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【例文付き】履歴書の「自覚している性格」欄の書き方を解説!

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

履歴書を作成している時に「自覚している性格」という欄に困ってしまう人って意外と多いですよね。

「自覚している性格ってなに?」っていうのが大半の人の率直な感想かと。

 

とはいえ、この項目って実は結構頻出の質問だったりするんです。

つまり、それだけ採用する企業側も気になっている部分ということ。

 

そこでこの記事では、履歴書の”自覚している性格”欄の書き方を解説します。

書き方のコツや具体的な例文はもちろん、どうしても書けない人向けの対処法なども共有するので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

 

意外と書くのに困る項目ですよね。

何が正解なのかがハッキリしないからね。もちろん明確な答えは存在しないけど、企業側の質問意図などは理解しておくべきだよ!

履歴書の「自覚している性格」欄の書き方のコツ

 

ではまず、履歴書の「自覚している性格」欄の書き方のコツをご紹介します。

具体的な書き方のほか、書くべき内容や意識するポイントなども詳しくお伝えするので、まずはこの基本部分を押さえてくださいね!

 

【履歴書の「自覚している性格」欄の書き方のコツ】

  • 書くべき内容の順番を理解する
  • エピソード内容はできるだけ具体的に書く
  • ポジティブな性格面を書く
  • 求める人物像や職種の特徴などを意識して書く
  • 自己PRなとど一貫性が出るようにしておく

 

コツ① 書くべき内容の順番を理解する

 

自覚している性格欄に限らず、文章を書く際には必ず事前に”構成”を考え、その順番に沿って書くのがおすすめです。

先に構成を作っておけば、途中で話が脱線することがないですからね。

(就活攻略論で記事を書く時も必ず構成から作ってますよ!)

 

では、履歴書の「自覚している性格」欄はどんな構成で書くべきなのか。

僕がおすすめする文章構成は以下のとおりです。

 

【自覚している性格欄の構成】

  1. 結論
    「私は◯◯な性格です」など簡潔なまとめを書く
  2. エピソード
    その性格が表れた実際のエピソード
  3. 入社後にどう活かすか
    企業でどう活かすのか(意気込み)

 

まずは簡潔な結論とすることで、質問に対する回答を伝えます。

そこで伝えた性格が本当であるという説得力を持たせるため、実際にその性格が表れたエピソードを伝え、最後にその性格を入社後にどう活かすのかまでまとめます。

 

エピソードがあることで企業側の納得度も高まり、入社後のイメージまで入っているので自己PR的な側面もありますよね。

これが僕が考える理想の構成です!

 

コツ② エピソード内容はできるだけ具体的に書く

 

実際にその性格が表れたエピソードを書くとき、できるだけ具体的な内容にすることが非常に重要になります。

具体性がある方が、より真実味や説得力が増しますからね。

 

正直、就活では嘘をつく人も少なからずいますし、それを企業も知ってます。

嘘っぽい回答は企業側の印象も著しく下げてしまうので、そういったマイナス印象を与えないためにも、より具体的なエピソードを書くようにしてください。

 

コツ③ ポジティブな性格面を書く

 

履歴書に書く性格は、できるだけポジティブな性格面にするのがおすすめ。

理由はシンプルで、ネガティブな性格(例:根暗、心配性など)は企業側に良い印象を与えづらいから。

 

面接であれば詳しく説明することまでできますが、履歴書は文字数も限られており、伝える手段も文章なので、ネガティブな性格で好印象を与えるのは難しいんですよね。

よって、ポジティブな性格面を伝えるのが基本となります。

 

コツ④ 求める人物像や職種の特徴などを意識して書く

 

アピールする性格については、提出先企業の求める人物像や応募する職種を意識しながら選択してください。

マッチ度の高さや適性があることを伝えられますからね。

 

【例:営業職に応募する場合】

  1. 「私は人懐っこい性格だと自覚しています。」
  2. 「私は真面目な性格だと自覚しています。」

 

いずれも性格の内容自体は全く問題ありません。

しかし、営業職という仕事は日々、色んな人と関わる仕事なので、後者より前者の方がより営業職に活かせる性格になりますよね。

こうした職種へのマッチ度などは、常に意識しておく必要があります。

 

コツ⑤ 自己PRなとど一貫性が出るようにしておく

 

自己PRや長所など、自覚している性格欄以外の項目との一貫性は意識すべきです。

例えば、自己PRで「チームを引っ張るリーダーシップがある」とアピールしているのに、自覚している性格が「引っ込み思案」だと、完全に矛盾してますよね。

(これはかなり極端な例ですがw)

 

履歴書では、全ての項目を通じてどんな人柄を伝えたいのか、この統一感や一貫性が非常に重要になります。

面接で会った時に与える印象も考えながら、そこまで含めた”人柄の一貫性”があると、企業側の評価にも繋がりますよ!

 

事前に構成を考えておくと書きやすそうですね!

間違いないね。伝えたい内容をスッキリまとめることができるよ!

履歴書の「自覚している性格」欄に使える例文

 

書き方のコツがわかったので、次はそのコツを使って実際の文章を作ってみました。

いくつかの性格に分けて、それぞれ例文にしてみたので、完成イメージとして読んでみてください。

※「①結論→②エピソード→③入社後にどう活かすか」の構成で作成

 

例文① 履歴書の「自覚している性格」欄で協調性をアピールした例文

 

「私は周りの人と協力しながら物事を進めるのが得意な性格です。

学生時代に所属していたサッカー部において、チームの方針を決める際、勝ちにこだわりたいグループと楽しくやることを優先したいグループで対立することがありました。

そこで私は、あえて第三者的な立場に立ち、お互いに譲れる部分を出し合って落とし所を見つけるよう提案した結果、全員が納得する方針を決めることができました。

この”常に周りと協力しながら物事を進める性格”を活かし、入社後もチームとして成果が出せるように貢献してまいります。」

 

例文② 履歴書の「自覚している性格」欄で明るいことをアピールした例文

 

「どんな時も明るい性格だと自覚しています。

学生時代、野球部に所属していたのですが、大事な大会の準決勝で、味方のミスで負けてしまうことがありました。

全員が落ち込む中、私はこの失敗を次に活かすべきだと考え、率先して明るく振る舞うことでチーム全体の士気を落とさないようにしました。

この持ち前の明るさを活かし、入社後も周囲が常に前向きになれるよう、行動していきたいと考えています。」

 

例文③ 履歴書の「自覚している性格」欄で真面目さをアピールした例文

 

「私は常に愚直で真面目な性格だと自覚しています。

この性格を活かし、一度目標を決めたら、途中で投げ出さずに真面目に取り組み続けることができます。

大学入学時は450点だったTOEICの点数も、約3年間コツコツ勉強し続けたことで、今では900点を取れるまで成長しました。

貴社にもし入社できた際には、目の前の業務に愚直に取り組むことで大きく貢献できる人材に成長してみせます。」

 

例文④ 履歴書の「自覚している性格」欄で素直さをアピールした例文

 

「人の意見や考えを受け入れられる「素直な性格」だと自覚しています。

学生時代の部活動においても、先輩や指導者のアドバイスはもちろん、後輩に対しても意見を求め、素直に受け入れることで自分自身を成長させてきました。

その結果、最終的には主将に就任し、全国大会にも出場することができました。

この性格を活かし、入社後も周囲の方々からいただくご指導を素直に受け入れ、実践することで大きく成長してみせます。」

 

【番外編】履歴書の「自覚している性格」欄を短くまとめた場合の例文

 

もし履歴書の欄が小さく「①結論→②エピソード→③入社後にどう活かすか」という構成で書けそうにない場合は、③を削ってしまって構いません。

以下のようなイメージですね。

 

【短くまとめた例文】

「私は慎重な性格だと自覚しています。大学のレポート提出や試験においても、見直しを繰り返すことでケアレスミスを無くし、常に高評価をいただくことができました。」

 

例文があると全体のイメージが湧きますね!

あとは枠や文字数に合わせて構成の増減を意識するのが重要だね。極論、①の結論部分が削れなければ回答にはなるよ!

履歴書の「自覚している性格」欄が書けない場合の対処法

 

書き方のコツや具体的な例文を共有しました。

ただ、ここまで読んでも「う〜ん、書けそうにない。。。」と不安を感じている人もいるかと思います。

 

そこでこの章では、履歴書の「自覚している性格」欄をまだ書く自信がない人に向けて、即効性のある対処法をいくつかご紹介します。

どれも試してみる価値があるものばかりなので、ぜひ実践してみてください!

 

【履歴書の「自覚している性格」欄が書けない場合の対処法】

  • 就活のプロに履歴書の書き方を相談する
  • 自己分析を深めることで自分の性格を把握する
  • 長所から自分自身の性格を探ってみる

 

対処法① 就活のプロに履歴書の書き方を相談する

 

自分だけで書けないのであれば、就活のプロに相談するのが一番手っ取り早く、文章の質も担保できるかと思います。

そこでおすすめしたいのが、就活のプロである「就活エージェント」です。

就活エージェントとは、人材会社が無料で以下の支援をしてくれるサービスのこと。

 

【就活エージェントのサービス内容】

  • 就活相談
  • 自分に合った求人の紹介
  • 選考支援(ES添削や面接対策)
  • 企業との面接のセッティング
  • 面接後のフィードバック共有

 

 

サイトに登録すると担当者と面談の時間が設けられ、個々人の状況に応じて求人紹介や面接対策などのサポートを提供してくれます。

もちろん履歴書の添削も可能なので、一緒に文章を作ってくれますよ!

 

僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。

 

就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。

 

またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。

 

運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。

就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう

(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)

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対処法② 自己分析を深めることで自分の性格を把握する

 

自分の性格を知るのであれば、やはり自己分析は欠かせません。

普段、自分自身の性格などは意識していないからこそ、就活の機会にはこうした自己分析など特別な作業をしなければ、本当の性格は把握できませんからね。

 

ただ、自己分析って正直、かなり難しく面倒な作業です。

実際、形式的な取り組みだけして、中途半端になっている人も多いんですよね。

 

そこで今回、可能な限りわかりやすく、かつシンプルに自己分析ができる方法を一つの記事にまとめました!

自己分析が苦手な方こそ、ぜひ読んでください!

 

\どこよりもわかりやすく自己分析を解説!/

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対処法③ 長所から自分自身の性格を探ってみる

 

「性格」だけだと漠然としていて、なかなか明確な答えは出にくいかと。

そこでもう少し焦点を絞って、まずは「長所」を把握することで、自分自身の性格を探っていくのも一つの方法です。

 

▼就活で使える長所一覧

長所 意味 仕事でどう役立つか 連動する短所
①集中力がある 物事に集中して取り組める 集中することにより、スピーディに要領よく仕事をこなせる 周りが見えなくなる
②謙虚 自分を偉いものだと思わず、他を学ぼうとする意識がある 仕事で成果を上げても傲慢にならず、常に自分の実力を発揮できる 自主性が低い
③誠実 真面目で、おごりがない ストイックに仕事に取り組め、周りからの信頼も得やすい 隙がない
④真面目 嘘や偽りがなく、真心がある いい加減な仕事をせず、目の前の業務に真剣に取り組める 柔軟性がない
⑤協調性がある 周りと助け合いながら仕事を遂行できる 周りの意見を尊重し、ときには他の人をフォローしながら1つの仕事をやり遂げられる 自主性が低い可能性もある
⑥フットワークが軽い 行動が迅速で、切り替えが早い 情報収集や行動が早いため、人よりも早く課題を解決できる 計画性がない
⑦チャレンジ精神がある 新しいことに挑戦しようとする意欲が高い 仕事に新しい発想やアイディアをもたらし、他の人にも良い影響を与える 大きな損失を出す可能性もある
⑧最後までやりきる 一度はじめたことを最後までやり遂げる 仕事で多少のトラブルやミスがあっても、最後まで諦めずに取り組める 修正力や思考力が低い可能性もある
⑨コミュニケーション能力が高い 他人とスムーズに会話・意思疎通ができる 仕事に必要な会話や意思疎通がスムーズにでき、円滑に仕事を進められる 図々しいと思われることもある
⑩論理性がある 筋道を立てて物事を考えられる 課題の解決が早く、他人とのコミュニケーションもスムーズにとれる 奇抜なアイデアが生まれにくい
⑪思いやりがある 他人の気持ちや身の上に気を配れる 他の社員と助け合いながら仕事をすることで、仕事の生産性・効率性が上がる 自主性が低い可能性もある
⑫器用 要領が良く、難しい仕事でも難なくこなせる 繊細さが要求される仕事や細かい仕事でも問題なくこなせる 器用貧乏になりがち
⑬ポジティブ思考 物事を明るく前向きに考える 仕事で失敗やミスがあっても落ち込みすぎず、業務を成功へと導ける 危機管理能力が低い
⑭想像力が豊か 新しい発想やアイディアを考える能力が高い 今までになかった仕事の解決策や新しい発想をもたらす ストレスを感じやすい
⑮主体性がある 自らで考えて、行動する能力が高い 仕事で成果を上げるために必要なことを自らで考え、それを行動に移せる 周りを無視してしまうこともある
⑯ストレス耐性が高い 多少のストレスがあっても、耐え忍ぶことができる ストレスがかかる場面に遭遇しても自分の感情をコントロールし、最後まで仕事をやり遂げられる 図々しいこともある
⑰向上心がある より良いものや上を目指す 現状に満足せず、さらに良いものを目指して会社に利益をもたらす 非現実的なことも発しやすい
⑱責任感が強い 自分の仕事・行為に対し責任を重んじている 周りからの信頼を得やすく、大きな仕事も任されやすい ストレスを感じやすい
⑲規律性がある 決められたルールに沿った考え・行動ができる 必要な仕事を、ルールから逸脱しないよう問題なく遂行できる 面白みに欠ける
⑳粘り強い 根気が強く、よく粘る性格 辛い仕事でも根気強くやり続け、業務を遂行できる 諦めが悪い
㉑努力家 コツコツと努力を積み上げる 締め切りが迫っている場面や長期的な仕事でも、最後まで諦めずコツコツと職務をまっとうできる 興味がないことには関心が沸かない可能性も高い
㉒記憶力が良い 物事を記憶する能力に長けている 同じミスを繰り返しにくく、段取り良く仕事が行える ストレス耐性が低い可能性も高い
㉓社交的 人との付き合いになれていて、付き合い上手 部下や上司に信頼されやすく、顧客からの信頼も得やすい 図々しいと思われる可能性もある
㉔行動力がある 自分の思ったことを実際に行動に移せる 訪れたチャンスを逃さず、人よりも多くの経験を積める 大きな失敗を犯す可能性も高い
㉕几帳面 物事をすみずみまできちんとする性格 丁寧で細かい仕事ができ、ミスも少ない 大胆さに欠ける
㉖計画性がある 目標に向かって必要な工程や予想されるトラブルを計り、実行に移せる 一つ一つの仕事を着実にこなすことができ、マルチタスクでもうまく処理できる 行動力が低くなる可能性もある
㉗好奇心旺盛 まだ未経験のことや新しい分野に興味を抱きやすい 仕事に対する意欲が高く、仕事に必要なスキルなども素早く身に着けられる すぐに飽きることも多い
㉘慎重 軽率な行動をとったり、物事を断定せずに考える 準備がしっかりと整えられ、仕事上のリスクや不安点を考慮し解消できる 大胆さに欠ける
㉙負けず嫌い 他人に負けることを嫌う性格 自分に対する目標を高く設定し、そのために必要な仕事上の努力ができる 諦めが悪い
㉚臨機応変 場面の変化に応じて適切な処置がとれる 仕事でトラブルやミスがあっても、冷静に判断し対処できる 言っていることが変わりやすい
㉛気遣いができる その場の空気を読んだり、相手を尊重できる お客様や同僚が気持ちよく接することができる ストレスを感じやすい
㉜傾聴力がある 相手の話を上手に聞くことができる お客様のニーズの発掘や信頼を得ることができる 自主性が低い可能性もある
㉝効率化できる 作業を効率化して時間対効果を高めることができる 仕事の効率を日々高めることができる 効率化が目的になりがち
㉞思考が深い 物事に疑問を持ち思考を深堀りすることができる 仕事上で生じた疑問を深堀りして次の行動案に繋げたり、原因の究明ができる ストレスを感じやすい
㉟逆境に強い 逆境に立っても諦めず行動することができる 仕事でトラブルが生じたり、ストレスがかかっても過去の自分よりも更に行動できる 失敗からの学びを得ないことも多い
㊱堅実 危機管理能力が高くリスクを取らず行動できる リスクを犯さずミスが少なく仕事することができる 大胆さに欠ける
㊲盛り上げ上手 盛り上げることがうまい お客様の気分を上げることができる、社内のムードメーカーになれる 鬱陶しいと思われることもある
㊳愛嬌がある 人に愛されるキャラを持っていて接しやすい お客様や同僚から愛されて仕事が潤滑に進む 現実とギャップが生じることもある
㊴明るい 接していて良い気持ちや前向きになれる お客様から愛されたり信頼を得やすい 気を遣いすぎる可能性もある
㊵継続力がある 物事を継続的に行うことができる 仕事をすぐに辞めない、成功しても作業を継続できる 諦めが悪い
㊶大胆 大胆な行動や挑戦をすることができる 今までになかった取り組みや事業を創出することができる 大きな失敗を犯す可能性もある
㊷決断力がある 判断が必要な場面で決断を下すことができる お客様からの信頼を得やすい 分析が足りない可能性もある
㊸冷静沈着 状況に左右されずに冷静に行動することができる 仕事を俯瞰して見ることができて、トラブルやストレスにも強い 面白みや大胆さに欠ける
㊹サポート力が高い 人を支える縁の下の力持ちとして行動できる 同僚や部下の仕事を手伝ったり、育成することで会社の力を底上げできる 発想力や自発性に欠ける
㊺自己管理能力が高い 自分の行動や欲望を抑えることができる 自分優先でなく会社のためを思った思考や行動を取ることができる 大胆さに欠ける
㊻興味の幅が広い 様々な物事に興味関心を持つことができる 他業種や他業態から知識を取り込み、自身の仕事に転用することができる 飽きやすい
㊼独学できる 自分で勉強することができる 分からないことがあってもまずは自分で調べることができて他者の時間を無駄に奪わない 勉強が目的化してしまうこともある
㊽情報収集能力が高い 自ら情報源の開拓や情報収集を行うことができる 仕事に活かせる知識を増やしたりお客様との会話の種を多く持つことができる 行動はできない可能性もある
㊾友達が多い 遊んだり相談できる信頼できる相手が多い 同僚やお客様から愛されやすく、コミュニケーションを上手に取ることができる 少数からの深い信頼は得られない可能性もある
㊿起業家精神がある 経営者視点で仕事を俯瞰したり取り組むことができる 自分の仕事が会社内でどう役立つのかを俯瞰できて、より効率性や新しい挑戦の発想などを提案できる 独立心があるため会社に合わない可能性も高い

 

僕がざっとまとめただけでも、これだけ長所ってあるんですよね。

長所の活かし方については「【長所一覧表】50の長所と“それぞれのアピール方法”を解説!」にさらに詳しくまとめているので、こちらも参考にしながら、長所を入り口として自分の性格を理解してみてください!

 

「就活のプロなど第三者への相談」「自己分析」「長所から考える方法」など、自分の性格を知るにはいろんなアプローチがあるんだ!それぞれ実践してみて、自分に合った方法を深く突き詰めるのがおすすめだよ!

履歴書の「自覚している性格」欄に短所を書いても大丈夫?

 

たまに就活生から「自覚している性格欄に短所の性格面を書いても大丈夫?」という質問をいただくことがあります。

結論、短所の性格面を書くこと自体は問題ありません。

 

短所であっても、それはあたなの性格なのは事実ですからね。

しかし、短所を書くのであれば以下のような点には注意してください。

 

【自覚している性格欄に短所を書く際の注意点】

  • 適性に関わるような内容にはしない
  • 短所だけではなく長所も含めた文章にする

 

注意点① 適性に関わるような内容にはしない

 

短所を書く場合、応募する職種の適性は必ず意識しておいてください。

例えば常にチームで案件を進めていく職種を応募する際、自覚している性格で「人に合わせるのが苦手」と伝えたら、致命的ですよね。

 

企業側は「それじゃうちではやっていけない」と判断し、ほとんどの場合、書類選考で落とされてしまいます。

短所を伝えること自体は問題ないですが、職種や企業とのマッチングを無視した内容はリスクが高い点は忘れずに。

 

注意点② 短所だけでなく長所も含めた文章にする

 

自覚している性格欄で短所を書くのであれば、セットで長所も含めるのが良いかと。

やはり短所単体で書いてしまっては、どうしてもネガティブな印象を与えてしまいますからね。

 

長所をセットにすることで、ネガティブ印象を打ち消すとともに、短所も正直に伝えていることで企業側の信用が高まります。

先ほど共有した長所一覧なども参考にしながら、ぜひ実践してください。

 

履歴書の「自覚している性格」欄に短所を使った場合の例文

上記2つの注意点を踏まえ、短所を使った例文を作ってみました。

完成イメージとして参考にしてください。

 

なお、短所の見つけ方や就活に使いやすい短所リストについては「【短所一覧表】30の短所と”ESや面接における回答例文”を共有!」にまとめているので、こちらも合わせて読んでみてくださいね!

 

【例文】

「私は優柔不断な性格だと自覚しています。

買い物や食事のメニューなどなかなか決められないこともしばしばあります。

一方、この性格が故に何事も慎重にじっくり考えることができるため、さまざまな場面で後悔のない選択ができたと自負しています。

貴社に入社した暁には、選択するスピード感を持ちつつ、その場その場でベストな選択ができるように意識していく所存です。」

 

なぜ企業は履歴書で「自覚している性格」を問うのか?

 

そもそも企業側はなぜ履歴書で「自覚している性格」を問うのでしょうか?

実はここにはいくつかの理由があるんです。

 

企業側の質問意図がわかれば、回答内容についての方向性なども定めやすく、もし面接で質問された場合も回答しやすいですよね。

いずれにしても重要なポイントなので、しっかり把握しておいてください!

 

【企業が履歴書で「自覚している性格」を問う理由】

  • 自社の業務や職種に適性があるか見極めるため
  • 自分自身を客観的に見る力があるか見極めるため
  • 短所との向き合い方を知るため

 

理由① 自社の業務や職種に適性があるか見極めるため

 

最も大きな理由は「適性の見極め」です。

営業職や事務職、販売職、技術職など職種ごとに求められる素質や人間性のほか、企業内の雰囲気や社員の特徴なども企業ごとに大きく異なります。

 

そこで就活生それぞれの性格を把握することで、その人が職種に適性があるのか、入社後に社員と上手くやっていけるのかを見極めているわけです。

よって、自覚している性格を書く際には、必ず適性を意識することが重要といえます。

 

理由② 自分自身を客観的に見る力があるか見極めるため

 

自分の性格を理解するためには、客観的に自分を見つめる必要があります。

また、家族や友人など周囲から自分がどういう性格と思われているのか、客観的な評価も理解しておかなければ、本当の性格を自覚することが難しいですよね。

 

つまり、性格を問うことで”客観的に自分を見る力”を見極めているわけです。

この力があることで、入社後の成長スピードなども大きく変わってくるため、企業としても注目しているポイントとなります。

 

理由③ 短所との向き合い方を知るため

 

短所のない人間はいません。

だれしも必ず短所となるような性格を抱えています。

 

重要なのは、その短所との向き合い方であり、改善する意欲があるかどうかです。

短所を理解し、改善する意欲があれば企業側も安心できるという点から、あなた自身が自覚している性格を質問しているわけです。

 

いくつかの狙いがあるんですね!

そうじゃないと頻出質問にはならないからね。狙いを知ることで、より質の高い回答を作ることができるんだ。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

履歴書の「自覚している性格」欄について、具体的な書き方から注意点、企業が質問する理由まで網羅性の高い記事だったかと思います。

 

自己PRや志望理由などと比べると、自覚している性格という項目は重要度が低く、対策自体も甘くなりがちです。

しかし、周りが適当に回答するからこそ、差別化を狙えるチャンスでもあるため、この記事を参考にしながら、完成度の高い文章を作ってくださいね!

 

ちなみに履歴書対策の記事は他にもいくつか作成しています。

以下の記事などもぜひ参考にしてください!

 

▼履歴書の「得意科目」の書き方

» 【履歴書の得意科目の書き方】科目ごとの例文や思いつかない場合の対処法!

▼履歴書の「趣味」の書き方

» 【履歴書に使える趣味30選】思いつかない時に使える例文と書き方!

▼履歴書の「特技」の書き方

» 【履歴書で使える特技30選】悩んだ時に使える例文と書き方! 

 

【本記事の要点】

  • 履歴書の自覚している性格欄の書き方のコツは「①書くべき内容の順番を理解する」「②エピソード内容はできるだけ具体的に書く」「③ポジティブな性格面を書く」「④求める人物像や職種の特徴などを意識して書く」「⑤自己PRなとど一貫性が出るようにしておく」などである。
  • 履歴書の自覚している性格欄が書けない場合は「就活のプロに履歴書の書き方を相談する」「自己分析を深めることで自分の性格を把握する」「長所から自分自身の性格を探ってみる」などがおすすめ。
  • 自覚している性格欄に短所を書いても問題ないが、適性に関わるような内容にはしないことや短所だけではなく長所も含めた文章にする点に注意が必要。
  • 企業が履歴書で自覚している性格を聞く理由は「自社の業務や職種に適性があるか見極めるため」「自分自身を客観的に見る力があるか見極めるため」「短所との向き合い方を知るため」などである。