MENU

【マッキンゼーの採用大学は?】学歴フィルターや倍率まで徹底調査!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

20180401154528syukatuman-about

就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

» 就活マンとは?|運営者のプロフィールや立ち上げ経緯はこちら

20230401120248

f:id:syukatsu_man:20210608223213p:plain

 

就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

今回は、世界でもっとも入社が難しいコンサルティングファームと言われている「マッキンゼー・アンド・カンパニー」について解説していきます。

 

外資系の戦略コンサルタントを志すなら、一度は目を奪われる魅力的なコンサルファームですよね。

そんなマッキンゼーの採用大学や学歴フィルターについて詳しく知りたい学生は非常に多いと思います!

 

そこで本記事では、マッキンゼーの採用大学と社員口コミなどをもとに、「学歴フィルターの有無」や「必須の選考対策」について解説しています!

結論、圧倒的に入社が難しい企業ですが、僕が就活生時代に実践した最高のノウハウも合わせて共有するので、ぜひ最後まで読んでみてください!

 

マッキンゼーはかなり入社が難しい企業として有名ですよね。

コンサルティングファームとしては最難関企業だね。ただ、一定以上の学歴を持っていれば十分に戦える策があるから、ぜひ今回の内容を参考にしてほしい!

マッキンゼーの採用大学は?

f:id:pafet:20210310030739j:plain


マッキンゼーの会社概要が理解できたところで、今回の本題である「マッキンゼーの過去の採用大学」を確認していきましょう。

口コミ情報やYoutubeなどを調べたところ、マッキンゼーの採用大学は以下に絞られました。

 

【マッキンゼーの採用大学】

東京大学/京都大学/名古屋大学/東北大学/北海道大学/大阪大学/九州大学

一橋大学/東京工業大学/津田塾大学/早稲田大学/慶応義塾大学

 

ここに自分の大学がない場合の対処法を別記事でまとめておきました!

(僕が今就活生だとして、過去の採用大学に名前がない場合にこう動くという動き方を書いてます)

» 【必読】過去の採用大学に"自分の大学がない場合"の対処法!

 

マッキンゼーの過去の採用大学を見ると、東大・京大をはじめとする最高峰の国立大学と、一部早慶からの採用があるということですね。

ちなみにほとんどが大学院卒であり、学卒で入社するのは文系学部の数名のようです。

 

「東大でも100人に1人しか受からない」なんてこともよく言われているので、新卒就活の中でも最高レベルの難易度になるかと思います。

 

人気企業を受ける際はエントリー数を増やしておくべき!

 

▼転職者向けの対策は以下から飛んでください

» 「転職で大手を受ける場合にしておくべきこと」はこちら

 

人気企業の場合、当然ですが倍率も高く、優秀な就活生が多数集まることから選考突破の壁は非常に高くなります。

そこで重要なのが「エントリー数を増やして内定確率を高めること」です。

 

 

人気企業ばかりを受けて、落ち続けていたら精神的にやられます。

毎年多くの就活生を見てきましたが、夏頃でも内定がない人に共通する特徴は”大手病”、つまり大手企業しか受けてこなかったという点です。

 

僕自身、大手食品メーカーに入社できましたが、並行して中堅企業にエントリーし、持ち駒を確保していたことによる精神的な余裕が大きかったのは間違いありません。

 

そこで僕が就活時代に実践していたのが「就活エージェントの活用」です。

就活エージェントとは、ヒアリングを元にした求人紹介から選考対策までマンツーマンでサポートしてくれるサービスのこと。

自分に合う企業の紹介、マンツーマンサポートなので内定確率は高いんですよね。

 

ただ、就活エージェントは種類が多いので、結局「どの就活エージェントを利用すれば良いのか?」と悩みますよね。

(質が低い就活エージェントを使うと、紹介される求人の質が低く、選考サポートも適当なのでどれを選ぶかはめちゃくちゃ重要です)

 

僕はこれまで50以上の就活エージェントを見てきました。

その中で、僕が今就活生なら利用するのは「ミーツカンパニー就活サポート」と「LHH就活エージェント」の2つ。(すべて全国対応・オンライン面談可能・完全無料なのも良い!)

これら2つ全ての初回面談を受けて、質の高い担当者1−2名を厳選します。

 

 

他の就活エージェントの多くは、利用者の評判が悪かったり、全然良い求人を紹介してくれないという悪い口コミも多い。

一方で、これら3つは利用者の評判が抜群に良いので、最初に利用する就活エージェントとして最適だと僕は考えています。

 

ちなみに初回面談では、担当者の質を見極めるため「自己分析を深く行ってくれるかどうか」と「自分の希望に合った求人を紹介してくれるか」の2点を必ず押さえておいてください!

この2つが適当な担当者は速攻切るべきですw(就活エージェントは質の低い担当者だと利用価値が非常に低いので!)

 

この2つ以外の就活エージェントに関してもおすすめはあります。

就活エージェントおすすめランキング【1位〜20位】」の記事にて、僕のおすすめをランキング化しておいたので、合わせて参考にしてくださいね!

 

転職で大手を受ける場合は?

転職で大手を受ける場合も同様に、中堅企業などを並行して受けておくことで、大手企業の選考に対する対策にもなりますし、精神的な余裕も生まれます。

では具体的にどうするべきか。

 

僕がもし今転職するなら「評判の良い転職エージェントだけを2〜3社使う→紹介された求人を口コミサイトで調べる」がシンプルですが最適解だと考えています。

 

 

ポイントは必ず親身になってくれる良い転職エージェントを使うことと、口コミサイトで自分でもしっかりと1社1社確認すること。

僕のおすすめの転職エージェントは、20代なら「就職Shop」と「UZUZ(ウズウズ)」です。

(理系出身者であれば「UZUZ理系」で特化する方法も併用すべきです!)

 

ITエンジニアなどのWeb業界への転職を考えている場合は「レバテックキャリア」が、僕が調べたところの口コミが最も良く、年収が上がる転職ができることが多いです。

以下の口コミにあるように、レバテックキャリアは年収が高いホワイト企業の求人も多いのが魅力です!

 

 

これらの転職エージェントは、オンライン面談にも対応しており、かつ親身な対応として口コミが非常に良いのでおすすめです。

(僕は超大手の転職エージェントを利用したことがありますが、大量の求人を押し付けられるだけだったので微妙でした...)

 

これら評判の良い転職エージェントの初回面談を受けて連携し、求人を紹介してもらったら、紹介された求人を「openwork」や「ライトハウス」といった口コミサイトで確認してください。

 

そしてその中で「これは嫌な口コミだな、情報だな」と思うことがあれば、担当者に話して事実確認を進める。

これがシンプルですが、ベストです。

 

これらの方法をステップごとに以下の記事にてまとめました。

転職で「ブラック企業だけは絶対に避けたい!」という方には絶対に実践してほしい内容なので、ぜひご覧ください!

 

▼ホワイト企業転職への3ステップ

【転職を5年研究した僕の最適解】"ホワイト企業に"転職するための具体的な方法!

 

東大でも難しいんですか…凄まじい企業ですね。

かなりの難関企業だよ。イメージしやすいところで言うと、GoogleやAmazonよりも就職が難しいと言われているからね。

マッキンゼーの選考に学歴フィルターはあるのか?

f:id:pafet:20210403154001j:plain

 

次に、「マッキンゼーの選考では学歴フィルターがあるのか?」について解説していきますね。

採用大学や社員口コミから推測するに、結論は以下の通り。

 

【マッキンゼーの学歴フィルターに関する結論】

早慶・上位国公立以上という学歴フィルターが存在する。

 

マッキンゼーは国内でもトップクラスの頭脳を持つ人しか採用しません。

「優秀な人しか採用しないのだから、おのずと一流大学に偏る」という意見もありますが、おそらく採用で無駄なコストを出したくないのが本音でしょう。

 

つまり、「早慶より下の大学の人に時間もお金もかけたくない。なぜなら、優秀な人に会える確率が低いから。」という感じ。

 

逆に、早慶や上位国公立に通っている学生ならいくらでもチャンスはあるので、難関企業だと諦めず、果敢に選考に挑むのが良いですね。

 

学歴フィルターがある企業・ない企業

中堅大学やFラン大学の場合、学歴フィルターってめちゃくちゃ気になりますよね。

僕自身、中堅大学出身なので常に気にしていました。

 

そもそも学歴フィルターがあるのに、そのことを知らずに選考を受けても時間の無駄になってしまいますからね。

 

ただ、学歴フィルターの有無を見分けるには、いくつかのポイントがあるんです。

それらの特徴を押さえておけば、ある程度見分けることが可能。

 

そこで今回、就活を7年研究し続けた僕が学歴フィルターがある企業とない企業を別記事にてまとめました。

中堅大学出身という学歴だからこそ、同じく学歴に不安を持つ就活生が実践できるように徹底的にこだわりました。

 

「高学歴じゃないから学歴フィルターがない企業を知りたい」「学歴フィルターを気にせず就活をしたい」「学歴フィルターのない大手企業を知りたい」といった就活生は必見です。

 

 

本当に上位の大学からしか採用しない企業なんですね。

上位大学でなおかつ強烈な個性が必要だね。マッキンゼーは個性を尊重する社風だから、特出した何かを見つけられれば、採用の可能性を見出せるよ!

マッキンゼーの採用人数と倍率は?

f:id:pafet:20210604222749j:plain

 

さて続いて解説するのは、マッキンゼーの採用人数と倍率についてです。

マッキンゼーの採用倍率については公表されていませんが、採用員数と人気度から以下の数字だと結論付けました。

 

【マッキンゼーの採用人数と倍率】

採用人数:50~60名(うち日本人は20~30名)

採用倍率:100倍程度

 

毎年の新卒採用では50名程度を採用しており、その中でも日本人は20~30名程度のようです。

もちろん最高峰のグローバル企業なので、日本語・英語ともに堪能な外国人学生も多数採用していますね。

 

また、倍率については、大手日系企業でもよく見る100倍という数値ですが、マッキンゼーの数値とは少し意味が異なる。

 

マッキンゼーの倍率100倍は、「国内トップの頭脳を持つ人を100人集めた中で、1人だけ受かる」という数値です。

つまり、そもそも応募者ひとりひとりの能力が高すぎるというわけですね。

(もちろん、応募者の中には記念受験の方も多いようですが。)

 

やはりマッキンゼーの内定を獲得するには、ただ優秀なだけでは不十分でしょう。

「勤勉な選考対策」と「周りとの差別化」をした上で、自分にしかない強烈な個性を育てるのが、この選考を勝ち抜く唯一の道ですね。

 

聞けば聞くほど難関企業なのが分かりますね。

そうだね。自分の武器を明確にし、かつその強みを圧倒的に伸ばすことが重要なんだ!次の章で具体的な対策について見ていくよ。

マッキンゼーの内定を獲得するための必須対策

f:id:pafet:20210604222806j:plain

 

ここまででマッキンゼーの採用に関する情報を一通りつかめたと思います。

この章では、実際の選考で役立つ対策について解説していきますので、しっかりと確認していきましょう。

 

【マッキンゼーの内定を獲得するための対策】

  • 自分の個性を圧倒的なモノにする
  • ファクトベースの論理的思考能力を育む
  • ケース面接の対策を万全にする
  • Webテストの形態変化に対応できるようにしておく

 

対策① 自分の個性を圧倒的なものにする

 

マッキンゼーの選考では、「突出した個性」をかなり重要視しています。

ワンキャリア」によると、実際の選考で採用担当者はこんな言葉を言ったようです。

 

「同じ発言をする人は2人もいらない」

 

参考:ワンキャリア「マッキンゼーの選考のポイント

 

マッキンゼーは、「ひとりひとりの突出した強みを掛け合わせて、クライアントの利益を最大化していく」をテーマにしているため、選考の時点でその個性を見ているのです。

 

つまり、就活生の中でひときわ輝く何らかの個性を持っていないと、マッキンゼーの内定は獲得できない。

 

具体的な個性を身に付けるのは難しいですが、一番簡単な方法として「かなりユニークな体験をする」が挙げられます。

例えば、「ヒッチハイクで世界一周した」とか「紛争地域で新しい価値観を得た」など。

 

本当に価値のある体験なら、そこから何らかの価値観や技術などを獲得できるはずです。

そういう実体験から得た個性を育て上げれば、マッキンゼーの選考通過の確率はかなり上がりますよ!

(ちなみに、マッキンゼーの内定者は個性が強すぎて他のコンサルファームに落ちることも多いようです)

 

対策② ファクトベースの論理的思考力を育む

 

コンサルティングでは主に、「ファクトベース思考」と「仮説思考」の2つが用いられますが、マッキンゼーは前者のファクトベース思考です。

先に、ファクトベース思考が何なのかを共有しておきますね。

 

【ファクトベース思考とは】

徹底的に事実のみを追求し、論理的に策を練っていく思考法。

事実とはデータなので「収集に時間がかかる」というデメリットもあるが、「どんな人でも説得できたり、感情論を排除できたりする」というメリットもある。

 

マッキンゼーでは、時間がかかってもファクトに基づいて細かく分析し、真の課題を特定することを重要視しています。

したがって、いかにファクトから論理的に答えを導き出せるか、という点をケース面接の中で評価していますね。

 

ファクトベースの鍛え方としては、日頃からあらゆるモノに「なぜ?」と疑問を持つ、などが挙げられるでしょう。

例えば、ちらっと見たニュースの内容に対して、「なぜこの時期に?」「どんな背景で?」「どんなファクトがあって?」と徹底的に追及するという方法ですね。

 

一朝一夕で身に付けられるものではないので、今からでも起こったことすべてに疑問を持ち、ファクトを洗ってみるクセをつけましょう!

 

対策③ ケース面接の対策を万全にする

 

マッキンゼーの選考では、面接と評されるものすべてにケース問題が出されます。

ケース問題とは、「与えられた問いに対して制限時間内に答えを導き出す」という問題形式のことです。

過去に出題されたマッキンゼーのケース問題を3つ共有しておきますね。

 

【マッキンゼーのケース面接過去問】

  • あるレンタカー会社の利益率が減少している。この会社の利益率を向上させる最善の戦略を立案する。

  ―調査しなければならないことを網羅的かつ構造的に列挙せよ。

  ―資料より、施策を実行したときに利益が何%上昇するか計算せよ。

  ―上記の施策を実行する際に伴うリスクにはどんなものがあるか。

 

  • アメリカのある地方銀行の利益率を改善するための戦略を立案する。

  ―打つことができる施策を網羅的に列挙せよ。

  ―グラフを見て読み取れることをできる限り多く列挙せよ。

 

  • アメリカにある病院チェーンで、経営改善策の検討をしている。

  ―病院の売り上げが鈍化している原因を構造的かつ網羅的に列挙せよ。

  ―グラフから読み取れることをできる限り多く列挙せよ。

   ―ある部門を撤退すべきか否か、データに基づいて計算をし、解答を導け。

 

引用:外資就活「マッキンゼーのケース面接過去問

 

以上の3つは、マッキンゼーで実際に出題されたケース問題を要約したものです。

(実際はもっと情報が多く、実践的な内容が多いです。詳しくは「マッキンゼーケース面接問題例題」を見てみましょう。)

 

現時点では「何言ってるのかさっぱりだ」という方も多いと思いますが、問題に慣れていけば十分に太刀打ちできる内容です。

“網羅的かつ構造的”なんて難しい言葉を使っていますが、要は「思いつく限りのことを、分かりやすく説明してくれ」と言っているだけなので、惑わされないことが大切ですね。

 

ケース面接に慣れるなら、やはり参考書を買って勉強するのがおすすめ。

問題を解いているうちに、なんとなくアプローチの方法や傾向が掴めてきますし、平衡してファクトベース思考もかなり鍛えられますよ!

 

対策④ 特徴的なWebテストを把握しておく

 

21卒までのWebテストはSHLという言語・計数を測る通常のテストだったのですが、22卒では全く新しい形式のテストに変わりました。

 

22卒内定者の口コミによると、内容は以下の通り。

内容は「マッキンゼー公式サイト」にも書いており、ざっくり把握しておくだけでも全然違いますよ。

 

【マッキンゼーのWebテスト(22卒)の内容】

「マッキンゼー問題解決ゲーム」

ある環境下での生態系を作るゲームで、無数の情報を処理することが求められる。何回もPDCAを回す中で、より効率の良い方法を模索する。難易度は非常に高い。

※特定の技術職については、コーディングが必要になることもある。

 

参考:ワンキャリア「マッキンゼー22卒の選考ステップ

 

現状、具体的な対策方法は明らかになっていませんし、マッキンゼー側も「事前の知識や準備は必要ない」と公表しています。

とは言いつつも、やはり対策せずに未知のテストに挑むのは怖いですよね。

 

そこでおすすめしたいのは、「22卒の選考参加者に話を聞くこと」です。

早慶や上位国公立大学であれば、大学内にマッキンゼーの選考を受けた方が少なからずいるでしょう。

 

大学の就職支援センターやSNSなど、媒体は何でも良いので、本気で動けば必ず見つけられるはずです。

「ご飯をおごる」など適当な理由をつけて、アグレッシブに情報を貰いに行きましょう!

 

おそらく就活を終えたばかりの人であれば、割と簡単に情報を教えてくれると思います。

ただし、中にはマッキンゼーに落ちたことを気にしている方もいるので、あくまで丁重に対応してくださいね!

 

どれも短期間でできる対策では無いので早い段階でやっておくべきですね。

その通り。マッキンゼーの選考では、常日頃からどれだけ地頭を鍛えられているかが試される。特に思考力に関しては、あらゆることに「なぜ?」と疑問を持つことが本当に大事なんだ!

マッキンゼー新卒採用の選考フローについて

f:id:pafet:20210604222842j:plain

 

続いて、マッキンゼー新卒採用の選考フローについて見ていきましょう。

社内ではたくさんの職種が用意されていますが、新卒採用ではビジネスアナリストのみの採用となります。

(ビジネスアナリストとしての知見を貯めてから、コンサルタントに昇格するという流れですね)

 

そんなマッキンゼーの選考フローは以下の通り。

 

【マッキンゼー新卒採用の選考フロー】

  1. エントリーシート(志望理由・キャリア目標・ガクチカの3点)
  2. Webテスト(企業オリジナルのオンラインゲーム)
  3. ケース面接
  4. 最終面接(ケース面接含む)

 

参考:マッキンゼー・アンド・カンパニー「新卒採用情報

 

22卒の採用ではもう1段階のケース面接があったようですが、23卒の選考フローは以上のようになると公表されています。

 

マッキンゼーの選考では、書類審査とWebテストで約9割の志望者が落とされます。

面接をする前から、かなりの能力を求められているわけですね。

 

逆に言えば、書類とWebテストが受かれば、内定獲得の可能性は飛躍的に上がります。

もちろん最後に待ち構えているケース面接も大きな壁ですが、選考を通過してきたことに自信をもって挑むのが、内定を獲得する学生の心構えでしょう。

 

また、選考についてもっと詳しく知りたいという方には「ワンキャリア」が圧倒的におすすめ。

各企業の合格の秘訣もまとめられていますし、過去の選考参加者の口コミが無料登録で見放題になっています。

 

f:id:pafet:20210604222857j:plain

引用:ワンキャリア「マッキンゼー・アンド・カンパニーの選考ステップ

 

正直、就活するうえではチートレベルの情報が盛りだくさんなので、「口コミ系の就活サイトはまだ登録してないなあ」という方は絶対に登録しておきましょう!

 

会わずに9割が落ちるんですね。

会ったときの雰囲気で決めずに、持っている実力を評価する企業なんだ!厳しいようだけど、選考に対して最も誠実に取り組んでいる企業とも言えるよ!

【口コミチェック】マッキンゼーは学歴主義の会社なのか?

f:id:pafet:20210604222926j:plain

 

次にこの章では、マッキンゼーは学歴主義の会社なのか、実際の社員の口コミをもとに解説していきます。

学歴がないと昇進できないという文化を持つ会社もある中で、マッキンゼーはどうなのでしょうか?結論は以下の通り。

 

【マッキンゼーは学歴主義の会社なのか?】

完全実力主義の会社である。

ただ、そもそも高学歴しか採用しないため、学歴主義にする必要性がないとも言える。

 

マッキンゼーには、最初からかなり優秀な人が集まってくるので、入社後に学歴でキャリアを左右されることはないようです。

また、そもそも“クライアント第一主義”が原則なので、自分の学歴なんかよりも「プロジェクトをどう成功させるか」の方に力を入れているようですね。

 

こう結論付けた根拠として、得られた口コミを共有しておきます。

 

【男性/ビジネスアナリスト/在籍3年未満】

誰もが何かしらの強みを持っており、それを足し合わせることでクライアントへのインパクトを最大化するのがマッキンゼーの働き方であると思う。何でもできるジェネラリストよりも、強みを何かしら一つ有することの方が結果として昇進が早かったり、様々な人から評価される文化がある。

 

【男性/コンサルタント/在籍3~5年】

クライアント第一主義が会社全体としての原則であり、チームメンバーのワークライフバランスが時として悪くなることもあるものの、とにかく価値・クライアントバリューを最大化することが会社としての大きな目的となっている。一方で同程度の重要な価値として“社員を育てる”というものがあり、クライアントへの価値提供のために、社員の成長を促すような機会は惜しまれない。

 

引用:openwork「マッキンゼー・アンド・カンパニーの社員口コミ

 

クライアントが第一で、そのために社員の成長が必要」という、コンサルタントとして成長するなら世界一の企業でしょう。

また、ひとりひとりの個性を大切にし、強みを掛け合わせてクライアント利益を最大化していくという社風が根付いているのも、世界一のコンサルファームと呼ばれる所以ですね。

 

入社後に学歴で何かを判断されることはないんですね!

昇進に関しては、「いかにクライアントの利益を最大化できるか」という点に絞って評価されるから、かなりの実力主義の会社だと判断できるよ!

マッキンゼーへの就職に関するよくある質問

f:id:pafet:20210604222944j:plain

 

最後に、マッキンゼーの就職に関するよくある質問に回答していきましょう。

特に、英語に関しての質問はかなり多いはずなので、詳細に解説しますね。

 

質問① マッキンゼーの就職偏差値・就職難易度ってどのくらい?

 

マッキンゼーの就職偏差値は74で、コンサルティング業界最高の難関企業です。

と言ってもイメージしづらいと思うので、以下にコンサルティング業界の就職偏差値を共有しますね。

 

【コンサルティング業界の就職偏差値】

―――偏差値:74―――

マッキンゼー・アンド・カンパニー

 

―――偏差値:73―――

ボストン・コンサルティング(BCG)

 

―――偏差値:72―――

ベイン・アンド・カンパニー

―――偏差値:71―――

PwCコンサルティング(戦略)、A.T.カーニー

 

―――偏差値:70―――

ローランド・ベルガー(RB)、アーサー・D・リトル(ADL)

 

―――偏差値:69―――

三菱総合研究所(MRI)、アクセンチュア(戦略)

 

―――偏差値:68―――

ドリームインキュベータ(DI)

 

―――偏差値:65―――

野村総合研究所(コンサル)、デロイトトーマツコンサルティング(DTC)

 

―――偏差値:64―――

コーポレート・ディレクション(CDI)、日本経営システム(JMS)、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、PwCコンサルティング、IBM(コンサル)

 

―――偏差値:63―――

NTTデータ経営研究所、EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング

 

―――偏差値:62―――

日本総合研究所(コンサル)、みずほ総合研究所

 

―――偏差値:61―――

大和総研(リサーチ)、みずほ情報総研(リサーチ)、日本IBM(IT)

 

―――偏差値:59―――

アクセンチュア(非戦略)

 

―――偏差値:58―――

野村総合研究所(IT)

 

―――偏差値:57―――

富士通総研、日本能率協会コンサルティング

 

―――偏差値:56―――

日本総合研究所(IT)、アビームコンサルティング

 

―――偏差値:55―――

日立コンサルティング、三井倉庫、大和総研(IT)、みずほ情報総研(IT)

 

引用:就職偏差値ランキング委員会「2017卒用 コンサルティング業界偏差値ランキング

 

見ればわかると思いますが、マッキンゼーは文字通り“最難関のコンサルティング企業”です。

依然紹介した「アクセンチュア」を遥かに上回る難易度なので、並大抵の努力では内定を獲得できないというわけですね。

 

質問② 英語能力が無くても内定は貰える?

 

結論、英語能力が無くても内定は獲得できます。

根拠は「マッキンゼー公式ホームページ」に載っている以下の内容ですね。

 

f:id:pafet:20210604223004j:plain

引用:マッキンゼー公式ホームページ「新卒採用に関するよくある質問

 

また、上で紹介した口コミサイト「ワンキャリア」でも、内定者談として同様の情報が見られますね。

 

f:id:pafet:20210604223022j:plain

引用:ワンキャリア「マッキンゼー・アンド・カンパニーの合格の秘訣

 

前述のとおり、マッキンゼーの選考では“特出した個性”を探しています。

いつでも習得できる英語力に関しては、それほど重要視していないというわけですね。

 

ただし、もちろん入社後には英語力が必要になるので、マッキンゼーが用意している「入社前個別英語レッスン」や「海外留学」などの参加が必須でしょう。

(ちなみに、マッキンゼーの社内では自然と英語で会話することも少なくないそうですよ)

 

質問③ マッキンゼー出身の有名人が多いって本当ですか?

 

結論、結構多いです。

多くの方が退職後に起業していますね。

 

マッキンゼーは人材育成にも多額の投資を行う企業なので、コンサルタントに限らずあらゆることに知見を持つようになります。

それゆえ、キャリアの幅が広がり、多方面で活躍する人が出てくるというわけです。

 

有名どころで言うと、以下のような人はマッキンゼー出身で活躍されている方々です。

 

【マッキンゼー出身の経営者・有名人】

  • 南波 智子 (DeNA創業者)
  • 近藤 正晃 (Twitter Japan会長)
  • 茂木 敏充 (外務大臣)
  • 勝間 和代 (経済評論家)
  • 谷村 格 (エムスリーCEO)
  • 安達 保 (ベネッセホールディングス社長)

 

“マッキンゼー”というブランド力があるのも、キャリアを広げるうえで魅力となります。

 

【補足】マッキンゼー・アンド・カンパニーの会社概要

f:id:pafet:20210604215436j:plain

公式ホームページ:https://www.mckinsey.com/

 

マッキンゼーは世界最高のグローバルコンサルティングファームであり、名実ともに時代の最先端を走る企業です。

 

世界130都市の7000人を超えるコンサルタントが知識を共有し、案件に応じて世界最高のグローバルチームを編成する、という体制を整えています。

(マンガのような世界ですねw)

 

産業領域も多岐にわたり、以下のようなほぼ全ての領域に対して、コンサルティングサービスを提供していますね。

 

【マッキンゼーの産業領域】

先端エレクトロニクス/航空宇宙及び防衛/農業/自動車及び組立/化学薬品/消費財/電力・天然ガス/エンジニアリング・建設・建材/金融/医療システム/金属と鉱業/石油ガス/紙・林産物・包装/医薬品/プライベート・エクイティ/公共・社会セクター/不動産/小売り/半導体/テクノロジー・メディア・通信/旅行・物流/インフラ

 

引用:マッキンゼー「マッキンゼー産業領域

 

もちろん国内で叫ばれているDXにもノウハウを持っていますし、最先端のテクノロジーに対する知見も世界トップクラスです。

 

また日本では、東京オフィスと関西オフィスの2社を構えており、国内企業の上位30社にコンサルティングを行っていますね。

コンサルティングなので実績は公表されませんが、国内の有名企業を思い浮かべれば、そのほとんどがマッキンゼーのサポートを受けていると言えるでしょう。

 

気になる会社概要は以下の通りですね。

 

社名 マッキンゼー・アンド・カンパニー
本社所在地(日本) 東京都港区六本木1-9-10 アークヒルズ仙石山森タワー
設立 1971年(日本) 1926年(本社)
代表取締役社長(日本) 岩谷 直幸
事業内容 総合コンサルティング
資本金 非公開
従業員数 約600人(国内) 約28000名(全体)

 

マッキンゼーは世界最高のコンサルティングファームなんですね!

間違いないよ。ただ、マッキンゼーは比較的大きな案件しか扱わないという特徴もあるから、他ファームの方が大きな収益を上げていることもあるんだ。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

マッキンゼー・アンド・カンパニーの採用大学をはじめ、採用に関するあらゆることを知れたと思います!

 

マッキンゼーは間違いなく世界でもっとも入社が難しいコンサルティングファームでしょう。

学歴フィルターもあり、早慶でさえ例年の採用者は数名程度です。

 

しかし、絶対に内定を獲得できないわけではないので、早々に諦めてはいけない。

「万全な選考対策」と「周囲との差別化」、「圧倒的な個性」の3つを掛け合わせることで、十分に内定の可能性は見いだせますからね!

 

差別化対策に関する具体的なノウハウは「【最重要】「倍率の高い難関企業からの内定」を獲得するために僕が取った行動を共有!」にまとめています。

中堅大学出身の僕が大手食品メーカーから内定を獲得したノウハウなので、ぜひ実践してみてください。

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょう。

 

【本記事の要点】

  • マッキンゼーは世界でもっとも入社が難しいコンサルティングファームである。
  • 採用大学は早慶と上位国公立のみで、それ未満の学生は通過できない学歴フィルターがあることが予想される。
  • 早慶以上の学歴があると、「選考対策・周囲との差別化・圧倒的な個性」の3点を備えれば内定を狙える。
  • 選考に英語は必要なく、内定獲得後にビジネス英語の研修が用意されている。

 

今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。

就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた1000の記事があります。

ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/