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【集団面接の時間はどれくらい?】1人あたりの理想的な回答時間も合わせて共有!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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今回の記事では、集団面接の時間についてバシッと解説します!

(全体平均や適切な回答時間、好印象を残すコツや注意点を共有するよ!)

 

こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

集団面接を初めて受けるときは、誰しも不安を感じると思います。

どのくらい時間をかけて面接がおこなわれるのかが曖昧だと、回答時間の目安をイメージするのも難しいですよね。

 

集団での面接だからこそ注意すべき点がないか気になる人もいるかと。

時間の目安を把握することも大切ですが、前向きな印象を残すためのポイントも押さえた上で面接に臨むのが理想的です。

 

この記事では集団面接の時間について、全体平均や回答時間の目安を紹介します。

頻出質問への回答例文や好印象を与えるためのコツなども共有するので、万全な状態で集団面接に臨みたい人はぜひ最後までご覧ください。

 

集団面接って慣れないので不安が多いです。

そうなんだよね。事前に回答時間の目安などを知っておくと余裕も生まれるので、ぜひこの記事を参考にしてほしい!

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(僕が就活生の時に感じていた「働きやすい条件の良い企業だけを丁寧に紹介してくれるサイトはないのかな」を形にした求人サイトです!)

集団面接(グループ面接)の時間は60分・回答時間は10分/人が平均的

 

もったいぶらずに早速結論を共有していきますね。

集団面接の時間は、ざっくり60分くらいとイメージするのがよいかと。

 

大前提、面接時間は企業によって当然異なります。

ただ、僕の実体験・これまで関わってきた知人や就活生に聞いた情報を踏まえると、60分間という設定が多かった印象ですね。

 

集団面接を経験したことがない人は、60分は長く感じるかもしれません。

でも、60分の集団面接なら5.6人が参加することが一般的なので、1人あたりの回答時間は10分程度だけなんですよね。

 

よって全体時間は長めですが、体感としてはあっという間に過ぎる印象があります。

集団面接の時間をざっくり把握する際は、上記を1つの参考にしてみてください!

 

全体の面接時間が短めの場合は少人数と予想できる

 

軽く補足をすると、企業から集団面接の案内を受けていて、全体の所要時間は共有されているものの人数は教えてもらっていない場合。

この場合は1人あたりの回答時間を10分程度と仮定すると、参加する就活生の人数をざっくり予測できます

 

たとえば「30分の集団面接」と言われたら、自分含めた3人の就活生が同時に面接すると予想するイメージですね。

集団面接は、企業側にとって採用面で効率的な選考方法です。

しかし、1人あたりの回答時間が限られていたら適切な合否の判断をするのが難しくなるんですよね。

 

ゆえに、集団面接でも1人あたりの回答時間から逆算して全体の時間を設計されており、参加者側はこの全体の時間を予測できるわけです。

見方を変えると、面接時間が短い場合は参加人数が少ないと予想できるので、この点も基礎知識として把握しておくとよいでしょう。

 

なお、集団面接全体の概要については「【集団面接とは?】当日の流れや対策方法を詳しく解説します!」にて詳しく紹介しています。

 

全体で60分と聞くと長く感じましたが、1人あたりの回答時間が10分程度と聞くと少し気持ちが楽になりました!

僕の体感では、1時間も面接を受けているような感じがしたことは全然なかったよ!

集団面接(グループ面接)の理想的な回答時間の目安

 

次にこの章では、集団面接における回答時間の具体的な目安を紹介します。

集団面接の時間は全体平均が60分・1人あたりでは10分程度ですが、質問単位での回答時間の目安も知っておくと参考になるかと。

 

長々と回答してマイナス評価を受けないためにも、以下の目安を把握しておきましょう。

 

【集団面接における回答時間の具体的な目安】

  • 大前提:できる限り簡潔かつ論理的に説明する
  • 参考:長くなりやすい質問には1分程度を意識するのがおすすめ

 

大前提:できる限り簡潔かつ論理的に説明する

 

自分の回答時間を考える際は、とにかく簡潔に答えることを徹底遵守してください。

簡潔な回答ができないと、とくに時間短縮のために実施される集団面接の場では空気を読めない人だと思われるリスクがあるんですよね。

 

これは自分が集団面接に参加したとして、実際にほかの就活生がダラダラ話をする場面に遭遇すると非常にわかりやすいです。

ほかの参加者も面接官も「早く終わってよ…」「長く話し過ぎているな…」と感じているような空気になるんですよね。

 

自分以外の参加者もいるからこそ、自分だけの持ち時間と思わないでできる限り簡潔にまとめる意識が欠かせないわけです。

とはいえ、短く答えるだけではアピールにつながらないので、論理性を意識して要点を絞って伝えることを大事にしましょう。

 

参考:長くなりやすい質問には1分程度を意識するのがおすすめ

 

できる限り簡潔に、論理的に話すことの重要性は理解してもらえたと思います。

ただ、ざっくりの回答時間の目安も気になりますよね。

 

結論、1つの質問に対する回答は1分程度までと考えておくのがおすすめです。

まったく意識していないと長くなりがちですが、自分のなかで目安を持っておくと短くまとめる意識が働くんですよね。

 

自己PRや志望動機のように、回答のボリュームが多くなりやすい質問もあります。

これらの回答が長くなりやすい質問でも、不足があれば追加で質問されますし、毎回一度にすべてを伝えるのが最善とは必ずしもいえません。

 

むしろ時間制限の目安を設けないことで回答が長くなってしまい、空気を読めないなどと思われるほうがリスクが高いと僕は考えていますね。

目安を持ちたい人は、1分までと意識しておくのがよいでしょう。

 

たしかに効率的に選考したいと考えている企業側の意図を踏まえると、ダラダラ回答するのは低評価に直結しそうですね。

ほんとそのとおりなんだよね。ほかの面接でも同様だけど集団面接ではとくに顕著だから、できる限り簡潔かつ論理的に話すことはぜひ徹底するといいよ!

集団面接(グループ面接)で力を出し切るには心の余裕が重要

 

ここまで集団面接全体の時間、回答時間の目安などを共有しました。

何も考えず本番に臨む場合と比べると、目安の時間を知ることで少しは余裕を持って集団面接に臨みやすくなったかと思います。

 

ただ、本質を考えると僕はより重要度の高い対策があると考えているんですよね。

それは、面接に進める企業の持ち駒をできる限り多く確保しておくことです。

 

極端な話、面接に進める企業が1つしかないと、その企業に落ちたらあとがないので絶対に落ちないようにとプレッシャーが大きくなります。

でも持ち駒がほかにも多くあれば、過度なプレッシャーを感じないでその場での回答に集中しやすくなるんですよね。

 

集団面接だとついほかの就活生にも目が向きがちですが、その企業だけに賭けていなければ比較して落ち込むことも少ないかと。

企業の持ち駒を増やすことを重要視する人は意外と少ないですが、自分の力を出し切るためにも選択肢は多く確保しておくべきですよ!

 

持ち駒を効率的に確保したいならホワイト企業ナビの活用がおすすめ

 

持ち駒を増やしたいけど、自分の希望条件に合う会社がなかなか見つからなくて、結果的にエントリー数が少なくなっている人もいますよね。

闇雲にエントリーを増やしてもブラック企業を受けては本末転倒なので、優良企業の効率的な探し方を知ることも同時に大切です。

 

そこでおすすめしたいのが「ホワイト企業ナビ」の活用ですね。

これは僕が運営するサイトですが、掲載求人に条件を課すことで優良度の高い企業しか情報を載せられないようにしています。

 

よって就活生がホワイト企業ナビを使うと、予め厳選された企業リストのなかから自分に合う会社を効率的に探せるんですよね。

手前味噌ですが、優良企業を探す上では間違いなく有用かと。

 

▼こんなサイトです!見やすいデザインにこだわりました!

 

具体的に企業に課している条件は、以下の3つです。

 

【ホワイト企業ナビに掲載している優良企業の条件】

  • 残業時間が月25時間未満
  • 3年後離職率が30%未満
  • 年間休日数が120日以上

 

3条件をすべて満たさないと、企業は求人を出せない仕様にしています。

プロライターが所属する編集部が各求人の中身をまとめており、企業の悪い部分も書くなど情報の質に強くこだわっている点もポイントです。

 

現状はまだ掲載企業数が少ないですが、愛される求人サイトを目指して1つずつ丁寧に着実に企業を探して掲載しています。

一度でもサイトを見てもらえたら一般的なサービスとの違いを感じてもらえると思うので、少しでも興味を持ってくれた人はぜひ気軽にサイトをのぞいてみてください!

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持ち駒が少ないと、1つ1つの面接で感じるプレッシャーは確実に大きくなりますね…!

「この企業以外にも候補はある」と思えると心は楽になるよ!ただ企業探しは妥協すべきでないから、優良企業探しを効率化できるホワイト企業ナビをぜひ活用してみてね!

集団面接(グループ面接)でよく聞かれる頻出質問3選|回答例文あり

 

次にこの章では、集団面接でよく聞かれる頻出質問とその回答例を紹介します。

面接で力を出し切るための土台として、そもそものエントリー数を増やしておくことの重要性は前章で共有したとおりです。

 

プラスαでより具体的な対策としては、集団面接で頻出の質問に備えておくと自信を持って回答しやすいんですよね。

簡潔に答えるためにも、事前にある程度の方向性は考えておいたほうが安心かと。

 

ここではとくに重要度が高い3つの質問をまとめたので、順に確認していきましょう。

なお、3つ以外の頻出質問と回答例は「【集団面接で聞かれること13選】頻出質問と回答例を解説します!」にて共有しているので、こちらもぜひ!

 

【集団面接でよく聞かれる頻出質問3選】

  • 簡単に自己紹介をお願いします
  • 所属大学と学部学科を教えてください
  • 志望動機を教えてください

 

質問① 簡単に自己紹介をお願いします

 

ほとんどの集団面接は、自己紹介から始まります。

就活生側も聞かれると想定しているものですし、話しやすいテーマを振ることで緊張をほぐす企業側の意図もあるんですよね。

 

よって、事前に回答の方向性は用意しておくべきですよ。

ただし、アイスブレイク的な役割も強いので、アピールしすぎようと思わないで簡潔に伝える自己紹介が個人的にはおすすめです。

 

【回答例文】

はじめまして、〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇(氏名)と申します。

御社の会社説明会に参加してから入社したい思いが一層強くなり、本日社員のみなさんとお話できる日を楽しみにしておりました。

私は初対面の相手からよく「明るいよね」と言われることが多いです。

しかしこう見えて実は人一倍心配性な一面もあって、悩みをおばあちゃんに話して元気づけてもらうこともあります。

本日はこのような私の意外な一面まで全てお伝えできればと思います!

限られた時間のなかですが、本日はよろしくお願いいたします!

 

自己紹介では簡潔さを意識しつつも、親近感を抱いてもらえるように意外に感じる側面を伝える構成を僕はいつもおすすめしていますね。

集団面接の自己紹介については別記事でより詳しく解説しているので、ほかの例文やコツを知りたい人はぜひ一読してみてください!

 

 

質問② 所属大学と学部学科を教えてください

 

自己紹介として聞かれることもありますが、企業によっては所属大学や学部などを個別に質問されることもあります。

この場合は結論部分に加えて、大学で学んでいる内容やその学部などを選んだ理由をさらっと伝えるのがおすすめですね。

 

【回答例文】

私は〇〇大学の〇〇学部〇〇学科に所属しております。

高校生の頃から生物学の研究をしたいと思っていたためこの学部を選びました。

現在は植物生理学について学んでおります。

 

簡潔にまとめたいので、ボリュームは上記くらいがよいかと。

質問以上のことをダラダラ答えるのは面接官・ほかの就活生に失礼なので、質問に対する適切な回答を心がけましょう。

 

質問③ 志望動機を教えてください

 

志望動機は就活3大質問(ほか自己PR・ガクチカ)の1つで、集団面接の場でも聞かれるケースが多いです。

回答の自由度が高い分ボリュームが多くなりやすいので、事前に大まかな考えを整理しておくと失敗のリスクを下げられるかと。

 

ポイントは、その企業にしか通用しない志望動機を語ること。

競合他社にも使える志望理由を語る就活生をよく見かけますが、それでは熱意が伝わらないので、企業ごとに個別に考えておくべきですよ。

 

【回答例文】

御社を志望する理由は、化粧品業界の中でも高級志向・対面販売にこだわっている点に惹かれたからです。

はもともと内気な性格だったのですが、スキンケアやメイクを始めてから自分に自信を持てるようになりました。この経験から「化粧品は見た目だけでなく内面にも影響を与えられるもの」と感じ、化粧品業界に興味を持ちました。

その中でも御社を選ぶ理由は、高級志向で対面販売をメインにしているからです。お客様からのフィードバックを得やすい環境であるため、「化粧品を通して人の人生を明るくしたい」という私の目標を達成するのにぴったりだと考えました。ぜひ入社して、お客様の人生を変えられるような化粧品開発に励みたいです。

 

1社ごとに志望動機を考えるのは大変ですが、だからこそ熱意や入社意欲によって差が生まれやすい部分でもあります。

企業側も当然この点を把握した上で質問をしてくるので、志望度が低いと思われないように妥協せず回答を考えておきましょう。

 

 

やはり自己紹介や志望動機は集団面接でも頻出なんですね。例文を通じて簡潔に答えることのイメージもより膨らみました!

本番のその場で答えを考えると誰しも戸惑ってしまうはずだから、頻出の質問に対してはできる限り対策しておくと力を発揮しやすいよ!

集団面接(グループ面接)の限られた回答時間で好印象を与えるコツ

 

続いては、集団面接の限られた回答時間で好印象を与えるコツを紹介します。

細かい内容も多いですが、話し方や意識的な部分でもポジティブな印象を残すためにできることがいくつかあるんですよね。

 

集団面接以外の場面でも役に立つコツがあるので、ぜひ軽視することなくさらっと目を通してみてください。

なお、集団面接のコツは「【集団面接を制する5つのコツ】オンラインでも有効なコツを共有!」でも詳しく共有しています!

 

【集団面接の限られた回答時間で好印象を与えるコツ】

  • とにかく明るくハキハキ話す
  • 要点を絞って結論を明確に伝える
  • 場違いな回答は絶対に避ける
  • 逆質問にも力を入れておく
  • ほかの就活生を意識しすぎない

 

コツ① とにかく明るくハキハキ話す

 

1つ目は、とにかく明るくハキハキ話すこと。

超基本的な話ですが、集団面接では複数の就活生が自然と比較されるので、明るい雰囲気の人のほうが目立ちやすいんですよね。

 

企業の担当者がどんな人と一緒に働きたいか?を考えると、やはり暗い人より明るい人のほうが好まれやすいかと。

明るさ・暗さ以外の部分も当然見られますが、前向きな印象を受けた人のほうがよい印象が残りやすいのは間違いありません。

 

集団面接は次の面接に進めてもよさそうな人を選ぶ過程なので、回答内容だけでなく印象面での評価割合もかなり大きいですよ。

印象面を軽視すると集団面接では苦戦する可能性が高いので、基本的な部分だからこそ徹底しておきましょう。

 

コツ② 要点を絞って結論を明確に伝える

 

何度も伝えていますが、集団面接では簡潔な回答が非常に重要です。

限られた時間で複数の就活生を評価する必要があるので、ダラダラ話されるだけでよい印象は残りにくいんですよね。

 

よって質問を問わず、要点を絞って結論を明確に伝える意識が必須です。

「高評価を受けるためにたくさんアピールしないと」と考える人もいると思います。

でも、質問に対する答えではないことをプラスで話しても、面接官からしたらもどかしい気持ちになるものなんですよね。

 

円滑に会話できないと思われると、マイナス評価に直結しかねません。

端的に答える力は社会人として重要なので、面接の場でも同じ意識を持ってダラダラ話すのは絶対に避けましょう。

 

コツ③ 場違いな回答は絶対に避ける

 

場違いな回答とは、必要以上にダラダラと説明したり、求められていないのに自己PRを始めたりするような回答のことです。

集団面接は複数の就活生が参加する場だからこそ、空気や面接官の意図を踏まえた回答ができないと確実に悪印象が残ります。

 

いきなり自己PRを始められても、面接官は困りますよね。

集団面接では協調性やチーム内での振る舞いが見られている部分もあるので、自分本位な回答をしてもいいことはありません。

 

「アピールしないと」と焦る気持ちは十分わかりますが、自己PRを優先してその場にそぐわない言動をするのは避けてくださいね。

 

コツ④ 逆質問にも力を入れておく

 

集団面接でも、最後に逆質問を求められることがあります。

逆質問とは、面接の最後に「何か質問はありますか?」などと言われる質問のこと。

 

その場で思いついた疑問をそのままぶつけるのも決してダメではありません。

でも、逆質問にはその企業への想いや熱意の高さが反映されるので、本気で合格を得たいなら事前に対策しておくべきなんですよね。

 

これは、気になる異性に質問をする場面を想像するとわかりやすいかと。

自分にとってどうでもいい人なら雑な質問をしますが、気になる相手ならいろいろと質問したいことが浮かんできますよね?

就活においても同様で、かつ企業側はこのことも理解した上で逆質問を求めています。

形式的な質問と捉えて雑に答えると減点につながりかねないので、ぜひ妥協しないで逆質問にも力を入れておいてください。

 

 

コツ⑤ ほかの就活生を意識しすぎない

 

集団面接では、ついついほかの就活生の言動が気になると思います。

「あの人は自分より優秀そうだな」「このなかで一番優秀なのは誰だろう」などと考えてしまう人もいるかもしれません。

 

でも他人を気にしても、自分の力を発揮しにくくなるだけなんですよね。

そもそも集団面接は一番優秀な人を判断する場ではないですし、だからこそ自分の力を出し切ることに集中するのが合理的といえるかと。

 

力を出し切った上で選考に落ちるのであれば仕方がないですし、単純に企業との相性で判断される部分もかなり多くありますからね。

とくに初めて集団面接に参加する際は他人を意識しがちなので、本質を見失わないで自分なりの最大限を出し切ることに集中しましょう。

 

明るくハキハキ話す、要点を絞って話すなどはやはり重要度が高いのですね。

逆質問や他人を意識しすぎないことも大切だよ。基本的な内容ばかりだけど意外と差が生まれる部分だから、改めて頭に入れた上で集団面接に臨んできてね。

集団面接(グループ面接)で減点を防ぐための注意点

 

次にこの章では、集団面接で不要な減点を防ぐための注意点を共有します。

回答時間以外にも、減点防止のために意識すべきことがあるんですよね。

 

以下5つの注意点について、順に見ていきましょう。

なお、集団面接の入退室に関するマナーは「【集団面接の入退室の仕方】ステップに分けて入退室の流れを解説!」でも詳しく解説しています。

 

【集団面接で減点を防ぐための注意点】

  • 入室時のノック回数は3回と把握しておく
  • お座りくださいと言われるまでかばんを置かない・椅子に座らない
  • ほかの就活生の話を真剣に聞く
  • 面接前の待合室でも大人しく待機する
  • コートなどは会社に入るまでに脱いでおく

 

注意点① 入室時のノック回数は3回と把握しておく

 

集団面接に限らず、入室時のノックは3回と把握しておきましょう。

2回だとトイレノックになるので、就活の場では不適切です。

 

ぶっちゃけノックの回数を間違えただけで不採用になることはないと僕は思いますが、あえてリスクを高める必要もないですからね。

入室時の基礎知識として頭に入れておいてください。

 

注意点② お座りくださいと言われるまでかばんを置かない・椅子に座らない

 

続いては入室後にかばんを置く、椅子に座るタイミングについて。

結論、面接官から「お座りください」と言われてからアクションしましょう。

 

集団面接だと、面接会場へ最初に就活生が入ってから最後の就活生が入るまでに当然ラグがあります。

最初に入った就活生は手持ち無沙汰になりますが、とはいえ自分だけかばんを置いたり座ったりするのはマナー違反なんですよね。

 

僕の実体験として、意外と守れていない就活生に出会うことがありました。

ノック回数と合わせてぜひ覚えておきましょう。

 

注意点③ ほかの就活生の話を真剣に聞く

 

集団面接では、自分以外の就活生の話を聞く時間が多くあります。

この時間では頭のなかで自分の回答を考えたり、先を見越して何を話そうか整理していたりするかもしれません。

 

もちろん上記はOKですが、そのときの姿勢としては話し手であるほかの就活生に意識を向けるのがベストです。

単純な話で、自分のことしか考えていないような人は印象が悪いんですよね。

 

僕自身が現役のころは適度にうなずいて話を聞いていましたが、このように人の話に共感する姿勢や真剣に話を聞く姿勢は好印象を与えるはずです。

過剰なリアクションはかえって怪しいので微妙ですが、待ち時間には人の話を真剣に聞く意識も持っておくとよいでしょう。

 

注意点④ 面接前の待合室でも大人しく待機する

 

面接前の待合室でさわいだり雑談したりするのも避けるべきです。

よく言われる話ですが、面接は本番以外の様子も見られているものなんですよね。

 

集団面接の場合、ほかの就活生に話しかけられることもあると思います。

でも、緊張感を忘れず「よろしくお願いします」くらいに留めておくのが無難かと。

 

面接が目的であって、雑談するために来たわけではないですからね。

本番以外の時間も気を抜かず、評価されている可能性があるという意識を持っておきましょう。

 

注意点⑤ コートなどは会社に入るまでに脱いでおく

 

季節によっては、コートなどの上着を来て面接に向かうこともあると思います。

この場合は、会社に入るまでに上着を脱いでおきましょう。

 

防寒着は室内で着るものではないですし、何より一般的な基本マナーとして上着は脱いで室内に入るべきとされているんですよね。

上着は「建物に入るまでに脱ぐ」「建物を出た後に着る」がマナーなので、基礎知識としてぜひ徹底してください!

 

入室マナーやほかの就活生の話を聞く姿勢など、回答時間以外にも基本的な部分で意識すべきことは多くあるのですね。

簡単なものばかりだけど守れないと低評価につながるよ。とくに他人の話を聞く姿勢はよく見られている印象だから、気を抜かずに振る舞うようにしようね!

集団面接(グループ面接)に関してよくある質問

 

 

最後に本章では、集団面接の時間を調べる人からよくある質問に回答します。

もし似た疑問を感じていた人がいたら、最後にさくっと目を通してみてください!

 

【集団面接の時間を調べる人からよくある質問】

  • 1時間の集団面接における質問数はどれくらい?
  • 30分の集団面接における質問数はどれくらい?
  • 集団面接で落ちるフラグは?
  • 集団面接で深堀りされないときはやばい?

 

質問① 1時間の集団面接における質問数はどれくらい?

 

5〜6個くらいが多い印象ですね。

個人的な実体験やこれまでいろんな人から聞いてきた話を踏まえると、5〜8個くらいのイメージがあります。

 

1時間と聞くと長く感じるかもしれませんが、1人当たりに換算すると平均10分くらいなので質問もある程度限られてきます。

頻出質問を対策すればそのまま聞かれるケースが多いですし、過度に緊張せず今できる対策を愚直にこなしていきましょう。

 

質問② 30分の集団面接における質問数はどれくらい?

 

4〜6個くらいのイメージですね。

全体の時間が1時間から30分に変わっても、就活生が同時に何人参加しているかで1人あたりの持ち時間は変わってきます。

 

個人面接だと、単純に半分の選考時間になりますけどね。

集団面接では、5個程度が平均的な質問数と理解しておくとよいでしょう。

 

質問③ 集団面接で落ちるフラグは?

 

集団面接で落ちるフラグの例は、以下のとおりです。

 

【集団面接で落ちるフラグの例】

  • 面接官の反応がそっけない
  • 自分に対する質問数が少ない
  • 自分に対する質問時間が短い
  • 自分が出した意見を否定される

 

念のためですが、上記はあくまでも例であり絶対的な正解ではありません。

「このフラグがあったら確実に落ちるorなかったら受かる」というわけではないので、参考程度に確認しておいてください。

 

質問④ 集団面接で深堀りされないときはやばい?

 

一概にやばいとはいえません。

もちろん関心が薄いからこそ、深堀りしたいと思われないケースもありえます。

 

一方で、時間的な制約によって深堀りする余裕がなかっただけの可能性もあるかと。

とくに集団面接では1人あたりに使える時間が限られているので、深堀りされなかったとしても全然珍しい話ではないですね。

 

質問数やフラグなど気になることは多くあると思うけど、結局は今できる対策に集中して全力を出し切ることに尽きるよ!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

集団面接の時間について全体平均や回答時間の目安、頻出質問への回答例文や好印象を与えるコツなどを共有しました。

 

集団面接の時間は全体で60分、1人あたりに換算すると10分程度の時間を予定されていることが一般的です。

時間が限られていると、何とかアピールしようと必死になりがちかもしれません。

 

でも質問以上の回答は迷惑がかかりますし、短時間のチャンスだからこそ簡潔かつ論理的に話し続けることがかなり重要です。

そのほか話し方や聞く姿勢など細かい部分も印象を左右するので、頻出質問への対策と合わせて万全な準備をして本番に臨むようにしましょう。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。

僕が現状考えるもっとも有効な就活の攻略法を簡潔にまとめています。

 

就活全体を見据えてとくに重要な対策のみを厳選しているので、全体を意識した対策ができていない人はぜひ一読してみてください。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • 集団面接の時間は、ざっくり60分くらいである。
  • 集団面接の回答は1分程度を意識し、簡潔かつ論理的な説明を心がけるとよい。
  • 心に余裕を持って面接に臨めるように、持ち駒を多く確保しておくことが重要である。
  • 頻出質問はいくつかあるので、ぶっつけ本番ではなく事前に対策しておくとよい。
  • 明るい雰囲気、ほかの就活生の話を真剣に聞く意識なども持っておくべきである。