就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は就活生や20代の転職支援に特化したエージェント「キャリアスタート」の評判を共有します。
ただ、ネット上の評判だけだと信憑性が低い。
そこで、キャリアスタートを運営するキャリアスタート株式会社の責任者の方にインタビューをしてきました。
評判の中にあったネガティブな意見もしっかりと聞いてきたので、ぜひ参考にしてください!
ちなみに僕はこれまで50以上のエージェントを分析してきました。
だからこそ、このエージェントは利用すべきかどうか分かるんですよね。
そこで「結局のところキャリアスタートは使うべきなのか?」という僕の考えとともに、利用者による口コミを合わせて紹介していきます!
キャリアスタートについて少しでも興味のある方はぜひ参考にしてください。
キャリアスタートの評判が意外と少なくて、結局のところ利用すべきかどうか迷っていました。
新卒向けにサービスを開始してから、まだ2年の新しいサービスだから評判が少ないんだよね。僕が考える結論とともに紹介していくよ!
- キャリアスタートとは
- キャリアスタートの良い評判
- キャリアスタートの悪い評判
- 【必読】キャリアスタートの評判について運営会社に聞いてきた
- 【結論】キャリアスタートは利用すべきか?
- キャリアスタートのサービスの特徴
- キャリアスタートを利用する上での注意点
- キャリアスタートの利用方法
- キャリアスタートの退会方法
- キャリアスタートに関するよくある質問
- 本記事の要点まとめ
キャリアスタートとは
キャリアスタートは株式会社キャリアスタートが提供するエージェントです。
就活エージェントだけでなく、既卒や第二新卒など20代に特化した転職エージェントサービスも提供しています。
20代に特化したサービスなので、保有している求人は「20代の若者を採用したいという企業の求人」です。
また新卒向けにサービスを開始してからは2年目ですが、転職エージェントとしてのサービスは11年と実績があるのが魅力。
運営歴が短いエージェントは、どうしても支援の流れが悪かったり、求人が少なかったりと安定性が低いです。
その点、キャリアスタートは運営歴が長いので安定感があるサービスの1つだと言えます。
20代の支援に特化している就活・転職エージェントということですね!
そのとおり!よってそもそも30代以上の方は利用価値が低いサービスだと言えるよ。
キャリアスタートの良い評判
実際に利用した方からの評判・口コミを共有していきます。
まずは良い評判をまとめ、次の章にて悪い評判をまとめていきます。
両方を確認して、利用するかどうか考えてみてください。
【キャリアスタートの良い評判】
- 特に問題なく支援を受けられる
- 大手のエージェントと併用して利用している
- 既卒でも利用することができる
- 第一志望からの内定獲得に繋がった
- 面接練習が自己理解に繋がった
- 面談がフランクで業界の絞り込みまでしっかり対応してもらえた
- 的確な求人情報を提供してくれた
- 他のエージェントよりも親身になって対応してくれた
良い評判① 特に問題なく支援が受けられる
10/5 キャリアスタート面談
— 転職はじめました (@tenshokutaihen) October 5, 2021
話や要望などをよく聞いてくださった印象です。(たぶんマイページなどがなく事前に内容を把握できなかったからかな?)
男性でしたが話しやすかったです。
でも、マイページがない分、少し進ペースは遅い印象でした〜
10/8 キャリアスタート 面談2回目
— 転職はじめました (@tenshokutaihen) October 8, 2021
前回の面談から紹介していただいた求人は少ないですが、そのうちの2件を申し込み進めてみることにしました。
書類選考で落ちることもあるので、気になった企業には積極的に申し込みしてみようと思います。
こちらの評判を見ると、特に問題なく支援を受けていることが分かりますね。
強いて言うなら「求人数が少ない」という点を言及しています。
しかし、その中でも気になる求人があればエントリーに進むことができるということが、口コミを見ると分かるでしょう。
個人的にはまず求人数の多い大手を利用し、その後にキャリアスタートのような中堅どころのエージェントを利用するのがベストだと考えています。
良い評判② 大手のエージェントと併用して利用している
アドバイスありがとうございます!
— あかり (@akari_cin) November 16, 2021
リクルートエージェントとdoda、
キャリアスタートと就活shopに登録して
ここ何日間かはずっとオンライン面談になります
大手のエージェントと併用しているようです。
それだけキャリアスタートも利用する価値があるサービスだと考えることができるでしょう。
(もし大手のサービスの方が圧倒的に良いのなら、わざわざキャリアスタートを併用する必要がないですからね)
良い評判③ 既卒でも利用することができる
枠組みは卒業3年以内の既卒だから『キャリアスタート』と『doda』(去年からお世話になってる、内定も出たとこ)と『マイナビジョブアドバンス』でやってるけど、他に何かいいとこあるかな
— ふじわらこはく (@k0ha_sv) April 6, 2020
この評判のとおり、キャリアスタートは既卒でも利用可能です。
20代であれば、学歴不問で利用することができるので、特に既卒にとっての利用価値が高いと考えることができますね。
良い評判④ 第一志望からの内定獲得に繋がった
こちらはGooglemapsからの評判です。
第一志望の企業からの内定を獲得することができたようですね。
1点、Googlemapsの評価に関して「サクラを利用しているのでは?」という声があります。
これに関しては、たしかにGooglemapsでのレビュー数が明らかに多いので、可能性はないとは言えません。
よって個人的にはGooglemapsでのキャリアスタートの評判は、悪い評判を中心に参考にすべきだと考えています。
良い評判⑤ 面接練習が自己理解に繋がった
キャリアスタートでの、面接練習が役立ったようです。
エージェントの利用価値の1つとして、面接練習を受けられる点が挙げられます。
面接に対する苦手意識がある人は、複数のエージェントを併用して、初対面の人との会話に慣れる機会を作りつつ、面接練習してもらうことが有効ですよ。
良い評判⑥ 面談がフランクで業界の絞り込みまでしっかり対応してもらえた
まず、面談でフランクに私の話を聞いてくれたことです。
初めての面談には、「面接みたいに厳しいことをたくさん言われるんだ」と思って、恐る恐る行きました(笑)。ところが、そんなことはありませんでした。
面談には行ったものの、自分の中でどんな職業に就きたいのか定まっていなくて、とにかく希望を伝えてみました。居酒屋の延長でこのまま飲食の仕事を続けてもいいし、ドラマで見た建築関係の仕事もかっこいい、きれいなオフィスで働く事務職にも憧れる…という感じです。それでも、アドバイザーさんは私の話に耳を傾けて、状況を整理してくれました。
面談の結果、建築系の仕事とIT系の事務職の2つにまで絞り込むことができました。
どちらに応募するか迷っていたところ、アドバイザーさんが「両方ともまずは受けてみて、実際にその企業を見てから決めたほうがいい」と背中を押してくれました。
また、面接の練習をしてもらえたことも良かったです。
本番では答えを用意していなかった鋭い質問もありましたが、事前に整理していた内容を活かして自分の言葉で話すことができました。
引用:キャリアスタート先輩の声
こちらの評判は、公式サイト内のものになるので信憑性は低いです。
ですが、面談のフランクさに関しては参考になると思い抜粋しました。
他の評判でもありましたが、キャリアスタートは面談がフランクな場合が多そうです。
よって「かしこまった感じで丁寧に支援を受けたい」という人には向いていないサービスだとも言うことができます。
(反対にフランクに対応してもらいたいという方にとってはおすすめできます)
良い評判⑦ 的確な求人情報を提供してくれた
担当アドバイザーの牛田(うしだ)さんは、私の希望をしっかりと理解し、的確な求人情報を提供してくれました。
私が希望として挙げていた条件は主に2つです。
1つは土日祝日が休みで、帰宅時間が大体一定であること。
もう1つは、インセンティブ制度や昇給制度によって、自分の頑張り次第で給与が上がる環境であることです。キャリアスタートは、両方の希望が叶う求人を紹介してくれました。
引用:キャリアスタート先輩の声
こちらも公式サイトに掲載されている評判です。
「的確な求人情報を提供してくれた」という意見がありますね。
一方で、悪い評判には「紹介求人の職種に偏りがある」などの意見もありました。
このあたりは、担当者の紹介精度に依存してくるので、「なぜその求人がおすすめなのか」という理由を聞くようにしてください。
(ここで理由の納得度が低い場合は、担当者の求人紹介が適当だと判断できます)
良い評判⑧ 他のエージェントよりも親身になって対応してくれた
いいところは、他のエージェントさんと異なり、親身になってもらえるところです。(他のエージェントは初回面談で一回会って、あとはメール、電話でのやり取りのみ)
また、直接会っての面談が複数回あるところです。また、求人案件は大量でなく、量より質でピッタリ合うところを提案してもらえた。
引用:キャリアスタート先輩の声
「他のエージェントよりも親身になって対応してくれた」という口コミです。
キャリアスタートは規模でいうと、中堅どころのサービスです。
中堅どころのサービスの方が大手よりも親身になってくれる、距離が近い傾向にあるので、自分はどんなエージェントが向いているのか考えると良いでしょう。
なるほど!良い評判としては、対応の親身やフランクさが目立ちますね。
大手よりもよりフランクな対応をしてくれるので、それが向いている人、向いていない人がはっきり分かれるサービスだと言えるね。
キャリアスタートの悪い評判
悪い評判も見ていきましょう。
どんなサービスを利用する時でも、必ず負の側面に目を向けるべきです。
その上で「負の部分を受け入れても利用すべきか」を良い評判と照らし合わせて考えていくことが重要ですよ。
【キャリアスタートの悪い評判】
- 利用した中で満足できないサービスだった
- 求人を見るだけのつもりが面談連絡がきた
- 紹介案件の職種に偏りがあった
- おすすめできないサービスの1つである
- 初回から馴れ馴れしい態度だった
- 紹介される案件が気に入らなかった
- 興味のない企業をゴリ押しされた
悪い評判① 利用した中で満足できないサービスだった
独断と偏見の就活エージェントランキング
— 🌻🐠 (@himagyo) August 19, 2021
オススメ
就職shop
ハロワ
普通
第二就職エージェントネオ
ハタラクティブ
ジェイック
re 就活
いい就活ドットコム
ゴミ
DYM就職
キャリアスタート
えーかおキャリア
こちらの評判では、実際に利用した中でキャリアスタートのおすすめ度は低かったようです。
あくまで個人の独断と偏見になってしまい、かつ担当者の質によって異なるので一概には言えないですが、非常に参考になる口コミだと言えるでしょう。
(一般の人がこうしてランキングを付けてくれている場面は少ないので)
悪い評判② 求人を見るだけのつもりが面談連絡がきた
ハローワークより良い求人があるかもってキャリアスタートってやつに登録してしまった。求人見たかっただけなんやけど、なんか面談があるとか何とか
— よっしー* (@muziq810) October 24, 2021
こちらは求人を見たいだけだったけど、面談連絡がきたという評判ですね。
キャリアスタートは、登録なしでも求人を見ることができます。
公式サイト内の「求人情報」から、紹介してもらえる求人一覧が見れるので、求人だけ確認したい人は公式サイトを見てみましょう。
▼公式サイト内のキャリアスタートが保有する求人情報
悪い評判③ 紹介案件の職種に偏りがあった
キャリアスタートとかいう会社の紹介案件もSESばっかだな、おい。
— E - 裕起|学習障害|学汉语 (@chiba_yuki1990) October 14, 2018
SESしか紹介できないような転職エージェントは早めに消えるべき。
キャリアスタートの紹介案件がSESばかりだったという評判です。
SESとはシステムエンジニアのことで、需要の高い職種です。
こうした需要の高い職種は、エージェントを活用して人材を集める企業が多いことも関係しています。
またエージェントは、採用が決定することによる企業からの紹介料で成り立っている。
それゆえに「決まりやすい求人を紹介してくる」という悪い側面があるんですよね。
対策として、面談で自分が希望した職種や求人の特徴をしっかりと守って紹介してくれるかどうかを確認してください。
自分の希望しない職種や求人をガシガシ紹介してくる担当者は、はっきり言って微妙すぎ。
悪い評判④ おすすめできないサービスの1つである
とりあえず転職エージェントはキャリアスタートとキャリアパークはおすすめ出来ない
— 山井 (@yamai227) May 26, 2021
ハロワとしごとセンター(都)とリクルートエージェントと自分に合いそうなエージェント使えば良いと思う
こちらの評判は、キャリアスタートとキャリアパークはおすすめできないというもの。
理由が書かれていないのでなんとも言えないところですが、この口調からすると「実際に利用したけど微妙だった」と考察することができます。
このような率直な口コミは非常に参考になるので、押さえておきましょう。
悪い評判⑤ 初回から馴れ馴れしい態度だった
Googlemapから抽出した評判です。
話し口調がフランクすぎたとのこと。
ここまでの口調になると馴れ馴れしいと感じてしまいますよね。
悪い評判に関してはサクラである可能性はゼロなので、非常に参考になります。
悪い評判⑥ 紹介される案件が気に入らなかった
こちらもGooglemapで抽出した評判です。
事務系の求人を希望したのに、紹介される求人が全然違ったようですね。
また調べてみると、それらは労働条件の悪いブラック企業だったとのこと。
事務系を志望したのに、営業職を紹介してくるのはやばい担当者だと言えます。
悪い評判⑦ 興味のない企業をゴリ押しされた
「興味のない企業をゴリ押しされた」「1社しか紹介されず、そこはブラック企業だった」という悪い評判ですね。
たしかに他のエージェントよりも保有求人数が少ないようなので、この口コミの意見も1つとして参考にすべきでしょう。
なるほど!良い評判だけでなく、悪い評判も目立ちますね。
そうなんだよ。担当者によって異なるだろうけど、こうして悪い評判にも目を向けて利用するかどうかを決めるべきだよ。
【必読】キャリアスタートの評判について運営会社に聞いてきた
悪い評判を拾ってくるだけでは、記事としての質が低い。
僕は1記事1記事の質を高めることに、オタク的なこだわりがあります。
そこで今回は、これらの悪い評判をキャリアスタートの運営会社に聞いてきました。
悪い評判について責任者の方に聞くのは気まずいことですが、利用者にとって絶対に必要な情報であることは間違いないので、勇気を出してインタビューしましたよ!
【質問①】
紹介案件の職種に偏りがあるという声がありますが、いかがでしょうか?
【回答①】
保有している求人全体を見ると、職種や業界に偏りはありません。
ですが、求職者との面談を元に、その方の長所や適正の有無を判断して紹介しているため、例えばAさんには◯◯職の求人を多めに紹介すると形になることがあります。
【質問②】
馴れ馴れしい担当者さんがいる、強引に求人を紹介されたという口コミがあるのですが、就活生とのコミュニケーションにおけるCA(キャリアアドバイザー)の教育はどのようにおこなっておりますでしょうか?
【回答②】
弊社では学生との面談の充実に特に力を入れています。それゆえ、学生と向き合うからこそ、学生との距離が近くなってしまう。それを馴れ馴れしさだと感じる方もいらっしゃるかと思います。
CAの教育については、実績が豊富なCAが付いたり社内ロープレを定期的におこなうことで支援の質を保つよう運営しています。
【質問③】
紹介企業がブラック企業が多かったとのことですが、保有求人に関して自社で保有基準は設置しておりますでしょうか?
【回答③】
保有求人に関して「残業時間が◯時間以内」などの明確な基準は残念ながら設けていません。
ですが、当然定着率が低い企業は敬遠するようにしています。更にはコンプライアンスが守られている企業としか取引することはありません。
また保有している求人企業に対して、定期訪問を行うようにしており、入社満足度の高い企業を優先的に紹介するようにしています。
【質問④】
MEO対策(グーグルマップので評価を良くするためサクラを使ったりする対策)をしているように見えるのですが、いかがでしょうか?
(グーグルの評判が過度に良い評判が目立ちます)
【回答④】
サクラを使って口コミを書いてもらうようなMEO対策は一切していません。
また利用者に対して口コミの投稿を強制することもありません。
ですが、過去に利用者に対し「口コミを投稿してくれたらアマゾンギフト券」をプレゼントする企画は実施していました。その時の口コミが多いという状況です。
本当に快く、悪い評判に対する質問に回答いただきました!
僕としては「キャリアアドバイザーさんの質はどうなの?」という部分が気になっていたのですが、「就活生ファースト」での運営を徹底していること。
面談へのこだわり、注力において魅力を感じました。
とは言っても、キャリアアドバイザーさん全員が自分に合うかどうかは分かりません。
よって何度も言いますが、まずは初回面談を受けてみて、「良いな」と感じた場合のみ継続利用、「微妙だな」と思えば退会するのがベストでしょう。
就活サイトをうまく併用して内定獲得率を高める!
キャリアスタートだけでなく、他の有益な就活サイトを併用することで内定獲得率もグッと高まります。
キャリアスタートはまだ比較的新しいサービスなこともあり、保有求人数はそれほど多くありません。
そこで、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ミーツカンパニー就活サポート」を併用して効率的に企業探しを進めるのがおすすめ。
逆求人サイトはプロフィールを登録しておけば、あとは企業からのスカウトが届くのを待っておけばOK。
ミーツカンパニー就活サポートは、大手から隠れ優良企業まで幅広い企業を紹介してもらえると評価も高い。
よって、キャリアスタートだけでなく上記2サイトを併用して、持ち駒を増やしていきましょう!
ちなみに、以下の記事で100以上の就活サイトの中から「とくにおすすめできる6サイト」を厳選して紹介しています。
就活を7年以上研究してきた僕が、いま就活生だったら絶対に使うサイトをまとめたので、ぜひチェックしてください!
キャリアスタートが気になる人は、まず初回面談を受けてみて判断すると良いよ!
【結論】キャリアスタートは利用すべきか?
僕はこれまで50以上の就活・転職エージェントを研究してきました。
そんな僕が考えるに、キャリアスタートに対する結論は2点です。
【僕が考える結論】
- 早期内定を獲得したい就活生にとっての利用価値が非常に高い
- 担当者によって支援の質が大きく異なる可能性がある
結論① 早期内定を獲得したい就活生にとっての利用価値が非常に高い
まず結論から言うと、早期内定を獲得したい就活生に特におすすめです。
キャリアスタートは大学3年生の12月ぐらいから支援をおこなっている数少ないサービスなので、早期内定を狙っている就活生は利用すべきです。
キャリアスタートは面談に力を入れているサービスで、その就活生の長所や性格、どんな仕事や企業が合うのか明確になるまで、何度も面談をおこなってくれます。
要するに、自己分析を一緒におこなってくれる。
早期内定の獲得が狙えて、かつ徹底的に自己分析や選考対策に並走してくれるのは、早い時期に動いている就活生にとって有用ですよ。
オンラインで気軽に初回面談を受けられるので、1度利用してみようと考えている就活生は「キャリアスタート公式サイト」から利用してみましょう。
まずは初回面談を受けて担当者の質を測ること
一方でキャリアスタートを含めた就活エージェントを利用する時には、注意点もあります。
それは担当者によって面談やサポートの質が異なること。
対策としては"初回面談にて担当者の質を判断すること"に限ります。
キャリアスタートだけでなく、どの就活エージェントを利用しても「担当者の質によってサービスの利用価値が大きく異なる」のが特徴です。
それゆえに自分の担当者の質を、自分自身で判断することが必要なんですよね。
【初回面談で担当者の質を測るための行動】
- 「どんな信念で就活エージェントをされているのでしょうか?」と質問する
└これに対して回答ができない担当者は正直微妙。
就活生ファーストで働いていることがわかるような情熱的な担当者だとベストです。 - 「なぜその求人を紹介してくれたのでしょうか?」と紹介理由を聞く
└求人の紹介精度の高さは、担当者の質を決める大きな要因となるので絶対にチェック。 - 「私に合っているのはどんな企業だと思われますか?」と自身への理解度を確かめる
└この納得性が低い場合、あなたのことをよく理解していないまま求人を紹介することになるので、この回答の納得性が高いことは非常に重要。
実際の自分像と全く異なった理解をされたまま支援を続けられても効果が薄くなる。
ちなみに、キャリアスタート以外の僕のおすすめ就活エージェントを別記事にまとめています。
就活エージェントの利用を検討している方は、そちらも合わせて参考にしてください。
» 就活エージェントおすすめランキング【1位〜18位】※1/4更新
結論② 担当者によって支援の質が大きく異なる可能性がある
キャリアスタートは、担当者さんによって支援の質が異なりそうです。
理由としては、良い評判と悪い評判があまりにも分かれているからです。
これは要するに、支援の質が非常に高い担当者さんと、低い担当者さんがいるということを示しています。
これはキャリアスタートだけではなく、他のエージェントでも全く同じことが言えます。
僕が第二新卒での転職活動をした時も、大手なのに対応がめちゃくちゃ雑なエージェントさんがいました。
求人は丸投げだし、「あなたに紹介するのは難しい」と言われたり散々でしたね...。
初回面談にて担当者さんの質を確かめること。
それがキャリアスタートを賢く活用するためにも重要だと考えています。
結論をまとめると、既卒・第二新卒・転職者にはおすすめ度は若干低い。
一方で、早期から就活を始める就活生は1度利用してみるのも良いだろうというのが僕の結論です。
なるほど!キャリアスタートは就活生向けに早い時期から支援を開始しているんですね!
そうなんだよ。だから早期から動くような就活生は1度初回面談を受けてみて、担当者さんとの相性を確かめてみるのはおすすめだね。
キャリアスタートのサービスの特徴
ここまでキャリアスタートの評判を確認してきました。
この章では、改めてキャリアスタートの特徴を深く確認していきましょう。
【キャリアスタートのサービス特徴】
- 「20代がおすすめする転職支援会社」「転職満足度」調査で1位を獲得
- 学歴不問でどんな人でも利用可能
- 書類添削や面接練習などサポートが手厚い
- 大手の求人も扱っているが保有求人数は比較的少ない
「20代がおすすめする転職支援会社」「転職満足度」調査で1位を獲得
キャリアスタートの公式サイトを見ると、JMRの調査で「20代がおすすめする転職支援会社」「転職満足度」「充実したサポート満足度」にて1位を獲得しています。
こうした調査の信憑性はなんとも言えないところではありますが、少なくともやばいサービスであればこのように1位を獲得することはできません。
(少なからず消費者向けの調査・リサーチを必ず行うので)
よってこうした調査データは利用を検討する上で1つの参考になると言えるでしょう。
やはり初回面談にて判断すべきサービスだと言えます。
学歴不問でどんな人でも利用可能
キャリアスタートは学歴不問でどんな人でも利用可能です。
既卒や第二新卒、Fラン大学卒だろうが誰でも利用することができるんですよね。
これは学歴に自信がない人にとっては良い側面です。
ただ一方で、「保有している求人は学歴を重視しない企業が多い」とも言えます。
よって紹介された求人は、企業の口コミサイトでしっかりと調べましょう。
書類添削や面接練習などサポートが手厚い
キャリアスタートは、書類添削や面接練習などのサポートが手厚いです。
親身かつフランクに対応してくれるので、良い担当者が付いてくれた場合の利用価値の高さは計り知れないんですよね。
「エントリーシートを書いたけど内容が微妙だと思う」「職務経歴書の書き方が分からない」「面接に大きな不安がある」という方は、積極的に利用すると良いですよ。
ちなみにこの「サポートの手厚さ」に関して、運営会社に聞いたところ「就活生が納得いくまで何度も面談をくり返す」と言っていました。
また紹介先の選考対策として、面接練習も何度もおこなうそうです。
こうした選考サポートの手厚さは、キャリアスタートの最大の魅力だと言えるでしょう!
大手の求人も扱っているが保有求人数は比較的少ない
キャリアスタートは大手の求人も扱っているのですが、保有求人数は少ないです。
公開している求人を見ても、約70求人と大手のエージェントと比べると非常に少ないと言えます。
【キャリアスタートが取り扱っている求人例】
リクルートキャリア、リクルートライフスタイル、共同エンジニアリング株式会社、楽天、GMO、住宅情報館株式会社、パイプドHD株式会社、EPARK、竺仙、SBヒューマンキャピタル
キャリアスタートを利用する上での注意点
では次にキャリアスタートを利用する上で、僕が「これだけは注意した方が良いよ、意識した方が良いよ」と思う点を5つ共有しておきます。
【キャリアスタートを利用する上での注意点】
- 初回面談はオンラインで受けるべし
- 就活・転職の軸を明確化してから初回面談を受けること
- 担当者の言いなりにならないこと
- 紹介された求人は自分でもしっかりと調べこむこと
- 担当者と合わないと思ったらすぐに利用を停止すること
注意点① 初回面談はオンラインで受けるべし
まず初回面談はオンラインで受けるのがおすすめです。
理由は単純に「わざわざ面談場所に行って担当者が微妙だったら時間の無駄になるから」ですね。
僕が今、就活生や転職者なら全てのエージェントは自宅で初回面談を受けます。
そうすることで効率よく自分に合った担当者を探す。
コロナ禍によってオンライン面談が当たり前になりました。
だからこそ、すべてのエージェントの初回面談はオンラインで効率化すると良いですよ。
注意点② 企業選びの軸を明確化してから初回面談を受けること
キャリアスタートの初回面談を受ける前に、企業選びの軸を明確にしておくことが重要です。
軸と言っても、そこまで深く考える必要はありません。
「希望職種・ゆずれない労働条件(残業時間・年間休日・給料・パワハラの有無など)」だけは決めておいてください。
なぜなら軸を決めておかないと、担当者が決めやすいと考えている求人に誘導されてしまうからです。
軸を決めておかないと「〜が合ってるんじゃない?」「〜が良いと思うよ」といった声に流されてしまいやすい。
結果的に合わない就職先に決まる可能性があるので、どんなエージェントを利用する場合でも初回面談の前に軸を設定しておいてください。
注意点③ 担当者の言いなりにならないこと
エージェントを利用する上では、担当者の言いなりにならないことが重要です。
何度も言うように、エージェントはあなたに求人を紹介して、入社が決まった時に企業側から紹介料をもらうことで成り立っています。
要するにエージェントも「商売」なんですよね。
だからこそ、決まりやすい求人を過度におすすめされたり、本当はあなたに合わないのに合っていると言われることがあります。
そういった事態を回避するためにも、担当者の言いなりにならないこと。
「なぜその求人がおすすめなんですか?」「もっと◯◯な求人はありますか?」と積極的に意見してください。
どんなサービスを使おうが、主導権は自分が持ちましょう。
注意点④ 紹介された求人は自分でもしっかりと調べこむこと
紹介された求人も、自分でしっかりと調べることが重要です。
エージェントに紹介された求人は、口コミサイトで確認しましょう。
利用すべき口コミサイトとしては、口コミの数が多い大手がおすすめ。
「Openwork(オープンワーク)」「エンライトハウス」「転職会議」の3つを併用して、紹介された求人を調べてみてください。
注意点⑤ 担当者と合わないと思ったらすぐに利用を停止すること
そして最後に、担当者と合わないと思ったらすぐに利用停止しましょう。
「せっかく面談してもらったのに利用を辞めるのは申し訳ない」という日本人らしい優しい意見を聞くことがあります。
しかし、就活や転職は今後の自分の人生の幸せを大きく左右する場面。
そこに優しさや遠慮はいらないと僕は考えています。
利用の停止は担当者にメールすれば大丈夫です。
テンプレを送れば大丈夫なので、担当者が微妙だと思えばすぐに利用を停止してください。
エージェントの利用を断る方法については、別記事で書いたので参考に。
» 【就活エージェントの断り方】内定辞退や支援中止の伝え方!
エージェントを利用する上ではこうした注意点を押さえることが重要なんですね。
そうだよ。特にエージェントの言いなりにならず、自分が主導権を持って積極的に行動すること。あくまでエージェントはサブツールという認識を持つことが重要だね。
キャリアスタートの利用方法
キャリアスタートの利用方法は、以下のとおりです。
【キャリアスタートの利用方法】
- 公式サイトからの会員登録
- 面談の予約
- 担当者との初回面談と求人紹介
- 書類作成と添削
- 面接練習
- 内定獲得と入社前のフォロー
ステップ① 公式サイトからの会員登録
まずは「キャリアスタート公式サイト」から会員登録しましょう。
名前、年齢、連絡先、学歴、就職時期など簡単な情報の入力で登録できます。
会員登録後はすぐにメールが来るので、その後は指示に従って動けば問題なく面談まで進むことができます。
ステップ② 面談の予約
会員登録後のメールや電話にて、初回面談の予約ができます。
自分が都合の良い日程を選んで、初回面談日を確定させましょう。
おすすめはオンライン面談にて自宅で面談することです。
その方が効率的に担当者の質を判断することができるので。
ステップ③ 担当者との初回面談と求人紹介
エージェントは基本的に初回面談からサポートが開始されます。
初回面談当日は、状況に関するヒアリングや希望条件などを聞かれます。
この時に対応は丁寧か、自分が伝えたことがしっかりと伝わっているか気にしてください。
初回面談当日に求人紹介されることもありますし、後日、メールやLINEにて求人を紹介してもらうことができます。
自分が提示した条件を満たす企業かどうかの確認と、口コミサイトでのチェックは欠かさないようにしてくださいね。
ステップ④ 書類作成と添削
紹介された求人の中で、エントリーしたい求人があればその旨を伝えます。
その後、就活生ならエントリーシートを作成し、転職者なら職務経歴書の作成に移ります。
担当者から書類作成のアドバイスや作成後の添削を受けることができるので、積極的にお願いしましょう。
ステップ⑤ 面接練習
書類の添削だけでなく、エントリー先に受かるための面接対策が受けられます。
最も重要なことは結局のところ面接なので、面接対策には全身全霊を尽くすことをおすすめします。
ステップ⑥ 内定獲得と入社前のフォロー
エントリー企業との面接が進み、内定を獲得できたら、入社前のフォローまで受けることができます。
このあたりは担当者がすべて指示をくれるので、指示に沿って入社までの準備を進めてください。
基本的にどこのエージェントもこれらの流れでサポートが進んでいきますよ!
キャリアスタートの退会方法
利用方法と合わせて退会方法も押さえておきましょう。
キャリアスタートには退会フォームがないので、基本的には担当者に直接利用を停止することを伝えるのがおすすめです。
しかし、担当者に伝えるのが気まずいという場合、下記のキャリアスタートの窓口にて退会する旨を伝えれば問題ありません。
おすすめとしてはメールで退会したい旨を伝えるのが簡単で良いですよ。
キャリアスタートに関するよくある質問
キャリアスタートに関してよくある質問に回答していきます。
疑問はすべてクリアにした状態でサービスは利用しましょう。
【キャリアスタートに関してよくある質問】
- 本当に最後まで無料で利用できるのでしょうか?
- キャリアスタートから紹介された求人を断ることはできますか?
- 就活初心者でも利用できますか?
- 転職の方向性が決まっていなくても利用できますか?
- キャリアスタートの運営会社の詳細が知りたいです
- キャリアスタートは地方在住でも使えますか?
質問① 本当に最後まで無料で利用できるのでしょうか?
完全無料で利用することができます。
利用者向けの有料オプションも存在しないので安心できますよ。
就活エージェントの利用が無料なのはビジネスモデルに理由があります。
無料で利用できる仕組みの詳細は別記事で解説しているので、気になる方はこちらも確認しておいてください。
» 【就活エージェントの利用料金】なぜ無料で利用できるのか?
質問② キャリアスタートから紹介された求人を断ることはできますか?
もちろん断ることができます。
担当者によっては、あからさまに断ることで態度が変わるような人がいますが、そういう担当者は利用を停止しましょう。
何度も言いますが、自分の意見を伝えることが最重要です。
主導権を握り、自分の意思を貫いてください。
質問③ 就活初心者でも利用できますか?
就活初心者でも利用することができます。
ただし、注意点でも話したように希望職種や譲れない条件などの軸は決めてから初回面談を受けるようにしてください。
そうじゃないと、担当者の意見をすべて鵜呑みにしてしまうからです。
ある程度、就活サイトで情報を集めて知識を蓄えながら、サブツールとして就活エージェントを利用するのがベストでしょう。
質問④ 転職の方向性が決まってなくても利用できますか?
転職の方向性が決まっていなくても利用可能です。
ただし、それだと担当者の意見にすべて左右されてしまうので、自己分析や希望職種・条件などの軸は設定してから利用することをおすすめします。
転職はその後の人生を左右する大きなイベントです。
焦らず、じっくり準備してからエージェントは利用するのが良いですよ。
質問⑤ キャリアスタートの運営会社の詳細が知りたいです
キャリアスタートの運営会社の詳細をまとめておきました。
2012年創業なので、人材会社としては実績があると言えます。
会社名 | キャリアスタート株式会社 |
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設立 | 2021年4月 |
資本金 | 700万円 |
事業内容 | ・第二新卒・既卒人材紹介事業 ・新卒紹介事業 |
所在地 | 東京都港区新橋二丁目6番2号 新橋アイマークビル8階 |
企業情報 | https://careerstart.co.jp/company |
質問⑥ キャリアスタートは地方在住でも使えますか?
キャリアスタートはオンラインや電話面談にも対応しているので、地方在住の人でも使えます。
ただ、紹介求人の地域については「東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・愛知・福岡・北海道」と公式サイトに記載がありました。
よって、上記以外の地方への就職を考えている人は、キャリアスタート以外の就活エージェントを利用しましょう。
地方に住んでいる方におすすめの就活エージェントは、以下の記事で紹介しているのでぜひこちらを参考にしてください!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
キャリアスタートは利用者の評判が少ないので、どの情報を見て利用を判断すれば良いのか非常に悩むサービスだと思います。
個人的には、早期に動く就活生におすすめのエージェントかなという印象。
ただ悪い意見もあるので、初回面談での担当者チェックが重要になると思います。
もちろんこれは僕の意見であって、実際に利用してみないと一概には言えません。
ですが、この記事で紹介した情報を1つ参考に使ってもらえると幸いです。
ちなみに、この記事を読み終わったら「【就活エージェントの利用率は?】使うべきなのか解説します!」も読んでおいてください。
就活エージェントを利用している就活生の割合を共有しています。
キャリアスタートをはじめ、就活エージェントをそもそも利用すべきなのか迷っている人はぜひ読んでみてください。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- キャリアスタートは就活生・既卒・第二新卒・その他の20代への支援に特化した就活・転職エージェントである。
- キャリアスタートは良い評判と悪い評判が大きく分かれるので、まずは初回面談を受けてみて利用を検討するのがおすすめ。
- キャリアスタートは保有求人数が少ない点が転職者におすすめできない理由として挙げられる。
- キャリアスタートだけでなくどんなエージェントも担当者の質によって利用価値が大きく異なるので、初回面談にて担当者の質を自分から測りにいくことが非常に重要。
- 紹介された求人を自分でも口コミサイトで調べるなど積極的な行動も必須。