就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
「今度グループディスカッションがあるけどどうやって練習すればいいかわからない…」と悩んでいる就活生は多いのではないでしょうか?
グループディスカッションは自分一人で行う選考ではないので、練習方法が分からず不安になりますよね。
ネットで調べると様々なグループディスカッションの練習方法が出てきます。
しかし最初に断言しますが、イメージトレーニングや1人でできる練習法なんてものは非効率的です。
そこで本日の記事では、グループディスカッションのおすすめの練習法をご紹介していきますね。
練習のときに意識すべきポイントもまとめたので、しっかり読み込んでください!
グループディスカッションってどう練習すればいいのか全然わかりません…。
これまでに経験したことがない人ほど、練習のイメージもつかないよね。この記事で具体的な練習方法からポイントまで全部解説しているから、ぜひ参考にしてね。
- グループディスカッション(GD)は練習が必須
- グループディスカッション(GD)の練習方法
- グループディスカッション(GD)の練習で意識すべきポイント
- グループディスカッション(GD)を回避する方法
- オンラインのグループディスカッション(GD)練習をするときのポイント
- 日常的にやっておくとグループディスカッション(GD)の練習で役立つこと
- グループディスカッション(GD)の練習は1人でしても無意味
- 本記事の要点まとめ
グループディスカッション(GD)は練習が必須
「面接」と「グループディスカッション」に関しては場数がモノを言います。
いわゆる慣れが重要です。
アルバイトを想像するとわかりやすいのですが、出勤初日ってめちゃくちゃ緊張するし、何をやってもうまくいかないじゃないですか。
ですが一ヶ月も出勤していると、どんな作業も淡々とこなせるようになりますよね。
これがまさに「慣れ」の力です。
面接やグループディスカッションって今までの人生で場数を踏む機会はほとんどなかったと思います。
しかしこれがチャンス!
ほとんどの就活生がグループディスカッションの場数を踏んでいない、練習しておけば、大きな差になります。
「アルバイト一年目 VS アルバイト初日」みたいな構図になりますw
だからこそグループディスカッションの練習は必須です。
この就活攻略論の読者の皆さんは、必ず場数を踏むようにしましょう!
たしかに経験したことない選考だからこそ実践的な練習が必要なんですね。
そう!やったことないことってどれだけ知識を詰め込んでも、実際にやってみると思うようにいかないことがほとんどだからね。
グループディスカッション(GD)の練習方法
グループディスカッションの練習方法として、「大学が主催してくれる対策講座」や「就活塾」に通って練習する人もいるかと思います。
しかし、大学の講座は開催数も少ないですし就活塾だと高額な費用もかかってしまいます。
僕が就活生の時は貧乏だったので、この選択はありえません。
では一体どこで練習をすれば良いのか。
グループディスカッションの場数を踏むための練習方法として、もっともおすすめなのが「中小規模の合同説明会」です。
中小規模の合同説明会とは、数十人の就活生と数社の企業で行う合同説明会のこと。
▼中小規模の合同説明会の様子
中小規模の合同説明会では大規模なものと違って、説明会中にグループディスカッションが行われることが多いです。
よって、グループディスカッションの練習をする場所として最適なんですよね。
さらに、グループディスカッションの様子を見て気になった学生に企業から直接連絡が来ることもあります。
グループディスカッションの練習をしつつ、企業と繋がれるチャンスもある。
まさに一石二鳥のイベントなので必ず参加しておきましょう。
中小規模の合同説明会の中でも僕のおすすめは、「ミーツカンパニー」一択です!
僕も実際に、就活生時代2回参加して、2社から内定をもらいました。
ミーツカンパニーは、開催頻度も高いですしオンラインイベントも行なっています。
全国の就活生が参加できるので、 グループディスカッションの練習がしたい就活生は参加必須ですよ!
【ミーツカンパニーの参加方法】
- 「ミーツカンパニー公式サイト」にアクセス
- 30秒無料エントリーをクリックし、参加したいイベントを選択
- メールの案内に従って当日イベントに参加する
グループディスカッションの実践練習の場としてはうってつけですね!
そうなんだ!内定につながるチャンスもあるから参加しない手はないよ。
グループディスカッション(GD)の練習で意識すべきポイント
グループディスカッションの練習をするとしても、ただ参加するだけでは意味がありません。
どう立ち回れば評価されるのかを把握したうえで、1回1回ポイントを意識しながら練習しましょう。
グループディスカッションの練習で特に意識すべきポイントは以下の7つです。
【グループディスカッションの練習で意識すべきポイント】
- 企業の評価ポイントを知る
- 全体の流れを知っておく
- 役割ごとの立ち回り方を把握する
- どんなテーマが出題されるかを知る
- アイデアをいうときは「理由」も伝える
- 課題を具体化する
- 話し合いのゴールを決める
① 企業の評価ポイントを知る
まず企業の評価ポイントを知っておきましょう。
なぜなら、企業が何を評価するのかをわかっていないと、自分だけ発言しまくるなど間違ったアピールをしてしまいがちだから。
グループディスカッションで企業が評価するポイントは以下のとおりです。
【グループディスカッションで企業が評価するポイント】
- 積極性
- 自発性
- 協調性
- 戦略性
- 論理的思考力
- コミュニケーション力
- メンバーへの気遣い 等
上記のポイントは新卒に求められる、かつグループディスカッションで判断しやすい能力なんですよね。
よってグループディスカッションの練習では上記の能力を意識して動くようにしましょう。
「【現役人事10人に聞いた!】ES・GD・面接で最も重視するポイント」で現役人事の方にもグループディスカッションで何を重視するかを聞いているので、ぜひ読んでみてください。
② 全体の流れを知っておく
グループディスカッション全体の流れを知っておくことも大切です。
どのような流れで全体が進んでいくのかを把握していないと、評価されるような立ち回りはできませんからね。
グループディスカッションは以下の流れで進んでいきます。
【グループディスカッションの流れ】
- 自己紹介
- 役割の決定
- 時間配分の決定
- 課題の本質や前提決め
- グループでの目標設定
- 話し合い
- 結論まとめ
- 発表
ここで覚えておいてほしいのは、話し合いを始める前に必ず役割分担をしておくこと!
役割を決めずになんとなく話し合いをスタートしそうになるかもしれませんが、役割を決めるというのもグループディスカッションの工程のひとつです。
役割を決めずに話し合いをスタートすると、その時点で企業からマイナスの評価を受けてしまいます。
よって、話し合いの前に役割分担を必ず行なってくださいね。
なお、全体の流れや進め方については「【グループディスカッションの進め方と流れ】会話例を使って具体的に解説!」に詳しく解説しているので、こちらも合わせて参考にしてください!
③ 役割ごとの立ち回り方を把握する
役割ごとの立ち回り方も把握しておきましょう!
グループディスカッションでは主に以下の5つの役割があります。
【グループディスカッションの主な役割】
- 司会(ファシリテーター)
- 書記
- タイムキーパー
- 発表者
- 役割なし
得意な役割をしようと思って参加しても、企業から指定される場合もあるんですよね。
よって、すべての役割を担当できるように立ち回り方を知っておくことが大切なんです。
以下の記事で各役割の立ち回り方と注意点などをまとめているので、練習をする前に必ず読み込んでおいてください。
④ どんなテーマが出題されるか知る
グループディスカッションでどんなテーマが出題されるかも知っておきましょう。
グループディスカッションのテーマは、主に以下の4つに分けられます。
【グループディスカッションのテーマの種類】
- 課題解決型のテーマ
例:スーパーの売上を伸ばす案を考えてください - 選択肢型のテーマ
例:人生で重要なのは「お金」か「健康」か? - 討論型のテーマ
例:仕事とプライベートどちらが重要か? - 自由発想型のテーマ
例:未来に行けるとしたら何をする?
上記のように、テーマにもさまざまな種類があります。
どんなテーマが出題されても対応できるように、よく出る内容をしっかり把握しておくことが大事ですよ。
「【グループディスカッション(GD)の頻出テーマ70例】対策法や解答例まで"僕が持つ全知識"を共有!」で、 グループディスカッションでよく出る70のテーマをまとめています。
すべてを覚える必要はありませんがどのような内容が出るのか、そしてどんな解答するのが適切なのかをぜひ参考にしてみてくださいね。
⑤ アイデアをいうときは「理由」も伝える
アイデアをいうときは、「理由」も必ず伝えることがポイントです。
よくグループディスカッションでは、「◯◯が良くない?」「◯◯ってどうかな?」などアイデアだけをバンバン出してくる人がいます。
ただ、グループディスカッションは最終的にグループで出した結論を発表するものです。
つまり、グループで出した結論に対して「なぜこういう結論に至ったのか」という理由もしっかり説明する必要があるんですよね。
よって、話し合いの段階から、自分がアイデアをいう時は理由も伝えるように意識してください。
もしアイデアだけをどんどん放り投げてくるような人がいた場合には、グループみんなで掘り下げるように意識してみてくださいね。
⑥ 課題を具体化する
出題された課題を具体化するというのも大切なポイントです。
グループディスカッションでの課題はとても抽象的なものが多いんですよね。
たとえば、 「スーパーの売上を伸ばすための案を考えてください」といったあいまいな課題が出されたとします。
この課題だと「どれくらい売上を伸ばせばいいのか」「いつまでに売上を伸ばすのか」 など具体的な部分が抜けていますよね。
課題があいまいなままだと、それに対する結論もなかなか導き出せません。
よってグループで話し合いを始める前に、まずは与えられた課題を具体的にしていきましょう。
【抽象的な課題】
スーパーの売上を伸ばすための案を考えてください
↓
【具体的な課題】
全国にある1つのスーパーチェーン店の売上を、1年以内に2倍にしてください
【発表の仕方】
「私たちのグループでは、課題を「全国にある1つのスーパーチェーン店の売上を、1年以内に2倍にしてください」とより具体化して考えました。」
上記のように発表すると、自分たちで課題を明確にして案を考えたことが伝わり、面接官からの評価も上がります。
グループディスカッションは、役割や発言数よりもこういった「グループでの話し合いの過程」が評価されるのです。
よって、グループディスカッションでは練習のうちから、まず課題を具体化して話し合いを進めることを意識しましょう。
⑦ 話し合いのゴールを決める
グループでの話し合いのゴールも明確にしておきましょう。
先ほどの例でいくと、「スーパーの売上を2倍にするためのアイデアを1つ導き出そう」といった具合です。
つまり話し合いのゴールを決めるということですね!
話し合いのゴールを明確にしていないと、ひたすら時間いっぱいアイデアを出しまくったりする人もいるんですよ。
グループ全員が同じゴールを認識しておくことで、ディスカッションもスムーズにまとめることができます。
課題を具体化したあとは、「ではゴールは◯◯としましょう」とグループの話し合いのゴールを明確にしてからディスカッションを開始しましょう。
必読記事①:エントリー数を確保するための“ホワイト企業の探し方“の最適解
必読記事②:マンガで分かる自己分析のやり方【徹底的に自己理解が深まる】
必読記事③:面接頻出質問42問【就活マンが考えた回答例もすべて共有】
これまで書いてきた1000記事の中でも、この3記事は最も就活をうまくいかせるのに重要な記事だから絶対に読み込んでくださいね!
グループディスカッション(GD)を回避する方法
グループディスカッションは練習が必須だとお伝えしました。
しかし、「どうしてもグループディスカッションに苦手意識があって受けたくない…」と悩んでいる就活生も少なくないでしょう。
そこで、グループディスカッションを回避して内定まで近づく方法をここで共有していきます!
グループディスカッションを避けたい就活生は以下の方法を行なってみてください。
【グループディスカッションを回避する方法】
- 就活エージェントを利用する
- 逆求人サイトに登録する
GDを回避する方法① 就活エージェントを利用する
1つ目は、就活エージェントを利用する方法です。
就活エージェントとは、面談で要望を伝えることであなたに合った求人を紹介してくれるサービス。
就活エージェントに紹介してもらった企業の選考は、基本的に個別で進んでいきます。
よって、グループディスカッションを極力回避できるのです。
さらに就活エージェントは内定獲得までサポートしてくれるので、 一人で行うよりも質の高い選考対策ができます。
グループディスカッションを避け、効率よく内定に近づきたい人は必ず就活エージェントを利用しましょう。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
GDを回避する方法② 逆求人サイトに登録する
2つ目は逆求人サイトに登録すること。
逆求人サイトとは、プロフィールを登録しておくとあなたに興味を持った企業からスカウトが届くタイプの求人サイトのことです。
スカウトが届いた企業の選考は、個別面接から始まる場合も多いのでグループディスカッションを受けなくて済む可能性が高いんですよね。
またプロフィールを読んだ上で使うと送ってきてくれているので、あなたとの適性が高い企業とも出会いやすいのもメリットです。
逆求人サイトのおすすめは、「Offerbox(オファーボックス)」です。
まだ登録していない人は早めに利用を開始しましょう!
▼逆求人サイト利用者の声
内定2社ゲット〜オファーボックスいいな
— 一盃口@24卒 (@CCKDck5dFMSUVO3) December 12, 2022
グループディスカッションを極力回避できるなら、ぜひ利用したいところですね。
グループディスカッションが苦手な人はもちろん、選考フローを減らせるのもメリットだよね。
オンラインのグループディスカッション(GD)練習をするときのポイント
近年は、オンラインでの選考も増えてきましたよね。
先ほどご紹介した「ミーツカンパニー」でもオンラインイベントが開催されています。
そこで、この章ではオンラインでグループディスカッション練習をするときのポイントをお伝えしていきましょう。
【オンラインのグループディスカッション練習のポイント】
- カメラ目線で話す
- リアクションを大きくする
- 声量や話すスピードに気をつける
- イメージを共有する
① カメラ目線で話す
オンラインでグループディスカッション練習をするときは、 カメラ目線で話すことを必ず意識してください。
オンラインの場合、どうしても画面に写っている同じグループの人の顔を見てしまいがちです。
しかし画面を見ていると向こうからは下を向いているようにしか見えないんですよね。
表情も見えませんし暗い雰囲気も出てしまいます。
グループディスカッション中ずっとカメラを見るのは難しいかと思いますので、 自分がアイデアを出すときや誰かが発言している時はカメラを見るように意識してください。
② リアクションを大きくする
リアクションを大きくすることも大切。
オンラインでは対面よりも動きや表情が分かりづらいです。
対面と同じようにリアクションを取っているつもりでも、画面の向こう側の相手には無反応に見えてしまうこともあります。
自分が話しているのに相手が反応してくれていないと感じると発言しづらいですよね。
そうするとグループでの話し合いもぎこちなくなってしまいうまく進みません。
しっかり話を聞いているよということをアピールするためにも、いつもよりも大きく頷いたり笑顔を作るなどリアクションを大きく取ることを心がけてください!
③ 声量や話すスピードに気をつける
声量や話すスピードにも気をつけましょう。
リアクションと同じ理由ですが、対面と同じ声の大きさや話すスピードだとオンラインでは聞き取りづらい可能性もあります。
いつもよりも少し声を大きめに出し、ハキハキ喋ることを意識しましょう。
また緊張して話すスピードが普段よりも早くなってしまう人も多いです。
話すスピードは「少しゆっくり過ぎるかな」と自分で思うくらいでちょうど良いですよ!
④ イメージを共有する
オンラインのグループディスカッション練習では、イメージを共有する工夫をすることも重要です。
対面だと紙のメモやホワイトボードなどにみんなの意見をまとめることができますが、オンラインではできませんよね。
そこで、以下のツールを使ってみんなの意見をまとめイメージを共有するようにしましょう。
【オンラインでのイメージ共有方法】
- 画面共有でメモ帳を他のメンバーに見せる
- Googleドキュメントで議事録を取り共有する
- メモを取った紙を画面に映す
- 描画ツールが使える場合は簡単なイラストを書く
上記の方法を使うことで、オンラインでもみんなの意見をしっかりまとめられますし全員でイメージを共有できます。
試行錯誤しながらみんなでイメージを共有しようとする姿は、企業からも高評価を得られるでしょう。
グループディスカッションが始まってからトラブルが起きないように、イメージを共有するツールも事前に触って慣れておいてくださいね。
オンラインでの練習も必ずしておくべきですね!
対面とオンラインではまたポイントも違うから、どちらもしっかり練習しておこうね!
日常的にやっておくとグループディスカッション(GD)の練習で役立つこと
この章では、普段からやっておくことでグループディスカッションの練習でも役立つことをご紹介していきます。
以下の3つを日常的に意識することで、質の高いグループディスカッション練習につながりますよ。
(もちろん本番でもかなり役立つ!)
【グループディスカッションの練習に役立つ習慣】
- 論理的思考を癖づける
- ニュースを見て自分の意見を考えてみる
- 経験者の体験を読む
① 論理的思考を癖づける
グループディスカッションで評価される能力のひとつとして「論理的思考力」があります。
論理的思考はその場でいきなりできることはほぼなく、普段の生活から意識しておくことで身につくのです。
グループディスカッションでは、アイデアを発言する際にその理由もセットで伝えることが重要とお伝えしましたよね。
普段から論理的思考を意識して癖づけておくと、グループディスカッションでも説得力のあるアイデアを出すことができます。
論理的思考は、グループディスカッションだけでなく社会人になってからも役立つ思考なので、今のうちから身につけておきましょう。
なお、論理的思考について知識を深めたいという方は「考える技術・書く技術」という本がおすすめです。
かなりボリュームあるのですが、第1章〜第3章まで読むだけでも論理的思考について知識が深まるのでぜひ読んでみてくださいね!
② ニュースをみて自分の意見を考えてみる
ニュースを見て自分の意見を考えてみるのも有効な方法です。
グループディスカッションの際に自分の意見が出てこないという悩みを持つ人はかなり多い。
それは物事に対して「自分がどう思うか?」について考える習慣がついていないからです。
会社に入ってからも「あなたはどう思う?」と聞かれる場面はたくさんあります。
よって、自分の意見を持つ習慣をつけておきましょう。
普段なにげなく見ているニュースに対して、今までは流し見していたところを「自分がどう思うか」「自分だったらどうするか」などあなた自身の意見を考えてみてください。
③ 経験者の体験を読む
グループディスカッション経験者の体験を読むのも有益です。
すでにグループディスカッションを経験している人たちが、どういった点につまづいたのか、何が難しかったのかを事前に知ることで練習の質も格段に上がります。
「unistyle(ユニスタイル)」や「ワンキャリア」を利用すれば、企業ごとのグループディスカッションの経験談を読むことができるのでおすすめですよ!
グループディスカッション以外の選考の体験談なども読むことができるので、就活生はぜひ登録して選考対策に役立ててください。
(もちろん無料なので安心してね!)
普段からこの3つを意識しておくことで、質の高い練習ができるってわけですね!
そう!とくにグループディスカッション経験者の体験談は必ず読んでおこう。
グループディスカッション(GD)の練習は1人でしても無意味
ここまでグループディスカッションの練習方法やポイントについてお伝えしました。
最後に知っておいてほしいのは、グループディスカッションの練習は一人で行っても役に立たないということ。
Googleで「グループディスカッション 練習」と検索すると、予測で「グループディスカッション 練習 1人」と出てきます。
つまり多くの人が1人でグループディスカッションの練習を積む方法を探しているということですね。
しかし、グループディスカッション自体がそもそも1人で行う選考ではありません。
もちろん全く意味がないわけでないですが100回1人で練習するなら、1回グループディスカッションの実践を積むほうが効率的だと僕は考えています。
たとえば、異性とうまく話したいという中学生が、イメージトレーニングでどれだけ会話の練習を1人でしても無意味なのと同じです。
グループディスカッションの練習は1人で行おうとはせずに実践の舞台に立つことをおすすすめします!
百聞は一見に如かず。何をすることが一番効率的なのかを考えて行動しよう!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
グループディスカッションの練習は、なによりも場数を踏むことが一番有効です。
ぜひ積極的に中小規模の合同説明会に参加して、グループディスカッションの実践経験を積んでくださいね。
また、参加するときには記事内で伝えたポイントを意識することで、質の高いグループディスカッションの練習ができるはずですよ。
なお、「これだけ読めばグループディスカッション対策が完了する」というまとめ記事も別で用意しています。
ぜひこちらの記事と合わせて読んでくださいね!
では最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点まとめ】
- グループディスカッションに参加するなら練習は必須!
- グループディスカッションの練習は、場数を踏んで慣れることが重要。
- グループディスカッションの場数を踏む機会としては「中小規模の合同説明会」が最適。
- グループディスカッションの練習では「企業の評価ポイント」「全体の流れ」「役割ごとの立ち回り」「頻出テーマ」「発言のときは理由もセット」「課題の具体化」「ゴールの明確化」の7つを必ず意識する。
- オンラインでグループディスカッションの練習をするときは「カメラ目線で話す」「大きくリアクションする」「声量・話すスピードに気をつける」「イメージを共有する」の4つがポイント。
- 日常的に論理思考を意識したり、ニュースで自分の意見を考えてみるとグループディスカッションの練習でも役に立つ。
- グループディスカッション経験者の体験を読んでおくことで、練習の質が上がる。
- グループディスカッションを避けたい人は、就活エージェントを逆求人サイトを利用するといい。