皆さん、こんにちは!スタバで仕事するのがもはや趣味なので、休日なく働き続けている、就活マンです。
面接でされる頻出質問の中に「休日の過ごし方は?」という質問があります。
この質問に対して、素直に答えれば良いのか?悩むところですよね。
そこで本記事では、休日の過ごし方を聞く質問意図や回答方法を解説します。
例文も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
- 面接にて「休日の過ごし方」を聞かれる理由
- 面接で「休日の過ごし方」を聞かれた時の回答ポイント
- 面接での「休日の過ごし方」の回答方法|文章構成
- 面接で「休日の過ごし方」を聞かれた時の回答例文
- 面接で休日の過ごし方を回答する時の注意点
- おわりに
面接にて「休日の過ごし方」を聞かれる理由
まずはそもそも面接官はなぜ休日の過ごし方について聞いてくるのか?
その質問意図は大きく3つあります。
質問意図① 就活生の興味関心を知るため
第一に休日の過ごし方を知ることで、就活生の興味関心を知ることが目的です。
休日って「自分の好きなこと」をして過ごすことが多いですよね。
映画が好きなら映画を見に行きますし、漫画が好きなら家でゆっくり漫画を読む。
そんな「好きなこと」を知ることによって、その就活生がどんなことに興味があるのかを知ることを目的としています。
また興味関心を知ることは、そのまま「性格」を知る手がかりにもなりますよね。
友人とアクティブに過ごすタイプなのか、一人でゆっくり過ごすタイプなのか。
休日の過ごし方は、興味関心や性格を知る手がかりになるのです。
興味関心→仕事の適性を測る
ちなみに興味関心を知ることで自社の仕事との適性を測ることにも繋がります。
バリバリ外に出て人に会うような仕事なら、休日もアクティブに動く人が合うだろうと判断できますよね。
反対に分析したり、パソコンへの入力が中心の仕事なら、休日もインドアなタイプの人が合うかもしれないと判断できます。
こうして仕事との適性、自社が求める人材に合っているかどうか判断するために「休日の過ごし方」を聞くというのが最大の質問意図となります!
質問意図② ストレスコントロール力を測るため
休日の過ごし方を通して、ストレスコントロール能力の有無を測る目的もありますね。
休日を活用して気分転換できる人は、当然ストレスのコントロール能力が高いと判断できる。
休日をうまく活用できない人は、ストレスを発散できません。
よって休日があっても、その週のストレスを溜め込んでしまう人だと判断できます。
企業としては当然ストレスコントロール力のある人材が欲しい。
よって、休日をうまく活用できるかどうかに着目していると覚えておくと良いですよ。
質問意図③ アイスブレイクのため
そして最後に、アイスブレイクとして質問する場合もあります。
アイスブレイクとは、面接での緊張を解いてもらうために気軽に「休日は何して過ごすの〜?」という感じで質問すること。
就活生が緊張していると、本来の姿を知ることができないので、面接官は積極的にアイスブレイクとしても質問をすることが多々あります。
休日の過ごし方を通して、その就活生の性格を知ったり、ストレスコントロール力があるのか把握することを目的として質問するんですね。
そうだよ。面接は短いからこそ、必ずそれぞれの質問に意図があるからね!
面接で「休日の過ごし方」を聞かれた時の回答ポイント
面接で休日の過ごし方を聞かれた場合、回答のポイントは2つあります。
この2つを押さえて回答すれば、面接官に自分の性格を伝えることができますよ!
①正直に休日の過ごし方を伝えること
休日の過ごし方を通して、面接官が知りたいのは「あなたの興味関心と性格」です。
これに関して、嘘を伝えてしまうと入社後のミスマッチに繋がるので避けるべき。
よって、正直に休日の過ごし方を伝えることが重要です!
たまに全然アクティブじゃないのに、「アクティブな過ごし方を伝えた方が評価されそう〜」と考えて、「フットサルをしますね!」とか回答する人がいます。
ですが、それは自分の性格が間違って伝わってしまうのでデメリットしかない。
必ず正直に自分の性格を伝えることを意識してください。
②性格と絡めてそのように過ごす理由を伝えること
先にも言ったとおり、休日の過ごし方を聞くのは「あなたの興味関心と性格」を知るためでしたよね。
よって、自分の興味関心と性格をこちらから伝えていくのがベストです。
そのためには自分の性格と絡めて、「なぜその過ごし方をするのか?」という理由を伝えると良い。
僕の場合は、「私は一人で過ごすことも好きな性格なので、読書をして新しい知識を得ることが楽しくて仕方ないんですよね」と伝えることができます。
このように伝えれば、面接官は「この子は一人で過ごすのが好きな性格なんだ」と理解できますよね。
性格と絡めて、その過ごし方をする理由を伝える。
常に、面接官に対して「自分はこういう人間です!」と理解を深めてもらうことを意識して回答することが、この質問だけじゃなく重要ですよ!!
なるほど!たしかに自分の性格を、こちらから伝えていけば、その分面接官の理解も深まりますよね。
そうなんだよ。面接を通して「自分の能力と性格はこれです」と伝えられて、初めて評価されることができるからね。(性格や能力が伝われなければ、そもそも評価される土台にも立てないんだよ...)
面接での「休日の過ごし方」の回答方法|文章構成
じゃあ具体的に、休日の過ごし方の回答方法を解説しましょう。
回答の文章構成は以下のようにシンプルです。
【回答方法】
・結論(私は休日は◯◯をして過ごすことが多いです)
・性格と絡めた理由(私は◯◯な性格なので、◯◯をして過ごすことに喜びを感じるんですよね)
詳しい内容は追加質問された時だけで良い
「あれ?もっと詳しく休日の過ごし方を話した方が良いのでは?」と思った人も多いでしょう。
しかし、休日の過ごし方などのラフな質問に対しては、完結に回答する方が良いと僕は考えています。
(反対に、重要な質問である「自己PR」「志望動機」「ガクチカ」は長めに詳しく回答する方が良いと考えています!要するに全ての質問に長々回答するのは、鬱陶しいからやめたほうが良いよーってことです。)
完結に回答して、もし面接官が詳しく知りたいなら追加質問してくるんですよ。
「映画を見て過ごすことが多いんですね!最近はどんな映画を見ました?」みたいにね!
会話のキャッチボール数を増やすべき!
質問→回答→質問→回答・・・このキャッチボール数を増やした方が、コミュニケーション力が高いと判断されます。
1つ1つの質問すべてに長々回答するのはやめましょう!
面接で「休日の過ごし方」を聞かれた時の回答例文
それでは、面接で休日の過ごし方を聞かれた時の回答例文を紹介します。
実際にどんな感じで面接で話すのか、ここでイメージを付けておきましょう。
面接での回答例文①
面接官「休日の過ごし方を教えてください。」
就活生「はい。私はアルバイトのない休日は、スタバで読書をすることが多いです。
私は自分が知らないことを知ることに対して、強い喜びを得るような、知識欲が深いタイプなのでゆっくりと読書をする時間が最高に幸せですね!」
面接官「なるほど!私もよくスタバには行きますよ。ちなみにどんな本を読むんですか?」
就活生「ジャンルはビジネス書が多いですね。知識の中でも特に将来役立つような知識を得ることが好きなので、心理学から経済学まで、書店で気になった本を毎週買って読んでいます。」
このように結論が「読書」なら、どんな本を読むのかまで詳しく語りがちですが、それは追加で質問された時に答えれば良いですよ。
そうすることで、このように「質問→回答」の回数が1回増えますよね。
余談ですが・・・。
これは面接官だけじゃなく、友人や恋人と話す時も使えるテクニックです。
長々と話すのではなく、1回1回の発言を簡潔にすることで、「質問→回答」の回数を増やせる。
すると「この人との会話は盛り上がる」と認識してもらうことができます。
また、相手が話した内容に対して、「それは◯◯だったの?」「その時◯◯はどんな表情をしていたの?」など、”会話を広げるような質問”をすると盛り上がりやすい。
質問が下手な人は、”その会話と全く関係ない質問をしてしまう”んですよ。
趣味の話をしているなら、その趣味の話を広げる、深堀りすることが重要。
「じゃあ次に特技は何?」と、全く別の質問ばかりを投げるようでは、会話は盛り上がりません。もはやそれはインタビューです。余談でした。(#余談長いよw)
面接での回答例文②
面接官「休日の過ごし方を教えてください。」
就活生「はい。私はアルバイトのない休日は、友人とフットサルをすることが多いですね。とにかく体を動かすことが好きなので、休日をフル活用して運動するようにしています。」
面接官「楽しそうですね!フットサルは昔からやっているんですか?」
就活生「いえ、大学から始めました。サッカーもしたことがなかったのですが、場所も確保しやすく、手軽にできるスポーツなので友人を10人集めて毎週活動していますね。」
アクティブな性格の人なら、そのアクティブさを全面に出しましょう。
先程の例文と同様に、「いつからフットサルを始めたのか」「だれとやっているのか」「どこでやっているのか」などなど、話したい内容は多いでしょうが、そこはグッとこらえて簡潔に回答することが重要ですよ。
簡潔に回答をすることで、面接官からの追加の質問を誘いやすいんですね!
そうそう。面接官からの質問が多ければ多いほどに、面接官の頭の中で「この子とはよく会話ができた」という印象が形成されるからね。
面接で休日の過ごし方を回答する時の注意点
それでは最後に、「休日の過ごし方」の回答に関する注意点を。
大きく3つの注意点があるので、押さえておいてください。
注意点① ネガティブな印象を与える過ごし方は避ける
休日の過ごし方として、ネガティブな印象を与えることは避けましょう。
ネガティブな印象を与える過ごし方としては、以下のようなこと。
【避けるべき過ごし方の例】
- 夜遊び(飲酒・クラブ・合コン)
- ギャンブル(パチンコ・競馬)
- 喫煙
わざわざこれらの過ごし方を伝えるメリットはないですね。
もちろん面接官によっては、「私もギャンブルが好きでね〜!君もやるのか〜!」と好意的に思われる可能性は0ではないですが、確率は少ない。
一定数からネガティブに思われる回答は避けるのが無難なので、避けるようにしてくださいね。
注意点② ストレス発散できるような過ごし方を伝える
そもそもこの質問には「ストレスコントロール力があるか判断するため」という質問意図があります。
よって「ストレス発散できないような過ごし方」は極力避けるべきですね。
【ストレス発散できないような過ごし方の例】
- 1日中家でダラダラして過ごす
- ずっと家事をする
- スマホでネットサーフィンをする
このような過ごし方では、休日を使ってストレスを発散できません。
企業側としては、当然ストレスコントロール力が高い人材を求めているので、これらの過ごし方は避けて他の過ごし方を伝えましょうね。
ダラダラして過ごすにも、僕のように「カフェでゆっくりする」という言い方に変えた方が、「気分転換できてストレス発散できているんだな」と認識してもらえたりするので、そこは一工夫しましょ〜!
この2つの注意点だけは押さえて、簡潔に回答することを心がけます!!
おわりに
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
休日の過ごし方については、頻出の質問の1つです。
ですが、回答方法は非常にシンプルなので理解できたと思います。
↓ちなみに面接での頻出質問をまとめた記事を書いたので、併せてぜひ!
途中でも話したとおり、面接では「自分はこんな性格でこんな能力があります」ということを伝えることが最重要!
よって自分の性格を正直に、わかりやすく伝えることが重要なのでぜひ意識してくださいね。
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。