就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は「就活座談会で聞くべき質問例」について解説していきます。
座談会に参加したことがない就活生は、どんな質問をすればいいかいまいちわからないですよね。
質問を考えておかないと、座談会で質の低い質問をしてしまいマイナス評価を受ける可能性があります。
その場の思いつきで質問すると的外れなことを聞くのはリスクがあるので、事前に質問内容を整理しておくことはとても重要ですよ。
この記事では、僕が考えるおすすめの質問を計29個紹介していきます。
後半では、避けるべきNG質問や基礎マナーも紹介しているので、座談会で悪印象を与えたくない人はぜひ最後まで読み進めてください!
座談会に適した質問を理解しておくべきですよね。
そうだね。合同説明会などと座談会はそもそも企業の狙いが違うんだ。よって、質問すべき内容も変わってくるんだよ。
- 就活座談会で聞くべき質問内容
- 就活座談会の質問例|仕事内容を深堀りする質問
- 就活座談会の質問例|会社のリアルな雰囲気を探る質問
- 就活座談会の質問例|求める人物像を探る質問
- 就活座談会の質問例|先輩社員の就活経験を探る質問
- 就活座談会の質問例|先輩社員が日々感じていることを探る質問
- 【要注意】就活座談会で避けるべき5つのNG質問
- 就活座談会の概要
- 就活座談会で質問する際に必ず押さえておくべきマナー
- 就活座談会についてよくある質問
- 本記事の要点まとめ
就活座談会で聞くべき質問内容
企業理解を深めるために、座談会ではどんな質問をすべきでしょうか?
僕が考える就活座談会で聞くべき質問は、以下のとおりです。
【就活座談会で聞くべき質問内容】
- 仕事内容を深堀りする質問
- 会社のリアルな雰囲気を探る質問
- 求める人物像を探る質問
- 先輩社員の就活経験を探る質問
- 先輩社員が日々感じていることを探る質問
仕事内容を深く理解することは、自分に適正があるか判断する上で欠かせません。
会社の雰囲気を探っておけば、新卒入社した会社を早期退職してしまうリスクを減らせます。
求める人物像が企業のホームページなどで公開されていない場合は、座談会の場で探っておくと選考を有利に進められるでしょう。
実際に企業から内定を得ている先輩社員の就活経験からは、志望動機などを作成する際のヒントがたくさん見つかります。
先輩社員が日々感じていることを聞けば、入社後のイメージができて自分との相性を判断しやすくなるはず。
座談会での質問内容を考える場合は、上記に当てはまる内容にするとよいでしょう。
座談会での質問に自信がない就活生は練習しておこう
ちなみに、座談会で質問することに自信がない就活生は、事前に質問の練習をしておくといいですよ。
大学では社会人と会話する機会が少ないので、いざ座談会に参加したときに萎縮してしまう就活生は少なくありません。
座談会でうまく質問できないと、企業情報を集める貴重な場を無駄にしてしまいますし、消極的な印象を抱かれるリスクもあります。
よって社会人と接する機会が少ない就活生は、事前に質問の練習をした上で座談会に参加するのが望ましいです。
質問の練習手段として僕がおすすめするのが、就活サイトを効果的に使うこと。
これまで100以上の就活サイトを見てきたなかで、絶対に使ってほしいのが「Offerbox(オファーボックス) 」と「ミーツカンパニー就活サポート」です。
スカウトが届いた企業の担当者や、サポートしてくれる就活エージェントなど就活を進めながら社会人と関われるんですよね。
上記の2サイトで社会人とのやり取り(会話)に慣れていくと、座談会でもスムーズに質問できるようになります。
内定を獲得するのにも有効なサイトなので、上記の2サイトは必ず利用しましょう!
ちなみに、以下の記事で就活を7年以上研究してきた僕が心からおすすめできる就活サイトを6つだけピックアップして紹介しています。
僕がいま就活生だとしたら絶対に使うサイトだけを厳選したので、ぜひ参考にしてください!
なるほど。逆求人型サイトや就活エージェントで社会人の人とやり取りすることで、座談会での質問に慣れるわけですね!
そのとおり。内定につながる可能性もあるし、就活生なら絶対に活用すべきサイトだよ。賢い就活生はうまく使ってるから、まだ登録していない人はこの機会にぜひ!
就活座談会の質問例|仕事内容を深堀りする質問
ではここからは、僕が考える座談会で聞くべき質問例を紹介していきます。
前章で紹介した「座談会で聞くべき質問の特徴」ごとに解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
まずは、仕事内容を深堀りする質問例について見ていきましょう。
【仕事内容を深堀りする質問例】
- 〇〇さんの主な業務内容を教えてください
- 1日の大まかな仕事の流れを教えてください
- 入社直後はどんな業務をおこないましたか?
- 御社の業界での立ち位置を教えてください
- 今後どのような変化が必要になるとお考えですか?
- 部門間の交流は活発ですか?
- ジョブローテーションは活発におこなわれていますか?
質問例① 〇〇さんの主な業務内容を教えてください
【質問の意図】
- 業務内容の適正があるか確かめるため
- 自己PRの質を上げるため
1つ目は、座談会に参加する先輩社員の主な業務内容を聞く質問。
これは、自分に適正がある業務内容であるか確かめるのに効果的な質問ですね。
座談会には、さまざまな職種の先輩社員が参加することが多いです。
よって自分が気になる職種の業務内容を聞くことで、入社前に適正を判断できます。
また希望職種の理解を深めることで、自己PRの質を高めることも可能。
話を聞いた上で仕事に活かせそうな自分の強みがあれば、積極的に関連付けて話すとよいでしょう。
質問例② 1日の大まかな仕事の流れを教えてください
【質問の意図】
- 希望職種における適正を判断するため
- 自分が希望する仕事ができるか確認するため
1日の大まかな仕事の流れを聞く質問です。
ざっくりでも仕事の流れを聞くと、自分に適正がありそうかどうか判断しやすいんですよね。
希望職種がある場合は、同職種を担当している先輩社員に質問するのがベスト。
職種自体は希望しているものでも、実際の仕事内容を聞くと、自分がやりたい仕事の割合が少ないことは珍しくありません。
自分が希望している仕事ができるか確かめるためにも、1日の大まかなスケジュールは質問しておくとよいでしょう。
質問例③ 入社直後はどんな業務をおこないましたか?
【質問の意図】
- 入社後のイメージを膨らませるため
- ミスマッチを防止するため
次に紹介するのは、先輩社員が入社直後におこなった業務について聞く質問です。
先輩社員が入社してすぐにおこなった業務は、自分が新卒入社した後にも同様に任される可能性が高いですよね。
つまり先輩社員が任せられた業務を聞いておけば、入社後をイメージした状態で就職するかどうかを考えられます。
もちろんイメージした時点であまり魅力的に感じない場合は、選考に進まないという判断もできます。
企業・就活生の双方にメリットがないミスマッチを防ぐためにも、座談会の場を利用して質問しておくとよいでしょう。
質問例④ 御社の業界での立ち位置を教えてください
【質問の意図】
- 企業理解を深めるため
- 志望動機や自己PRの質を上げるため
4つ目は、企業の業界での立ち位置を聞く質問です。
これは、企業理解を深めるために非常に効果的な質問ですね。
実際に会社で働く先輩社員から聞いた話をもとに選考に臨むと、企業研究の深さを評価され好印象を与えられる可能性があります。
志望動機や自己PRなどとうまく絡められたら、きっとよい評価を受けられるでしょう。
ただしこの質問は、唐突に聞くと「企業研究が不足している」ような印象を与えるリスクもあります。
よって業界での立ち位置を聞く際には、最初に自分の考えを述べた上で質問することを意識しましょう。
質問例⑤ 今後どのような変化が必要になるとお考えですか?
【質問の意図】
- 企業理解を深めるため
- 将来性のある会社かどうか確かめるため
5つ目の質問は、会社の発展のために何が必要だと考えるか聞くこと。
この質問の意図も、企業理解を深めて選考時に役立てることですね。
「先輩社員が今何を必要と感じるか」を聞くと、会社に不足しているものが見つかりやすいです。
とくに若手社員はフラットな視点で会社を見れていることが多いので、的確な意見や斬新なアイデアをもらえることも珍しくありません。
曖昧な回答しか得られなかったら、会社の発展のために尽力している社員が少ないと判断できますよ。
将来性のある会社かどうか判断する上でも、有効な質問といえるでしょう。
質問例⑥ 部門間の交流は活発ですか?
【質問の意図】
- 会社で学べる仕事内容の幅を確認するため
6つ目は、部門間の交流が活発であるかを聞く質問です。
部門間の交流が活発な会社では、自分が所属する部署以外の方とも関わる機会が多いと考えられますよね。
よってより多くの仕事に関わりたいと考えている就活生は、部門間の交流が活発な会社のほうが向いている。
反対に、1つの部署の仕事を極めるスペシャリスト志向の就活生には、ほとんどの業務が自部署だけで完結する会社が向いています。
一概にどちらがよいとはいえませんが、個々人の志向に合った会社に入らないと違和感を覚える可能性があります。
より自分に合った企業に入社するためにも、志望企業で学べる仕事内容の幅は確認しておくとよいでしょう。
質問例⑦ ジョブローテーションは活発におこなわれていますか?
【質問の意図】
- 自分にとっての理想的なキャリアを歩める会社であるか確かめるため
最後7つ目は、 ジョブローテーションの活発さについて聞く質問です。
ジョブローテーションとは、定期的に部署を異動させることで1人の社員が持つスキルや経験の幅を広げること。
つまり、どんどん新たな業務に挑戦したいと考えている就活生には、ジョブローテーションが活発な会社が適しています。
逆に「営業力を極めたい」など特定の職種・スキルにこだわりがある人は、部署異動が少ない企業のほうが向いていますね。
ジョブローテーションについても、どちらがよい・悪いといった明確な答えはありません。
自分が理想とするキャリア像について考え、希望が叶えられそうな会社を選ぶことが大切です。
業務内容に関する質問は、自分との相性のよさを確認するために重要なのですね。
そのとおり。ネットの情報だけでは、仕事内容についてわからないことが多いからね。自分で聞きたいことが思いつかない場合は、上記の質問をぶつけるといいよ!
就活座談会の質問例|会社のリアルな雰囲気を探る質問
次に本章では、会社のリアルな雰囲気を探る質問例を紹介していきます。
社風や空気感を探る際におすすめの質問は、以下の5つです。
【会社のリアルな雰囲気を探る質問例】
- 実際の職場の雰囲気はどのような感じですか?
- 社員同士の交流は活発ですか?
- お昼休みはどのように過ごしている方が多いですか?
- どのような性格の社員が多いですか?
- 働きやすさを感じるポイントがあれば教えてください
質問例① 実際の職場の雰囲気はどのような感じですか?
【質問の意図】
- リアルな職場の雰囲気を確かめるため
1つ目は、社内のリアルな雰囲気を聞く質問です。
この質問の意図は、ホームページなどからはわからない会社の空気感を確かめること。
本当に雰囲気がよく社員同士の仲がいい会社なら、自然と明るい答えが返ってきます。
一方ギスギスした雰囲気の会社では、回答までに一瞬の間があったり、その場だけのような濁した答えが返ってきたりします。
感覚的な話にはなりますが、先輩社員の答え方でなんとなくよい雰囲気の会社かどうか判断できるものですよ。
雰囲気が悪い会社ではストレスを感じやすいので、座談会の場を利用して社風や空気感に問題がないか確認しておきましょう。
質問例② 社員同士の交流は活発ですか?
【質問の意図】
- 社員同士の交流の程度が自分に適しているかチェックするため
次に紹介するのは、社員同士の交流の活発さについて聞く質問です。
社員同士のコミュニケーションをどれくらい必要とするかは、人によって異なります。
ゆえに、自分が求めるコミュニケーション量とかけ離れた会社では、精神的な負担を感じる可能性が高いです。
たとえば、できる限り一人で仕事をおこないたい人は、社員同士の交流が活発な会社ではきっとストレスを感じやすいですよね。
上記のような環境では、人間関係の悩みも生じやすいことが容易に予測できます。
悩みのタネとなりやすい部分なので、社員同士の交流の活発さはチェックしておくとよいでしょう。
質問例③ お昼休みはどのように過ごしている方が多いですか?
【質問の意図】
- 素が出やすい休憩時間の過ごし方を聞くことで、会社の実態を確認するため
3つ目は、お昼休憩の過ごし方について聞く質問。
お昼休みは各々が自由に過ごせるので、会社の実態が反映されやすいんですよね。
雰囲気のよい会社では、社員同士が仲良く交流していたり、ランチに出かけたりすることが習慣化されています。
対して雰囲気が悪い会社では、さっと昼食を済ませて仕事をする社員がいることも珍しくありません。
座談会の場でどこまで正直にいってもらえるかは先輩社員によりますが、相手が前のめりになって話をしてきたらよい雰囲気の会社といえるはず。
ある程度リアクションで判断する必要はありますが、リアルな雰囲気を探りたい人は質問をぶつけてみるとよいでしょう。
質問例④ どのような性格の社員が多いですか?
【質問の意図】
- 自分に合った社員が多いかどうか確かめるため
続いては、どんな性格の社員が多いかを確かめる質問です。
この質問によって社員の特徴を把握しておけば、入社後に人間関係で悩む可能性を大きく減らせます。
自分と合わない性格の社員が多いと感じたら、選考に進むのをやめるだけですからね。
反対に、似た性格の社員が多いとわかったら、人間関係について心配することなく選考に臨めます。
長期的に働く上で、やはり人間関係は非常に重要です。
新卒入社した会社で後悔しないように、どんな社員が多いか確認しておきましょう。
質問例⑤ 働きやすさを感じるポイントがあれば教えてください
【質問の意図】
- 先輩社員が会社のどこに満足しているか確認するため
そして最後5つ目は、先輩社員が働きやすさを感じる点を聞く質問です。
この質問のポイントは、「仕事のやりがいや魅力」ではなく「会社の働きやすさ」を聞くこと。
会社の働きやすさを聞くことで、社風に関係することを引き出しやすいんですよね。
必然的に仕事以外の答えとなるので、会社のリアルな実態を探る際には非常に有効な質問です。
いわずもがなですが、すぐに回答がない場合は怪しいと考えてOKですよ。
どんどん働きやすさを教えてくれる会社であれば、迷わず入社を検討するとよいでしょう。
会社の空気感が自分と合わないと、早期退職につながる可能性が非常に高いよ。ストレスの原因にもなりやすいから、社風は必ず確認しておこう。
就活座談会の質問例|求める人物像を探る質問
続いてこの章では、求める人物像を探る質問例を紹介していきます。
求める人物像を探る際におすすめの質問は、以下の6つです。
【求める人物像を探る質問】
- 御社ではどのような人材が活躍されていますか?
- 新入社員に求める能力やスキルがあれば教えてください
- 〇〇さんはどのような部下が欲しいと思われますか?
- 〇〇部署に必要な素質があれば教えてください
- 御社ではどのような人材が評価されますか?
- 今のうちからやっておくと、入社後に役立つことがあれば教えてください
質問例① 御社ではどのような人材が活躍されていますか?
【質問の意図】
- 事実として、どんな人材が活躍しているかを知るため
1つ目は、実際にどんな社員が活躍しているかを確かめる質問です。
この質問の意図は、現在進行系で活躍している社員の特徴を把握すること。
事実として会社に貢献している社員は、新卒採用における求める人物像としても理想的だと考えられますからね。
会社の重要人物と同じような働きができるとイメージしてもらえたら、内定をもらえる可能性は非常に高いはず。
もしあまりにも自分とかけ離れた特徴だったら、相性が悪いと判断しても構いません。
求める人物像を探りたいときには、会社で活躍している人材の特徴を聞くとよいでしょう。
質問例② 新入社員に求める能力やスキルがあれば教えてください
【質問の意図】
- より直接的に、どんな能力・スキルが求められているか確かめるため
2つ目は、新入社員に求める能力やスキルを直接的に聞く質問です。
これは文字通り、新入社員に必要とされる能力などを把握するための質問ですね。
必要とされる能力やスキルがわかれば、選考時に的確にアピールできます。
仮に座談会に参加した時点で能力が不足していたとしても、選考時までに何らかの実績を作れば問題ありません。
求人情報などに求めるスキルなどが書かれていない場合は、座談会の場を利用して質問するとよいでしょう。
質問例③ 〇〇さんはどのような部下が欲しいと思われますか?
【質問の意図】
- 実際の現場で必要とされる人材の特徴を探るため
次におすすめなのが、座談会に参加した先輩社員が欲する部下の特徴を聞く質問。
座談会には、実際の現場で働く若手社員が参加することが多いです。
よって先輩社員が欲する人材像を聞くと、現場で活躍するために必要とされる能力などがよくわかります。
出世するためにはまずは現場で成果をあげることが重要なので、長期的に考えると現場で活躍できるかどうかは非常に大事です。
年齢が近い先輩社員と良好な関係を築くためにも、若手社員が欲する部下の特徴を探っておきましょう。
質問例④ 〇〇部署に必要な素質があれば教えてください
【質問の意図】
- 希望部署において求められる能力やスキルを探るため
4つ目は、特定の部署において必要とされる素質を探る質問です。
これは座談会に参加した時点で、希望の部署がある場合におすすめしたい質問ですね。
希望部署において必要な素質がわかれば、自分に向いているかどうかを判断できます。
もし自分に適していれば選考時にアピールできますし、向いていなければエントリーをしなければいいだけですよね。
求める人物像を探れるだけでなく、ミスマッチの防止にも効果があるわけです。
ある程度働きたい部署が決まっている場合は、同部署で必要とされる能力や資質を探ってみるとよいでしょう。
質問例⑤ 御社ではどのような人材が評価されますか?
【質問の意図】
- 人材評価をする上で、どんなことを基準としているか探るため
5つ目は、人材評価において何が重視されているかを探る質問です。
この質問をすると、企業にとって優先順位の高いことが何かを把握できます。
たとえば「上司や同僚と良好な関係を築くこと」が重要視されている場合は、部署内での交流やコミュニケーションが大切だとわかります。
上記のような会社なら、きっと新入社員にもコミュニケーション能力が求められますよね。
つまり求める人物像・能力を探る上でも、人材評価の基準を聞くことは有効です。
評価基準が自分と合わない会社ではモチベーションも維持しにくいので、座談会など早い段階で確認しておくとよいでしょう。
質問例⑥ 今のうちからやっておくと、入社後に役立つことがあれば教えてください
【質問の意図】
- 選考時にアピール材料にできそうなヒントを得るため
最後6つ目は、入社前にやっておいたほうがよいことを探る質問。
この質問の意図は、選考時のアピール材料となりそうなヒントを得ることです。
会社が必要とすることを直接聞き出した上で実践すれば、選考時にプラス材料になることは間違いありません。
もちろんただ聞き出すだけでなく、実践することが大変だし重要なんですけどね。
「やっておいたほうがよいこと」を質問すると、なぜその能力やスキルが必要とされるかも説明される可能性が高いです。
求める人物像も探れる効果的な質問なので、ほかに聞きたいことがない場合はぜひ座談会の場で質問してみてくださいね。
企業が必要とすることを把握しておけば、選考時に的確にアピールできそうですね!
逆算することで、アピール内容も考えやすくなるしね。ホームページなどで求める人物像が公開されていない場合は、上記の質問をして探ってみるといいよ!
就活座談会の質問例|先輩社員の就活経験を探る質問
次に、先輩社員の就活経験を探る質問例を紹介していきます。
先輩社員の就活経験を探る際におすすめの質問は、以下の5つです。
【先輩社員の就活経験を探る質問】
- 〇〇さんの入社理由を教えてください
- 〇〇さんが就活する上で重視されていたことは何ですか?
- 同期にはどんな志望理由の方が多いですか?
- 多くの同業他社があるなか、なぜ現在の会社に入社したのですか?
- 学生時代の経験で、就活に活かせたことはありましたか?
質問例① 〇〇さんの入社理由を教えてください
【質問の意図】
- 志望動機を作成する際のヒントにするため
1つ目は、座談会に参加している先輩社員の入社理由を聞く質問です。
質問の意図としては、志望動機を作成する際のヒントにすることですね。
当然のことですが、先輩社員はアピールに成功したので企業で働けています。
よって先輩社員の入社理由を聞けば、同企業において評価された志望動機を探れる可能性が高いです。
座談会はフランクな雰囲気であることが多いので、状況によっては志望理由として語った内容を追加で質問してもよいでしょう。
質問例② 〇〇さんが就活する上で重視されていたことは何ですか?
【質問の意図】
- 先輩社員が重視していたことが同企業で叶えられているか探るため
続いては、先輩社員が就活において重視していたことを探る質問。
この質問の答えは「現在の会社で実際に叶えられているか」という結果とセットで話されることが多いです。
つまり一見すると就活経験を聞いているようですが、同企業の珍しい情報を得られる効果的な質問であるわけですね。
また、先輩社員が重視することが自分の価値観とかけ離れていたら、その会社とは相性が悪いとも判断できます。
意外と聞かれることが少ない質問なので、先輩社員の素直なリアクションを見れる点もメリットですね。
信頼できそうな社員が座談会に参加している場合は、ぜひこの質問をぶつけてみてください。
質問例③ 同期にはどんな志望理由の方が多いですか?
【質問の意図】
- 会社との相性がよいか探るため
3つ目は、先輩社員の同期にどんな人材がいるかを聞く質問です。
同期にどんな人材が多いかを聞くと、自分がその会社に適した人材であるかを判断しやすくなります。
たとえば「行動力や積極性がある人材が多い」と回答された場合。
自分も似た長所を持っているなら、相性のよい会社であると考えられます。
反対に、じっくりと時間をかけて行動を起こすタイプであれば、同社とはあまり相性がよくないといえそうですよね。
座談会には数人の先輩社員しか参加しませんが、同期の話を聞けば会社の全体的な傾向を把握できます。
ミスマッチを防止するための1つの質問として、同期の特徴を聞くのもアリですね。
質問例④ 多くの同業他社があるなか、なぜ現在の会社に入社したのですか?
【質問の意図】
- 同業他社よりも優れた点を聞き出すため
4つ目は、同業他社と比較した際の会社のよさを聞く質問。
この質問の意図は、同業界のほかの企業よりも優れた点を探ることです。
企業研究をしていて、同業界の複数企業の違いがよくわからないことはありませんか?
ネットや本の情報だけでは、特別な違いがわからないことは多いと思います。
実際に会社で働く先輩社員は、業界のリアルな情報を持っており他社との違いにも詳しいことが多いです。
会社の独自性やほかにはないメリットなどを聞き出したいときには、同業他社より優れた点を質問するとよいでしょう。
質問例⑤ 学生時代の経験で、就活に活かせたことはありましたか?
【質問の意図】
- その企業から内定を得る上で評価された内容を探るため
最後5つ目は、就活時に活かせた学生時代の経験を探る質問です。
前述したように、先輩社員はアピールに成功したために内定を得て働いています。
よって先輩社員が就活時に語ったエピソードを聞けば、同企業において高評価を得られるアピール内容を予測できます。
高評価を得られそうな内容がわかれば、選考時に語るべき自分の強みなども逆算して考えやすくなりますよね。
企業から評価された実績がある先輩社員のエピソードは非常に貴重です。
とくに志望度の高い企業の座談会に参加する場合は、先輩社員の体験談を積極的に探りましょう。
たしかに先輩社員は内定を得た経験があるわけなので、体験談を聞くと非常に参考になりますね!
そうなんだよね。座談会は先輩社員と交流できる貴重な場だから、最大限活用すべきだよ。
就活座談会の質問例|先輩社員が日々感じていることを探る質問
続いて、先輩社員が日々感じていることを探る質問例を紹介していきます。
先輩社員の日々の考えを探る際におすすめの質問は、以下の6つです。
【先輩社員が日々感じていることを探る質問】
- 〇〇さんが仕事でやりがいを感じる場面を教えてください
- 現在の仕事で大変なことは何ですか?
- 入社後に感じたギャップはありますか?
- 将来的な展望があれば教えてください
- モチベーション維持のために意識していることはありますか?
- 休日はどのようなことをしてリフレッシュしていますか?
質問例① 〇〇さんが仕事でやりがいを感じる場面を教えてください
【質問の意図】
- 先輩社員がその企業に心から満足しているか確かめるため
1つ目は、仕事でやりがいや達成感を覚える場面を聞く質問です。
これは、先輩社員が企業に満足しているか確認するために効果的な質問ですね。
この質問に対してすぐに回答をしてくれるなら、先輩社員はその企業に満足しているとわかります。
多くの回答がもらえる場合も、働きがいがある優良企業だと判断できるでしょう。
逆にさっと答えてもらえなかったり、抽象的な回答が返ってきたりしたら要注意。
早期退職したくなる可能性が高いので、やりがいを感じられなさそうであれば避けるのが無難ですね。
質問例② 現在の仕事で大変なことは何ですか?
【質問の意図】
- 先輩社員の反応を見て、仕事がきつすぎないか確認するため
2つ目は、先輩社員が仕事で大変に感じていることを聞く質問。
この質問の意図は、先輩社員のリアクションを見て仕事が大変すぎないか確認することです。
もし仕事がきつすぎる会社なら、大変そうなエピソードがたくさん出てくるはず。
やりがいや魅力を聞いたときよりもエピソードが多ければ、いいことよりも悪いことが多い会社だと予想できますよね。
反対にきつすぎて、苦笑いをされるようなケースもあるかもしれません。
また感覚的な話にはなりますが、直接反応を見ると先輩社員がどのように感じているかなんとなくわかるはずです。
ポジティブな質問をしたときの反応と比較しつつ、会社の実態を探りましょう。
質問例③ 入社後に感じたギャップはありますか?
【質問の意図】
- 入社後に感じる可能性が高いギャップを事前に把握するため
入社後に感じたギャップを聞くのも、おすすめの質問ですね。
大変な部分を聞く場合と似ていますが、会社の実態を把握するのに効果的な質問です。
座談会の場には、入社して数年しかたっていない若手社員が多く参加します。
よって座談会でこの質問をすると、自分が入社後に感じる可能性が高いギャップを事前に把握できるわけです。
聞き出したギャップがひどすぎると感じたら、選考に進まなければOK。
後悔する可能性を下げられる質問なので、ぜひ様子を見てぶつけてみてください。
質問例④ 将来的な展望があれば教えてください
【質問の意図】
- 将来的なビジョンを持てるような環境であるか探るため
4つ目は、先輩社員の将来的な展望を聞き出す質問。
もしその会社で生き生きと働けているなら、将来に対する何らかのビジョンを持っているはずですよね。
逆に日々の仕事をこなすだけで精一杯になっていたら、将来のことなどは考える余裕すらないでしょう。
つまり将来の展望を聞くと、先輩社員がどのくらい精神的余裕を持って働けているかを予想できます。
将来のことを考える余裕がない企業は、当然よい環境とはいえません。
精神的ゆとりを持って働ける企業に就職するためにも、座談会で質問できそうであれば聞いておくとよいでしょう。
質問例⑤ モチベーション維持のために意識していることはありますか?
【質問の意図】
- リアクションを見て、モチベーション維持に苦戦しているか探るため
続いては、仕事のモチベーションを維持する方法を聞く質問です。
これは、先輩社員がモチベーション管理に苦戦しているかどうか探る質問ですね。
そもそも心からやりがいを感じられていたら、モチベーションは管理する必要がありません。
自分で自分を鼓舞しなくても、仕事がしたいと思えるわけですからね。
よってモチベーション維持に苦戦している印象を受けたら、その会社では自分も同様の悩みを持つ可能性が高いです。
モチベーション管理に苦戦したくない人は、事前に質問をして確認しておきましょう。
質問例⑥ 休日はどのようなことをしてリフレッシュしていますか?
【質問の意図】
- ストレスを感じすぎていないか確かめるため
最後6つ目は、先輩社員の休日の過ごし方を聞く質問。
この質問からは、先輩社員がストレスを感じすぎていないかを探れます。
というのも多くのストレスを感じていたら、リフレッシュする余裕すらないから。
「休日は寝て過ごしていたら終わる」や「一日中家にこもっている」といった回答をされた場合は、仕事の負担が大きすぎるのかもしれません。
もちろんリフレッシュ方法は人によって異なるので、一概にはいえないですけどね。
ただ、先輩社員に覇気がないような印象を受けたら、ストレスの大きい職場である可能性を考えるとよいでしょう。
【要チェック】参加すべき就活座談会とは?
ここまで、座談会で聞くべきおすすめの質問を計29個紹介してきました。
しかし、そもそも座談会に参加するために、具体的にどんなサービスを使えばよいかわからない就活生は少なくないと思います。
そこで今回、僕がおすすめする座談会をランキング形式でまとめました。
無料で使えて、さらに内定に直結する可能性があるサービスを紹介しています。
”どこで就活座談会を探せばいいかわからない””参加すべき座談会が知りたい”といった人に必ず役立つ記事となっているので、ぜひ参考にしてください!
内定に直結するような座談会もあるのですね!ぜひ参加してみたいです!
就活生の本音を聞き出せる座談会に参加する企業は、採用意欲の高いところが多いんだよね。徐々に参加企業も増えているから、ぜひうまく活用するといいよ!
【要注意】就活座談会で避けるべき5つのNG質問
次にこの章では、前述の内容とは反対に「避けるべきNG質問」について解説します。
NG質問を把握しておかないと、座談会を通してマイナス評価を受けかねません。
意外とNG質問をしてしまう就活生は多くいるので、不要な減点をされないように確実に押さえておきましょう。
【就活座談会で避けるべき5つのNG質問】
- すでに説明された内容を再度聞く質問
- ネットで簡単に調べられる内容を聞く質問
- 待遇や福利厚生に関する質問
- 自己PRが目的だと感じられるような質問
- 会社のネガティブな要素を引き出す質問
NG質問① すでに説明された内容を再度聞く質問
1つ目は、すでに説明された内容を再度聞く質問です。
より詳細に解説すると、座談会の前に開催されることが多い「会社説明会」で話された内容について、再度聞いてしまうことですね。
このNG質問をしてしまう就活生は本当に多い。
すでに説明された内容について聞くのは「しっかり話を聞いていませんでした」と自ら伝えているようなものです。
話を聞いていないような就活生には、もちろんよい印象は抱かないですよね。
このケースは、NG質問をしている自覚がない点が恐ろしいところ。
先輩社員に同じ説明をさせないように、高い集中力を維持して話を聞きましょう。
NG質問② ネットで簡単に調べられる内容を聞く質問
ネットで調べられるような内容について尋ねる質問もNGですね。
十分な企業研究をおこなっていないことが、もろに伝わってしまうからです。
志望度の高い企業なら、ネットを使ってできる限り多くの情報を調べるはず。
自分で調べられるような内容をわざわざ質問をする就活生は、入社意欲や志望度が低いと思われても仕方ありません。
座談会では、先輩社員に直接聞かないとわからないようなことを聞くのが理想的です。
マイナス評価を受ける可能性があるだけでなく、企業の方にも失礼なので、少なくともネットで調べられる内容を尋ねるのは避けましょう。
NG質問③ 待遇や福利厚生に関する質問
3つ目は、待遇や福利厚生に関する質問です。
というのも条件面に関する質問ばかりすると、仕事内容や社風などには関心がないと思われる可能性があるから。
企業側の視点にたって考えると、労働環境ばかり気にしている就活生はすぐに辞めそうな感じがしませんか?
自社よりも条件がいい会社が見つかったら、すぐに転職してしまいそうですよね。
待遇などが気になる気持ちもわかりますが、座談会の場で質問するのは避けるのが無難です。
個人的には、内定獲得後に質問するのが理想的だと考えていますね。
NG質問④ 自己PRが目的だと感じられるような質問
4つ目のNG質問は、自己PRが目的だと感じられるような内容です。
具体的には、「私の強みは〇〇ですが、御社ではこの強みを活かせますか?」といった質問のことですね。
少しでも自分をよく見せたい気持ちはわかりますが、座談会の場で自己PRをすると協調性がないと思われる可能性が高いです。
座談会は相互理解を深めることが主目的であり、決して就活生のアピールの場ではありません。
実際に選考に進んでから、逆質問を求められた際に聞くのはアリですけどね。
座談会では、周囲に配慮できるかどうかを見られていることもあるので、自分本位な質問は控えましょう。
NG質問⑤ 会社のネガティブな要素を引き出す質問
そして最後5つ目は、会社のネガティブな要素を引き出す質問です。
なぜなら、ネガティブな部分ばかりに着目している就活生からは、入社意欲があるように感じられないから。
本気で入社したいと思う企業であれば、悪いところよりもよい部分が気になるはずですよね。
会社の悪い部分ばかり引き出そうとする就活生には、どうしてもよい印象は抱きにくいものです。
もちろん、入社前に大変な部分を確認しておきたい気持ちもわかりますけどね。
どうしてもネガティブな部分を聞きたい場合は1つまでにして、明るいテーマの質問もぶつけるようにしましょう。
一つひとつのNG理由を知ると、マイナス評価につながる可能性があるとよくわかりますね。
そうだよね。ただ単純な内容ばかりだから、意識すれば防げるはずだよ。繰り返し復習して、もったいないミスはゼロにしようね。
就活座談会の概要
そもそもの「座談会」の概要も共有していきますね。
座談会とは、企業の社員と就活生が気軽に交流できる場のこと。
就活生から質問を募集して、その質問に対して企業の先輩社員が回答する形で進行されることが一般的です。
座談会の主な種類は、以下のとおり。
【座談会の種類】
- 会社説明会の後におこなわれる座談会
- 会社説明会と同時におこなわれる座談会
- 選考途中におこなわれる座談会
- 複数の企業が合同でおこなう座談会
基本的には、会社説明会の後に座談会の時間を設けられることが多いですね。
ただ、一次面接後など選考途中でおこなわれたり、複数の企業が合同で開催したりする座談会も存在します。
企業が就活座談会を開催する目的
では、企業はどんな目的で座談会を開催しているのでしょうか?
企業は社員の貴重なリソースを割いているわけなので、何らかの目的がないと座談会は開催されないはずですよね。
さっそく結論をいうと、企業が座談会を開催する目的は以下のとおり。
【企業が座談会を開催する目的】
- 就活生に、企業理解を深めてもらうため
- 企業側も、就活生の理解を深めるため
つまり座談会は、企業・就活生が相互理解を深めるために開催されています。
企業に適した人材を採用できる可能性を高めるために、相互理解を深めるための場を設けているわけですね。
ミスマッチが起こると双方にとってデメリットしかないので、企業側が貴重なリソースを使っているのも当然のことでしょう。
座談会は企業理解を深める場として非常に有用なので、少しでも気になる企業があれば積極的に参加することをおすすめします。
企業側としても、就活生に自社の理解を深めてもらうことを目的としているのですね!
そのとおり。ネットの情報だけでは、どうしてもわからないことが多いからね。先輩社員もフランクに話してくれるし、めちゃくちゃ参考になるよ!
就活座談会で質問する際に必ず押さえておくべきマナー
就活座談会で質問する際の基礎マナーを解説します。
質問内容も大事ですが、質問時のマナーを守らないと当然印象は悪いです。
座談会で質問する際の基本的な流れを紹介するので、NG質問同様に確実に理解しておきましょう。
【座談会で質問する際の基本的な流れ】
- 挙手をして指名されるのを待つ
- 簡単なお礼を述べて、大学名と名前を伝える
- 結論ファーストで簡潔に質問する
- お礼を述べて着席する
座談会で質問する際には、まずは挙手をして指名されるのを待ちます。
指名されたら、「貴重なお話をありがとうございました」など会社説明を受けたことに対するお礼を述べ、「〇〇大学の〇〇と申します」と簡単に自己紹介をしてください。
簡単な挨拶が終わったら、結論ファーストで簡潔に質問をします。
質問に対する回答をもらったら、お礼を述べてから着席してください。
どの座談会でも質問の流れは上記であることが多いです。
イベントへの参加経験がない就活生は、事前にシュミレーションしておきましょう。
結論ファーストで簡潔に質問することはとくに大事。ダラダラ質問するとそれだけで悪印象だから、短い言葉でわかりやすく質問しようね!
就活座談会についてよくある質問
最後に、就活座談会についてよくある質問を共有します。
就活座談会への参加を控えている人は、事前に確認しておいてくださいね!
【就活座談会についてよくある質問】
- 就活座談会ではやっぱり質問をした方が好印象ですか?
- 就活座談会に参加することは選考で有利に働きますか?
質問① 就活座談会ではやっぱり質問をした方が好印象ですか?
就活座談会では、質問をした方が印象は良くなるでしょう。
しかし、質問をしなかったからといってマイナスな印象になるわけではありません。
ですが、企業側の担当者の立場で考えてみてください。
やはりどんどん質問してくれる就活生をみると、「うちの会社に興味をもってくれているんだな」と感じますよね。
質問をしないことで印象が悪くなるわけではないですが、好印象を持ってもらいたい!入社意欲をアピールしたい!という人は積極的に質問するのがおすすめです。
質問② 就活座談会に参加することは選考で有利に働きますか?
就活座談会に参加することで、選考が有利になるのか気になる人も多いですよね。
結論、座談会への参加が選考結果に影響する可能性は低いです。
座談会の目的はあくまで相互理解ですからね。
ただ、採用担当者も人なので、座談会で与えた好印象が選考に繋がる可能性は十分にあります。
また、内定直結型の座談会を開催しているイベントもあるんです。
このあたりの詳しい内容については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる人は一度確認しておいてください。
選考で有利にならなくても好印象を持ってもらえる可能性はあるんですね!
志望度の高い企業ほど、社員の方と関われる機会は逃さないようにしよう!座談会などで好印象を持ってもらうことは、選考においてマイナスになることはないからね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
座談会の概要や聞くべき質問の特徴、具体的にすべき質問例などについて網羅的に解説してきました。
座談会は、企業・就活生が相互理解を深めるために開催されています。
よって自分と相性が悪い企業への入社を避けるためにも、企業理解を深められる座談会の場はうまく活用しないと損です。
もちろん自分が気になることを聞くのがベストですが、今回紹介したような質問をすれば企業理解が深まることは間違いありません。
本記事で紹介した質問例を参考にて、ぜひ座談会の場を有効活用してくださいね。
ちなみに、この記事を読み終わったら「【会社説明会でおすすめの質問例30選】そのまま使える質問からマナーまで徹底解説! 」も読んでみてください。
座談会ではなく、会社説明会でおすすめの質問をまとめています。
座談会と会社説明会、どちらも企業理解を深めるうえで貴重な機会なので、ぜひ参考にして事前に質問を準備しておきましょう!
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- 座談会とは、企業の社員と就活生が気軽に交流できる場のこと。
- 座談会での質問に自信がない人は、逆求人型サイトでの練習がおすすめである。
- 座談会では企業理解が深まったり、ミスマッチの防止につながったりする質問をすべきである。
- 質問次第でマイナス評価を受ける恐れもあるので、注意点の把握も必須である。