就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
日本テレビなどのマスコミは就活生から本当に人気ですよね。
だからこそ、「うちの大学からでも採用されるのか!?」と気になるところ。
そこで今回は日本テレビの採用大学を詳しく解説します!
また採用大学だけでなく、倍率や必要な対策まで、僕なりにまとめてみたので、日本テレビからの内定を目指す就活生はぜひ参考にしてくださいね!
日本テレビにエントリーしようと思っていたので、過去の採用大学や学歴フィルターがすごい気になります!僕でも入れる可能性はあるのかな...!
今回は日本テレビについて、徹底解説していくよ!
- 日本テレビとは?
- 日本テレビの過去の採用大学は?
- 日本テレビの採用に学歴フィルターはある?
- 日本テレビの採用倍率は?
- 日本テレビからの内定を獲得するための対策
- 日本テレビの採用選考フロー
- 本記事の要点まとめ
日本テレビとは?
【公式サイト】https://www.ntv.co.jp/
お茶の間から「日テレ」の愛称で親しまれている民放テレビ局「日本テレビ」。
正式社名は「日本テレビ放送網株式会社」で、日本テレビホールディングスグループの中核会社として地上波放送事業を手掛けている大手企業です。
日本で最初に開局した民放局でもあり、現在もテレビ業界の牽引役として世帯視聴率や売上高は常に上位をキープしています。
そんな日本テレビの会社概要を見てみましょう。
大手民放キー5局の中でもトップクラスだけあり、一目で規模の大きさが分かりますよね!
会社名 | 日本テレビ放送網株式会社 |
英文社名 | Nippon Television Network Corporation |
所在地 | 東京都港区東新橋1丁目6-1 |
創立 | 1952年10月15日 |
放送開始 | 1953年8月28日 |
資本金 | 60億円 |
代表取締役 会長執行役員 | 杉山美邦 |
売上高 | 4,063億(2021年度 HD連結) |
社員数 | 1,361人(2022年4月1日時点) |
グループ会社 | 日本テレビホールディングス
BS日本、CS日本、日テレ・テクニカル・リソーシズ、日テレ アックスオン、日テレイベンツ、日本テレビアート、日本テレビ音楽、バップ、ティップネス ほか |
引用:日本テレビ放送網株式会社「会社概要」「日テレ採用サイト」
大手民放の中でも規模が大きく、知名度も高いですよね!強みはどこにあるのでしょうか?
強みは若年層向けコンテンツで、XR技術による視聴者参加型企画が良い例だね。2022年4月には新入社員がVTuber事業を立ち上げるなど勢いに乗っているよ。
日本テレビの過去の採用大学は?
続いて、日本テレビの採用大学を共有しますね!
「就職四季報 総合版 2024」に記載されている、2023年4月入社者の採用実績校は下記のとおりです。
【2023年4月入社者の採用実績校】
<大学院>
文系:一橋大学
理系:慶應義塾大学、大阪大学、電気通信大学
<大学>
文系:早稲田大学、慶應義塾大学、東京大学、長崎大学、一橋大学、大阪大学、日本女子大学、筑波大学、明治大学
理系:京都大学、横浜国立大学、東京海洋大学、早稲田大学
▼男女・文理別採用実績
近年の採用実績の詳細も確認してみましょう。
年 | 大卒男 | 大卒女 | 修士男 | 修士女 |
21 | 10(文10・理0) | 14(文14・理0) | 10(文0・理6) | 0(文0・理0) |
22 | 11(文8・理3) | 12(文0・理3) | 3(文10・理3) | 2(文1・理1) |
23 | ー | ー | ー | ー |
引用:就職四季報 総合版 2024「日本テレビ放送網(株)」
▼過去3年間の新卒採用者数
年 | 男(名) | 女(名) | 合計(名) |
21 | 21 | 14 | 35 |
22 | 20 | 16 | 36 |
23 | 26 | 15 | 31 |
毎年の採用数は30〜35名程度なので、他の大手4社と大きな差はないことが分かりました。
また、採用大学は文理・理系問わず国公立大学と東京六大学が多い印象ですが、2021年度は上智大学、日本大学、関西学院大学、国際基督教大学からも採用されています。
難関校が多いですね。自信がなくなってきました…。
確かに難関校の割合は高いけれど、参考程度に捉えておこう。実際に難関校以外の就職実績もあるからね。
日本テレビの採用に学歴フィルターはある?
結論から言うと、学歴フィルターはないと考えられます。
確かに「学歴フィルター42」に含まれる難関国公立・私立大学の採用が目立ちますが、それ以外の大学の採用実績もあるため、学歴フィルターがあるとは言えません。
もし学歴フィルターがあるなら、毎年偏差値ランク上位の難関校からしか採用しないはずですよね。
ただ、日本テレビは高偏差値な大学の採用が多いのは事実。
東洋経済による大学の難易度をもとに算出した「入社が難しい有名企業ランキング」では34位にランクインしていて、放送業界ではフジテレビ(32位)に次ぐ第2位。
一概に学歴フィルターがあるとは言えないけど、高偏差値校からの採用が多く入社難易度が高いことは間違いありません。
なお学歴フィルターの有無を判断する方法は、こちらで詳しく解説しています!
ちなみに「学歴フィルターがかかる42の大学ってどこ?」と疑問を持った場合は、「学歴フィルター42校を徹底解説!|大学名・ランク・偏差値」でおさらいしてみてくださいね。
学歴フィルターの有無は、あらかじめ知っておくべきですね。
そうだね。タイムロスにならないように、採用校の実績や企業の特徴(学歴重視の傾向・業務レベルなど)は確認しておこう!
日本テレビの採用倍率は?
日本テレビの採用倍率は公開されていませんが、何百倍にもなると予想されます。
就活サイト「ONE CAREER」を見ると、日本テレビをお気に入り登録している人の数は19,393名。
採用人数30~40名程度に対して約600倍とオーバーしている状態です(2022年12月21日時点)*。
テレビ業界自体が人気なうえ、日本テレビは8年連続で個人視聴率民間トップを獲得している躍進企業なので、採用倍率が高くなるのは必然的と言えそうです。
大手企業の狭き門を突破するには差別化戦略が必要!
僕は中堅大学から倍率100倍超えの大手食品メーカーに入社したのですが、日本テレビのように倍率が高い企業の就活ほど”差別化戦略”を徹底しました。
「ありきたりな対策では、他の就活生に埋もれてしまう」と危機感を持っていたんです。
そんな僕が行った狭き門を突破する差別化戦略は「【最重要】「倍率の高い難関企業からの内定」を獲得するために僕が取った行動を共有!」でまとめているので、難関企業の就活対策に取り入れてみてください!
ES準備から面接、お礼メールのコツまで分かるから、日本テレビの就活にも役立つはずです!
並行して自分に合う企業を見つけておく
日本テレビに特化した就活対策はもちろん必須ですが、同時に自分に合う企業を見つけておくことも重要。
入社したい企業から早めに内定を獲得しておくと、心に余裕を持って就活に臨めますよ。
ただ、就活中はES作成や企業研究などやることが多いので、効率的に探さないとさらに余裕がなくなる恐れが…。
そうならないためには、エージェントや逆求人サイトの活用が得策です!
中でも僕のおすすめは、就活エージェントなら「ミーツカンパニー就活サポート」「キャリアチケット」、逆求人サイトは「Offerbox(オファーボックス)」。
また、就活のプロに頼ることで客観的視点で自己分析ができて、自分に合った企業に出会える確率が高まりますよ。
「他の就活エージェントも知りたい!」というあなたは、こちらから探してみてくださいね!
日本テレビからの内定を獲得するための対策
採用情報を知った後は、内定を獲得するための対策を練る必要があります。
ここでは、「僕ならこうする!」という具体的な対策を5選紹介しますね!
下記5つの対策を行って、難関企業である日本テレビの内定を勝ち取りましょう。
- 日本テレビの求める人物像を把握する
- なぜテレビ局の中でも日本テレビでないといけないのか明確化する
- 日本テレビの過去の選考内容を確認して事前対策を深める
- 他のテレビ局からの内定を獲得する
- 可能であればOB訪問して社員さんからアドバイスをもらう
対策① 日本テレビの求める人物像を把握する
どんなに優秀な人材でも、企業の求める人物像と合わなければ内定獲得は叶いません。
なので、企業の強みを元に求める人物像を把握することが大事なんです。
引用:日テレ公式チャンネル「【日テレ公式・24年卒就活生向け】24卒向け!10分でわかる日テレ入門編」
【日本テレビが求める人物像】
- 発想力が豊かな人
- チャレンジ精神が旺盛な人
- コミュニケーション力が高い人
「安心して挑戦&成長できる」「好きを仕事にできる」という言葉どおり、日本テレビは地上波にとらわれることなく、多様な媒体や最新技術などを用いた取り組みが強みです。
要するに「新しいアイデアを生み出せる人材がほしい」ということ。
また、実現するには表舞台・裏方問わず「良い番組を作る」という同じ方向性のもと、喜びを共有できるようなチームワークが必要なので、コミュニケーション力が必須ということが分かりますよね。
「就活四季報 総合版 2024」では、日本テレビの選考ポイントに人物重視・志望度合を挙げているので、求める人物像の把握は重点的に行いましょう!
対策② なぜテレビ局の中でも日本テレビでないといけないのか明確化する
日本テレビでないといけない理由が明確なほど、意欲が伝わって印象に残りやすくなります。
なお、「なぜ自社なのか」という質問の意図は下記の3つ。
- 志望度合いを知るため(内定の承諾・早期離職防止)
- 就活生の価値観を知るため
- 入社後のビジョンを把握するため
なので、ここで曖昧な回答をすると「どこの企業でもいいじゃん」「うちとは合わないな」と思われて、あなたに対する興味が一気に失せてしまうんです。
日本テレビは「テレビを超えろ」というメッセージを掲げ、若手のうちから多様なコンテンツ制作に挑戦できる環境が魅力。
だからこそ、明確化するには「入社後に挑戦したいこと」「日本テレビでしかできないこと」といった具合的なビジョンをしっかり伝えるのが効果的です。
志望動機の詳しい書き方は、「志望動機の書き方を新卒に解説【就活ブロガーが丁寧に語る!】」で解説しているのでぜひ実践してみましょう!
対策③ 日本テレビの過去の選考内容を確認して事前対策を深める
過去の選考内容を確認しておくと選考のイメージがしやすいため、時間と気持ちに余裕を持って準備が行えます。
なお、2020年度の新卒採用選考スケジュールはこのような感じでした。
例)放送総合部門・技術部門・スタートアップ事業部門
時期 | スケジュール | 内容 |
2019年6月5日
正午締切 |
Webエントリー(ES) | 日テレマイページからWebエントリー・ES提出を行う。 |
2019年6月5日
午後2時締切 |
Web課題の受検 | 筆記試験 |
2019年6月6日
正午締切 |
動画課題アップロード | 公開情報なし |
残念ながら公表されている選考内容はここまでなので、より詳しく知りたい場合は「ONE CAREER」「ライトハウス」などの就活口コミサイトを確認してみましょう!
本選考対策はもちろん、自己分析の方法や過去の課題例など、受験者目線のリアルな情報が手に入るんです。
対策④ 他のテレビ局からの内定を獲得する
他のテレビ局から内定を獲得すると、志望度の高さをアピールできます。
「他のテレビ局を受けたら『テレビ局ならどこでもいいのでは?』と思われそう」と疑問を持った人もいるかもしれませんね。
では、もしあなたが人事の立場で、他のテレビ局の内定を持っている就活生から「御社から内定が出ればそちらはすぐに辞退します」という意思を伝えられたらどういう印象を持ちますか?
「自社が第一志望なんだな」「就活に妥協しない人なんだな」というように、入社意欲や志望度の高さを感じますよね!
なので、大手を狙いつつも中堅・中小企業のテレビ局の内定を取りにいく戦略が効率的だと僕は考えています。
そこで他のテレビ局から内定を獲得する方法として、就活エージェントを利用して就活のプロに自分に合う企業を探してもらうのがベスト。
ちなみに僕が今就活生なら、「ミーツカンパニー就活サポート」と「キャリアチケット」の2つを併用しますね。
どちらも大手のサービスで、全国対応かつオンライン面談が可能なので誰でも簡単に始められますよ!
対策⑤ 可能であればOB訪問して社員さんからアドバイスをもらう
テレビ業界は華やかなイメージが強く就活生人気が高いですが、実際の業務を知らなければ面接では抽象的な回答しかできませんよね。
現役社員からアドバイスをもらえれば、業界理解が深まるだけでなくその体験がESや面接対策にも活かせるので、可能であればOB訪問をしましょう。
訪問前には下記4つの準備を行ってくださいね。
【事前準備】
- 業界・企業研究をノートにまとめておく
- 志望職種を絞ってビジョンを考えておく
- 質問事項をまとめておく
- ESを作成しておく
何の知識もないまま訪問すると無意味などころか、熱意がないと思われて悪い印象を与えます。
また、もたついていると他の社員にも迷惑をかけてしまうため、事前に業界・企業研究を行ってビジョンを考えておくべきです。
一口にテレビ局員と言っても、ディレクター・アナウンサー・番組制作スタッフなどいくつもの職種があるので、就きたい職種を絞ることで本当に知りたい情報(業務内容・1日のスケジュール・キャリア形成・など)を得られますよ。
事前にESを作成して添削をお願いするのもありですね!
なお、OB訪問のタイミングは3〜5月頃がベター。
というのも、2月は採用シーズンで他の就活生からもOB訪問を依頼されると考えられるからです。
また、テレビ局の繁忙期と言われる4月(新番組の立ち上げ)、7~8月(季節イベントが多い)10月(人事異動の時期)、年末年始(特番が多い)は避けるなど、OBへの配慮も忘れてはいけません。
必読記事①:エントリー数を確保するための“ホワイト企業の探し方“の最適解
必読記事②:マンガで分かる自己分析のやり方【徹底的に自己理解が深まる】
必読記事③:面接頻出質問42問【就活マンが考えた回答例もすべて共有】
これまで書いてきた1000記事の中でも、この3記事は最も就活をうまくいかせるのに重要な記事だから絶対に読み込んでくださいね!
体験談やビジョンを交えて、独自性を出すことがポイントなんですね!
その通り!テンプレをコピペした量産型の返答ではふるいにかけられるだけ。面接ではいかに人事を納得させるかが重要なんだ。
日本テレビの採用選考フロー
採用選考フローを把握しておくと、いつまでに何をやるべきか明確になるため必ずチェックしましょう。
2024年度の日本テレビの採用選考フローは以下のとおりです。
【日本テレビの採用選考フロー】
- Webエントリー
- Web課題の受検
- 動画課題アップロード
- 面談・グループワークなど
- 内々定
参考:「就活四季報 総合版 2024」
なお、日本テレビの総合職採用は以下の3部門に分かれていて、併願エントリーのルールが異なるため注意が必要です。
【2024年度 総合職採用一覧】
部門 | 業務内容 |
コンテンツ制作・報道部門 | テレビ放送・インターネット配信でのコンテンツ制作業務。バラエティ/報道/情報/スポーツの各番組ディレクター、プロデューサーなど |
メディアビジネス部門 | 既存ビジネスの強化・拡大や、新規ビジネス開発業務。営業/ICT(情報通信技術)ビジネス/エンターテインメントビジネス/海外ビジネス/新規事業/コーポレート戦略(経理・法務・人事など)の各部署へ配属。 |
エンジニア部門 | テレビ放送関連技術やコンテンツビジネスのデジタル領域の拡大・推進に関する業務。コンテンツ制作技術/制作技術/放送技術/デジタルコンテンツ/インターネット配信/情報システムに関する各技術の開発・導入・運用。 |
「エンジニア部門」は、他部門との併願エントリーが可能ですが、「コンテンツ制作・報道部門」と「メディアビジネス部門」の併願はできません。
選考前に志望度が高い部門を絞っておくべきですね!
そうだね!「どこの部門でもいいです!」という抽象的な表現は避けよう。ただ、総合職採用で上記以外の部署への配属もありえるから、それに対しての回答も考えておこう。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
日本テレビの基本情報から採用大学、学歴フィルターの有無、採用倍率まで多角的視点から採用に関する情報をお伝えしました。
日本テレビは大手キー局5社の1つで、その中でも常にトップクラスの売上高や個人視聴率を誇る企業です。
学歴フィルターがないものの、倍率は数百倍にも及ぶため内定獲得は超狭き門と言えるでしょう。
だからこそ、同時進行で他の企業から内定を獲得しておくといった効率的な就活を心がけなければいけません。
人気企業の就活は早いに越したことはないので、即行動を心がけて内定獲得を目指しましょう!
では本記事の要点をまとめて終わりにしましょうか。
- 日本テレビは大手キー局5社の1つで、個人視聴率は8年連続トップを誇るトップクラスの企業。最新技術や多様な媒体を活用したコンテンツ制作が強み。
- 日本テレビの採用大学は国公立大学と東京六大学が多いが、それ以外の大学の採用実績もある。
- 学歴フィルターはない。ただし、難関上位校の採用が多く、入社が難しい企業にランクインすることもしばしば。
- 採用倍率は公表されていないが、採用枠30名程度に対して10,000名以上の応募が予想されるため、倍率は毎年数百倍に及ぶと考えられる。
- 内定を獲得するには選考内容の確認はもちろん、求める人物像を把握したり志望動機を明確化したりするなどマッチングを意識することが大事。