こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は800以上の就活マンです。
(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る)
今回は「就活でプログラミングスキルが活かせるのか」について解説します。
世の中のIT化が進んだ今、プログラミングスキルを学ぶ就活生も多いですよね。
せっかく学んだプログラミングスキルであれば、就活でも活かしたいところ。
結論、プログラミングスキルは就活で大いに活かすことができます!
本記事では、あなたが持つプログラミングスキルを就活で最大限に活かす方法について具体的に解説していくので、ぜひ参考にしてください!
- 就活でプログラミングスキルが活かせる理由
- 就活でプログラミングスキルを企業にアピールするポイント【4選】
- 就活でプログラミングスキルを使って内定を獲得する方法
- 新卒でプログラミングスキルを使って入社できる企業
- 就活でプログラミングスキルと合わせて持っておくべき資格とスキル
- 本記事の要点まとめ
就活でプログラミングスキルが活かせる理由
プログラミングスキルをアピールする方法を解説する前に、プログラミングスキルが就活の武器になる理由を明らかにしておきます。
あなたのプログラミングスキルは、以下の3つの理由で就活の武器になるんです。
【プログラミングスキルが就活の武器になる理由】
- 日本は常にITエンジニア不足だから
- さまざまな職種にエントリーできるから
- 大手企業に入社しやすいから
理由① 日本は常にITエンジニア不足だから
日本は2018年以降、慢性的なITエンジニア不足が続くと予測されています。
2018年の時点ですでに約24万人不足していたのですが、試算によるとIT分野の活況にともなって、その不足数は加速する一方のようです。
引用:経済産業省「IT人材需給に関する調査」
2020年の不足人員は、なんと約30万人。
10年後の2030年には、約60万人ものITエンジニアが不足すると考えられています。
このように、日本は常にITエンジニア不足の状態ですから、企業としてもプログラミングスキルのある就活生は是が非でもほしい状態なんです。
理由② さまざまな職種にエントリーできるから
プログラミングスキルがあれば、ITエンジニア系のさまざまな職種にエントリーできます。
ITエンジニアという言葉で一括りにしてしまいがちですが、ざっと上げるだけでも以下のような職種に分かれているんです。
【プログラミングスキルがあると就ける職種の一例】
- システムエンジニア(SE)
- プログラマー
- フロントエンドエンジニア
- データベースエンジニア
- インフラエンジニア
- エンベデッドエンジニア
- カスタマーエンジニア
- セキュリティエンジニア
- サポートエンジニア
- テストエンジニア
- 社内SE
- 製品開発・研究開発
- WEBデザイナー
あくまでもこれは一例で、本当はここからさらに細分化していきます。
このように、プログラミングスキルがあるだけで一気に職種の幅が広がるんです。
職種の幅が広いから、求められる幅も広くなる。
それだけ内定のチャンスも広がるため、プログラミングスキルは就活に間違いなく活かせるといえます!
理由③ 大手企業に入社しやすいから
プログラミングスキルがあれば、大手企業に入社しやすいんですよね。
知名度のある大企業は就活生からも人気なので、求人倍率が何十倍になるのは当たり前ですよね。
一方、IT業界を見てみると、大企業である楽天やソフトバンクでさえ求人倍率は「30倍」程度。
誰もが知っている大企業で、多くの就活生が志望しているはずなのに、他業界の大企業と比べて倍率がそこまで高くないんです。
なぜなら、大企業が200〜300人のITエンジニアを大量採用しているから。
人材が飽和している他業界とは異なり、IT業界は今も成長のど真ん中にいて、常に人手不足のため、他の業界の大企業よりも入りやすくなっているんですよ!
たしかにこれからますますエンジニアのニーズは高まりますね。
今後ますますIT分野が発展するのは確定的だから、ITエンジニアはかなり狙い目の職種だよ。
就活でプログラミングスキルを企業にアピールするポイント【4選】
せっかく培ったプログラミングスキルも上手くアピールできないかぎり、宝の持ち腐れですよね。
そこでこの章では、就活でプログラミングスキルを企業にアピールするポイントを4つ共有します。
【就活でプログラミングスキルを企業にアピールするポイント】
- ガクチカでプログラミング経験をアピール
- 自己PRで企業への貢献性をアピール
- プログラミングテストでスキルをアピール
- 面接では成果物のポートフォリオでアピール
ポイント① ガクチカでプログラミング経験をアピール
「ガクチカ」とは、ESにある「学生時代、力を入れたこと」。
就活3大質問といわれるくらい頻出の質問ですね。
ガクチカは、ES上でプログラミング経験をアピールできる大きなポイントです。
まずはこの項目に、自身のプログラミング経験を書きましょう。
【ガクチカでプログラミング経験をアピールするには】
- 実績を書く
- 開発言語・開発環境を書く
- プログラミングに携わった期間を書く
実績を書く
ガクチカには必ずプログラミング実績を書きましょう。
IT企業はどこも人手不足ですから、少しでも即戦力として期待できる人材を求めています。
実績が豊富であれば、企業にとって魅力的な人材に見えますよ。
「どんなアプリケーションを開発したのか」を解説するとともに、「Github」のソースコードを公開すると、実績の信憑性を高めることが可能です。
もちろん、企業によって求められるスキルは異なるので、志望企業に合わせて実績内容は変えましょう。
開発言語・開発環境を書く
続いて、プログラミングを行ったときの開発言語・開発環境を書きましょう。
企業ごとに開発言語・開発環境は異なります。
ガクチカには、必ず志望企業が使用している言語・環境に合致したものを書くこと。
事前に志望企業の開発言語・環境を調べておく必要があります。
プログラミングに携わった期間を書く
アプリケーションの開発に要した期間も欠かさず書きましょう。
開発が想像以上に難航して長期化したとしても、気にしなくて大丈夫です。
プログラミングに携わった期間を書くことは、あなたの継続力・やり切る力のアピールにつながりますから。
ポイント② 自己PRで企業への貢献性をアピール
続いて、ES上でプログラミング経験をアピールできる、ふたつめのポイント「自己PR」の書き方を解説します。
「ガクチカ」が「今まで自分がやってきたこと」なら、「自己PR」は「自分が将来的に貢献できること」です。
この2つの違いを理解した上で、企業に「この就活生がうちの企業に来たら、きっとこんな活躍をしてくれるだろう」とイメージさせられるような自己PRを完成させましょう。
ポイント③ プログラミングテストでスキルをアピール
ポイント①②はES上でのアピールの仕方についてでしたが、ポイント③は企業選考のひとつ、「プログラミングテスト」についてです。
ITエンジニア志望の場合、企業選考で課されることの多いプログラミングテスト。
このテストでは、次の3つの視点であなたのプログラミングスキルをチェックしています。
- プログラミングに対する理解
- 論理的思考力
- 職業適性
志望企業の開発言語・開発環境に合わせて対策しよう
プログラミングテスト対策で最も重要なことは、志望企業の開発言語・開発環境に合わせることです。
開発言語・開発環境は事前にしっかりと調べておきましょうね。
また、企業によりプログラミングテストの内容が大きく異なります。
「企業名 プログラミングテスト 内容」のように検索して、志望企業で課されるプログラミングテストの内容を把握することが、通過への第一歩です。
汎用性の高いプログラミング言語6選
開発言語を企業に合わせるのが大事といえども、あまりにマニアックなプログラミング言語ばかり学習していては潰しが効きません。
多くのIT企業が利用しているプログラミング言語を習得しておけば、どの企業のプログラミングテストにも対応できますよね。
そこで、汎用性の高いプログラミング言語を紹介しておきます。
以下のプログラミング言語のいずれかを組み合わせて学んでおけば、広範囲のIT企業のプログラミングテストに対応できるでしょう。
【汎用性の高いプログラミング言語6選】
- Ruby:WEB・スマホアプリのバックエンド、開発環境の整備に使用
- PHP:WEB・スマホアプリのバックエンドに使用
- Python:WEB・スマホアプリのバックエンド、ビッグデータ、AI、ブロックチェーンに使用
- Java:WEB・スマホアプリのバックエンド、OS・サーバー、Androidアプリのフロントエンド、組み込みシステムに使用
- JavaScript:WEBのフロントエンド、デスクトップアプリのフロントエンドに使用
- Swift:iOSのスマホアプリ、Macのテスクトップアプリに使用
「フロントエンド」とは、WEBサービス・アプリケーションで直接ユーザーの目に触れる部分のことです。
「バックエンド」は、サーバーサイドやデータベースといった、ユーザーの目に見えない部分のことを指します。
ポイント④ 面接では成果物のポートフォリオでアピール
最後のアピールポイントは、面接時にあります。
面接時には、自分がプログラミングをして制作した「成果物」でアピールしましょう。
成果物をアピールする際には、「ポートフォリオ」を提示することを忘れずに。
「ポートフォリオ」とは自分の実績や能力を評価してもらうための作品集のことで、企業にとって採用の可否を決める際の重要な資料です。
IT業界で就活を行う際には絶対に必要なものなので、以下のポイントを守って良質なポートフォリオの作成に努めましょう。
- ニーズに応えたサービスになっているか
- コードが整っているか
- ユーザーの使いやすさが考慮されているか
- どのような意図を込めてサービスを作ったのか
ニーズに応えたサービスになっているか
「世間のニーズに応えたサービスになっているか」は、アプリケーション開発の出発点。
独りよがりのサービスにならず、多くの人々の需要を満たす内容になっていることが重要です。
コードが整っているか
コードが整っているかどうかも重要です。
コードとは、いわばプログラムを組んだ人の頭の中身。
第三者が見てもわかりやすい整ったコードが書けるのは、論理的思考力が身に付いている証拠でもあります。
整ったコードで書かれたアプリケーションは動作もスムーズです。
プログラムは、のちにポートフォリオとして他人に見られる可能性があることを前提にして、整ったコードで組むようにしましょう。
ユーザーの使いやすさが考慮されているか
成果物には、ユーザーの使いやすさが考慮されていなければいけません。
デザインにこだわったあまり、動作が重くなってしまったサービスなどは愚の骨頂です。
ポートフォリオを作成する際には、自分の作成したデザインや機能がユーザーにとって使いやすいかを最優先で考えましょう。
プログラミングスキルのアピール方法は別で理解しておく必要がありますね。
普通の就活生とは少し違ったポイントだよね。だからこそ、その点を理解しておくことで差別化にもつながるんだ。
就活でプログラミングスキルを使って内定を獲得する方法
就活でプログラミングスキルが活かせることは理解できましたよね。
それではここから、プログラミングスキルを使って具体的に内定を獲得する方法を解説していきます。
【就活でプログラミングスキルを使って内定を獲得する方法】
- 専門の就活エージェントを利用する
- 就活サイトを複数利用する
- プログラミングスキルを使ってホワイト企業に就職するには
方法① 専門の就活エージェントを利用する
僕が最もおすすめする方法は「専門の就活エージェントを利用すること」です。
プログラミングスキルのアピール方法は普通の就活とは異なりましたよね。
つまり、専用の選考対策が必要ということ。
そこでプログラミングスキル専門の就活エージェントを利用すれば、ITエンジニア就活のあらゆる面で手助けをしてくれるので、万全の体制で選考に挑める。
IT系就活で圧倒的におすすめの就活エージェント
ITエンジニア専門の就活エージェントはいくつかありますが、僕が圧倒的におすすめするのが「レバテックルーキー 」です。
運営するレバテック株式会社はIT関連人材業の専門企業なので信頼できる。
加えて、サポートしてくれるのはIT業界に特化したプロのエージェントになります。
IT業界の非公開求人なども取り扱っているので、プログラミングスキルを活用してIT業界を目指す就活生には必須のサービスですね!
方法② 就活サイトを複数利用する
就活エージェントを活用しつつ、就活サイトを複数併用することをおすすめします。
登録するサイトは、ナビ系就活サイト・ITエンジニア特化型サイト・逆求人サイトとバリエーションを豊かに。
こうすることで、出会える企業数を爆発的に増やすことができます。
企業の数はめちゃくちゃ多いですよね。
それぞれの就活サイトによって出会える企業の幅も異なります。
だからこそ、利用すサイトも複数にすべき。
特にIT業界はベンチャーから大手まで幅が非常に広いので、複数サイトの利用が効果的なのは間違いありません。
【補足】プログラミングスキルを使ってホワイト企業に就職するには
就活で有利となるプログラミングスキルを持っているなら、ブラック企業なんかは絶対避けたいですよね。
どれだけ凄いスキルを持っていても、企業選びを間違えたら意味がない。
IT業界は新しい業界なので、ブラック企業とホワイト企業の両方が存在する。
だからこそ、企業選びも悩みやすいといえます。
そこで今回、別記事にてホワイト企業から内定を獲得する方法を解説しました!
ぜひ参考にしてくださいね。
\就活生がホワイト企業からの内定を取るための立ち回り/
活かせるスキルがあるからこそ、企業選びは間違えたくないですね。
ここで紹介した方法は実際に僕が利用してきたものばかりなんだ。自信を持っておすすめすることができるよ!
新卒でプログラミングスキルを使って入社できる企業
次に新卒でプログラミングスキルを使って入社できる企業にはどんなものがあるのかを見てみましょう。
これでITエンジニア就職のイメージを具体化できるはずです。
①楽天グループ株式会社
楽天グループ株式会社の募集要項 | |
---|---|
入社時期 | 随時入社可能 |
募集職種 | アプリケーションエンジニア、プロデューサー、インフラエンジニア、データサイエンティスト・リサーチャー、セキュリティーエンジニア、テクノロジーマネジメント、開発サポート |
職務要件(抜粋) | 学士・修士・博士の学位 |
ウェブアプリケーション経験(Java、PHP、Linux/Unixなど)※ | |
スマートデバイス関連のアプリケーション開発経験※ | |
英語でのコミュニケーション能力※ | |
※はあると望ましいもの | |
選考プロセス | オンラインプログラミングテスト→面接複数回(ZOOMまたは来社)→オファー |
推定採用人数 | 200〜300人 |
楽天グループ株式会社は、自分の希望の部署に希望するタイミングで入社ができる、という学生ファーストな選考を行っています。
職務要件を確認すると、「あると望ましいもの」としてウェブアプリケーションとスマートデバイス関連のアプリケーション開発に加えて、英語でのコミュニケーション能力があります。
楽天は世界30カ国でビジネスを展開しているため、たとえ国内勤務だったとしても英語は必須スキルと言えるでしょう。
楽天グループ株式会社採用情報:
https://corp.rakuten.co.jp/careers/graduates/
②ヤフー株式会社
ヤフー株式会社の募集要項 | |
---|---|
入社時期 | 4月、10月 |
募集職種 | アプリケーション・プラットフォーム開発領域、フロントエンド分野、バックエンド分野、ネイティブアプリ分野、セキュリティ分野、データサイエンス領域、インフラ領域、ハードウエア分野、ネットワーク分野、データセンター分野 |
選考プロセス | エントリーシート・適性検査→オンライン面接→内定 |
推定採用人数 | 約300人 |
ヤフー株式会社は2016年10月から、従来的な新卒一括採用を廃止。
30歳以下の人であれば、新卒・既卒・第二新卒を問わず応募できる「ポテンシャル採用」を通年で行っています。
つまり、新卒で他のIT企業に入って経験を積んでから、ヤフー株式会社にチャレンジすることも可能なわけです。
自分のキャリアプランのどこかで、ヤフー株式会社で働く時期を組み込んでみるのもいいかもしれませんね。
ヤフー株式会社採用情報:
③ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社の募集要項 | |
---|---|
募集職種 | ソリューションエンジニア、ネットワークエンジニア、システムエンジニア、セキュリティエンジニア、データサイエンティスト |
職務要件(抜粋) | 職種に応じた基礎知識 |
プログラミングスキル(Java、Python、JavaScript、HTML/CSS、SQLなど、どれか1つ以上) | |
選考プロセス | 履歴書情報登録・エントリーシート・適性検査→面接選考→内定 |
推定採用人数 | 約300人 |
ソフトバンク株式会社のエンジニアを目指す場合、「OPEN選考」と「JOB-MATCH選考」の2パターンから好きな方を選択できます。
「OPEN選考」だと総合職のエンジニアコースとして内定が出るため、初期配属は内定期間中に検討され、配属業務は入社後に確定します。
「JOB-MATCH選考」の場合、上記の募集職種を指定して選考を受けられるので、内定が出た時点で配属業務が確定します。
専門スキル・知識に自信がある人は、後者の選考がおすすめです。
ソフトバンク株式会社採用情報:
④株式会社サイバーエージェント
株式会社サイバーエージェントの募集要項 | |
---|---|
入社時期 | 通年採用。入社時期は個別で相談 |
募集職種 | iOSエンジニア、Androidエンジニア、Webフロントエンドエンジニア、ゲームクライアントエンジニア、バックエンドエンジニア、インフラエンジニア、機械学習エンジニア、データサイエンティスト、大規模データ処理基盤エンジニア |
職務要件(抜粋) | 開発経験がある |
プログラミングスキル(Java、Python、JavaScript、HTML/CSS、SQLなど、どれか1つ以上) | |
志望職種に関連した研究を行っており、学会発表や論文誌への投稿経験がある、または予定している | |
志望職種に関連した開発系インターンシップに3日間以上の参加経験がある | |
サイバーエージェントのエンジニア向けインターンシップ参加経験がある | |
選考プロセス | エントリーシート→エンジニア面接→適性検査→人事面接→エンジニア責任者面接→採用人事責任者面接→役員面接→内定 |
推定採用人数 | 約150人 |
株式会社サイバーエージェントでは、通常のエントリー枠以外に「バックエンド専用特別エントリー枠」「エキスパート認定特別エントリー枠」を用意。
「バックエンド専用特別エントリー枠」は、1〜3次面接にかかる選考期間を短縮、速やかに内定が出るシステムとなっています。
「エキスパート認定特別エントリー枠」は、高度な技術・実績・成果があると認めた学生を最低720万円の年俸でオファーするという特別採用枠。
新卒1年目から破格の高収入が約束されます。
サイバーエージェントは自社のインターンシップ参加経験を重視しているので、興味のある人はまずインターンシップに参加することから始めてみましょう。
株式会社サイバーエージェント採用情報:
https://www.cyberagent.co.jp/careers/
⑤LINE株式会社
LINE株式会社の募集要項 | |
---|---|
募集職種 | 開発エンジニア、インフラエンジニア、セキュリティエンジニア、機械学習エンジニア、データサイエンティスト |
職務要件(抜粋) | 基本的な開発経験・プログラミング経験のある方 |
LINEのサービスや関連開発業務に興味のある方 | |
選考プロセス | コーディングテスト→技術面接(1〜3回)→役員面接→内定 |
推定採用人数 | 約70人 |
LINE株式会社の選考プロセスにエントリーシートの提出はありません。
しかし、コーディングテストの際に、志望理由や今までの研究開発経験に関する簡単なアンケートが用意されています。
このアンケートがエントリーシートの代わりになるので、記述内容をあらかじめ頭に入れておきましょう。
採用人数の割合は、開発エンジニアが「40名程度」と最も多く、次いでインフラエンジニア・機械学習エンジニアが「10名程度」で並びます。
セキュリティエンジニアとデータサイエンティストは、採用人数が「若干名」なので狭き門です。
LINE株式会社採用情報:
https://linecorp.com/ja/career/newgrads/
就活でプログラミングスキルと合わせて持っておくべき資格とスキル
大企業や有名ベンチャーの選考を勝ち進むなら、事前に周りの就活生と差をつけられる「強み」を増やせるだけ増やしておきましょう。
ここでは、他の就活生に差をつけられる資格・スキルを紹介するので、参考にしてください。
プログラミング資格でアピールポイントを明確化する
プログラミング資格を取得しておけば、資格がスキルを担保してくれるので説得力が増します。
時間に余裕のある就活生は、プログラミング資格を取得しておくといいでしょう。
【在学中に取得しておくと有利なプログラミング資格】
- 基本情報技術者
- ITパスポート
- PHP7初級試験
- HTML5プロフェッショナル認定資格
- Javaプログラミング能力認定試験3級
- Python 3 エンジニア認定基礎試験
- Ruby技術者認定試験 Silver
- Rails技術者認定
もちろん、上記の資格を全て取得する必要はありません。
「基本情報技術者」「ITパスポート」と自分の学んでいる言語の資格があれば、ITに関する基礎知識があることを証明できますよ。
本来、ITエンジニアは資格の必要がない職業です。
周りの就活生の多くも、プログラミング資格には手を出していません。
だからこそ、資格があれば他の就活生を一気に引き離すことができるのです。
英語ができると市場価値が高まる
英語でコミュニケーションできる人は、日本のIT業界においてまだまだ希少。
逆を言えば、英語のコミュニケーションスキルがあれば、一気に自分の市場価値を高めることができます。
また、大企業はグローバルな展開をしていることが多く、海外支社とのやりとり、海外転勤などもあるため、入社条件として英語スキルが必須のところも少なくありません。
ITエンジニアは、技術革新に合わせて常に最新情報を学習し続ける必要がありますが、最新情報の多くは英語です。
英語ができないと情報の入手に時間がかかり、知識のアップデートが遅れてしまいます。
資格と英語を掛け合わせることで、さらにプログラミングスキルが活きるんだ!プログラミングスキルを持つ就活生との差別化には最適の方法だよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
プログラミングスキルをアピールして、就活を有利に進める方法について解説してきました。
プログラミングスキルが就活で活かせることは間違いありません。
ここで重要なのは「どのようにアピールするのか」です。
いくらすごいスキルを持っていても企業担当者が信じなければ意味がない。
そこでこの記事で解説したポイントを押さえてもらうことで、就活で最大限にプログラミングスキルを活かすことができます。
ぜひあなたのスキルを活かして、就活を成功させてください!
では、最後に本記事の要点をまとめて終わりますね。
【本記事の要点】
- IT人材不足が深刻なことからプログラミングスキルがあることは就活において非常に有利である。
- 他業種に比べて、大企業の求人倍率が低いので大手に入社しやすい。
- 専門の就活エージェントを活用しつつ、複数の就活サイトを併用することでプログラミングスキルのアピール方法が理解できる。
- 資格と英語を掛け合わせることで、アピール要素を最大化できる。
今回の記事が少しでもあなたの役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた800の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/
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