MENU

【マイナビの掲載料は高い?】採用担当者様向けに解説します!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

20180401154528syukatuman-about

就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

» 就活マンとは?|運営者のプロフィールや立ち上げ経緯はこちら

20230401120248

f:id:syukatsu_man:20220307144824p:plain

 

こんにちは!

これまで1000記事以上の就活記事を執筆し、日本最大の就活ブログを運営している就活マンこと、藤井智也と申します。

(僕自身、就活専門ブロガーであると同時に会社経営者でもあり、このメディアを運営していることで人材業界とのつながりもあるので、新卒採用に関する情報も豊富だったりします。)

 

新卒採用をする上で、就職ナビサイトを利用している企業様は多いかと思います。

その中でも、掲載企業数などで最大手と言われているのがマイナビです。

 

よって、これからナビサイトへの掲載を考えている方の多くが、まずはマイナビについてリサーチされているかと思います!

そこで一番気になるのは、やはり掲載料ですよね。

 

そこで本記事では、マイナビの掲載料が高いのかについてお伝えします。

ただ単純に金額を見て高額と判断するのではなく、利用価値も含めた部分で利用すべきなのかについてもお伝えするので、ぜひ参考にされてください。

 

結局のところ、求人サイトに求めるのは費用対効果だと思います。マイナビなどの大手求人サイトの場合は、エントリーが集まるかどうかが決め手だと思うのでそのあたり詳しく解説していきます!

マイナビの掲載料は高いのか?

f:id:haru_na2020:20220226171623j:plain

 

限られた予算内で採用活動を進めていかなければならない採用担当者様にとって、一番気になるのはコスト面ですよね。

 

まず、マイナビの掲載料についてですが、他の新卒サイトと比較をしてみても、決して安いとは言えません。

一方で、採用活動においてマイナビは利用すべき媒体であると言えるでしょう。

 

なぜなら、僕が就活を5年にわたって研究してきた結果からいうと、「掲載料が安い=コストが低い」というわけではないから。

重要なのは、コストパフォーマンスの高さです。

 

やはりマイナビは利用学生数が多いため、その分、就活生からの認知も多く取れますし、エントリー数もかなりの数期待することができます。

 

その上でマイナビの掲載料は妥当かどうか、詳しく見ていきましょう。

 

マイナビの掲載料

 

マイナビは「基本パッケージ」「プレミアパッケージ」「バリュープラン」という3つの料金体系を用意しており、上位プランになるほど機能が充実しています。

なお、以下の3画面はすべてのプランに含まれます。

 

【すべてのプランに含まれる内容】

  • 会社概要画面|企業情報や会社紹介記事を掲載する
  • 採用情報画面|募集要項・募集職種などを掲載する
  • セミナー情報画面|会社説明会の情報を掲載する

 

グランドオープンである3月の表示順位は料金体系によって異なり、プレミアパッケージが最も上位に表示されます。

オプションと組み合わせることで、さらに上位に表示させることも可能です。

 

基本パッケージ(160万円/1シーズン)

【基本パッケージで利用可能な機能】

 

・個別エントリー・一括エントリーシステム

就活生からのエントリーを受付する機能。就活生が1社ずつエントリーする個別エントリーはもちろん、複数企業にまとめてエントリーする一括エントリーシステムも利用可能。

 

・セミナー・選考予約システム

会社説明会の予約を受付する機能。セミナー画面と連動させ、学生の予約情報を企業が確認できる。

 

・企業マイページ

マイナビの定型文章以外に、企業独自のPRができる機能。ブログや記事など200種類以上の表示パターンから選択可能で、選考中の就活生のみなど公開範囲を制限することもできる。

 

・公開回答機能

マイナビ編集部がとりまとめたよくある質問に対する企業の回答を公開できる機能。マイナビトップページの「みんなのギモンに企業が回答!」というバナーから、回答企業のみがピックアップされる。

 

プレミアパッケージ(295万円/1シーズン)

【プレミアパッケージで利用可能な機能】

 

・先輩発見機能

先輩発見機能は、先輩社員を最大600人まで掲載できる機能。出身大学・学部の設定ができるため、就活生へ親近感を持ってもらうことができる。説明文には、5つまで見出しをつけることが可能。

 

・取材情報画面

取材情報画面は、最大3人の社員に対するインタビュー情報を1つの記事で掲載できる機能。会社紹介画面や採用情報画面では伝えきれない、細かい内容まで就活生にアピールできる。

 

・優先表示プレミア

プレミアパッケージを選択した企業のみが利用できる特典。エントリー数が最も集まる3月の第1・2週に、検索結果画面で基本パッケージよりも上位に表示される。

 

・スマホベースアップ

スマホ上でマイナビを利用した際に、検索結果画面で上位表示されるオプション。通常オプション料金を支払い利用できるものだが、プレミアパッケージでは追加料金なしで2週間分利用できる。

 

バリュープラン(80万円/1シーズン)

バリュープランでは、基本パッケージから企業マイページ・公開回答機能を除いた機能を利用できます。

 

なお、バリュープランでは、3月1日~4月初旬の優先表示やスマホベースアップなど一定期間内の上位表示オプションは利用できません。

 

マイナビ2023のオプション

「基本パッケージ」「プレミアパッケージ」「バリュープラン」では、基本機能に加えオプションをつけることができます。

オプションをつけることで就活生に対する露出度を高められるため、優秀な就活生からの多くのエントリーが期待できますよ。

 

オプションは50以上あり、主なオプションは以下のとおり。

なお、時期によって料金は異なります。

 

【マイナビ2023で追加可能なオプション例】

 

・優先機能(50万円〜)

検索結果画面で上位に表示し、就活生からの発見率を高める

 

・DM・スカウトメール(50万円〜)

条件入力した就活生に対して、企業PR分やスカウトメールを送信できる

 

・志向・属性別マッチング企画(40万円〜)

就活生の志望業種・職種に合わせた企業をピックアップ表示する

 

・バナー広告(20万円〜)

さまざまな箇所にバナーを貼り、就活生からの発見率を高める

 

・メール広告(20万円〜)

編集部のおすすめ企業として、就活生に対してリンク付きメールを配信する

 

各プランのや代表的なオプションの内容については「【マイナビ新卒の掲載料は?】利用すべき企業の特徴も詳しく解説!」の記事で、各プランごとにくわしく説明しているので、そちらを確認してくださいね。

 

ホワイト企業の求人ならぜひホワイト企業ナビへの掲載を

ここまで解説してきたとおりで、マイナビの掲載料は安くありません。

ですが、その分、多くの就活生のリーチすることができて、母集団形成には有効な求人サイトだと言えます。

 

ですが、一方で「採用ブランディング」の面ではマイナビは弱いと僕は考えています。

僕が就活生の時、残業時間が短く働きやすいホワイト企業に入社したいと常々考えていました。

 

日本には「知名度の低いホワイト企業」がたくさんあると考えており、そういった企業の採用支援のためにホワイト企業ナビという求人サイトを立ち上げました。

 

以下の3条件をすべて満たす企業しか掲載することはできないですが、初回掲載年度は取材と求人執筆含めて無料で提供しています。

 

 

上記の3条件を満たす企業様は、ぜひ1度相談頂けると嬉しいです。

詳しくは下記のLPを御覧ください!

» 企業様向け|ホワイト企業ナビへの掲載に関して

 

主要新卒サイト料金比較

 

次に、マイナビ以外の主要サイトの掲載料について紹介します。

業界や学生の分野に関係なく掲載できる、総合型の新卒採用サイトを選定して共有していきますね。

 

リクナビ新卒

マイナビと並び、業界を牽引する主要就活サイトといわれているのが、リクナビ。

企業にとっても、母集団形成のためのもっともベーシックなツールとなっています。
そんな、リクナビの掲載料は以下のとおり。

 

【リクナビ新卒の新卒求人広告掲載料】
  • 基本企画:120万円
  • グループ募集基本企画:210万円
  • WEBエントリーシステム(5画面):90万円
  • 説明会・面接予約画面A(5画面):60万円
  • 説明会・面接予約画面B(10画面):80万円
  • 説明会・面接予約画面S(500画面):120万円

<オプション例>

  • 検索結果画面アップ(1週間):15万円
  • 検索結果画面ムービー(3週間):50万円
  • 検索結果画面フォトPR(3週間):40万円
  • リクナビスカウト(50通):30万円

 

あさがくナビ

もともとはマイナビやリクナビと並んで、一般的な就職サイトとして運営されていたあさがくナビ。

多様化した就職活動・採用活動に対応すべく、ダイレクトリクルーティングサイトへと進化したサービスです。

 

そんな、あさがくナビの掲載料は以下のとおり。

 

【あさがくナビの新卒求人広告掲載料】

 

掲載期間 プレミアムプラン スタンダードプラン ライトプラン
通年 140万円 100万円 70万円
24週間 120万円 80万円 50万円
12週パスポート
(4週×3パスポート)
75万円 60万円 45万円
12週間 60万円 45万円 35万円

 

<就職博セットプラン(就職博出展企業のみ利用可能)>

  • 就職博セットプラン(就職博前後 計8週間):15万円
  • 就職博セットプラン+あさがくナビコミュニケーター(就職博前後 計12週間):60万円

 

<オプション例>

  • 求人案内追加(30,000通):20万円
  • ダイレクトスカウト追加(100通/月):20万円
  • スマホ 編集部メルマガヘッダー広告(1週間/1枠限定):15万円
  • 適職診断テスト結果画面バナー(4~6月):15万円
  • PC 検索結果画面テキストバナー(4~6月):15万円

 

キャリタス就活

就活生目線に立って考えられた独自のコンテンツが売りの、キャリタス就活。

就活軸の発見をサポートする適職診断やコンテンツ、エントリーシート・面接対策などの就活ノウハウ、就職イベント情報など就活生目線に立ったコンテンツを提供しています。

 

そんな、キャリタス就活の掲載料は以下のとおり。


【キャリタス就活の広告掲載料】

  • エントリープラン:50万円
  • スタンダードプラン:90万円
  • プレミアムプラン:150万円

<オプション例>

  • 企業検索結果上位表示:90万円(1週間(3月1~26日))
  • 企業検索結果画面アピール表示:70万円(1シーズン)
  • 選考結果表示機能:10万円
  • 先輩情報:10万円(1タブ/9名まで)
  • 「気になる」配信:30万円(最大6万通(「プレミアムプラン」および「スタンダードプラン」では無料))

 

就活ナビ

ビジネス情報誌発刊企業が母体のため、精査された優良企業が多く掲載されている、就活ナビ。

総合職、営業職の求人がとても多く、中でも、大手保険会社や金融の営業職の求人が多いのが特徴です。

 

また、県・エリアを選択して地元の就職情報を調べることができるので、U・Iターンを考える学生におすすめ。

そんな、就活ナビの掲載料は確認することが出来なかったため、必要な方は直接問い合わせをしてみてください。

 

 

採用にかかる費用を気にする採用担当者様にとって、掲載料は重要なポイントですね。

それぞれ掲載料も特徴も違うから、自社のニーズを最大限反映できるサイトを選択してほしい。次にマイナビ新卒の特徴について、詳しく説明していくよ!

マイナビの特徴

f:id:haru_na2020:20220226172546j:plain

 

ここまで、マイナビ新卒とその他主要サイトの掲載料を共有してきました。

料金体系は様々ですが、単に「安いから」という理由で選択するのはちょっとキケンです。

 

なぜなら、そもそもターゲット層がミスマッチであったり、必要とするコンテンツがなかったり、採用担当者様のニーズを十分に反映できず、必要とするパフォーマンスが発揮できない可能性があるから。

 

新卒サイトを利用するからには、その媒体が持つ特徴を知り、それを最大限に有効活用することこそが、採用活動において重要な点だと僕は思います。

当然のことながら、それがコストパフォーマンスにも繋がってきますよね。

 

せっかく、新卒サイトへ掲載するからには、宝の持ち腐れなんてことにならないように、しっかりと特徴を抑えておきましょう。

ここでは、マイナビ新卒に特化して以下の特徴3点をを共有していきますね!

 

【マイナビ新卒の特徴】

  • 業界最大規模の会員数・掲載企業数
  • マイナビキャリアサポーター
  • マイキャリアボックス

 

特徴① 業界最大規模の会員数・掲載企業数

 

株式会社マイナビが運営するマイナビ新卒。

最大の強みといえば「会員数と掲載企業数」これに尽きます!

 

冒頭にも言ったとおり、ほとんどの就活生が登録しているといって良いでしょう。

知名度の高さから、就活をスタートする際「まずはじめに登録する」という就活生が多数います。

 

事実、22年卒向けサイトでの登録者数はなんと731,820人(前年比:86.8%)。

ともに業界トップといわれる、リクナビの703,861万人を抜いています(前年比:94.1%)。

 

近年、様々な新卒求人メディアやダイレクトリクルーティングなど、就活の選択肢がここ数年で増えてきていることから、ナビを活用する学生が減少してきており、登録者数は昨対を割っているものの、多くの就活生が利用していることが分かりますね。

 

次に掲載企業数ですが、22年卒向けのサイトでは24,215社でした。

マイナビは中堅・中小企業の掲載率が高く、登録企業の65%以上が従業員数300名未満の中堅・中小企業です。

 

そのため、掲載企業数に関しても同様にトップのリクナビと比較して、大手企業の掲載は少なく、中堅やベンチャー企業の掲載が多い点が特徴です。

地方のエリアにも強いので、地域に特化した企業情報やセミナー情報も多く掲載されており、大手から中小まで網羅しているサイトである点は魅力ですね。

 

特徴② マイナビキャリアサポーター

 

「会員数」をマイナビの特徴として紹介しましたが、その背景に、大学での学生に向けたプロモーション活動やマイナビ主催で開催される就職セミナーなどでの講座・就活支援があります。

具体的には「マイナビキャリアサポーター」と呼ばれる就活のエキスパートが講師として、全国の学校にて講演会を実施し、就職活動の準備から本番までをサポートしているのです。

 

「就職活動とはそもそも何なのか」という基本的な部分から、昨今の採用の現状、今後準備すべきことや、自分に合った企業の選び方など、就活に関する知識を幅広く伝えてくれます。

大学のキャリアセンターから依頼を受けて登壇することも多く、「初めての就活が学校でのマイナビサポーターによる就職ガイダンスだった」という学生が多数います。

 

そのため、就活生にとって「就活のとっかかり」となる場合が多く、多くの会員数を獲得できているのだといえます。

 

特徴③ マイキャリアボックス

 

マイキャリアボックスとは、マイナビ特有のサービスで、事前に登録したESや研究概要書、その他の書類を企業にWEB上で提出できるツールです。

このツールを利用する企業からの提出リクエストや、メッセージも専用画面からまとめて管理できるとても便利な機能です。

 

多くの学生が数十社とエントリーする中で、ESの作成・管理ははっきりいって非常に煩わしいもの。

就活生のみならず企業にとっても、これまでES提出を郵送やフリーメールなどで行っていた場合は、資料管理がワンストップになり効率化されるというメリットがあります。

 

現在利用企業数は3,500社以上にものぼり、今後も多くの企業が採用していく機能ではないでしょうか。

 

マイナビの魅力が伝わってきました。

「就活といえば就活ナビ!」といわれていた就活のスタイルも変遷の時期を迎え、マイナビも自社特有の特徴や機能を充実させることに力を入れているよ。ぜひ活用していただきたい!

新卒求人サイトのメリット・デメリット

f:id:haru_na2020:20220226171852j:plain

 

昨今就活に関する媒体が増え、学生の就活スタイルが多様化しています。

そんな状況下において、採用担当者様はどんなツールを利用して、優秀な人材を確保したら良いか、頭を悩ませているのではないでしょうか。

 

そこで、企業目線での新卒求人サイトに掲載するメリット・デメリットについても共有しておきますね。

大手新卒求人サイトとその他の新卒求人サイトに区分して紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

 

大手新卒求人サイト

 

みなさんご存じのとおり、業界トップといえば「マイナビ新卒」と「リクナビ新卒」です。

就活生の認知度は非常に高く、会員数、掲載企業数ともにトップクラスです。

 

メリット

大々的に広告をうったり、大学で講演などをおこなっているため、会員数が圧倒的に多いです。

より多くの学生に知ってもらいたい採用担当者様にとっては、母数は重要なポイントですよね。

 

また、サイト独自のオプションが豊富で自社のニーズにカスタマイズをしやすいです

こういったオプションを利用することで、自社独自の採用サイトがなくても、必要な情報は網羅されており、採用活動を効率的に進めることができますので、コスト面を気にされている採用担当者様にとってはメリットであると言えます。

 

さらに、コスト面でいうと掲載を開始してからは、何人採用しても最初に支払った金額で済む場合が多いです。

そのため、支払う費用がある程度予測でき、コストのコストコントロールがしやすいという点も特徴です。

 

デメリット

掲載数の多さがメリットである一方で、大手企業も多数掲載しているため、中小企業は埋もれてしまう可能性があります

特に採用活動への予算が低い場合、コスト面を抑えようとして、オプションを活用しないと画一的な掲載内容になりがちなため、他企業との差別化が図りにくくなってしまいます。

 

また、先行投資というかたちで、掲載開始時に費用がかかるため、費用対効果が見込めない(=コストパフォーマンスが低い)可能性があります。

その場合は、オプション等を追加することが多いので、「追加投資」が必要になってきます。

 

さらに、初期運用の際にはある程度時間がかかると想定したほうが無難です。

多くの企業が利用するサイトですから、求人サイトへ問い合わせを入れてから、担当者と打合せをし、見積書を取得、そして社内稟議を通し、ページ作成することを考慮すると、すぐには入稿・掲載には至りません。

 

この手間が採用担当者様にとってデメリットとなってしまう可能性がありますが、自社独自の採用サイトを作成する手間やコストと比較して検討するのも良いですね。

 

その他新卒求人サイト

 

大手求人サイトのメリット・デメリットを知っていただいたところで、その他の求人サイトはどうでしょうか。

ここでは「あさがくナビ」「キャリタス就活」「就活ナビ」を例にメリット・デメリットを共有していきますね。

 

メリット

大手新卒求人サイトに掲載していない、中小企業やベンチャー企業を見つけられることです。

大手企業を志望している方にとっては不向きですが、大手企業の掲載数が少ないことで中小企業やベンチャー企業の掲載数が多いため、そちらを志望している方には、逆に好都合です。

 

また、「就活を通じて新しい企業に出会いたい」と思っている方にも向いてますね。

キャリタス就活でいえば、企業掲載数は20,000件を超えているにも関わらず、独自の審査をクリアした優良企業のみを掲載しているというこだわりっぷりで、人気急上昇中です。

 

さらに、大手求人サイトとの差別化を図るため、各サイトが独自のコンテンツを持ち合わせていますが、注目すべきはスカウト機能。

サイト内で学生が指定の項目(プロフィールやガクチカ)を入力しておくことで、企業側は興味を持った学生に対し、スカウトメッセージを送ることができます。

 

これは、大手新卒求人サイトにもある機能ですが、「あさがくナビ」は、東京商工リサーチの調査で「スカウト型就職サイト【会員数No.1】」を獲得しました。

このことからも、多くの学生や企業に指示されていることが分かりますね。

 

そのほかに注目すべき点といえば、合同説明会。

大手サイトの合同説明会では、多くの学生が参加しますが、その他の新卒求人サイトの合同説明会では多すぎず、評判が高いことが多いです。

 

これは、首都圏に限らずさほど人口の多くない地域でも開催することで、人数を分散できていることが要因のようです。

採用担当者様にとっても、学生1人1人をしっかり見極め、早期から優秀な人材にアプローチできる貴重な機会になりますから、メリットですよね。

 

デメリット

大手企業を志望している学生のほとんどが、大手新卒サイトに登録しているのが現状です。

中には、「マイナビ新卒」と「リクナビ新卒」の2サイトしか登録していないという学生も。

 

求人サイトに登録すると、たくさんのメールが届くので、それを煩わしいと感じて大手のサイトに限定する就活生もいるんですよね。

大手サイトと併用して掲載する場合は問題ありませんが、大手サイトに掲載せず、その他の求人サイトのみの掲載に絞ると、人材の獲得機会を失う可能性があります。

 

単純に、とにかく多くの学生に知ってもらいたいという場合は、大手サイトの方が有効でしょう。

 

どちらにもメリット・デメリットはあるものの、どのように活用するかが重要ですね。

自社に適当なサイトを選択するためには、両側面を知っておくことが大事だよ!

その他新卒求人サイトの特徴

f:id:haru_na2020:20220226172046j:plain

 

大手新卒求人サイト、その他新卒求人サイトの大まかなメリット・デメリットを理解したところで、マイナビ以外の新卒求人サイトの特徴に特化して、共有していきますね。

繰り返しになりますが、サイト選びは「自社のニーズを最大限に反映できること」が重要なポイントです。

 

なぜなら、それがマッチングにも大きく影響するから。

せっかくコストを費やして、採用した学生も3年で3割が退社してしまうといわれています。

 

少しでもそういったミスマッチが起こらないように、自社のニーズを再度整理したうえで特徴をとらえてみてくださいね!

 

【新卒主要サイト】

  • リクナビ新卒
  • あさがくナビ
  • キャリタス就活
  • 就活ナビ

 

リクナビ新卒

 

株式会社リクルートが運営するリクナビ新卒。

マイナビと並び業界トップの会員数・掲載企業数を誇るサイトなのは、みなさんご存じのとおり。

 

22年卒向けサイトでは、掲載企業数10,830社、登録者数は703,861人でした。

この登録者数は就活生の80%が利用している計算です。

 

会員を文理別に見ると、文系はリクナビが71%でマイナビが73%、理系についてはリクナビ、マイナビともに69%となっています。(2020年卒HR総研調査)

さほど変わりはありませんが、マイナビと比較すると若干リクナビのほうが理系学生が多いようです。

 

リクナビ新卒は、就活生の80%がリクナビを利用しているといわれるほど、定番のナビサイトです。

そのため、就活生の膨大な就活データを蓄積しています

 

そのデータをもとに、適職を診断するツールなども提供していますので、マイナビ同様に「就活のとっかかり」として利用されるケースも多いようです。

リクナビ新卒の特徴はその会員数の多さから多くの学生に知ってもらえる点、また圧倒的な情報量に基づいて、適切なプランニング、アドバイスをしてくれるので、新卒採用に不慣れな採用担当者様にとっても非常に心強い存在です。

 

また、マイナビ同様、全国各地で大規模な合同企業説明会が開催される点も特徴のひとつです。

多くの学生が参加しますので、まずは自社を知ってもらいたいという企業にとっては非常に魅力的な機会です。

 

近年では新型コロナウイルスの影響もあり、イベントのオンライン化が進んでいますので、対面での会話などは出来ないものの、逆にこれまで参加の難しかった地域の学生にもアピールできます。

 

ちなみに、リクナビ新卒についての情報については、「【リクナビ新卒の掲載料は?】どんな企業が利用すべきか解説!」でさらに詳しく紹介していますので、掲載料や特徴が気になる採用担当者様はぜひこちらもチェックしてみてくださいね!

 

あさがくナビ

 

株式会社学情が運営するあさがくナビ。

2020年時点での登録者数は402,508人、掲載企業数は2,320社でした。
あさがくナビは、中小・ベンチャー企業の求人が強みのスカウト型の新卒採用サイトです。

 

就活生はサイト内のプロフィールに登録することで、企業からのスカウトを受けることが可能。

また、人工知能(AI)を使った独自のマッチングシステムにより、就活生の企業選びをサポート。

 

サイトを利用していない時間でも、そのAIや企業がスカウトを送れる機能があります。

ただランダムに送信されるスカウトとは異なり、マッチング率の高い学生を選定して送るので、採用担当者様にとっても効率的に採用活動を進めることができるツールになるのではないでしょうか。

 

他にも、一括エントリーを廃止しているため、個別エントリー率が100%である点や、実際に早期退職してしまった社会人による特別企画を「あさがくナビの就職博」で開催している点からも、企業と学生マッチングに重点をおいていることが、よくうかがえます。

 

マッチング率を高めて密度の濃い母集団形成を実現したいと考えている採用担当者様にとっては、ピッタリではないでしょうか。

 

キャリタス就活

 

株式会社ディスコが運営するキャリタス就活。

就活生目線に立って考えられた独自のコンテンツが特徴で、会員登録数は約450,000人、掲載企業数は17,000社と、学生・企業ともに多くの支持を集めるサイトに成長しています。

 

キャリタス就活では、求人票配信システム「キャリタスUC」というコンテンツがあります。

これは、企業が求人票やインターンシップ情報を学校に配信し、学校が学生に公開するオンラインの求人票配信システムです。

 

企業側は、学校を絞り込んで求人配信をすることで、確度の高い採用活動を実現することが可能。

マッチング率も高まることが期待できますよね!

 

さらに、キャリタス就活独自の機能として「気になる」があります。

「気になる」機能は企業、学生の両者が利用することができ、企業は自社求人の認知拡大や接点の創出に利用できます。

 

また、この機能の最大の特徴が「学生と接点を創出することができる点」なので、学生からの認知度が高くない業界や企業が効率的に採用活動を進めるのには、非常に有効なツールですよね。

他にも、他サイトと同様に「直接会って話そう」をコンセプトに、国内30都市にて年間250回開催される合同説明会「キャリタス就活フォーラム」には、毎年約24万人が来場します。

 

年間を通して全国でイベントを開催しているので、就職活動期間の後半になっても、企業側は新規エントリーが期待できます。

 

就活ナビ

 

株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソースが運営する就活ナビ。

日本のビジネス雑誌の中でもトップクラスの「週刊ダイヤモンド」を発行しているダイヤモンドが母体の会社です。

 

そのため、ダイヤモンド就活ナビに掲載されている就活情報は信頼性が高いと定評があります。

コンテンツの特徴としては、とにかく検索機能が非常に優れています。


検索条件を細かく設定でき、ピンポイントで検索することができます。

業種や企業名を検索条件とするものが一般的ですが、「勤務地・株式公開・エントリー方法」に加えて「企業の説明会情報・就活イベント情報・業界有名人情報」などでの検索も可能です。

 

加えて、検索条件で都道府県別に指定できるので、U・Iターン就活がしやすいという評判があり、地方での就職を希望している方をターゲット層とする企業には向いているのではないでしょうか。

他サイト同様、全国各地・オンラインでの会社説明会の開催や、地域密着型のツイッターアカウントによる情報の発信、地方就活生同士の交流会開催なども用意されています。

 

「都会に進学したが、社会人になったら両親や旧友のいる地元に帰って仕事がしたい」という就活生はたくさんいます。

地方採用で人材獲得に苦慮している企業にとっては、うまく活用することでより効率的な採用活動を進めることができますよね。

 

新卒サイトも独自の特徴や機能があって迷っちゃいますよね。

採用担当者様も自社のニーズを整理して、最もマッチするサイトに掲載することが、優秀な人材の獲得に繋がるポイントだよ!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

私はこれまで5年間に渡って、新卒人材領域に特化した情報発信を続けてきたので、採用や就活生のニーズに関する知見があると自負しています。

 

そんな私が知る"大手新卒求人サイトマイナビの掲載料やその他主要サイトの特徴"を全てこの記事にまとめました。

 

採用市場のかたちも大きく様変わりし、多くの媒体が存在する中で、自社にあったものを選ぶのは一苦労ですよね。

最適な選択をするためにも、まずはそれぞれの媒体が持つ、強みや特徴をよく理解し、自社のニーズを最大限に反映できるものを見つけてくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、「【無料で求人広告を掲載できるサイト20選】採用担当者向けに解説!」も読んでみてください。

採用活動をコスパ良く行う上で参考になるかと思います。

 

今回の記事が貴社にとって、採用を加速させる情報源になれば嬉しい限りです。

私が経営する株式会社L100では、特に新卒採用に特化して採用支援をおこなっているので、何でもご相談ください。(相談はこちらから)

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • マイナビの新卒求人広告掲載料は1シーズン80万円~である。
  • 料金体系は「基本パッケージ」「プレミアパッケージ」「バリュープラン」があり、各種オプションをつけることも可能。
  • マイナビは、業界トップの会員数、大手企業だけでなく中堅・中小企業まで幅広く網羅している。
  • 地方企業やインターンシップから継続して広告を掲載したい企業にはマイナビがおすすめ。