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【文系からIT企業には就職できる?】内定を獲得するための必須対策を共有!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

今回は「文系出身でIT企業に就職できるのか」について解説していきます。

先に結論を言っちゃうと、文系出身でもIT企業に就職することはできます。

 

むしろ、現在の就活ではIT企業が文系を積極採用している状況です。

これにも、ちゃんとした理由があるんですよね。

 

本記事では、文系を積極採用する理由や文系でIT企業に向いている人の特徴、具体的な就職方法まで共有するので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

【結論】文系からIT企業に就職することは可能!

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この記事を読んでくださっている皆さんが一番気になることって「結局、文系からIT企業に入れるの?」ですよね。

 

そこで最初にずばり結論からお伝えしておきます。

結論、文系からIT企業に入ることは可能です!

(むしろ現在の就活では、IT企業が文系を積極採用しています!) 

 

なぜこう言い切れるのか、その理由について解説していきます。

僕がこれだけ自信を持っているのは、以下の理由があるからです。

 

【文系からIT企業に就職できる理由】

  • IT業界は人手不足に陥っている
  • 実際に文系出身者がIT企業で活躍している
  • IT企業の中にもさまざまな職種がある
  • 新卒であれば専門的な技術力を求められない

 

理由① IT業界は人手不足に陥っている

 

文系出身でIT企業に就職できる一番の理由は「IT業界が人材不足」だから。

IT業界って近年急成長していて、コロナの影響でさらに成長率が加速しました。

 

そのような業界の成長スピードに人材の確保が追い付いていないんです。

これは国の調査でも明らかになっています。

 

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 引用:経済産業省「IT人材需給に関する調査

 

経済産業省が2019年に行った調査によると、2030年の段階でIT人材は最大79万人も不足すると言われています。

2021年時点でも、約44万人の人材不足状態なんです。

 

将来の話ではなく、今の現実問題として既に人材不足が顕著な業界。

その影響から、文理に関わらず人材確保をしたいのがIT企業の本音ですね。

 

理由② 実際に文系出身者がIT企業で活躍している

 

実際に文系出身者がIT企業で活躍しているのも、大きな理由ですね。

現実的に活躍している実績があるので、企業も積極的に採用しますよね。

 

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引用:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「 IT人材白書2018」

 

この表からもわかるとおり、IT企業の内、6割程度の企業が「専攻にこだわらない」と回答しています。

 

企業規模に関わらず同程度の割合となっていることからも、業界全体が専攻にこだわっていないことがわかりますよね。

 

理由➂ IT企業の中にもさまざまな職種がある

 

IT企業と聞くと、常にパソコンと向き合ってるエンジニアなんかを想像しますよね。

ただ、IT企業の中にも当然いろんな職種があります。

 

自社商品を提案する営業職の人もいれば、顧客の経営課題をIT技術で解決するITコンサルタントなどもあります。

 

つまり、ITに関するプロフェッショナルだけではないということ。

この点からも、文系がIT企業に入る余地は十分にあるといえます。

 

理由④ 新卒であれば専門的な技術力を求められない

 

そもそも新卒就活生に対し、IT企業は高い技術力を求めていません。

一部例外はありますが、どれだけ知識があっても企業ごとに求められるスキルは違うわけですからね。

 

むしろ最近の傾向としては「文系出身の方が育てやすい」とまで言われています。

理系出身の場合、一定の知識やスキルがあるからこそ、我流で進めてしまう部分もあるんですよね。

 

逆に文系出身者はゼロの状態からスタートするからこそ、会社での研修や実務を経て知識やスキルを身に付けるため、企業が必要とする人材に育てやすいんです。

この点からも、最近のIT企業が文系を積極採用している状況がわかります。

 

IT企業=理系というイメージは、間違った認識なんですね。

たしかに昔はそうだったかもしれないね。でも現在は、人手不足や研究の充実などによって、文系でも十分IT企業で活躍できる環境があるんだ!

文系出身でIT企業に向いている人の特徴【3選】

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文系からもIT企業に就職できることはご理解いただけたかと思います。

それでは次に、文系出身でIT企業に向いている人の特徴を共有します。

 

【文系出身でIT企業に向いている人の特徴】

  • 論理的思考力に長けている
  • 問題解決に積極的である
  • そもそもIT技術に興味を持っている

 

特徴① 論理的思考力に長けている

 

最初の特徴は「論理的思考力に長けていること」ですね。

論理的思考力とは「情報を整理して順序立てて結論を出す力」や「説得力のある解説で結論を説明できる力」のこと。

 

これってシステム開発などのIT業務において、非常に重要な力なんです。

例えば、クライアントから業務効率化のために在庫管理システムを作ってほしいと頼まれたとします。

 

そこで仕様を考えるわけですが、この時にただ顧客に言われた入力フォームや項目、データベースやエラーチェックを行えばいい訳ではない。

さらに良いシステムとするために、改善点を洗いだす必要があるんです。

 

また、このときに重要なのが「〇〇という機能を実現するために、〇〇というエラーチェックを入れる」など、筋道を立てて考えられることです。

加えて、顧客に対しその必要性などを解説しないといけません。

 

このように実務面をイメージすると、論理的思考力が必要なのは明らかなので、文系でもこの力に長けている人は重宝されますよ!

 

特徴② 問題解決に積極的である

 

次に「問題解決に積極的であること」も向いている人の特徴になります。

IT企業のメインは、顧客企業のシステム開発や管理、運用などです。

 

つまり、常に何かしらの問題と向き合って解決することが求められます。

課題解決に消極的な人だったり、そもそも問題解決に興味のない人は入社しても辛いだけですね。

 

文系出身であれば、専門的なスキルはないからこそ、このような姿勢を持っていなければ成長することは難しいので、必須の特徴ともいえます。

 

特徴③ そもそもIT技術に興味を持っている

 

最後の特徴は「IT技術に興味を持っていること」ですね。

むしろこの「興味」さえあればモチベーションが維持できるので、大抵のことはクリアできます。

 

逆に、パソコンを使うこと自体が嫌いだったり、システムやプログラミングといったIT用語を聞くだけで拒否反応が出る人は絶対向いていません。

 

加えて、IT業界は進化のスピードが早く、常に変化を求められる業界であるため、興味がないと長続きしません。

 

【補足】IT企業に向いているかは適性検査でも確認できる

 

ここまでの特徴に当てはまる人は迷わずIT企業に挑戦すべきかと思います。

ただ、この特徴を見ても「向いているのかわからない」という人もいますよね。

 

そこでおすすめなのが「適性検査」になります!

アンケート形式の質問に答えていくことで、自己分析をすることができ、業界や職種への適性を確認することができます。

 

適性検査を利用した職種の探し方については「【就活での職種の決め方】3ステップで向いてる仕事が決まる!」にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 

 

向き不向きを理解したうえで、IT業界に就職するのかを決めるべきですね。

間違いないね。どれだけ好きだったり興味があっても、適性がなければ仕事が辛くなってしまう可能性は高いんだ。

文系からIT企業に就職するための必須対策【3選】

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次にこの章では、文系からIT企業に就職するための具体的な対策法を共有します。

僕は就活生時代、あらゆる方法を試した結果、22社から内定を獲得しました。

その中でも必須といえる3つの対策法を共有しますね!

 

【文系からIT企業に就職するための必須対策】

  • 複数の逆求人型サイトを併用する
  • 就活サイトを駆使して就活の効率化を図る
  • とにかく自己分析を徹底する

 

対策① 複数の逆求人型サイトを併用する

 

文系からIT企業に就職する方法として、最もおすすめなのは「逆求人型サイトを併用すること」ですね。

 

逆求人型サイトとは、プロフィールを登録するだけで、興味を持った企業からオファーがもらえるサービスのこと。

特にベンチャーの多いIT業界なんかは利用している企業数も多いんですよね。

 

また逆求人型サイトは必ず「複数サイトを併用すること」が重要になります。

なぜなら、サイトごとに登録企業が異なるため、1サイトだと漏れがあるんです。

 

 

就活マンおすすめの逆求人サイトは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」!

逆求人サイトには様々なものがありますが、その中でも圧倒的におすすめなのがこの2つですね。

まだ利用したことがない人は、ぜひこの機会に登録してみてください!

 

対策② 就活サイトを駆使して就活の効率化を図る

 

次におすすめなのが「就活サイトを駆使した就活の効率化」ですね。

就活生にとって、最も貴重なものは「時間」です。

 

いかに限られた時間で効率よく立ち回れるかが勝負のカギになります。

そこで使えるのが就活サイトです。

 

マイナビやリクナビなどのナビサイトに限らず、先ほどの逆求人型サイトや就職エージェントなど、サイトの種類は本当にさまざまです。

 

つまり、それらを使いこなせれば圧倒的に就活を効率化できるともいまえす。

使うべき就活サイトについては、別記事にてまとめたのでぜひ参考にしてください!

 

\使わないと確実に損する就活サイトだけを厳選!/

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対策③ とにかく自己分析を徹底する

 

最後の対策法は「自己分析を徹底すること」です。

自己分析自体はみんなするんですが、面倒な作業でもあるため、中途半端にしてしまう人も意外と多い。

 

しかし、文系からIT企業に就職するためには、企業を納得させる動機や理由が必要。

それらを見つけるには、とにかく自己分析を徹底して、自分を知ることが重要なんです。

 

ここを妥協してしまうと、エントリーシートや面接での説得力が欠けてしまい、必然的に内定も獲得できなくなります。

 

就活攻略論では、面倒な自己分析をできるだけ簡単に、かつわかりやすくするためにマンガで解説した記事があるので、こちらを活用してみてください。

 

\面倒な自己分析をマンガでわかりやすく解説しました!/

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【補足】文系からIT企業を目指す時におすすめの準備

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文系からIT企業に就職するための方法を共有しました。

次にこの章では、必須ではないけれどやっておくと有利になる事前準備について解説していきます。

 

【文系からIT企業を目指す際におすすめの準備】

  • 自分でWEBサービスを作成してみる
  • 文系からIT企業に就職した社会人に相談する

 

準備① 自分でWEBサービスを作成してみる

 

大学生の間に、自分でWEBサービスを作成するのは本当におすすめです。

たとえ文系でも面接で「実際にWEBサービスを作った」という実績があれば、かなりのアピールポイントになりますからね。

 

ただ、WEBサービスを作るとなると難しいイメージがありますよね。

実際、僕も就活攻略論のようなブログなどを作っていますが、意外と難しくないんですよね!

 

例えばブログの作り方であれば、書籍やネットで調べればすぐにわかりますし、ブログ作成専用サービスなんかもあるんで簡単です。

最近は副業の流行もあって、そういったノウハウを集めやすくなっています。

 

別にそのブログで稼いだという実績は必要ありません。

「ブログを作った」という事実だけでも十分アピール材料になりますよ!

 

準備② 文系からIT業界に就職した社会人に相談する

 

実際に文系出身で現在IT業界に就職した人の話を聞いておくのもおすすめです。

文系がどれくらい通用するのかや就活対策について知ることができますからね。

 

IT業界が人手不足で文系からでも入社できたとしても、実際に社内でどれだけ仕事ができるのかは非常に気になりますよね。

 

そこでおすすめの方法がOB訪問になります。

OBを探す際にIT企業勤務の人に限定できますし、出身学部などから文系出身かも判断できますよね!

 

 

たしかにこのような準備をしていたら心強いですね!

どちらも選考で活かせる準備だよね。いくら人手不足で入社しやすいといっても、しっかりとした準備はしておくべきだからね。

文系からIT企業を目指す際の注意点

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それでは最後に、文系がIT企業を目指すうえでの注意点を解説しますね。

具体的には以下の内容です。

 

【文系からIT企業を目指す際の注意点】

  • 興味のある分野を明確にしておく
  • キャリアプランをある程度明確化しておく

 

注意点① 興味のある分野を明確にしておく

 

先ほども言ったとおり、IT企業といってもその幅は非常に広い。

そのため、興味のある分野を明確にしておかなければ、志望動機に説得力を持たせることが難しいんですよね。

 

例えばITエンジニアであれば以下のような種類に分かれます。

 

エンジニアの種類 説明
フロントサイドエンジニア Webサイトの見た目や、サイト上に流れるアニメーションなど、ユーザーの目に見える部分を作成するエンジニア。
サーバサイドエンジニア 画面上に入力された情報を、サーバ上で処理するプログラムを作成するエンジニア。DBへの格納なども考える。
組み込みエンジニア 車や家電製品に搭載されるプログラムを作成するエンジニア。
ネットワークエンジニア ネットワーク上でやり取りされる情報の通り道を作成するエンジニア。
近年、スマートフォンの普及により、需要が増加している。
サーバエンジニア Web上のサービスに絶対的に必要なサーバを設定、管理するエンジニア。
どんなOSを持たせ、どんなセキュリティにするのかなどによってスペックも安全性も変わってくる。
データベースエンジニア データを保管しておくためのデータベースを作成するエンジニア。
近年ではビッグデータと呼ばれる膨大なビジネスデータを利用することが増えており、需要が高まっている。
セキュリティエンジニア セキュリティに特化したエンジニア。
サーバやシステムを外部から守るために、あらゆる知識が必要。
クラウドエンジニア データ等をインターネット上で管理するクラウドに精通したエンジニア。
クラウドに関する知識はもちろん、ネットワークやサーバ等の知識も必須。
セールスエンジニア 営業と共に顧客下に行き、自社製品の技術的な質問に答える。
技術者と同時に営業としての側面も持つ。
Webデザイナー Webサイトのデザインを作成するデザイナー。
PhotoshopやIllustratorなど、Adobe製品の技術が必須。

 

ITエンジニアだけでもこんなに幅が広い。

そして、それぞれで求められる能力なども異なります。

 

しっかりと興味のある分野を明確にし、そこに必要な能力や求められるスキルなんかは必ず把握しておくべきですね!

 

注意点② キャリアプランをある程度明確化しておく

 

次の注意点は「キャリアプランをある程度明確化しておくこと」です。

簡単にいうと、IT企業に入ってどうなりたいかを明確にするということ。

 

文系出身のデメリットはスキルがないことですよね。

その反面、IT企業は文系出身学生の将来性に期待して採用しているわけです。

 

つまり、入社後にきっと成長して活躍するだろう人材を求めている。

であれば、しっかりとした入社後のビジョンを伝えることが最大のアピールになりますよね!

 

将来性を期待されてるからこそ、将来のイメージを持つことが重要なんですね!

そのとおりだよ。逆に将来性を期待している企業側が「入社後のイメージはありません」という就活生は採用しないよね。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

文系出身でIT企業を目指す人にとって重要な情報は全てこの記事にまとめました。

 

転職と違って、新卒就活は「即戦力」ではなく「将来性」を期待されています。

そのため評価項目として重要なのは「人柄」になります。

 

だからこそ、選べる業種の幅も非常に広いんですよね。

「IT企業=理系」のような固定観念に縛られることなく、自分が目指したいと思った業界にはどんどん挑戦して欲しいですね!

 

それでは最後に、本記事に要点をまとめて終わりにしましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 文系からIT企業に就職することは可能である。
  • IT企業を目指す際には、事前に適性検査で適性を見極めるのがおすすめ。
  • 必須対策の中でも「複数の逆求人型サイトの併用」が最もおすすめ。
  • 「WEBサービスを作る」「文系出身社会人に相談する」など、事前の準備を徹底するべき。