就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
就活や転職において、非常に重要なことが強みと弱みの把握です!
強みを知ることで、自分に向いている仕事を考えることができる。
弱みを知ることで、自分が入社すべきでない企業の判断に繋がる。
強みと弱みを把握することで、企業選びだけでなく、選考にて人事に自分とはどんな人物なのかを伝えれるようになります!
そこで今回は、強みと弱みの分析に特化してやり方を解説していきますね。
強みと弱みの把握こそが、企業選びや選考対策の土台になります!自分の強みと弱みをいかに明確化していくのか、そのやり方を今回は詳しく解説していきます!
- 就活において強みと弱みの分析が必要な理由
- 強みと弱みを自己分析する方法【4ステップ】
- 強みと弱みの分析におすすめの本6選
- 強みと弱みの分析に使えるSWOT分析とは?就活にどう使う?
- 強みと弱みの分析に関してよくある質問
- 本記事の要点まとめ
就活において強みと弱みの分析が必要な理由
強みと弱みの分析方法を説明する前に、そもそもなぜ就活にそれが必要なのか知っていますか?
「よく分からないけど、やった方が良さそうだからやろうと思っている」という人も案外多いのではないでしょうか。
ですが、目的も分からないままやっていてもモチベーションは上がりませんよね。
そこでまずは、就活において強みと弱みの分析が必要な理由を説明します。
- 自身の強みを発揮できる企業を選ぶため
- 面接官に自身の強みと弱みをはっきり伝えるため
理由① 自身の強みを発揮できる企業を選ぶため
1つ目の理由は、自身の強みを発揮できる企業を選ぶためです。
働く目的は人それぞれですが、「苦手なことばかりやらされるのは苦痛」「得意なことをやれたら嬉しい」と思う気持ちは多くの人に共通するのではないでしょうか。
ですが、自分は何が強みなのか、どんなことに幸せを感じるのかを把握するのは案外難しいもの。
強みや弱みが分からなければ、自分にとってどんな企業が最適なのかも分かりません。
そんなとき、自分の強みを知っておけば企業選びの軸になるんですよ。
たとえば、「自分は人と関わることが好き」と分かれば職種を営業職や接客業に絞れますよね。
「アイディアを出すことが好き」なら、企画職や広報職などが選択肢になる。
つまり、自分の強みや弱みを知ることは企業選びの第一歩なんです。
自分の強みや弱みを明確化できるのは自分だけなので、就活において自己分析は必須プロセスだと思っておいてください。
理由② 面接官に自身の強みと弱みをはっきり伝えるため
2つ目の理由は、面接官に自分の強みと弱みをはっきり伝えるため。
就活では、採用の判断材料にするため必ずと言って良いほど強みや弱みを聞かれます。
しかし、限られた時間で自分の性格を的確に答えるのは意外と難しい。
たとえば今、「あなたってどんな性格ですか?強みと弱みを簡単に1分間で説明してください。」と言われたら、何から答えればいいか分かりませんよね?
採用担当者はあなたの普段の様子を知っているわけではないため、その回答で判断するしかありません。
よって曖昧な回答しかできないと入社後のイメージができず、採用において不利になってしまうんですよね。
つまり、自分の強みと弱みを知ることは採用の土俵にたつための最低条件とも言えるんですよ。
内定獲得の可能性を高めるためにも、ぜひ自己分析はしっかりやっておきたいですね。
企業選びと選考通過、どちらにとっても自分の強みや弱みを知ることは大切なんですね。
その通り。自分自身を理解しておかないとどの企業を受けるべきか分からないし、選考を受けても落ちる可能性が高くなるんだ。自己分析は就活の第一歩だから、一見遠回りに見えてもかならずやっておこう!
強みと弱みを自己分析する方法【4ステップ】
就活における自己分析の重要性が分かったところで、具体的に何をすればいいのか分からない人も多いと思います。
自分なりになってみたけど「本当にこれでいいの?」と自信を持てない人もいるでしょう。
そこで次に、強みと弱みを明確するための方法を共有していきます。
4つのステップでシンプルに説明するので、何から手をつければいいのか分からない人はぜひ実践してください!
- 適性診断を複数受験して強みと弱みの共通点を箇条書する
- 過去の出来事を洗い出す自己分析方法を実践する
ステップ① 適性診断を複数受験して強みと弱みの共通点を箇条書する
まずは、適性診断を複数受けて強みと弱みの共通点を箇条書きにまとめてください。
適性診断というのは、さまざまな質問に答えて物事に取り組む姿勢や性格、持っている資質などを明らかにする方法。
就活向けの適性診断では、強みや弱みのほか、職務適性や仕事に対する価値観などが分かります。
ただ漠然と強みや弱みを考えてもなかなか思い浮かばないし、根拠となるエピソードを探すのも難しいですよね。
その点適性診断なら、質問に答えるだけで強みや弱みが明確に分かるので自己理解に自信を持てます。
適性診断ができるサイトは色々あるのですが、僕がおすすめするのは以下の2つ。
【おすすめの適性診断ツール】
―会員登録すれば無料で受けられる
―問題数が251問と多いので精度が高い
―強みと弱みに関する明確なコメントをもらえる
―会員登録すれば無料で受けられる
―質問に答えるだけで長所や短所、合う職種まで文章化してくれる
どちらもスマホで受けられるので、ぜひすき間時間を活用して受けてみてください!
オファーボックスの「AnalyzeU+」についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
ステップ② 過去の出来事を洗い出す自己分析方法を実践する
次に、過去の出来事を洗い出す自己分析方法を実践してください。
なぜなら、過去の経験を深掘りしていくことで自分の価値観や性格がより明確化するから。
印象に残っているエピソードについて「なぜ」「結果どうなった」「今の自分はどう思う」と疑問を重ねていくことで、企業選びの軸や長所・短所が分かるようになるんですよね。
では、具体的にどう進めていけば良いのでしょうか?
ここからは過去の出来事から自己分析をする方法について例を交えながら説明していきます。
過去の出来事から自己分析をする方法
過去の出来事から自己分析をする際は、まず印象に残ったエピソードについて「なぜ」「結果どうなった」「今の自分はどう思う」の3点で深掘りしていきます。
そしてそれを企業選びの軸や強み・弱みにつなげる。
具体的には以下の例を参考にしてください。
【自己分析の例】
「小学生の頃に親から褒められたことは何?」
→夏休みの自由研究を頑張ったこと
「それはなぜか?」
→何かを調べたりまとめたりするのが好きだったから。
→学校の授業とは違い自分のペースで進められるので楽しく取り組めた。
「結果どうなったか?」
→気になることがあれば自分なりに調べるようになった。
→学校での調べ学習も好きになった。
「それに対して今どう思うか」
→昔から新しいことを発見するのが好きだった(今も自分で料理のレシピを考えるのがすき)。
→発見したことをまとめて人に伝えることに喜びを感じていた。
→マイペースな性格だった。
「企業選びの軸は?」
→研究職や商品企画職など、自分でリサーチして新しいものを生み出す仕事が合う。
→興味のない分野ではモチベーションの維持が難しい(扱う商品に興味を持てることが前提)
→業務範囲ややり方が細かく決められている仕事よりも自分のペースでできる仕事が向いている。
「自分の強みは?」
→枠に捉われず新しい情報をどんどん取り入れられる。
→興味があることに対して熱中して取り組める
→ものごとを分かりやすくまとめ説明することが得意。
「自分の弱みは?」
→やりたくないことに対してモチベーションを保てない。
→マイペースで協調性に欠けるところがある。
このように過去の経験に対して質問を重ねることで、冒頭で説明した自己分析の目的(企業選びの軸を明確化するため、面接官に自分を伝えるため)につなげられます。
ぜひこの流れを参考にして、自身の経験を洗い出してみてください。
就活マンオリジナルの自己分析シートを活用しよう
自己分析は紙やノートがあればできるんですが、より効率的に進めるには就活マンオリジナルの自己分析シートを使うのがおすすめ!
この自己分析シートには、「一番の成功はなにか?」「悲しかった出来事は?」など効率的に自己分析ができる質問が100個載っています。
そして過去の経験を簡単に深掘りできる8ステップも記載。
自己分析のやり方に自信がない人でも、これを使えば自己理解が深まると思います。
100問全部やる必要はないので、書きやすいものを選択して1つでも多く深掘りしてみてください。
自己分析シートは就活攻略論の公式ラインを追加するとダウンロードできます。
過去の出来事から自己分析をする方法については、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。
ステップ③ 他己分析をおこなって更に認識してない強みと弱みを見つける
自己分析の精度を上げるためには、他己分析をすることも大切です。
他己分析とは、第三者があなたの強みや弱み、特徴を分析する方法。
他人からの客観的視点を取り入れることで、自分では認識していない強みや弱みを見つけることにつながるんですよね。
就活は他人(面接官)からどう見られているかもかなり重要なので、ぜひ他己分析の結果を自己分析に結び付けてください。
ちなみに、他己分析の信頼度を高めるには複数人から他己分析をしてもらって共通する内容を見出すのがベスト。
1人だけだと意見が偏る可能性があるので、親や友人、アルバイト先の人などなるべく多くの人に他己分析をしてもらってくださいね。
他己分析のやり方についてもっと詳しく知りたい人はこちらも読んでください。
ステップ④ 可能であれば書籍を用いて更に強みと弱みを深堀りする
ステップ③までできれば自己分析はひとまず完了なんですが、可能であれば書籍も読んでさらに分析を深めてください。
なぜなら、書籍を読むことで他人の価値観に触れられるから。
受験の場合、「自分は偏差値50だから〇〇大学が良さそうだな」と偏差値によってある程度進学先の選択肢が絞られますよね。
しかし就職は受験における偏差値のような決まった指標がなく、自分の性格や収入、やりがいなどさまざまな要素から総合的に判断しなければなりません。
よって、就活では自分で進路を見出す能力が非常に重要なんですよね。
そんなとき、他人の価値観や自分にない考え方を知れば「あ!こういう視点で企業を選ぶのもいいな」と選択肢を広げることができる。
そして他人の価値観に触れるには書籍がベストなんです!
(ネットの方法論ではここまで深いを得るのは難しい)
なので、方法論だけでなく本質的な自己分析をするためにはぜひ書籍も読んでください。
おすすめの書籍についてはこのあと紹介します。
適性診断を受け、それを踏まえて過去の経験を洗い出す。そして他己分析をしたり書籍を読んだりして他者の視点にも触れてみる。そうすることでより精度の高い自己分析ができるんだ。
自己分析ってめんどくさそうなイメージだったんですが、具体的な進め方が分かればできそうです!
強みと弱みの分析におすすめの本6選
本質的な自己分析をして選択肢を広げるためには書籍を読むべきだと説明しました。
ですが、自己分析に関する本ってたくさんありすぎて選ぶのが難しいですよね。
忙しい就活中に片っ端から何十冊も読むのも現実的ではありません。
そこで次に、僕が強みと弱みの分析におすすめする本を6つ紹介します。
1冊だけでも良いので、気になる本があったらぜひ読んでみてください。
- さぁ才能に目覚めよう
- あなたの知らないあなたの強み
- 絶対内定|自己分析とキャリアデザインの描き方
- 科学的な適職
- 書くだけであなたの強みが見つかるノート
- 最強の自己分析
①さぁ才能に目覚めよう
こちらは、「ストレングスファインダー」という手法を用いて自分の強みを発見できる本です。
「ストレングスファインダー」は、ポジティブや社交性など34の資質から自分が持つ上位5つの資質を知ることができる自己分析ツール。
書籍についているコードを使って、ネット上から177の質問に答えることで思い込みではなく客観的に強みが見えてきます。
「資質をどう使えば武器になるか」という内容も書いてあるので、面接でのアピールにも役立つと思いますよ。
自分の強みがいまいちわからない人、自己理解に自信がない人はぜひ読んでみてください。
②あなたの知らないあなたの強み
こちらは、名作マンガ「宇宙兄弟」を題材にした自己分析本。
「FFS(Five Factor and Stress)理論」を用いて人の特徴を5つに分類しています。
FFS理論とは、ストレスの感じ方を「凝縮性」「受容性」「弁別性」「拡散性」「保全性」5つの因子から分別する考え方。
「自分自身を理解する」「理解しにくい他人の行動が分かる」「組織の中で自分も他人も生き生きと働くためのチームビルディング」の3つの観点から、FFSのタイプ別に具体的な事例が述べられています。
宇宙兄弟を知っている人、就活の先の生き方まで考えを深めたい人に特におすすめですね。
ちなみに、この本にはウェブ上で自己診断が行えるID(1人分)が付いています。
③絶対内定|自己分析とキャリアデザインの描き方
次に紹介するのは、大学生協で14年連続売上第1位を誇る「絶対内定シリーズ」の自己分析本です。
実は、就活に初めて自己分析の概念を取り入れたのがこの本。
それだけに就活のための情報量が抜群に多く、読むだけで就活と自己分析に対する考え方がガラッと変わります。
語りかけるような口調で丁寧に解説されているのも魅力ですね。
また、後半部分には94ものワークシートや参考例が載っているのでやりたいことも明確になります。
企業の人事担当者やキャリアセンターの職員からも支持されている1冊なので、読んで損はないと思いますよ!
④科学的な適職
続いては、自己分析の目的のひとつである「企業選びの軸」の精度を高めるのに役立つ一冊。
研究やエビデンスに基づき、「仕事の幸福度」という観点から仕事の適性を解説しています。
【仕事の幸福度を決める7つの軸】
- 自由(仕事内容や働き方に裁量権がある)
- 達成(前に進んでいる感覚を得られる)
- 焦点(モチベーションタイプに合っている)
- 明確(なすべきこと、ビジョン、評価軸が明確である)
- 多様(作業内容にバリエーションがある)
- 仲間(組織内に助けてくれる友人がいる)
- 貢献(どれだけ世の中の役に立っているかわかる)
上記7つの要素が含まれる職場を選べば幸福度が高まる、という内容ですね。
この本を読めば企業選びの軸がガラッと変わるかもしれないので、感覚だけで企業を選んでしまっている人はぜひ読んでみてください。
⑤書くだけであなたの強みが見つかるノート
次に紹介するのは、「自分の強みを見つけること」に特化した自己分析本です。
「強みを活かした仕事がしたい」と思いつつ、「自分にはこれといった強みがない」と悩んでいる人も多いですよね。
この本は、そんな自信を失ってしまった人に読んでほしい一冊。
「強みは、影響を与えたい【相手】と、競合する【ライバル】によって変化させるもの」という軸をもとに、「本当の強み」を作り出す方法が紹介されています。
これを読めば、「自分には弱みしかない」「自己分析をやったけど自信を持てない」という人でも仕事につながる強みを見つけられますよ。
⑥最強の自己分析
最後に紹介するのは、「仕事に活かせる強み」を見つけるための自己分析方法を示した一冊です。
内容としては、キャリアコンサルタントとして4000人を面接した筆者が個性と能力を活かす考え方やノウハウを解説するというもの。
自己分析のロングセラー本「あなたの天職がわかる最強の自己分析」(2009年に発刊)のリニューアル版で、「企業との相性や可能性」を重視した昨今の就活動向を踏まえた内容になっています。
段階的なワークを通じてしっかり自己分析ができるようになっているので、「自分の強みを仕事にどう活かせるのか」「入社後どのように活躍できるのか」を明確化したい人はぜひ読んでみてください。
こちらの記事でも自己分析におすすめの本を紹介しているので、もっと知りたい人はぜひ読んでみてください。
強みと弱みの分析に使えるSWOT分析とは?就活にどう使う?
SWOT分析(スウォット分析)は、1920年にハーバード大学で開発された企業向けの分析法です。
Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4要素を分析することで、市場動向を元に経営判断ができるというもの。
もともとは企業が経営判断を行うために広まった手法なんですが、応用して就活の自己分析に使うこともあります。
では、SWOT分析はどのように強みと弱みの分析に使えるのでしょうか?
企業向けのSWOT分析は個人の自己分析にも使えるのか?
企業向けSWOT分析は、個人の自己分析にも使えます。
なぜなら、分析対象が企業か個人かというだけで他の考え方は似ているから。
SWOT分析では企業が自社の強みや弱み、外部要因を分析し経営戦略を決めていきます。
一方就活は、就活生が自分の強みや弱みからどの業界・職種なら評価されるのか、活躍できるのかを見出す。
つまり、自分の特徴や環境から何が最適かを分析するという点は共通しているんですよね。
なので、自己分析の方法としてSWOT分析をやってみると新しい発見ができて面白いと思いますよ。
ただし自己分析に特化した方法ではないため、就活向けの適性判断や自己分析と比べると精度は落ちるかもしれません。
SWOT分析を個人の自己分析でおこなう場合のフレームワークと例
SWOT分析を個人の分析に使う場合は、4つの要素を以下のように就活向けに変換します。
【SWOT分析で自己分析をする方法】
- Strength(強み)→自分の持つ強み
- Weakness(弱み)→自分が克服できていない弱み
- Opportunity(機会)→就活市場メリット
- Threat(脅威)→就活市場デメリット
そして、それぞれ次にように書き出します。
最後に、各要素をかけ合わせて「企業選びの軸の作成」や「就活で取るべき行動」を明確化していきます。
詳しいやり方は以下の記事で紹介しているので、気になる人はぜひ読んでください。
SWOT分析はマーケティング分野ではめっちゃ有名な分析法だから、覚えておくと社会人になってからも役立つよ。
強みと弱みの分析に関してよくある質問
最後に、就活における強みと弱みの分析に関してよくある質問をまとめてみました。
ぜひここで疑問を解消しておきましょう!
- 明確化した強みと弱みは就活や転職のどんな場面で必要になりますか?
- 分析しても自分の強みに自信を持てないのですがどうすれば良いですか?
- 明確化した弱みは企業にそのまま伝えて良いのでしょうか?
質問① 明確化した強みと弱みは就活や転職のどんな場面で必要になりますか?
就活では自分の強みや弱みを明確化することが大切だとよく聞くんですが、具体的にどんな場面で必要になるんですか?
明確化した強みや弱みは、主に「企業を選ぶとき」「面接で自分をアピールするとき」に役立ちます。
たとえば、自分の強みは「集中力があること」、弱みは「感情が顔に出やすいこと」だったとしましょう。
その場合、「事務職やITエンジニアなら集中力を活かせそう」「感情が顔に出やすいから接客業は向いていない」といったように業界や職種を絞り込めますよね。
しかも強みと弱みを踏まえた選び方をすれば自分が活躍できる場所を見つけやすい。
そして面接でも「私は集中力があるので御社の〇〇職に向いています!」とアピールができる。
要するに、強みと弱みを知っておくと自分に合う企業を選びやすくなり、内定獲得の可能性を高めることもできるんですよ!
なので、強みや弱みを分析するときは企業選びや面接でのアピールに活かせるレベルまで深掘りしておいてくださいね。
質問② 分析しても自分の強みに自信を持てないのですがどうすれば良いですか?
自己分析をして自分の強みが分かりましたが、他人と比べて特に優れているわけではないので自信が持てません。本当に強みと言い切ってしまって良いのでしょうか?
結論から言うと、自分が強みだと思ったら堂々とアピールして問題ありません!
自己分析により自分の強みが分かっても、「でも、自分よりすごい人なんてたくさんいるよね?」「この程度で強みと言っても良いだろうか?」なんて考えてしまいますよね。
その気持ちはよく分かります。
むしろ、強みに100%自信を持てる人の方が少数派なのではないでしょうか。
ですが、ここで言う強みは「自分の中ではこれが得意かも」というものであり「他人と比べてすごいかどうか」ではありません。
もちろん就活はライバルとの競争でもありますが、企業側も就活生の性格や適性を知りたくて聞いているだけで「強みとは言えないレベルだから不採用!」とはならないんですよね。
なので、自分の強みを他人と比較するのはやめましょう。
どうしても自信を持てないのであれば、「入社したらこの強みを〇〇の場面で活かせます」と未来へのアピールをするのも良いですよ。
質問③ 明確化した弱みは企業にそのまま伝えて良いのでしょうか?
自己分析で明確化した自分の弱みは、企業にそのまま伝えても良いのですか?長所に言い換えた方が良いのでしょうか。
明確化した弱みは、正直に企業に伝えた方が良いと僕は考えています。
なぜなら、面接では聞かれたことに対してはっきり答えるのが基本だから。
弱みを聞かれているのにはぐらかすと、コミニュケーション能力に問題があると思われる可能性があるんですよね。
そして弱みをどう捉えるかは企業側が判断すること。
なので、就活マニュアルなどでよく「弱みは強みに言い換えよう」という内容を見かけるかもしれませんが個人的にはその必要はないと考えています。
弱みを伝えるのは気が引けるかもしれませんが、正直にそのまま答えてください。
ただし、「すぐキレる」「時間にルーズ」など社会人として致命的な欠点は印象を悪くするので、「感情が顔に出やすい」「マイペース」などマイルドな言葉を選んだ方が良いですよ。
本記事の要点まとめ
本記事では、就活における自己分析の必要性や強み・弱みを見つける方法について共有してきました。
時間をかけて自己分析をするのは一見遠回りに見えるかもしれません。
ですが、「有名な企業だから」「仕事が楽そうだから」と感覚だけで企業を選んでも就活はうまくいかないことが多いです。
運よく内定を貰えたとしても、入社してから「なんか違うなあ…」と思いながら働くことになる。
つまり、自己分析をしないと色々な意味で失敗する可能性が高くなるんですよ。
なので、本当の意味で就活を成功させたいなら必ず自己分析をして強みと弱みを明確化しておいてください。
ここで紹介したステップに沿って自己分析を行えば、きっとあなたも自分に合う企業が見つかりますよ。
【本記事の要点】
- 就活において強みと弱みの分析が必要な理由は、「自身の強みを発揮できる企業を選ぶため」「面接官に自身の強みと弱みをはっきり伝えるため」の2つ。
- 強みと弱みを分析する方法は、適性診断を受ける→過去の出来事を深掘りする→他己分析をする→書籍を読む。
- 自己分析はネット情報だけでも可能だが、書籍を読んで他人の価値観に触れることでより視野を広げられる。
- 企業向けのSWOT分析で自己分析をすることもできる。精度は落ちるかもしれないが、違う発見ができる可能性もある。