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【OpenES】学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容で評価される書き方!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

今回はOpenESなど様々なESで質問される「学業・ゼミ・研究室で取り組んだ内容について」の書き方を徹底解説します。

(ちなみに僕は就活をする上で、OpenESにとにかくこだわっていたので説明に自信があります!!)

 

企業からしたら、大学時代にどんな活動をしていたのか知りたいところ。

その回答が微妙だと「この子は大学時代を無駄にする人なのか?」と思ってしまう。

 

ちなみに僕はOpenESの通過率が100%でした。

中堅大学だろうが、1問1問にこだわれば通過するOpenESが作れます。

 

ぜひ本記事を参考に、「学業・ゼミ・研究室で取り組んだ内容」という1つのパーツを完璧に作り上げましょう。

「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」を質問する理由

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就活における全ての質問には必ず「質問する目的(質問意図)」があります。

その目的を把握し、そこから逆算して評価される回答を用意するという行動が欠けている就活生は非常に多い。

 

そもそも、なぜ学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容を聞いてくるのか?

この質問意図を明確化しておきましょう。

 

①どんな姿勢で学びどう成長したのか知るため

 

まず多くの就活生が勘違いしていますが、「何を勉強したのか」とか「何を研究したのか」ってことは重要じゃありません。

細かい話をすると「研究職」や「技術職」など、“大学で学んだことが仕事に直結する場合”は別ですが、それ以外の場合は何を学んだのかはどうでも良いです。

 

じゃあなんで質問するのか?

それは、学業やゼミを「どんな姿勢で」学び、「どんな成長をしたのか」ということを知るためなんですよね。

つまり「君は大学時代をちゃんと有意義に過ごしたの?」ってことが知りたいのです。

 

大学時代になんとなくで過ごした材はいらない

この質問の回答が適当な人ってのは、「大学時代を適当に過ごした人」である可能性が非常に高いですよね。

よってそれを判断するためにこの質問をします。

 

【これを踏まえた対策】

・どんな姿勢で学んだのか?研究したのか?を明確化する

・それを通してどう成長できたのか、を明確化する

(=この2つをしっかり書ければ、適当に過ごした人って認識を消すことができる!) 

 

②就活生の興味関心を知るため

 

2つ目の質問意図は、その就活生の興味関心を知るためです。

「どんな学業に興味があるのか?」「どんな研究に興味があるのか?」

このようにその就活生の興味関心を知ることで、自社と適性が高いのか判断する材料にしようという意図があるんですね。

 

ですがこの意図は、1つ目の質問意図に比べると重要じゃありません。

やはり「姿勢」と「成長」の方が重要なので、そちらを重視しましょうね!

 

なるほど!1番の質問意図は、どんな姿勢で学んで、どう成長したのか(その結果どんな知識を持っているのか)が面接官は知りたいんですね。

そうだよ。だから文章内には必ずそれらを盛り込むようにしよう。

評価される「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」のポイント

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「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」で評価されるためには、とにかく分かりやすい言葉で書くことを第一に徹底してください。

 

一見「分かりやすく書くなんて当たり前でしょ」と思うかもしれません。

おそらく10人に9人はそう思ったに違いない。

 

しかし、今回のお題である「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」を書こうとする時、多くの人は「難しい専門用語」を無駄に使おうとするんですよね。

 

「俺っちは歴史について学んだから、古今和歌集の知識すごいよ!古今和歌集ってさ!古今和歌集のね...。」

いやいや、そもそも古今和歌集って何だよ!?

 

学んだ覚えはあるけど、古今和歌集でさえ詳しく理解している人はそもそも少ない。

それは面接官も同じです。

 

①専門用語なんて読み手は知らない

 

専門用語なんて面接官は知らんのですよ。 

しかし、なぜみんな難しい専門用語を使おうとするのでしょうか?

 

それは「私って知識あるよ!」というアピールがしたいんですよね。 

つまり、優秀アピールです!!

 

あなたの知り合いにもいませんか?

知識が豊富だとアピールするために“無駄に”専門用語を使う人。

めっちゃ嫌いですw

 

ここで勘違いしてはいけないのが、面接官も私たちと同じ人間なんですよ。

何でも知ってる歩く電子辞書ではありません。 

だからこそ専門用語ではなく分かりやすい言葉で伝えるべきです!

 

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②「面接で詳しい話をすれば良いや」は甘い 

 

ここでこんな声が聞こえてきました。

専門用語は読んで分からなくても、面接で詳しく解説すれば良いんじゃないの?

つまりエントリーシートは難しい用語を使って、面接官が分からないところは面接で聞いてもらえば良いのでは?って考えですよね。

 

いや甘い。甘すぎる。糖分とりすぎてます。

 

たしかに読んで分からなかった部分を面接で聞いてくるかもしれません。

しかし、理解してくださいね。

面接時間は有限なのです!!!!

 

限られた面接の時間を専門用語の説明に使うのはもったいない。

何より専門用語の説明をしても、“あなたがその企業に適した人材であるということ”を示す「考え方」や「人柄」を伝えることはできませんよね。

それでは採用されません。

 

よって極力OpenESの段階から難しい言葉を避けておく方が良いのです! 

では、わかりやすい言葉で書くことの重要性を理解したところで「わかりやすい文章」の例文を次に紹介しますね。

 

③わかりやすく書いた文章例文

 

では具体的にわかりやすい文章の例文を紹介していきますか。

比較しやすいように、まずは難しい用語を羅列した例文を見てください。

 

僕は大学時代に化学を専攻していたので、研究内容を難しく書くとこんな感じに。

 

【難しい専門用語を使って書いた場合】  

「私はがん細胞に対しての農薬成分グリチルレチン酸による衰退作用についての研究を行っておりました。

薬を添加後、がん細胞内の組織を毎秒定点観察し、その効果を測ります。....」

 

破り捨ててやりたい!

そう思いませんか?あなたが面接官で、毎日数十、数百のエントリーシートを読む立場だったら、確実に破り捨てて、更にはシュレッターをかけるでしょう。 

 

そして何より難しい言葉を用いると機械的な文章になってしまい、自分の人柄や考え方が全く伝わりません。

最初に伝えた通り、「学んだ内容」については重要性が低いのです。

(だって大学で学んだ内容なんて、会社で使わないでしょ?それは面接官も知っているんだよ)

 

では専門用語をなくして、とにかく分かりやすい文章に変えるとどうなるか?

先ほどの文章を、わかりやすい文章に変えるとこうなります。

 

【分かりやすい言葉を使って書いた場合】 

「私はがん細胞に対して、農薬でも使われている成分を使った薬をかけることで、今までになかった効果が期待できるといった研究を行っていました。...」

 

こちらの方が断然読みやすい。

一発で何をやっていたかわかります。

 

これが「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」のキホンです。

何を学んだのかは、とにかくわかりやすい文章で書いて、一発で簡単に理解してもらう。

 

なるほど!たしかにわかりやすい文章でサクッと理解してもらうことによって、自分が本当に伝えたいことを伝えることができそうですね。

そうなんだよ。OpenESやESでは極力難しい言葉を避けて、読み手の理解を優先させるべきだよね。

「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」の書き方

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面接官の質問意図と、わかりやすく書くことの重要性が理解できました。

ここから本題で、実際の書き方について解説していきます。

 

OpenESでの「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」の記載は250字以内。

250字以内で評価されるためのおすすめの文章構成がこちらです。

 

【学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容におすすめの文章構成】

  1. 結論(取り組んだ内容)

  2. 詳しい説明(取り組んだ内容の説明)

  3. 身についた考え方や能力

 

要するに、取り組んだ内容を説明してから、それによって自分がどうポジティブに変わったのかを説明する。

これが僕が就活生の時に考えた最適解です。

ではこの構成に従って、わかりやすいよう3ステップで解説していきます!

 

ステップ① まずは結論を書く

 

どんな質問に対しても「結論」から書くようにしてください。

(ESでも面接でもこれは評価されるための最低条件です!)

 

「何に取り組んだのですか?」と聞かれた時の結論は「◯◯に取り組みました」です。

学業、ゼミ、研究室の中で、自分が最も印象に残っていること。

注力したことを書きましょう。

 

【ここまでで完成した例文】

「私は化学研究室という研究室にて、『水素爆発』についての研究に取り組みました。」

 

ステップ② 詳しい説明を書く

 

次に結論を補足していきましょう。

自分が取り組んだことの詳しい説明を書いていきます。

 

【ここまでで完成した例文】

「私は化学研究室という研究室にて、『水素爆発』についての研究に取り組みました。

この水素爆発とは、酸素と水素の濃度が非常に高い状態で起こる爆発を意味します。

水素爆発がエネルギーとして利用できないか調べる研究を行いました。」

 

ここまで結論と詳しい説明をすれば、正直これ以上細かく話す必要はありません。

(※専門的な技術職や開発職の人だけは例外で、それらの職種の人は詳しい取り組んだ内容で250字埋めてください)

 

そもそも面接官が詳しい内容を理解できない場合、これ以上細かく説明したところで「ふーん」となるだけですよね。

そこで最後に「取り組む姿勢や学んだこと」を記載するのです。

 

ステップ③ 身についた考え方や能力で差別化する

 

取り組んだことを通して、身についた考え方や能力を記載するのがおすすめです。

なぜならそもそも選考とは「いかに自分が御社に利益をもたらす人間なのか」を伝える作業なんですよね。

 

よって自分の強みを明確化することが最も重要。

それを様々な質問の回答を通して、伝えまくることがポイントになります。

 

例えば、「行動力」を最大の長所としてアピールする場合。

この取り組んだ内容を通して、自分の行動力が更に磨かれたことを書くと効果的。

こんな感じですね!

 

【ここまでで完成した例文】 

「私は化学研究室という研究室にて、『水素爆発』についての研究に取り組みました。

この水素爆発とは、酸素と水素の濃度が非常に高い状態で起こる爆発を意味します。

水素爆発がエネルギーとして利用できないか調べる研究を行いました。

この研究によって学んだことは「好奇心の重要性」です。

実のところ水素爆発に関して最初は興味がありませんでした。

しかし取り組んでみると毎日がワクワクして、水素爆発のことしか考えられなくなります。

このように、興味がないことにも好奇心を持って取り組み、一生懸命に打ち込むことの重要性を認識しました。」

 

いかがでしょうか?

このように取り組んだことを通して「好奇心の重要性を知った」というポジティブな変化を記載すれば、読み手はあなたのことを好奇心が旺盛な人だと認識します。

 

そしてそれはそのまま「行動力」という長所にひも付きますよね。

このようにして自分の長所、つまり武器をしっかりと読み手に伝えるのが、この「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」での重要なポイントだと僕は思います。

 

自分の長所の把握方法について

ちなみに多くの就活生が「自分の長所を明確に理解できていない」と言います。

これは自社の商品のことを理解していない営業マンと一緒。

就活において、自分の長所と短所を理解していない人は評価されないですよ。

 

「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」で評価されるためには、自分の長所の理解が必須です。

そのために僕がおすすめしているのが「適性検査」ですね。

他の記事でも散々おすすめしています。

 

これまで20以上の適性検査を受けてきました。

その中で、キミスカが無料で提供する適性検査が最適です。

(15分ほどのアンケートで、あなたの性格や特徴に関するデータが出る)

 

様々なデータが得られますが、特に9番が役立ちました。

キミスカ公式サイト」から無料登録して、マイページ内の『適性検査』から受験して下記のデータを取得しましょう。

 

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\OpenESの質を高めるための3つの秘策を共有!/

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なるほど!適性検査によって自身の長所を客観的に理解して、自分の武器を認識する。それをOpenES全体を通して伝え抜くことが重要なんですね。

まさにそのとおり。自己分析にも役立つからこのデータはとっておこう。」で共有しているよ。 

「どんな成長をしたのか」を取り入れる重要性について

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僕の「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」の方針は、ただ取り組んだ内容を説明するだけじゃなく、「それを通してどう成長したのか」をメインに書くこと。

 

学業やゼミを通して、成長できる人材。

学業やゼミを通して、何か人生に役立つ教訓(学び)を得られる人材。

 

当然、これらの人材は社会人になっても成長しやすい。

面接官はそう考えますよね。

 

この章では「どんな成長をしたのか」を取り入れる重要性を解説します。

僕が多用していた「誘い」というテクニックはぜひ覚えてくださいね。

 

「誘い」というテクニックで興味を惹く

 

「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」で差別化する方法ですが、僕が「誘い」と呼ぶ技術があります。 

 

この「誘い」とは何を誘うのかというと、それは「面接官の興味」を誘うことです。

面接官の立場に立って、「どんなことを書けば面接官の興味を惹けるかな?」と考え尽くすことが「誘い」というテクニックになります。

 

【興味を誘う文章の重要性】

①OpenESを読んだ時に「この子は自社に必要だ!」という興味が湧く

②興味が湧くことで、エントリーシートを読んだ後も「◯◯くん(さん)が記憶に残っている」という状態を作ることができる。

③実際に会って話してみたいと考えるので面接まで通過させる。

 

上記のプロセスが興味を誘うことの重要性です。

ではどうすれば面接官の興味を誘える文章が書けるのか?

それには「どんな能力や考え方が身についたのかを通して、自分の長所である能力を更にアピールする」というテクニックを使います。 

 

他の就活生が書かない視点を文章に取り入れる

「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」に加えて、“その経験からどんな能力が身についたのか、どんな考え方が生まれたのか”というところまで記載する人は少ないです。

 

ほとんどの就活生は取り組んだ内容だけを丁寧に丁寧に、難しい用語を使って書きます。(←これじゃ評価しようがない!取り組んだ内容だけに左右されちゃうでしょ)

そこでこちらは「他の就活生が書かない視点」を取り入れることで、面接官の興味を誘いましょう。

 

ちょっと分かりにくいので、例文を紹介していきますね。 

「普通の人が書く文章」と「面接官の興味を誘う文章」をそれぞれ見ていきましょう。

わかりやすいよう、それぞれの文章構成も合わせて解説します。

 

【普通の人の文章構成】

 

・結論(取り組んだ内容)

・詳しい説明(取り組んだ内容の説明)

 

普通の人の文章例)

 

「私は鎌倉文化について学びました。

鎌倉文化とは、鎌倉幕府の成立した12世紀末から幕府が滅亡した14世紀前半にかけての日本の文化でして、特徴としては庶民性を帯びてきたことにあります。

なぜ鎌倉文化以降、庶民性を帯びてきたのか、それが今の私達の生活にどう影響しているのかを調べることを主としていました。

文字が読めないような農民も楽しめるような文学に特に興味を示し、そういった文学ばかり調べました。」

 

どうでしょうか?

これを読んだところで、「ふーん、鎌倉文化を学んだんだな」としか思わないですよね。

面接官がめちゃくちゃ歴史オタクなら興味を持ってくれそうだけど、その可能性には期待できそうもない...。

 

【面接官の興味を誘う文章構成】

 

・結論(取り組んだ内容)

・詳しい説明(取り組んだ内容の説明)

・身についた考え方や能力(しかも他の人が書かない視点で差別化)

 

面接官の興味を誘う文章例)

 

「私は鎌倉文化について学びました。

鎌倉文化は鎌倉幕府の時の文化でして、庶民が楽しめるようになったという特徴があります。この変化に着目し研究することにしました。

結果、私がこの研究で得たことは「分かりやすさの重要性」です。

文字が読めない農民も楽しめる文学が登場し、多くの人が文化に興味を持ったことで、参加者が増え浸透。更に広がり、良いものが生まれる。

誰にとっても分かりやすいことはいつの時代でも重要なのだと知り、それ以降、私も他人に何か伝える時には分かりやすさを意識するようにしています。」

 

こちらの文章では鎌倉文化の説明は早々に切り上げて、それに取り組んだ結果得た「考え方」つまりは自分の成長をメインに語っています。

(後者の方があなたの考えや価値観、人柄といった本当に伝えるべきことが伝わるでしょ?第一に読んでて面白い)

 

ちなみにこれは「コミュニケーション力の高さ」という自分の長所をアピールすることを目的として書いてみました。

「分かりやすさの重要性」を学んだことを通して、コミュニケーション力の高さを伝えることができていますよね。

 

このように「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」には、自身の成長を入れることが重要かつ差別化に繋がります。

ぜひ面接官のあなたへの興味を誘いまくってくださいね!

 

【ポイント】

  • 面接官が興味を持つのは学業やゼミを「どんな姿勢で」「どんな成長をしたのか」ということ。
    (よって学んだ学業の内容や、ゼミや研究室でのテーマについて詳しく書かれていたところで興味は沸かない。=説明ばかりの文章はクソ!)

 

「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」を更に磨き上げる方法

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ここまでの解説にて「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」の書き方がわかったと思います。

でもここで終わってしまうのはもったいない!!

ぜひ最後の最後まで自分が書いた文章を磨き上げる努力をしてください。

 

OpenESの回答を磨く方法として、僕が就活生の時にとっていた行動が以下の2つです。

 

【「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」を更に磨き上げる方法】

  • 他の就活生がどんな内容を書いているのか把握する
    (良い表現があれば参考に・悪い点は反面教師にする!)
  • 就活エージェントにOpenESを見てもらう

 

①他の就活生がどんな内容を書いているのか把握する

 

ほとんどの就活生は自分が書いた文章を更に良くしようという努力が足りていません。

一度書き上げて満足してしまう人がほとんどなんですよね。

 

僕が書いているこの就活攻略論もそうですが、一度書いた文章は何度も何度も書き直したり、“もっと良い文章を参考にして磨く”作業が最も重要だと僕は考えています。

 

特に他人が書いた文章を読むことで「自分の文章はどれぐらいのレベルかな?」「この文章のこの表現うまいな!自分の文章に活用しよう!」といった作業をすることできます。

 

先輩や友人にOpenESを見せてもらうのは非効率!

このように話すと、先輩や友人にOpenESを見せてもらおうとしますよね。

それは圧倒的に非効率です。

 

世の中には「ネット上で無料で3万枚以上のESが読めるサービス」が存在します。

これらを活用して、他人の書いた文章から良い表現を見つけたり、自分の文章と比較して磨いていきましょう。

 

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上記は「ユニスタイル」というサービスです。

会員登録をすれば3万枚以上のESにアクセス可能。神ですよね。

(ユニスタイルの会員登録は無料かつ1分ほどでこちらから可能です!)

 

え!ネット上で3万枚のエントリーシートが見れるサービスなんてあるんですか!

これを知らない人は、わざわざ先輩や友人に頼んで見せてもらうからね...。それはダメだよ。 

 

②就活エージェントに書いたOpenESを見てもらう

 

他の就活生の書いた文章の研究をしつつ、自分の書いた文章を客観的に評価してもらうために僕は就活エージェントを使ってました。

面談を元に自分に合った求人を無料で紹介してくれるサービスです。

 

就活エージェントは選考支援をしてくれるので、OpenESを渡して「評価してもらえますか?良い点と改善点があれば教えて欲しいです」と言いましょう。

 

大学のキャリアセンターだと尖った修正をしてもらえなかったのですが、就活エージェントの担当者はめちゃくちゃ細かく修正してくれました。

(この表現はもっと◯◯の方が伝わりやすいよね!と。)

 

ちなみに就活エージェントはマジで微妙なところも多いです。

担当者によって質が大きく異なってしまうのですが、サービスとしておすすめのところはランキングで紹介してます。

まだ利用していない人はぜひこちらの記事を参考に、利用してみてください!

 

 

「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」の例文紹介

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では5ステップを把握したところで、例文を紹介していきましょうか。

ポイントは何度も言いますが、わかりやすい文章で書くこと。

そして、自分の長所と絡めて学業やゼミから得た考えや能力を記載して面接官の興味を惹くことですね。

 

【学業で取り組んだ内容の例文】

「私が学業で特に注力して取り組んだのが「心理学」です。

心理学の中でも「どうすれば相手に行動してもらえるのか?」を追求した学問について学んでいました。

心理学を通して改めて「相手の立場に立って考えることの重要性」を強く感じました。

つまり共感力の重要性ですね。

自分自身が相手に乗り移るように共感することでこそ、相手を動かすことができる。

ここで学んだことは今後社会人になっても重視すべきことですし、十分に活かしていきたいと考えております。(220文字)」

 

心理学について詳しく説明するのではなく、そこからどんな考えを学んだのかを中心に書いた例文です。

これを読んだ読み手は、「共感力を重視している人材だな」とすぐに認識可能です。

(つまり「共感力」という強みを相手に伝えることに成功しています!)

更に学業からこうした学びに転換する能力は十分に評価されますからね!

 

【ゼミで取り組んだ内容の例文】

「私がゼミで取り組んだテーマは「江戸時代の文化」についてです。

その中でも私が注目したのは「アートや芸術」でした。江戸時代には浮世絵や俳句、演劇が盛んであり、現代のアートや芸術に今でも影響を与えています。

このゼミから学んだ教訓は1つ。それは「価値あるもののみが永久に残る」ということです。

私の職人気質を後押しするこの教訓によって、社会に出たら必ず消費者にとって本当に価値あるものを生み出したいと強く思っております。江戸時代の文化を超えることを無謀にも目指しています。(209文字)」

 

かなり癖のある文章に仕上げてみました。

しかし、「職人気質」という強みをアピールするのは十分な文章ですよね。

ゼミで学んだ「江戸文化」と強みである「職人気質」を絡めることで、ゼミでの学びが強みにうまくマッチしていることをアピールすることができます。

 

【補足】OpenESの重要性を理解する

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OpenESは就活において、本当に重要です。

重要度で言えば、僕にとってのスタバほどに重要ですね。

(※就活マンは年間300回ほどスタバに通っています)

 

OpenESがそれほど重要である理由 

 

ではなぜOpenESがそれほど重要なのか?

通常のエントリーシートは提出する1社にしか読まれませんよね。

 

しかしOpenESは“複数の企業に”同じものを提出することができます。

つまり使い回すことができる。

 

よってOpenESは「素晴らしい1枚」さえ作成すれば、提出する全ての企業から評価されることができます。

反対に「質の低い1枚」を作成してしまうと、提出するすべての企業から低い評価を受けてしまうのです。

 

僕は就活が開始された初期にこのことに気づいたので、とにかくOpenESには注力しました。

 

OpenESの質を上げただけで通過率が瀑上がり

これは実際の話ですが、僕の友人にどの企業でも書類落ちする人がいました。

その友人のOpenESを見たらあまりに内容がひどかった。文章がはちゃめちゃ!

 

そこでスタバに駆け込み、添削をしてあげたんですよね。

その結果、その後に提出した企業の選考ですべて通過したという実話があります。

つまりそれほどにOpenESは重要だということです。

 

【ポイント】

OpenESは複数の企業に同じものを提出できるがゆえに、作成した1枚の重要性が非常に高いという特性を持っている。

 

評価されるOpenESの基本要素

 

OpenESの重要性を理解したところで、「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」の書き方における基本の2ポイントを紹介しておきます。

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とにかくこの2つが非常に重要です。

下記がOpenESの入力画面ですが、見てわかるとおり「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」入力可能文字数は「250字以下」しかない。

250字を最大限に活用して、わかりやすく、かつ面接官の興味を誘える文章を書くことが重要です。

 

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画像引用: リクナビ|OpenES

 

たしかに250文字しかないと、いかに分かりやすく興味を惹けるかが重要になりそうですね。 

そのとおり!

まとめ

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

 

OpenESって書くのが書くのが本当に大変ですよね。

僕が就活生だった時はひたすらスタバにこもって書いていました。

 

しかし冒頭でも話したとおり、OpenESは1枚素晴らしいものを作成すれば、書類の通過率が跳ね上がります。

よってここには時間を費やすべきですよね。

 

今回は僕が本当におすすめするサービスも併せて紹介したので、それらを存分に駆使して就活を効率化させていきましょう!

あなたが素晴らしいOpenESを完成させることを心から祈っています。

 

今日も読んでくれてありがとう。

君の就活はきっとうまくいく。