裕を考えても、内定を獲得しておくことは重要ですからね!
特徴③ エントリー数がそもそも少ない
続いての特徴は「エントリー数がそもそも少ないこと」です。
ただ闇雲にエントリーすればいいわけではありませんが、1社受けてその1社から内定がもらえるほど就活は簡単ではありません。
就活生の平均エントリー数は30社程度と言われています。
無理に数を増やして、興味のない企業の選考を受ける必要はないですが、やはり受ける数はある程度増やしておくべきかと思いますね。
特徴④ 客観的な意見を受けていない
次に「客観的な意見を受けていない人」も内定がない人に多い特徴です。
就活は基本的に個人戦なので、一人で進めようと思えば進められるものです。
ただ、選考において評価をするのは他人である採用担当者なわけで、やはり客観的な目線でのあなたの見え方などは事前に知っておくべきです。
一人で就活をしていると、どうしても主観的な捉え方しかできませんからね。
家族や友人のほか、就活エージェントや大学キャリアセンター、OB訪問などいろんな方法があるので、客観的な意見を聞くのがおすすめ。
そこで新しい考え方や刺激をもらえる可能性もありますからね!
特徴⑤ 部活動や留学などで就活のスタートが遅れた
次に「部活動や留学などで就活のスタートが遅れた人」も一つの特徴ですね。
とはいえ、こういったケースは仕方がない状況ではあります。
ただ、部活動をしていたという経歴自体は就活に活かすことができます。
しかし注意しておきたいのが「部活をしていた事実」だけではアピールにならないということ。
せっかく評価される経験なので、最大限生かしたいですよね。
そこで部活動を就活で活かす方法について、「【部活動は就活に有利?】部活動経験を就活で活かすための方法を共有!」にて詳しく解説しています。
中には、部活動生を狙ってわざと秋採用をする企業もあるくらいですから、ぜひ部活動経験を最大限生かして就活してくださいね!
特徴⑥ 公務員から民間企業への就活に切り替えた
公務員志望だったものの、試験に落ちてしまい民間就活に切り替えた場合、9月に内定がないことも多いかと思います。
公務員試験と民間就活は全然要領が違うので、戸惑う人も多いですよね。
ただ、中には「就職浪人は絶対にできないから何がなんでも就職したい」という事情の人もいるでしょう。
もちろん、公務員試験を落ちてからでも民間で就職することはできます。
しかし、時期的にも少し急ぐ必要はあるため、効率的に就活はすべきです。
この点については以下の記事で詳しく解説しています。
公務員から民間企業に切り替えた人は、必ず読んでくださいね。
特徴⑦ そもそも真剣に就活に取り組めていない
「そもそも真剣に就活に取り組めていないこと」も人によってはあると思います。
就活に対するモチベーションは人それぞれです。
社会人として働くのも自分自身なので、何が正解ということもありません。
強制されるものでもないので、自分で頑張るしかないというのが就活です。
ただ、この記事を読んでもらってる時点で、あなたには間違いなくやる気はある。
決して諦めることなく、この記事の内容を実践してもらえれば、きっと内定は獲得できますよ!
たしかにこれらの特徴があると内定は出にくいですよね。
そうだね。ただ、しっかりと自分に内定がでない特徴を理解できれば、あとはそれを改善して行動するだけだからね!
9月に内定が獲得できなかった場合の対処法
9月が終わっても内定が出なかった場合の対処法を共有しておきます。
秋採用で内定を獲得できなかった場合は「冬採用」を狙いましょう!
冬採用は秋採用後の、12月以降の採用のことを指します。
求人数はそれまでに比べるとグッと少なくなります。
しかし、ライバルも同じようにかなり減るので内定を獲得する難易度は下がります。
秋採用で内定を獲得できなくても、諦めずに冬採用を狙いましょう。
冬採用を行なっている企業については、「【保存版】冬採用している企業100社|大手から中小まで一覧化しました!」でまとめているのでチェックしてみてください!
9月時点で「就職浪人・就職留年」を決断するのはおすすめしない
もし内定が出ずに卒業したとしても、既卒として就活はできます。
しかし、9月時点で就職浪人や就職留年をする方がリスクがあります。
なぜなら”次年度の就活でその理由を説明する必要があるから”です。
内定がなかったからという理由は、正直説得力に欠けるので簡単に就職留年や浪人をするのは避けるべきです。
就活攻略論では、”もし就活で全落ちしてしまった場合の対処法”や”新卒で就職できなかった場合の対処法”について別記事にて解説しています。
こちらも合わせて読んでもらっておくと、より安心できるかと思いますよ!
万が一、内定がないまま卒業しても選択肢はいくつもあるんですね!
そうなんだよ。企業への就職はその選択肢の一つに過ぎないんだ。この事実を知った上で、自分の将来を考えるべきだね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
9月となると、周囲の多くが就活を終えるため、どうしても焦ってしまいますよね。
ただ最初に伝えたとおり、就活は内定の数や時期の早さを競うわけではありません。
あなたが就活を終えた時、心から「この会社で働きたい!」と思えることが大切です。
周りと比べる時間は本当に無駄なので、目の前のやるべきことをコツコツと積み重ね、自分が納得できる就活にしていきましょうね!
ちなみに、「【秋採用完全攻略マニュアル2022】 大手の内定も新卒で獲得する方法!」で秋採用で内定を掴むための動きをまとめています。
就活後半は、内定がなく焦っているのに情報が少なくて不安になってしまいますよね。
そこで秋採用のすべてを網羅的にまとめた記事を作成しました。
9月まで内定がなく焦っている就活生は、今後の動きのマニュアルとしてぜひ読み込んでください!
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしますか。
【本記事の要点】
- 9月に内定はない人は全体のうち10%程度いる。
- 9月に内定がない人は「秋採用」を狙うべき。
- 即効性のある対策として、就活エージェントや逆求人サイトの利用がおすすめである。
- 就職浪人や就職留年のデメリットを考慮すると、9月に内定がない人が諦めるのはもったいない。
- 9月に内定がない人は「自己分析が不十分」「人気の大手企業ばかり受けている」「エントリーの数がそもそも少ない」「客観的な意見を受けていない」などの特徴が挙げられるので、すぐに改善すべきである。