就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は「Web面接を受ける際の背景」について解説していきます。
新型コロナウイルスの影響で、就活におけるWeb面接は必須事項となりました。
ただ、これまで経験する機会がなかったからこそ、悩む就活生も多いんですよね。
対面の面接であれば、背景を気にする必要もありませんでしたから。
ただ、新しい形だからこそ情報も少なく、他の就活生と差別化しやすいのも事実。
たかが背景と思いがちですが、これだけでも与える印象を大きく変えることができます。
この記事では、そんなWeb面接の背景のポイントやカーテン・バーチャル背景を使うときの注意点などを共有していきますよ!
- 評価されるWeb面接の背景【ポイント3選】
- Web面接の背景をカーテンにするのは?
- Web面接の背景は印象に大きく影響する
- Web面接でバーチャル背景を使用するのはおすすめしない
- Web面接は事前に慣れておくことが重要!
- 本記事の要点まとめ
評価されるWeb面接の背景【ポイント3選】
ではさっそく、具体的なWeb面接時の背景の整え方をみていきましょう。
【評価されるWeb面接の背景のポイント】
- 基本は白い壁がベスト
- ベッドやクローゼットは白い布で隠す
- 映る範囲を事前に把握しておく
ちなみに、Web面接の対策と並行して「エントリー数の確保」も進めておきましょう!
いくらWeb面接に向けた準備を行なっていても、そもそもエントリー数が少なければ意味がありません。
Web面接まで進み、内定を獲得できる確率を高めるためにも、まずは母数となるエントリー企業数を増やすことが大事なのです!
僕がいま就活生なら、逆求人サイトを活用して効率よくエントリー数を確保します。
中でも「キミスカ」は、スカウトが3種類に分かれているので企業の本気度を見極めやすいのがメリット。
「ゴールド」と「シルバー」のみを狙って、効率よく自分に合う企業を見つけてくださいね。
また、僕の会社で運営している「ホワイト企業ナビ」は、条件を満たしたホワイト企業からしかスカウトが届かないので、こちらもぜひ併用してください!
ポイント① 基本は白い壁がベスト
Web面接の背景は、基本的に白い壁にするのがベストです!
白い色は清潔感を演出してくれます。
対面でも同じですが、面接において清潔感は重要ですよね。
たとえば、黒やピンクなど派手な壁紙のままWeb面接を受けてしまうと、清潔感とは程遠い。
視覚的に背景の色の方が目につきやすいため、話の内容に集中してもらえません。
白の壁がないという時には、目立ちすぎないベージュや薄いグレーなどの壁を選ぶと良いでしょう。
また、自宅でWeb面接を受ける場合は、壁にポスターを貼っていたりDIYで物を飾っていたりする人もいるかもしれません。
しかし、背景に何かものがあるだけで余計な情報が頭に入ってくることになるため、面接官の意識が逸れてしまう可能性も…。
あなただけに集中してもらうためにも、無駄な装飾は取り除いておきましょう。
ポイント② ベッドやクローゼットは白い布で隠す
間取りや家具の配置次第では、どうしても背景にベッドやクローゼット、ドアなどが映り込んでしまうこともありますよね。
そんなときは、白い布で隠してWeb面接を受けるのがおすすめです。
家具が映り込んでも問題はないのですが、前段でもお伝えしたようにできるだけ無駄な装飾は省いた方が良い。
また、白い布をつけることで光を反射して顔色を明るく見せてくれる効果も期待できます!
(写真撮影で使われるレフ板みたいなイメージだね!)
ポイント③ 映る範囲を事前に把握しておく
最後のポイントは「映る範囲」についてです。
これ、意外と多くの就活生が見落としがちなポイントなんですよね。
背景を決めたら、必ず自分のパソコンやスマホのカメラが映す範囲を確認しておいてください。
せっかく白い壁を選んだのに、その横にある家具まで映していたら台無しですよね。
「こんぐらい壁があるから大丈夫だろう」という考え方は危険です。
思ったよりも広角にカメラは映すので、必ず事前確認を徹底してください!
無駄な物は取り除いて、面接官にはあなた自身に集中してもらうことが重要だね!
Web面接の背景をカーテンにするのは?
Web面接の背景をカーテンにしてもいいのか、気になりますよね。
結論、カーテンでも全く問題ありません!
「家具が映ってしまうから位置的にも窓を背景にするしかない」という人も、そのままではなくカーテンを閉めて背景にすると良いですよ!
カーテンの色は白か淡い色を選ぶ
Web面接の背景に使う場合は「白」もしくは「淡い色」のカーテンを選ぶようにしましょう。
カーテンは部屋の雰囲気に合わせて選んでいる人が多いと思います。
中には、デザインが入っていたり赤や黄色の派手な色もありますよね。
しかし、デザインが入っていたり主張が強い色のカーテンを選んでしまうと、面接官の意識を逸らす要因になってしまいます。
Web面接でカーテンを背景にする場合は、できるだけ装飾の少ないシンプルなデザイン・カラーを選んでみてくださいね!
Web面接でカーテンを背景にするときの注意点
カーテンをWeb面接のとき背景として使う場合には、以下の2点に注意しましょう。
【Web面接でカーテンを背景にするときの注意点】
- カーテンに汚れがついていないか
- 逆光になっていないか
カーテンに汚れがついていないか
まずカーテンに汚れがついていないかチェックしておきましょう!
毎日生活している場所なので、気づかなくても意外と汚れていたりすることもあります。
とくに白いカーテンの場合は、汚れがついているとかなり目立つ。
清潔感を出すために白いカーテンを用意しても、それが汚れていると逆に不衛生な印象を与えてしまいます。
Web面接を受ける前には、必ずカーテンに汚れがついていないかを確認しておきましょう!
逆光になっていないか
気付きにくいのが、逆光になっていないかということ。
カーテンの生地が薄く、外の光が強く入ってきて逆光になってしまうと、あなた自身がはっきり見えなくなってしまいます。
(白いカーテンだと光が入ってきやすい薄い生地のものも多いからね!)
背景が明るくても、自分自身が暗く映ってしまっては意味がありませんよね。
面接官にも表情などが伝わりづらくなってしまいます。
そうならないためにも、事前に面接を受けるのと同じ時間帯に、パソコンのカメラにどう映るのか・逆光にならないかを確認しておきましょう。
また、カーテンの隙間から光が漏れて反射しないかも一緒にチェックしておくと良いですよ!
カーテンはカーテンでも、Web面接に使えるシンプルなデザインを選んでね!
Web面接の背景は印象に大きく影響する
Web面接で画面に映る背景は、あなたの第一印象に大きく影響します。
対面であれば、立ち振る舞いや雰囲気も面接官に伝わりますが、Web面接では画面上の印象が全て。
人のイメージは第一印象で決まってしまうと聞いたことはありませんか?
人が人の印象を判断するとき、「視覚・聴覚・言語」の3つの要素が影響するとされています。
心理学ではメラビアンの法則と呼ばれるもので、具体的には「言語情報7%・聴覚情報38%・視覚情報55%」と言われています。
視覚から得る情報が、相手の印象を判断する大きな要素になるのです。
つまり、言葉でどれだけ企業への熱意を語ったり素晴らしいガクチカを話しても、背景や見た目が整っていなければ意味がないということ。
ただ、もちろん言語・聴覚情報=面接で話す内容や話し方がしっかりできているのが前提です。
面接官により良い印象を与え、話す内容を正確に伝えられるように視覚情報を整える必要があることを覚えておいてくださいね!
そして、Web面接における「背景」は画面の中でも多くの面積を占めるので、全体的な印象を左右する重要なポイントだと考えておきましょう。
視覚情報の影響ってかなり大きいんですね!
対面とは違って雰囲気もわからないからこそ、Web面接ではより視覚要素を整えることが重要なんだ。そのために服装や髪型だけじゃなく、背景まできちんと準備する必要があるんだよ!
Web面接でバーチャル背景を使用するのはおすすめしない
Web面接において、バーチャル背景を使うべきなのか。
僕の意見としては「バーチャル背景はおすすめしない」ですね。
たしかに、バーチャル背景を使用すれば部屋を片付けたり、ベッドやドアの位置を気にする必要がないので便利ですよね。
しかし、バーチャル背景を設定していると、「部屋を見せたくないんだな」「片付ける手間さえ省きたいのかな」と面接官に思われてしまいかねません。
また、バーチャル背景は不具合が起きてしまうこともよくあります。
画面がぼやけてしまったり、背景画像が顔や服にまで反映されてしまうなど。
そんな不具合が起きてしまっては、面接官も気になって集中できません。
マイナスな印象やトラブルを防ぐためにも、できるだけバーチャル背景は使用しない方がよいでしょう。
どうしても背景画像を使いたいなら白
どうしても背景にバーチャル画像を使いたいなら、「白」で「無地」のものを選びましょう!
友達とのオンライン飲み会で使うような、派手な柄やパーティっぽいデザインの画像は避けてくださいね。
また、Web面接でおすすめのバーチャル背景として、会議室や綺麗な部屋の画像などが出てくることもあります。
しかし、無駄な視覚情報を減らすためにも、基本的には白で無地の背景画像を選ぶ方がおすすめです!
開始前に一言伝える
Web面接でバーチャル背景を使うときは、開始前に自分から背景について一言添えるのがおすすめです。
「バーチャル背景で失礼します」と先に一言伝えておくだけで、面接官の印象は変わります。
可能であれば、なぜバーチャル背景を使っているのか理由も話せると、「そういうことならしょうがないね」と納得もしてもらいやすいです。
何も言わずにバーチャル背景を使っていると、不具合が起きたときにも気まずいですが、はじめに一言伝えておくだけで対応しやすくなるでしょう。
背景ぼかし機能は控えた方がいい
zoomやSkypeには、背景ぼかし機能がついていますが、使用するのはおすすめしません。
バーチャル背景と同じで、「部屋を片付ける気もない」と思われてしまうから。
また、ぼかし機能を使っていても、なんとなく物のシルエットはわかってしまいます。
そこで散らかっていることが伝わってしまうと、清潔感がない印象も与えてしまいますよね。
Web面接を受ける前に片付けさえしない人と思われてしまうと、入社しても面倒なことはやらなそうだと思われてしまう可能性も。
そうならないためにも、背景のぼかし機能を使うのではなく「片付ける」もしくは「カーテンや白い布」で対応するようにしましょう。
変にWeb上の設定で対策するより、実際の背景を整えた方が良いってことですね!
その通り。片付けるのが面倒くさいという理由でバーチャル背景やぼかし機能を使うのは絶対にやめておこう!
Web面接は事前に慣れておくことが重要!
Web面接においての背景の重要性と、整えるポイントをお伝えしてきました。
ただ、それでも慣れないWeb面接に不安を感じる人も多いですよね。
そこで僕がおすすめしているのが「事前に実際にWeb面接を経験しておくこと」です。
どれだけ念入りに準備をしていても、自分が画面越しにどう見えるかは確認できませんよね。
そこで、他の人にみてもらうことが重要になってきます。
ここで大切なのは、すでにあなたの印象が固まっている家族や友人ではない第三者にみてもらうこと。
具体的な方法としては、以下の3つですね。
【Web面接での印象を他人に見てもらう方法】
- 逆求人型サイトを利用して人事担当者と繋がる
- 就活エージェントを利用する
- OB訪問を利用する
方法① 逆求人型サイトを利用して人事担当者と繋がる
僕が最もおすすめするのが「逆求人型サイトの利用」ですね。
逆求人型サイトとは、プロフィールを入力するだけで企業側からオファーがもらえるサービスのこと。
オファーをもらえればチャットを通してやり取りができ、今ではWebによる面談なども行われています。
そこで現役の人事担当者に事前確認を行うという方法です。
相手は現役人事なので、これほど適任の相手はいないですよね!
もしそれが選考であれば、本番さながらの緊張感を持ったWeb面接対策にもなりますよ。
これまで200以上のサイトを見てきた僕がおすすめの逆求人サイトは、「キミスカ」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
まだ利用したことがない人は、この機会に登録してみてくださいね。
方法② 就活エージェントを利用する
次におすすめの方法が「就活エージェントを利用すること」です。
現在は、エージェントとの面談自体がWebになっているサービスも多い。
そのため、就活の相談だけではなく画面越しの印象や、それをふまえた上でのWeb面接のアドバイスをもらえるでしょう。
就活エージェントは、企業ごとの面接のポイントも教えてくれるので、面接官に良い印象を与えるための具体的な対策を立てやすくなりますよ!
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
方法➂ OB訪問を利用する
次におすすめなのが、OB訪問を利用すること。
OB訪問も現在は、Webで行うことができるサービスも増えてきています。
もちろん、対面でもOKですがWeb面接について質問したい場合などはオンラインで行うのがおすすめ。
画面越しの印象も聞けば伝えてくれるでしょうし、実際の業務や社風についても知ることができます。
また、社会人と話す練習にもなるので、Web面接前に何度か行うことをおすすめします。
Web面接の環境を実際に作って確認してもらうことが重要なんですね!
間違いないね!どれだけ事前準備をしていても、実際にやってみないと分からない部分が多いからね。緊張感のある人を相手に経験することが重要なんだ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
Web面接における背景の重要性やポイントについて解説してきました。
Web面接は直接対峙してないからこそ、画面越しに見える印象が全てです。
そして、そんな印象を大きく左右する一つの要因が背景になります。
「そんな細かいこと面倒くさい」と思う人もいるかもしれません。
ただ、これだけノウハウが溢れた時代において、こういった細かなこだわりこそ就活における差別化を生むと僕は考えています!
就活を成功させるためにも、こういった細かな部分へのこだわりを大切にしてほしい。
僕自身、そういったこだわりの積み重ねが22社からの内定に繋がったので。
ぜひみなさんも意識してみてください!
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点まとめ】
- Web面接を導入している企業は急増しており、今後の就活でWeb面接対策は必須事項となっている。
- Web面接時の背景は、採用担当者に与える印象に大きく影響する。
- 基本的には白い壁を背景にするのが最もおすすめ。
- トラブル等の観点からも、バーチャル背景はおすすめしない。
- より評価されるためにも、逆求人型サイトや就活エージェントを利用して事前にWeb面接を経験しておくことが重要である。