就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マンです!
「就活の一般常識、全然勉強してないけど大丈夫かな...」
そんな不安を抱えている就活生は少なくないでしょう。
就活が本格化してきて、周りの友達が一般常識の勉強を始めたと聞いて焦っている人もいるかもしれません。
そこで本記事では、これまで就活記事を1500以上書いてきた僕の知見を活かし、「一般常識の勉強が必要なのか」「もし勉強するなら何をすべきなのか」を詳しく解説していきます!
就活で一般常識を勉強していなくて不安を感じている人は、ぜひ最後まで読み込んでもらえると嬉しいです!
一般常識を全然勉強していないのですが、このままでは選考に落ちてしまうのでしょうか?どのように対策すれば良いか知りたいです。
大丈夫、落ち着いて!一般常識の勉強は思ったほど重要じゃないかもしれないよ。でも、最低限の対策は必要だから、一緒に効果的な方法を見ていこう!
就活で一般常識を勉強していなくても選考通過できるのか?
さっそくですが、「一般常識を勉強していなくても選考通過できるのか?」という疑問にお答えしますね!
結論から言えば、一般常識を勉強していなくても、多くの企業の選考は十分に通過できます。
その理由は主に以下の3つです。
【一般常識を勉強していなくても選考通過できる理由】
- 一般常識試験を実施する企業が減少している
- 一般常識よりも適性検査や面接を重視する傾向がある
- 一般常識の知識より、その場での対応力や学習能力を見ている
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①一般常識試験を実施する企業が減少している
まず、一般常識試験を実施する企業自体が減少傾向にあるのが1つ目の理由です。
とくに中小企業では、一般常識試験を行わないところが多くなっています。
大手企業でも、一般常識試験を廃止したり、実施していても合否に影響しないケースが増えているんですよね。
これは企業側が「一般常識の知識≠仕事ができる人材」と考えるようになってきたからです。
一般常識の知識があっても、実際の業務で成果を出せるとは限らないということですね。
②一般常識よりも適性検査や面接を重視する傾向がある
2つ目の理由は、多くの企業が一般常識よりも適性検査や面接を重視する傾向にあること。
適性検査では、その人の性格や思考傾向、能力などを測ることができます。
また面接では、コミュニケーション能力やモチベーション、人柄などを直接確認できます。
これらの方が、入社後に活躍できる人材かどうか判断する材料として適しているんです。
一般常識の点数が良くても、コミュニケーション能力が低かったり、会社の理念に共感していなかったりすれば、採用には至らないでしょう。
③一般常識の知識より、その場での対応力や学習能力を見ている
一般常識試験を実施する企業であっても、純粋な知識よりもその場での対応力や学習能力を見ていることが多いです。
たとえば、ある質問に対して正確な答えを知らなくても、論理的に考えて妥当な回答ができるか。
また、知らないことを素直に認めて学ぼうとする姿勢があるかなどを評価しています。
つまり、一般常識の試験で満点を取ることよりも、分からないことにどう対応するかの方が重要なんです。
実際の仕事でも、知識がないことより、知識がない時にどう対応するかの方が大切ですからね。
一般常識を勉強していなくても、意外と大丈夫なんですね!企業が本当に見たいのは、知識以外の部分が多いということが分かりました。
そうだね!でも油断は禁物だよ。最低限の対策はした方がいいからね。次は、一般常識を勉強していない人が前日にすべきことを見ていこう!
就活の一般常識を勉強してない場合に前日にすべきこと
ここまで「一般常識を勉強していなくても大丈夫」と言ってきましたが、実施する企業がないわけではありません。
よって、まったく何の対策もしないのではなく、できる限りの対策は行っておくことをおすすめします。
とくに試験前日など、時間がない場合でもできる対策はあります。
ここでは、一般常識を勉強していない人が前日にすべきことを紹介していきますね!
【一般常識を勉強していない人が前日にすべきこと】
- 時事問題をチェックする
- SPI非言語分野の解き方を確認する
- 就活生としての常識を確認する
- 志望企業の基本情報を押さえる
- 分からない時の対応を考えておく
①時事問題をチェックする
まず、その時々の主要な時事問題をチェックしましょう。
一般常識試験で時事問題が出題される場合、直近の大きなニュースから出題されることが多いです。
また、面接でも「最近気になるニュースは?」といった質問をされることがあります。
時間がない場合は、以下のような方法で効率的にチェックしておくと良いですよ!
【時事問題を効率的にチェックする方法】
- 新聞の一面やトップニュースをざっと見る
- ニュースアプリのランキング上位を確認する
- 就活生向けの時事問題まとめサイトを活用する
ポイントは、細かい内容を暗記しようとせず、大まかな流れをつかむことです。
「このニュースについて聞かれたら、こんな風に答えよう」というイメージを持っておくだけでも十分です。
②SPI非言語分野の解き方を確認する
次に、SPI非言語分野の解き方を確認しておくことも重要です。
SPIは多くの企業で実施される適性検査のひとつ。
その中でも非言語分野は、数学的な思考力を問う問題が中心となっています。
一晩でSPIの対策をするのは難しいですが、基本的な解き方だけでも確認しておくと良いでしょう。
【SPIの非言語分野で確認しておきたい解き方】
- 割合の基本的な計算方法
- 速さ・距離・時間の関係
- 損益計算の考え方
- 図表の読み取り方
これらの基本的な解き方を押さえておくだけでも、ある程度の問題に対応できるようになります。
また、解けない問題に出会った時の時間配分や、消去法の使い方などもチェックしておくと、よりスムーズに試験を進められますよ!
③就活生としての常識を確認する
続いて、就活生としての常識を確認しましょう。
これは一般常識試験というよりも、面接や企業とのやり取りの中で必要になるものです。
基本的なビジネスマナーや、就活特有のルールなどが含まれます。
具体的には、以下のようなポイントを押さえておいてください。
【就活生として押さえておくべき常識】
- 面接時の服装や髪型のマナー
- お辞儀の仕方や正しい姿勢
- 企業への連絡方法(メールの書き方など)
- 内定辞退の正しい方法
- 就活に関する禁止事項(オワハラなど)
これらは、一般常識というよりも就活を円滑に進めるためのマナーです。
知らないと大きな失点になる可能性があるので、しっかりと確認しておきましょう。
④志望企業の基本情報を押さえる
そして、志望企業の基本情報は必ず押さえておきましょう。
これは一般常識試験というよりも、面接対策として重要です。
志望企業のことをよく知らないというのは、とても印象が悪いですからね。
最低限、以下のような情報は押さえておく必要があります。
【志望企業について押さえておくべき基本情報】
- 企業理念や事業内容
- 主力商品やサービス
- 企業の強みや特徴
- 最近のニュースや業績
- 業界内での位置づけ
これらの情報を押さえておくことで、「なぜこの企業を志望したのか」「入社後どのように貢献したいか」といった質問にも答えやすくなります。
また、企業研究をしっかりしていることで、志望度の高さもアピールできますよ。
⑤分からない時の対応を考えておく
最後に、分からないことがあった時の対応を考えておきましょう。
前述の通り、企業は一般常識の知識そのものよりも、分からないことへの対応力を見ていることが多いです。
【分からないことがあった時の対応例】
- 素直に「分かりません」と認める
- 知っている関連情報から推測して答える
- 質問の意図を確認してから答える
- 「今は分かりませんが、後で調べてお答えします」と伝える
ポイントは、決して嘘をつかないこと。
無理に答えを作ろうとするよりも、正直に分からないと伝える方が好印象です。
その上で、自分なりの考えや学ぼうとする姿勢を示せれば、むしろプラスの評価につながる可能性もあります。
前日でもできる対策がたくさんあるんですね。特に志望企業の情報や分からない時の対応は、しっかり準備しておこうと思います。
その通り!これらの対策をしておけば、一般常識を深く勉強していなくても十分戦えるよ。次は、実際に出題される内容について見ていこう!
就活の一般常識で出題される内容は?
ここまで一般常識試験の重要性が低下していることをお伝えしてきましたが、実際に出題される可能性はゼロではありません。
そこで、一般常識試験で出題される内容について簡単に触れておきましょう。
一般的に、就活の一般常識試験では以下のような分野から出題されます。
【就活の一般常識試験で出題される主な分野】
- 国語
- 数学
- 社会(政治・経済・地理・歴史)
- 時事問題
- 英語
- ビジネスマナー
①国語
国語の分野では、主に以下のような内容が出題されます。
【国語分野の主な出題内容】
- 四字熟語や慣用句の意味
- 同音異義語や同訓異字
- 漢字の読み書き
- 文章の要約や内容理解
これらは日常的に使う言葉も多いので、普段から意識して使うように心がけると良いでしょう。
また、新聞やビジネス書を読む習慣をつけることで、自然と語彙力や読解力が身につきます。
②数学
数学の分野では、主に以下のような内容が出題されます。
【数学分野の主な出題内容】
- 四則演算
- 割合や比率の計算
- 方程式の解き方
- 図形の面積や体積の計算
- グラフの読み取り
これらはSPIの非言語分野とも重なる部分が多いです。
つまりSPIの対策をすることで、一般常識の数学分野の対策にもなるわけですね。
とくに、日常生活でも使う割合の計算や、ビジネスでよく使うグラフの読み取りなどは重点的に押さえておきましょう。
③社会(政治・経済・地理・歴史)
社会の分野では、政治・経済・地理・歴史の幅広い内容から出題されます。
【社会分野の主な出題内容】
- 日本の政治制度や主要な政党
- 経済用語や株式市場の基礎知識
- 日本や世界の主要都市や地理
- 日本史や世界史の重要な出来事
社会の分野は範囲が広いので、すべてを暗記するのは現実的ではありません。
そのため、日頃からニュースを見る習慣をつけ、分からないことがあればその都度調べるという姿勢が大切です。
④時事問題
時事問題では、主に以下のような内容が出題されます。
【時事問題の主な出題内容】
- 直近の大きなニュース
- 話題になっている社会問題
- 最近の法改正や新しい制度
- スポーツや文化のトピックス
時事問題は、その時々で出題内容が変わるため、直前にチェックすることが重要です。
前述の通り、新聞の一面やニュースアプリのトップニュースをチェックする習慣をつけておきましょう。
⑤英語
英語の分野では、主に以下のような内容が出題されます。
【英語分野の主な出題内容】
- 単語の意味や語法
- 英文和訳や和文英訳
- 長文読解
- リスニング
英語は、企業によって重視度が大きく異なります。
グローバル展開している企業では重視される傾向にありますが、そうでない企業ではあまり重視されないこともあります。
志望企業の特徴や求める人材像を確認し、必要に応じて対策を立てましょう。
⑥ビジネスマナー
ビジネスマナーの分野では、主に以下のような内容が出題されます。
【ビジネスマナー分野の主な出題内容】
- 敬語の使い方
- ビジネス文書の書き方
- 電話応対のマナー
- 名刺交換の作法
- 会社でのマナーや常識
ビジネスマナーは、就職後すぐに必要になる知識なので、しっかりと押さえておくことをおすすめします。
とくに敬語の使い方や基本的なビジネスマナーは、面接の際にも評価の対象になる可能性が高いです。
事前にしっかり勉強しておきましょう!
一般常識の出題範囲が意外と広いことに驚きました。でも、日頃からニュースを見たり、基本的なマナーを意識したりすることで、ある程度対応できそうですね。
その通り!普段の生活の中で意識することで、自然と身につく部分も多いんだ。次は、なぜ企業が一般常識を実施するのか、その理由を見ていこう!
就活で一般常識が出題される理由
減少傾向にあるものの、一般常識試験を実施する企業は存在します。
では、なぜ企業は一般常識試験を実施するのでしょうか?
主な理由は以下の5つです。
【就活で一般常識が出題される理由】
- 基礎学力の確認
- 学習能力の把握
- 社会人としての常識レベルの確認
- 志望度の確認
- 選考の効率化
①基礎学力の確認
まず、一般常識試験は応募者の基礎学力を確認する手段として利用されています。
とくに国語や数学の分野は、ビジネスの場面でもひんぱんに使用するスキルです。
これらの基礎学力が不足していると、業務に支障をきたす可能性があります。
ただし、近年では基礎学力よりも他の能力を重視する企業が増えています。
そのため、基礎学力を確認するために一般常識について試験を行う企業は減少している傾向にあるのです。
②学習能力の把握
次に、一般常識試験は応募者の学習能力を把握する手段としても利用されています。
一般常識試験の内容は、必ずしも日常的に使用する知識ばかりではありません。
そのため、試験のために新たに学習する必要が出てきます。
この学習プロセスを通じて、その人がどれだけ効率的に新しい知識を吸収できるか、どれだけ学習に対して積極的かを間接的に確認できるのです。
実際の業務でも、新しい知識やスキルを習得する場面は多くあります。
そのため、高い学習能力を持つ人材は企業にとって魅力的なわけです。
③社会人としての常識レベルの確認
応募者の社会人としての常識レベルを確認する手段としても、一般常識試験を利用されています。
とくに時事問題やビジネスマナーの分野は、社会人として最低限知っておくべき内容が多く含まれています。
これらの問題に答えられるかどうかで、その人が社会の動きにどれだけ関心を持っているか、社会人としての基本的なマナーをどれだけ理解しているかを判断できます。
スムーズな業務遂行やコミュニケーションを行う上で、社会人としての基本的な常識を持っていることは重要ですからね。
④志望度の確認
応募者の志望度を確認する手段としても、一般常識試験が利用されています。
一般常識試験の中には、その企業や業界に関する質問が含まれていることがあります。
これらの質問に答えられるかどうかで、その企業や業界についてどれだけ調べているかを確認できるのです。
企業としては、自社のことをよく理解し、高い志望度を持っている人材を採用したいと考えています。
そのため、これらの質問への回答は、志望度を測る一つの指標となるのです。
⑤選考の効率化
一般常識試験は選考プロセスの効率化のために、一般常識試験が利用されることもあります。
とくに応募者が多い場合、全員と面接を行うのは時間的・コスト的に難しいことがあります。
その場合、一般常識試験を一次選考として利用し、ある程度応募者を絞り込むことがあるんですね。
ただし、この方法で優秀な人材を見逃してしまう可能性もあるため、一般常識試験の結果のみで判断することは少なくなっています。
多くの場合、他の選考方法と組み合わせて総合的に判断されます。
以上のとおり、企業が一般常識試験を実施する理由はさまざまです。
ただし、くり返しになりますが、近年ではその人の適性や能力、人柄を重視する傾向が強まっています。
そのため、一般常識試験の対策に過度に時間をかけるよりも、自己分析や企業研究、面接対策などにも十分な時間を割くことが大切です。
バランスの取れた就活準備を心がけましょう。
一般常識試験にもさまざまな意図があるんですね。でも、それ以外の部分も同じくらい重要だということが分かりました。バランスよく準備することが大切なんですね。
その通り!一般常識も大切だけど、それ以外の部分にも目を向けることが大事だよ。最後に、今回の内容をまとめてみよう!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
一般常識試験を実施する企業は減ってきているため、勉強していなくても選考を通過できる可能性は十分にあります。
ただ、一般常識試験を実施する企業がゼロというわけではないので、前日からでもできる範囲の勉強はしておくことをおすすめします!
とくに、基本的なビジネスマナーや志望企業についての情報は必ず押さえておきましょう。
なお、就活ではやるべきことが多くありますよね。
ですので、どこに時間をかけるかを考えることが重要です。
一般常識試験の対策に多くの時間をかけるよりも、自己分析や企業研究、面接対策など、どの企業でも必要で重要視される選考の対策に時間をかけましょう!
- 一般常識を勉強していなくても、多くの企業の選考は十分に通過できる
- 一般常識試験を実施する企業が減少しており、適性検査や面接がより重視されている
- 前日でもできる対策として、時事問題のチェックやSPI非言語分野の確認、就活生としての常識の確認などがある
- 一般常識試験では、国語、数学、社会、時事問題、英語、ビジネスマナーなどが出題される
- 企業が一般常識試験を実施する理由には、基礎学力の確認、学習能力の把握、社会人としての常識レベルの確認などがある
- 一般常識試験の対策に過度に時間をかけるよりも、自己分析や企業研究、面接対策などとバランスよく準備することが大切
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです!
就活攻略論には他にも、僕が書き続けた1500の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/ 以上、就活マンでした!