こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
今回は、リクナビ新卒の掲載料について解説していきます。
(僕自身、就活専門ブロガーであると同時に会社経営者でもあり、このメディアを運営していることで人材業界とのつながりもあるので、新卒採用に関する情報も豊富だったりします。)
新卒求人サイトは、新卒を採用するための主要ツールになっています。
事実、就活生も大学に届く求人よりナビサイト経由でのエントリーの方が圧倒的に多いですからね。
そんな新卒求人サイトを採用担当者の方が選ぶ上でまず気になるのが、掲載料ですよね。
また、媒体は複数あるため「どれがいいのかな?」と迷ってしまうこともしばしば。
そこで本記事では、業界トップクラスの大手サイト・リクナビの掲載料を共有します。
加えて、その他主要新卒求人サイトの特徴・掲載料一覧やリクナビの利用がおすすめの企業の特徴まで解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
大手サイトのリクナビの掲載料は気になりますね。
マイナビと並んで押さえておくべき求人サイトだからね。他社との比較もしているから、ぜひ参考にしてほしい!
リクナビの新卒求人の掲載料は?
まずは、リクナビの新卒求人広告掲載料を解説します。
リクナビの掲載料はエリアなどによって異なりますが、基本的に120万円~となっています。
商品 | 通常料金 |
---|---|
基本企画 | 120万円 |
グループ募集基本企画 | 210万円 |
WEBエントリーシステム(5画面) | 90万円 |
説明会・面接予約画面(5画面~) | 60万円~ |
スタンダードプランである「基本企画」には、以下の3画面が含まれます。
【基本企画に含まれる内容】
- 会社トップ画面|企業の基本情報を掲載する
- 採用情報画面|採用データや福利厚生などを掲載する
- 人事ブログ・フォトアルバム画面|自社の魅力を就活生にアピールできる
- 仕事・先輩社員情報画面|先輩社員の仕事内容やメッセージを掲載する
上記内容に加え、別料金にてプレエントリーを受け付ける「WEBエントリーシステム」や説明会予約を受け付ける「説明会・面接予約画面」を上乗せすることもできます。
また、基本企画などの基本商品は、別料金にてオプションと組み合わせることも可能です。
オプションをつけることによって、就活生からの認知度を高めたりエントリーに誘導したりすることができます。
【リクナビ2023で追加可能なオプション例】
・検索結果画面トップPR(50万円~)
検索結果一覧の最上部(1枠)に表示される
・検索結果画面アップ(40万円~)
検索結果一覧で12週間上位に表示される
・検索結果画面ムービー(50万円~)
検索結果一覧で動画が表示される
・検索結果画面フォトPR(40万円~)
検索結果一覧でオリジナル画像を表示できるほか、画像に任意のリンク先を設定できる(「検索結果画面アップ」との同時参画にて上位表示)
・リクナビスカウト(30万円~)
OpenESの登録情報を参考に、対象者一人ひとりに納得度の高いスカウトメッセージを送る
なお、新卒1人あたりの採用コストについては「新卒1名あたりの採用コストの平均は?【内訳と8つの削減方法を解説】」にて詳しく解説しているので、こちらも合わせて参考にしてくださいね!
オプションが豊富だから自社のニーズにマッチした形で掲載できるのですね。
そうだよ!就活生からの注目を集めエントリーに促すにはオプションが非常に効果的だね!
リクナビ新卒サイトの特徴
次に、リクナビの特徴について解説します。
業界トップクラスの大手企業であるリクナビの特徴は、以下のとおりです。
【リクナビの特徴】
- マイナビと並び、学生利用率が高い
- 国内最大級の合同企業説明会の開催
- 便利なOpenES機能
特徴① マイナビと並び、学生利用率が高い
リクナビは、新卒求人業界トップクラスのナビサイトです。
マイナビと同じく定番の就活サイトで、就活生の80%が利用しているといわれています。
リクルートキャリアが運営しており、信頼性が高いのも一つの要因ですね。
2021年3月時点(22年卒向けサイト)の掲載企業数は10,830社、学生登録数は703,861人。
新型コロナウイルスの影響により、それぞれ昨年比44.1%、94.1%と減少傾向にありますが、それでもなお高い水準を保っています。
マイナビだけでは母集団形成できない企業が、併用してリクナビを活用するケースもあります。
特徴② 国内最大級の合同企業説明会の開催
リクナビでは、国内最大級の合同企業説明会を、年間を通じ全国各地で開催しています。
「リクナビ企業&仕事万博」「業界&仕事研究★LIVE」などでは、一日にたくさんの企業に出会い、企業概要や事業内容などについて深く知ることが可能。
また、理系やIT系、建築・土木系など限られた分野の企業のみが出展するイベントもあり、就活生にとって興味分野の情報をピンポイントで収集できる大きなチャンスです。
2020年からは、新型コロナウイルスの影響によりオンラインイベントの開催が活発化。
遠方に住んでいる就活生も交通費をかけずにイベントに参加できるため、今後ますますWeb上での説明会等が増加していくと考えられます。
特徴③ 便利なOpenES機能
リクナビの特徴として「OpenES」という独自機能があることが挙げられます。
OpenESは、企業へのエントリー時間を大幅に短縮できる便利な機能です。
あらかじめ作成しておいたESを複数の企業にまとめて送ることができ、忙しい就活の時間効率を一気に高められます。
エントリーシートは1枚用意するのに平均113分もの時間がかかるとされており、仮に20社分だとすると約40時間。
OpenESではその時間を短くできるため、その分面接練習などの時間に充てることができ、就活生にとっては大助かりの機能なんです。
さらに、「自己PR」や「学生時代に打ち込んだこと」の欄には画像も任意でアップロードできるため、視覚を通して企業に自身をアピールすることができます。
一般的なエントリーシートよりも興味をアピールができる点は、リクナビならではといえるでしょう。
学生利用数や合同説明会の開催などマイナビと同じところもあれば、OpenESなどリクナビ独自の機能も充実しているのですね。
そうだね!リクナビとマイナビはよく比較されるけれど、それぞれの特徴ももちろんあるから違いを押さえておくといいよ!
主要新卒求人サイトの特徴・掲載料比較
次に、リクナビ以外の主要サイトの特徴や掲載料について紹介します。
今回ご紹介するのは、以下の6社です。
【リクナビ以外の主要サイト6社】
- マイナビ
- あさがくナビ
- キャリタス就活
- ONE CAREER(ワンキャリア)
- アクセス就活
- ダイヤモンド就活ナビ
①マイナビ
リクナビとよく比較される、業界トップクラスの求人サイト・マイナビ。
2021年3月時点(22年卒向けサイト)の掲載企業数は24,215社、学生登録者数は731,820人と高い数字を誇ります。
顧客満足度が高いことでも知られており、2020年の「新卒採用サイトランキング」では総合1位を獲得。
2019年の楽天インサイト株式会社による調査では「最も利用された就職情報サイト」「就職アプリ利用率」「就職イベント満足度」の3項目で1位になりました。
また、中堅・中小企業の掲載率が高く、マイナビ2020の利用実績では登録企業の65%以上が従業員数300名未満の企業であったことがわかっています。
全国53拠点のネットワークを駆使し地域ごとに適したサポートができるようになっているため、地方の中堅・中小企業にもおすすめです。
そんなマイナビの新卒求人広告掲載料は、以下のとおり。
【マイナビの新卒求人広告掲載料】
- 基本パッケージ:160万円(1シーズン)
- プレミアパッケージ:295万円(1シーズン)
- バリュープラン:80万円(1シーズン)
<オプション例>
- 優先機能:50万円~
- DM・スカウトメール:50万円~
- 志向・属性別マッチング企画:40万円~
- バナー広告:20万円~
- メール広告:20万円~
②あさがくナビ
もともとはリクナビやマイナビと並び、代表的な新卒求人サイトとして運営されていた、あさがくナビ。
現在は近年多様化している採用形態に対応すべく、タイレクトリクルーティングサイトとして運営されています。
2020年時点での登録者数は402,508人、掲載企業数は2,320社。
あさがくナビ登録者の80%は、中堅・中小・ベンチャー企業志望者といわれており、仕事へのやりがいを求める向上心の高い就活生が多い印象です。
また、特徴としてミスマッチのない採用を目指し一括エントリーを廃止しているため、個別エントリー率が100%となっています。
これにより企業説明会や選考への移行率が高く、密度の濃い母集団形成を実現しています。
さらに、リクナビやマイナビと同様、全国各都市での大規模合同企業セミナー「就職博」を開催しています。
来場者の行動歴はデータ化しているため、ダイレクトスカウトや求人案内などを送る際に便利です。
そんなあさがくナビの新卒求人広告掲載料は、以下のとおり。
【あさがくナビの新卒求人広告掲載料】
掲載期間 | プレミアムプラン | スタンダードプラン | ライトプラン |
---|---|---|---|
通年 | 140万円 | 100万円 | 70万円 |
24週間 | 120万円 | 80万円 | 50万円 |
12週パスポート(4週×3パスポート) | 75万円 | 60万円 | 45万円 |
12週間 | 60万円 | 45万円 | 35万円 |
<就職博セットプラン(就職博出展企業のみ利用可能)>
- 就職博セットプラン(就職博前後 計8週間):15万円
- 就職博セットプラン+あさがくナビコミュニケーター(就職博前後 計12週間):60万円
<オプション例>
- 求人案内追加(30,000通):20万円
- ダイレクトスカウト追加(100通/月):20万円
- スマホ 編集部メルマガヘッダー広告(1週間/1枠限定):15万円
- 適職診断テスト結果画面バナー(4~6月):15万円
- PC 検索結果画面テキストバナー(4~6月):15万円
③キャリタス就活
株式会社ディスコが運営する新卒求人サイト、キャリタス就活。
就活生目線に立って考えられた独自のコンテンツを提供しており、会員登録数は約45万人、掲載企業数は17,000社と、学生・企業ともに多くの支持を集めるサイトです。
キャリタス就活では、求人票配信システム「キャリタスUC」を利用しています。
キャリタスUCとは、企業が求人票やインターンシップ情報を学校に配信し、それを学校が学生に対し公開する"オンライン求人票配信システム"です。
企業が希望の学校を絞り込んで配信することで、精度の高い採用活動が可能となり学生とのマッチング率も加速されることができます。
また、キャリタス就活独自の機能として「気になる」というものがあります。
この機能は企業・学生どちらも利用でき、企業は自社の認知拡大や学生との接点の創出に、学生は効率的な企業管理に利用できます。
学生に興味を持ってもらえる機会を創り出すことができるため、学生からの認知度が低い業界や職種の企業には特におすすめです。
さらに、リクナビやマイナビと同じくキャリタス就活でも合同企業説明会「キャリタス就活フォーラム」を開催しています。
全国主要都市で毎年200回以上実施されているイベントであり50~100社程度の中規模説明会なので、学生とより近い距離間で交流することが可能です。
そんなキャリタス就活の新卒求人広告掲載料は、以下のとおり。
【キャリタス就活の広告掲載料】
- エントリープラン:50万円
- スタンダードプラン:90万円
- プレミアムプラン:150万円
<オプション例>
- 企業検索結果上位表示:90万円(1週間(3月1~26日))
- 企業検索結果画面アピール表示:70万円(1シーズン)
- 選考結果表示機能:10万円
- 先輩情報:10万円(1タブ/9名まで)
- 「気になる」配信:30万円(最大6万通(「プレミアムプラン」および「スタンダードプラン」では無料))
④ONE CAREER(ワンキャリア)
月間利用者数100万人のWebメディアとして近年急速に成長している、ONE CAREER。
HR総研が実施した『2021年卒学生の就職活動動向調査結果報告』では、「文系学生が1年を通して最も利用した就職サイト」おいて、リクナビを抑えて2位にランクインしています。
ONE CAREERの保有する約4万社もの企業情報は学生からの口コミを基にしており、30万件以上の先輩の通過ESや選考体験談なども閲覧できるなど、就活生の真のニーズに応えたコンテンツを提供。
口コミ情報の質が高いため就活シーズンだけでなく年間を通しての利用率が高く、長期的に利用されている点が特徴です。
ユーザーに関する情報が蓄積されているため、客観的データに基づいた採用支援も実現しています。
また、ONE CAREERでは創業以来オリジナルイベントを開催しています。
1~2万人が参加する「ONE CAREER SUPER LIVE」や800人程度の「商社業界研究セミナー」などその種類は多岐に渡り、企画から集客、運営までを一貫して自社にて行っているため高いクオリティも維持しています。
そんなONE CAREERの新卒求人広告掲載料は、以下のとおり。
【ONE CAREERの広告掲載料】
- フリープラン:0円
- ライトプラン(月額掲載型):30万円(システム使用料)+10万円/1か月
- スタンダードプラン(月額掲載型):30万円(システム使用料)+30万円/1か月
⑤アクセス就活
近年増加傾向にあるスマホでの就活スタイルに合わせた、ユーザビリティの高いサイトづくりが好評なアクセス就活。
通学中や休憩時間にスマホで情報収集する就活生が閲覧しやすいデザインで、「就活生の使いやすさ」を追求しています。
業界や会社の知名度ではなく現役社員の魅力や想いを伝えることで就活生の興味を惹く「ヒトから検索」は、アクセス就活ならでは。
働き方ややりがいなどを紹介するインタビュー記事を掲載でき、大学のOB・OGや仕事内容など絞り込み検索にも対応しています。
実際に働いている先輩のリアルな情報なのでミスマッチも防ぐことができ、質の高い採用を実現できますよ。
また、アクセス就活では情報掲載だけではく東京や大阪などの主要都市を中心に、就活イベント「アクセス就活フェア」を開催しています。
参加企業数10社程度の小~中規模のイベントであり、採用広報解禁から卒業直前の3月ごろまで毎月開催されています。
そのため、母集団形成に苦戦しがちな中小企業やベンチャー企業には非常におすすめで、就活生もそれらの企業に興味のある人が集まる傾向にあります。
企業・就活生双方にとって有益なイベントであるといえるでしょう。
そんなアクセス就活の新卒求人広告掲載料は、以下のとおり。
【アクセス就活の広告掲載料】
- 基本企画:35万円(1シーズン)
<オプション例>
- 企業情報/スペシャル画像:10万円(1シーズン)
- ダイレクトメッセージ:5万円(1シーズン)
- 発信料金(10,000ポイント):10万円(1シーズン)
- コンテンツバナー:40万円(4週間)
- イメージバナー:15万円(2週間)
- テキストバナー:10万円~(2週間)
⑥ダイヤモンド就活ナビ
ダイヤモンド就活ナビとは、株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソースが運営する就活サイトです。
株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソースは人気ビジネス誌「週刊ダイヤモンド」を手掛けていることでも知られています。
ダイヤモンド就活ナビは、総合職・営業職の求人に力を入れています。
特に大手保険会社や金融の営業職の求人が多く、これらの業界の企業にとっては就活生との質の高いマッチングが期待できるためおすすめです。
社内での仕事風景や業務以外の会社での過ごし方などがわかる写真も掲載されており、企業訪問をしなくても雰囲気がわかるのは就活生にとって非常に役立ちます。
また、U・Iターン就活を手厚く支援しているという特徴もあります。
たとえば、オンラインでの説明会や地域密着型のTwitterアカウントによる情報発信、地方就活生同士の交流会の開催など。
地方就職の予定がある就活生にとっては利用しやすいサイトでしょう。
なお、ダイヤモンド就活ナビの新卒求人広告掲載料は、確認できませんでした。
気になる方は、電話やメールにて直接問い合わせてみてください。
新卒求人サイトと一言でいっても、さまざまなサイトがあるんですね!
サイトによって特徴や強みが異なるから、自社のニーズに合わせたサイトでの掲載を検討するのがおすすめ。
リクナビの新卒求人掲載の流れ
次に、リクナビにて新卒求人を掲載する場合の流れを解説します。
リクナビでの問い合わせから掲載までの流れは、主に以下のとおりです。
【リクナビの新卒求人掲載の流れ】
- 問い合わせ
- 訪問・ヒアリング
- 提案・契約
- 掲載準備
- 掲載開始
電話などで問い合わせを行うと、担当者との打ち合わせに入ります。
自社が求めるターゲットや採用スケジュールなどの情報からプランを選択・契約。
その後、リクナビに掲載する原稿制作などを行い、内容の確認後入稿します。
その後公開され、就活生からのエントリーが始まります。
担当者が直接プランなどの説明をしてくれるし、掲載後も随時フォローしてくれるようなので安心だね!
リクナビ新卒サイトを利用すべき企業の特徴
次に、リクナビがおすすめな新卒採用企業の特徴をご紹介します。
新卒求人サイト選びに迷っている方は、以下の特徴に自社が当てはまっているかチェックしてみてくださいね!
【リクナビがおすすめな新卒採用企業の特徴】
- マイナビと併用して新卒求人サイトを利用したい
- 中堅・中小企業である
- 自社にマッチする人材を効果的に集めたい
特徴① マイナビと併用して新卒求人サイトを利用したい
マイナビと併用して新卒求人サイトを利用したい企業は、リクナビを検討するのがおすすめです。
リクナビはマイナビと同じく業界トップクラスの新卒求人サイトであり、学生の9割以上が登録しているといわれています。
両社における掲載企業の業界に大きな差はなく、いずれもサービス、インフラ、メーカーなどの割合が多いとされています。
そのため、自社に興味を持つ可能性が高い就活生を取りこぼさないためにも、リクナビを併用するとよいでしょう。
また、リクナビはデザイン性が高く就活生にとって企業検索がしやすいつくりとなっています。
マイナビとは異なる経路での露出が見込めるのも、リクナビを併用するメリットです。
特徴② 中堅・中小企業である
自社が中堅・中小企業である場合もリクナビの利用がおすすめです。
リクナビ2020の利用実績では、掲載企業の58%以上が従業員規模300名未満の中小企業となっています。
また、リクナビが収集しているデータによると、登録学生の約43%が、「中小企業志望」「企業規模にはこだわらない」と回答していることがわかっています。
そのため、中堅・中小企業と学生の間での質の高いマッチングが期待できます。
特徴③ 自社にマッチする人材を効果的に集めたい
リクナビでは、学生の行動履歴やこれまでに収集した膨大なデータにより、学生が興味を持つであろう企業と出会える仕組みづくりがなされています。
既に興味のある業界はもちろん、興味を持ちやすいと推測される別業界の企業なども含まれるため、学生が新たな気づきを得るきっかけともなり得ます。
また、企業側にも「興味を持つ可能性が高い学生」をレコメンドするため、ターゲティングWEB-DMなどでスカウトすることも可能です。
さらに、リクナビでは「職務適応性」「学校情報」「資格」などの条件に合致する学生に対しても自社をレコメンドすることができます。
学生側には「自分の強みを活かせる企業」として表示されるため、自社へのエントリーなどがより期待できますよ!
リクナビは企業と学生との質の高いマッチングが期待できそうですね!
企業・学生双方にとって使いやすいサイトデザインなんだよ。
【補足情報】新卒採用の現状・展望
次に、新卒採用の現状と展望についてお話します。
新卒採用を行うのであれば、今の状況とこれから予想される未来を知っておくことは必須。
簡単にご説明するので、採用担当者の方はぜひ参考にしてくださいね!
新卒採用の求人倍率は1.50倍
「ワークス大卒求人倍率調査(2022年卒)」によると、全国の民間企業の求人総数67.6万人に対して民間企業就職希望者数は45.0万人。
求人倍率は1.50倍と、新型コロナウイルスの影響による経済停滞により求人倍率は減少傾向にありますが依然として売り手市場が続いています。
従業員規模300人未満と300~999人の企業を希望する学生は、それぞれ前年比 34.7%、17.2%減少。
一方で、従業員規模1000~4999人と5000人以上の企業を希望する学生は、それぞれ前年比29.1%、51.0%増加しています。
このことから、中小企業よりも大企業を志望する学生が増えていることがわかります。
中小企業は特に、通常の採用活動をするだけでなく効果的な施策を行うことが重要となるでしょう。
新卒採用はますます早期化が予想される
新卒採用では、今後ますます就活早期化が加速していくことが予想されます。
「就職白書2019」では2020年卒から過去3年間、採用活動が早期化していることが示されています。
そのため、学生に選考まで進んでもらうには、早めの動き出しが必須と考えてよいでしょう。
たとえば、企業から学生にメッセージを送ることができる「ダイレクトリクルーティング」は有効です。
個別にメッセージを送ることで早いうちから学生と接点を持つことができ、自社に興味を持ってもらえる可能性も高くなります。
売り手市場による学生優位の現状で採用活動を成功させるためには、“攻め”の姿勢が重要です。
内定承諾を得るためには内定者フォローが必須
マイナビなどを使ってせっかく就活生が集まっても、内定承諾を得られず入社しなければ何の意味もないですよね。
そこで重要なのが”内定者フォロー”になります。
現在は、コロナの影響もあってオンラインによるフォローの必要性も高まっています。
ただ、オフラインに比べると距離感があるため、効果的な施策は難しいのも事実。
そこで、就活攻略論では別記事で内定者フォローについてまとめました。
ぜひ以下の記事も合わせて参考にしてください。
未だ売り手市場の学生を確実に獲得するためには、泥臭い試行錯誤が必要不可欠なのですね!
そうだね!企業側から積極的に学生と繋がりを持とうとする姿勢が重要だよ!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
新卒求人サイト最大手・リクナビの掲載料やその他主要サイトの特徴を解説しました。
求人サイトはたくさんあり「自社に最適なサイトはどれだろう」と悩んでしまうかもしれませんが、そんなときはまずそれぞれの強みを理解することが重要です。
各サイトが企業や学生から支持を得るべく試行錯誤を行っているので、ぜひ自社のニーズに合ったものを選んでくださいね!
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- リクナビの新卒広告掲載料は120万円~(基本企画)である。
- 基本料金に加え、各種機能を追加できるオプションもある。
- リクナビは学生利用率が高く、OpenESなど便利な独自機能もある。
- マイナビと併用したい場合や中堅・中小企業におすすめである。
- 学生は依然として売り手市場であり新卒採用は早期化が予想されるため、企業側は早めの行動が肝心である。
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた1000の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです。\(^o^)/