就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
早い時期から就活を始めたのに、9月時点で内定が1つもない人は一定数います。
部活や研究活動などが忙しくて就活に割く時間をなかなか確保できず、遅い時期から就活を始めた人もいるかもしれません。
9月は周囲の学生のほとんどが就活を終えている時期なので、自分だけが内定を得られていないと強い不安や焦りを感じるものですよね。
自分と同じ境遇の就活生が少ないからこそ相談できる人もおらず、ひとりで悩みを抱えてしまっている人も多いかもしれません。
そこでこの記事では、9月でも就活が終わらない就活生に向けて、即効性のあるおすすめの対策や内定獲得に苦戦するよくある原因を紹介します。
後半では、内定を得るためにまず整理すべきことや具体的に実践すべきことも共有していくので、9月時点で就活を続けている人はぜひ参考にしてください。
9月に就活をするのは本当に不安ですね。
周りの多くが就活を終えているからね。ただここで焦らず、やるべきことを整理して実践すれば、まだまだチャンスはあるよ!
- 9月でも就活が終わらない人は就活エージェントを利用すべき
- そもそも9月に就活が終わらないのはまずいことなのか?
- 9月に就活が終わらない原因
- 9月でも就活が終わらない人がまず整理すべきこと
- 9月でも就活が終わらない人におすすめの対策3選
- 9月でも就活が終わらない人が実践すべきこと
- 9月でも就活が終わらない人に伝えたい注意点
- 本記事の要点まとめ
9月でも就活が終わらない人は就活エージェントを利用すべき
9月時点で就活を続けている人は、誰しも大きな不安を抱えていると思います。
そこでまずは、内定獲得に向けて即効性のあるおすすめの対策を共有していきますね。
結論、9月でも就活が終わらない人は就活エージェントを利用すべきです。
就活エージェントとは、無料で次のような幅広い支援をしてくれるサービスのこと。
【就活エージェントのサービス内容】
- 就活相談
- 自分に合った求人の紹介
- 選考支援(ES添削や面接対策)
- 企業との面接のセッティング
- 面接後のフィードバック共有
一般的に8月〜11月末の時期の就活は秋採用といわれており、就活が本格的に動く3月〜7月と比べると秋採用では求人が少ない傾向にあります。
ただ、就活エージェントは就活支援を専門に年間を通して事業をおこなっており、秋採用をしている企業の情報も豊富に持っているんですよね。
就活が長期化している人には自覚はなくとも何らかの問題点があるケースが多いですが、就活エージェントでは専任の担当者がつき客観的に屈託のない意見をくれます。
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初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
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そもそも9月に就活が終わらないのはまずいことなのか?
次にこの章では、9月時点における就活の一般論について解説します。
9月に就活が終わらないとやばいと考える人が多いですが、自分の立ち位置を把握するためには客観的なデータを確認しておくことも重要なんですよね。
ここでは、9月時点の内定率や就活全体における位置づけなどを紹介します。
自分にとって本当に必要な行動を起こしていくためにも、現状についてより正しく把握しておきましょう。
【9月時点における就活の一般論と僕が考える結論】
- 9月1日時点での内定率は85〜90%
- 就活における9月の位置づけとは?
- 結論:9月まで何も手をつけていなかった人はやばい
9月1日時点での内定率は85〜90%
まずは、9月1日時点での内定率を共有していきます。
リクルートが運営する新卒市場に関する研究機関「就職みらい研究所」によると、22卒の時期別の内定率は以下のとおりでした。
引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2022年卒)「2022年3月度(卒業時点)内定状況」」
上記を見ると、9月時点での内定率は85〜90%だとわかります。
直近3年のデータなので、近年の傾向を把握する上では参考になる数字かと。
この数字からは、10〜15%程度の人は9月時点で内定がないともいえますね。
全体では少数派ですが、一定数は自分と同じ境遇の人がいるわけです。
また10月以降になると内定率は上がっているので、9月以降でも愚直に就活を続けていれば内定をもらえる可能性があるともわかります。
諦めたらその時点で内定獲得の可能性はゼロになってしまうので、自分を信じて最後まで就活を続けていきましょう。
就活における9月の位置づけとは?
9月以降の就活では、限られた時間のなかで適切な行動を起こすことが大切です。
3月時点などと比べると就活に使える時間が少ないですからね。
そして適切な行動を起こすためには、自身の現状の正しい理解が欠かせません。
就活における9月の位置づけは、以下のとおりです。
【就活における9月の位置づけ】
- 全体の8〜9割程度の学生が就活を終える
- 秋採用をする企業の選考が本格化する
時期別の内定率のデータを見る限り、9月時点での内定率は85〜90%でした。
つまり9月は、8〜9割の学生が就活を終える時期と考えられます。
また、一般的に8月〜11月末の時期におこなわれる「秋採用」の選考が本格化するタイミングでもあります。
ポジティブに捉えると、この秋採用を実施する企業をうまく見つけられれば、すんなりと内定を得られる可能性があるわけですね。
とはいえ、9月以降に就活を続ける人は少数派なので、この時点で選考に臨んでいる理由を聞かれたときの回答は用意しておくべきかもしれません。
就活が長期化していることに対して企業が疑問に思うこともあるので、自身の現状を客観的に認識してできる限りの用意をしておきましょう。
結論:9月まで何も手をつけていなかった人はやばい
9月以降の就活について、客観的なデータや一般論を紹介しました。
最後に、僕が考える結論的な内容もお伝えしておきますね。
僕個人としては9月時点で内定がなくても、これまで就活のために自分の時間を使ってきた人であれば決してやばいとは考えていません。
一方で、これまで就活と向き合ってこないで9月から自己分析などを始める人がいたら、強く危機感を持つべきだと思います。
というのも前者の人であれば、対策や選考過程の問題点を整理すればすんなりと内定を獲得できるケースが多くあるから。
ただ、後者の人は内定獲得に向けて取り組むべきことが多く、本気で意識を変えなければ就活対策の時間が不足しやすいからです。
もちろん最終的な結果は就活生と企業の間で決まることなので一概にはいえませんが、全体としては上記のような傾向があるといえるかと。
後者の人でも取り組み次第では内定を得られる可能性はあるので、自身の現状を改めて整理した上で限られた時間の使い方を考えることが大切です。
9月1日時点では、8〜9割の就活生が内定をもらっているのですね。
少数派ではあるけど、9月でも内定がない人も多くいる。諦めたら内定獲得の可能性はゼロになるから、最後まででき得る限りの対策を実践していこうね。
9月に就活が終わらない原因
9月時点における就活の一般論などを共有しました。
続いてこの章では、9月に就活が終わらないよくある原因を紹介していきます。
就活が9月まで長期化している人には、共通する原因がいくつかあるんですよね。
過去の選考でうまくいかない場合は何らかの原因があると考えられるので、今後の選考結果を変えるためにはネックとなる問題点を改善することが大切です。
ここでは、よくある原因を6つまとめました。
それぞれの内容について、順に詳しく見ていきましょう。
【9月に就活が終わらないよくある原因】
- 大手や有名企業ばかり受けていた
- 世間の目を気にして興味のない会社を受けていた
- エントリー数が少なかった
- 就活を軽視して選考対策が不足していた
- 就活マナーを守れていなかった
- もともと公務員を志望していた
原因① 大手や有名企業ばかり受けていた
まず考えられる原因は、大手や有名企業ばかり受けていること。
大手企業などは知名度が高く採用倍率も上がりやすいので、応募側からするとなかなか内定を得られないものです。
たとえば倍率100倍の企業ばかり受けている人、倍率10倍の企業ばかり受けた人がいたら、後者のほうが内定を得やすいものですよね。
単純な話ですが、高倍率の企業だけ受けると1つでも内定を得ることのハードルが上がるわけです。
頭ではリスクをわかっていても、社会的な信用や理想を追い求めて大手や有名企業ばかりにエントリーしている人は少なくありません。
過去を振り返ったときに自分にも当てはまると思った人は、今後はもう少し選択肢を広げて企業探しすることをおすすめします。
原因② 世間の目を気にして興味のない会社を受けていた
2つ目の原因は、世間の目を気にして興味のない会社を受けていたこと。
これは、たとえば自分は製造業で働くことに全然興味がないのに、安定性や社会的信用度を重視してメーカーを志望しているケースなどですね。
ファーストキャリアを考える上で、安定性や信用度などを重視することは決してダメなことではありません。
ただ自身との相性が悪い場合は、企業に対してもうまくアピールができず選考過程で苦戦するケースがあるんですよね。
企業側は自社で活躍してくれる人材を求めているので、相性がよくない印象を受けると積極的に採用しようとは思ってもらえません。
業界や企業との相性を考えずに安定性などを重視すると苦戦するケースもあるので、心当たりがある人は自分の問題点として疑ってみるとよいでしょう。
原因③ エントリー数が少なかった
3つ目に紹介する原因は、エントリー数が少なかったことです。
エントリー数が少ないと、それだけで内定を得られる可能性は下がります。
極端な例ですが、100社受けている人と1社だけ受けている人がいたら、前者のほうが内定獲得の可能性が高いのは明白ですよね。
エントリー数が少なく、さらに大手や有名企業だけを受けている場合はなおさらです。
9月以前にエントリーした企業が少ない場合は、まずは応募先の候補を増やしましょう。
納得できる企業を厳選することも重要ですが、内定ゼロで卒業時期を迎えることのリスクも考えて行動を起こすことが大切です。
原因④ 就活を軽視して選考対策が不足していた
基本的な原因として、選考対策が不足しているケースも考えられます。
これは就活を軽視している人に多い印象ですが、選考対策が不足しているとぶっつけ本番のような形になり、やはり高評価を受けにくいんですよね。
周囲のライバルは事前に回答を用意するなど万全な状態で選考に臨んでいるのに、自分だけぶっつけ本番だと当然内定は得にくくなります。
もちろん潜在的な能力が高ければいきなりでも内定をもらえることはありますが、全体から見ると圧倒的に少数派です。
就活対策は細かいものがほとんどのため、面倒に感じる人も多いかもしれません。
だからこそ、対策にどれだけ本気で向き合ったかが最終的な結果を左右します。
これまであまり時間をかけてこなかった人は、この機会に意識を改めましょう。
原因⑤ 就活マナーを守れていなかった
5つ目の原因は、就活マナーを守れていなかったこと。
就活マナーとは、たとえば企業への連絡方法や面接での所作などについてですね。
企業とのメールや電話のやり取りが社会人として不適切であったり、面接時の所作に不備があったりすると、マイナス評価を受けることがあります。
多くの就活生は問題なくマナーを守っているので、自分だけが不適切な行動を取っていると悪目立ちしやすいんですよね。
なかには「そんな細かい部分は会社で活躍することに関係がない」と思う人もいるかもしれませんが、企業はリスクを取ってまで採用しようとは思わないものなんですよね。
少しの意識で改善できる部分なので、就活マナーにあまり意識を向けられていなかった人がいたら、基本の所作などを確認しておきましょう。
原因⑥ もともと公務員を志望していた
最後6つ目の原因は、もともと公務員を志望していたこと。
もともと公務員志望だった人は、途中から就活対策を始めることになります。
そのため就活1本で活動してきた人と比べて選考対策が不足した状態になりやすく、内定獲得に苦戦するケースが多いんですよね。
ただ公務員志望だった人は、企業から好印象を持たられることも多くあります。
事前に公務員を志望して試験勉強に取り組むような学生は、計画性があったり真面目な性格だったりして好感を持たれやすいからです。
よってアピール方法によっては、すんなり内定を得られる可能性も十分あります。
実際、公務員試験に落ちてから民間企業に切り替えて内定を得ている人は毎年多くいるので、悲観的にならないで今できることに集中するようにしましょう。
適切な対策を打つためには、大前提としてこれまで苦戦した原因を把握することが必須。少しでも自覚のある原因が見つかった人は、改善に向けて行動を起こしていこう!
たしかに、長期に渡って内定を得られなかったことには原因がありそうですね。
9月でも就活が終わらない人がまず整理すべきこと
次にこの章では、9月でも就活が終わらない人がまず整理すべきことを紹介します。
就活後半の時期に内定がないと誰しも焦るものですが、だからこそ一度冷静になって整理すべきこともあるんですよね。
僕が考える整理すべきことは以下の3つです。
何から手をつけるべきか悩んでいる人は、ぜひ僕の考えを参考にしてみてください。
【9月でも就活が終わらない人がまず整理すべきこと】
- 自分が内定をもらえていない原因
- 自分に不足している選考対策
- 自分に合った業界・企業像
整理すべきこと① 自分が内定をもらえていない原因
最優先で取り組むべきは、自分が内定をもらえていない原因を整理すること。
前章でもお伝えしたとおり、就活が長期化している人には何らかの原因があります。
1社ごとにたまたま評価されないで内定ゼロという可能性もあるにはありますが、基本的には何らかの大きな問題があると考えるのが自然なんですよね。
つまり9月以降の内定獲得を目指す上では、この問題点の整理が必須になるわけです。
ただ就活に苦戦していると視野が狭くなりやすく、自分の何が問題となっているか気がつけない人も少なくありません。
こんなときには、第三者から客観的な意見をもらうことが有効です。
9月まで内定ゼロでも、ネックとなっていた問題を改善するだけですんなり内定をもらえるケースは珍しくありません。
周囲に的確なアドバイスをくれそうな人がいなければ、無料で使える就活エージェントに相談するのもおすすめの方法です。
「ミーツカンパニー就活サポート」や「キャリアチケット」でも屈託のない意見をもらえるので、1つの手段として活用してみるといいですよ。
整理すべきこと② 自分に不足している選考対策
自分に不足している選考対策がないか振り返ることも大切です。
9月時点で内定がない人には、そもそも選考対策が足りていない人も多いんですよね。
就活ですべき選考対策としては、たとえば以下などがあります。
【就活ですべき選考対策】
- 自己分析
- 業界研究
- 企業研究
- 就活の軸作り
- Webテスト対策
- エントリーシート対策
- 面接対策
上記は基本的な内容ばかりですが、「十分に取り組めている」と自信を持っていえない人も多いのではないでしょうか。
なかには、そもそも実践していない項目があった人もいるかもしれません。
また「書類選考は通るけど面接で全落ちしている」といった人は、改めて面接対策に時間をかけるのが得策といえるかと。
このように過去を振り返って自分に不足している項目が見つかった人は、改めて時間を設けて対策に取り組むとよいでしょう。
整理すべきこと③ 自分に合った業界・企業像
3つ目に紹介するのは、自分に合った業界・企業像です。
9月でも就活が終わらない人は、自分と相性の悪い会社を受けており正当な評価を受けられていない可能性も考えられます。
適正のない会社の選考では、どうしても好印象を与えにくいものですからね。
たとえば、コミュニケーション能力に苦手意識がある人が営業職を志望していたり、スキルが求められる職種に未経験で応募していたりするケースです。
9月以前の就活で相性の悪い会社ばかりを受けていた人がいたら、応募先の業界や職種を見直すと選考結果が変わるかもしれません。
社会的な体裁などを気にして自分との相性を考えられていなかった人がいたら、自分に合った業界や企業像について一度整理してみるとよいでしょう。
どんな人でも、まずは自分の問題点を明確化することが重要なんですね。
課題さえ明らかになれば取り組むべき対策も明確になるからね。よくある原因なども参考にして、自分の本質的な問題点が何か特定してみてね。
9月でも就活が終わらない人におすすめの対策3選
続いてこの章では、9月でも就活が終わらない人におすすめの対策を紹介します。
第1章でお伝えしたとおり、9月時点で就活を続けている人には即効性の高い対策である就活エージェントの利用が圧倒的におすすめです。
「ミーツカンパニー就活サポート」や「キャリアチケット」を利用する方法ですね。
ただ、なかにはほかに取り組むべき対策を知りたい人もいるかと思います。
9月以降の就活に使える時間は少ないので優先順位はつけるべきですが、より多くの選択肢を知っておくことに損はないかと。
僕が考える就活エージェント以外の対策は、以下の3つです。
それぞれの対策について、順に詳しく確認していきましょう。
【9月でも就活が終わらない人におすすめの対策】
- 逆求人型サイトに登録して相性のよい企業との接点を増やす
- 視野を広げて応募先の選択肢を増やす
- 就活3大質問に対する回答の質を高める
対策① 逆求人型サイトに登録して相性のよい企業との接点を増やす
1つ目の対策は、逆求人型サイト経由で企業との接点を増やすことです。
逆求人型サイトとは、プロフィールを登録すると自分に興味を持った企業からスカウトが届くサービスのこと。
就活生がスカウトを受けるために必要なのは最初のプロフィール登録だけなので、企業との接点獲得をかなり効率化できるんです。
9月以降の就活ではそもそも人材を募集する企業が限られているので、応募先の選択肢を広げる上で逆求人型サイトは非常に有用ですよ。
もちろんすべての企業が魅力的とはいえませんが、大手や知名度の高い会社からスカウトが届くことも決して珍しくありません。
利用がおすすめの逆求人型サイトは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」です。
2サイトに登録すると、大手・中小・ベンチャー企業まで幅広く網羅できます。
プロフィールの中身は使い回せるので、併用するのが圧倒的におすすめですね。
一度登録したらあとは魅力的なスカウトを待つだけなので、できる限り早めに登録してオファー待ちの状態にしておくと効率的です。
これまで逆求人型サイトを使っていなかった人は、応募先の候補を増やすためにもこの機会に登録しておくことを強くおすすめします。
対策② 視野を広げて応募先の選択肢を増やす
9月以降に就活をする人は、視野を広げて応募先の選択肢を増やすことも大切です。
9月は秋採用が本格化する時期ですが、3月〜7月などの就活市場が活発に動く時期と比べるとやはり求人企業は多くありません。
そのため以前と同じように企業選びの基準を設けていると、純粋にエントリーする企業が少なくなってしまいます。
エントリー数が少ないと、当然ながら内定獲得の可能性も下がりますよね。
もちろん闇雲に内定獲得を目指しても後悔につながる恐れがありますが、応募先の選択肢を広げる意識を持っておくことは重要かと。
現在の自分が決して余裕のある状態ではないことを自覚し、基準を高く持ちすぎないでエントリー先を探すようにしましょう。
対策③ 就活3大質問に対する回答の質を高める
最後3つ目の対策は、就活3大質問に対する回答の質を高めることです。
就活3大質問とは、自己PR・志望動機・ガクチカ(学生時代にもっとも打ち込んだこと)の3つのこと。
これらはどの会社でも聞かれるような鉄板の質問であり、事前に回答を用意していないと低評価や不採用に直結しやすいんですよね。
9月でも就活が終わっていない人のなかには、何となくの回答は考えているものの、質まで深く追求できていない人も多いのではないでしょうか。
人によっては、3大質問への回答が落選の原因となっていることも十分考えられます。
ボトルネックではなくとも回答の質を高めると確実にプラスに影響するので、ぜひ改めて時間を設けて3大質問への答えを考えるとよいでしょう。
なお、就活3大質問に対する回答の作り方は個別に記事を用意しています。
おすすめの文章構成や回答を考えるヒントを得たい就活生は、ぜひご覧ください!
» 【自己PR例文42選】これが評価される自己PRだ!|就活の面接での回答例文を共有
▼志望動機の書き方はこちら
» 志望動機の書き方を新卒に解説【就活ブロガーが丁寧に語る!】
▼ガクチカの書き方はこちら
遅い時期の就活を成功させるには、企業の選択肢を増やすことが重要なんですね。
そもそも求人を出す企業が少なくなるからね。企業との接点獲得を自動化できる逆求人型サイトはその点で有用だから、ぜひうまく活用するといいよ!
9月でも就活が終わらない人が実践すべきこと
続いてこの章では、9月でも就活が終わらない人が実践すべきことを紹介します。
前章まででも具体的な対策を紹介してきましたが、ここでは選考結果をより大きく左右する面接に関わる内容を共有していきますね。
すべてを実践するのは大変かもしれませんが、内定獲得に向けて努力できることはまだまだあります。
以下3つの内容について、順に確認していきましょう。
【9月でも就活が終わらない人が実践すべきこと】
- 面接の基礎部分に問題がないか改めて見直す
- 過去の面接で改善すべき点がないか振り返る
- 現時点で内定がないことを正直に話す
実践すべきこと① 面接の基礎部分に問題がないか改めて見直す
1つ目は、面接の基礎部分に問題がないか確認すること。
具体例をあげると、質問に対して結論から簡潔に話したり、適切な身だしなみで面接に臨んだりできているかなどですね。
企業の採用担当者は、数多くの就活生を相手に選考をしています。
ゆえに基礎部分に問題があると、それだけで悪い印象を持ちやすいんですよね。
これでは、回答内容がよくてもなかなか内定獲得までに至りません。
初歩的な部分でマイナス評価を受けている人は意外と多くいるので、マナーなどを重視できていなかった人は改めて見直してみてくださいね。
実践すべきこと② 過去の面接で改善すべき点がないか振り返る
2つ目は、過去の面接で改善すべき点がないかどうかです。
これも前述の内容と重複しますが、やはり面接は選考結果を大きく左右する部分なので、どの就活生も必ず振り返っておくべきなんですよね。
9月まで就活に取り組んできた人なら、これまで何度も面接を経験したと思います。
改めて振り返ると、面接官に好印象を与えられたときもあれば、リアクション的に微妙そうだったときもありましたよね。
ただ、よい印象を与えられなかったときにどんな問題点があったかを考えると、次回以降の面接では高評価を受けられる可能性があります。
ある意味で面接の数を多くこなしている人は少ないので、場数を踏んだ経験をうまく活かせば今後の選考を有利に進められるわけですね。
過去の面接経験が無駄になることはないので、ネガティブな結果だけに目を向けないで、改善点がないかを振り返ることが大切です。
実践すべきこと③ 現時点で内定がないことを正直に話す
面接本番の話ですが、現時点で内定がないことを正直に話すことも重要ですね。
企業側からすると、就活後半の時期に選考に臨んでいる理由は気になるものです。
もちろん自ら話す必要はありませんが、あえて内定があると嘘をついて面接を続けると、どこかでボロが出てしまうかもしれません。
ただ内定がないと正直に話した上で、自分なりに考えた問題点や改善点を語れば、かえって高評価を受けられる可能性も考えられます。
9月以降の就活で内定を保有しているかなどを聞かれたときには、嘘をつかないで現状について正直に話すようにしましょう。
やはり選考結果を大きく左右する面接対策はとくに重要なんですね。
そのとおり。ちょっとしたことでも選考結果に影響が生じる可能性は十分あるから、でき得る限りの対策は実践しておくべきだよ。
9月でも就活が終わらない人に伝えたい注意点
最後に本章では、9月でも就活が終わらない人に注意点をお伝えします。
前章まででは選考に関する具体的な対策を紹介してきましたが、精神面に関するケアをすることも重要なんですよね。
就活後半の時期にはどうしても不安や焦りを感じるものですが、メンタルが不安定な状態では選考時にも自分の力をなかなか発揮できません。
きれいごとに聞こえる人もいるかもしれませんが重要な内容なので、ぜひ最後にさくっと読み進めてみてくださいね。
【9月でも就活が終わらない人に伝えたい注意点】
- 内定をもらえなくても自己否定しない
- たまには息抜きの時間を作る
- ネガティブ思考で面接に臨まないようにする
注意点① 内定をもらえなくても自己否定しない
9月以降の就活では、自己否定することは絶対に避けてください。
合理的に考えると、マイナス思考になっていいことは1つもありません。
選考に落ちると誰しも落ち込みますが、そこで自己否定してしまうと改善に向けて頭や体力を使えなくなりますからね。
自信がない状態は周囲に伝わるものなので、他社の選考に臨んだときにマイナス評価につながってしまう恐れもあります。
たとえ選考に落ちても、改善点を見出すきっかけにはなるはずです。
内定獲得という最終的なゴールを目指して、自分がその時々でできる最善の対策や行動を実践していきましょう。
注意点② たまには息抜きの時間を作る
2つ目に紹介するのは、たまには息抜きの時間を作ること。
なかなか内定を得られないと就活のことが頭から離れなくなりますが、強いストレスを抱えた状態ではいい発想も生まれません。
また精神的に不安定な状態で面接に臨んでも、力は発揮できないものです。
できる限りよい状態で就活を進めるには、適度な気分転換が欠かせません。
就活以外に時間を使うのはもったいなく感じるかもしれませんが、リフレッシュの時間を設けたほうがかえって効率的になるわけですね。
これは就活時だけでなく、社会人として働き始めてからも同様です。
全体のパフォーマンスを向上させるためにも、たまには息抜きの時間を作りましょう。
注意点③ ネガティブ思考で面接に臨まないようにする
9月以降の就活では、ネガティブ思考で面接に臨まないことも大切です。
どうしても「また落ちてしまうのでは?」などと不安な気持ちは生じるものですが、負の感情は面接官にも伝わってしまいます。
面接官の立場を想像すると、自分に自信がありそうな人のほうが不安そうな人よりもポジティブな印象を受けませんか?
会社で一緒に働くことを想像すると、ネガティブな人は事業の課題解決などになかなか貢献してくれないと思われるかもしれません。
性格的に心配性な人もいるとは思いますが、ネガティブな気持ちが伝わりすぎると面接の場ではマイナスに働く恐れがあります。
少し意識するだけでも印象の伝わり方は変わるものなので、できる限り前向きな気持ちで選考に臨むようにしましょう。
たしかに、メンタルが不安点な状態では自分の力を発揮しにくいですね。
ほんとそうなんだよね。メンタルケアに時間を使うのは悪いことではないから、バランスを見て息抜きの時間も設けるといいよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
9月でも就活が終わらない就活生に向けて、即効性のあるおすすめの対策や内定獲得に苦戦するよくある原因などについて網羅的に解説しました。
9月1日時点の内定率は85〜90%であり、全体から見ると同時期に就活をおこなう人は少数派です。
とはいえ9月以降でも内定を獲得している人は毎年多くいるので、行動を起こさずに諦める必要は決してありません。
この記事では数多くの対策を共有しましたが、9月以降は時間が限られているので即効性のある就活エージェントの利用がとくにおすすめです。
最後に紹介したメンタルのケアも忘れないように就活を継続し、ぜひ自分が少しでも納得できる会社から内定を勝ち取ってくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「内定がないまま卒業したらどうなる?|既卒就活対策も合わせて解説!」も読んでみてください。
もしこのまま就活に苦戦してしまい、内定がないまま卒業することになった場合に想定される選択肢についてまとめました。
最悪の事態を想定しておけば、今すべき対策により危機感を持って取り組めます。
実際に内定がないまま卒業時期を迎える可能性もゼロではないので、この機会にぜひさくっと目を通してみてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 9月に就活が終わらない人には、即効性の高い対策として「ミーツカンパニー就活サポート」の利用を強くおすすめする。
- 9月は全体の8〜9割が就活を終え、秋採用をする企業の選考が本格化する時期である。
- 就活が9月まで長期化している人は、過去の選考を振り返って問題点を明確化すべきである。
- 9月以降の就活では求人を出す企業が少ないので、逆求人型サイトを使って企業との接点獲得を自動化することも大切である。
- 9月以降の就活では、自身の精神面のケアも意識すべきである。