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【就活で勝ち組と言われる基準は?】本質的な考え方とともに解説します!

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

このブログを読んでくれている皆さんは、就活を大なり小なり意識していると思います。

では、就活を終えた時にどんな状態になっていれば「成功!」と思えるでしょう?

もしかしたら、こう考えている人もいるかもしれませんね。

 

それはもちろん、勝ち組企業から内定を獲得することでしょう!

 

高い目標を掲げるのは全然悪いことじゃないのですが、ここで1つ考えてみて欲しいことがあります。

そもそも、就活での「勝ち組」って何を指しているのでしょうか…?

 

勝ち組の基準とは?と改めて考えてみると、自分自身が就活をどう見ているのか、職業観なども含めて分かってくることがたくさんあります。

今回は、そんな「勝ち組の基準」について掘り下げてみたいと思います。

 

僕自身、勝ち組企業から内定獲得した!と思って入社したものの、自分には合わないと感じて1年で辞めているので、きっと参考になる話ができると思うよ!

就活で勝ち組と言われやすい企業の基準

 

では、就活で一般的に勝ち組と言われやすい企業にはどんな特徴があるのでしょうか?

ありがちな基準として、次の5つが挙げられると思います。

 

【就活で勝ち組と言われやすい企業の基準】
  1. 就活生からの知名度が高い
  2. 平均年収が高い
  3. 東証一部上場
  4. 内定倍率が高い
  5. 流行に乗っている企業である(商品需要が高い)

 

① 就活生からの知名度が高い

 

就活生からの知名度が高くて、誰もが知っているような企業は「勝ち組」認定されやすいですね。

社名を言えば「えっ!大手じゃん、すごい!」と言われるなど、企業そのものが有名だから何かとチヤホヤされやすい。

 

誰もが知っている大企業で働く=ステータス、と感じる人は実際すごく多いです。

知名度の高さは、勝ち組と言われやすい要因の1つといえます。

 

② 平均年収が高い

 

社員の平均年収が高い企業であることも、勝ち組と言われやすい条件の1つ。

平均年収が高い企業で働く=高給取り=お金持ち、というイメージが強いからでしょう。

 

実際、平均年収が高い企業の社員は同年代と比べて給与水準が高いことが少なくない。

平均年収は非常に分かりやすい基準なので、平均年収が高い=勝ち組企業と思われやすいところはありますね。

 

③ 東証一部上場

 

東証一部上場企業だと、勝ち組企業と言われやすい傾向があります。

上場基準を満たしているということは、一定以上の業績・事業規模に達している企業と分かるからです

 

ちなみに、日本国内にある企業のうち、東証一部上場企業はわずか0.1%。

1000社に1社が一部上場企業と考えると、たしかに割合としては勝ち組感がありますね。

 

経営が安定しているイメージもあるので、東証一部上場企業で働いていると話すと「おお!すごい!」と言われやすいのは事実だと思います。

 

④ 内定倍率が高い

 

採用選考での内定倍率が高いことも、勝ち組と言われる企業の特徴の1つ。

知名度が高い企業に多いパターンとして、内定倍率がめちゃくちゃ高い企業ってありますよね。

 

採用者数が100人だったとして、応募者が10000人なら倍率は100倍。

大学受験で倍率100倍と聞いたら、出願するのは相当な勇気が必要です。

超高倍率を勝ち抜いた=優秀=勝ち組という図式になりやすいため、勝ち組企業に認定される傾向があります。

 

⑤ 流行に乗っている企業である(商品需要が高い)

 

今まさに注目されていて、勢いに乗っている企業も勝ち組と見なされやすいですね。

たとえば、動画配信サービスのユーザー数は世界規模で増えています。

Netflixのように、自社で映画制作まで手がけてしまうサービスが登場していますね。

 

商品需要が高いと将来有望に思えるし、企業としての知名度も高いはず。

Netflixに内定した!と聞いて「それ、何をやっている会社?」と聞く人はまずいないでしょう。

 

流行に乗っている企業=勝ち組という基準は、かなりの確率で当てはまると思いますね。

 

【重要】勝ち組企業を狙うなら「持ち駒を増やす」のは必須!

 

勝ち組と言われやすい企業を探すなら、ピンポイントで狙うより、エントリー数を増やして内定確率を高めることが大事です。

知名度の高い企業や上場企業ばかりを受けていると、倍率が高いため内定ゼロになるリスクがあります。

 

勝ち組と言われたいと動いていたのに、結果的に内定ゼロになってしまっては元も子もない。

そこで僕がおすすめしているのが、エントリー数を増やし持ち駒を確保しておくことです。

 

持ち駒があることで倍率の高い企業にも、精神的な余裕をもって臨めます。

また正直、勝ち組と言われる基準はあっても「自分にとって勝ち組かどうか」は分かりません。

 

本当にあなたに合う企業に入社するためにも、知名度や企業規模だけにこだわらず、視野を広くして企業探しすることが大事ですよ!

僕がいま就活生なら、逆求人サイトを利用して効率よく持ち駒を増やします。

 

逆求人サイトはプロフィールを登録したら、あとは企業からのスカウトを待つだけでOK。

企業側からアプローチがあることで、自分が知らなかった穴場な優良企業と出会えることも少なくありません!

 

中でも利用するなら、「キミスカ」がベスト。

キミスカはスカウトが3種類にわかれているので、企業の本気度が高い「ゴールド」と「シルバー」を狙うのがコツです。

 

 

また、僕の会社で運営している「ホワイト企業ナビ」は、一定の条件を満たしたホワイト企業からしかスカウトが届きません。

自分に合う優良企業を見つけたい人は、こちらもぜひ併用してください。

 

勝ち組企業には何か特定の基準があるというより、何か1つでも「おお!」と思われる条件があると勝ち組と思われやすいのですね!

そうだね。こうして見ると、イメージや印象で勝ち組企業と思われている部分もかなり多いことが分かるはず。何となくイメージで「きっと勝ち組だろう」と思われているってことだね!

【理系編】就活を通して入社したら勝ち組と一般的に言われている企業例

 

さて、ここからは一般的に勝ち組と言われている企業の例を紹介していきます。

「一般的に」というのがポイントで、前述の通り勝ち組かどうかは入社時点では分かりません。

 

ただ、世間一般に勝ち組と言われている企業は実際にありますからね。

なので、僕としては「ここに就職すると良いよ!」と言いたいのではなく、あくまでも「一般的には勝ち組と言われているらしいよ(棒)」ぐらいの感覚で受け止めてくださいね!

 

【理系編・勝ち組と一般的に言われている企業例】
  • 日本アイ・ビー・エム株式会社
  • グーグル合同会社
  • インテル株式会社
  • 株式会社三菱総合研究所
  • NTT株式会社
  • 株式会社豊田中央研究所
  • 東海旅客鉄道株式会社(JR東海)
  • 日本マイクロソフト株式会社
  • 日本製鉄株式会社
  • 株式会社INPEX
  • 武田薬品工業株式会社
  • サントリーホールディングス株式会社
  • 味の素株式会社
  • AGC株式会社
  • 日揮ホールディングス株式会社
  • 三菱重工業株式会社
  • 株式会社キーエンス
  • トヨタ自動車株式会社
  • 株式会社資生堂
  • 東レ株式会社

 

どれも超有名企業ばかりです。

とくに研究開発系の職種は狭き門なので、理系の中でも修士以上で研究室から推薦を受けて応募するパターンもあります。

 

理系出身の就活生からはものすごく人気のある企業がそろっているので、選考の倍率も相当高くなるのは必至でしょう

 

【文系編】就活を通して入社したら勝ち組と一般的に言われている企業例

 

次に文系編です。

一般的には、次のような企業に内定したら「すごい!」と言われることが多いでしょう。

 

【文系編・勝ち組と一般的に言われている企業例】
  • 野村證券株式会社
  • 三井不動産株式会社
  • 三菱地所株式会社
  • 東京海上日動火災保険株式会社
  • 株式会社ドリームインキュベータ
  • 株式会社電通
  • 日本生命保険相互会社
  • 三菱商事株式会社
  • 伊藤忠商事株式会社
  • 丸紅株式会社
  • 株式会社博報堂
  • 農林中央金庫
  • 株式会社三菱UFJ銀行
  • SMBC日興証券株式会社
  • トヨタ自動車株式会社
  • キリンホールディングス株式会社
  • 日本テレビ放送網株式会社
  • 株式会社フジテレビジョン
  • 日本放送協会(NHK)
  • 株式会社講談社

 

こちらも、知らない企業はないと言っていいほど有名どころばかりですね!

実際、高学歴の人材が集まりやすい傾向がある企業が大半で、内定を獲得するのは相当な難関であることに間違いありません

 

このほか、文系で勝ち組と言われる職業については次の記事でも詳しく解説しているので、ぜひこちらも読んでおいてくださいね!

 

 

いやぁ…、勝ち組企業がずらりと並ぶと、何だか圧倒されちゃいます…。

ここで挙げた企業に就職するのが難しいのは間違いないよ。もしこういう企業に入社したい!と思ったら、それなりの対策を練っておかないといけないね!

就活終了時だけでは勝ち組も負け組も存在しない

 

ここでお伝えしておきたいのですが、ぶっちゃけ就活が終了した時点では勝ち組も負け組も存在しません

「いやいや、それはないでしょう!」って思いましたか?

 

たしかに大手企業に内定した友達の話を聞くと「いいなあ」「うらやましい」と羨ましく感じたり、自分の内定先が有名な企業じゃないと肩身が狭いと感じるかもしれない。

 

でも、実はその時点で勝ち組・負け組が決まっているわけではないのです。

なぜそう言えるのか?

まずは僕の考えを伝えますね。

 

人生は「点」ではなく「線」だから

 

僕自身は、人生は「点」ではなく「線」だと思っています。

よく「勝ち組」「負け組」という言葉を聞きますが、僕からするとこの言葉自体が「本当かな?」と思ってしまう。

 

なぜなら、ある瞬間に何かを成し遂げて、それ以降の人生がいきなりイージーモードになるってことは現実にはほとんどないからです。

僕がまさにその例で、大手食品メーカーから内定を獲得して「おっしゃ!勝ち組に入れた!!」とか当時は思っていましたね。

 

ところが実際に入社して働いてみると、ビジネスモデルが完成されているカチッとした職場は僕には合わなかった。

何と言うか、「自分じゃなくてもよくない?この仕事」と思ってしまい、無力感に襲われたのを覚えています。

 

就活をしていた時の僕も、大手食品メーカーで働いていた時の僕も同一人物です。

勝ち組企業に入ったはずなのに、どうして楽しいと思えないのか。

結局、僕にとって「大企業に入社すること」自体が目標になってしまっていたのだと思います。

 

でも、勝ち組と言われている企業に入社したからといって、僕が急に別の人間に変わるわけじゃない。

僕の中での事実としては、「自分にとって合わない企業に入社してしまった」という思いがあっただけでした。

 

人生を「点」で攻略しようとすると、その後に続いていく「線」でつまずくことがある。

だから、ある時点で周囲から「勝ち組」と思われるかどうかは正直あまり意味をなしません。

これからも長く続いていく人生を「線」で捉え、長い目で見ていくことが大事です。

 

どんな企業も入社しないと自分にとっての良し悪しは分からない

 

もう1つ、どんな企業も入社してみないことには「自分にとっての良し悪し」は分からないということも伝えておきますね。

たとえば、地方の小さな企業に就職した友達のことを「うわっ、負け組だ…w」と内心見下していたとしましょう。

10年後、その友達と再会した時、こんな状況になっているかもしれません。

 

  • 仕事がとても楽しくて毎日が充実している、と言っている
  • 小さな会社だけれど、皆いい人たちで働きやすいと話している
  • 地元での貢献度の高さが認められ、徐々に事業規模が大きくなってきた
  • 仕事に趣味に忙しいけれど、この会社に入って良かったと実感している

 

さて、この友達は「負け組」でしょうか?

全然そんなことないですよね。

地方の企業だとか、小さな会社だとか、マイナーだとか、そういったことは全て「誰かが勝手に言っていること」に過ぎません。

 

少なくともこの友達にとっては、自分に合った企業に入社できて「大成功」だったといえるでしょう。

実際に入社して一定期間働いてみるまでは、その企業が自分に合っているかどうかは分からないものです。

 

とくに「自分にとって本当にこの企業で良かったのか?」は、本心から納得できているかどうかによって決まるところが大きい。

人がどう言うか、ではありません。

 

だから、少なくとも就活が終了した時点では勝ち組も負け組もない、未知数の状態だと思いますね。

 

たしかに、勝ち組とか負け組って、具体的に誰がどういう理由で言っているのかよく分からないですね…。

その通り。勝ち組企業に入社すれば100%幸せになれるならいいけど、必ずしもそうとは限らないってところをよく理解しておくことが大事だよ!

勝ち組だと言われる人気企業に入社するためにできる就活対策

 

世の中で勝ち組と言われているような人気企業に入社するには、超高倍率の選考を勝ち残るための対策が必須です。

具体的にどんな準備が必要になるのか、5つの就活対策を共有しますね!

 

【勝ち組だと言われる人気企業に入社するためにできる就活対策】
  1. 勝ち組と言われる企業だけを受けずに持ち駒を増やしておく
  2. 他の就活生がしないことをして差別化を図る
  3. 志望動機の質を徹底的に磨き込む
  4. 自己分析を徹底的に深めておく
  5. 大学1〜3年生のうちに長期インターンで実績を作る

 

対策① 勝ち組と言われる企業だけを受けずに持ち駒を増やしておく

 

いきなり矛盾するようですが、勝ち組だと言われるような人気企業「だけ」を受けるのはおすすめしません。

はっきり言うと、こういった企業から内定を獲得できる人はごく一握りなので、受かるより落ちる確率のほうがはるかに高い。

 

人気企業だけを受けていると、どこからも内定をもらえず就活終盤で詰むことにもなりかねません

人気企業に固執せず、できるだけ持ち駒を増やしておくことが超重要です!

 

では、どうやって持ち駒を増やせばいいか?

僕が今もし就活生なら、迷わず就活エージェントに相談しますね。

しかもどこか1つのサービスに登録するのではなく、最低でも3つは登録します。

 

僕はこれまで50以上の就活エージェントを研究してきたのですが、就活エージェントを選ぶなら「実績のある大手サービスかどうか」を重視することが大事ですよ!

あと、完全無料で利用できてオンラインで全国の就活生をサポート可能かどうかも大切なポイント。

 

僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。

 

就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。

 

またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。

 

運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。

就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう

(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)

» ミーツカンパニー就活サポートを利用する

 

就活エージェントとあわせて「逆求人サイト」にも必ず登録しておこう!

逆求人サイトとは、登録しておくだけで企業からスカウトが届くサービスのこと。

僕が逆求人サイトをおすすめする理由はめちゃくちゃシンプルで、とにかく「楽だから」です。

 

何しろ、就活生がやるべきことは「プロフィールを登録する」。

たったこれだけです!

 

一度プロフィールを登録すれば、放置しておいてもプロフィールを見た企業からスカウトが届き続けます。

企業探しを「自動化」できてしまうってことです!

 

僕なら「キミスカ」と「ホワイト企業ナビ」の2つに必ず登録します。

 

 

就活エージェントと逆求人サイトの二刀流で、企業の持ち駒が十分に確保されている状況を作っておきましょう。

その上で人気企業にも応募していくことで、「無い内定」になるリスクを抑えられますよ!

 

対策② 他の就活生がしないことをして差別化を図る

 

超高倍率の競争を勝ち抜くには、他の就活生がしないことをして差別化を図ることも重要。

他の就活生がやりたがらないことと言うと、次の条件に当てはまるようなことですね。

 

【多くの就活生がやりたがらないこと】
  • 時間がかかること
  • 手間がかかること
  • 面倒なこと

 

人気の大手企業に応募する就活生の多くが、何十社とESを送っているはず。

ESを作成するだけでも相当な作業量になるので、できるだけ効率よく進めたいと考えるのが普通でしょう。

僕が就活をしていた時には、ESの「自由記入欄」に「切り絵」を貼って提出していました。

 

 

想像すると分かると思いますが、切り絵を完成させるまでには相当な時間がかかります。

明らかに時間がかかると分かっていて、わざわざ切り絵を貼ってくる応募者がいたら間違いなくめちゃくちゃ目立つでしょう。

 

「本当にうちの会社への志望度が高いのだろうな」と思ってもらえる可能性大ですね。

切り絵は1つの例ですが、こうした「時間」「手間」がかかる「面倒」なことをあえてやってみるのもおすすめです。

他の就活生がしないことをして差別化しましょう。強烈な印象を残しましょう!

 

対策③ 志望動機の質を徹底的に磨き込む

 

志望動機の質を徹底的に磨き込んでおくことも、人気企業から内定を獲得する上で欠かせない対策の1つですね。

志望動機をESや面接で聞かれると、たいていの就活生はこう考えます。

「なぜここの企業に応募したのかを答えればいいんだな」と。

 

でもですよ、面接官は「なぜうちにエントリーしたのか?」を聞きたくて志望動機をたずねているわけじゃありません。

企業が人材を採用する理由から考えてみてください。

 

「この人材を採用したら、うちにとってどんなメリットがあるか?」「入社後、どんな活躍をしてくれるか?」を知りたいというのが、面接官の本音でしょう。

では、どうすればいいか?

志望動機を答えるときには、次の構成で答えることを徹底してください!

 

【志望動機の2段構成】
  1. 〇〇したいというのが、応募した理由です。
  2. なぜなら、入社後に〇〇で貢献できると考えているからです。

 

この「なぜなら〜」の部分を言わない就活生が、僕の体感では9割以上ですね。

だから、入社後を見通した志望動機にするだけで大多数の就活生に圧倒的な差をつけることができる。

 

もちろん、「なぜなら〜」の部分を説得力のあるものにするには、志望動機を相当磨き込まないといけません。

志望動機の質を徹底的に磨き込んで、「なぜなら〜」を自信を持って言えるようにしておきましょう!

 

対策④ 自己分析を徹底的に深めておく

 

自己分析を徹底的に深めておくことも非常に重要。

自己分析と聞くとかなり基本的なことのように思えますよね?

でも、高倍率の人気企業だからこそ基本を徹底しておくことが「底力」につながるのです!

 

自己分析はとにかく時間をかけて、じっくりと深めていくことが大事。

僕がこれから人気企業への応募準備を進めるとしたら、次の3つのツールを駆使して自己分析を進めますね。

 

  • キミスカ適性検査:所要時間約15分で豊富なデータ分析結果が得られる
  • AnalyzeU+:1年間に100万人が利用する最大規模の自己分析ツール
  • 16Personalities:所要時間約10分で性格のタイプが分かる

 

自己分析が浅いと、面接での受け答えがどうしても表面的になりがちです。

逆に自己分析をガッツリやっておくことで、言葉に深みや厚みが生まれて「他の就活生と何か違うぞ」と思ってもらえる可能性が高まる。

 

自分自身のことを深く知るのは想像以上に大変な作業ですが、ここは必ず実を結ぶと信じてじっくり取り組んでくださいね!

 

対策⑤ 大学1〜3年生のうちに長期インターンで実績を作る

 

大学1〜3年生のうちに長期インターンに参加して、実績を作っておくのも有効な方法。

就活の何が難しいかと言うと、就活生にはまだ社会経験がないことです。

社会経験がないということは、社会人としての実績もないということ。

 

つまり、アピールできる材料を「実績」以外から探してこないといけません。

でも、長期インターンで「この学生は優秀だ」「しっかり貢献してくれた」と思ってもらえれば、インターンに参加していない就活生にはない立派な「実績」になる

論より証拠と言うように、実績があれば証拠を見せることができます。

 

長期インターンはそれなりに時間を取られますし、インターン期間中に成果を出すにはエネルギーを費やす必要がありますが、得られるメリットも非常に大きい。

できるだけ長期インターンに参加して、人気企業から内定を獲得できる確率を高めておきましょう!

 

このほか、倍率の高い難関企業から内定を獲得するために僕が実際に取った行動は、次の記事にまとめておきました。

こちらもぜひ参考にしてくださいね!

 

 

勝ち組だと言われるような人気企業に入社するには、具体的な対策を練っておく必要があるのですね!

その通り。準備をしっかりしておくことで、応募前から他の就活生に差をつけられるよ!

就活で勝ち組だと言われがちな業界とは?

 

就活では、勝ち組だと言われがちな業界があります。

もちろんその業界に含まれる企業ならどこでも必ず勝ち組とは限らないのですが、業界全体のイメージというのはありますよね。

勝ち組だと言われる傾向がある6つの業界を見ていきましょう。

 

【就活で勝ち組だと言われがちな業界】
  1. 商社業界
  2. コンサルティング業界
  3. マスコミ業界
  4. 食品業界
  5. 製薬業界
  6. 公務員

 

① 商社業界

 

商社は給与水準が高い企業が多いイメージがあることから、勝ち組だと言われがちです。

おそらく、商社と聞いて多くの人がまず連想するのは総合商社で、その中でも「5大商社」と呼ばれる業界のトップ企業ですね。

 

【5大商社】
  • 三菱商事株式会社
  • 三井物産株式会社
  • 伊藤忠商事株式会社
  • 住友商事株式会社
  • 丸紅株式会社

 

ただし、商社には幅広い分野の事業を手がける総合商社の他に、特定の分野の事業を手がける専門商社もあります。

専門商社には中小規模の企業もたくさんあるので、商社=大手企業とも限りません。

 

商社への就職を目指す人は、総合商社だけでなく専門商社も視野に入れて応募先を検討していくと、持ち駒を増やしやすいですよ!

 

② コンサルティング業界

 

コンサルティングファームをはじめとするコンサルティング業界は、高学歴でないと採用されない企業が多いことや、給与水準が高いイメージがあることから、勝ち組と言われがちです。

コンサルティングファームには、主に次の種類があります。

 

【コンサルティングファームの種類】
  • 戦略系コンサルティングファーム
  • 総合系コンサルティングファーム
  • シンクタンク系ファーム
  • ITコンサルティングファーム
  • 人事系コンサルティングファーム
  • FAST系(金融)コンサルティングファーム
  • 国内独立系コンサルティングファーム
  • 特化系コンサルティングファーム

 

とくに戦略系コンサルティングファームにはマッキンゼー・アンド・カンパニーやボストンコンサルティンググループといった外資系企業が多く、給与水準も高いですね。

かなりハードワークになりやすい業界とも言われていますが、高収入で華やかなイメージがあることが勝ち組と言われる要因だと思います。

 

③ マスコミ業界

 

テレビ局・大手新聞社・大手出版社といったマスコミ業界も、勝ち組のイメージが強い業界の1つ。

テレビ局の中でもキー局は、昔から就活生に人気の高い企業が多いですね。

 

人気の理由は、給与水準が高く世の中に大きな影響を与えているイメージが強いからだと思います。

 

ただし、分野別の広告費で見た場合、2019年頃からテレビ・雑誌・新聞・ラジオの広告費をインターネットが上回っている*ことはあまり知られていません。

*参考:https://media-radar.jp/contents/meditsubu/ad_cost/

 

メディアの主戦場はインターネットに移りつつあるので、昔のように「マスコミと言えばテレビ・新聞・出版」といった時代ではなくなってきています。

イメージに惑わされず、業界研究をしっかりと行っておくことが大事ですね!

 

④ 食品業界

 

食品業界は需要がなくならない安定した業界というイメージが強いことから、勝ち組と言われがちです。

たしかに、大手食品メーカーなど長年にわたって安定した経営を続けている企業も多いですね。

 

僕が新卒で就職したのも大手食品メーカーでした。

給与水準の高さや待遇の良さなど、いわゆる「大手企業」のメリットが得られるのは間違いないと思います。

 

ただ、こうした歴史の長い業界は昔ながらの仕事の進め方が根強く残っているので、IT化が進んでいないなど、昭和的な雰囲気がありますね。

そういう雰囲気や仕事の進め方が合う・合わないというのは人によるかと思います。

 

⑤ 製薬業界

 

社会貢献度が高く、今後も必要とされつづける薬を製造する企業ということで、勝ち組のイメージが強い業界です。

とくに大手製薬会社には給与面・待遇面が恵まれているところも多いので、勝ち組認定されやすいところがありますね。

 

製薬会社にもいろいろな職種があり、中でも給与水準が1番高いのは営業職(MR)と言われています。

研究・開発職は専門性が高く難関なのですが、MRに比べると年収はやや低い傾向がありますね。

 

⑥ 公務員

 

安定した仕事の代名詞と言えば、やはり公務員ですね。

よほどのことがない限りクビにならないことから、勝ち組のイメージが強い。

国家Ⅰ種など難易度の高い試験にパスしないと採用されないポジションもあることから、難関というイメージもあるでしょう。

 

あと、年功序列で勤続年数が増えるに従って着々と昇給していくのも勝ち組と言われる理由の1つだと思います。

実際には極端に高給というわけではなく、世間で言われているほど仕事も楽ではないのですが、国や自治体のために貢献できる仕事をしたい人にとっては適した仕事ですね。

 

業界によって勝ち組というイメージが割と当たっている部分と、そうとも限らない部分があるのですね!

イメージは1度定着するとなかなか消えないからね。「この業界は勝ち組」みたいなイメージで就職先を選ばないようにすることが大事だよ!

入社したら勝ち組だと言われる企業にありがちな落とし穴

 

入社したら勝ち組だと言われる企業に入社しても、実は意外な落とし穴が待ち受けていることがあります。

僕自身、世間では勝ち組と言われる企業に入社したものの、自分には合わないと確信して1年で辞めていますからね…。

 

もちろん全ての企業に当てはまるわけではないですが、割とよくあるケースなので次の点には十分注意してください!

 

【入社したら勝ち組だと言われる企業にありがちな落とし穴】
  1. 入社したら所属部署がブラックなことも多い
  2. 給料は高いが仕事がハードすぎて精神を病む可能性も高い
  3. 想像していた以上に仕事が地味なことも多い
  4. 周りから勝ち組企業だと言われるがゆえに転職しにくい

 

① 入社したら所属部署がブラックなことも多い

 

入社してみたら配属された部署がブラックだった…、というケースは結構あります。

同じ企業内でも、部署によって仕事内容も仕事の大変さも、そして上司や同僚の雰囲気も全然違うことは決してめずらしくありません。

 

とくに大手企業の場合、入社後の数年間はジョブローテーションでいくつかの部署を回ることが多い。

すると、結構な確率でブラックな部署に配属されることも想定できますね

 

もし最初に所属した部署が決定的に自分に合わなかった場合、ものすごくツラい思いをするかもしれない。

企業そのものが勝ち組だと言われていても、働きやすさは所属部署によるところが大きいことは知っておく必要があるでしょう。

 

② 給料は高いが仕事がハードすぎて精神を病む可能性も高い

 

給料は高くても、仕事があまりにハードで精神を病む可能性は決して低くないと思います。

どういうわけか、大手企業と聞くと頭の中で自動的に「まったり高給」と変換してしまう人がいます。

 

でも、上場企業なら株主に配当を出さなくてはなりませんし、四半期ごとの決算で常に売上や利益を前期よりもアップさせなくてはならないというプレッシャーがつきまとうもの。

当然、そのプレッシャーは社員1人1人に重くのしかかってくるでしょう。

 

大手企業ほど仕事が大変ということは、実際に大手で働いたことがある人は割と口をそろえて言います。

給料が高いからには必ず理由があると考えたほうがいいかもしれませんね。

 

③ 想像していた以上に仕事が地味なことも多い

 

勝ち組だと言われる人気企業なら、バリバリ仕事をしているに違いない!と思うかもしれませんが、実際には想像以上に地味な仕事をしていることも多い。

すでにビジネスの仕組みが完璧に出来上がっているところへ入社することになるので、1つ1つの仕事の進め方がきっちり決められていることも割とあります。

 

そうなると、決められた手順に従ってミスなく仕事を進めるのがミッション、ということにもなりかねない。

「会社の外観は派手だけど、やっていることは地味だなあ…」と感じる可能性がありますね。

 

④ 周りから勝ち組企業だと言われるがゆえに転職しにくい

 

これもあるあるですが、勝ち組企業に入社したと周りに思われているために転職しにくくなることも。

辞めて転職したと言ったら、「どうして?もったいない!」と言われるのが想像できてしまいますからね

 

世の中で「勝ち組企業」「立派な会社」と思われているところを退職すると、「通用しなかったらしい」「仕事ができないのでは?」と思われるのではないか、と考える人もいるでしょう。

 

ぶっちゃけ、自分自身のプライドから来るこだわりだと思うので、辞めたければ辞めたらいいと僕なんかは思ってしまいます。

でも、「せっかく勝ち組企業に入社したのだから」と、転職しにくくなってしまう人は実際にいると思いますよ。

 

勝ち組企業ゆえの悩みが出てくる可能性があることは、一応知っておいたほうが良いかもしれませんね。

皆さんの中には「それでも、やっぱり大企業に入ってチヤホヤされてみたい」と思う人もいるでしょう。

 

僕自身がそうだったので、就職前後で考え方がどう変わったのかを書き留めておきました。

「就活の成功」とは何か?を考えるきっかけになると思うので、ぜひ読んでみてくださいね!

 

 

勝ち組企業に入社=幸せとは限らないのですね…。

まさしくその通り。自分に合う企業かどうかは入社して働いてみないと分からないことも多い。だからこそ、できるだけミスマッチが起こらないようにしっかりと自己分析や業界・企業研究をしておくことが大事だよ!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

この記事は、就活で「勝ち組」と言われる基準について解説してきました。

今回の内容で重要なポイントをまとめると下記の通りです!!

 

【本記事のポイントまとめ】

  • 就活が終了した時点では勝ち組も負け組も存在しない。
  • 就活で勝ち組と言われやすい企業には、知名度の高さや平均年収の高さ、上場企業であること、内定倍率が高いこと、流行に乗っている企業といった一種の「基準」がある。
  • 勝ち組だと言われている企業に入社するには、超高倍率の選考を勝ち抜くための十分な準備が求められる。
  • 業界によっては、高年収や安定性などのイメージから勝ち組と言われがちな業界もある。
  • 勝ち組企業だと言われていても、入社したら意外な落とし穴が待っていることもあるので要注意。