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【最新版】グループディスカッション対策おすすめ本9選!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

今回はグループディスカッションの対策におすすめの本を紹介していきます。

 

最初に結論から伝えておくと、グルディスで重要視されるのは「論理的思考力積極性・傾聴力」であって、この3つがあれば通過率が大幅に上がります。

(→グルディスは足切りとしての役割が大きいので、これら2つの能力があればとりあえずは通過することが多いんですよね!)

 

よって論理的思考・積極性・傾聴力を高める本を1冊ずつ。

加えて、グループディスカッションの流れが分かる本を1冊読むと完璧です。

 

僕はこれまで1500冊以上の本を読んできています。

だからこそ、「◯◯の能力や知識を得るならこの本だな」という本の紹介には自信があります。

 

ぜひ本記事を通して、グループディスカッションに役立つ本を把握してください。

ちなみに本を読む時は、すべて読もうとせずに"気になる章だけ読む"という心持ちで読み始めると長続きしますよ!

グループディスカッションの対策におすすめの本【一覧】

 

まずはこの章にて、本記事で紹介する本をまとめて紹介していきます。

気になる本があれば、その章に飛んで詳しく見るような使い方をしてくださいね。

 

グループディスカッション対策を分解すると、冒頭で説明したとおりで、「論理的思考・積極性・傾聴力」が必要です。

 

よってその中で自分に足りないと思う能力に関する本を読むべきです。

本は1冊読むのに相当な労力を要するので、全部読むよりも「自分が最も弱い能力を解決できる本」または「自分が最も強い能力を伸ばせる本」を読むべきです。

 

グループディスカッションにおいては、「最も弱い能力」が足を引っ張って大きくマイナス評価されることがあるので、最も弱い能力を解決できる本がおすすめですね。

 

では上記の能力に関するおすすめ本をまとめて紹介します。

 

【グループディスカッションの「基礎知識・進行」を学べる本】

東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート

ロジカル・プレゼンテーション就活 面接・グループディスカッション対策

 

【グループディスカッションに必要な「論理的思考」を鍛える本】

入門 考える技術・書く技術

イシューからはじめよ

入社1年目から差がつく ロジカル・シンキング練習帳

 

【グループディスカッションに必要な「積極性」を鍛える本】

人生の勝算

死ぬこと以外かすり傷

 

【グループディスカッションに必要な「傾聴力」を鍛える本】

人は話し方が9割

マンガでやさしくわかる傾聴

 

次の章から、それぞれの本について詳しく解説していきます。

どの本も、グループディスカッションだけに役立つのではなく、就活全体、人生全体に役立つ本なので気になる本があればぜひ読んでみてください!

 

グループディスカッションの基礎に関する本だけでなく、自分に極端に足りていないと思う能力について学ぶことは重要なんですね。

そうなんだよ。例えば、僕は就活生の時は傾聴力が本当になかった。でも人の話を聞くことの重要性を本で学んで、それから少しずつ傾聴を大切にするようになったよ。

グループディスカッションの「基礎知識・進行」を学べる本

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まずはグループディスカッションの基礎知識や進行方向について学べる本ですね。

 

グループディスカッションに参加した経験がない人におすすめで、「そもそもグループディスカッションがどんなものか分からない」「どういうふうに進行すれば良いのか分からない」という方はぜひ読んでみてください。

 

事前知識が全くない状態でグループディスカッションに参加すると惨敗します。

なぜならグループディスカッションには"評価される立ち回り"が存在するからです。

要するに「マナー」みたいなものですね。

 

マナー知らないとフレンチレストランでマナー違反を自然としてしまうように。

グループディスカッションもマナーを知らないと、評価されるのは難しいです。

 

東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート

 

 

グループディスカッションの基礎知識を深めるのにおすすめは「東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート」です。

 

こちらの本は「ディスカッションの方法論をできるかぎり体系的に説明する」というコンセプトで書かれており、就活だけでなく日常でも使えるようなグループディスカッションの有効な進め方・枠組みについて説明されています。

 

また横文字で書かれているので、読書初心者の方にも読みやすいのが特徴です。

(縦文字で堅苦しい感じで書かれた本じゃないので、気軽に読めます!)

 

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また文章についても、話し口調で書かれているので本当に読みやすい。

難しい用語がなく、それぞれの言葉が噛み砕いて書かれているのも良いんですよね。

 

グループディスカッションをまだ経験していない初心者にとって最適な1冊です。

まずはこの本を通して、グループディスカッションの全体像を掴みましょう。

 

面接・グループディスカッション対策 2022年度版

 

 

次にグループディスカッションの基礎知識を知るのにおすすめは「面接・グループディスカッション対策 2022年度版」です。

こちらの本は面接対策に加えて、50ページほどグループディスカッションについて書かれているので、1冊で面接に関する情報も得ることができます。

 

就活において「これが絶対に正しい」という正解はありません。

よってグループディスカッションに関する知識やノウハウも、複数冊読み、どれが自分にとって最も納得できるものかを判断することが重要なんですよね。

(これはネット情報でも全く同じことが言えます)

 

その点、この本は面接とグループディスカッションの知識両方を入れることができるので、非常に効率的です。

 

しかし、グループディスカッション初心者にとっては先に紹介した「東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート」の方が分かりやすいので、そちらを優先して読むようにしてください。

 

グループディスカッションの基礎知識や進行について書かれている本って非常に少ないですよね!

そうなんだよ。その中でも「東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート」は、非常に読みやすいから、グルディス対策において貴重な1冊だと言えるよ。

グループディスカッションに必要な「論理的思考」を鍛える本

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グループディスカッションの基礎知識に関する本を紹介しました。

ここからはグループディスカッションの通過率を高めるために、"グルディスで評価される能力"を鍛える作業に入っていきましょう。

 

冒頭で紹介したように、僕がグルディスで必要だと考える能力は3つで「論理的思考力・積極性・傾聴力」です。

まずは論理的思考がグルディスで必要な理由を解説しますね。

 

なぜ「論理的思考力」がグルディスで評価されるのか?

それはグループディスカッションには論理的思考が必須だからです。

 

この論理的思考とは簡単に言うと「結論に対する答えにしっかりとした根拠をもたせる思考」だと理解してください。

(要するに、納得できる根拠や理由を用意した上で、結論付けることができる能力を論理的思考力と言うんですよね)

 

例えば「体重を減らすにはどうすれば良いか?」を考えた時に、論理的思考ができない人は「なんとなく毎日走ろう」と考えて走り出します。

要するに、結論に対する理由がない状態です。

 

一方で論理的思考ができる人だと、まず「なぜ体重が増えてしまっているのか?」を考えてその原因を分解します。

 

なぜ体重が増えてしまっているのか?

→食べる量が多いから(摂取カロリーが多い)

→運動をしていないから(消費カロリーが少ない)

 

そして以下のような結論を導くことができます。

 

【論理的思考によって導き出した結論】

「摂取カロリーを減らすことを第一優先にして痩せる。(〜結論)

なぜなら体重を減らすための選択肢としては、摂取カロリーを減らすことと消費カロリーを増やすことの2択があり、自分は消費カロリーを増やすのが苦手(運動が苦手)だから。」という結論を導くことができるのです。(〜理由)

 

このように論理的思考ができる人は「なぜ」による原因の追求が非常に上手です。

だからこそ、結論に対する理由がしっかりとあって、その理由の納得性も高い。

 

グループディスカッションでは、このように「主張(結論)+理由」が発表でも重要視されますし、メンバー同士の話し合いの中でも、主張に対して納得できる理由があるかどうかが重要です。

 

理由もなく「◯◯だと思います!!」とだけ主張されると、困りますよね。

 

それだけ論理的思考力は重要な能力であり、グループディスカッションだけでなく、エントリーシートや面接などあらゆる場面で活かせる能力です。

そんな論理的思考力を高めるのにおすすめの3冊をここで紹介しておきますね!

 

考える技術・書く技術

 

 

僕が学生時代、論理的思考力はこの本で学んだといっても過言ではありません。

バーバラミントさんが書いた「考える技術・書く技術」です。

もう3回は繰り返し読んでいて、就活だけでなく、このブログの執筆にも活かせる論理的思考を学ぶことができました。

 

ロジックツリーという知識が学べる

論理的思考力を鍛えるための「ロジックツリー」というノウハウを学ぶことができます。

ロジックツリーとは、結論に対する理由を用意するための図解のテクニック。

 

例えば、「無人島に持っていくならナイフかライターか?」というテーマを出題された場合に。

ただメンバーが適当に意見を出すのではなく、次のようなロジックツリーを作成することで、非常に納得性の高い結論を導き出すことができます。

 

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ロジックツリーの構造は、上から「結論ー理由ー事実」という構造です。

結論が下の事実によって裏付けされているので、納得性の高い結論を導き出すことができるんですよね。

 

論理的思考力はまさにこのロジックツリーを頭の中でイメージする能力だと、僕は考えています。

だからこそ、この本を通してロジックツリーというノウハウを学ぶことが重要です。

 

非常に分厚い本なので読むべきは1部と2部 

ちなみに「考える技術・書く技術」は手にとってみると分かりますが、非常に分厚いです。読書習慣のない人は、確実にビビりますw

 

そこで「考える技術・書く技術」の読み方を補足したいと思います。

目次を抜粋しますね。

就活生のみなさんが読むべきは、1〜2部です。

3部からはかなり発展的な内容なので、就活が終わって余裕が出てから読めば大丈夫!

 

第1部 書く技術(なぜピラミッド構造なのか?)

第2部 考える技術(ロジックの順序に従う;グループ内の考えを要約する)

第3部 問題解決の技術(問題を定義する;問題分析を構造化する)

第4部 表現の技術(文書構成にピラミッドを反映させる)

追補A 構造なき状況下での問題解決

追補B 本書で述べた重要ポイントの一覧

 

このように本を読む上で、初心者だと「せっかく買ったんだし全部読まないと!」となりがちですが、そんなことは全くないんですよね。

僕は1ページでも有益な情報が手に入れば良いと考えて本を読むようにしています。 

 

ぜひ皆さんも全て読まなくてはいけないという固定概念は捨てて、1ページでも有益な情報があれば良いというラフな気持ちで本を読んでみてください!

 

イシューからはじめよ

 

 

続いて、論理的思考力を鍛えるためにおすすめの本が「イシューからはじめよ」です。

 

この本は、問題を解決する時に最も重要なことは「問題の設定にある」ということを示した名著ですね。

グループディスカッションだけでなく、今後社会人になった時にも役立つ知識を身に付けることができます。

 

そもそもこの本のタイトルにもある「イシュー」とは、日本語で「問題」や「課題」という意味を持ちます。

ほとんどの人が、グループディスカッションで課題が与えられた時に、「どんな解決策を出そうか」と解決策やアイデアを出すことから始めてしまうんですよね。

 

この本ではそうじゃなく、まずはイシューから。

つまりは、問題や課題の見極めから始めようということを示しているわけです。

 

【グループディスカッションにおける例】

 

例えばグループディスカッションで「コンビニの売上を2倍にしてください」というテーマを出題されたとしましょう。

 

その時、ほとんどの人が具体的なアイデア・解決策を考え始めます。

 

そこで1歩踏みとどまって、「そもそもコンビニの売上を2倍にするって課題は広すぎるよね...」と課題を見つめ直してみる。

 

その結果、より具体的な課題として「コンビニの客単価を2倍にするためにはどうすれば良いのか」と設定することができるかもしれません。

 

このように課題をより具体的にすることで、課題をより解決しやすくし、アイデアを出しやすくすることができます。

(要するに課題の精度を高めることが重要ってことですね!)

 

これはグループディスカッションで非常に重要な過程かつ、面接官からも評価されるので押さえておきたいテクニックです!

 

優秀なビジネスマンが短時間で成果を出す理由は、まさにこの課題の設定のうまさと、解決能力の高さに由来するので、就活生の間にこれを学んでおくと社会人になった時に良いスタートダッシュを切ることができますよ!

 

入社1年目から差がつく ロジカル・シンキング練習帳

 

 

続いて、論理的思考力を鍛えるのにおすすめの本は「入社1年目から差がつく ロジカル・シンキング練習帳」です。

この本は先に紹介した「考える技術・書く技術」のより易しいバージョンだと理解すると良くて、読書が苦手な人はこちらの方がおすすめですね。

 

内容を見て分かるように、ロジックツリーの概念も説明されています。

横文字で読みやすく、図解が多いので読書が苦手な人はこの本から論理的思考について学んでいくことをおすすめします。

 

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論理的思考力はグループディスカッションだけじゃなくて、ESや面接でも役立つ能力ですよね。

企業が新卒に求める能力の中で「論理的思考力」は常に上位にある。だからこそ、こうした本で論理的思考力を鍛えることは、選考の突破力を高めるために非常に重要なんだよ! 

グループディスカッションに必要な「積極性」を鍛える本

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続いて、グループディスカッションで評価されるのが「積極性」です。

積極的に意見を言えること、アイデアを出せること、役割に立候補することなど、グループディスカッションでは積極性を発揮する場面が多いんですよね。

 

下のデータを見てください。

こちらは経団連が取ったアンケートで、企業が新卒に求める能力を示しています。

 

▼企業が新卒に求める能力ランキング

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画像引用:経団連「高等教育に関するアンケート結果

 

トップ2が、「主体性」と「実行力」であることが分かりますよね。

主体性は自分で考えて行動に移す能力、実行力は言葉のとおりで実行に移す能力のことを示します。

 

これら主体性と実行力は、まさに「積極性」であると言えますよね。

積極的に行動できる人材を、企業は新卒として求めているんですよ。

 

よってこの積極性を、グループディスカッションで企業は判断します。

 

じゃあ具体的にどうやって積極性を鍛えれば良いのか?

積極性を鍛えるためには、「人生は1度きりなんだから行動しちゃおう」という考え方を身に付けることが個人的には有効だと考えています。

(具体的な実行ノウハウよりも、まずは精神論の方が重要だと、積極性に関しては考えています)

 

そんな考え方が身につく2冊をここでは紹介しますね。

 

人生の勝算

 

人生の勝算 (幻冬舎文庫)

人生の勝算 (幻冬舎文庫)

  • 作者:前田裕二
  • 発売日: 2019/06/11
  • メディア: Kindle版
 

 

まずグループディスカッションで評価される積極性を鍛えるためにおすすめなのが、「人生の勝算」という本です。

この本は、SHOWROOM(ライブ配信アプリを提供している会社)の社長である前田さんが書かれた本で、かなり壮絶な人生の中でも行動することで道を切り開いてきたことが述べられています。

 

読み終えた時に、「自分も何か行動しなくては!」と思える本なので、積極性に自信がないという人にぜひおすすめしたいですね。

 

またこの手のビジネス書は、文章量も多くないので読みやすいです。

読書初心者でも最後まですぐに読み切れるのも良いですよ。

 

死ぬこと以外かすり傷

 

死ぬこと以外かすり傷

死ぬこと以外かすり傷

  • 作者:箕輪厚介
  • 発売日: 2018/08/28
  • メディア: Kindle版
 

 

次に紹介するのは、編集者の箕輪さんが書かれた「死ぬこと以外かすり傷」という本です。

もうこのタイトルから積極性を鍛えるのにうってつけだと分かりますよね。

 

「死ぬこと以外、かすり傷なようなものだから、何でもやっちゃえ、失敗しても問題なし」という教訓を学ぶことができます。

 

そもそも、積極性が足りない人は総じて心配性な傾向にあります。

「◯◯して嫌われたらどうしよう」「◯◯して恥をかいたらどうしよう」などなど、過剰に心配してしまうからどうしても積極的になれないんですよね。

 

ちなみに心配性であることがダメというわけじゃありません。

長所と短所は裏表なので、心配性であるがゆえに、計画性が高かったり、慎重に作業することができたりと良い側面もあります。

 

しかし、グループディスカッションを実施する企業は、ほとんどが多少の積極性を求めており、全然意見が出せない人、話せない人は不採用になる傾向が強いんですよ。

だからこそ、グループディスカッションの時だけでも「死ぬこと以外はかすり傷だ」と思って、積極的に行動してみてください。

その時の一歩に、この本が役立つと思います。

 

なるほど!グループディスカッションを選考に取り入れる企業は、積極性を求める傾向にあるから積極性が大事なんですね。

そうだよ。だからグループディスカッションの時だけでも、積極的に意見を出したり、行動することが重要。その役に立つような精神論をこれらの本で学ぶことができる。

グループディスカッションに必要な「傾聴力」を鍛える本

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それでは最後に、グループディスカッションで求められる「傾聴力」についてです。

傾聴力とは、他人の意見をしっかりと聞く能力ですが、"ただ聞くだけ"では傾聴力とは言いません。

 

傾聴力は、まずは相手の話をしっかりと聞くこと。

それに加えて相手の言いたいことを理解してあげることが重要でなんですよね。

(ただ聞いて、聞き流すだけは傾聴力があるとは言わないってことです)

 

この「聞く→理解」が非常に重要であり、それらを学べる本をここでは紹介します。

 

人は話し方が9割

 

人は話し方が9割

人は話し方が9割

  • 作者:永松 茂久
  • 発売日: 2019/09/01
  • メディア: Kindle版
 

 

傾聴力に関して、最もおすすめの本が「人は話し方が9割」です。

タイトルだけ見ると、「話し方に関する本かな?」と思うところですが、人の話をいかに聞くかがコミュニケーションの上で重要であるということが語られています。

 

この本の解説を、オリエンタルラジオの中田さんがわかりやすくしていました。

本を読むのは面倒だけど、傾聴力を鍛えたいって人は、こちらの動画を見るのがおすすめですね!

 

 

グループディスカッションにおいて、「メンバーの意見にしっかりと耳を傾けているか?相手を尊重しているか?」という視点で面接官はめちゃくちゃ見てます。

 

一見、アイデアを出しまくって目立っている人が評価されると思われがちですが、ただ目立つだけでは評価されません。

しっかりと周りのメンバーの話を聞き、理解してあげた上で、自分の意見も述べる人が評価される傾向にあります。

 

マンガでやさしくわかる傾聴

 

マンガでやさしくわかる傾聴

マンガでやさしくわかる傾聴

  • 作者:古宮 昇
  • 発売日: 2017/01/28
  • メディア: 単行本
 

 

次に紹介するのが「マンガでやさしくわかる傾聴」です。

マンガで書かれているので、10分ほどで読むことができるので、読書が苦手な人にとっても読みやすい1冊となっています。

 

マンガの良いところは、視覚的に覚えることができる点にあります。

書かれている知識やノウハウを、そのシーンと合わせて覚えることができるので、記憶への定着が非常に良いんですよね。

 

僕もよくビジネス書をマンガでわかりやすくした本を読むことがあります。

時間あたりの得られる情報量が非常に多いので、ぜひ読んでみてください。

 

たしかにメンバーでの話し合いを軸とするグループディスカッションにおいて、傾聴力は非常に重要な能力ですよね。

そうなんだよ。コミュニケーションが上手な人は、聞き上手だから、就活生のうちに傾聴力を鍛えておくと、その後の人生で良いこと尽くしだよ。

 

【超重要】就活生向けの企業選びの最適解

 

ここまでグループディスカッション対策におすすめの本を紹介してきました。

僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。

 

そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。

 

エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。

 

求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。

 

▼求人サイトのおすすめ

マイナビリクナビホワイト企業ナビ

※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。

 

▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)

ミーツカンパニー就活サポートキャリアチケットキャリアパーク就活エージェント

※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。

 

▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)

ホワイト企業ナビOfferbox(オファーボックス)

※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。

 

上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。

(おすすめの口コミサイト:ライトハウスOpenWork

 

そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。

 

現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!

(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)

 

以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!

 

加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。

(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)

» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】

 

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【戦略】グループディスカッションをすっ飛ばして内定を取る方法

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ここまでグループディスカッション対策におすすめの本を紹介してきました。

読者の皆さんの中には「グループディスカッションが苦手だから極力やりたくない」という人がいると思います。

 

僕も司会進行とかできないタイプなので、極力やりたくなかったんですよね。

そこでこの章にて、グループディスカッションを避ける方法を共有しておきます。

 

避けるための手段として、僕は最もおすすめしているのが「逆求人サイト」です。

これはプロフィールを入力しておくことで、企業側からスカウトが届くタイプの就活サイト。

 

この逆求人サイトを利用する企業は、1人1人のプロフィールをしっかり読んで、"ピンポイントで自社に合う人材を採用したい"という企業が多いんですよね。

よってスカウト経由ですぐに面接に進む場合が多いです。

 

それゆえに、グループディスカッションをすっ飛ばして面接に進める。

「グループディスカッションが苦手だから参加したくない」という人にとって、自分に合う企業からの内定を効率的に獲得するのにおすすめです!

 

これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!

どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。

 

 

なるほど!グループディスカッションが苦手な人は、すぐに面接に進めるような手段を取ることで、効率的に内定を獲得することができるんですね。

そうだよ。どれだけ対策しても、グループディスカッションって苦手な人は苦手だから、極力避けるという戦略は非常に有効なんだよね。 

グループディスカッションではとにかく「論理的思考」が重視される

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グループディスカッション対策におすすめの本を紹介してきました。

途中、論理的思考を身につけるためのおすすめ本を3冊紹介しましたが、なぜこれほどまでに論理的思考が重要なのか、もう少し深掘りしましょう。

 

グループディスカッションはまず企業側からテーマが与えられます。

この与えられるテーマですが、基本的に4種類あります。

・「課題解決型」のテーマ

(例:スーパーの売上を1.5倍に伸ばすための案を考えてください!)

 

・「選択肢型」のテーマ

(例:生まれ変わるなら「男性」か「女性」かどちらか?)

 

・「討論型(二者択一型)」のテーマ

(例:テレビとYouTubeはどちらが有益か?)

 

・「自由発想型」のテーマ

(例:どんな能力でも身につけられるとしたらどんな能力を身につけるか?)

 

どのテーマを見てもわかる通り、重要なことは「なぜその結論を出したのかという根拠(理由)」です。

グループディスカッションに正解はないので、「なぜその結論を出したのかという根拠、理由」に面接官は着目しています。

 

例えば「スーパーの売上を1.5倍に伸ばすための案を考えてください!」というテーマを与えられた場合、論理的思考ができるグループとできないグループでは話し合いの流れが全く異なります。

 

【論理的思考ができるグループの会話】

 

「まずはなぜ現状の売上を上げないといけない状況、つまり売上が悪いのかを話し合いましょう。」

「そうですね!スーパーという業態全体が衰退しているかもしれません。」

「たしかに。コンビニやアマゾンなどのネットスーパーといった新しい業態が出ているからそっちに売上を取られているかもしれませんね。」

「だとそもそも店に足を運ぶという買い方をしなくなっている可能性がありますね。」

「じゃあ根本的な問題は、そもそも「店頭からネットへの変更ができていないこと」かもしれないですね!」

【論理的思考ができないグループの会話】

 

「スーパーの売上を上げるためのアイデアを出しましょう!」

「チラシをもっと配るのはどうでしょうか!」

「スーパーに来る人を増やすためにタレントを呼んでイベントを開くのはどうでしょう!」

 

この2つのグループの違いが分かりますか?

論理的思考ができるグループはまず「本質的な原因の解明」から始めるんですよね!

一方の論理的思考ができないグループではいきなり「アイデア出し」から開始します。

 

そして論理的思考ができているグループは、「なぜその結論を出したのですか?」という質問に超強いんですよ!

「◯◯という問題こそが本質的な問題だと結論付けたため、その問題を解決するためのアイデアとして最も有効なのが◯◯だと結論つけました!」と論理的に説明することができます。

 

論理的思考ができておらず、グループのみんなが「あ!それいいね!面白い!」で決めた結論は「なぜ?」という質問にすこぶる弱いのです。

 

当然グループディスカッションで評価されるのは、論理的思考ができているグループなので論理的思考の習得がマストです!

 

なるほど!そもそもグループディスカッションは「発表内容」が重要じゃなくて、その「過程」が評価されるわけで、その過程で重要なことは「主張ー理由」なんですね。

まさに論理的思考がグループディスカッションでの評価を左右すると。

そうなんだよ。ただ面白いアイデアを出すだけ、意見を言うだけじゃダメで、グループ全体で「主張ー理由」を明確化して、全員が納得できる答えを導くことが重要なんだよね。 

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

グループディスカッションに役立つ本を把握することができたと思います。

 

就活生のうちに本を読むことは、非常に有効で、なぜなら「その後の人生でずっと活かすことができるから」なんですよ。

就活でしか役立たないような、会社説明会や面接でのマナーを学ぶよりも、今後の人生でずっと使える「ロジックツリー」や「傾聴力」に関する情報を入れた方が有意義ですよね。

 

僕もこの就活攻略論を書く上で、少しでも就活以外で役立つ情報を提示できればなということを意識していますが、本はまさに生涯で役立つ財産だと認識しておいてください。

 

ちなみに読書以外にも、この就活攻略論ではグループディスカッションの知識を公開しています。

重要記事をピックアップして紹介しておくので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。

 

Check!

▼グループディスカッションで出題されるテーマについて

» グループディスカッションのテーマ70例【対策法や解答例まで"僕が持つ全知識"を共有!】

 

▼グループディスカッションの進行方向について

» 【GD】就活のグループディスカッション進め方と流れ|会話例も!

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • グループディスカッション対策におすすめの本は「グループディスカッションの基礎知識を深めるための本」「論理的思考力を鍛えるための本」「積極性を身に付けるための本」「傾聴力を鍛えるための本」の4種類である。
  • グループディスカッション対策のための本は、総じて、就活だけでなく今後の人生で使える知識を身に付けることができるので非常に価値がある。