MENU

【新卒向け】自己PRで協調性をアピールする書き方と例文!

20180401154528syukatuman-about

就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で5年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、複数内定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

» 就活マンとは?|運営者のプロフィールや立ち上げ経緯はこちら

20220609144604
20210428164338

ホワイト企業ナビ(23/24卒求人サイト)

→優良企業に特化した新卒向けの求人サイト。「残業時間・離職率・休日数」の3条件がすべて日本企業の平均よりも好条件である優良企業のみを掲載。※ただしまだ開始したばかりで掲載企業が少ない。



ミーツカンパニー(全国オンライン可)

→現状最もおすすめの就活エージェントの1つ。大手や穴場優良企業も多く紹介してもらえるのが最高。
※ただし担当者の質を初回面談で見極めることが超重要!

 

キミスカ(逆求人サイト)

オファーボックス(逆求人サイト)

→登録しておくだけで企業からスカウトが届く。自分の性格や価値観に合った企業とマッチングしやすい。
※利用する場合は必ずプロフィール入力に力を入れること。じゃないと利用しない方が良い。

20221005095101

 

こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

人と話すのが得意だったり、友達が多いという人は「協調性」を就活でアピールしたいと思いますよね?

特に自己PRで協調性をアピールしたいと思うはずです。

 

しかし協調性は、意外と抽象的な能力かつ、相手側が判断する能力でもある。

よって協調性を自己PRでアピールする時には注意が必要です。

 

そこで今回は、自己PRで協調性をアピールする方法を例文付きで徹底解説します!

「本当に協調性が長所なの?」と疑問に思われないよう、伝わりやすい自己PRの書き方とともに押さえていきましょう!

 

たしかに協調性は相手側が判断する能力なので、自分からアピールするとなると工夫が必要になりそうですね!

そうなんだよ。その工夫や注意点をこの記事では全部伝えていくから、ぜひ参考にしていってね!

新卒が自己PRで協調性をアピールする上でのポイント

最初に、新卒が自己PRで「協調性」をアピールする場合に大前提となるポイントを共有しますね。

先に結論から伝えると、自己PRで「協調性」という言葉をストレートに使うのはかなり難易度が高いです。

 

なぜ難易度が高いのかは、皆さんが企業研究をする時のことを考えると分かりやすいと思います。

企業研究をしていて、ある企業のホームページに「当社には将来性があります!ぜひ一緒に働きましょう!」とだけ書かれていたとしましょう。

 

皆さんはこれを見て「そうか、この企業には将来性があるのか、それならぜひ入社したい!」と思いますかね…?

おそらく大半の人は「将来性と言われても何だか漠然としているな…」「自社に将来性があるという根拠は一体どこにあるんだろう?」と疑問に感じるはず。

 

なぜそう感じるかと言うと、将来性という言葉が非常に抽象的で、自社の強みや長所を伝えるための具体性に欠けているからです。

就活生の自己PRも全く同じで、「協調性」という言葉は具体的ではありません。

 

そういうフワッとした言葉を自己PRで使うと、どこか胡散臭いというか、薄っぺらい印象を持たれやすい。

そこで、自己PRで協調性をアピールしたい場合に注意するべき3つのポイントをまとめました。

自己PRをアピールしたい場合は、次の点を必ず押さえておきましょう!

 

【新卒が自己PRで協調性をアピールする上でのポイント】
  1. 過度に協調性の高さを自分からアピールしないこと
  2. 協調性はもっと具体的な言葉に言い換えるべし
  3. 協調性が高いことで企業にどんなメリットを与えるか先に考えておく

 

①過度に協調性の高さを自分からアピールしないこと

 

協調性の高さをアピールしたいのであれば、むしろ自分から「私には協調性があります」と強調しないほうが無難です。

自分で自分のことを「協調性がある」と言ってしまうと、自己主張が強いと思われやすく逆に協調性に欠ける印象を与えてしまうという矛盾に陥りやすい。

 

「知ってました?私ってめちゃくちゃ謙虚なんですよ!」と自分から言うような人には謙虚さが感じられないように、発言と行動が一致していない印象を与えがちです。

そもそも、協調性が高いかどうかは客観的に判断してもらうべきこと。

 

例えば、グループディスカッションや集団面接の様子を見ていた採用担当者が「この人は他の就活生としっかり協力できていて、協調性が高いようだ」と判断することです。

自分から過度にアピールしてしまうと、「いやいや、その様子では協調性があるとは思えないけど」と思われてしまう恐れがある。

 

協調性が高いかどうかは、そもそも主観的に判断したり自分から強く主張したりするべきポイントではありません。

 

②協調性はもっと具体的な言葉に言い換えるべし

 

協調性という言葉が抽象的過ぎることも大きな問題なので、もし協調性をアピールしたいならもっと具体的な言葉に言い換えるべきですね。

別の言葉に言い換えるコツは、「なぜ協調性が高いのか?」を深掘りしていくことです。

 

協調性の高さとなって表れている長所がどこから来るのか、より根本的な自分自身の強みが見えてくるはず。

例えば、友達の輪に入れない様子のクラスメイトを見かけたら、自分から声をかけて趣味や休日の過ごし方など、相手が答えやすい質問をする中で徐々に打ち解けていく傾向があるとします。

 

たしかに「輪に入れるように配慮している」という協調性を発揮しているわけですが、より深掘りしていくと「相手の立場に立って考えられる」「人の長所を尊重できる」といった強みが根底にあることが分かる。

 

どちらも「協調性があります」と言うよりはずっと伝わりやすく、イメージしやすい自己PRのポイントとなるでしょう。

このように、協調性をアピールするならもっと具体的な言葉に言い換えられるように、協調性を生み出している強みや長所を探ってみましょう。

 

③協調性が高いことで企業にどんなメリットを与えるか先に考えておく

 

協調性が高いことをアピールするなら、その強みを持つ人材を企業が採用するメリットについて先に考えておきましょう。

ありがちなパターンとして、自己PRで「自分にはこんな強みがあります」「こういう長所があります」という一方的なアピールに終始してしまう人は割と多い。

 

では、なぜ企業は就活生に自己PRを求めるのか?

「その強み・長所は、うちの社員になったらどう活かせるのか?」を知りたいからですよね。

 

面接官が知りたいことを答えるのは面接の基本なので、自己PRでも「企業にとってどんなメリットがあるのか?」を常に考えることが重要。

ちなみに、社会人になってから求められる協調性は、学生に求められる協調性とは若干ニュアンスが異なります。

 

周囲の人と打ち解けられるようにコミュニケーションを取ったりすることは社会人になってからも重要ですが、何より「事業の目的を達成できるか」がポイントになる。

厳しいようですが、「周りの人とそれなりにうまくやっていける」というレベルでは協調性とは見なされないのが現実。

 

ここを履き違えてしまうと、企業から見て魅力的とは思えない「協調性」をアピールしてしまう恐れがあります。

こうしたズレを防ぐには、企業にとってどんなメリットがあるのか?を先に考えた上で自己PRを組み立てていくことが大事。

 

自分の中での強みを伝えるだけ伝えたような自己PRにならないように、必ず企業側の視点に立って考えましょう!

 

「協調性」という言葉が真っ先に浮かんだので、そのまま自己PRに使おうと思っていたところでした…。

危ないところだったね。自己PRと言うぐらいだから熱意を存分に伝えよう!と思うのは分かるけど、読み手にどう伝わるのかを想像しておくことも大事だよ。

新卒が自己PRで協調性をアピールする場合の書き方

 

新卒が自己PRで協調性をアピールする場合の具体的な書き方を共有していきます。

漠然とした印象を与えたり、「自分で言うなよ…」と思われたりすることのない書き方になっているので、次の5つのステップに沿って自己PRを組み立てましょう!

 

【新卒が自己PRで協調性をアピールする場合の書き方】
  1. 貢献できる能力を書く
  2. 具体的な貢献内容を書く
  3. 根拠となるエピソード(課題・行動・結果)を書く
  4. 自分の信条を書く
  5. 入社後の抱負を書く

 

ステップ① 貢献できる能力を書く

 

最初のステップは、企業に貢献できる能力を具体的に書くことです。

自己PRを書くときの鉄則として、結論ファーストにするのは基本中の基本。

「私は〇〇という能力で貴社に貢献します」という結論の部分を先に示しましょう。

 

結論から書かずに「私は大学にて〇〇部に所属しており…」と書き始める人がいますが、読み手は「この人は何が言いたいのだろう?」と感じるでしょう。

最初に貢献できる能力がバシッと書かれていれば「なるほど、この人はこの能力で貢献できるのか」と、言いたいことを理解してもらえますよね。

 

ここで重要なポイントとして、「私は持ち前の協調性で貴社に貢献します」のような書き方をしないこと。

協調性という言葉は非常に抽象的なので、「協調性で貢献するってどういう意味?」と思われがち。

 

必ず協調性の根本にある自分の強みや長所を深掘りして、それを「貢献できる能力」として最初に書くようにしましょう。

協調性を別の言葉に言い換えるとしたら何が一番しっくりくるのか、じっくりと深掘りしてみてくださいね!

 

【例文】

 

「私はどんな場面でもまず相手の話に耳を傾ける『傾聴力』で貴社に貢献します。」

 

単に「協調性で貢献します」と書いた場合と比べると、はるかに伝わりやすいと感じるはずです。

「どんな場面でもまず相手の話に耳を傾ける」という具体的な記述があるので、「傾聴力」がどういう能力なのかもイメージしやすい。

 

具体的な自己PRは印象にも残りやすいので、貢献できる能力を具体的に書くことは非常に大切です。

 

ステップ② 具体的な貢献内容を書く

 

次に、貢献できる能力によって具体的に何ができるのかを書いていきます。

ステップ①までだと「相手の立場に立って考える」という部分を伝えただけですよね。

この段階では、面接官の頭の中で「相手の立場に立って考えることが自社にとってどう役立つのか」がイメージできていません。

 

面接官は大量のエントリシートに目を通していて、同じような強みや長所を書いている人はいくらでもいるので、単に長所・強みを伝えただけでは埋もれてしまう。

ぶっちゃけ、面接官にとっては「傾聴力をアピールした応募者も大勢いたなあ」ぐらいの受け止め方です。

 

そこで、あなたの側から「相手に配慮できるとこういうメリットにつながりますよ、私を採用すると貴社にとってこんな得がありますよ」と教えてあげる必要がある。

入社後のイメージを面接官に想像してもらうのを期待するんじゃなく、こちらから働きかけてイメージしてもらうことは非常に重要なポイントです!

これらを文章に反映させると、次のようになりますね。

 

【例文】

 

「貴社で営業として働くとしたら、私が何を勧めたいかよりもお客様が何をお求めになっているかを注意深く聞いていく必要があると考えています。

お客様が話すことのニュアンスや背景をくみ取っていく傾聴力を発揮し、商談に繋がる重要なヒントを得ることで売上を作っていきたいです。」

 

このぐらい具体的に「こう活躍します!」と書くことができれば、入社後に活躍する姿を面接官がイメージしやすいでしょう。

実際の営業活動はもっと複雑ですが、営業の土台となる資質を備えている人物のようだ、という印象を強く持ってもらうことが大事。

 

具体的な貢献内容を書くことで、「他の応募者とは一味違うぞ」という良い意味での「異質さ」を感じ取ってもらいましょう。

 

ステップ③ 根拠となるエピソード(課題・行動・結果)を書く

 

ステップ②までで「私の能力は傾聴力」というポイントを伝えることができました。

ただし、あくまでも自分自身が主張していることなので、「本当にその能力が備わっているのか?」と疑問を持たれてしまうでしょう。

 

そこで、なぜその能力があると言えるのかを知ってもらうための「根拠」を示すことが大切。

根拠は具体的なエピソードを通じて伝えますが、エピソードが「課題・行動・結果」の3要素で構成されていることで説得力が増します。

 

 

では実際に「傾聴力」を示す根拠として、「サークルの渉外係として大学事務局と交渉した」というエピソードを示す場合を見ていきましょう。

まず明確にするべきことは「課題」です。

 

課題:私はサークルの渉外係として、活動補助金を増やして欲しいという部員の要求を大学事務局に伝える必要があった。

課題とは「なぜ?」にあたる部分です。

なぜ行動する必要があったのか分からないと、行動の目的が分かりませんからね。

 

次に、この課題を「どのように」解決したのかを伝える「行動」を書きましょう。

行動:事務局が活動補助金を増やせないと判断している理由をじっくり聞いたところ、学外活動が中心で学内での活動実績が少ないと思われていたことが分かった。そこで、学内のトレーニング室を日頃から活用している実績を提示した。

 

事務局に要望を一方的に伝えるのでなく、相手の立場に立って事情を把握しようと努めたことが分かります。

最後にこの行動によって、結果的にどうなったのかを伝えましょう。

 

結果:学内活動の実績が十分にあることが伝わり、希望する活動補助金を支給してもらうことができた。

一連のエピソードから、傾聴力によって課題が解決されたという構図を作ることができました。

 

これらを文章として示すことができれば、「たしかに傾聴力が優れている人だ」と納得してもらうことができるでしょう。

以上のエピソードを例文にまとめると、次のようになります。

 

【例文】

 

「具体的に傾聴力を発揮して貢献できた経験が大学時代にあります。

私はサークルの渉外係として、活動補助金を増やして欲しいという部員の要望を大学事務局へ伝える必要がありました。(課題)

そこで、大学事務局のスタッフに現状の活動補助金が妥当と判断している理由をじっくりと聞いたところ、学内での活動が少なく学外活動が中心になっていると思われていることが分かったのです。実際には学内のトレーニング室をよく利用しており、学内での活動時間もきちんと確保していることを実績として示しました。(行動)

その結果、学内活動の実績が十分にあることが伝わり、希望する活動補助金を支給してもらうことができました。(結果)」

 

ステップ④ 自分の信条を書く

 

ここからは、自己PRにいっそう磨きをかけるためのステップです。

ステップ③までの段階で、「よく書けているな」と感じてもらえる自己PRになっています。

 

書類選考でも「この応募者は見込みがありそうだ」と判断してもらえる可能性は十分にあるでしょう。

ただ、僕はさらに「自分の信条」を自己PRに必ず書くようにしていました。

僕は中堅大学の学生だったので、他の就活生よりも目立つ要素がなくては書類選考の通過率を上げることは難しいと感じていたからです。

 

自分の信条とは、「傾聴力」ならその能力に対する自分自身の思いや確信している効果のことです。

人は理屈や論理を頭で理解しますが、「この人が好きだ」とか「ぜひこの人と一緒に働きたい」とまで思ってもらうには「感情」を動かすことが非常に重要。

 

感情を動かすためには、熱意や強い信念が伝わるかどうかがポイントです。

僕がもし傾聴力を自己PRとして伝えるなら、次のような書き方をしますね。

 

【例文】

 

「私がこのように傾聴力を重視するのは、『信頼してもらうにはまず相手の話をよく聞くべきだ』という信条があるからです。」

 

この信条を加えることで、「自分の考え」を明確に伝えることができます。

自己PRが借り物の言葉じゃなく、自分の本心を書いていることが伝わるはず。

 

就活ではこの「自分の言葉で伝えていると分かる」ことが非常に大事で、人柄が伝わるのもこうした「自分の言葉」による部分が非常に大きいのです!

自分の能力に対してどんな信条を持っているのかをビシビシと伝えて、「なるほど!」と納得してもらいましょう!

 

ステップ⑤ 入社後の抱負を書く

 

いよいよ自己PRのまとめに当たる一文です!

「この能力を活かして必ず貢献します」という熱意を伝え、自己PRを締めくくりましょう。

 

入社後の抱負を書く時に徹底して欲しいのが、文末を「断定」にすること。

遠慮がちな人に多いパターンとして、文末が弱々しくなってしまうことが挙げられます。

 

「この能力を発揮して必ず貴社に貢献します」と言い切ればすっきりまとまりますが、「この能力を発揮することで貴社に貢献できるかと存じます」とすると急に頼りなくなってしまう。

 

すっきりと言い切っているほうが、「本当に貢献してくれそうだ!」と感じませんか?

企業が新卒に求めているのは、「若さ」や「勢い」という面もかなりあります。

 

本心では不安な部分があったとしても、自信満々で言い切ってしまう威勢の良さをアピールすることも大事ですよ!

文末は必ず断定にして、「必ず〜します」「〜をお約束します」と言い切ってくださいね!

 

5ステップを踏まえて完成した自己PR(良い例)

では、ここまでの5ステップで組み立ててきた例文を組み合わせて、完成した例文を確認してみましょう。

 

【効果的な自己PR文の例】

 

「①私はどんな場面でもまず相手の話に耳を傾ける『傾聴力』で貴社に貢献します。

②貴社で営業として働くとしたら、私が何を勧めたいかよりもお客様が何をお求めになっているかを注意深く聞いていく必要があると考えています。

お客様が話すことのニュアンスや背景をくみ取っていく傾聴力を発揮し、商談に繋がる重要なヒントを得ることで売上を作っていきたいです。

③具体的に傾聴力を発揮して貢献できた経験が大学時代にあります。

私はサークルの渉外係として、活動補助金を増やして欲しいという部員の要望を大学事務局へ伝える必要がありました。(課題)

そこで、大学事務局のスタッフに現状の活動補助金が妥当と判断している理由をじっくりと聞いたところ、学内での活動が少なく学外活動が中心になっていると思われていることが分かったのです。実際には学内のトレーニング室をよく利用しており、学内での活動時間もきちんと確保していることを実績として示しました。(行動)

その結果、学内活動の実績が十分にあることが伝わり、希望する活動補助金を支給してもらうことができました。(結果)

④私がこのように傾聴力を重視するのは、『信頼してもらうにはまず相手の話をよく聞くべきだ』という信条があるからです。

⑤貴社に入社した暁には傾聴力を発揮して売上に貢献し、結果を出し続けることを約束いたします。」

 

いかがでしょうか?

自己PRと聞くと自分の強みや長所を伝える項目のように思えますが、上記の例文では「企業にとってどんなメリットがあるか」「入社後にどんな活躍ができるか」まで踏み込んでいるので、面接官は入社後の姿をイメージしやすいと思います。

 

エピソードで根拠を示すだけでなく、自分なりの「信条」にも言及しているので、上辺の言葉ではないことが伝わるでしょう。

抱負・決意で締めくくることで、自己PR全体の信頼感や力強さが増していますよね。

人事や面接官もこの自己PRを読んだら同じことを感じるはず。

 

伝わらない自己PR(悪い例)

では、ここであえて「NGの自己PR」も紹介してみたいと思います。

共有してきた5ステップを踏まえて、なぜ下記の自己PRが良くないのかを考えてみてください。

 

【NGの自己PR文の例】

 

「私は大学のサークルで渉外係を担当しており、部員の要望を大学事務局に伝える役割を果たしています。

以前、サークルの活動補助金を増やして欲しいと部員から要望されたのですが、その際に事務局と的確に交渉して話をまとめ、希望通りの活動補助金をいただくことができました。

私はこうした協調性がとても大事だと思っており、貴社に入社後もきっとこの強みを生かせるのではないかと考えています。」

 

…おそらく、もう皆さんはどこが良くないのか、何を直すべきなのかが分かりますよね?

念のため、答え合わせをしておきます。

 

【NGの自己PR文の改善すべき点】

  • 結論ファーストで書かれていない
  • 貢献できる能力(協調性)が埋もれてしまっている
  • 貢献内容が漠然としていて、具体的にどう行動したのかが分からない
  • エピソードが課題・行動・結果の構成になっていない
  • 協調性という強みが抽象的でイメージしにくい
  • 能力に対する自分なりの信条やこだわりが書かれていない
  • 入社後の抱負が弱々しく、決意が伝わってこない

 

このように、人事や面接官といった読み手が「どう感じるか?」を先読みしつつ自己PRを構成していくことが非常に重要。

ぜひ5ステップに沿って自己PRを構成して、「協調性」を効果的にアピールしてくださいね!

 

自己PR全般の書き方については次の記事で詳しく解説しているので、こちらも必ず読んでおいてください!

 

 

良い例とNGの例を比べると、同じエピソードを伝えているはずなのに全然印象が違いますね…。

ステップ④と⑤までバッチリ書いてくる就活生はかなり少数派のはず。こういう部分で書類選考の通過率に差がつくので、必ず①〜⑤のステップに沿って自己PRを組み立てよう!

新卒が自己PRで協調性をアピールする場合の例文5選

 

さて、自己PRで協調性をアピールしたいと思っても、なかなか具体的なエピソードが浮かんでこないこともあるかと思います。

そこで、いろいろな切り口で協調性をアピールする例文をまとめてみました。

 

皆さんが経験してきた場面に近いエピソードもあるかと思うので、「協調性」をどんな言葉に言い換えているかなど、自己PR文を作成する際のヒントにしてくださいね!

 

【新卒が自己PRで協調性をアピールする場合の例文5選】
  1. サークル活動をエピソードとした例文
  2. 趣味をエピソードとした例文
  3. ボランティアをエピソードとした例文
  4. 部活をエピソードとした例文
  5. アルバイト経験をエピソードとした例文

 

例文① サークル活動をエピソードとした例文

 

【例文】

 

「私は、周囲に気配りができる強みを活かして貴社に貢献します。

貴社での仕事は社内外で多くの方々と協力しながら進めていく必要があると考えています。

チーム全体で目標を達成していくために必要なことに対して想像力を働かせ、プロジェクトの成功に貢献していきたいです。

大学ではサークル活動にて、気配りができる強みを活かして貢献できた経験があります。

私は演劇サークルに所属していますが、小道具の制作が講演当日に間に合わないメンバーが毎回いることが問題視されていました。

そこで、制作を各自で進めるだけでなく、定期的に集まってお互いの進み具合を確認する場を設けるよう提案してみたのです。実際に集まってみると、誰がどの段階まで制作できているのかが共有できるようになり、メンバー間で自然と助け合う雰囲気になっていきました。

その結果、小道具の制作が大幅に遅れることがなくなり、サークル内の雰囲気も以前と比べて良くなったと言ってもらえました。

私がこのように周囲への気配りを重視するのは、自分1人でできることは限られているという信条があるからです。

貴社に入社しましたら、周囲への気配りによってチームの結束を強め、着実に目標を達成していくチームづくりに必ず貢献いたします。」

 

協調性を「気配りができる」という言葉に言い換えた例文です。

協調性という抽象的な言葉だと「心がけている」「意識している」といったフワッとした自己PRになりがちですが、具体的な行動と結果が書かれているのでイメージしやすいですね。

 

結果的にサークル内の雰囲気が良くなっただけでなく、小道具の制作遅れもなくなったということなので、きちんと成果に繋がっていることが分かります。

 

気配りをするためには周りの様子をよく見ている必要があるし、自分のことだけじゃなく人のことを考えていなくちゃならない。

そういった考え方や行動ができる人だと伝われば、あえて「協調性」という言葉を使わなくても「協調性がある人だ」と思ってもらえるはずです。

 

例文② 趣味をエピソードとした例文

 

【例文】

 

「私は、人とすぐに打ち解けられる長所を活かして貴社に貢献します。

貴社の仕事では、さまざまな国籍の方々と信頼関係を築き、同じ目標に向かって協力し合うことが求められると考えています。

自分から周囲の方々に興味を持ってコミュニケーションを図ることで、チームの結束を強めることに貢献していきたいです。

人とすぐに打ち解けられる長所を発揮できた経験が大学時代にあります。

私は1人で海外旅行をするのが趣味ですが、予約していたはずの宿に手違いで泊まれないなど、現地でトラブルに遭遇することは珍しくありません。

そうした時、片言の外国語でもその国に来た目的や日本から来ていることを話し、赤の他人から1人の友人になってもらおうと努めました。

その結果、個人的な好意で別の宿を紹介してもらえたことが何度かあります。中には今でもメールで交流が続いているホテルスタッフの方もいます。

私がこのようにいろいろな人と打ち解けたいと考えるのは、どんな人でも話をすることで必ず心が通じ合うという信条を持っているからです。

貴社に入社した暁には人とすぐに打ち解けられる私の長所を活かし、バックグラウンドの異なるさまざまな人と協力し合って結果を出していくことをお約束します。」

 

協調性を「人とすぐに打ち解けられる」と言い換えていますね。

こうした社交的な面は社会人になってからも大きな強みになるので、自己PRで具体的なエピソードを伝えるのは効果的です。

 

人と打ち解けるには、相手に対して心から興味を持って接する必要がある。

「協調性があります」と言わなくても、そういうタイプの人に協調性が備わっていることは想像できますよね。

 

特別なインパクトのあるエピソードでなくても良いので、人とすぐに打ち解けられることをアピールするのは1つの方法ですよ。

 

例文③ ボランティアをエピソードとした例文

 

【例文】

 

「私はどんな場面でもチームワークを大切にすることで貴社に貢献します。

貴社ではプロジェクトチームごとにお客様の課題解決にあたると窺っております。その際、チームで協力して課題解決に当たることが求められていくと考えています。

チームの中で自分に与えられた役割と貢献できることを主体的に考え、課題解決に向けて貢献したいです。

具体的にチームワークに貢献して成果を挙げた経験が大学時代にあります。

私はボランティアで児童養護施設に伺っているのですが、イベントの企画についてボランティアメンバー同士の意見が対立することがよくあります。メンバーは皆子どもたちのために真剣に取り組んでいるので、お互いに意見を譲らないケースも少なくありません。

そのような時、私は『子どもたちに喜んで欲しい』という共通の目的に立ち返るよう提案しています。メンバーもその思いは同じですので、改めて冷静に話し合い、全員が納得できる企画に仕上がったことが何度もありました。

私がチームワークを重視するのは、5人のチームなら1人の5倍以上、10人のチームなら1人の10倍以上の成果が出せるという信条があるからです。

貴社に入社しましたら、必ずチームワークの強化に貢献し、求められる以上の結果を出していくことをお約束します。」

 

協調性を「チームワーク」という言葉に置き換えた自己PR文です。

単にムードメーカー的な役を演じているのではなく、具体的にチームのために貢献したエピソードを伝えることで説得力が増します。

 

このように具体的な成果を例に挙げることで、入社してからも発揮できる再現性のある能力だと面接官に伝わるのです。

ちなみに、チームワークという言葉も「協調性」と同様、伝え方によっては抽象的な自己PRになってしまうので十分に注意してださいね。

 

必ず「課題・行動・結果」のプロセスをエピソードに練り込んで、何をどのように解決したのかを具体的に伝えることを意識しましょう!

 

例文④ 部活をエピソードとした例文

 

【例文】

 

「私は人と協力して目標を達成できる強みを活かして貴社に貢献します。

貴社でマーケティングリサーチに携わるとしたら、さまざまな立場の人と協力して成果を挙げていく必要があると考えています。

自分の担当業務だけでなく、その後の工程でどのような仕事をする人がいるのかも考慮して高い成果を挙げていきたいです。

高校・大学と続けてきたバレー部で、人と協力して目標を達成した経験があります。

私は高校3年の最後の試合前、練習中にケガをしてしまい試合に出ることができませんでした。

初めは落ち込みましたが、自分にできることは何かを考え、出場する部員のフォームの改善に役立つよう練習中の様子を動画撮影する裏方に徹することにしたのです。

その結果、部員は自分のフォームを客観的に分析することができ、最後の試合で県内トップ3に入ることができました。

私がこのように人と協力して目標を達成することにこだわるのは、支えてくれる仲間がいるからこそ大きな成果を挙げられるという信条があるからです。

貴社に入社しましても、チームで成果を挙げていくことにこだわり、所属しているチームが必ず目標を達成できるよう貢献いたします。」

 

協調性を「人と協力して目標を達成できる」と言い換えていますね。

協調性をアピールするとなると「何かすごいことを書かなくては」と思うかもしれませんが、このエピソードのように挫折の経験を元に構成するのも1つの方法です。

 

単に「協調性がある」というだけじゃなく、「協力して困難を乗り越える力」を伝えられますからね。

ちなみに、部活のエピソードを自己PRで伝えようと考える人は多いと思うのですが、面接官の視点から見ると「また部活の話か…」と思われてしまいがち。

 

だからこそ、入社後に発揮できる能力をはっきりと示すことに加えて、「信条」と「抱負」で熱意を伝えることが非常に重要。

ここは変に遠慮することなく、信条・抱負をバシッと力強く伝えてくださいね!

 

例文⑤ アルバイト経験をエピソードとした例文

 

【例文】

 

「私は、相手の立場を考えて行動することで人との信頼関係を築き、貴社に貢献します。

貴社での仕事は人との信頼関係が非常に重要になると考えています。

クライアントの担当者の方から「ぜひあなたに任せたい」と言ってもらえるよう、常に相手の立場に立って物事を捉え、行動に移していきたいです。

相手の立場を考えて行動した結果、貢献できた経験が大学時代のアルバイトにあります。

私は家庭教師のアルバイトをしてきましたが、私立高校を受験する生徒さんが受験当日にどんなことに困るのか、ずっと考え続けてきました。形式的に勉強を教えるだけでは十分ではないと感じていたからです。

ある時、マークシート方式の試験がどのようなものかを保護者の方も生徒さんもご存知ないことに気づき、マークの仕方や塗り方の注意点を実際に塗って見せながら教えました。

その結果、入試後に「先生と一緒に練習したので安心して取り組めた」と言ってもらうことができました。生徒さんが無事に合格した時には、本当に嬉しかったのを覚えています。

私がこのように相手の立場を考えた行動を重視するのは、形式通りに仕事をするだけでは十分な成果は挙げられないという信条があるからです。

貴社に入社しましたら、常に相手の立場に立って物事を捉え、指示された以上のことも積極的に実践して高い成果を挙げていくことをお約束します。」

 

協調性を「相手の立場を考えて行動できる」と言い換えた自己PRです。

アルバイトの経験を自己PRで紹介したいと考えている人も多いと思います。

ただ、ぶっちゃけ学生がアルバイトの経験を話して、社会人に「すごい!」と思ってもらうのは不可能に近い。

 

なので、どんな仕事をしてきたかを詳しく書くよりも「何を重視して取り組んできたのか」「どんな信条があるのか」を中心に伝えたほうが面接官の心に響きます。

そういった思いや姿勢の部分は人柄や性格とも深く結びついているので、入社後も再現性があると判断される可能性が高いからです。

 

自己PRに具体的なエピソードを挿入することは重要ですが、アルバイトの仕事内容を詳細にわたって紹介してもあまり効果的とは言えません。

具体的に詳しく伝えるポイントを見誤らないようにしてくださいね!

 

自己PRがしょぼいエピソードでも大丈夫なのか不安な人のために、評価される伝え方を次の記事にまとめておきました。

こちらもぜひ参考にしてください!

 

 

こうして見ると、どんな切り口でも効果的な自己PRを組み立てることは可能ってことですか?

その通り。自己PRは「すごいエピソード暴露大会」じゃないので、常識の範囲内なら何についてのエピソードでも大丈夫。どんな能力があって、それを生かしてどう貢献できるのかを具体的に伝えることのほうが大事だよ!

自己PRで協調性をアピールする場合によくある質問

 

自己PRで協調性をアピールするにあたって、よく就活生から聞かれることをQ&Aにまとめました。

実際に自己PR文を作成する際のヒントになる表現や、誤解されやすいポイントについて答えているので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

【自己PRで協調性をアピールする場合によくある質問】
  1. 協調性を言い換えるとどんな言葉がありますか?
  2. 協調性とコミュニケーション力は同じ意味ですか?
  3. 自己PRの書き出しのレパートリーとしては他にどんな文章がありますか?

 

質問① 協調性を言い換えるとどんな言葉がありますか?

 

協調性を別の言い方に置き換えて伝えるとしたら、他にどんな表現があるんでしょうか?

 

協調性という言葉は複数の強みや長所を引っくるめた言葉なので、細分化していくといろいろな言葉に言い換えが可能です。

たとえば、こんな言葉も「この人には協調性が備わっているようだ」と思ってもらえる可能性が高いですね。

 

  • 調整力がある
  • 周囲を巻き込む力
  • チームをまとめる力
  • 関係構築能力
  • 人をサポートするのが得意
  • 不平不満を言わない
  • 意見が異なる人とも協力し合える

 

どの言葉も、漠然と「協調性がある」と言うよりも具体的にどんな能力・強みがあるのかイメージしやすいはず。

具体例として挙げるエピソードに一番しっくり来る言葉を選んで、ぜひ自己PRに活用してみてください!

 

質問② 協調性とコミュニケーション力は同じ意味ですか?

 

協調性を言い換える時、コミュニケーション力という言葉を使っても同じ意味になりますか?

 

協調性とコミュニケーション力は意味が異なります。

 

  • コミュニケーション力:他者と円滑なコミュニケーションを図る能力
  • 協調性:周囲と助け合ったり譲り合ったりしながら任務を遂行する性質

 

上記の通り、コミュニケーション力は「能力」ですが、協調性は「性質」を表す言葉です。

なので、コミュニケーション力が高いことによって周囲とうまく協力できて、結果的に協調性のある人だと思ってもらえる可能性は高い。

 

つまり、コミュニケーション力をしっかりとアピールできれば、関連性の高い「協調性」についても評価してもらえることも十分に考えられます。

もし協調性よりもコミュニケーション力のほうがアピールしやすいなら、コミュニケーション力を強調しても問題ありません。

 

ただし、「協調性がありコミュニケーション力もある」のようにアピールする要素を増やしてしまうと、かえって伝わりにくくなります。

自己PRで伝えたい自分の強みや長所を1つに絞るのが基本と考えましょう!

 

質問③ 自己PRの書き出しのレパートリーとしては他にどんな文章がありますか?

 

自己PRの書き出しで詰まってしまいます。他にどんな文章があるのか教えてください。

 

自己PRの書き出しのポイントは「貢献できる能力を簡潔に、具体的に書くこと」です。

逆に言うと、この条件を満たしてさえいれば「これが正解」という決まった表現はありません。

たとえば、こんな言い回しでも能力をバシッと伝えることができますね。

 

  • 私の強みは〇〇です。
  • 私は〇〇に優れています。
  • 私は〇〇を第一に考える人間です。
  • 私は〇〇の対応ができます。
  • 私は〇〇に関して誰にも負けない自信があります。

 

どの言い回しにする場合も、必ず結論ファーストで書くことを徹底しましょう。

面接官は「この人には〇〇という強みがあるようだ。なぜそう言えるのだろう?」と続きを読んでいくはず。

 

貢献できる能力を「簡潔に」「具体的に」伝えられればOKなので、上記のレパートリーも参考にしながら書き出しを考えてみてください!

自己PRの例文をまとめた記事もあるので、こちらの記事で紹介している書き出しもぜひ参考にしてくださいね!

 

 

本記事のまとめ

 

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

この記事では、新卒が自己PRで協調性をアピールする際のポイントを共有してきました。

 

協調性という言葉はとても便利で、いろいろな強みや長所を言い表すことができます。

裏を返すと、協調性という言葉によって面接官が抱くイメージは人によってまちまち。

だからこそ、自分にはどんな能力があるのか、どんな貢献ができるのかを具体的に伝えることが非常に重要。

 

今回紹介したポイントに沿って構成すれば、自己PRの骨組みは作れるはず。

あとは自分なりのエピソードや経験をしっかりと盛り込んで、自分だけの自己PR文を完成させてくださいね!

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 協調性という言葉は抽象的なので、別の言葉に言い換えたほうが効果的。
  • 協調性が高いことで企業にどんなメリットがあるかを先に考えておくことで、一方的なアピールになるのを防げる。
  • 自己PRではまず貢献できる能力を書き、次に具体的な貢献内容、根拠となるエピソードを挙げるのが基本。
  • さらに、自分自身の信条と入社後の抱負で締めることで自己PR全体が引き締まり、面接官に印象づけることができる。