今回の記事では、既卒者の面接の自己紹介についてバシッと解説します!
(自己紹介の例文やポイントに加えて、既卒が面接を成功させる秘訣まで共有するよ!)
こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
新卒・既卒に関わらず、面接の場では自己紹介を求められることが多くあります。
ただ、既卒となって初めて選考に臨むときには、自己紹介でどんな内容を伝えるべきか疑問に思うかもしれません。
新卒の面接に関する情報はあふれていますが、既卒向けの情報ってあまり多くないので、意外と何を話すべきか曖昧な人が少なくないんですよね。
そこで今回は、既卒向けに特化して面接の自己紹介のやり方を解説します。
自己紹介の例文や避けるべき回答・ポイント、自己紹介の他に対策すべき内容も共有するので、就活を成功させたい既卒者はぜひ参考にしてください!
たしかに既卒に特化した情報って少ないですよね。
そうなんだ。でも既卒の面接では既卒ならではの押さえておくべきポイントがあるので、しっかりと理解しておくことが重要だよ!
- 既卒が面接の自己紹介で伝えるべき内容一覧
- 【例文】既卒面接で使える自己紹介例
- 既卒が面接を成功させる秘訣
- 既卒が面接の自己紹介で避けるべき回答とは?
- 既卒が面接の自己紹介で高評価を得るポイント
- 自己紹介の他に既卒が面接対策すべき項目
- 面接対策をする既卒からよくある質問
- 本記事の要点まとめ
既卒が面接の自己紹介で伝えるべき内容一覧
まずは、既卒が面接の自己紹介で語るべき内容を一覧で共有しますね。
基本的には、以下の内容を盛り込んだ自己紹介をすればまず間違いありません。
【既卒が面接の自己紹介で伝えるべき内容】
- あいさつ
- 名前・学歴・年齢
- 学生時代に取り組んだこと
- 既卒になった理由
- 卒業後の過ごし方
- 志望理由
- 締めの言葉
面接の自己紹介では、一般的に「アイスブレイク」と「応募者のざっくりとした情報把握」の2つが目的とされています。
よって項目は多めですが、いずれも簡潔に伝えることが鍵になってきますね。
緊張感をほぐすような質問でもありますが手短な説明が求められるので、詳細な話はしすぎずさらっと要点だけ伝えることが大切かと。
このあたりは項目だけ見てもイメージが難しいかと思うので、次章の例文を参考によりイメージを膨らませてみてください!
自己紹介で大きく外さないためには、まず話すべき項目を押さえておくことが大切だよ!
企業側の目的を知っておくと、簡潔に話すことの重要性もよくわかりますね!
【例文】既卒面接で使える自己紹介例
既卒が面接の自己紹介で語るべき項目を一覧で共有しました。
次にこの章では、自己紹介の例文を具体的に2つ紹介します。
全体の項目を見るだけでは、やはりイメージが膨らみにくいと思いますからね。
部活とアルバイトの経験をベースとする自己紹介例を作成してみたので、ぜひ参考にしてみてください!
【既卒が面接で語る自己紹介の例文】
- 部活の経験をベースとする例
- アルバイト経験をベースとする例
例文① 部活の経験をベースとする例
【例文】
はじめまして。①
20◯◯年に△△大学□□学部を卒業しました✗✗と申します。現在◯◯歳です。②
大学では◯◯を専攻しておりまして、学業以外ではアメフト部の活動に力を入れていました。大学から初心者として始めたため当初は基本的な動作の習得に苦戦しましたが、4年間愚直に努力を続けることで全国大会に出場した所属チームで最終的にレギュラーを勝ち取りました。③
大学卒業後にすぐ就職しなかったのは、在学中に個人事業主としての活動もしており起業に向けて時間を割くことを優先しようと考えていたためです。④
卒業後は起業に向けて活動をしていましたが、同分野の知見やマネジメントスキルなどの不足を痛感し、自己成長のために就職をする決断をしました。⑤
御社は私が関心のある◯◯分野のリーディングカンパニーであり、私が実現したいと考える◯◯の活動もされていることからぜひ尽力させていただきたいと考えた次第です。⑥
短い時間ですが、本日はよろしくお願いいたします。⑦
1つ目は、学生時代に取り組んだこととして部活の経験を用いた例です。
ほかの項目においても、前章で紹介した内容と対応する形で番号を割り振りました。
ややボリュームは多めですが、上記の項目を意識して説明すれば過不足はないかと。
企業側からすると「既卒になった理由」「卒業後の過ごし方」はやはり気になる部分なので、自己紹介の段階で要点だけ伝えるのは重要ですね。
例文② アルバイト経験をベースとする例
【例文】
はじめまして。①
20◯◯年に△△大学□□学部を卒業しました✗✗と申します。現在◯◯歳です。②
大学では◯◯の研究をおこなっておりまして、学外ではアパレル販売のアルバイトをしていました。アルバイトという立場でも社員を超える働きをしたいと考え、自店舗では前例がなかったトータルコーディネートの提案を取り入れることで売上を伸ばした経験があります。③
大学卒業後にすぐ就職しなかったのは、自分に合っている職種の理解が浅い状態で就職先を決めるのはまずいと考えたためです。④
卒業後は◯◯業界の会社で長期インターンシップを経験し、自分の適性を判断する材料を増やしました。⑤
そして自分は◯◯の職種に適性があると考え、同業界のなかでも□□に強みがある御社をもっとも魅力的に感じたため、第一志望として応募させていただきました。⑥
短い時間ですが、本日はよろしくお願いいたします。⑦
2つ目の例文では、アルバイトの活動を学外の取り組みとして話しました。
部活やサークルで優れた経験などがない人は、バイトの経験を語るのもアリですよ。
この例では、既卒になった理由として「在学中は自分の適性がわからなかったから」と自らの意思で既卒になったと伝えています。
もちろん嘘はNGですが、「就職先が決まらなかった」「働きたくなかった」などの理由よりポジティブな印象を与えられることがわかるはずです。
既卒になった理由などは、面接官がもっと気になれば個別に深堀りされます。
やはり自己紹介の段階では、簡潔に伝えることを徹底しましょう。
なるほど、各項目をそれぞれ1文程度でまとめて簡潔に話すとよいのですね。
そのとおりだよ。面接官が気になる内容は人によって異なるものだけど、既卒なら7項目を意識して自己紹介すれば大きく外すことはまずないね。
既卒が面接を成功させる秘訣
続いて本章では、既卒が面接を成功させる秘訣を共有します。
この記事を読む既卒者は自己紹介の対策を探していると思いますが、本当に知りたいのは面接突破率を高める方法だと思いますからね。
もちろん自己紹介の質も合否を左右しますが、もう少し視野を広げて対策を考えると取り組むべきことが見えてきますよ。
ここでは、就活を7年以上研究してきた僕が考える秘訣をまとめました。
たった2つだけなので、既卒者はぜひ確実に実践しておくことをおすすめします!
【既卒が面接を成功させる秘訣】
- 既卒に特化した就活サイトを有効活用する
- 既卒が面接でよく聞かれる質問の対策をしておく
秘訣① 既卒に特化した就活サイトを有効活用する
既卒者に何よりおすすめしたいのは、特化型就活サイトの活用です。
具体的には、既卒を含む20代に特化した就活サイトをうまく使うことですね。
世の中には非常に多くの就活サイトがありますが、各サービスの強みは異なります。
よって既卒向けの求人ばかり扱うもの・既卒の就活サポートに強みを持つサイトを使うと、より効率的に内定獲得を目指せるんですよね。
僕はこれまで100以上の就活サイトを見てきました。
そんな僕がもし既卒の立場だとしたら、まずは「就職Shop」と「UZUZ(ウズウズ)」に登録して、東海地域での就職を希望していたら「アドプラ」も併用します。
もっと知名度の高いサイトもありますが、知名度と質は必ずしも比例しないので、上記のように利用者の口コミが優れたものを使うべきですね。
これらはオンライン面談にも対応しているので、全国の既卒者が使えますよ。
完全無料で使えるので、正直活用しない理由はありません。
上記3サイトの詳細やそのほかのおすすめサイトは「既卒におすすめの就活サイトランキング【1位〜16位】」にてまとめました。
より多くの選択肢から登録先を吟味したい人は、ぜひあわせてご覧くださいね!
秘訣② 既卒が面接でよく聞かれる質問の対策をしておく
2つ目は、既卒面接における頻出質問に対策しておくこと。
自己紹介で伝えるべき内容としても登場しましたが、たとえば「既卒になった理由」「卒業後の過ごし方」は大多数の企業が気になる内容です。
上記のように既卒ならではの頻出質問はいくつかあるので、事前に対策しておくだけで回答の質アップ→選考突破率もアップできるわけですね。
具体的には、次のような質問に対策しておくのがよいと僕は考えています。
【既卒が面接でよく聞かれる質問】
- なぜ大学卒業後にすぐ就職しなかったのでしょうか?
- 大学卒業後の期間で何をしていましたか?
- なぜこのタイミングで正社員になろうと考えたのでしょうか?
- 企業選びの軸を教えてください
- 弊社への志望動機を教えてください
- 自己PRをお願いします
- 大学時代にどんなことに打ち込んできましたか?
既卒が内定を勝ち取る上で頻出質問への対策は必須と考えているので、上記の対策については個別に記事を用意して丁寧に解説しました。
具体的には「【既卒が面接でよく聞かれる質問7選】これだけは事前に押さえておこう!」で共有しています。
箇条書きでまとめた頻出質問に対して、回答例やコツを紹介していますよ。
既卒者なら間違いなく対策すべき内容なので、現時点で明確な回答が用意できていない人は一読しておくことを強くおすすめします。
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僕は当ブログのほかに、特定の条件を満たす優良企業のみを扱う「ホワイト企業ナビ」という就活サイトを運営しています。
そして限定掲載の求人サイトを運営しているからこそ、優良企業の最新求人や早期選考の情報も豊富に持っているんですよね。
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面接の頻出質問集だけでもかなり価値のある内容だと自負しているので、何より無料でダウンロードできますし、ぜひ登録してみてくださいね!
既卒が面接突破率を高めたいなら、特化型就活サイトの有効活用と既卒ならではの頻出質問に対策することが重要といえるよ!
既卒が面接の自己紹介で避けるべき回答とは?
次にこの章では、既卒が面接の自己紹介で避けるべき回答を紹介します。
「高評価を得るための対策」を知ることも大切ですが、減点を防ぐためには「避けるべき回答」を把握しておくことも重要ですよ。
結論、既卒が自己紹介で避けるべきことは以下のとおりです。
【既卒が自己紹介で避けるべきこと】
- あまりにも長い(2分以上)
- 自分すごいぞアピールばかりを垂れ流す
- 何を伝えたいのか整理できていない
- 最低限伝えるべきことが満たされていない
- 既卒になった理由などに触れていない
自己紹介では、ざっくりと応募者の情報を把握することが目的とされています。
その点を考慮すると、長く話しすぎたり項目が不足していたりするとマイナス評価につながるかもしれません。
新卒の自己紹介では話さない内容ですが、既卒の面接なら「既卒になった理由」などに触れることも大切です。
上記のNG項目も把握して、好印象を与えられる自己紹介を目指しましょう。
たしかに「減点対象になる要素がないか」という視点で内容を精査しておくことも大切ですね。
面接の合否は総合評価で決まるから、加点だけでなく減点になる項目にも意識を向けて用意しておくとより安心だよ。
既卒が面接の自己紹介で高評価を得るポイント
続いてこの章では、既卒が面接の自己紹介で高評価を得るポイントを共有します。
もちろん基本的な回答内容が前提となりますが、ここで紹介するポイントも押さえておくとより好印象を与えやすいかと。
決して難しい内容ではないので、参考までにぜひ目を通してみてください!
【既卒が面接の自己紹介で高評価を得るポイント】
- 明るくハキハキ話すを徹底する
- 余裕があれば面接官が喜びそうなことを話す
- 長くても1分程度を目安にする
ポイント① 明るくハキハキ話すを徹底する
基本中の基本ですが、明るくハキハキは徹底しましょう。
面接突破のためにはやはり第一印象が重要で、明るい雰囲気で自己紹介することは結果を大きく左右するといっても過言ではないからです。
おとなしい性格の人、大きな声を出すのが苦手な人もいるとは思います。
ただ、意識をすれば明るい雰囲気でハキハキ話すことは誰でもできますし、性格などは言い訳にすべきではありません。
少し厳しく聞こえた人もいるかもしれませんが、企業側の視点で考えるとボソボソ話す人を魅力的に感じないことは容易に想像できるかと。
内容以外の部分ですが、話し方でも面接官に与える印象は変わってくるので、できる限り自信を持ってハキハキ話すようにしましょう。
ポイント② 余裕があれば面接官が喜びそうなことを話す
少し発展的な内容ですが、面接官が喜びそうなことを話すのもおすすめです。
面接担当者も人なので、こちらの想いが伝わるようなことをさらっと話すと好印象を与えやすいんですよね。
【面接官が喜びそうな言葉の例】
- 御社が第一志望でずっと面接していただける日を楽しみにしておりました
(→序盤から志望度の高さをアピールできる) - こんな素敵なオフィスで動揺が隠しきれませんが、頑張って自分のことをお伝えしたいです
(→就活生ならではの可愛さをアピールしつつ相手の自尊心をくすぐる) - 株式会社◯◯の社員さんと話すことできる機会を持てるなんて当初は全く思ってもいませんでした
(→特に大手企業のブランドに固執している面接官には有効w)
第2章で共有した例文のなかでも「業界のなかでも□□に強みがある御社をもっとも魅力的に感じたため、第一志望として応募した」との文言を入れました。
自己紹介のなかでさらっとプラスαの情報を入れると、相手にもよい印象を与えて面接全体の雰囲気もよくなるんですよね。
そして雰囲気のよさが最終的によい結果を導いてくれるわけです。
もちろん完全な嘘をつくと怪しまれますが、多少なりとも思うことがあれば相手を喜ばせる精神で話してみるといいですよ!
ポイント③ 長くても1分程度を目安にする
3つ目のポイントは、長くても1分程度を目安にすることです。
自己紹介では簡潔に要点をつかむことが目的とされているので、長く話しすぎると面接官がよい印象を抱かない可能性があります。
よって目安として、1分以内を意識しておくのがよいかと。
ただ、既卒の自己紹介では「既卒になった理由」など新卒者より伝えるべき内容がやや多めなので、少し長めになるかもしれません。
とはいえ、要点だけに絞って詳細に語りすぎない意識は持っておくべきですよ。
企業から時間指定がなければ、自己紹介の長さに明確な正解はありません。
ですが、一般的には1分程度が自己紹介の目安といわれているので、事前に回答を考える際は時間も意識しておくとよいでしょう。
面接官が喜びそうなことを取り入れるというのは、面白い視点ですね。
どうしても画一的な回答になりやすいからこそ、感情ベースの話もすると印象に残りやすいんだよね。差別化戦略としても有効だし、余裕があればぜひ取り入れてみてね!
自己紹介の他に既卒が面接対策すべき項目
次にこの章では、自己紹介の他に既卒が面接対策すべき項目を共有します。
面接では自己紹介の他にも回答すべきことが多くあるので、全体を見据えて対策しないと合格を勝ち取ることはできません。
ここでは、なかでも既卒が重点的に対策すべき内容を厳選しました。
既卒の人が納得できる形で就活を終えるにはどれも対策必須の内容なので、確実に押さえておくとよいでしょう。
【自己紹介の他に既卒が面接対策すべき項目】
- 既卒になった理由
- 空白期間の過ごし方
- 就職しようと考えた理由
- 就活3大質問(自己PR・志望動機・ガクチカ)
- 逆質問
項目① 既卒になった理由
この記事では何度も伝えていますが、既卒になった理由への対策は必須です。
企業側からすると「就活をサボったのでは?」「1つも内定をもらえなかったのでは?」などとどうしても懸念を抱くものですからね。
現実的なことをいうと、正直に伝えられる理由でない人が多いかもしれません。
既卒になった理由としては、就活を始めるのが遅かったり純粋に内定獲得に苦戦したりした人が少なくないですからね。
ただ確実に企業側が気になる内容なので、面接本番を想定して事前にポジティブな回答を用意しておくことは大切です。
例をあげると「起業や留学をしていて就活開始が遅れた」「自分の適性が曖昧な状態で就活するのはよくないと思った」などですね。
既卒の面接においては、合否を分ける質問といっても過言ではありません。
もちろん完全な嘘をつくのはダメですが、ある程度は建前上の理由でも仕方がないので事前に前向きな答えを考えておきましょう。
項目② 空白期間の過ごし方
空白期間の過ごし方も既卒がよく聞かれる質問ですね。
空白期間とは、大学などを卒業してから就活を始めるまでの期間のこと。
資格の勉強をしたり長期インターンに参加したりと、大学などに通う必要がなくなった時間を有意義に活用している人もいるとは思います。
ただ、一方でフラフラと何となく時間を消費している人もいるので、企業側はこの点を確認したいと考えるものなんですよね。
とくに就活よりも優先すべきことがない人は、できる限り早くエントリーをするのが無難な選択かと。
目的なくダラっとバイトなどをして過ごす時間は選考通過の観点では微妙なので、惰性で過ごすのはやめてなるべく早く行動を起こしましょう。
項目③ 就職しようと考えた理由
3つ目は、就職しようと考えた理由ですね。
これも既卒ならではの項目ですが、「なぜ今のタイミングで既卒から正社員を目指そうと思ったか?」も企業側が気になる内容です。
というのも、既卒はある意味でそのままフリーターを続けることも可能だから。
正社員になること=絶対の正解ではないですし、就活をするのはキャリアを変えることでもあるので就職理由を質問されることは少なくないわけです。
この質問に対しては「なぜ正社員がよいと考えたか」「そもそもなぜ既卒になったか」を絡めて話すと納得してもらいやすいかと。
たとえば「もともと自分が貢献したい企業で正社員として長く働きたい気持ちがあり、在学中は就活に苦戦して既卒になったが今も同じ考えを持っているため」などですね。
前述の質問同様に、採用担当者が納得できる回答かどうかが焦点となります。
回答を考える際にも、企業側の視点を想像して答えを用意しておきましょう。
項目④ 就活3大質問(自己PR・志望動機・ガクチカ)
ここからは、新卒・既卒に関わらず対策すべき項目を共有しますね。
既卒ならではの質問に対策できたら、就活3大質問(自己PR・志望動機・ガクチカ)への回答も考えておきましょう。
3大質問はどの企業でもほぼほぼ聞かれるような質問であり、これらに対する回答の質が合否を左右するといっても言い過ぎではありません。
よって何となくで表面的な答えを考えるのではなく、じっくりと時間をかけて企業側に刺さりそうな回答を用意する必要があります。
3大質問に対しては、個別に記事を用意して例文やポイントを解説しました。
心から納得できる形で就活を終えるには対策が欠かせないので、現時点で準備ができていない人はぜひ僕の考えを参考にしてみてくださいね。
» 【自己PR例文42選】これが評価される自己PRだ!|就活の面接での回答例文を共有
▼志望動機の書き方はこちら
» 志望動機の書き方を新卒に解説【就活ブロガーが丁寧に語る!】
▼ガクチカの書き方はこちら
項目⑤ 逆質問
逆質問を用意しておくとさらに安心です。
逆質問とは、主に面接の最後のタイミングで「何か質問はありますか?」などと聞かれる面接官への質問の投げかけのこと。
単純に質問を募っているのではなく、企業への興味関心や熱意を探っているケースも多いので事前対策が重要ですよ。
企業研究が不足していたり、あまり優先度が高くなかったりする会社には、質問したい内容も浮かびくいものですからね。
逆質問の質によって、自社への関心具合を探られていることもあるわけです。
逆質問については「面接でおすすめの逆質問ランキング【1位〜20位】|評価される逆質問は?」にて具体例や注意点を共有しました。
一次・二次・最終など選考ステップごとにおすすめの逆質問も整理しているので、いまいち何を聞くべきかわからない人はぜひご覧くださいね。
自己紹介の他にも、既卒が選考を突破する上で対策すべきことは多くあるのですね。
そのとおりだよ。むしろ自己紹介より優先順位が高いものもあるから、まだ対策できていなかった人がいたら意識を改めて対策の時間を設けてみてね。
面接対策をする既卒からよくある質問
最後に本章では、面接対策をする既卒からよくある質問に回答します。
同様の疑問を抱いていた人がいたら、ぜひさくっと読み進めてみてくださいね!
【面接対策をする既卒からよくある質問】
- 新卒と既卒の自己紹介では何が違う?
- そもそも自己紹介を求める企業側の意図は?
- 自己紹介と自己PRの違いは何?
- 既卒からでも大手の内定獲得はできる?
質問① 新卒と既卒の自己紹介では何が違う?
最大の違いは、既卒になった理由や空白期間の過ごし方を質問されることかと。
新卒採用では「純粋に自社に合った優秀な人材がほしい」という視点で見られます。
対して既卒の選考時には、「何か問題があるのでは?」などとプラスαで疑問を持たられるものなんですよね。
これも採用側の視点に立つと、懸念材料を想像しやすいかと思います。
ただ、逆にいえばそれ以外は新卒採用と同様ともいえるので、新卒時の対策にプラスで既卒理由などを考えておくのがよいといえますね。
質問② そもそも自己紹介を求める企業側の意図は?
アイスブレイク、応募者のざっくりとした情報把握の2つが考えられます。
面接の場は大半の人が緊張するものなので、いきなり本格的な質問をしても固まってしまう人が少なくありません。
だからこそ自己紹介というある程度フォーマットが決まった質問をして、応募者の緊張をほぐす意図があるわけですね。
また、企業側は数多くの応募者を相手にしているので、最初にざっくりとした情報を得て全体感を把握する意図も考えられます。
この点を考慮すると、自己紹介の時点では詳細な話をしすぎないで、必要な項目のそれぞれ要点だけを伝えるのがよいといえますね。
質問③ 自己紹介と自己PRの違いは何?
もっとも大きな違いは、企業側の質問意図です。
自己紹介では、アイスブレイク・大まかな情報把握の2つが目的とされています。
一方自己PRでは、自社に貢献できる能力を持っているか・自社と相性がよさそうかなどを確認することが目的とされているんですよね。
つまり要点だけを簡潔に伝える自己紹介とは異なり、自己PRでは企業側が求める能力などを考慮して自分の強みを語る必要があります。
自己PRを聞かれたときに自己紹介のような短い回答は微妙なので、採用側の意図を正しく把握して適切な回答をしましょう。
質問④ 既卒からでも大手の内定獲得はできる?
結論、既卒でも大手の内定獲得は可能です。
「実際に企業がどんな人材を採用対象としているか」のデータを調べると、既卒を対象外とする企業は全体の29%となっていました。
つまり、大手の約7割は既卒も採用対象としているわけですね。
上記のデータについては「【既卒でも大手は目指せる】採用企業例や内定獲得に向けたおすすめ対策を共有!」内にて詳しく共有しました。
既卒が大手の内定を得るための対策なども丁寧に紹介しているので、大手に入社したいと考えている人はぜひ一度目を通してみてくださいね。
やはり、企業側の視点を意識して面接対策しておくことが重要といえるね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
既卒者の面接の自己紹介について、例文やポイント・NG回答などを共有しました。
既卒面接の自己紹介では、要点を絞って簡潔に話すことが大切です。
加えて面接では他にも多くの質問をされるので、選考通過率を高めるには広い視野を持って対策することが欠かせません。
とくに既卒になった理由・空白期間の過ごし方・今就職しようと考えた理由は、既卒者だからこそ企業側が気になる部分です。
まさに合否を分ける質問といっても過言ではないので、就活3大質問とあわせて対策をおこない、万全な状態で面接に臨んでくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【既卒1年目の就活のやり方】卒業したての既卒者は何をすべき?」も読んでみてください。
既卒1年目の就活の進め方について、僕がおすすめする時間の使い方や注意点などを共有しています。
既卒2年目以降の人にとっても参考になる情報があると思うので、既卒で就活の進め方を迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 自己紹介で大きく外さないためには、既卒面接で伝えるべき項目の把握が必須である。
- 既卒の面接通過率アップには、特化型就活サイトの有効活用と既卒ならではの質問対策が重要である。
- もし余裕があれば、面接官が喜びそうなことを自己紹介に取り入れるとよい。
- 既卒になった理由・空白期間の過ごし方などは、事前にポジティブな回答を考えておくべきである。