こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
僕も就活生の時に悩んだのですが、最終面接の結果が遅いと感じる時がありますよね。
そんな時に「合格なの?不合格なの?」と過度に気になリますよね?
そこで今回の記事では、最終面接の結果が遅いとはどのぐらいの日数のことを指すのか、また最終面接の結果が遅いと合格なのか、詳しく解説していきます!
更に「最終面接の結果があまりに遅い場合の対処法」まで共有していくので、最終面接を受けた後の就活生はぜひ参考にしてくださいね!
最終面接の結果次第で気持ちの持ちようが大きく変わってくるので気になります!
そうだよね!最終面接の結果についてこの1記事ですべて解説していくよ!
- 最終面接の結果が遅いから合格・不合格という決まりはない
- 最終面接の結果が出るまでの期間は何日?
- 新卒と転職とで最終面接の結果までの期間は異なる?
- 最終面接の結果が遅いのはなぜか?【考えられる5つの可能性】
- 最終面接の結果が遅い場合はいつまで待つべきか?
- 最終面接の結果が異常に遅い場合の対処法
- 最終面接の結果が遅い場合に合格か落ちたか見分けるポイントは?
- 最終面接の結果に関してよくある質問
- 本記事の要点まとめ
最終面接の結果が遅いから合格・不合格という決まりはない
結論から言うと、最終面接の結果が届くタイミングで合格・不合格を見分けることはできません。
すぐに結果が届いたのに結果が不合格のこともあれば、割と長く待たされたものの合格していることだってある。
なので、最終面接の結果連絡が遅くて心配になっているなら、「遅いからと言って不合格とは限らない」と思って大丈夫です!
ただ、最終面接の結果連絡は内定獲得が決まるかどうかの局面なので、連絡が遅いと誰でも多かれ少なかれ気になってしまうと思います。
ネットやSNSで「連絡が遅いのは不合格フラグ」とか書かれているのを目にすると、余計に不安になりますよね。
まずは「思っていたよりも結果が遅い=不合格に違いない」と決め込まないことが大切です。
ちょうど「最終面接の返事が遅いと不合格」という情報を目にしてヘコんでいたところでした…。
就活中はいろいろな噂や憶測が飛び交うことがあるけど、根拠が不明確な情報を鵜呑みにするのは危険だよ。結果連絡の時期と合否は直接関係ないことをしっかり押さえておこう!
最終面接の結果が出るまでの期間は何日?
最終面接の結果が出るまでの期間は「企業ごとにまちまち」というのが実情ですね。
僕が就活をしていた時には、9割方の企業から1週間以内に結果連絡が来ました。
よって1週間〜長くても2週間以内には結果が出るのが一般的と考えてください。
最も確実な目安は、最終面接時に面接官から伝えられた期間です。
面接官が「結果は1週間以内に連絡します」と言ったのであれば、1週間以内に結果が出ると考えて良いでしょう。
問題は、面接官から具体的な期間を伝えられなかった場合です。
一般的に、企業側もできるだけ早く結果連絡をしたいと考えています。
あまり長く待たせていると、その間に別の企業から内定が出てそちらに入社承諾の返事をするかもしれません。
内定が出るかどうか宙に浮いた状態が長引くと就活生側の不利益にもなりかねないため、たいていは1〜2週間以内には連絡するでしょう。
ただし、1〜2週間というのはあくまでも目安。
この期間内に連絡がない=不合格と決まったわけではないので、そこは早合点しないように注意してくださいね!
企業側も無意味に結果連絡を引き延ばしているわけじゃなく、なるべく急ごうとはしているのですね。
新卒採用は企業にとって人材の争奪戦だからね。就活生に意地悪をするために返事を遅くしているわけじゃないという点は理解しておくこと。「選考に時間がかかっているのかな」ぐらいに捉えよう!
新卒と転職とで最終面接の結果までの期間は異なる?
新卒でも転職でも、最終面接の結果が届くまでの期間はほぼ同じです。
転職時の最終面接でも、やはり1週間程度というパターンが最も多く、長くても2週間以内と考えて良いと思います。
若干違いがあるとすれば、新卒採用予定数の多い企業は連絡そのものに時間がかかるので、遅くなりがちな傾向があります。
たとえば、新卒採用予定数が100人の企業があるとしましょう。
中途採用者100人を1度に採用することは、特殊なケースを除いてまずありません。
中途だと「若干名」など、必要最小限の人数を採用するパターンが多いですからね。
電話で結果を伝えるなら1人1人連絡することになるので、たまたま連絡する順番が後のほうになっていると待つ期間も長くなりがち。
採用担当者が何百人もいるような職場は大企業でもほぼないため、時間がかかってしまうことは十分考えられます。
まとめると、最終面接の結果連絡は新卒と転職でほぼ同じ。
ただし、新卒を大勢採用する企業では結果が分かるまでの期間が「新卒>転職」となる可能性もあるでしょう。
たしかに、結果連絡をする側も大変ですよね…。
最終面接だけは入社意思の確認や念押しの意味も込めて電話で結果連絡をする企業も多い。新卒と転職で区別があるというより、シンプルに応募者が多いと連絡するのも大変になるってことだね。
最終面接の結果が遅いのはなぜか?【考えられる5つの可能性】
さて、おそらく皆さんが気になっている部分かと思うのですが、最終面接の結果が遅くなってしまうのはなぜなのか疑問に感じますよね?
もちろん企業によって何らかの事情があるはずですが、可能性として予想できるものもあります。
最終面接の結果が遅くなってしまう代表的な5つの理由を挙げてみました。
- そもそも合否の検討時間を長く取っている企業である
- 企業の想定よりも良い人材が多かったから
- 決裁者が何かしらの理由で忙しいから
- 土日や祝日を挟んでいるから
- 合否の連絡を忘れているから
①そもそも合否の検討時間を長く取っている企業である
企業の採用方針として、合否の検討時間を長めに確保している可能性があります。
人材採用に慎重なスタンスで臨んでいる企業によく見られるパターンです。
そもそも、人材採用は企業にとって非常に重要な意思決定の1つ。
自社にとって本当に必要な人材を確保できるかどうかによって、将来の業績を大きく左右するかもしれません。
じっくり検討した上で決めたいというのは、企業として自然な考え方かと思います。
それに、企業規模が大きくなると決裁フローも複雑になりがちです。
面接を担当した役員自身は採用したいと思っていても、改めて社内で協議してから最終的な結論を出す流れになっていることも考えられる。
そのために合否の検討時間をあらかじめ長く確保していることもあり得ます。
最終面接を受けたのがあなただから選考に時間がかかっているのではなく、そういう方針の企業ということです。
②企業の想定よりも良い人材が多かったから
企業が事前に想定していたよりも良い人材が集まった場合も、結果連絡に時間がかかることがあります。
一般的に、最終面接までの段階である程度は候補者を絞り込んでいるはず。
それでも、場合によっては「最終面接まで進んだどの就活生も良い人材で合否をすぐに決められない」ということが起こります。
企業によっては採用予定数よりも多い人数に内定を出すこともありますが、あまり多すぎると入社後の配属先や研修にも影響が及んでしまう。
そこで、ぎりぎりまで協議して最終的に採用する人を決めている可能性があります。
この場合、もし不採用になったとしても企業側は「泣く泣く不採用にするしかなかった」ということも考えられる。
選考に時間がかかるのは、就活生から見ると悪い理由ばかりとは限らないってことです。
③決裁者が何かしらの理由で忙しいから
内定を出すために必要な決裁者が、何らかの理由で時間が確保できていない可能性もあります。
新卒採用はどの企業にとっても重要な決断ですので、役員や人事部長など重役の決裁が必要なケースが多い。
ところが、重役が抱えている仕事は新卒採用だけではなく、他にも事業全体に関わる重要な意思決定をしていかなくてはなりません。
出張や外出が続いていて、決裁を求めたくても不在の日ばかりという状況も考えられる。
採用担当者の中では結論が出ていても、決裁が下りるまで結果連絡ができない状態になっている可能性もあるのです。
もちろん、こうした事情は就活生には把握できないので、あくまでも「そういう事情があるのかもしれない」と推測するしかありません。
ただ、企業側の事情で結果連絡が保留になるケースは十分にあり得ることは知っておいてくださいね。
④土日や祝日を挟んでいるから
土日や祝日を挟んでいると、結果連絡までの日数が長くなることがあります。
土日や祝日が社休日なら、人事担当者や決裁者は採用者の決定や結果連絡といった業務を進められません。
最終面接時に「1週間以内」といった期間を提示する場合、土日や祝日も考慮して伝えているはずですが、営業日ベースで伝えていることもないとは言い切れませんからね。
僕としては、そういった事情で結果連絡が遅くなるのは逆に働きやすい企業の可能性が高いと思います。
しっかりと休日が確保されていて、採用業務が大詰めの時期でも社員がきちんと休んでいる証拠ですからね。
就活をしていた頃、土日や祝日を挟んで結果連絡が遅くなっていると「ここはホワイト企業かも」と思ったりしましたよ。
最終面接の結果連絡が遅いと感じたら、土日や祝日を挟んでいないかをチェックしてみましょう!
⑤合否の連絡を忘れているから
あってはならないことですが、採用担当者など連絡するべき人が合否連絡を忘れてしまっている可能性もゼロではありません。
企業によっては就活生との直接的なやり取りは外注していることもあります。
企業側は連絡が完了したつもりになっていても、外注先で連絡が漏れているというケースも全くないとは言いきれないのです。
ただ、合否に関わらず最終面接まで進んだ応募者への結果連絡ですから、連絡を全くしないということはまずあり得ません。
万が一にも忘れているとすれば採用担当者にとって大変な事態ですので、就活生側から連絡して確認する必要があります。
こうしたことが頻繁に起きるとは思えませんが、1つの可能性として「忘れている場合もあるかもしれない」ことは頭の片隅に置いておきましょう。
企業側のいろいろな事情で連絡が遅くなっている可能性が高いので、過剰に心配しても仕方がないってことですか?
まさしくその通り。連絡を忘れてしまうのはあくまでもレアケースだから、まずは「待つ」のが基本だよ!
最終面接の結果が遅い場合はいつまで待つべきか?
最終面接の結果が遅いと感じた時、いつまで待つべきか迷ってしまいますよね。
僕が就活生だった頃、目安にしていた期間をパターン別に共有するので、こちらを基準にしてみてください!
パターン1:結果通知の期間を指定されている場合
「結果は1週間以内に連絡します」など、企業側から結果通知の期間を指定されている場合は、期限が過ぎた時点ですぐに連絡しましょう。
個人的には、「7営業日以内」のような伝え方をされていない限り、指定された期間が1週間なら土日や祝日を挟んでいてもシンプルに1週間と捉えて良いと思います。
結果を急かしているようで気が引けるかもしれませんが、問い合わせるということはそれだけ結果を心待ちにしている証拠。
志望度の高さを知ってもらうことにも繋がるので、遠慮せずに連絡して大丈夫です。
パターン2:結果通知の期間を指定されていない場合
最終面接時に結果の期間をとくに指定されなかった場合、2週間待っても連絡がなければ問い合わせて良いでしょう。
僕自身、就活をしていた頃は9割方の企業が1週間以内の連絡でしたから、半月以上もかかってしまうのはさすがに長すぎると思います。
気がかりになって連絡しても決して不自然ではない期間なので、何らかの手違いがあった可能性も考えて連絡しておくほうが無難です。
ちなみに、応募先が大企業なら2週間は待ったほうが良いですが、ベンチャー企業など小規模な会社なら1週間以上待たなくてもOK。
企業規模によって、待つ期間を柔軟に判断することも大事です。
最終面接の結果が遅い場合の対応方法については次の記事で詳しく解説しているので、こちらも併せて読んでみてくださいね!
自分の中で「ここまで待つ」と目安を決めておくと対処しやすそうですね!
そうだね。ずるずると待ち続けてしまうと万が一手違いだった時に先方の対応が後手に回ってしまうし、何より就活生側の精神衛生に良くない。常識の範囲なら企業側も悪い印象は持たないはずだから、期限を決めて対応しよう!
最終面接の結果が異常に遅い場合の対処法
最終面接の結果が異常に遅く、ここまでに共有してきた期間の目安を過ぎても返事が届かない場合はどうすれば良いのか?
結論から言うと、応募先企業に催促したほうが良いです。
万が一にも連絡が漏れている・忘れられて放置されているといったことがあっては大変です。
結果を待っていることは企業側も分かっているはずですので、結果が遅すぎるようなら問い合わせるのがベターでしょう。
ただ、具体的にどうやって問い合わせれば良いのか迷ってしまう人もいるはず。
そこで、メール・電話で連絡する場合の対処法をまとめました。
下記を参考に、最終面接の結果連絡について確認してみましょう。
メールで連絡する場合
メールは電話と比べて直接話す負担はありませんが、すぐに返事がもらえないこと・相手がメールを見逃して返事が届かないといったデメリットもあります。
すぐに返事が欲しい場合は電話のほうが適していますが、まずはメールで連絡した上で様子を見るのも1つの方法です。
メールを送る際には、「何の用件についてのメールか」が一目で分かるようにするのがポイント。
文面に悩むようなら、以下のテンプレを利用してみてください!
【お問い合わせメールのテンプレ】
件名:〇月〇日実施 〇年度採用試験結果通知に関するお問い合わせ /名前
◯◯株式会社
採用担当者 御中
お世話になっております。
先日、最終面接を受けさせて頂きました、〇大学〇学部〇学科の〇〇です。
先日はお忙しいところ、面接の機会をいただき、ありがとうございました。
標記の件につきまして、選考から〇日が経過しておりますが、未だ結果通知をいただけていない状況でございます。
現時点で、選考結果のお返事はいただけますでしょうか。
ご多忙のところ大変恐縮ではございますが、お手すきの際で構いませんので、ご連絡いただけますと幸いです。
ご対応のほど、どうぞよろしくお願い致します。
◯◯大学 ◯◯学部 ◯◯学科
名前
メールアドレス
電話で連絡する場合
電話で連絡する場合は、以下の3点が確実に伝わるようにしましょう。
- 何の用件で連絡しているのか
- 自分の氏名・大学名
- 人事・採用担当者に繋いで欲しいこと
企業側にとっては、大勢いる応募者のうち誰から電話がかかってきたのか、とっさに確認できない可能性も十分にあります。
電話に出た人が選考状況を把握しているとも限らないので、まずは用件を伝えて誰に繋いで欲しいのかを明確にすることが大切です。
具体的な会話例を共有するので、不安な人は以下の会話例を見ながら電話をかけることをおすすめします。
【電話で連絡する場合の会話例】
就活生「お忙しいところ恐れ入ります。先日、貴社の最終面接を受けた〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。」
社員「お世話になっております。」
就活生「こちらこそ、先日は面接の機会をいただきありがとうございました。選考から〇日が過ぎておりますが、結果連絡をいただけていない状況でございます。選考結果のお返事を窺いたいのですが、採用ご担当者様はいらっしゃいますでしょうか?」
社員「採用担当に代わりますので、お待ちください」
選考結果が遅くなっているとはいえ、丁寧に連絡しないといけませんね。
たしかに返事を急かすために連絡するわけだけど、いかにも急かしているという雰囲気が伝わってくるメールや電話はさすがに印象が良くない。「お手すきの際で構いませんので」などのクッション言葉を使って、できるだけやんわりと伝えよう!
最終面接の結果が遅い場合に合格か落ちたか見分けるポイントは?
最終面接の結果が遅いからと言って、落ちているとは限らないことは前に伝えた通り。
では、あえて合否を推測するとしたら、どんなところに手掛かりがあるのか?
最終面接時のやり取りや雰囲気を思い出しながら、思い当たる節がないか確認してみてください。
最終選考なのに圧迫面接のような感じがしなかったか
最終面接なのに圧迫面接のような雰囲気だった場合、落ちている可能性があります。
最終面接は、応募者の最終チェックを目的として行われるケースがほとんどです。
応募者のストレス耐性を確認するなどの目的でわざと厳しい質問をするなら、一次面接や二次面接までに済ませておくのが一般的でしょう。
つまり、あえて圧迫面接を演出するなどのテクニックは使わず、「本当にこの人を採用して良いのだろうか?」という目で見ていると考えられます。
ところが、その最終面接が圧迫面接のような雰囲気だったとしたら、面接を担当した重役から「嫌われてしまった」可能性がある。
人事担当者や管理職クラスがGOサインを出した応募者でも、役員クラスが実際に会ってみると「当社の社員としてふさわしくない」「人間的に好きになれない」と感じることは、残酷なようですが実際にあり得ます。
たとえば、志望動機など重要な質問への答えを聞いて「うちには合わないと思いますよ」「よそを検討したほうが良いかもしれませんね」と否定されるようなことがありませんでしたか?
面接中に「この人は採用したくない」と感じた時、こうした塩対応になりがちです。
もちろん最終面接であえて圧迫面接のような対応をする企業も全くないとは言い切れないので、これだけで不合格と断定することはできません。
ただ、一般的な感覚として「最終面接での塩対応」はあまり良い兆候ではないと考えられます。
選考とは関係のない話題が多くなかったか
最終面接で選考とは関係のない世間話のような話題が多かったようなら、不合格のサインかもしれません。
最終面接は文字通り応募者を見極めるための最後のチャンスなので、面接官としても慎重に対応するはず。
ほとんど雑談のような会話に終始していたようなら、そもそも採用する気がなく消化試合のように面接をやり過ごしていた可能性があります。
こうした対応をされる理由はいくつか想定できますが、たとえば最終面接前に別の応募者へ内定を出すことが決まり、採用予定人数の上限に達してしまったこともあり得る。
以降の面接は本来必要ないものの、最終面接の予定が既に組まれているので形式的に実施したのかもしれません。
ただし、最終面接で選考と関係のない話題が多かった=不採用とも限りません。
むしろ、採用するとほぼ決定していて、それ以上突っ込んだ質問をする必要性を感じていなかったのかもしれない。
実際、僕が就活をしていた時にも「ほとんど雑談しただけの最終面接」はありましたが、その企業から内定が出ましたね。
なので、最終面接での手応えから合否結果を一概に判断できるわけじゃない。
1つの可能性として、「選考とは関係のない話題が多くなかったか」を思い返してみてください。
面接官が明らかに興味がなさそうに見えなかったか
質問に答えても白けた表情をしているなど、面接官が明らかに興味がなさそうに見えなかったでしょうか?
もしそのような雰囲気を感じた場合は、最終面接で不合格になっている可能性があります。
最終面接で不合格になるのは、決して珍しいことではありません。
最終面接の合格率は50%ほどとも言われているので、2人に1人が落ちても不自然ではないのです。
とくに最終面接を担当する役員クラスの人物が強い権限を持っている企業では、役員の一存で「採用する・しない」を判断することもあり得る。
僕がこれまでに聞いたことがある話では「応募者が腕時計を右手首にしているのを不審に思った」というだけの理由で不採用にしたという例もあるとか。
もちろんこれは極端な例ですが、何が引き金となって不採用と判断されるか分からないということ。
面接官も人間なので、興味がない相手に対してはいかにも興味がなさそうな振る舞いをすることもあり得るでしょう。
ただ、興味がないからこそ愛想良く振る舞う面接官もいるので、これも不採用かどうかを判断する決定打にはなりません。
あくまでも1つの可能性として、最終面接時の面接官の反応を思い起こしてみると手掛かりが見つかるかもしれません。
他にも、「最終面接で逆質問がなかったら不合格の可能性が高い」などの噂が飛び交うことがあります。
結論から言うと逆質問の有無では合否は判断できません。
このあたりのことは次の記事で詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考にしてくださいね!
合否結果が届くまで、断定的なことは言えないってことですか?
その通り。面接の感触と結果が不一致になることは割とよくあるので、一喜一憂しないで落ち着いて待つことが大事だよ。万が一不合格だった場合に備えて、次の一手を考えておくことが大事だね。
最終面接の結果に関してよくある質問
最終面接の結果について就活生からよく聞かれる質問をQ&Aにまとめました。
疑問に感じていることがあるようなら、解決する上で役立つかもしれません。
自分が置かれている状況に置き換えて、疑問点を解消しておきましょう!
- 最終面接の結果は2週間以内と言われたらいつ頃きますか?
- 最終面接の結果は土日にも来ますか?
質問① 最終面接の結果は2週間以内と言われたらいつ頃きますか?
最終面接で「結果は2週間以内にお知らせします」と言われたのですが、結果はいつ頃届くものでしょうか?
2週間以内と言われたのなら、遅くとも2週間以内に結果が分かると捉えましょう。
企業によっては数日以内に結果が分かることもあれば、本当に2週間ぎりぎりのタイミングで連絡が来ることもある。
面接時に伝えられた期間は「結果が分かるまでのリミット」と考えてください。
もし伝えられた期間を過ぎても結果通知が来ないようなら、応募先企業に問い合わせても構いません。
むしろ、問い合わせることで志望度の高さが伝わることもあるので、「いかにも急かそうとしている」という雰囲気を醸し出さないように注意しつつ問い合わせてみましょう。
質問② 最終面接の結果は土日にも来ますか?
最終面接の結果連絡を待っているのですが、土日にも連絡が来ることがあるのか知りたいです。
企業によっては、土日に最終面接の結果が来ることもあります。
主な理由として、次のことが考えられますね。
- 部署によっては土日も稼働している
- 採用業務が大詰めの時期は土日も出勤日にしている
- 採用業務の外注先が土日も対応している
よって、応募先企業が土日は休日だったとしても、最終面接の結果連絡が土日に来ることはあり得るのです。
もちろん、企業によって方針はさまざまですので、土日は人事部がお休みで平日にしか連絡が来ないこともある。
結果連絡が電話で届く場合は、念のため土日も電話に出られるようにしておくことをおすすめします。
本記事の要点まとめ
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
この記事では、最終選考の結果が出るまでの期間と合否の関係について共有しました。
最終面接の結果は内定が出るかどうかが決まる大事な局面なので、連絡が待ち遠しいですよね。
1週間程度で結果が分かることがほとんどとはいえ、1週間という期間はとても長く感じるはず。
でも、今回共有してきた通り結果連絡をするタイミングには企業側の事情もあるので、あまり心配しても仕方がないというのが実情です。
僕も就活生の時には最終面接の結果を待っている間、つい浮き足立ってしまったこともありました。
ただ、最終面接で落ちることもあると分かっていたので、たとえ手応えがあった面接でも不合格だった場合にどうするべきかを常に考えていましたね。
雑談ばかりで中身のある話をほとんどしていないのに合格だったこともあれば、自分の中ではめちゃくちゃ好感触だったのに不合格だったことも実際にあったのです。
結果が遅いからといって一喜一憂しないで、できるだけ平常心を保つようにしましょう!
それでは最後に、この記事の要点をまとめて終わりとしましょうか。
【本記事の要点まとめ】
- 最終面接の結果が遅いかどうかで合格・不合格は判断できないので、連絡がなかなか来なくても落ち着いて待つことが大事。
- 最終面接の結果が出るまでの期間は企業ごとにまちまちだが、一般的には1週間〜長くても2週間程度。
- 新卒でも転職でも最終面接の結果が分かるまでの期間に違いはないものの、新卒採用のほうが応募者・採用予定人数が多いため時間がかかることはある。
- 最終面接の結果連絡に時間がかかる理由として、企業側の都合によるものも複数考えられるため、過剰に心配しないこと。
- 最終面接の結果が遅い場合は、大企業なら2週間、ベンチャー企業なら1週間は待ってから問い合わせるのがベター。
- 結果を問い合わせる時には「いかにも急かしている」という雰囲気にならないよう、丁寧な口調や文面で対応することが大切。
- 最終面接の感触で一概に合否を推測することはできないため、結果が遅い=不合格と決め込まずに気長に待とう。