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【就活で嘘の資格を書くのは絶対NG】その理由とリスクを解説!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

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※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1500以上の就活マンです。

 

以前、就活生からこんな質問を頂きました。

「資格がないのですが、嘘をついてでも書くべきでしょうか?」

 

就活において嘘をつこうとする人は実際多いですよね。

僕もすべての企業に第一志望ですと答えていました。

(心の中ではすべて第一志望だったのでw)

 

しかし資格に関して嘘をつくことは絶対におすすめしません!

本日の記事ではそんな資格について嘘をついてしまうことによるデメリットを紹介していこうと思います。

 

資格を持っていないので、就活のときは持っていると嘘をついたほうがいいのかなと思ってしまいます…。

就活で資格の嘘をつくのはリスクが大きすぎるから絶対にNGだよ!そもそも就活で資格があるかどうかって選考に大きく影響しないんだ。嘘をつくデメリットも紹介するからぜひ最後まで読んでね。

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就活で資格について嘘をつくデメリット

 

就活にて資格に関する嘘をつくことのデメリットを話していきます。

資格に関する嘘はデメリットしかないので、しっかりと理解してくださいね。

 

【就活で資格の嘘をつくデメリット】

  • 企業に「退職させる口実」を与えてしまう
  • 技能に直接関する資格の嘘は問題化する
  • 転職しづらくなる

 

デメリット① 企業に「退職させる口実」を与えてしまう

 

正直、資格に関する嘘はバレにくいと思います。

「色彩検定持っていますよ!」と嘘をついたとこで、企業はそれを確かめることはしないですからね。

 

しかし資格について嘘をついていると、バレた時に企業はあなたを退職させる口実ができてしまいます。

日本はクビにすることのハードルが非常に高い国です。

だからこそ、企業としては“使えない人材”を採用してしまった時のダメージが大きいんですよね。

 

大企業において優秀な人も、使えない人も同じぐらいの給料である理由はここにあります。

つまり優秀な人が稼いだ利益を、使えない人に補填しているイメージですね。

 

もしあなたが使えない人材であった場合、資格に関する嘘がバレたらそれを口実にして企業はクビにすることができます。

よって将来的に何かのタイミングで資格に関する嘘がバレて、クビにされないためにも就活で資格に関する嘘をつくことはやめましょう。

 

デメリット② 技能に直接関わる資格の嘘は問題化する

 

技能に直接関わる資格を持っているという嘘は、問題化して取り返しのつかないことになってしまいます。

たとえば転職者の場合、「システムエンジニア歴1年」など経歴を偽ることも、企業側からクビにされるリスクがあります。

 

他にも「食品衛生管理者」や「FP(ファイナンシャルプランナー)」など、技能に直接関わるような資格は、嘘がバレやすいでしょう。

「あっ、◯◯さんって食品衛生管理者の資格持っているんだよね?◯◯工場の責任者として名前を貸して...」

みたいになった場合に、もうどうしようもなくなってしまいますからね!

 

デメリット③ 転職しづらくなる

 

資格に関しての嘘が一番まずいのが、転職に響くということです。

企業は転職者を採用する際に、「なぜ前職を辞めたのか?」という点を非常に気にします。

 

そこで調査した結果、「資格に関する嘘がバレてクビになった」とわかれば、優秀な人材じゃなかったからこそクビになったと簡単に分かりますよね。

 

さらに企業は業界内の繋がりが強いことが多いです。

よって「◯◯さんは資格の嘘でクビになったんだよ」ということが、簡単に業界内の別企業にバレてしまいます。

転職にも影響が出る可能性があるので、将来を考えてもデメリットしかないことが分かりますよね!

 

転職にも影響が出るのは、最悪だよね。

就活で資格について嘘をつくメリットは少ない

 

就活で資格について嘘をつくデメリットをお伝えしました。

逆にいうと、資格について嘘をつくメリットってほぼ無いんですよね。

以前、ツイッターではこう発信しました。

 

 

つまり、資格を持っていることでその資格に自信を持ちすぎて努力を怠る人も多い。

よって、場合によっては足手まといにさえなりえるということです。 

 

冒頭で僕は、すべての企業に「第一志望です」と答えていたと話しましたよね。

メリットが大きいからこそ、第一志望と答えていました。

 

なぜなら企業は新卒採用において「志望度の高さ」と「適性の高さ」を重要視しているからです。

第一志望と答えることで、「志望度の高さ」を抜群にアピールすることができます。

 

よって、「就活で嘘をついたほうがいいかな?」と考えている人は、その嘘をつくことでのメリット・デメリットを一度しっかり考えてみてください。

 

そもそも就活で資格はいらない

 

資格の嘘をつこうと考えている人は、「この資格があります!」と嘘をつくことで選考が有利になると考えていると思います。

しかし実際のところ、資格1つで選考結果が大きく変わることはほぼありません。

 

そもそも、就活において資格がなくても何の問題もないのです。

理由は以下の2つ。

 

【就活で資格はいらない理由】

  • 資格を持っていても直接仕事には繋がらないから
  • 必要な資格は入社後に取ればいいから

 

専門職でないかぎり、資格を持っていても直接的に仕事につながることはほとんどありません。

資格をとったことで、特定の仕事について知識があることの証明にはなるでしょう。

 

しかし、会社に入れば知識もスキルも持った先輩たちが多くいます。

よって、資格を持っていたとしても、入社後にすぐに仕事や利益につながることはほぼ無いのです。

 

また、職種によっては資格が必要な場合もありますよね。

しかし、本当に必要な資格であれば、会社が入社後に資格取得の期間を与えてくれます。

なので、必ずしも在学中に取得しておく必要はないのです。

 

内定獲得には「資格」よりも「持ち駒の確保」が重要!

就活で資格の嘘をつこうと考えている人は、それだけ内定獲得したい気持ちが強いはずです。

であれば、リスクの高い資格の嘘をつくことを考えるよりも、「持ち駒の確保」に力を入れるのがおすすめです!

持ち駒というのは、エントリーしている企業の数ですね。

 

持ち駒が少ないと、1社選考に落ちるたびに余裕がなくなってしまいます。

しかし、持ち駒を確保できていれば、1社の選考に左右されず心に余裕を持てるんですよね。

 

また、シンプルに持ち駒を増やしたほうが内定獲得率が上がるというメリットもあります。

5社だけしか受けない人と50社受ける人では、後者のほうが内定をもらえる確率が高いことは想像できますよね。

 

心に余裕をもって選考に臨むためにも、「持ち駒の確保」は就活においてめちゃくちゃ重要なのです。

そして持ち駒を増やすのには、逆求人サイトや就活エージェントといったサイトを活用するのがベスト。

 

僕はこれまで200以上のサイトを分析してきました。

その中でも、とくに「Offerbox(オファーボックス) 」と「ミーツカンパニー就活サポート」は利用必須です!

 

上記2サイトを使うことで、企業からのスカウトやエージェントからの紹介で、効率的に持ち駒を増やせます。

また、あなたの特性をわかったうえで企業との接点がもてるので、相性が良い企業と出会える可能性も高い。

 

内定獲得率を高めたい人は、資格の嘘をつくよりも、就活サイトを活用して持ち駒を増やすほうが安全に内定へ近づけますよ!

 

 

なお、以下の記事で僕がいま就活生だったら絶対に使うサイトをまとめています。

厳選した6サイトだけを紹介しているので、自分に合った企業の内定をゲットしたい人は必ず読んでくださいね!

 

 

TOEICなどの語学資格はなくても切り抜けられる

 

就活前にTOEICなどの語学資格を取ろうとする人は多いですよね。

もちろんTOEICで高得点を持っている人は素晴らしいと思います。

僕なんてTOEICは350点ですからね。

 

しかし必要以上にTOEICに固執していると本質を見失います。

その本質とは何かというと、次の3点です。

 

  • 外資系に就職するのであればTOEICは有効
  • 日本企業でグローバル展開をしている企業は少ない
  • 日本企業で海外展開に携われるのは上層エリートのみ

 

外資系企業に入社するのであれば、TOEICをアピールすることは非常に有効です。

しかし、日本企業に入社を志望している場合は要注意だということです。

 

そもそもグローバル展開をしている企業は少ないですし、その中でも海外事業に携われるのは上層のエリートの場合がほとんど。

入社してすぐに海外事業に携わりたいなら、外資系に入社した方が良いですね。

 

TOEICの資格が必要なのは楽天ぐらい

日本企業でTOEICの高得点が必須な企業は、楽天ぐらいでしょう。

実は僕は楽天の選考を受けていたのですが、入社前にTOEIC800点が必要なことを面倒に思い選考を辞退しました。

 

楽天は社内のグローバル化を進めているので特殊な例ですが、ほとんどの日本企業でTOEICを必須としている企業はあまり聞きません。

 

TOEICがなくても「入社後に努力します」でOK

 

外資系企業ふくめ、英語が必要な企業では「入社してから必死に努力します!」と言えばなんとかなります。

これはまさに企業が新卒を「種」だと考えているからです。

可能性の種ですね。

 

企業は、中途採用(転職者)と比べて新卒には即戦力を求めていません。

だからこそ入社後の努力をアピールすれば良いのです。

これこそが僕が資格が全く必要ないと言う理由です。

 

どんな勉強もそうですが、必要になったタイミングで勉強するのが一番身になります。

僕は大学の時から独立や起業に関しての勉強をしていました。

 

しかし実際にサラリーマンを辞めて、いざ個人事業主になったタイミングで勉強し直すと吸収するスピードが半端じゃないほどに高まっていたんですよね。

つまりインプットとアウトプットを同時にできる環境が最強だということです。

 

英語力がなくても必要になったら都度身につければいいだけ!自分は必要になったタイミングでめちゃくちゃ努力できる人間だとアピールできれば問題ないんだよね!...それを知らない人が多すぎる。

【補足】解雇が認められる重大な経歴詐称

 

資格の他にも「学歴詐称」も企業が解雇する口実となります。

またもう一つ注意が必要なことが「健康状態」に関する虚偽です。

 

あなたが「この持病は言わなくても問題がないだろう」と思っても、企業が「持病があることを知っていたら採用しなかった」と言ってしまえば退職させる理由となります。

 

隠し事は極力しないように、正々堂々と就活することが重要です。

持病が原因で不採用となることも、もちろんあります。

そこは企業の価値観です。

 

しかし、それを知った上で受け入れてくれる企業に入社しましょう。

そのために就活を頑張るんです!!

 

資格について嘘をつくぐらいなら早期内定を取ろう

 

「資格について嘘をつこうかな!」と考えている人は、そもそも就活を成功させたいがゆえにそんな発想になってしまっていますよね。

そこで就活を成功させるための『代案』を提示させていただきます。

 

それは、「早期内定の獲得」です。 

早期内定とは文字とおり、早い時期の内定です。

なぜ早期内定が重要かと言うと「余裕」が手に入るからです。

 

内定がないことに悩んでいる就活生は面接で焦りや緊張が出すぎてしまい、暗いオーラが出てしまいがちなんですよね。

面接官は新卒を採用するときに、「可能性」を重要視します。

この可能性とは将来活躍して、利益を上げる可能性ですね。

 

内定がない状態がずっと続くと、自信がないオーラが出てしまいます。

すると面接官はその人に「可能性」を感じません。

 

僕が22社の内定を獲得できた理由は、実はここにあるんです。

大学4年の5月までに、僕は8社の内定を持っていました。

だからこそ、すべての面接に対して「別に落ちてもいいや」という余裕がありました。

 

そして余裕がでると面接官は「優秀そうな学生だ」と勘違いしてくれます。

だから選考はどんどん通過。

完全にポジティブなスパイラルに入ります。

 

これこそが「早期内定」の重要性です。

早期内定を獲得する方法については、以下の記事でくわしくまとめています。

早期内定を出す企業例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

 

 

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

資格についての嘘は絶対につかない方がいいです。

 

デメリットの多い行動を取るのであれば、別のところにその知恵を活かしましょう。

本質的な思考こそが就活を有利に運びますからね! 

 

ちなみに、この記事と合わせて「【不利になる?】資格なしの就活生がやるべき対策を共有! 」も読んでみてください。

資格がない就活生向けに、履歴書・エントリーシートの書き方も解説しています。

資格なしでも問題ない理由について、この記事より詳しくまとめているのでぜひ読んでみてください。

 

では最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょう。

 

【本記事の要点まとめ】

  • 就活で資格について嘘をつくと、退職させる口実にされてしまったり転職しづらいなどリスクが大きい。
  • そもそも就活で資格の影響は大きくないので、持っていなくても問題ない。
  • TOEICなどの語学資格や仕事に必要な資格は、入社後に取得する熱意を伝えればOK。
  • 資格だけでなく「学歴」や「健康状態」について嘘をつくのも絶対にNG。