就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
僕がおすすめしている就活サービスは9つしかありません。
(それを9大サービスと呼んでいます)
そんな9つの就活サービスの中でも、特に企業との接点作りに最適なのが「スカウト型求人サイト」なんですよね。
企業側から就活生にアプローチされるタイプの求人サイトですが、この大手2社がキミスカとオファーボックスです。
今回はこのキミスカとオファーボックスの違いについて、徹底解説します!
ちなみに僕はこの両方のサイトの運営会社に直接インタビューをしているので、めちゃくちゃ詳しいです。
ぜひ参考にしてくださいね!
たしかに同じスカウト型求人サイトでも、どう違うのか詳しく知りたいです!
スカウトが届くという仕組みは同じだけど、内容に少しずつ違いがあるから詳しく解説していくね!
利用すべきスカウト型求人サイトの定義
マイナビやリクナビにも「スカウト」という機能があり、たまに企業からのスカウトが届くんですよね。
しかし、それらは一斉送信されているスカウトなので、あなただけに送られたスカウトではありません。
そんなスカウトはただの「会社説明会のお知らせチラシ」です。
よってスカウト型求人サイトを利用する場合は、必ず一斉送信ではない仕組みのサイトを利用することが重要。
そうじゃないとわざわざ利用する価値がありません。
そして、一斉送信ではなく個人個人のプロフィールを読んだ上でスカウトを送ってくれる仕組みが整っているのが、今回解説する「キミスカ」と「オファーボックス」なのです!
なるほど!たしかに一斉送信のスカウトなんて、その企業のチラシに変わりありませんね。
そうなんだよ。同じようにスカウトと言っても、一斉送信なのかそうではないのか、そこに着目して利用することが重要だよ。
キミスカとオファーボックスの特徴の違い
それでは本題のキミスカとオファーボックスの違いについて解説します。
この2大サービスの違いを表でまとめました。
キミスカ | オファーボックス | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社グローアップ | 株式会社i-plug |
サービス開始日 | 2013年9月 | 2012年10月 |
利用料金 | 完全無料 | 完全無料 |
スカウトの種類 | ①気になるスカウト ②本気スカウト ③プラチナスカウト |
スカウト1種のみ |
利用企業数 | 約300社 | 約6000社 (うち上場企業15%) |
利用学生数 | 約9万人(20卒) | 約12万人(20卒) |
適性検査 | 適性検査のみ | ①適性検査 ②他己分析検査 |
①スカウトの種類の違い
まずこの2つのサービスの違いで大きいのが、スカウトの種類が異なることです。
オファーボックスは通常のスカウトの1種類のみですが、キミスカは3種類のスカウトで構成されているんですよね。
キミスカは3種類のスカウトがある
概要 | 1社あたりの送付可能数 | |
---|---|---|
①気になるスカウト | プロフィールを読まずに送っている可能性もある | 制限なし |
②本気スカウト | プロフィールをしっかり読んで送っている | 100通/月 |
③プラチナスカウト | プロフィールをしっかり読んで送っている | 30通/月 |
こちらの表を見てわかるとおり、「気になるスカウト」はいくらでも送れるので、プロフィールを読まずに送っている可能性もあります。
(よって、気になるスカウトが届いても特に喜ばない方が良い)
しかし、本気スカウトは1社あたり月に100通のみ。
プラチナスカウトに至っては1社あたり月に30通のみしか送ることができません。
よって、この本気スカウトとプラチナスカウトが届いた場合、ほぼ確実に企業側があなたのプロフィールを読んで「この子に来てもらいたい」と思ったことを示します。
オファーボックスも毎月の送付上限がある
ちなみにオファーボックスにはスカウトの種類がありませんが、「毎月あたりの送付上限」が企業ごとに設定されています。
更にこれは運営する株式会社i-plugの担当者さんから直接聞いたのですが、「登録学生のプロフィールを上から下まで読んでからしかスカウトが送れない仕組み」になっているそうです。
つまりは一斉送信が不可能だと言うこと。
企業がしっかりと自分のプロフィールを評価した上でスカウトを送ってくれることを示しています。
他の就活サイトの比較記事を読むと、「キミスカはオファーボックスよりもスカウトが多く届く」と書いてありますが、それはスカウトの種類を考慮していません。
気になるスカウトは実質、一斉送信と変わらないので除外して考えるべきなんですね。
キミスカを利用する上では、本気スカウトとプラチナスカウトのみに目を向けることが重要なのです。
(これキミスカを利用する上でのめちゃくちゃ重要なポイントですよ!)
②利用している企業数の違い
続いて、キミスカとオファーボックスでは利用企業数が違います。
キミスカは約300社、オファーボックスは約6000社利用していますね。
この点においては、オファーボックスの方が圧倒的に優れています。
また5000社のうち、15%が上場企業という点も良い。
大手志向の人でも利用する価値があることを示していますね。
オファボは東証一部上場企業が504社利用している
ちなみに15%の上場企業のうちの大半が東証一部上場企業です。
下記の一覧を見てのとおり、資生堂やマイクロソフト、ニトリなどの名だたる企業も利用しているんですね。
③利用している学生数の違い
続いて、利用している学生数の違いを見ていきましょう。
キミスカが約9万人、オファーボックスは約12万人が利用しています。
1年あたり40万人ほどの就活生がいるので、単純計算で4人に1人が利用。
そう考えると、こうしたサービスを活用できる情報感度の高い就活生って、案外多いものですよね。
【登録者1人あたりの企業数】
キミスカ:300÷90000=0.003社
オファボ:6000÷120000=0.05社
④適性検査の種類の違い
続いてキミスカとオファーボックスとでは、提供している適性検査に違いがあります。
キミスカは「適性検査」のみを提供していますが、オファーボックスは「適性検査」に加えて360°フィードバックという他己分析検査も提供してます。
しかしながら、適性検査の精度としてはキミスカの方が優秀ですね。
オファーボックスは各能力ごとの数値が出るだけですが、キミスカは長文で自分の評価が表示されます。
▼キミスカの検査結果の1つ!
「自己分析のやり方」の記事にて、僕がキミスカの適性検査を最もおすすめしている理由がこれです。
適性検査結果の分かりやすさと、このコメントによる理解のしやすさ。
適性検査だけを見ると、キミスカの方が優秀ですね。
⑤サービス開始日の違い
最後、キミスカとオファーボックスはサービスの開始時期が違います。
キミスカは2013年、オファーボックスは2012年にサービスを開始しているので、オファーボックスが先駆者です。
これは利用企業数の違いに出ていますよね。
キミスカもオファーボックスもどちらもサイトが非常に使いやすいですが、これはサービス開始からどちらも7年以上たっているがゆえの改善のたまものでしょうね。
キミスカとオファーボックスの違いを細かく見ると、かなり違いがあるんですね!
そうだよ。次の章にて結局どちらを利用すべきか結論を話していくね。
【結論】どちらも併用すべき
ここまで違いを見てきましたが、結局どちらを利用すべきなのか?
僕の結論としては「確実にどちらも利用すべき」です。
まず無料で利用できますし、かつ就活サービスとして珍しくメールもそんなに届きません。
要するに利用するデメリットが特にないんですよね。
また違いの部分で見たように、どちらにもそれぞれ優れた特徴があります。
それぞれ利用すべき理由をまとめると以下のとおり。
【キミスカを利用すべき理由】
・本気スカウトとプラチナスカウトで評価度が分かりやすい
・適性検査の質が高い
【オファーボックスを利用すべき理由】
・利用企業が6000社と最も多い
・東証一部上場企業が500社も利用している
・スカウト型求人サイトの先駆者としてのサービスの質の高さ
オファーボックスの利用方法について
オファーボックスの利用方法について解説します。
オファーボックスも5分ぐらいで登録できるので、簡単に利用可能です!
公式サイトに移動して会員登録をクリック
「OfferBox公式サイト 」へ移動して、【まずは会員登録する】をクリックする。
入力項目を入力して仮登録をする
「メールアドレス」と「パスワード」を入力して仮登録が完了します。
登録確認メールから本登録をして完了!
運営者さんから聞いた情報ですが、「掲載する写真」「3つのキーワード」「自己PR」がスカウトを受けるためには特に重要とのことです。
この3つに特に力を入れてプロフィールを完成させましょうね!!
キミスカの利用方法について
どちらも併用することで、自分との適性が高い企業からの接点を取りにいきましょう。
それぞれのスカウトサイトの利用方法について、詳しく解説しておきます。
まずはキミスカの利用方法から解説していきますね。
登録は5分程度で完了するので、非常に簡単です。
公式サイトへ移動して【卒業年度】をクリック
「キミスカ公式サイト」へ移動して、当てはまる卒業年度をクリックしましょう。
登録情報を入力する
メールアドレス、パスワード、卒業年度を入力して会員登録完了です!
以上です!
登録が完了したら、マイページから詳細なプロフィールを入力してください。
このプロフィールの質によって、スカウトが来るか来ないかが決まります!
(エントリーシートを書く練習にもなるので、素晴らしいプロフィールを完成させてくださいね。)
どちらも併用することによって、スカウトがより多く届いて良いですね。
企業選びは本当に難しいからこそ、「企業の方から自分を選んでもらう」というアプローチも就活に取り入れることが重要だと僕は考えているよ!
【補足】キミスカとオファーボックスの評判の違い
僕はツイッターをめちゃくちゃ愛用しているのですが、見ているとキミスカとオファーボックスに関する評判をよく目にします。
そこでキミスカとオファーボックスについての評判をまとめてみました。
そこから評判の違いについて少し考察してみます。
キミスカとオファーボックスで承認欲求満たしてる人いる??脳みそからよだれ止まらんのやけど
— 21卒地方駅弁工学部生@ (@R12724852) February 18, 2020
キミスカで何件スカウト貰ったか気になったから久しぶりにログインして数えてみた結果↓
— きゃふぇ (@Splacafe) February 19, 2020
・プラチナスカウト 5件
・本気スカウト 46件
・気になるスカウト 60件
登録したのが11月中旬で利用停止したのが2月上旬だったから、3ヶ月足らずでこれよ。
キミスカマジですげーわ、後輩に勧めざるを得ない。
オファーボックス、キミスカ、アイルーツなどの逆求人は知らない企業との出会いの場になるからオススメ。
— えふけい@21卒 (@EfUeZU2zHfFPqlq) February 16, 2020
でもプロフちゃんと埋めればすごい数のオファーが来るから、収集つかなくなるリスクもあるよね笑(使ったことある人はわかる)
就活してた頃
— 安田匡宏@恵比寿で働く内定者 (@yasuda_0107) February 12, 2020
逆求人型の就活サイトを
ガンガン使ってた
・iroots(アイルーツ)
・OfferBox(オファーボックス)
・キミスカ
の3つは使い尽くした
一社ごとに
スカウトの質がすごい良かった(体感)のと
使ってみた感想として
企業の層がいい感じに散ってたから
併用するのかなりおすすめしたい
結論としては、キミスカとオファーボックスの評判にそこまでの違いはありませんね。
どちらもネット上での評価が非常に高いです。
(これは就活系のサービスとしてはすごい珍しいこと)
企業側からアプローチされることで、自己承認欲求も満たされますし、そもそもスカウトを送ると判断した時点で、ある程度適性が高いことが認められている状態で選考することができます。
僕はこれからの就活においてスカウト型求人サイトの重要性がどんどん増していくと考えています。
おわりに
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
キミスカとオファーボックスの違いについて、深く理解できたと思います。
どちらも併用しつつ、自分に対して適性が高いと判断してくれた企業と関わっていきましょう。
マイナビやリクナビ、合同説明会を通して自分からエントリーするのは当然です。
それに加えて、こうしたスカウトサイトも同時に利用する。
情報感度の高い就活生はこれを当たり前に取り入れているので、これを読んだあなたも真似してみましょう。
別に無料なので、合わないと思ったら使わなければ良いだけの話ですからね!
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。