こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
就活生との交流を目的として、インターンシップのときに座談会をおこなう企業は少なくありません。
でも就活生からすると、「参加メリットはあるのかな?」「どんな質問をすればよいのか?」など疑問に感じることが多いですよね。
そこで今回は、インターンシップのときに行われる座談会の概要や、参加するメリットを解説します。
また後半では、座談会の場ですべき質問例や基本的なマナーなども共有しますよ。
インターンシップで開催される座談会について知っておきたい就活生は、ぜひ最後まで読み進めてみてください!
インターンシップにおける座談会に参加すべきか気になりますね。
そうだよね。説明会とは違う”座談会のメリット”は非常に大きいから、その効果を最大化するためにもこの記事を参考にしてほしい!
- 座談会とは
- インターンシップで開催される就活座談会は2種類
- インターンシップで座談会に参加するメリット
- インターンシップの座談会でおすすめの質問例
- インターンシップの座談会で避けるべきNG質問例
- インターンシップの座談会で質問する際の基本的なマナー
- 座談会があるインターンシップの探し方
- インターンシップで座談会を開催する企業例【5選】
- 本記事の要点まとめ
座談会とは
はじめに、「座談会」についてさくっと解説していきますね。
そもそも就活座談会とは、先輩社員と就活生が気軽な雰囲気で交流できる場のこと。
インターンシップのときに座談会が行われることもありますが、一般的には会社説明会のあとにおこなわれることが多いですね。
ただ座談会への参加経験がないと、どんな場なのかイメージが難しいはず。
より理解を深めてもらうために、会社説明会との違いや選考結果に及ぼす影響などについても見ていきましょう。
【就活座談会の概要】
- 会社説明会との違い
- 企業が座談会を開催する目的
- 座談会が選考結果に及ぼす影響
会社説明会との違い
まずは、混同されることが多い「会社説明会」との違いについて。
就活座談会と会社説明会のおおきな違いは、「学生と企業のどちらが主体となって話が進められるか」です。
【会社説明会と座談会の違い】
- 会社説明会:会社概要について、企業が説明する(企業主体)
- 座談会:学生が質問をして、企業が答える(学生主体)
つまり就活生が気になることを質問する場としては、座談会のほうが適しています。
インターンシップに参加しているときに疑問が生じても、その場で質問できないことは少なくないですよね。
そんなときこそ座談会に出席して、インターンシップでは聞きにくかった質問をぶつけるとよいでしょう。
企業が座談会を開催する目的
企業が座談会を開催する目的は以下のとおりです。
【企業が就活座談会を開催する目的】
- 就活生に企業理解を深めてもらうため
- 企業側も就活生の理解を深めるため
より簡潔にまとめると、お互いの理解を深めるために開催されているといえます。
企業と就活生の相互理解が浅いと、ミスマッチが起こる可能性が高いですからね。
ミスマッチを防止するために、企業は座談会を企画しているといえるでしょう。
座談会が選考結果に及ぼす影響
就活生にとっては「選考結果に影響があるのか」も気になるところですよね。
結論からいうと、座談会が選考結果に影響する可能性は低いと考えられます。
というのも、企業側の目的はあくまでもお互いの理解を深めることだから。
採用権をもつ社員の方に好印象を与えられたら、プラスに働く可能性はゼロではありません。
ただ「基本的には選考結果に影響しない」と考えておいたほうが、ギャップは少ないはずです。
座談会が選考結果に及ぼす影響については、以下の記事で詳しく解説しました。
より詳しく座談会について知りたい就活生は、ぜひあわせてご覧くださいね!
会社説明会とは違い、学生主体で気軽に質問できる場が「座談会」なんですね!
そのとおりだよ。先輩社員は学生の疑問を解消するために出席しているから、気になることがあればどんどん質問しよう!
インターンシップで開催される就活座談会は2種類
インターンシップのときに行われる座談会の種類について解説していきます。
大きく「テーブル式」と「パーティー式」の2種類があるので、それぞれの進め方や特徴について理解しておきましょう。
種類① テーブル式
1つ目のテーブル式は、就活生がテーブルに座った状態でおこなわれる座談会です。
カフェのようなリラックスした雰囲気の場でおこなわれることから、別名「ワールドカフェ式」ともいわれます。
テーブル式では、就活生をいくつかのグループに分けて15分程度で別のメンバーに入れ替わっていくのが一般的です。
時間配分については前もって伝えられますが、時間を意識していないと質問をしそびれてしまうかもしれません。
限られた時間のなかで疑問を解消できるように、事前にしっかり聞きたいことを整理して参加しましょう。
種類② パーティー式
2つ目のパーティー式は、立食パーティーのような自由な雰囲気でおこなわれる座談会です。
会場内のテーブルに飲食物が用意されていて、自由に移動しながら気になる先輩社員と交流できるイベントですね。
先輩社員の話を直接きけるので、企業理解を深める場としてうってつけです。
パーティー式の座談会では、アルコールが用意されていることもめずらしくありませんよ。
先輩社員も本音ではなしてくれる傾向にあるので、よりリアルな情報を収集する場としてとてもおすすめです。
インターンシップに参加したときにパーティー式の座談会が開催される場合は、ぜひ積極的に参加してみてくださいね!
座談会と聞いてぱっとイメージする「テーブル式」だけでなく、よりフランクな雰囲気の「パーティー式」もあるのですね!
意外と知らない就活生が多いんだよね。実際に声がかかったときに困惑しないよう、座談会の種類は把握しておくといいよ。
インターンシップで座談会に参加するメリット
就活生が座談会に参加するメリットを解説します。
メリットがわからないと、座談会に積極的に参加しようとは思えないですからね。
インターンシップの座談会に参加するメリットは以下の3つ。
【就活生がインターンシップの座談会に出席するメリット】
- 自分が気になることを質問しやすい
- 現場事情に詳しい先輩社員と交流できる
- ほかの学生が疑問に感じたことを知れる
メリット① 自分が気になることを質問しやすい
1つ目のメリットは、自分が気になることを質問しやすいことです。
これは、インターンシップで行われる座談会ならではのメリットですね。
会社説明会とセットで実施される場合は、フランクな雰囲気の座談会とはいえ先輩社員と距離があることが多いです。
会社概要などのかたい説明を受けたあとの質問では、どうしても気を使いがちですよね。
一方インターンシップの座談会では、ワークなどをおこなった際に交流した先輩社員へそのまま質問できるケースが多いです。
よって先輩社員との距離感が近く、より気軽に質問できるわけですね。
緊張感があると、自分が本当に気になることを聞きにくいものです。
先輩社員と距離を縮めた上で質問できることは、インターンシップ時に開催される座談会ならではのメリットといえるでしょう。
メリット② 現場事情に詳しい先輩社員と交流できる
2つ目は、現場事情に詳しい先輩社員と交流できることです。
座談会には現場に詳しい若手社員が参加することが多いので、仮に自分が新卒入社したらどんな業務を任せられるかなどのイメージを深められます。
インターンシップには、現場に精通したリーダー的ポジションの社員が参加することも珍しくありません。
社内でも現場事情に精通した人材が参加する傾向にあるので、企業理解を深める場としては最適ですよ。
入社前にリアルな現場事情を知ることは、ミスマッチを防ぐためにも非常に重要です。
インターンシップ時に座談会が開催される場合は、積極的に参加して企業情報を集めましょう。
メリット③ ほかの学生が疑問に感じたことを知れる
3つ目は、ほかの学生が疑問に感じたことを知れることです。
座談会にはほかの就活生も多く参加するので、質問内容を聞くことでライバルが疑問に感じていることを把握できます。
なかには、ほかの企業への質問として使えそうな質の高い疑問もあるでしょう。
また自分では思いつかなかった質問があれば、単純に多くの企業情報が手に入ります。
視野を広げるためにも、座談会ではほかの就活生の質問にも耳を傾けましょう。
インターンシップの座談会で質問しないのはアリ?
インターンシップの座談会で質問しなかったからといって、選考に影響があるわけではありません。
ですので、思い浮かばなければ質問しないのもひとつの選択肢です。
ただ、本当に入社したい!と思っている会社だと興味が強いので、自然と気になることも出てきます。
社員との距離が近い座談会ほど、「直接話しているのになにも質問がないってことは、あまりウチへの入社意欲はないのかな?」と感じられてしまう可能性はあるでしょう。
質問しないからといって評価が悪くなるとはいえません。
ですが、積極的に質問をする方が企業への熱意も伝わります。
また、前のめりにたくさん質問するほうが、社員の方にも覚えてもらいやすいというメリットもありますね。
次の章でおすすめの質問例を挙げていくので、ぜひ参考にしてください!
インターンシップ時に開催される座談会では、とくにフランクな雰囲気で質問できるのですね!
そのとおり。距離を縮めた上で質問できるのはインターンシップ時の座談会だけだよ!
インターンシップの座談会でおすすめの質問例
この章では、就活生が座談会で聞くべき質問例を紹介します。
座談会への参加経験がないと、具体的にどんな質問をすべきかいまいちわからないですよね。
ここでは以下5つのテーマ別に質問例を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
【インターンシップの座談会ですべき質問例】
- 仕事内容を深堀りする質問
- 会社のリアルな雰囲気を探る質問
- 求める人物像を探る質問
- 先輩社員の就活経験を探る質問
- 先輩社員が日々感じていることを探る質問
パターン① 仕事内容を深堀りする質問
座談会で聞くべき1つ目の質問パターンは、仕事内容を深堀りする質問です。
具体的に僕がおすすめする質問例は、以下のとおり。
【仕事内容を深堀りする質問例】
- 〇〇さんの主な業務内容を教えてください
- 一日の大まかな仕事の流れを教えてください
- 入社直後はどんな業務をおこないましたか?
- 御社の業界での立ち位置を教えてください
- 今後どのような変化が必要になるとお考えですか?
- 部門間の交流は活発ですか?
- ジョブローテーションは活発におこなわれていますか?
仕事内容を理解することは、入社前に企業との相性を判断する上で重要です。
業務内容について深く理解せずに入社すると、ギャップを感じて早期退職したくなる可能性がありますからね。
新卒入社したことを後悔しないように、座談会を利用して理解を深めておきましょう。
パターン② 会社のリアルな雰囲気を探る質問
座談会で聞くべき2つ目の質問パターンは、会社のリアルな雰囲気を探る質問です。
具体的に僕がおすすめする質問例は、以下のとおり。
【会社のリアルな雰囲気を探る質問】
- 実際の職場の雰囲気はどのような感じですか?
- 社員同士の交流は活発ですか?
- お昼休みはどのように過ごしている方が多いですか?
- どのような性格の社員が多いですか?
- 働きやすさを感じるポイントがあれば教えてください
社風や空気感が合わない企業においても、ストレスを感じる可能性が高いです。
インターンシップ時の座談会に参加すると、どんな性格の社員が多いかや自分がうまく馴染めそうかなどが感覚的にわかります。
本やネットの情報だけではわかりにくい部分なので、座談会の場をうまく活用しましょう。
パターン③ 求める人物像を探る質問
座談会で聞くべき3つ目の質問パターンは、求める人物像を探る質問です。
具体的に僕がおすすめする質問例は、以下のとおり。
【求める人物像を探る質問】
- 御社ではどのような人材が活躍されていますか?
- 新入社員に求める能力やスキルがあれば教えてください
- 〇〇さんはどのような部下が欲しいと思われますか?
- 〇〇部署に必要な素質があれば教えてください
- 御社ではどのような人材が評価されますか?
- 今のうちからやっておくと、入社後に役立つことがあれば教えてください
求める人物像は、会社のホームページなどに公開されていないことがあります。
この場合は、座談会などの場で質問をして自ら予想するしかありません。
難易度は高いですが、企業側のニーズがわかると高評価を受けられそうなアピール内容を考えやすくなります。
求める人物像が公開されていない場合は、企業ニーズを探る質問をするとよいでしょう。
パターン④ 先輩社員の就活経験を探る質問
座談会で聞くべき4つ目の質問パターンは、先輩社員の就活経験を探る質問です。
具体的に僕がおすすめする質問例は、以下のとおり。
【先輩社員の就活経験を探る質問】
- 〇〇さんの入社理由を教えてください
- 〇〇さんが就活する上で重視されていたことは何ですか?
- 同期にはどんな志望理由の方が多いですか?
- 多くの同業他社があるなか、なぜ現在の会社に入社したのですか?
- 学生時代の経験で、就活に活かせたことはありましたか?
先輩社員は、企業の選考に通過したからこそ一人の社員として働いています。
よって先輩社員の就活経験を聞くと、同企業においてどんなことが評価されやすいかを予測できます。
自分の就活にも役立てられる要素が何かしらあるはずなので、優秀そうな先輩社員がいたらぜひ積極的に質問してみてください。
パターン⑤ 先輩社員が日々感じていることを探る質問
座談会で聞くべき5つ目の質問パターンは、先輩社員が日々感じていることを探る質問です。
具体的に僕がおすすめする質問例は、以下のとおり。
【先輩社員が日々感じていることを探る質問】
- 〇〇さんが仕事でやりがいを感じる場面を教えてください
- 現在の仕事で大変なことは何ですか?
- 入社後に感じたギャップはありますか?
- 将来的な展望があれば教えてください
- モチベーション維持のために意識していることはありますか?
- 休日はどのようなことをしてリフレッシュしていますか?
インターンシップ時の座談会には、若手社員が参加する傾向があります。
つまり座談会に参加する社員の近況を聞くと、自分が入社したときにも感じる可能性が高いことを事前に把握できます。
たとえば、若手の先輩社員から苦労している印象を受けたら、明るい未来が待っているとは考えにくいですよね。
働きやすい環境の会社に就職するためにも、先輩社員が日々感じていることを探っておくとよいでしょう。
なお、座談会での質問については「【就活座談会におすすめの質問29選】就活生がすべき質問例を共有!」でより詳しく解説しています。
それぞれ質問の意図を含めて解説しているので、より深く理解したい就活生はぜひ一度目を通してみてくださいね。
質問することに自信がないなら事前に練習しておこう
インターンシップの座談会でおすすめの質問をご紹介しました。
しかし、質問するのに自信がない就活生も少なくないかと思います。
座談会という大勢が集まる場所であることや、社会人の先輩と話すことに慣れていないと、どうしても緊張してしまいますよね。
そんな不安の強い人は、事前に社会人と話すことに慣れる練習をしておきましょう。
以下の記事で、社会人と接する機会を増やすのにおすすめの就活サイトをご紹介しています。
座談会で質問するための練習にも活用できますが、選考対策やエントリー数を増やすのに効果的なサイトをまとめました。
就活を7年以上研究してきて、「僕がいま就活生だったら絶対にこれを使う!」と思える心からおすすめのサイトを紹介しているのでぜひ使ってみてくださいね。
その場の思いつきで質問をすると、失礼なことを聞いてしまうリスクがあるよ。座談会を有効活用するためにも、いくつか質問を用意しておこうね。
インターンシップの座談会で避けるべきNG質問例
インターンシップの座談会で聞くべきおすすめの質問例を紹介しました。
ただ座談会では、マイナス評価につながる恐れがあるNG質問も存在します。
NG質問を把握していないと、マイナスな印象を与えかねません。
意外とNG質問をしてしまう就活生は多くいるので、座談会に参加する前に確実に押さえておきましょう。
【インターンシップの座談会で避けるべきNG質問】
- すでに説明されたことを再度聞く質問
- ネットで調べられるような質問
- 待遇や福利厚生など条件面に関する質問
- 自己PRを絡めた質問
- 会社のマイナス要素を引き出す質問
NG質問① すでに説明されたことを再度聞く質問
1つ目は、座談会の前に説明があった内容について再度聞く質問です。
インターンシップの時点で説明があった内容を再度質問してしまうと、話を聞いていなかったことがバレてしまいます。
話を聞いていないような学生には、当然よい印象は抱かないですよね。
説明された内容について再度質問しないためにも、まずはインターンシップに集中して取り組みましょう。
NG質問② ネットで調べられるような質問
ネットで調べられるような質問をすると、志望度の低さが伝わってしまいます。
本気で入社したいと考えている企業なら、インターンシップ参加前に多くの情報を集めようと努力するはずですからね。
座談会の場では、先輩社員に直接会わないと質問できないことを聞くのが理想的です。
会社への熱意をアピールするためにも、自分で調べられるようなことを聞くのは避けましょう。
NG質問③ 待遇や福利厚生など条件面に関する質問
待遇や福利厚生など条件面に関する質問をすると、仕事内容や会社自体には興味がないと思われる可能性が高いです。
興味がないように感じられると、企業側はやはり前向きな印象を抱きません。
条件面ばかり気にしている就活生は、より待遇がいい会社を見つけたらすぐに転職してしまいそうですからね。
残業や有給消化率などが気になるのはわかりますが、座談会の場で質問するのはあまりおすすめできません。
どうしても確認しておきたい場合を除いて、基本的には避けるのが無難でしょう。
NG質問④ 自己PRを絡めた質問
座談会の場で、自己PRを絡めた質問をする就活生は少なくありません。
たとえば「私の強みは〇〇ですが、御社ではこの強みを活かせますか?」といった質問ですね。
しかし自己PRを絡めた質問をすると、「協調性がない」とマイナス評価を受ける可能性があります。
少しでもアピールしたい気持ちはわかりますが、インターンシップの座談会で自己PRを絡めた質問をするのはやめましょう。
NG質問⑤ 会社のマイナス要素を引き出す質問
最後5つ目は、会社のマイナス要素を引き出す質問です。
というのも、マイナス要素を引き出す質問ばかりする就活生からは、会社への熱意をあまり感じられないから。
会社に対して好意的なイメージを持つ就活生なら、仕事のやりがいや働きやすさなどポジティブな内容を質問するはずですからね。
不安材料がないか確認するために質問するのは有効ですが、先輩社員からするとネガティブな質問ばかりする就活生にはよい印象を抱きません。
悪い部分を引き出す質問は1つまでに決めて、できる限りプラス要素を引き出す質問をぶつけましょう。
企業側の視点に立って考えると、確かによい印象は抱かないものばかりでしたね。
立場を変えて考えるとわかりやすいよね。意識すれば改善できるものばかりだから、不要な減点をされないように注意しよう。
インターンシップの座談会で質問する際の基本的なマナー
インターンシップの座談会で避けるべきNG質問を紹介しました。
ですが座談会で注意すべきことは、質問内容だけではありません。
基本的なマナーも押さえていないと、低評価を受ける可能性があるので注意が必要です。
本章では、座談会で質問する際のマナーを紹介するので、NG質問と合わせて確実に理解しておきましょう。
【インターンシップの座談会で質問する際の基本的なマナー】
- 挙手をして指名されるのを待つ
- 簡単なお礼を述べて、大学名と名前を伝える
- 結論ファーストで簡潔に質問する
- お礼を述べて着席する
座談会で質問する際の基本的な流れは、上記のとおり。
特別難しい要素はありませんが、結論ファーストで簡潔に質問することはとくに重要ですね。
長々と話すと質問内容が伝わりにくいので、簡潔に話すことは徹底しましょう。
簡単な内容だからこそ、マナーを守れないと印象が悪いよ。どの企業の座談会でも基本的な流れは同じだから、上記を確実に頭に入れておこうね。
座談会があるインターンシップの探し方
では、座談会とセットで開催されるインターンシップの探し方を紹介します。
座談会の注意点がわかっても、そもそも参加機会がないと意味がないですからね。
僕がおすすめするインターンシップの探し方は、以下の3つです。
【座談会とセットで開催されるインターンシップの探し方】
- 気になる企業のインターン情報をチェックする
- 逆求人サイトを利用してインターンの勧誘を受ける
- インターンシップの専用サイトで探す
方法① 気になる企業のインターン情報をチェックする
まず考えられる方法は、気になる企業のインターン情報をチェックすることです。
インターンシップや座談会に参加したい企業が決まっている場合は、この方法が手っ取り早いのでベストですね。
インターンシップの詳細が書かれた専用ページなどを見れば、座談会の有無なども書かれていることが多いですよ。
応募したい企業がリストアップできている就活生は、まずは志望企業のインターン情報をチェックしてみてください。
方法② 逆求人サイトを利用してインターンの勧誘を受ける
2つ目は、逆求人サイトを利用してインターンの勧誘を受ける方法です。
逆求人サイトとは、プロフィールを登録しておくと、それを読んだ採用担当者からスカウトが届くタイプの就活サイトのこと。
待っているだけで自分のことを評価する企業と効率的につながれるため、逆求人サイトは僕がおすすめしている就活サイトのひとつです。
逆求人サイトでは、実はインターンシップのオファーも届くんですよね。
企業が「ぜひうちのインターンに参加してほしい」とオファーを送ってくるので、その後選考があってもスムーズに進むことが多いです。
また、自分の能力やスキルが発揮できるインターン内容である可能性も高いですよ。
サイトによって登録している企業がちがうので、最低でも2サイト以上を併用するのがコツです。
完全無料で利用できるので、活用しない手はありません。
インターンシップに限らず質の高いオファーを受け取りたい就活生は、この機会にぜひ逆求人型サイトに登録しておいてくださいね!
▼おすすめの逆求人サイトまとめ
» 逆求人サイトおすすめランキング【1位〜25位】就活のプロが厳選!
方法③ インターンシップの専用サイトで探す
インターンシップ専用サイトを使って探すのも1つの方法ですね。
条件を細かく指定して調べられるので、自分の希望条件にあったインターンを効率的に探せます。
僕がおすすめしているインターンシップ専用サイトは、以下の4つです。
【おすすめインターンシップ専用サイト4選 ※すべて完全無料】
- JEEK
ー日本最大級のインターンシップ情報サイト
ー職種や業界だけでなく、時給やエリア、曜日や時間帯での検索が可能
ーインターン採用者全員に「インターン支援金」を贈呈 - Wantedly インターン
ー月間150万人が利用するビジネスSNS「Wantedly」
ーSNS感覚で企業と繋がれ、インターン情報だけでなく人脈形成にも使える
- インターンシップガイド
ーインターン情報を3,000社以上掲載し、大学1年生からでも使えるサイト
ーインターンシップの体験談や参加までの流れなど役立つ情報が満載 - ゼロワンインターン
ー長期インターン特化の専門サイト
ー インターン期間満了で社長からの推薦状が貰え、人気企業からのスカウトも届く
上記のサイトも、もちろんすべて無料で利用できます。
前述の2つの方法でインターンシップが見つからない場合は、専用サイトの活用も検討するとよいでしょう。
気になる企業に直接申し込む以外の方法もあるのですね!
あまり知られていなくても有益な就活サイトはたくさんあるんだよね。とくに逆求人型サイトは一押しだから、まだ登録していない人がいたらこの機会にぜひ!
インターンシップで座談会を開催する企業例【5選】
実際インターンシップ時に座談会を開催している企業例を紹介していきます。
インターンシップのレポート情報や参加者の口コミなどをもとに紹介していくので、よりイメージを膨らませるためにもぜひ参考にしてください!
【インターンシップ時に座談会を開催する企業例】
- 株式会社サイバーエージェント
- LINE株式会社
- 株式会社メルカリ
- 花王株式会社
- 日本生命保険相互会社
① 株式会社サイバーエージェント
サイバーエージェントは、メディア事業・インターネット広告事業・ゲーム事業・投資育成事業などのビジネスを展開するメガベンチャーです。
「AbemaTV」や「グランブルーファンタジー」など、日常的に利用しているサービスも多いのではないでしょうか?
サイバーエージェントのインターンシップ体験談によると、飲食をしながら近い距離でお悩み相談がおこなわれたとのこと。
同イベントは美大生を対象としていたため、実績として提示するボートフォリオに関する質問が多かったようです。
サイバーエージェントは、毎年さまざまなインターンシップを開催しています。
内容・期間ともに幅広いインターンシップが開催されているので、興味のあるものがきっと1つは見つかりますよ。
サイバーエージェントのインターンシップの評判は別の記事で紹介しているので、気になる就活生はぜひあわせて確認してみてください。
② LINE株式会社
【企業HP】https://linecorp.com/ja/
LINEは、日常生活で欠かせない存在となったメッセンジャープラットフォーム「LINE」を手がける企業です。
エンターテイメント分野の「LINE MUSIC」や「LINEマンガ」、Fintech分野の「LINE Pay」や「LINE証券」なども有名ですね。
LINEでは、以下のような分野でインターンシップを開催しています。
実践的なインターンシップばかりなので、座談会目的でなくとも参加価値はとても高いです。
LINEのサービスに興味がある就活生は、ぜひインターンシップへの参加を検討してみてくださいね。
③ 株式会社メルカリ
【企業HP】https://www.mercari.com/
メルカリは、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」をミッションに掲げてビジネスを展開している会社です。
「メルカリ」や「メルペイ」など、一度は利用したことがある就活生が多いでしょう。
そんなメルカリも、座談会の場が設けられるインターンシップを開催していますよ。
たとえば、ソフトウェアエンジニアを育成するインターンシッププログラムでは、エンジニアと交流できる場が用意されたとのこと。
スキルを習得できるだけでなく、メガベンチャーの先輩社員とも交流できる場はかなり貴重ですよね。
メルカリは、国内外からのインターンを積極的に受け入れています。
1〜3ヵ月ほどのあいだ、正社員と変わらない環境で仕事に取り組めるので興味がある就活生は参加を検討してみましょう。
④ 花王株式会社
【企業HP】https://www.kao.com/jp/
花王は、洗剤や柔軟剤などの日用品を手がけている大手化学メーカーです。
「アタック」や「ハミング」など、花王の製品を愛用している就活生も多くいるでしょう。
そんな花王も、インターンシップのときに座談会を開催しているようです。
ワンキャリアを見ると、「花王のインターンシップでは座談会があった」との書き込みが複数見られました。
さまざまな職種の社員と交流する機会があるので、各部署の雰囲気が理解できるようですよ。
花王では、モノづくりの現場に直接触れられるインターンシッププログラムが提供されています。
化学メーカーへの就職を目指している人は、インターンへ参加してみるとよいでしょう。
なお、花王の採用大学や就職難易度などは以下の記事で解説しているので、興味のある就活生はぜひご覧ください!
⑤ 日本生命保険相互会社
日本生命は、生命保険業を中心にビジネスを展開している会社です。
日本では知らない人がいないような、生命保険業界を牽引する大企業ですね。
ワンキャリアの投稿を見るかぎり、日本生命もインターンシップ時に座談会を行っています。
グループワークなど課題に取り組んだあとに、先輩社員と交流できる場が設けられるようです。
ちなみに、日本生命で開催されているインターンシップのコースは以下のとおり。
【日本生命で開催されているインターンシップのコース】
- 営業企画・マーケティングコース
- 資産運用コース
- IT・デジタルコース
- アクチュアリーコース
- 海外事業コース
- お客様サービスコース
- 人材育成・採用コース
- ファイナンシャルプランニングコース
引用:日本生命保険相互会社「インターンシップ情報」
コースや参加場所を選択できるので、全国どこに住んでいても参加できます。
座談会はいずれのコースでも用意されていますよ。
オンラインで参加できるインターンシップも多くあるので、保険業界に興味がある就活生はぜひ参加を検討してみてくださいね!
なお、日本生命の採用大学などについても別記事で解説しました。
日本生命への就職を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
複数の企業が集まる小規模の座談会に参加するのもおすすめ
ここでは、インターンシップ時に座談会を開催している企業の事例を紹介しました。
しかし就活において座談会に参加できるのは、インターンシップで声をかけられたときだけではありません。
インターンシップ以外にも、座談会に参加できる機会は多くあります。
そのなかでもとくに僕がおすすめしているのは、いくつかの企業が集まる小規模の座談会です。
というのも数社が集まる小規模の座談会では、内定に直結することがよくあるんですよね。
座談会を利用して、自社と相性がいい人材を確保しようと考える企業は意外と多いんです。
ただ、就活生にはあまり知られていないので、小規模の座談会をうまく活用できている人はごくわずかです。
そこで、就活生時代に実際ぼくが参加していた”本当に参加価値のある座談会”を以下の記事でまとめました。
内定に直結する参加価値の高いイベントを知りたい就活生は、必見です。
インターンシップ時以外にも参加できる座談会があるのですね。内定に直結するイベントは非常に魅力的です!
内定獲得の可能性を高めたいなら参加しない手はないよ。少しずつ知名度が上がっているから、できるだけ早めに参加してみてね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
座談会に参加すると、先輩社員と交流できたりほかの就活生が疑問に感じることを知れるのがメリットです。
ただし、先輩社員とより距離を縮めたうえで質問できるのは、インターンシップのときに行われる座談会のみです。
よって企業のよりリアルな情報を引き出したいなら、座談会とセットで開催されるインターンシップへの参加が欠かせません。
この記事でご紹介したインターンシップの探し方を参考にして、有益な座談会つきのインターンに参加してみてくださいね!
ちなみに、この記事を読み終わったら「【内定直結のインターン実施企業】参加で内定が出る企業はどこ? 」も読んでみてください。
内定直結のインターンを行なっている企業をまとめています。
内定につながるインターンに参加したい人は、探し方も共有しているのでぜひ読んでください!
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- 座談会とは、企業で働く先輩社員と就活生が気軽な雰囲気で交流できる場のこと。
- さまざまな分野の企業が、インターンシップ時に座談会を開催している。
- 先輩社員との距離が近いことは、インターンシップ時に開催される座談会ならではのメリットである。
- 座談会でマイナス評価を受けないように、NG質問やマナーを把握しておくことが重要である。
- 座談会とセットで開催されるインターン情報は、逆求人型サイトや専用サイトなどでも収集できる。