就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
ゲーム好きな人はもちろん、最新のテクノロジーやIT技術に触れることが好きな人などからも人気が高いゲーム業界。
とくにゲーム好きには最高の環境ですが、ネット上では「ゲーム業界はやめとけ」と言われることもあり、不安に思う人も一定数います。
結論、他の分野同様にゲーム業界には悪質な待遇の会社も存在しますが、逆に優れた環境の会社も多数あるので、業界単位でくくって考えるのは微妙です。
以前は業界全体でブラック待遇になりやすかった背景はありますが、今から入社を目指すなら優良度を的確に判断して企業を厳選する意識を持つべきですよ。
この記事では、ゲーム業界はやめとけと言われる5つの理由、そして反対にゲーム業界で働くメリットを紹介します。
その上で優良企業の探し方・ブラック企業の見分け方も共有するので、ゲーム業界のホワイト企業で働きたい人はぜひ最後までご覧ください。
なんで「やめとけ」って言われるんですかね?
理由が気になるよね。そう言われてしまう理由を把握して、自分に向いているか判断することが大切だよ!
- ゲーム業界はやめとけと言われる理由
- 【やめとけって本当?】ゲーム業界で働くメリット
- 優良企業に特化した求人サイト|ホワイト企業ナビ
- やめとけと言われるようなゲーム業界のブラック企業の見分け方
- ゲーム業界の優良企業の探し方|新卒向け
- 補足:ゲーム業界への就職が向いている人
- 本記事の要点まとめ
ゲーム業界はやめとけと言われる理由
もったいぶらないで早速結論を共有していきますね。
ゲーム業界はやめとけと言われる理由は、大きく以下の5つです。
【ゲーム業界はやめとけと言われる理由】
- 新卒者や未経験者は給料が低めだから
- 人手不足の職場が多く長時間残業になりやすいから
- バグ対応がつきもので仕事に追われやすいから
- 比較的新しい業界で不安定なイメージがあるから
- 仕事のせいで好きなゲームが嫌いになる恐れがあるから
理由① 新卒者や未経験者は給料が低めだから
1つ目の理由は、新卒者や未経験者は給料が低めなこと。
あくまで傾向の話ですが、ゲーム業界では新卒者などの給料を低めに設定されていることがよくあります。
もちろん企業によって異なるが大前提ですが、手取り額が20万円以下となるような会社も少なくない印象ですね。
ただ、新卒者や未経験者の給料が低めなのは実力が重視されているからともいえます。
ゆえに経験や実績を積めると、その分の評価を受けられることも多々あるんですよね。
ゲームが本当に好きであればモチベーション高く働けますし、環境次第では市場価値の高いスキルも身につくかもしれません。
最初は給料が低い可能性は知っておくべきですが、長期視点も持って総合的にキャリアを選択することが大切ですね。
理由② 人手不足の職場が多く長時間残業になりやすいから
ゲーム業界は、人手不足や長時間残業のイメージを持たれることも多いです。
確かに、実力主義ゆえに市場価値の高い人材は取り合いになりやすく、人手不足に陥っているような会社は多くあると思います。
また、人手が足りていないゆえに限られたリソースで業務をこなす必要があり、1人あたりの残業時間も多くなりやすいかもしれません。
ただ、これらは一昔前のイメージが強く残っていることの影響のほうが強い印象です。
もちろん今でも人手不足や長時間残業の会社は見られますが、一昔前と比べると明らかにひどい環境の会社は減っています。
世の中全体で働き方改革を推進する流れもあり、悪質な企業は減っているわけですね。
よってほかの業界同様に企業の精査は必要ですが、個人的には「ゲーム業界=悪」と考えて避けるのはもったいないなと考えています。
理由③ バグ対応がつきもので仕事に追われやすいから
ゲーム業界ではその仕事柄、開発した案件のバグ対応が発生しやすいです。
バグは意図的に起こすわけないですし、実際に動かしてみないとわからないことなので、突発的な業務として対応する必要があります。
ゆえにプラスαの業務が増えやすく、仕事に追われやすい側面があるんですよね。
ただ、バグ対応に関しても過酷な労働環境によって対応することはかなり減っているかと。
以前はバグ対応のために深夜残業を余儀なくされる会社も多くあった印象ですが、近年では労働時間の規制などが強くなり過酷な環境は減っています。
かなり余裕を持ってスケジュールを組んでいたり、開発工数を増やしたりして改善している印象がありますね。
もちろん今でも待遇の悪い会社はありますが、他の業界同様にブラック企業をしっかり見極めることが重要です。
理由④ 比較的新しい業界で不安定なイメージがあるから
ゲーム業界は比較的新しい業界であり、不安定なイメージを持つ人も多くいます。
販売するゲームの売れ行きは消費者に左右される印象があって、企業自体の安定性も微妙と考える人が一定数いるんですよね。
もちろんゲームの売上は、販売してみないとわからない側面があるとは思います。
ただ、当たり前ですが事前調査やマーケティングもされていますし、売上の安定が保証されていないのは他の業界でも似たことがいえるかと。
なかには会社の安定度を最重要視する人もいるとは思うので、リスクを極力減らしたい人は避けてもよいかもしれません。
とはいえ、漠然としたイメージだけで業界全体を避けるのは機会損失につながるので、フラットな視点で業界を捉えることが重要ですね。
理由⑤ 仕事のせいで好きなゲームが嫌いになる恐れがあるから
最後5つ目に、仕事によってゲームが嫌になる可能性も考えられるかと。
ゲーム業界に限らず「洋服好きだからアパレル業界に就職する」など自分が好きなことを仕事にすると、好きなものが嫌いになることがあります。
仕事では自分にとってストレスとなることも多々あるので、会社でのネガティブな気持ちが派生してプライベートでも嫌いになる恐れがあるわけですね。
これに関しては正解はないですが、ゲームが好きだからという理由だけで業界を絞っていると後悔する可能性もゼロではないかもしれません。
正直な話「実際に働いてみないとわからない」が結論ですが、好きを仕事にする場合に想定されるリスクの1つとして知っておくとよいでしょう。
給料が低め・残業時間が多めなどのイメージはありますが、これらは以前の名残の影響が強くて、今では待遇が改善されている会社も多いのですね。
客観的に見ると「以前の悪いイメージが残っている」がやめとけと言われる理由だと僕は考えているよ。リスクは知っておくべきだけど、情報を過信しないことも重要だね。
【やめとけって本当?】ゲーム業界で働くメリット
次にこの章では、ゲーム業界で働くメリットを紹介します。
自分が志望する業界を考える際は、想定されるリスクを把握することが重要です。
一方で、どんな業界でもよい部分があるはずなので、メリットにも目を向けて総合的に志望する価値があるかを検討すべきなんですよね。
僕が考えるゲーム業界のメリットについて、順に確認していきましょう。
【ゲーム業界で働くメリット】
- 服装や働き方が自由な環境で働きやすい
- 職場に趣味が合う人が集まりやすい
- 仕事を通じて最新のテクノロジーに触れられる
- 自然とIT技術が高まり転職時にも役立つ
- ユーザーの反応を得やすくやりがいを感じやすい
- 海外市場を相手にでき今後の市場拡大も期待できる
メリット① 服装や働き方が自由な環境で働きやすい
ゲーム業界では、働き方のルールが緩めな会社が多い印象です。
業界自体が比較的新しめゆえに古風な慣習などがなく、働き方に関しても柔軟な考えを持つ会社が多いのかもしれません。
たとえば、服装や髪型は基本的に自由にする会社が多いイメージがあります。
パソコンがあれば働けるような仕事が多いので、在宅勤務などの自由な働き方制度を積極的に採用する会社もかなり多い印象ですね。
業界によっては、絶対にスーツ出勤・働き方の自由度がない会社も多くあります。
ゲーム業界のような自由な環境で働くことの優先順位が高い人は、1つの選択肢として検討してみてもよいでしょう。
メリット② 職場に趣味が合う人が集まりやすい
職場で自分と似た趣味を持つ人と出会いやすいこともメリットですね。
ゲーム業界にはゲームにある程度関心のある人が集まるので、会社という場が価値観の近い人と出会うきっかけになります。
社会人になると新たな人脈を作るのは意外と難しいものですし、自分と近い考えを持つ人と交流できることはメリットといえるかと。
プライベートでも親しくなる人がいればかなりよい出会いですし、ゲーム好きが集まることで仕事のコミュニケーションも取りやすいでしょう。
メリット③ 仕事を通じて最新のテクノロジーに触れられる
ゲーム業界では、最新のテクノロジーに触れる機会も多くあります。
たとえば、VRやARなどの技術が生まれるとこれらの技術を用いた作品の企画も生まれますし、結果として仕事でも触れることになるんですよね。
もちろん慣れるまでの苦労はありますが、仕事として最新技術に触れられるので自然とスキルも身につきやすいです。
最新テクノロジーが好きな人にとってはお金をもらいながら好きなものに触れられる環境なので、かなり相性がよいといえますよ。
メリット④ 自然とIT技術が高まり転職時にも役立つ
4つ目は、自然とIT技術が高まり転職時にも役立つこと。
ゲーム業界では最新技術を積極的に取り入れることが多いゆえに、市場価値の高いITスキルも身につきやすいんですよね。
実力主義の会社も多いので、経験を積んだ上で転職をすれば大きな待遇改善を実現できる可能性も十分あります。
何らかの作品単位で関わる仕事が多いので、自分の実績もわかりやすく残ります。
キャリア形成につながる仕事が自然とできることは、ゲーム業界を志望する大きなメリットといえるでしょう。
メリット⑤ ユーザーの反応を得やすくやりがいを感じやすい
ゲーム業界では、自分が関わった作品の反応をダイレクトに確認できます。
消費者からの反応を直接確認しやすいので、自分が関わってリリースされたゲームの価値を実感しやすいんですよね。
もちろん悪い反応を目にすることもあるとは思いますが、ユーザーの反応を見られると改善案も考えやすくなります。
自分の仕事が誰かのためになっていることが直接的にわかるので、仕事でのやりがいも感じやすいでしょう。
メリット⑥ 海外市場を相手にでき今後の市場拡大も期待できる
市場的なことを考えても、ゲーム業界で働くのはアリな選択といえるかと。
というのも、ゲームは日本市場だけでなく海外市場も相手にしやすいので、今後の動向を踏まえても売上拡大を期待できるからです。
もちろん「日本市場だけを狙う=悪い」ではないですが、単純に相手にできる対象が広いほど利益は生みやすくなるかと。
商材によっては物理的な問題などで世界を相手にはできない業界・企業もありますが、ゲームであれば世界の消費者を想定した開発もしやすいです。
企業の将来性を考える際には「業界自体の未来は明るいか」も重要になりますが、この点でゲーム業界は可能性のある選択肢といえるでしょう。
よい部分に着目してみると、他の業界にはないメリットが多くあるとわかりますね!
自由な働き方ができる、市場価値の高いスキルが身につきやすいなどは魅力的だよね。控えめにいってもメリットは大きいから、ゲーム好きな人なら検討すべきだと思うよ!
優良企業に特化した求人サイト|ホワイト企業ナビ
ここまでゲーム業界はやめとけと言われる理由、その反対にゲーム業界で働くメリットについても共有しました。
自分が志望する業界を考える上では、メリット・デメリットの両面を把握した上で総合的に最適な選択が何かを検討すべきです。
これは、ゲーム業界以外を検討する場合もまったく同じことがいえますね。
そして個人的な見解を述べると、ゲームが好きな人であればゲーム業界を志望するのはアリな選択だと僕は考えています。
というのも、働き方改革の推進によってゲーム業界のデメリット(薄給・長時間残業など)は以前と比べて明らかに改善しているから。
加えて、自由な働き方をしやすいなどのメリットも大きいんですよね。
とはいえ、以前の悪い慣習が残っている会社もゼロではないので、ゲーム業界のなかでも優良企業を厳選してエントリーすることが重要です。
そこで企業探しにおすすめしたいのが「ホワイト企業ナビ」の活用ですね。
ホワイト企業ナビは僕が運営するサービスですが、特定の条件を満たす優良企業の求人しか掲載していないサイトです。
僕は現役の就活生のころに優良企業探しに悩んでいて、この悩みを解消するサービスが未だにないことに課題を感じて立ち上げを決意しました。
▼こんなサイトです!見やすいデザインにこだわりました!
具体的に掲載企業に対して課している条件は、以下のとおりです。
【ホワイト企業ナビに掲載している優良企業の条件】
- 残業時間が月25時間未満
- 3年後離職率が30%未満
- 年間休日数が120日以上
3条件をすべて満たす企業しか求人を出せないようにしているので、ホワイト企業ナビを使えばある程度の働きやすさが保証された企業だけを探せます。
プロライターが所属する編集部が各求人の中身をまとめており、企業の悪い部分も書くなど情報の質に強くこだわっている点もポイントです。
現状はまだ掲載企業数が少ないですが、愛される求人サイトを目指して1つずつ丁寧に着実に企業を探して掲載しています。
一度でもサイトを見てもらえたら一般的なサービスとの違いを感じてもらえると思うので、少しでも興味を持ってくれた人はぜひ気軽にサイトをのぞいてみてください!
ゲーム業界に限らず、優良企業の選択肢を増やしたいときにはきっと役に立つかと。かなり力を入れて作ったサイトなので、ぜひ最大限使いこなしてみてくださいね!
やめとけと言われるようなゲーム業界のブラック企業の見分け方
次にこの章では、ゲーム業界のブラック企業を見分けるポイントを紹介します。
ゲーム業界に限らず、ブラック企業には共通する特徴がいくつもあるんですよね。
よってこれらの共通項を把握しておけば、企業探しの段階で悪質な会社を見分ける確度を高められるわけです。
自分が後悔しないような会社に入るには、優良企業の探し方・ブラック企業の見分け方を知っておくとより確率を高められますよ。
ここでは代表的な項目を5つ厳選したので、ぜひ順に確認していきましょう!
なお、ここで紹介する以外の内容は「【ブラック企業の見分け方】"絶対に確認すべき13指標"を解説します!」にて共有しています。
【ゲーム業界のブラック企業を見分けるポイント】
- 残業時間が45時間以上でないか
- 3年後離職率が平均より高くないか
- 年間休日が105日に近くないか
- 常に求人募集がされていないか
- 内部事情を知る社員からの口コミが悪くないか
見分け方① 残業時間が45時間以上でないか
まず最初に確認すべきは、月の平均残業時間です。
最近は大きく改善されているとはいえ、古くからの慣習が残っている悪質なゲーム会社では長時間残業が常態化していることも珍しくありません。
では、具体的にどのくらいの時間なら残業が多いといえるのか。
結論、基本的には月45時間以内が1つの基準になると僕は考えています。
36協定という協定を結んでいる場合、「月45時間、年360時間の時間外労働」が認められるからですね。
さらに基準を厳しくするなら、日本全体の平均時間を参考にするといいです。
Openworkの「日本の残業時間定点観測」によると、日本全体の平均残業時間は24時間程度でした。
よってより働きやすい環境を求めるなら、月24時間以内の会社がよいかと。
長時間残業が当たり前の会社ではプライベートの時間を確保しにくいので、公私ともに充実させたい人は平均時間を確実にチェックしておきましょう。
(なお、前述したホワイト企業ナビでは「残業時間が月25時間未満」であることを求人を掲載するための1つの条件としています!)
見分け方② 3年後離職率が平均より高くないか
ブラック企業を見分ける重要な指標に、3年後離職率もあります。
社員を雑に扱うブラック企業ではすぐにやめたいと考える社員が多くなるので、自然と離職率の値も高くなるんですよね。
なかでも3年後離職率には若手社員の傾向が表れやすいので、新卒者が企業を見る際にはこの値を参考に優良度を判断するといいです。
そして基準となる値としては、残業時間同様に全体の平均が参考になります。
3年後離職率は中卒・高卒などの最終学歴によっても変わりますが、大卒者の平均値は31.2%でした。
引用:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況を公表します」
つまり、離職率3割以上の会社は平均的な水準より働きやすさが微妙といえます。
ホワイト企業ナビでは「3年後離職率が30%未満」も1つの基準としているので、この観点でも優良企業を探しやすいようにしています!
見分け方③ 年間休日が105日に近くないか
3つ目の基準は、年間休日数です。
ブラック企業では社員を酷使するので休日が少なくなりやすく、社員を大事にする優良企業ほど休日を増やそうとするんですよね。
ゆえに年間休日数を見ると、ある程度の優良度を判断できるわけです。
労働基準法では、企業に対して年105日の設定が義務付けられています。
つまり年間休日が105日に近い会社は、「社員を大切にしていない=ブラック度が高い」と想定されるかと。
参考までに全体の平均も共有しておくと、全体平均は115日でした。
企業規模によっても平均値は変わってきますが、従業員が1,000名以上の大手企業では119.1日が平均となっています。
引用:厚生労働省「令和4年就労条件総合調査の概況」
よって理想的な基準を考えるのであれば、年間120日以上の休日がある会社を求めるとホワイト度の高い会社に入りやすいといえます。
ホワイト企業ナビでは「年間休日数が120日以上」も必須条件としているので、休日の多い会社を求める人にもぜひ使ってみてほしいですね!
見分け方④ 常に求人募集がされていないか
ブラック企業は悪質な労働環境ゆえにすぐに人がやめやすく、慢性的に人手不足の状態になりやすいです。
ゆえに、常に求人を募集しているケースが多々見られるんですよね。
採用人材が定着しないので「募集する→人がやめる」のサイクルを繰り返さないと事業を存続できないような状態になっているわけです。
企業探しをしていると、やたらずっと求人を出している企業を見かけませんか?
求人を出す頻度は中途採用のページを見るとわかりやすいので、怪しいと感じる企業があれば新卒者でも意識的にチェックしておくことをおすすめします。
見分け方⑤ 内部事情を知る社員からの口コミが悪くないか
企業の優良度を判断する際には、口コミサイトの利用も欠かせません。
口コミサイトには企業で実際に働く人・過去に働いていた人の声が投稿されているので、リアルな内情を知る上でかなり有用なんですよね。
よって内情を知る社員からの口コミを見ると、ブラック企業を避けるきっかけになります。
1つ注意点も共有しておくと、口コミはいずれも主観的なものなので、すべてをそのまま信じるのは避けるべきです。
偏った見方で企業をほめている・悪く言っているケースもありますからね。
よって口コミ全体に目を通して、複数の人が言及していることがあれば参考にするのが賢い使い方だと僕は考えています。
1社ごとに口コミを見るのは大変ですが、ブラック企業を避ける上では欠かせない作業なので、時間を惜しまずにぜひ取り組んでみてくださいね。
なるほど、ブラック企業には共通する特徴が多々あるので、これらを指標として持っておくと悪質な企業を避けやすくなるのですね!
まさにそのとおりだよ。残業時間や3年後離職率などは明確な数値として評価できるし、ぜひ愚直にチェックをしてブラック企業は応募前に避けるようにしようね。
ゲーム業界の優良企業の探し方|新卒向け
続いては、ゲーム業界の優良企業の探し方を共有していきますね。
優良企業を探すならまずは「ホワイト企業ナビ」の活用をおすすめしたいですが、そのほかにも有用な選択肢は考えられます。
よってここでは、就活を7年以上研究してきた僕のアイデアを2つまとめました。
企業探し時に大手ナビサイトしか使っていなかった人にはとくに参考になると思うので、優良企業を効率的に探したい人はぜひチェックしてみてください!
なお、転職者向けのおすすめ戦略は「転職を7年研究した僕が考える「ホワイト企業に転職するために必須の3ステップ」と年収も上げる戦略!」でまとめています。
有用なおすすめサービスも共有しているので、転職希望者の方はこちらをぜひ!
【ゲーム業界の優良企業の探し方】
- 就活エージェントに優良企業を紹介してもらう
- 逆求人型サイトを使って優良企業との接点を増やす
探し方① 就活エージェントに優良企業を紹介してもらう
1つ目は、就活エージェントに自分に合う企業を紹介してもらう方法です。
就活エージェントとは、人材会社が無料で次のような支援をしてくれるサービスのこと。
【就活エージェントのサービス内容】
- 就活相談
- 自分に合った求人の紹介
- 選考支援(ES添削や面接対策)
- 企業との面接のセッティング
- 面接後のフィードバック共有
端的に言うと、内定獲得までを幅広くサポートしてくれるサービスですね。
求人紹介からES添削・面接対策まで全般的に対応していて、企業候補が不足している場合は条件をヒアリングした上で企業を厳選してくれるんです。
しかも担当するのは就活市場に特化したプロなので、豊富な知見やデータベースに基づいて効率的に企業をピックアップしてくれるんですよね。
就活生が無料で使えるのは企業側が手数料を支払っているゆえなので、無料だからといって怪しむ必要は一切ないですよ!
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
探し方② 逆求人型サイトを使って優良企業との接点を増やす
逆求人サイトを使って企業の候補を増やすのもおすすめですね。
逆求人型サイトとは、プロフィールを登録すると自分に興味を持った企業からスカウトが届くサービスのこと。
プロフィールの登録だけ済ませたらあとは魅力的な企業からのスカウトを待つだけなので、かなり効率的に企業との接点を増やせます。
もちろん自分にとって微妙な企業からオファーが届くこともありますが、接点獲得を自動化できるので効率的に持ち駒を増やす意味で利用価値は高いですよ。
利用経験がないと微妙に感じるかもしれませんが、意外と逆求人サイト経由で大手や有名企業の内定を得ている人は少なくありません。
少しずつ知名度が上がってきていて、情報感度の高い就活生であればまず間違いなく使いこなしている印象がありますね。
▼逆求人サイトの最も賢い運用方法
個人的には、利用企業数の多い「Offerbox(オファーボックス)」がおすすめです。
早く登録しておくほどスカウトの期待値は高まりますし、この機会に登録→スカウト待ちの状態にまでしておくことを強くおすすめします。
上記以外の逆求人型サイトはランキング形式で紹介しているので、その他のサイトも気になる人はぜひ一読してみてください!
一般的な大手ナビサイト以外にも、企業探しに使えるサイトは多くあるのですね。
むしろ大手サイトより有益だと僕は考えていて、これらの活用具合が結果を左右するかと。もしこのタイミングで知った人がいたら、後回しにしないでぜひ登録だけでも済ませておくといいよ!
補足:ゲーム業界への就職が向いている人
最後に本章では、ゲーム業界への就職が向いている人の特徴を共有します。
情報が多いと自分が志望すべきかどうかを悩むと思いますが、もし判断に迷ったら以下の情報も参考にするとよいかもしれません。
【ゲーム業界への就職が向いている人】
- 何よりもゲームが好きな人
- 服装や働き方などのルールがゆるい環境で働きたい人
- ITツールや最新テクノロジーに関心がある人
ゲーム業界全体のことを総合的に考えると、僕個人としては上記の特徴に当てはまる人であれば相性がよいと考えています。
何よりゲームが好きかどうかは、日々仕事をする上でモチベーションに影響しやすいので重視するとよいかもしれません。
もちろん好きという気持ちがあればストレスなく働けるわけではないですが、業界との相性を考える際にはぜひ参考にしてみてください。
ほかの業界では難しいけどゲーム業界なら実現しやすいことを考えると、志望すべきかどうかを検討しやすいはず。相性がよいと思えたら、優良企業探しに移行してみてね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
ゲーム業界はやめとけと言われる理由やゲーム業界のメリット、優良企業の探し方・ブラック企業の見分け方などを共有しました。
以前の名残があり、ゲーム業界全体に対して悪いイメージを持つ人は多くいます。
しかし昨今の実態を見ていると、働き方改革などの影響で働きやすさは改善されており、優良度の高いゲーム会社も決して少なくありません。
むしろ自由な風土や市場価値の高いスキルが身につくなど、ほかの業界では得られないメリットなども多く考えられます。
優良企業の探し方を知ればゲーム業界でもホワイト待遇の会社を見つけやすくなるので、相性がよいと感じた人はぜひ少しずつ行動を起こしてみてくださいね!
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【ゲーム会社ランキング】売上/年収別に1位〜20位を徹底調査した!」も読んでみてください。
ゲーム業界に限定して、売上高や年収が高い企業をランキング形式でまとめています。
独自に分析した働きやすいゲーム会社やゲーム関係の職種なども共有しているので、今回相性がよいと感じた人はぜひあわせて目を通してみてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- ゲーム業界はやめとけと言われるのは、薄給や長時間残業などのイメージを持つ人が多いからである。
- ただ昨今では悪質な企業は減っていて、純粋に優良企業・ブラック企業の見分け方を知ることがより重要になっている。
- 働き方のルールがゆるめ・IT技術が身につくなど、ゲーム業界ならではのメリットもある。
- 優良企業を探す際は、ホワイト企業ナビ・就活エージェント・逆求人サイトの活用がおすすめである。
- ブラック企業を避けたいなら、残業時間・3年後離職率・年間休日などを指標にするとよい。