こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
面接やESでは、長所だけでなく「短所」を聞かれることがあります。
短所は企業への印象を左右するので、前もって回答を考えておくことが重要です。
今回は、短所として「飽きっぽい性格」を伝えるポイントや例文をご紹介していきます!
ちなみに、飽きっぽい性格を短所として伝えるのは問題ありません。
ただ、飽きっぽいという短所を伝えるには気をつけるべき点もあるので、選考前に知っておいてくださいね。
自信のない短所って伝えるのがむずかしいですよね。
悪い印象を与えそうだから慎重になるよね。でもポイントを押さえておけば、決してネガティブな印象を与えずに済むよ!
- 「飽きっぽい性格」を短所として伝えるときのポイント
- 飽きっぽい性格を短所とする際の回答例文3選
- 短所の回答の質を高めたいなら模擬面接をこなすべき
- 短所を聞く企業側の意図
- 飽きっぽい性格を短所として伝えても問題ない理由
- 転職者は転職エージェントを活用して面接対策するのがおすすめ
- 飽きっぽい性格を短所として語る際の注意点
- 飽きっぽい短所についてよくある質問
- 本記事の要点まとめ
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「飽きっぽい性格」を短所として伝えるときのポイント
はじめに、「飽きっぽい」を短所として伝えるときのポイントを共有します。
短所で飽きっぽいと伝えるときは、以下の3つが大切です。
【飽きっぽいを短所として伝えるときのポイント】
- 短所をイメージできる具体例を交える
- 改善策も同時に伝える
- 無理やりポジティブに言い換えない
ポイント① 短所をイメージできる具体例を交える
1つ目は、短所をイメージできる具体例を交えること。
「わたしの短所は◯◯です」と語るだけではなく、「具体的には◯◯のようなことがありました」とエピソードを伝えることが大事です。
たとえば、以下のようなエピソードを入れましょう。
【飽きっぽいことをイメージできるような具体例】
- 大学入学後に初めて応募した飲食店のアルバイトを半年で退職した
- 料理やスポーツ・音楽など幅広い趣味があるが、浅い理解のものが多い
- 講義のテスト対策をする際、集中力が長く続かない
自分の弱みや失敗談を面接官に伝えるのは、抵抗があるかもしれません。
ですが、面接では「説明能力の高さ」も確認されています。
よってイメージしやすい回答の方が、高く評価される可能性があるんですよね。
例示があるかないかで意外とイメージが変わるので、短所を伝えるときも具体例を交えてみてください。
ポイント② 改善策も同時に伝える
短所とセットで「改善策を実行している」と伝えることもおすすめです。
改善策まで語ることで、企業が知りたい「問題解決能力がある」とを伝えられるんですよね。
自分の短所にどんな課題を感じているかを説明し、その上で改善に向けてどんな行動をしているか話しましょう。
問題点と改善策の流れを意識すれば、論理的なわかりやすい回答になります。
無理やり長所化すると、改善策まで提示することはできません。
改善策まで伝えることで差別化もできるので、ぜひ取り入れてみてくださいね!
ポイント③ 無理やりポジティブに言い換えない
3つ目は、「無理やりポジティブに言い換えないこと」です。
僕は短所をポジティブに言い換えることをおすすめしません。
なぜなら、自分を偽って高評価を受けて入社しても、相性が悪かった場合にすぐに辞めたくなってしまうからです。
あなたの短所をどのように捉えるかは、企業によって異なります。
その会社で影響がない短所であれば、不当にマイナス評価を受けることはありません。
ミスマッチを防ぐ意味では、あなたにとっても正直に語る価値はあります。
「採用するための判断材料を企業に提供する」という意識をもって、短所はできる限り正直に伝えてみてください。
短所を正直に語らないことによるデメリットも十分考慮したほうがよさそうですね。
まさにそのとおりだね。より広く視野を持って、本質的な就活の成功を考えた上で自分がとるべき言動を選択することが重要だよ。
飽きっぽい性格を短所とする際の回答例文3選
次に、飽きっぽいを短所として伝えるときの例文を紹介します。
ここでは、3パターンの回答例文を用意しました。
NG例文もあわせて作成しているので、参考にしてください!
【飽きっぽいを短所とする際の回答例文】
- 物事を長く続けられないことがある
- 多くのことに手を出して中置半端になりやすい
- 集中力を維持できないことがある
例文① 物事を長く続けられないことがある
【例文】
私の短所は、飽きっぽいところです。
物事を長く続けられないことがあり、大学入学後に初めて応募した飲食店のアルバイトではモチベーションを維持できず半年で退職してしまいました。
しかし、社会人になると自分が熱中できる業務だけを担当できるわけではないですし、自身のモチベーションを管理することは課題として改善する必要があると考えています。
よって、アルバイトであれば1週間や1ヶ月単位で自分のなかで達成したい目標を決めておくなど、細かな目標を設定し続けることでモチベーションを維持しようと自分なりに取り組んでおります。
1つ目は、飽きっぽいゆえにアルバイトをすぐに辞めてしまった経験を語りました。
「短所は飽きっぽいところです」とだけ伝えるとイメージが伝わりにくいので、何らかの具体例を添えることは大切ですね。
また全体の構成としては、上記のように「正直に短所をズバッと+具体的なエピソード+改善策を実施している」の流れがよいと考えています。
以降の例文も同じ構成で作成しているので、ほかの回答例も見ていきましょう。
例文② 多くのことに手を出して中置半端になりやすい
【例文】
私の短所は、飽きっぽいところです。
多くのことに手を出して中置半端になりやすく、たとえば趣味に関して料理やスポーツ・音楽など幅広いジャンルに興味がありますが、浅い理解となっているものが多くあります。
興味の対象が幅広いのはよいことだとも思っていますが、一方で特定分野に特化することで生まれる視野の広がりやスキルの向上などは見込みにくく、意識的に改善できたらとも感じています。
よって最近では、たとえば料理に関してなぜ自分が飽きを感じたかをメモ帳に整理するなど、モチベーション低下につながっている原因を深く考えることで改善しようと現在行動しております。
2つ目の例文では、プライベートの活動を具体例として採用しました。
飽きっぽい性格の人なら、同じような気持ちを抱いたこともあるかもしれません。
就活の回答に使うエピソードって規模感や実績としての大きさを意識しがちですが、企業側からするとイメージが膨らむかどうかのほうが重要です。
あなたの人柄や性格のほうが企業は知りたいと思っているので、上記のようにプライベートの事例でもどんどん活用してみてくださいね!
例文③ 集中力を維持できないことがある
【例文】
私の短所は、飽きっぽいところです。
集中力を維持できないことがあり、たとえば大学などで講義のテスト対策をする際には集中力が長く続かないことに大きな課題を感じていました。
しかし、社会人になると自分の気持ちを優先して業務の取り組み具合を変えることはできないですし、周囲に迷惑をかけないためにも自分の意思で集中力をコントロールする必要があると考えています。
よって最近では、テスト対策なら1日ごとにこなすべき内容を事前に明確化しておくなど、目標達成に必要なタスクを事前に細かく計画立てることでだらけてしまうことがないようにしようと改善しています。
3つ目は、集中力が続かないことを短所として語った例です。
事前にスケジュールを立てておけば、そのときの気分でサボることを防げます。
短所を改善するために取り組んでいることを語ると好印象を与えやすいので、この流れで伝えるのはやはりおすすめですね。
NG例文
【NG例文】
私の短所は、飽きっぽいところです。
新しいことを始めてもすぐに飽きを感じてしまい、長続きしないゆえに特定分野における力をつけられないことが多くありました。
しかし、特定分野で長続きしないことは幅広いジャンルに挑戦するきっかけにもなるので、ネガティブに捉えるのではなく前向きに考えるべきとも感じています。
御社に入社することができた暁にも私のこの特徴をうまく活かして、さまざまな業務に積極的にチャレンジすることで視野の広い人材になれたらと思います。
NG例文では、自身の短所をポジティブ化する形で伝えています。
短所は裏返すとポジティブな意味合いにもなりますが、どう捉えるかは企業側が決めることなんですよね。
よって応募者側がポジティブな内容に変換するのは、図々しい感じもありますし、短所を認めていない感じがするのでおすすめできません。
意外と上記のようにふわっと答えてしまう人は少なくないので、短所の回答を考える際にはNG例文も参考にしてみてくださいね。
たしかに応募者側でポジティブ化しても、企業側が違う捉え方をしていたらむしろ違和感を覚えるきっかけになってしまいそうですね。
まさにそうなんだよね。もちろん自分の本音であれば伝えるのもアリだけど、就活対策としての視点だと個人的にはおすすめできないね。
短所の回答の質を高めたいなら模擬面接をこなすべき
短所の回答の質を高めたいなら、模擬面接で場数を踏むのがおすすめです。
場数を踏んでいない状態で本番に臨むと、うまく用意していた回答をできなかったり追加質問にも対応できないことがあるんですよね。
よって、着実に対策をするなら、やはり模擬面接をこなすのが一番です。
ただ、模擬面接の重要性は理解できていても、いい感じの相手がいなくてあきらめてしまっている人は少なくありませんよね。
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短所を聞く企業側の意図
次に、短所を聞く企業側の意図を共有していきます。
短所に限らず、どんな質問でも企業は何らかの意図を持って聞いているんですよね。
よって面接官に刺さりそうな回答を考えるためにも、質問をする側である企業の意図を知っておいて損はありません。
短所では大きく3つの意図が考えられるので、順に見ていきましょう。
【短所を聞く企業側の意図】
- 業務に支障が生じる短所がないか確認したい
- 問題解決能力があるかを探りたい
- 自分を客観視できているか確認したい
意図① 業務に支障が生じる短所がないか確認したい
1つ目は、業務に支障が生じる短所がないか確認する意図です。
業務を円滑にこなす上で、相性が悪すぎる短所を持っていないか確認するイメージですね。
たとえば、営業職や接客業の採用で「人付き合い」「コミュニケーション能力」に問題がないか確認するなど。
募集職種に対して相性が悪い(適性がない)短所を持っていないか、確認しているわけです。
仮に相性の悪い会社から内定をもらえても、いずれ辞めたくなる可能性が高いですし、結果として自分のためにもなりません。
志望度の高い会社だと本当の弱みを伝えるのはためらいがちですが、ミスマッチを防ぐ意味でもやはり短所は正直に語るべきといえますね。
意図② 問題解決能力があるかを探りたい
2つ目は、問題解決能力があるかどうかを探る意図です。
社会人になると、基本的には会社で発生する問題を解決し続けることになります。
よって面接全体を通して、問題解決能力の有無も探られているんですよね。
その点で短所は自分の弱みとなる部分なので、ある意味で自分の問題点ともいえる。
つまり短所に対する向き合い方を探ると、そのほかの物事で問題が発生したときの対処方法もイメージしやすいんですよね。
この意図に応えるには、例文でも紹介したように自分の短所に問題意識があること・改善に向けた行動を起こしていると伝えるのが効果的です。
逆に無理やりポジティブ化すると問題意識があることを伝えにくいので、この点でも正直に伝える利点があるといえますね。
意図③ 自分を客観視できているか確認したい
3つ目に、自分を客観視できているか確認する意図も考えられます。
仕事はひとりでは完結しないので、周囲の人がどのように捉えているかは常に意識する必要があります。
成果をあげる上で、物事を客観的に見る能力は重要なスキルといえるわけですね。
そして短所は、客観視する能力の有無を確認する上で相性がよいです。
短所って他人と比べたときの自分の弱みとなる部分なので、他者を意識する客観的な視点がないとそもそも自覚できないんですよね。
よって短所を語るときは、具体例や問題意識があることをわかりやすく伝えて、客観視する能力があるとアピールすることも大切です。
「私は客観視が得意です」と直接伝えることではないですが、回答を通して探られているのでこの視点も意識しておくといいですね。
企業側の視点はあまり意識できていませんでした。たしかに質問意図を知っておくと、好印象につながる回答も考えやすくなりそうですね。
評価する側の視点があると細部の表現も変わってくるものだし、短所に限らず企業側の立場を想像しておくことは大切だよ!
飽きっぽい性格を短所として伝えても問題ない理由
僕は飽きっぽいを短所として伝えてもOK、と考えています。
もちろん伝え方に工夫は必要ですが、本当の短所が飽きっぽいことなら、むしろ正直に語るべきと考えているんですよね。
理由は以下の2つ。
【飽きっぽい性格を短所として伝えても問題ない理由】
- そもそも短所は正直に語るべきだから
- どんな人にも何らかの短所があるから
理由① そもそも短所は正直に語るべきだから
僕は、短所は正直に語るべきと考えています。
飽きっぽいことにかぎ限らず、自分の弱みは正直に語るべきだと思います。
なぜなら、無理やりポジティブな言い換えをして高評価を受けても、ミスマッチにつながる可能性が高まるだけだから。
本当の弱みを隠して回答すると、もしかしたら選考通過率は高まるかもしれません。
でも、企業側はあなたの本当の弱みを考慮できないので、適性がない会社の内定ももらえてしまう可能性があるんですよね。
就活では、内定獲得をゴールと思いがちですが、本質的に考えると「自分と相性のよい会社に入ること」がなによりも重要です。
合わない企業に入社して後悔しないためにも、短所は正直に語るべきだと考えています。
理由② どんな人にも何らかの短所があるから
2つ目の理由は、どんな人も何らかの短所をもっているから。
どうしても自分の短所となると、必要以上にネガティブに捉えがちです。
でも、飽きっぽくない人も自分にはないような短所を持っているものなので、「自分の短所=とくに悪いこと」のように考える必要はありません。
よって短所を企業へ正直に伝えることで、適性のない会社に入る可能性を下げるほうが得策なのです。
ただ大前提として、ミスマッチを防ぐためには、自分の短所を正確に認識しておくことが大事。
別記事でよくある短所をまとめているので、ぜひ一読しておいてくださいね!
ミスマッチ防止のためにも自己分析の徹底は必須
自分の短所を正確に把握するために重要なのが、自己分析を深くおこなっているかどうかです。
短所は自己理解を深めるなかで見つかるので、自己分析を何となくでこなしていると自らミスマッチの可能性を高めているといえるんですよね。
では、具体的にどうすれば自己理解を深めることができるのか?
僕は、独自に作成したテンプレートを用いる8ステップの自己分析方法を紹介しています。
▼自己分析シートの完成例
具体的なやり方に関しては、ここで説明すると長くなってしまうので、別の記事でマンガを用いてわかりやすく解説しました。
(自己分析シートも、以下の記事経由で無料でダウンロードできます!)
深い自己分析は、短所以外の自分の特徴を整理する上でも欠かせない作業です。
基本的な部分ですが、自己分析にどれだけ本気で取り組めたかが最終的な結果にも影響するものなので、ぜひ力を入れてみてくださいね。
短所はポジティブに言い換えるべきと捉えていたので、短所だからこそ正直に伝えたほうがよいという考えは新鮮で衝撃的でした。
すぐに辞めたくなるような会社の内定をもらっても意味がないからね。相性のよい会社に入るにはどうすべきか、を考えると適切な行動も見えてくるはずだよ!
転職者は転職エージェントを活用して面接対策するのがおすすめ
この章では、転職者向けに回答の質を高める方法を共有しますね。
結論、転職者は転職エージェントを使って面接の場数を踏むのがおすすめです。
転職エージェントは、就活エージェント同様に転職者の内定獲得を支援してくれます。
もちろん面接対策にも対応していますし、相手は転職市場に精通したプロなので、自身が考えた回答に対しても的確なアドバイスがもらえるんですよね。
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(理系出身者であれば「UZUZ(理系特化)」を併用するかと。)
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オンライン面談対応で、全国場所を問わず使える点も押しポイントですね。
僕が考える転職を成功させるコツは、以下の記事でもまとめています。
「ホワイト企業の内定を得る」という視点でポイントを共有しているので、興味のある人はぜひあわせてご覧くださいね。
面接対策に限らず、転職を成功させたいなら転職エージェントの利用はマストかと。初めての人は転職の流れなども丁寧に教えてもらえるし、ぜひ有効活用してみてね。
飽きっぽい性格を短所として語る際の注意点
次のこの章では、飽きっぽいを短所として語る際の注意点を紹介します。
基本的な内容ですが、低評価を受けないためには欠かさず頭に入れておくべきですよ。
【飽きっぽいを短所として語る際の注意点】
- 長所と矛盾が生じないようにする
- ある程度は克服している印象を与えるようにする
注意点① 長所と矛盾が生じないようにする
1つ目は、長所と矛盾が生じないようにすること。
「飽きっぽいこと」が短所なら、「継続力があること」を長所にすると矛盾しますよね。
よほど論理的でわかりやすい説明をできないと、真逆の長所と短所を採用すると違和感をもたれやすいんですよね。
違和感をもたれると、「長所か短所のどちらかで嘘をついているのでは?」と疑われてしまう可能性もゼロではありません。
面接では全体の一貫性もチェックされています。
短所とほかの回答が矛盾していないかも意識しておきましょう。
注意点② ある程度は克服している印象を与えるようにする
どんな会社でも、成果をあげるには継続的に取り組む必要があります。
ゆえに、選考で飽きっぽいところや継続力がない印象を強く与えすぎると、マイナス評価されてしまう可能性があるんですよね。
企業側の視点を想像すると、すぐに物事を投げ出すような人を積極的に採用しようとは思わなさそうですよね。
すぐに転職するのでは?と不安に思われる可能性もあるでしょう。
よって飽きっぽいことを短所とする場合は、自分なりに問題意識を感じていること・改善のために行動していることを伝えてください。
そして面接では、ある程度克服している印象を与えられると、短所を正直に伝えても前向きに捉えてもらえる可能性があるでしょう。
たしかに長所などとの相関がないと、面接官は違和感を覚えそうですね。
説明がわかりにくい場合も同様に誤解されることがあるから、面接では論理性や一貫性も意識して回答することが大切だよ。
飽きっぽい短所についてよくある質問
最後に、飽きっぽい短所についてよくある質問を共有します。
選考で「飽きっぽい」を短所として伝えようと考えている人は、参考にしてくださいね。
【飽きっぽいという短所についてよくある質問】
- 飽きっぽい性格の人が抱かれやすいイメージとは?
- 飽きっぽいという短所を長所として伝えるとしたら?
質問① 飽きっぽい性格の人が抱かれやすいイメージとは?
短所に対して一般的に企業が抱くイメージを理解しておくと、マイナス評価に直結する回答を防げるんですよね。
飽きっぽい人が抱かれやすいイメージは、以下のとおり。
【飽きっぽい人が抱かれやすいイメージ】
- 集中力がない
- すぐに転職してしまいそう
- 責任感が薄く途中で投げ出してしまう
たとえば「集中力がある」「責任感がある」などを長所として語ると、短所とのギャップで違和感を持たれるかもしれません。
このように企業側が「飽きっぽいこと」に対して抱くイメージを知っておくと、ほかの回答でも矛盾を生みにくくなるわけですね。
質問② 飽きっぽいという短所を長所として伝えるとしたら?
この記事で何度もお伝えしたとおり、僕は短所を無理にポジティブに言い換えることをおすすめしていません。
しかし、長所として伝えるとしたら、言い換えるのもひとつの方法です。
「長所がなかなか思いつかない」「飽きっぽいという短所しか出てこない」と悩んでいる人は、短所を変換してみましょう。
「飽きっぽい」を長所として伝えるなら、以下のように変換することができます。
【飽きっぽいを長所として言い換える例】
- 好奇心旺盛
- チャレンジ精神がある
- フットワークが軽い
- 切り替えが早い
- 変化に強い
短所だと思っていた点を言い換えて、長所として伝えることで一貫性が生まれます。
なかなか長所が思いつかないという人は、自分の短所を言い換えてみると長所としてアピールすることもできますよ。
自分を客観視するためにも、どんな印象を持たれやすいか知っておいて損はないよ。独りよがりな意見を避けるためにも、視野はできる限り広げておこうね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
短所は、企業と応募者の相性を判断する上で重要な内容です。
ゆえに、すぐに辞めたくなるような会社に入らないために、応募者としても短所は正直に伝えるべきと僕は考えています。
もちろん伝え方に工夫は必要ですが、この記事で共有した例文やポイントを意識すればまず大丈夫です。
就活・転職エージェントは自分が考えた回答にもアドバイスをくれるので、これまで活用していなかった人がいたらこの機会にぜひ登録してみてくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【長所一覧表】30の長所と“それぞれのアピール方法”を解説!」も読んでみてください。
短所と同じく高頻度で質問される長所について、アピールできる強みを30個まとめています。
長所と矛盾を起こさないためにも短所とセットで整理しておくべきなので、現時点で明確化できていない人はぜひ目を通してみてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 飽きっぽいことに限らず、短所は正直に伝えてミスマッチ防止につなげるべきである。
- 短所は「結論→具体的なエピソード→改善策」の流れがおすすめである。
- 短所の質を高めたいなら、就活・転職エージェントをうまく活用するとよい。
- 飽きっぽいことを短所とするなら、ある程度克服している印象も与えるべきである。