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【ゼネコンランキング】建設業界の優良企業を売上や平均年収で厳選!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

総合建設業者であるゼネコンは人々の暮らしに欠かせない存在であり、安定性や社会貢献度の高さに魅力がある業界です。

スーパーゼネコンや準大手・中堅ゼネコンと呼ばれる会社では高待遇も期待できるので、同業界を目指している就活生も多いのではないでしょうか。

 

ただ志望業界を絞れていても、具体的にどの企業に応募すべきかってなかなか決められないものですよね。

そこで企業選びの参考になるのが、業界内での企業ランキングです。

 

この記事では、企業のホワイト度に影響を及ぼす「売上高・利益率・勤続年数・平均年収」の4項目でゼネコンランキングを紹介します。

平均年収ランキングで上位に入った企業の概要や優良ゼネコンから内定を得るための対策まで共有するので、同業界志望の人はぜひ最後までご覧ください!

 

ゼネコンの優良企業やおすすめ企業が気になります。

この記事では各指標に分けてランキングを共有。後半では具体的な内定獲得方法もお伝えするよ!

ゼネコン(建設業界)ランキング|売上高編

 

もったいぶらずに早速ランキング結果を共有していきますね。

まずは、売上高が高いゼネコンランキングです。

 

順位 企業名 売上高(億円)
1位 鹿島建設株式会社 20,796
2位 株式会社大林組 19,228
3位 大成建設株式会社 15,432
4位 清水建設株式会社 14,829
5位 株式会社竹中工務店 12,604
6位 株式会社長谷工コーポレーション 9,097
7位 戸田建設株式会社 5,015
8位 五洋建設株式会社 4,582
9位 株式会社熊谷組 4,252
10位 三井住友建設株式会社 4,032

引用:業界動向サーチ「建設業界 売上高ランキング(2021-2022年)

 

上位を見ると、スーパーゼネコンと呼ばれる大手5社がランクインしていました。

なかでも、鹿島建設と大林組の売上高が圧倒的に高い数字となっていますね。

5位以下を見ると、長谷工コーポレーションが上位を追随しており、そのほかの企業は少し売上規模が小さくなっているとわかります。

 

社員の待遇をよくするためには、大前提として売上をあげることが欠かせません。

優良度の高い会社を探す際には、上記のランキング結果も参考にするとよいでしょう。

 

公式ラインにて僕が持つホワイト企業に関する情報を”限定共有”

僕は今目を通してくれている就活攻略論のほかに、優良企業の求人だけに特化した「ホワイト企業ナビ」という就活サイトを運営しています。

そして限定掲載の求人サイトを運営しているからこそ、優良企業(=ホワイト企業)の最新求人や早期選考といった情報も豊富に持っているんですよね。

 

これらの情報をいち早く皆さんに共有しているのが、公式ラインになります。

ブログ記事では、これらの情報を必要とする人にタイムリーに届けるのが難しいので、公式ラインを活用して随時共有させていただいています。

 

 

個人的に高頻度で通知が来る公式ラインって鬱陶しく感じるので、最大でも週1回くらいのペースでしか配信していませんw

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スーパーゼネコンはやはり他社と比べても圧倒的な売上規模ですね…!

規模の大きな仕事をすることに強い関心がある人は、やはり大手建設会社との相性がよいといえそうだね。

ゼネコン(建設業界)ランキング|利益率編

 

次にこの章では、利益率が高いゼネコンランキングを紹介します。

いくら売上が高くても、利益率が低い場合は社員の年収や福利厚生などを改善するために使うお金にも余裕が生まれにくいです。

 

安定感の指標とする意味でも、利益率は欠かさずチェックしておくといいですよ。

 

順位 企業名 利益率(%)
1位 ベステラ株式会社 23.7
2位 明豊ファシリティワークス株式会社 14.3
3位 株式会社巴コーポレーション 10.7
4位 新日本建設株式会社 10
5位 名工建設株式会社 6.4
6位 株式会社長谷工コーポレーション 6
7位 第一建設工業株式会社 5.9
8位 日本国土開発株式会社 5.8
9位 技研HD株式会社 5.7
10位 若築建設株式会社 5.3

引用:業界動向サーチ「建設業界 利益率ランキング(2021-2022年)

 

トップ10の結果を見ると、ベステラ株式会社が圧倒的な数値となっていました。

準大手・中堅ゼネコンともいわれていないような会社ですが、大手ゼネコンが受注した工事を一次・二次下請けなどしているようですね。

 

そのほかの企業を見るとスーパーゼネコンはランクインしておらず、利益率の観点では準大手や中堅ゼネコンのほうが優れた傾向にあるとわかります。

業績の安定度的な観点では利益率はかなり重要な項目なので、この観点を重視する人は上記の結果を踏まえて企業探しをするとよいでしょう。

 

スーパーゼネコンが1社もランクインしないとは意外な結果でした…!

トップ10に入る利益率でなくても、売上が高いと手元に残るお金にも余裕が生まれやすいけどね。利益率重視の場合は、準大手や中堅ゼネコンもアリといえるよ!

ゼネコン(建設業界)ランキング|勤続年数編

 

続いては、平均勤続年数が長いゼネコンランキングです。

社員にとって働きやすい会社では、すぐに辞めたいと考える社員も少なくなります。

 

よって、一般的な会社よりも長く働く人が自然と多くなるんですよね。

もちろん古い体質の企業でダラダラ働く高齢の社員が多い可能性もありますが、優良度を判断する上では1つの参考材料になるかと。

 

順位 企業名 勤続年数(年)
1位 技研HD株式会社 27
2位 佐田建設株式会社 23.1
3位 株式会社淺沼組 21.6
4位 株式会社大本組 21.2
5位 三井住友建設株式会社 21
6位 東亜建設工業株式会社 19.7
6位 東急建設株式会社 19.7
8位 飛島建設株式会社 19.3
8位 大豊建設株式会社 19.3
10位 株式会社熊谷組 19.2

引用:業界動向サーチ「建設業界 勤続年数ランキング(2021-2022年)

 

勤続年数ランキングでも、利益率の結果と同様にスーパーゼネコンは1社も含まれていませんでした。

全体的な傾向としては、準大手や中堅ゼネコンのほうが同じ会社で長く働き続けている社員が多いとわかります。

 

あくまで仮説ですが、スーパーゼネコンに所属する社員にはキャリアアップやさらなる待遇改善を求めて転職する人が多いのかもしれません。

もちろん「スーパーゼネコン=長く働けない」という結果ではないですが、長く働ける会社を求める人は上記結果も参考にしてみてくださいね。

 

項目が変わるとランクインする企業の顔ぶれが変わって面白いですね!

たしかにそうだね。いろいろな項目のランキング結果を見ると意外な候補が見つかることも多いし、企業探しをする際にはうまく活用するとよさそうだね。

ゼネコン(建設業界)ランキング|平均年収編

 

次に紹介するのは、平均年収が高いゼネコンランキングです。

ここでは企業規模を問わず、建設業界で年収が高い上位10社をまとめました。

(スーパーゼネコン、準大手・中堅ゼネコンとで分けたランキング結果は次章以降でまとめています)

 

お金がすべてではないとはいえ、やはり収入が多いほど安定かつ余裕を持った生活を送れることは間違いありません。

とくに社会人としての勤務経験がないと何を重視すべきかわからないことも多いので、年収を重視して企業選びをする人もきっと多いですよね。

 

順位 企業名 平均年収(万円)
1位 鹿島建設株式会社 1,127
2位 大林組株式会社 1,024
3位 明豊ファシリティワークス株式会社 1,000
4位 株式会社竹中工務店 989
5位 インフロニア・ホールディングス株式会社 983
6位 清水建設株式会社 977
7位 大成建設株式会社 963
8位 東亜建設工業株式会社 936
9位 株式会社奥村組 918
10位 株式会社長谷工コーポレーション 910

引用:業界動向サーチ「建設業界 平均年収ランキング(2021-2022年)

 

上記を見ると、基本はスーパーゼネコンが上位に入る結果となっていました。

ただ、それ以外の準大手・中堅ゼネコンでも平均年収が900万円以上の企業が多くあるとわかります。

 

個人的には、大手5社とそれ以外の企業との差はそこまで大きくない印象でした。

年収を重視して企業選びをする場合にも、候補の選択肢を増やすためにスーパーゼネコンだけに強くこだわらないのもアリといえるでしょう。

 

たしかに、業界トップクラスの規模の会社と同程度の年収を得られる会社が多くあるとわかりますね。

大手5社に入らないと業界トップクラスの年収が得られないわけではないし、ほかの企業を選択肢として検討するのもかなりアリだよ!

スーパーゼネコン|平均年収ランキング

 

前章では企業規模を問わず、平均年収が高いゼネコンランキングを紹介しました。

ただ、なかには規模別の年収ランキングが気になる人も多いかと思います。

また、とくに準大手・中堅ゼネコンに関しては、上位に入った会社の概要を知りたい人も多くいるかと。

 

よって本章と次章では、スーパーゼネコンと準大手・中堅に分けた年収ランキングの結果、上位企業の概要を共有していきます。

まず本章ではスーパーゼネコンを上位から紹介していくので、各社の概要を順に見ていきましょう。

 

順位 企業名 平均年収(万円)
1位 鹿島建設株式会社 1,127
2位 大林組株式会社 1,024
3位 株式会社竹中工務店 989
4位 清水建設株式会社 977
5位 大成建設株式会社 963

 

 

1位:鹿島建設株式会社(1,127万円)

 

企業HP:鹿島建設株式会社

平均年収:1,127万円

本社:東京

主な勤務地:全国、海外

事業内容:土木建築及び機器装置その他建設工事全般に関する請負又は受託など

 

【企業概要】

鹿島建設株式会社は、スーパーゼネコンの筆頭として建設業界を牽引している大企業です。オフィスやインフラ・エネルギーなどの幅広い分野で建設事業を手掛けており、東京駅や姫路城の保存・修理などにも対応した会社ですね。

 

住宅手当や現場手当・資格取得補助金など、魅力的な福利厚生も豊富に用意されていました。完全週休2日制で年間休日も127日と多めに用意されているので、プライベートと両立しつつ働きやすい環境でしょう。

 

2位:大林組株式会社(1,024万円)

 

企業HP:大林組株式会社

平均年収:1,024万円

本社:東京

主な勤務地:全国、海外(※拠点型職員の採用あり)

事業内容:国内外建設工事、地域開発・都市開発・その他建設に関する事業、及びこれらに関するエンジニアリング・マネージメント・コンサルティング業務の受託、不動産事業ほか

 

【企業概要】

大林組株式会社は「地球に優しい」リーディングカンパニーを企業理念に掲げ、建設事業を通じて空間に新たな価値を想像している会社です。具体的には、大阪ドームや受田スカイビル・渋谷ストリーム・イオンレイクタウンなどを手掛けている会社ですね。

 

福利厚生を見ると、社宅や寮・住宅手当、リゾート施設や保養所など魅力的な制度が多くありました。ジョブローテーションやトレーニー制度など教育制度も充実しているので、キャリア形成を重視する人にもよい選択肢となるでしょう。

 

3位:株式会社竹中工務店(989万円)

 

企業HP:株式会社竹中工務店

平均年収:989万円

本社:大阪

主な勤務地:全国、海外

事業内容:建築工事及び土木工事に関する請負、設計及び監理など

 

【企業概要】

株式会社竹中工務店は、建設事業を通じて社会課題の解決と「まち」の高度化・多様化の実現に貢献している会社です。とくに有名な建設事例としては、東京タワーや日本武道館・パークハイアット京都などがありますね。

 

完全週休2日制で、年間休日が131日とかなり多めである点が印象的でした。社宅や独身寮・保養所・診療所・社員食堂などあるとうれしい福利厚生も充実しているので、待遇面で不満を感じることはまずないでしょう。

 

4位:清水建設株式会社(977万円)

 

企業HP:清水建設株式会社

平均年収:977万円

本社:東京

主な勤務地:全国、海外

事業内容:国内外建設事業、投資開発事業、PFI事業、都市開発等、エンジニアリング事業、LCV事業、フロンティア事業

 

【企業概要】

清水建設株式会社は「子どもたちに誇れるしごとを。」をコーポレートメッセージとして、誠実さと強い責任感を持ち業務を遂行する会社です。次の時代へのつながりを意識しつつ、事業を通じて社会貢献している優良ゼネコンですね。

 

社宅(家族社宅・独身寮・単身赴任寮)のほか、パタニティ休業(⽣後8週間以内に最⼤4週間)やフレックス勤務制度(小学校6年終期まで・介護終了まで取得可)なども充実していました。プライベートとの両立しやすさを重視する人にとっては、かなり相性のよい会社といえるでしょう。

 

5位:大成建設株式会社(963万円)

 

企業HP:大成建設株式会社

平均年収:963万円

本社:東京

主な勤務地:全国、海外

事業内容:国内外における建築・土木の設計・施工、環境、エンジニアリング、原子力、都市開発、不動産など幅広い分野で事業展開

 

【企業概要】

大成建設株式会社は「地図に残る仕事。」をキャッチコピーとして、140年以上に渡って国内外の建設物を手掛けてきた会社です。同業界のリーディングカンパニーとして、人がいきいきとする環境を創造している優良企業ですね。

 

独身寮や単身寮・住宅融資制度などの福利厚生のほか、リバイバル休暇やリフレッシュ休暇などの珍しい休暇制度も用意されていました。勤務地を限定した条件での採用もされているので、転勤を希望しない人もチェックしてみるとよいでしょう。

 

スーパーゼネコンと呼ばれるだけあって、大手の建設会社はどこも高年収で福利厚生なども充実していましたね。

たしかにそうだね。ただ大手企業は倍率も高くなりやすいから、保険的な意味で次章で紹介する候補も選択肢に加えておくのが個人的にはおすすめだよ。

準大手・中堅ゼネコン|平均年収ランキング

 

次にこの章では、準大手・中堅ゼネコンの平均年収ランキングを紹介します。

大手5社を省いているので、知名度・入社難易度が低めの優良ゼネコンを探している人にはきっと参考になるかと。

 

10位の会社でも平均年収は861万円であり、かなりの高待遇ですよ。

大手ゼネコン以外の企業候補を探している人は、ぜひ参考にしてみてください!

 

順位 企業名 平均年収(万円)
1位 明豊ファシリティワークス株式会社 1,000
2位 インフロニア・ホールディングス株式会社 983
3位 東亜建設工業株式会社 936
4位 株式会社奥村組 918
5位 株式会社長谷工コーポレーション 910
6位 株式会社高松コンストラクショングループ 880
7位 戸田建設株式会社 876
8位 若築建設株式会社 868
9位 三井住友建設株式会社 862
10位 株式会社 安藤・間 861

 

1位:明豊ファシリティワークス株式会社(1,000万円)

 

企業HP:明豊ファシリティワークス株式会社

平均年収:1,000万円

本社:東京

主な勤務地:東京、大阪

事業内容:オフィスビル、庁舎、校舎、駅舎、工場、研究所、医療施設、データセンター等、各種施設及び働き方改革・オフィス移転プロジェクトにおける「コンストラクションマネジメント」および「プロジェクトマネジメント」サービスの提供など

 

【企業概要】

明豊ファシリティワークス株式会社は、理念である「フェアネス・透明性」を事業の中心に据えて発注者支援事業を手掛けている会社です。2022年に厚生労働省が管轄する「くるみん」認定を受けており、子育てとの両立もしやすい会社ですね。

 

テレワークの推進や住宅手当支給・健康活動支援など、社員が高いパフォーマンスを発揮するための環境整備にも積極的です。主な勤務地も東京と大阪に限定されているので、全国転勤がないゼネコンを求める人にも適しているでしょう。

 

2位:インフロニア・ホールディングス株式会社(983万円)

 

企業HP:インフロニア・ホールディングス株式会社

平均年収:983万円

本社:東京

主な勤務地:東京

事業内容:インフラの企画提案、設計、建設、運営・維持管理までのあらゆる建設サービスの提供および建設(土木、建築)、舗装及び建設機械の製造・販売等を営む傘下子会社およびグループの経営管理ならびにこれに付帯または関連する一切の事業

 

【企業概要】

インフロニア・ホールディングス株式会社は、前田建設工業・前田道路・前田製作所の3社を傘下に持つ会社です。2021年10月に設立された同社は高年収となっているので、同グループの企業を候補に加えてもよいかもしれません。

 

福利厚生としては、社宅や独身寮・保養所・各種教育制度などが用意されていました。実力主義の評価制度が採用されているので、年齢に関わらず自分の活躍次第で評価される環境を求める人とは相性がよいでしょう。

 

3位:東亜建設工業株式会社(936万円)

 

企業HP:東亜建設工業株式会社

平均年収:936万円

本社:東京

主な勤務地:全国、海外

事業内容:総合建設業(主な事業:海上土木、陸上土木、浚渫・埋立、建築工事の請負、土地の造成・販売、開発、建設コンサルタント)など

 

【企業概要】

東亜建設工業株式会社は、羽田空港やレインボーブリッジなど数多くの有名プロジェクトを手掛けてきた優良ゼネコンです。「仕事はまじめにこつこつと、遊びはワイワイ楽しく」が社風で、風通しのよい雰囲気がある点も特徴的ですね。

 

住宅手当や独身寮・社宅、保養所(箱根)やリゾートホテル・スポーツクラブなど福利厚生はかなり充実しています。1908年創業の歴史のある会社なので、同社の社風などに魅力を感じる人は積極的にエントリーしてみるとよいでしょう。

 

4位:株式会社奥村組(918万円)

 

企業HP:株式会社奥村組

平均年収:918万円

本社:大阪

主な勤務地:全国、海外

事業内容:総合建設業およびこれに関連する業務

 

【企業概要】

株式会社奥村組は、道やトンネル・ダムなどの「土木工事」とオフィスビルや商業・公共施設などの「建築工事」を中心に事業を展開する会社です。竹中工務店などと同様に、東京ではなく大阪に本社がある点も珍しい特徴ですね。

 

完全週休2日制(土日祝)で年間休日も127日と多めでした。独身寮や社宅、育児・介護休業制度やリフレッシュ休暇なども用意されているので、待遇面ではまず不満を抱くことなく働けるでしょう。

 

5位:株式会社長谷工コーポレーション(910万円)

 

企業HP:株式会社長谷工コーポレーション

平均年収:910万円

本社:東京

主な勤務地:埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、福岡、沖縄、海外

事業内容:建設事業、不動産事業、エンジニアリング事業

 

【企業概要】

株式会社長谷工コーポレーションは、マンション事業に関わるすべてを担っている長谷工グループの主要企業です。マンション施工実績No.1のリーディングカンパニーとして、用地取得からリフォームまでを一貫して手掛ける唯一無二の会社ですね。

 

独身寮や診療所(HASEKO CLINIC)などの福利厚生だけでなく、社員のキャリア形成を支援する教育制度も豊富でした。建設業界のなかでもマンションに関わる事業に関心がある人は、同社への応募を検討してみてはいかがでしょうか。

 

6位:株式会社高松コンストラクショングループ(880万円)

 

企業HP:株式会社高松コンストラクショングループ

平均年収:880万円

本社:大阪、東京

主な勤務地:東京・大阪・名古屋

事業内容:建築事業、土木事業、不動産事業

 

【企業概要】

株式会社高松コンストラクショングループは、不動産有効活用の髙松建設/大型土木・建築の青木あすなろ建設/海洋土木のみらい建設工業などを傘下に持つ同グループの持株会社です。建築・土木・不動産の3分野で事業を展開している優良ゼネコンですね。

 

人材募集は傘下の企業ごとにされていますが、同グループが高年収であることから関連会社もある程度の高待遇を期待できるかと。一例として髙松建設の募集要項を見ると福利厚生や休暇制度が優れていたので、気になる人は他社も含めてぜひチェックしてみてください。

 

7位:戸田建設株式会社(876万円)

 

企業HP:戸田建設株式会社

平均年収:876万円

本社:東京

主な勤務地:全国、海外

事業内容:建築一式工事、土木一式工事等に関する調査、企画、設計、監理、施工その総合的エンジニアリングおよびコンサルティング業務など

 

【企業概要】

戸田建設株式会社は、140年以上の歴史と伝統を持つ老舗のゼネコンです。早稲田大学大隈講堂やヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル・有楽町マルイなど、数多くの有名建築物に携わっている会社ですね。

 

同社は「人がつくる。人でつくる。」をブランドメッセージとして、誠実で確実な仕事をすることに力を入れています。福利厚生などの待遇面も充実しているので、社員視点でも環境面で不満を抱くことはきっと少ないでしょう。

 

8位:若築建設株式会社(868万円)

 

企業HP:若築建設株式会社

平均年収:868万円

本社:東京

主な勤務地:全国、海外

事業内容:国内・国外建設工事、海洋開発、地域・都市開発、環境整備・保全およびその他建設に関する事業、建設コンサルティング、マネジメント事業、不動産事業

 

【企業概要】

若築建設株式会社は、海洋土木事業のパイオニアとして港湾整備(浚渫・埋立・防波堤・海底トンネルなど)で数多くの実績を持つ会社です。元をたどると、北九州の若松港を石炭積出港として改修・造成することを目的に設立された会社ですね。

 

完全週休2日制(土日祝)で年間休日も130日とかなり多いので、ワークライフバランスも実現できるかと。人物重視の採用と公表されているので、同社の事業内容に関心がある人は熱意を持って選考に挑戦してみるとよいでしょう。

 

9位:三井住友建設株式会社(862万円)

 

企業HP:三井住友建設株式会社

平均年収:862万円

本社:東京

主な勤務地:全国、海外

事業内容:建設事業(土木・建築・プレストレストコンクリート工事の設計・施工)、開発事業(不動産の売買、賃貸及び管理)

 

【企業概要】

三井住友建設株式会社は、土木・建築分野の事業を中心に利益を上げている会社です。社名のとおり、三井グループと住友グループに属する唯一のゼネコンでもありますね。

 

独身寮や社宅のほか、独身社員の実家への帰省旅費・メンター制度・ベビーシッター利用支援など珍しい福利厚生が充実している印象でした。入社3年後の定着率が90%以上であることから、若手社員にとっても働きやすい環境だと予想できます。

 

10位:株式会社 安藤・間(861万円)

 

企業HP:株式会社 安藤・間

平均年収:861万円

本社:東京

主な勤務地:全国、海外

事業内容:土木建築その他工事の調査、測量、企画、設計、施工、監理、技術指導の請負、受託およびコンサルティング業務など

 

【企業概要】

株式会社 安藤・間(呼称:安藤ハザマ)は、建築に強みを持つ安藤建設と土木に定評のある間組が2013年に合併して設立された会社です。合併以降も順調に売上を伸ばしており、スーパーゼネコンを除く平均年収ランキングでもトップ10に入っています。

 

「ともに新しい歴史を創っていく仲間」として人材が募集されているので、長い歴史の悪習が残るような会社を避けたい人には向いているかと。独身寮や在宅勤務手当などもあるので、待遇面に対してもある程度満足して働けるでしょう。

 

スーパーゼネコン以外でも、高待遇の会社はいくつもあるのですね。

トップ10に入った会社しか紹介できていないし、範囲を広げたらもっと候補は増やせるよ。より自分に合った会社を見つけるために、ぜひ自発的にも企業を探してみてね!

優良ゼネコンの内定を得るための対策|新卒向け

 

続いて本章では、優良ゼネコンの内定を得るための対策を共有していきます。

ランキングで上位に入るような会社は知名度に比例して採用倍率も高くなりやすいので、差別化につながる対策をすべきなんですよね。

一般的なやり方で対策を進めているだけでは、そう簡単には内定を得られませんよ。

 

よってここでは、就活を7年以上研究したきた僕が考える一般的なライバルとの差別化につながる対策を3つ厳選しました。

もちろんプラスαで取り組むことなので大変ではありますが、本気で優良ゼネコンの内定を得たい人はぜひ参考にしてみてください!

(ちなみに、転職者の方におすすめの戦略は「転職を7年研究した僕が考える「ホワイト企業に転職するために必須の3ステップ」と年収も上げる戦略!」にてまとめているのでぜひ!)

 

【優良ゼネコンの内定を得るための対策】

  • ホワイト企業ナビを活用する
  • 就活エージェントに優良企業を紹介してもらう
  • 逆求人型サイトを利用してホワイト企業との接点を増やす

 

対策① ホワイト企業ナビを活用する

 

手前味噌ですが、まずは僕が運営するサービスを紹介させてください。

僕は当ブログのほかに、ホワイト企業の求人だけに特化した「ホワイト企業ナビ」という就活サイトも運営しています。

 

▼こんなサイトです!見やすいデザインにこだわりました!

 

ホワイト企業ナビの最大の特徴は、取り扱い企業をかなり厳選していること。

具体的には、次の3条件をすべて満たす企業の求人しか掲載していません

 

【ホワイト企業ナビに掲載している優良企業の条件】

  • 残業時間が月25時間未満
  • 3年後離職率が30%未満
  • 年間休日数が120日以上

 

よって当サイトを利用すれば、ある程度の働きやすさが担保された求人とだけ出会うことができるんですよね。

現状はまだ掲載企業数が少ないですが、愛される求人サイトを目指して1つずつ丁寧に着実に企業を探して掲載しています。

 

求人情報の内容にもこだわっていて、プロライターが所属する編集部が各求人の中身をまとめているのでほかのサイトよりも見やすくなっているかと。

建設業界の求人も一部ですが扱っているので、少しでも関心を持ってくれた就活生はぜひ一度サイトをのぞいてみてくださいね!

 

» ホワイト企業ナビの求人一覧を見る

 

対策② 就活エージェントに優良企業を紹介してもらう

 

2つ目は、就活エージェントに企業を紹介してもらう方法です。

就活エージェントとは、人材会社が無料で就活を支援してくれるサービスのこと。

具体的には、次のような支援をしてくれるサービスです。

 

【就活エージェントのサービス内容】

  • 就活相談
  • 自分に合った求人の紹介
  • 選考支援(ES添削や面接対策)
  • 企業との面接のセッティング
  • 面接後のフィードバック共有

 

 

端的にいうと、就活生の内定獲得までを幅広く支援してくれるサービスですね。

ES添削や面接対策などの選考支援にも対応していますが、応募先の候補を絞れていない人には希望条件を聞いた上で求人も紹介してくれるんです。

 

エージェントは多種多少な企業とつながりを持っているので、当然ながら建設業界の優良企業の求人も数多く保有しています。

よってゼネコン志望であること・自分が企業に求める条件を伝えると、相性がよさそうな企業をピックアップしてもらえるんですよね。

 

僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。

 

就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。

 

またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。

 

運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。

就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう

(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)

» ミーツカンパニー就活サポートを利用する

 

対策③ 逆求人型サイトを利用してホワイト企業との接点を増やす

 

3つ目のおすすめは、逆求人型サイトを使う方法です。

逆求人型サイトとは、プロフィールを登録しておくと自分に興味を持った企業からスカウトが届く就活支援サービスのこと。

 

 

「就活生→企業」の流れで使うマイナビなどとは異なり、「企業→就活生」の流れでコンタクトを取るサイトですね。

就活生はサイト登録時にプロフィールを入力するのですが、すると自分に興味を持った企業からスカウトが届くようになります。

 

もちろん優良ゼネコン以外の自分にとって興味がない企業からスカウトが届くこともありますが、会社との接点を効率的に増やせるんですよね。

利用経験がないと怪しく感じるかもしれませんが、意外と同サイト経由で誰もが知るような優良企業の内定を得ている人は少なくありません

 

これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!

どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。

 

 

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ゼネコンに限らず、優良企業の選択肢を増やしたいなら活用しない手はないよ。面倒に感じる就活生が多い内容だからこそ、努力を惜しまないと差別化につながるね!

優良ゼネコンへの入社を目指すメリット

 

最後に本章では、優良ゼネコンへの入社を目指すメリットを共有します。

優良企業には誰もが入りたいと考えるので、内定を勝ち取るためにはモチベーションを維持して愚直に対策を続けないといけません。

 

そしてモチベーション維持の観点で、入社メリットを把握することは有効なんですよね。

入社後の明るいイメージがあると、前章で紹介したような少し面倒に感じる対策にも「将来のために頑張るか」という気持ちになれるものです。

 

いずれも簡潔に紹介するので、ぜひ最後にさくっと目を通してみてください!

 

【優良ゼネコンへの入社を目指すメリット】

  • 人々の暮らしに必須の業界であり安定性が高い
  • 仕事を通じて大きく社会貢献できる
  • 年功序列の傾向があり長く働くと高収入が期待できる

 

メリット① 人々の暮らしに必須の業界であり安定性が高い

 

ゼネコンが担う建設事業は、人々が暮らしをする上で欠かせない産業です。

たとえば、大手ゼネコンが関わった東京駅や大阪ドーム・日本武道館などがなかったとしたら、暮らしに支障が生じますよね。

 

上記は大きな施工事例ですが、そのほかにも建設業界の会社があるからこそ生活が成り立っている事例は山ほどあります。

これは過去の話ではなく、今後も同じ需要があることは容易に想像できるかと。

 

よって建設業界は需要が安定しており、先を見据えても安定性が高いといえます。

業界自体が右肩下がりだとリストラなどに巻き込まれる可能性もあるので、安定性が高いことは応募者視点でもメリットといえるでしょう。

 

メリット② 仕事を通じて大きく社会貢献できる

 

1つ目と似た内容ですが、建設業界は社会貢献度が非常に高いです。

人々の暮らしに欠かせない業界だからこそ、仕事をしていると自然と社会貢献に直結するものなんですよね。

極端な例ですが、東京タワーの建設に関わったとしたら、東京タワーの近辺を通るたびに自身の業務による貢献感を得られるでしょう。

 

日々の業務でもモチベーションを保つ上では、仕事での貢献感の有無が重要になってきます。

社会貢献性が高いゼネコンであれば、やりがいのなさを感じることは少ないでしょう。

 

メリット③ 年功序列の傾向があり長く働くと高収入が期待できる

 

3つ目は、年功序列の傾向があり長く働くと高収入が期待できること。

これは全員に当てはまる内容ではないですが、同じ会社でできる限り長く働きたいと考えている人にはメリットになりますね。

 

ゼネコンは案件自体が大規模であり、多くのお金が流れやすい業界です。

また歴史のある老舗企業が多く、勤続年数の長い社員も多くいます。

古くからある会社では年功序列が色濃く残っていることもかなり多いので、長く働くと自然と高収入を期待できるわけですね。

 

もちろん時代の変化とともに待遇面などが変わっていく可能性もありますが、ほかの業界と比べても年功序列は残りやすいと予想できるかと。

この特徴を魅力的に感じる人には、ゼネコンを志望する1つのメリットといえますね。

 

業界の安定性が高かったり、貢献感を得やすかったりするのは魅力的ですね!

メリットも改めて整理して、選考対策のモチベーションにつなげてみてね!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

4項目におけるゼネコンランキング、優良ゼネコンから内定を得るための対策・入社メリットなどを網羅的に解説しました。

 

業界自体の安定性や社会貢献度が高いゼネコンは、就職先としてもよい選択肢です。

とくにランキングで上位になるようなゼネコンであれば、待遇面で不満を抱くことも少なく安定的に働けるでしょう。

 

ただ上位企業は採用倍率も高くなりやすいので、差別化戦略は必須です。

この記事で紹介した就活エージェントや逆求人型サイトを活用するなど、取り組める対策を実践してぜひ優良ゼネコンの内定を勝ち取ってくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。

僕が現状考えるもっとも有効な就活の攻略法を簡潔にまとめています。

 

この記事と重複する内容も含みますが、いずれも就活成功という目標達成のために非常に重要なのでぜひあわせて一読してみてくださいね。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • スーパーゼネコン以外にも、建設業界には優良度の高い会社がいくつもある。
  • 優良ゼネコンは多くの人が入社したいと考えるので、本気で内定を得たいなら一般的なライバルとの差別化につながる対策をすべきである。
  • 選考対策のモチベーション維持のために、入社メリットも整理しておくとよい。