就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
【お知らせ】
会員数5000人突破!就活攻略論からホワイト企業に特化した求人サイト「ホワイト企業ナビ」が生まれました!
▼ホワイト企業ナビは以下の3条件をすべて満たす企業だけを掲載する求人サイトです!
今回は”就活コミュニティ”について解説していきます。
近年、就活コミュニティという言葉を聞く機会が増えてきましたが、実際にどんなことをしているのかがわからない人も多いかと思います。
そこで本記事では、まず就活コミュニティとは何なのか、どんなことをしているのかについて解説していきます。
合わせて、僕がおすすめする就活コミュニティをランキング形式で共有します。
これから就活コミュニティの利用を考える人に知っておいて欲しい注意点やメリットとデメリットなどもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
たしかにどんな就活コミュニティがあるのか気になりますね。
年々就活コミュニティの数は増えているんだ。特に利用をおすすめしたいコミュニティをこの記事では共有していくよ!
- そもそも就活コミュニティとは?
- 就活コミュニティおすすめランキング【1位〜10位】
- 【重要】就活コミュニティと合わせて就活エージェントと逆求人サイトの併用が有効
- 就活コミュニティを有効活用するためのポイント
- 就活コミュニティを利用するメリットとデメリット
- 就活コミュニティを利用する場合の注意点
- 就活コミュニティに関するよくある質問
- 本記事の要点まとめ
そもそも就活コミュニティとは?
まずは就活コミュニティが何をしているのかについて簡単にお伝えしておきます。
就活コミュニティとは「就活に関する情報提供や選考対策などを専門に行うコミュニティのこと」です。
種類は大きく分けて「自由登録型」と「選抜型」の2種類あります。
それぞれの特徴については以下のとおりです。
【自由登録型】登録すれば誰でも利用することが可能
- 各種選考対策や自己分析などの講座が中心
- キャリアメンターなどプロのアドバイザーの支援
- 大人数が登録可能で、日系企業が多い傾向
- 大手から中小ベンチャーまで幅広く内定実績がある
【選抜型】コミュニティに入るには選考を通過する必要がある
- トップ企業内定者によるメンター制度
- 各種選考対策講座
- ケース対策講座、ジョブ対策講座、企業タイアップ講座など
- 少数精鋭で外資系のものが多い傾向
- 大手や外資系への内定実績が豊富
いずれの就活コミュニティも利用自体は無料の場合がほとんどです。
自由登録型は登録さえすれば、だれでも自由に利用することができます。
一方で、選抜型はコミュニティに入るために厳しい選考を勝ち抜く必要があります。
その代わり、コミュニティに入れば日系大手企業や有名外資系企業などに内定する確率がぐっと高まります。
就活コミュニティと合わせて利用すべき就活サイト!
就活コミュニティを検討している人は、ぜひ「逆求人サイト」も活用しましょう。
逆求人サイトとは、無料の会員登録後にプロフィールを入力しておくと、企業からスカウトが届く仕組みの求人サイト。
自分で検索するのではなく企業側からアプローチがあるので、企業探しを一気に効率化できるんですよね。
就活コミュニティは情報収集や選考対策がメインですが、逆求人サイトは直接的に内定獲得率を高められるサイトです。
就活コミュニティに入るにしても入らないにしても、逆求人サイトは利用必須と言えますね!
これまで200以上のサイトを見てきた中でも、とくに「キミスカ」がダントツでおすすめ。
キミスカはスカウトが3種類にわかれているので、本気度の高い企業を見つけやすいのです。
ゴールドとシルバーのみに対応することで、効率的にあなたに興味を持ってくれている企業との接点を作れますよ!
就活生によって向き不向きがはっきり分かれそうですね。
そうだね。志望先業界や企業の規模、所属している大学などによって利用すべき就活コミュニティは変わってくるよ!
就活コミュニティおすすめランキング【1位〜10位】
就活コミュニティの概要について理解できたかと思います。
それでは次にこの章では、本題である就活コミュニティのおすすめランキングを解説していきます。
▼就活コミュニティおすすめランキング
名称 | 種別 | |
---|---|---|
1位 | irodasSALON(イロダスサロン) | 自由登録 |
2位 | J-CAD | 選抜 |
3位 | YC塾 | 選抜 |
4位 | 外資就活アカデミア | 選抜 |
5位 | FactLogic Executive|GAP京都 | 選抜 |
6位 | Alternative Internships | 選抜 |
7位 | NEXVEL | 選抜 |
8位 | ユニスタイルLINEオープンチャット | 自由登録 |
9位 | エンカレッジLINEオープンチャット | 自由登録 |
10位 | SOLVE | 選抜 |
なお、自由登録型は基本的に誰でも利用できる一方で、選抜型は利用できる就活生が限られてきます。
よって、現状は以下のように活用するのがベストかと思います。
【全就活生利用必須】
ーオンライン講座かつ自由登録型なので全就活生利用可能
ー全国500以上の大学で年間13,000名以上が利用
ーセミナーや教材の質が非常に高い(全て無料)
【外資系大手志望】
ー選抜試験の難易度が非常に高いため精鋭が揃う
ー外資有名コンサルなど内定実績が圧倒的
【日系大手志望】
ーGoodfind運営の選抜型コミュニティ
ー各業界代表企業のエース社員と1on1で話せる
【日系中小ベンチャー志望】
ー業界毎に分かれたオープンチャットを利用可能
ー気軽かつ誰でも利用できる利便性の高さ
1位:irodasSALON(イロダスサロン)|自由登録型
【公式サイト】https://irodas.com/lp/irodassalon/01/
僕が最もおすすめする第1位は「イロダスサロン」です。
大阪に本社を構える株式会社irodasが運営する自由登録型の就活コミュニティになります。
毎年1万人以上の就活生が参加しており、参加者からの評判も非常に高いのが特徴的。
完全無料かつ全てオンラインで利用できるため、全国の就活生が利用できる点も大きなメリットですね。
1点、注意してほしいのは「年度ごとに定員がある」という点。
23卒の定員は13000名となっており、既に7937名(2021年11月23日現在)の就活生が登録しているので、急いだ方が良いですよ!
充実したサポート内容
イロダスサロンでは、これら4つのサポートを受けることができます。
講座や教材の質も非常に高いことで有名です。
また、メンターからの企業紹介では、特別ルートによる選考も用意されているため、かなり効率的に内定を獲得することも可能。
自分に合った企業探しをするのにも活用できますね!
サービス満足度が非常に高い
引用:イロダスサロン「トップページ」
イロダスサロンはサービス満足度が非常に高いんですよね。
満足度が95%を超えているのは珍しいです。
また、利用者の75%が友人への紹介に前向きなのも特徴的。
それだけメリットを実感できるサービスということです。
幅広い大学の学生が利用している
イロダスサロンはこれまで、500を超える大学の学生が利用しています。
一部にはなりますが、以下の大学の利用実績があります。
【過去利用学生の出身大学】
<国公立大学>
大阪大学、金沢大学、九州大学、京都大学、神戸大学、滋賀大学、東京大学、東北大学、千葉大学、筑波大学、名古屋大学、広島大学、横浜国立大学、山口大学、香川大学、宇都宮大学、熊本大学、東京工業大学、北九州市立大学、大阪教育大学、大阪府立大学、群馬県立女子大学、横浜市立大学、奈良女子大学、秋田大学、埼玉大学、岡山大学、青森公立大学、弘前大学、東京学芸大学、釧路公立大学、お茶の水女子大学など
<私立大学>
青山学院大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、京都女子大学、慶應義塾大学、上智大学、成蹊大学、成城大学、西南学院大学、東京女子大学、東京理科大学、中京大学、同志社大学、同志社女子大学、日本大学、日本女子大学、法政大学、北海学園大学、明治大学、明治学院大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学、近畿大学、京都産業大学、佛教大学、龍谷大学、甲南大学、東洋大学、駒澤大学、杏林大学、獨協大学、昭和女子大学、亜細亜大学、流通経済大学(茨城)、帝京平成大学、跡見学園女子大学、専修大学、文教大学、東京国際大学、東洋大学、東北福祉大学、東京経済大学、神奈川大学、武蔵野大学、敬愛大学、武蔵大学、日本体育大学、立正大学、明星大学、東京都市大学、東海大学、京都橘大学、中央大学、山梨学院大学、広島修道大学、松山大学、東京農業大学、名城大学、国際武道大学、福岡教育大学、東京工科大学、神戸国際大学、福岡大学など
全国の大学で利用実績があることがわかりますよね。
大学のレベルや規模に関わらず、利用しやすい点も大きなメリットです!
【イロダスサロンの利用方法】
引用:イロダスサロン「トップページ」
- 「イロダスサロン公式サイト」にアクセスする。
- 「無料で会員登録する」をクリックする。
- 登録フォームに入力して送信する。
- 初回入会面談を行ってからサービス開始。
2位:J-CAD|選抜型
【公式サイト】https://j-cad.goodfind.jp/
第2位は選抜型就活コミュニティの「J-CAD」です。
就活情報サイトとして有名なGoodfindを手掛けるスローガン株式会社が運営してます。
各業界代表企業のエース社員各社3名と1on1で話す機会が作れるのが、このコミュニティ最大の魅力です。
2021年は以下の企業が参加しています。
【商社】商社三菱商事、三井物産
【ディベロッパー】三菱地所
【広告】博報堂
【メーカー】ソニー、JT
【外資コンサル】Bain
【日系コンサル】NRI
【外資金融】Goldman Sachs
【日系金融】日本政策投資銀行
参考:J-CAD公式サイト
精鋭揃いの選抜コミュニティ
J-CADの2021年度の選抜試験では、746名がエントリーを行い、最終的な合格者は24名でした。
つまり、合格率は3.2%というかなり狭き門。
エントリーした就活生の所属大学も上から東京大学、京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学、一橋大学と上位校ばかり。
それだけ精鋭が集まったコミュニティであることがわかります。
【J-CADの利用方法】
- 自分史書類選考
- 面接選考(複数回)
3位:YC塾|選抜型
【公式サイト】https://yc-seminar.jp/
第3位は選抜型就活コミュニティの「YC塾」です。
YC塾は2013年4月から活動が開始された非営利組織で、法人による運営ではなく、社会人・内定者によるボランティアの組織になります。
YC塾では外資系トップティア企業を「コア6企業」と定め、コア6企業を志望する学生を重点的に支援しています。
コア6の内訳は、外資系投資銀行(ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、 J.P.モルガン)、戦略コンサル(マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ、ベイン・アンド・カンパニー)です。
最強かつ最難関の就活コミュニティ
YC塾は最強かつ最難関の就活コミュニティと呼ばれています。
なぜなら毎年、10名しかこのコミュニティに入ることができないから。
その枠に1000名程度の学生が殺到するので、とてつもない倍率です。
また入れるのも東京大学、京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学、一橋大学、東京工業大学の学生に限られるため、必然的に優秀な人しか集まらないわけです。
また、毎年コア6企業への内定率も非常に高く、多くの塾生が内定しているため、実績も十分。
これらが最強かつ最難関と呼ばれる所以ですね。
【YC塾の利用方法】
- 「公式サイト」のEVENTページから選考会に応募する。
- 選考会通過後、個別面談を実施。
- 複数回の面接を通過すれば入塾。
4位:外資就活アカデミア|選抜型
【公式サイト】https://gaishishukatsu.com/archives/168920
第4位は選抜型就活コミュニティの「外資就活アカデミア」です。
外資・日系のトップ企業志望者向け就活サイトである外資就活ドットコムが運営する就活コミュニティになります。
外資就活アカデミアはトップオブトップ志向を掲げ、トップティア6企業(マッキンゼー・アンド・カンパニー,|ボストンコンサルティンググループ,|ベイン・アンド・カンパニー|ゴールドマン・サックス|モルガン・スタンレー|J.P.モルガン)のみを対象としています。
【外資就活アカデミアのサービス内容】
- トップティア6内定者によるメンタリング制度
選抜生一人ひとりにトップティア6内定者がマンツーマンでサポート - 特別選考ルートの斡旋
外資就活アカデミア生のみ参加可能な企業案件やインターンルートを提供 - 実践講座
合宿や難関ケース対策講座、ジョブ対策講座など - 内定後フォロー
内定後もアカデミア卒業生による座談会、長期インターン斡旋などを実施
かなり手厚いサポート体制が整っていますね。
これだけのサポートがあるので、毎年トップティア6を始めとした人気企業に複数の内定者を輩出しています。
また、学歴による制限もないので、全国の大学生が応募可能です。
【外資就活アカデミアの利用方法】
- ESを提出する。
- 個別面接を実施。
- メンティー内定。
5位:FactLogic Executive(GAP京都)|選抜型
【公式サイト】https://factlogic.jp/community/events/exe/
第5位は選抜型就活コミュニティの「FactLogic Executive」です。
通称ファクロジ・エグゼと呼ばれており、就活情報サイトとして有名なGoodfindを手掛けるスローガン株式会社が運営してます。
関西では京大生限定でGAP京都という名前になっていますが、サービス内容などはほとんど同じです。
「外資系戦略コンサル・投資銀行のトップ内定を目指す選抜コミュニティ」を掲げ、40名を選抜したコミュニティになります。
難関企業の早期特別選考ルート&特別選考枠がある
ファクロジエグゼは、外資系戦略ファームを始めとする難関企業とのつながりが強いことから、難関企業の早期特別選考ルートや特別採用枠が用意されています。
メンバーであれば、選考なしで優先的に紹介してもらえるのは大きなメリットです。
40名という精鋭を揃えるコミュニティだからこそ実現できる形かと思います。
確かな内定実績を誇る就活コミュニティ
ファクロジエグゼの内定実績は公式HPにて公開されていますが、その内容が圧倒的。
22卒の場合、48名のメンバーが戦略コンサルティングファームと外資系投資銀行の合計51社から内定を獲得しています。
【FactLogic Executiveの22卒の内定実績】
ー主要外資系戦略コンサル
マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ、ベイン・アンド・カンパニー、A.T. カーニー、ローランド・ベルガー、Strategy&、アクセンチュア(戦略)、アーサー・D・リトル
ー主要外資系金融機関
ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガン、バンク・オブ・アメリカ(旧:メリルリンチ)、シティグループ、バークレイズ、クレディスイス
参考:FactLogic Executive公式HP「トップページ」
【FactLogic Executive(GAP京都)の利用方法】
- 「公式サイト」よりエントリーする。
- 書類選考
- 個別面接(1〜2回)
- 入会
6位:Alternative Internships|選抜型
【公式サイト】https://www.alternativeis.jp/
第6位は選抜型就活コミュニティの「Alternative Internships」です。
通称オルタナと呼ばれ、人財育成事業や採用支援事業などを展開する株式会iBECKが運営しています。
「日本の学生を強くする」をテーマとしており、就活対策のほか、ビジネススキルなどに関する講座も用意されているため、育成に特化したコミュニティです。
オルタナでは、会員のレベルがA、B、C、Dの4段階となっており、Aに近づくほど参加できる講座が増え、B以上の学生にはメンターが付く制度になっています。
また、就活対策講座に内定者だけでなく、現役社員も参加することから、講座の質に定評があります。
【Alternative Internshipsの利用方法】
- Googleフォームから講座に申し込む。
- 講座にてグループディスカッションを行う。
- 選考を突破すれば入会。
7位:NEXVEL|選抜型
【公式サイト】http://nexvel.co.jp/
第7位は選抜型就活コミュニティの「NEXVEL」です。
HR事業を展開する株式会社リーディングマークが運営しており、就活コミュニティの中では古株のコミュニティになります。
これまで3000人以上の支援実績があり、そこで蓄積されたデータをもとに、それぞれの就活生に合った行動計画を提案してもらえます。
また、長年の実績をもとに繋がった企業とのパイプもあることから、会員限定の非公開イベントや特別選考ルートもありますね。
【NEXVELの利用方法】
- 「公式サイト」から会員登録選抜会に申し込む。
- 選抜会に参加する。
- 合格すれば会員になれる。
8位:ユニスタイルLINEオープンチャット|自由登録型
【公式サイト】https://unistyleinc.com/columns/775
第8位は自由登録型の「ユニスタイルLINEオープンチャット」です。
無料ES閲覧サイトとして有名なユニスタイルが提供するコミュニティになります。
その名の通り、LINEを使ったコミュニティなので、トークルーム内で情報共有を行ったり、就活生同士でやり取りをすることが可能。
気軽に就活生とのつながりが作れるのも心強いですね。
【LINEオープンチャットのメリット】
- トークに質問を投げかけると他の就活生が回答してくれる。
- 日常的に利用するLINEなので、気軽に利用できる。
- ユニスタイル運営側の管理人もいるため、荒れる可能性が低い。
業界毎に分かれたLINEグループを利用できる
ユニスタイルLINEオープンチャットでは、業界別に分かれたLINEグループが用意されているので、志望業界に絞って利用することができます。
また、業界別のほかに「企業別」「地域別」「大学別」など、繋がりやすいカテゴリーに分けて使うことができるので、他の就活生とも交流しやすいのが特徴。
就活生同士の繋がり作りとしても利用できるコミュニティですね!
【ユニスタイルLINEオープンチャットの利用方法】
- 「公式サイト」から利用したいオープンチャットを探す。
- LINEで開いて利用開始。
9位:エンカレッジLINEオープンチャット|自由登録型
【公式サイト】https://en-courage.com/articles/3488
第9位は自由登録型の就活コミュニティ「エンカレッジLINEオープンチャット」です。
就活情報総合サイトで有名なエンカレッジが提供する就活コミュニティになります。
2021年5月から23卒を対象にサービスが開始されたため、まだオープンチャットの数は業界別で24しかありませんが、加入者数がLINEオープンチャットの中で一位となるなど、勢いのあるサービスです。
サービス内容に関しては、先ほどのユニスタイルLINEオープンチャットとほぼ同じ。
今後、さらにオープンチャットの数は増えていくことが予想されます。
【エンカレッジLINEオープンチャットの利用方法】
- 「公式サイト」から利用したいオープンチャットを選ぶ。
- LINEで開いて利用開始。
10位:SOLVE|選抜型
【公式サイト】https://inprogroup.jp/school/solve/
第10位は選抜型就活コミュニティの「SOLVE」です。
2020年から本格始動した新しい就活コミュニティで、外資系戦略コンサルティングや外資系金融機関、外資系マーケティング部門の対策講座を開いています。
まだ新しいコミュニティですが、すでに22卒の内定実績としてマッキンゼーやゴールドマン・サックスなどがあるため、信頼性は高いコミュニティかと思います。
また、現在はオンラインに完全対応しているため、全国から参加ができます。
これからさらに伸びていく新興コミュニティの一つですね。
【SOLVEの利用方法】
- 「公式サイト」より登録フォームにて登録を行う。
- 開催時期になったらエントリーを行う。
- 筆記試験
- グループディスカッション
- 個別面接
- 入会
【重要】就活コミュニティと合わせて就活エージェントと逆求人サイトの併用が有効
就活生からよく「就活コミュニティは参加すべきですか?」と聞かれるんですよね。
それに対する僕の回答は、以下のとおりです。
【就活コミュニティへの参加についての僕の考え】
就活コミュニティへの参加は必須じゃないけど、自分に合う企業のエントリー数を増やすために就活エージェントと逆求人サイトの活用は絶対におすすめ
就活エージェントは面談を元に、自分に合った企業を紹介してくれる無料サービス。
逆求人サイトはプロフィールを登録するだけで、企業側からスカウトが届くサイトです。
就活コミュニティはあくまで情報収集を目的とした利用。
就活ではそれ以上に、いかに自分に合う企業との接点を獲得するかが重要になります。
就活コミュニティと併用したいサービスを紹介
まず就活エージェントですが、何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
次に逆求人サイトですが、おすすめは「キミスカ」ですね。
スカウトが3種類にわかれているので、企業の本気度が見極めやすいのが良い。
(一括でスカウトを送れるような逆求人サイトは、スカウトの質が低いのでおすすめしません!)
@Kimisuka1
— shi*26卒 (@Ooo_river_) January 17, 2023
キミスカさん経由でつながった企業さんから初めての内定をいただきました😭ありがとうございます😭今後もお世話になります…!
就活エージェントで企業紹介と選考支援を受けつつ、逆求人サイトでもスカウト経由でエントリー企業数を増やしていく。
そのうえで、就活コミュニティで得た情報を自身の選考対策に活かしていくという立ち回りが良いと僕は思います。
(もちろんマイナビやリクナビなどの大手求人サイトも併用しつつです!)
就活コミュニティへの参加を目的とせずに、就活の本質である「自分に合った企業選探し」に役だつサービスもフル活用してみてください!
就活コミュニティを有効活用するためのポイント
僕がおすすめする就活コミュニティランキングを共有しました。
それでは次にこの章では、それらの就活コミュニティを有効活用するための方法について解説していきます。
どうせ参加するなら、その効果を最大化したいですよね!
そのためには、以下の3つのポイントは必ず押さえておいてください。
【就活コミュニティを有効活用するポイント】
- 実績のある就活コミュニティを選ぶ
- 自分の志望先などに合った就活コミュニティを選ぶ
- 内定者や同期の就活生との繋がり作りを重視する
ポイント① 実績のある就活コミュニティを選ぶ
最初のポイントは「実績のある就活コミュニティを選ぶこと」です。
実績とはつまり、そのコミュニティからどんな企業に内定しているのかということ。
引用:YC塾公式サイト「最新の支援実績とYC Seminarの強さ」
有名な就活コミュニティでは、よく内定実績を公開しています。
内定実績は何よりの宣伝効果になりますからね。
実績があるということは、そこで受けられる支援が信頼できるということ。
逆に実績のない就活コミュニティは、怪しい個人のサービスだったりすることもあるので、コミュニティを選ぶ上で実績は重視すべきポイントです。
ポイント② 自分の志望先などに合った就活コミュニティを選ぶ
2つ目のポイントは「自分の志望先などに合った就活コミュニティを選ぶこと」です。
先ほど共有したとおり、就活コミュニティといってもいろんな種類のものがあります。
例えば、日系の中小ベンチャー企業を志望しているのに、有名だからという理由だけで外資系に強い就活コミュニティを選ぶのは間違いです。
それぞれのコミュニティには異なる強みがありますからね。
まずは自分がどの業界、企業規模などを志望するのかを明確にしましょう。
その上で、その希望を叶えるのに最もマッチした就活コミュニティを選ぶことで、コミュニティの効果を最大化することができます!
ポイント③ 内定者や同期の就活生との繋がり作りを重視する
3つ目のポイントは「内定者や同期の就活生との繋がる作りを重視すること」です。
就活コミュニティに入ると、どうしても選考対策やメンターから受けられる支援を優先してしまいがちです。
もちろんそこで選考突破力を高めることも非常に重要。
ただ、それと同様に、就活コミュニティで出会った就活生や先輩内定者との関係づくりもめちゃくちゃ大切なんですよね。
なぜなら、そこでしか得られない情報を共有することができるから。
就活において、企業や選考、ノウハウなど”情報力”は結果を大きく左右する要因になります。
その点において、就活コミュニティは普通にナビサイトや大学だけを利用した場合では得られない情報を得る絶好のチャンス。
よって、人との関係づくりを積極的に行い、情報をどんどん収集しましょう!
(就活でお互いに高め合えるという面でもメリット大です!)
自分に合った実績のあるコミュニティで繋がり作りを意識するんですね!
そのとおりだね。これこそが就活コミュニティの効果を最大化する要因だよ!
就活コミュニティを利用するメリットとデメリット
次にこの章では、就活コミュニティを利用するメリットとデメリットを解説します。
メリットはもちろん、デメリットも知っておくことで、就活コミュニティに対する理解を深めることができますよ。
【就活コミュニティを利用するメリット】
- 一部選考免除や特別ルートがある
- 企業やOBOGとのコネが作れる
- 優秀な就活生と高め合うことができる
【就活コミュニティを利用するデメリット】
- 選抜型はごく一部の就活生しか利用できない
- 同期のレベルに圧倒されて意欲がなくなる人もいる
メリット① 一部選考免除や特別ルートがある
1つ目のメリットは「一部選考免除や特別ルートがあること」です。
これは就活コミュニティを利用するにあたって、かなり大きなメリットになります。
自由登録型であれば、キャリアメンターが企業を紹介してくれることがあります。
流れとしては「就活エージェント」のように、そのコミュニティが持っている求人情報を紹介してもらうイメージですね。
また、選抜型の場合、外資系企業などとコミュニティが連携してることが多い。
よって、コミュニティで行う講演会や企業タイアップ講座などを通じて、企業側が評価した就活生は一部選考免除などになる可能性があるんです。
メリット② 企業やOBOGとのコネが作れる
2つ目のメリットは「企業やOBOGとのコネが作れること」です。
自由登録型と選抜型の両方とも、コミュニティにおける講座などを通じて企業担当者や内定者と繋がりを作ることができます。
これつまり、所属しているコミュニティ限定の繋がりですよね。
ということは、そのコミュニティ以外の就活生はその情報を得ることができませんので、大きな差別化をすることができます。
就活において、こういった繋がり作りは非常に重要なポイントです。
いかに効率的かつ差別化ができる情報を得ることができるか、この差がそのまま結果に反映されますよ!
メリット③ 優秀な就活生と高め合うことができる
3つ目のメリットは「優秀な就活生と高め合うことができること」です。
選抜型はもちろん、自由登録型においても、そもそも自分で調べて就活コミュニティに登録するまで自発的に動ける、意識の高い就活生の集まりになります。
よって、そこに集まる就活生は基本的に優秀な人が多いわけです。
就活は一人で進めていく人も多いですが、近くに意識の高い就活生がいることで自然と自分自身も頑張ることができ、お互いに高め合える存在となれれば最高ですね!
デメリット① 選抜型はごく一部の就活生しか利用できない
続いて、ここからはデメリットも紹介していきます。
1つ目のデメリットは「ごく一部の就活生しか利用できない点」です。
これは選抜型の就活コミュニティにおけるデメリットになります。
選抜型の場合、外資系コミュニティが多いことなどから、高学歴層の人しか利用できないことも多いんです。
特に、東京大学・東京工業大学・一橋大学・早稲田大学・慶応義塾大学の学部生や大学院生が大半を占めています。
また、最近はGMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)からコンサルなどを志望する人も増えていますが、いずれにしても高学歴層がメイン。
よって、上記以外の学歴だった場合はイロダスサロンなどを中心とした自由登録型の就活コミュニティを活用するのがおすすめです。
デメリット② 同期のレベルに圧倒されて意欲がなくなる人もいる
2つ目のデメリットは「同期のレベルに圧倒されて就活意欲がなくなる人もいる」という点です。
先ほどもお伝えしたとおり、就活コミュニティに所属するのは基本的に意識の高い就活生になります。
もちろん、そこで刺激を受けて成長することが大半です。
ただ一方で、周囲の成長や内定結果などのレベルに圧倒されてしまえば、自信を失い、就活に対する意欲自体がなくなってしまうこともある。
ただ、就活において他者との比較は無意味です。
卒業後の4月に、自分自身が納得できる企業に入社できれば良いわけなので、周りと比べることはすぐにやめるのがおすすめですよ!
大きなメリットがある一方で、デメリットも理解しておくべきですね。
そうだね。先にこのデメリットを理解した上で、メリット面を上手に活用していくことが重要だね。
就活コミュニティを利用する場合の注意点
就活コミュニティを利用することのメリットとデメリットを共有しました。
次に、この章では僕が考える”就活コミュニティを利用する場合の注意点”について解説していきますので、こちらも合わせて確認してください。
【就活コミュニティを利用する場合の注意点】
- 信頼できるコミュニティなのかを確認する
- コミュニティに入っただけで満足しない
- 目的を持って就活コミュニティに入るようにする
注意点① 信頼できるコミュニティなのかを確認する
まず注意すべきは「信頼できるコミュニティなのか」という点です。
信頼できるコミュニティかどうかを確認するには、「運営会社」と「実績」が重要なポイントになります。
まず運営会社については、大手などの知名度はもちろん、その他の就活サービスなどを手掛けているのかという点も一つの基準ですね。
例えば「J-CAD」を運営しているスローガン株式会社は有名な就活プラットフォームであるGoodfindを運営している企業です。
このように他のサービスで実績があると安心ですよね。
また、先ほどもお伝えしましたが実績は何よりの信頼ポイントになります。
どれだけ魅力的に見えるコミュニティでも、内定実績がなければ利用する価値はないですよ。
注意点② コミュニティに入っただけで満足しない
2つ目の注意点は「コミュニティに入っただけで満足しないこと」です。
自由登録型と選抜型の両方に共通して言えることですが、就活コミュニティに入っただけでは何の意味もありません。
そこで講座を受け、繋がりを作り、情報を収集して実践するからこそ、結果につながっていくわけです。
所属しただけでは、何も得るものはありません。
それなのに、選抜型であれば選抜試験を通ったから満足、自由登録型であれば、登録完了して所属したから満足してしまう人も意外と多い。
重要なのは”コミュニティに入ってどう行動するか”ということを忘れないでください。
注意点③ 目的を持って就活コミュニティに入るようにする
3つ目の注意点は「目的を持って就活コミュニティに入るようにすること」です。
これはモチベーションを維持していくためにも、本当に重要なポイントかと。
先ほど共有したとおり、就活コミュニティにも色んな特徴がありましたよね。
コミュニティに入る前に「そのコミュニティで何をしたいのか」「コミュニティに入ることで自分にどんなメリットがあるのか」をしっかりと考えてください。
中には、就活コミュニティに向かない人だっていると思います。
それなのに、周りの雰囲気に流されてついつい就活コミュニティに入ってしまっても時間の無駄です。
目的を持つことで、就活コミュニティの効果が大きくなります。
明確な目的を理解し、その目的を達成するのにベストな就活コミュニティを選んでくださいね。
就活コミュニティに入る意味を常に意識しておく必要がありますね。
そうなんだ。その点を見失ってしまったら意味が無いんだよ。この3つの注意点は常に意識しておいてほしいね。
就活コミュニティに関するよくある質問
それでは最後に、就活コミュニティに関するよくある質問とその回答を共有します。
毎年、就活コミュニティへの入会を検討している就活生の多くからいただく質問になるので、こちらも合わせて確認してください。
【就活コミュニティに関するよくある質問】
- 複数のコミュニティに所属するのは大丈夫ですか?
- 選抜型のコミュニティに入れば必ず内定は獲得できますか?
- 地方の大学出身ですが利用することはできますか?
- 就活の選抜コミュニティにはいらないのはありですか?
- Fラン大学ですが就活コミュニティは利用できますか?
質問① 複数のコミュニティに所属するのは大丈夫ですか?
基本的には複数の就活コミュニティに所属することは可能です。
他のコミュニティに所属してはいけないといったルールはありません。
ただ、僕個人の意見としてはあまり多くのコミュニティに入るのはおすすめしません。
複数利用するのであれば、選抜型と自由登録型をそれぞれ1個ずつで十分かと。
なぜなら、複数のコミュニティに入ると情報迷子になるから。
それぞれのコミュニティにおけるアドバイスは絶対に異なるので、あまり多くの情報を仕入れすぎても、情報の精査に悩んで実践に移せなくなりますよ。
質問② 選抜型のコミュニティに入れば必ず内定は獲得できますか?
100%内定を獲得できるという保証はありません。
選抜型就活コミュニティへの所属=内々定ではないですからね。
ただ、内定獲得の可能性は飛躍的に高まるかと思います。
選抜型は限られた優秀な就活生しか所属できませんし、その選抜コミュニティに所属している事自体を評価する企業もありますからね。
質問③ 地方の大学出身ですが利用することはできますか?
就活コミュニティによって異なりますが、基本的に利用できるかと思います。
特に今はどのコミュニティもオンライン講座などを導入しているので、家にいたままコミュニティの活動に参加することができます。
ただ、イベント内容によっては関東圏や関西圏などに出席が必要な場面はあるかと。
この点などは入る前に確認しておくことをおすすめします。
質問④ 就活の選抜コミュニティにはいらないのはありですか?
もちろん選抜コミュニティにはいらないのはありですよ。
僕はそもそも中堅大学出身なので、選抜コミュニティに入るという選択肢さえもなかったです。
就活においては「◯◯すれば絶対に成功する」という保証はありません。
受験のようにテストで高得点を取れば必ず合格するという方程式はないんですよね。
だからこそ、就活の選抜コミュニティに関しても、「目的を持って参加し、その目的を果たすことができるなら利用する価値がある」というぐらいの認識で利用することをおすすめします!
質問⑤ Fラン大学ですが就活コミュニティは利用できますか?
正直、選抜型の就活コミュニティに入るのは難しい場合が多いです。
Fランどころか、中堅大学などもかなり厳しいコミュニティがほとんどです。
これは就活生にはどうしようもない事情なので、学歴が厳しいのであれば自由登録型の就活コミュニティに入るのがおすすめ。
自由登録型にも優秀な就活生はたくさんいますし、サポート内容や特別選考ルートなども用意されているので、利用するメリットは大きいですよ!
たしかに選抜型は学歴も重要な感じがしますね。
そうだね。もちろん挑戦できるチャンスがあるなら挑戦すべきだけど、本質は”内定獲得”であり”コミュニティへの所属”はあくまでその手段であることを忘れないでほしい。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
就活コミュニティについて、僕が知っている情報はすべてこの記事に込めたので、かなり網羅的に理解できたかと思います。
就活コミュニティを利用することは、非常にメリットが沢山あります。
よって、積極的に利用することを僕自身強くおすすめします。
ただ、忘れないでほしいのは、あくまで就活の最終目的は「自分に合った企業に入社すること」です。
就活コミュニティに入るのは、そのための手段の一つに過ぎません。
よってコミュニティの所属に固執し過ぎることなく、自分に合ったコミュニティを見つけて利用してくださいね。
それでは最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか。
【本記事の要点】
- 就活コミュニティとは「就活に関する情報提供や選考対策などを専門に行うコミュニティ」のことである。
- 全就活生におすすめできる就活コミュニティは自由登録型最大手の「イロダスサロン」である。
- 就活コミュニティを有効活用するポイントは「実績のあるコミュニティを選ぶ」「志望先に合ったコミュニティを選ぶ」「繋がり作りを重視する」のが重要。
- 就活コミュニティを利用する上で「信頼できるコミュニティなのか」「コミュニティに入っただけで満足しない」「目的を持ってコミュニティに入る」ことに注意すべきである。
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた1000の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/