MENU

【例文3選】就活の面接で「ストレスを感じるとき」を聞かれた場合の答え方

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

20180401154528syukatuman-about

就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

» 就活マンとは?|運営者のプロフィールや立ち上げ経緯はこちら

20230401120248

f:id:syukatsu_man:20220314162115p:plain

 

就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

面接で「ストレスを感じるときは?」と質問された場合、すぐに回答することはできますか?

おそらく多くの就活生が回答に悩むかと思います。

 

ただ、この質問をする企業は年々増えているんですよね。

なぜなら、早期離職のリスクとストレスは密接な関係があるから。

 

そこで今回は、面接で「ストレスを感じるときは?」と聞かれた場合の回答方法や回答ポイントについて、例文をもと解説していきます。

回答によってはマイナス評価を受ける可能性もある質問なので、ぜひこの記事を参考に事前準備をしておきましょう。

 

たしかに突然答えるのは難しい質問ですね。

エピソードを話すだけなら簡単だけど、それだけでは回答として不十分なんだ。そのあたりのポイントまで踏み込んで解説していくよ!

面接で「ストレスを感じるとき」を聞かれた際の回答構成

f:id:syukatsu_man:20220314162414j:plain

 

まずは回答の構成について解説していきます。

この質問に限らず、なにか文章を作るときは事前に構成を考えておくのがおすすめ。

 

そうすれば、ムダな文章を作ることはなくなりますし、なにより文章の途中で話が逸れることもなくなります。

僕がおすすめする「ストレスを感じるとき」の回答構成は以下のとおりです。

 

【ストレスを感じる時を答える際の回答構成】
  1. 結論
  2. ストレスと感じる原因
  3. 具体的なエピソード
  4. ストレス解消法

 

① 結論

 

まずは結論、つまりどんな場面でストレスを感じたのかを伝えましょう。

さいしょに結論をもってくることで、面接官にもあなたが話したいことがスムーズに伝わります。

理由やエピソードから話してしまうとゴールまで時間がかかり、結局なにが言いたいのか面接官に伝わりません。

 

それに、会話のテンポが悪くなり、自分でも何に対して答えていたのか分からなくなる可能性もあります。

的確さをアピールするためにも、とにかく結論から話しはじめましょう。

 

② ストレスと感じる原因

 

次に、ストレスを感じた原因を伝えます。

原因を話すときは、他人をストレスの原因にしないよう気を付けましょう。

 

たとえば、「一緒にシフトに入っていた人のミスが多くて自分の仕事量が増え、ストレスを感じた」といった内容です。

はたらくうえで人との関わりは切っても切り離せません。

 

よって、人のせいにすると、面接官にマイナスの印象を与える可能性が高いのです。

もちろん人に対してストレスを感じることはたくさんあるでしょう。

ただ、面接での回答としては他人ではなく、あくまでも”ストレスを感じた原因は自分にある”という内容を意識しましょう。

 

③ 具体的なエピソード

 

原因を伝えたら、次は具体的なエピソードを盛りこみましょう。

具体的な場面に落としこむことで、面接官はエピソードの内容をイメージしやすくなります。

 

誰が聞いてもイメージできることを意識した、具体的なエピソード準備しておきましょう。

 

【例文】

テスト勉強の計画を立てましたが、アルバイトを入れすぎてしまい、忙しくて思うように勉強が進まず、ストレスを感じました。

 

④ ストレス解消法

 

最後に入れたいのが、ストレス解消法です。

なぜなら、入社後にストレスを自分でコントロールする力があることをアピールできるからです。

 

この場面でも、まずはどうやって解消するのか結論から話すことを意識します。

そして、その方法でどのくらいストレスが解消されたのかを説明しましょう。

 

ただし、ギャンブルや周囲の人および公共の場で迷惑をかけてしまう行為をストレス解消法として挙げるのは控えてくださいね。

面接官の印象を悪くするおそれがあります。

 

【例文】

趣味のバスケットボールで体を動かし、汗をかいてリフレッシュしたことで勉強がはかどるようになりました。

 

また、ストレスの原因を解決するための方法を挙げるのもひとつの方法です。

面接官に、問題分析力や解決力をアピールするチャンスにもなります。

 

【例文】

試験勉強が思うように進まなかったので、先輩や友達に色々な取り組み方を聞き、自分に合った勉強法を探しました。

結果、効率的に勉強する方法が見つかり、ストレスを解消することができました。

 

全体の構成を知っておけば、面接官に伝えたいことが明確になるんですね!

それぞれの項目ごとに考えて最後に組み立てればOKだよ。

面接で「ストレスを感じるとき」を聞かれた際の回答例文

f:id:syukatsu_man:20220222130502j:plain

 

では、「ストレスを感じるときは?」に対する具体的な回答の例文をご紹介します。

例文をみて全体像をつかむことで、自分が書くときにもスムーズに進めることができるため、ぜひ参考にしてくださいね!

全体の構成を踏まえたうえで、3つの回答例文を紹介します。

 

回答例① 時間に追われるのがストレスに感じる場合

 

私がストレスを感じる時は、時間に追われている時です。

特に、授業のレポートなど期日がある場合にストレスを感じることがありました。

これは、完璧に最後まで仕上げたいという私の性格が原因だと考えています。

時間がない中で完璧を求めながらの作業は、精神的に大きな負担を感じました。

例えば、大学の研究活動で学会へ投稿する論文を作成していたときのことです。

細部までこだわり、完璧な状態を追求しながら書いていましたが、なかなか思うように進まず期日が迫ってイライラしていました。

そんな時、先輩と話す機会があり、常に完璧を求めて全力疾走し続けるのは難しいということに気付くことができました。

その後は優先順位をつけ、時間をかけるべき部分を洗い出したうえで取り組むよう意識しています。

結果、ストレスが軽減され、期日内に納得のいく論文を提出することができました。

 

自分の真面目な性格が原因でストレスを感じるケースの例文です。

物事に対する見方や考え方を変えたことで、解決したという流れです。

 

回答例② ケアレスミスに対してストレスを感じる場合

 

私は、自分の不注意によってミスをしたときにストレスを感じます。

居酒屋でアルバイトをしていたのですが、ドリンクの作り方を間違えたり、注文を見落としたりといったミスをしばしば起こしてしまっていました。

しばらくするうちに、教わったことをそのまま感覚的に実践していることが原因だと気づき、体で覚えるまで必ずマニュアルを確認したり注文を二重に確認したりするよう意識しました。

結果、以前のようなミスがなくなりストレスも緩和されました。

また、この経験によって自分の課題が見えたため、人が関わる作業は特に、確認を怠らないことでミスを防ぐよう意識するなどアルバイト以外の場面でも役に立っています。

 

これは、不注意が原因で失敗を繰り返すことにストレスを感じた場合の例文です。

原因である、不注意を解消するための手立てをとることで解決した経験が、今後の社会人生活でも役立つことをアピールできます。

 

回答例③ 思うように事が進まないことにストレスを感じる場合

 

私は、思ったように勉強がはかどらない時にストレスを感じます。

なぜなら、試験日までに勉強が間に合うのか、このままでは単位を落としてしまうのではないかという不安を抱えている状態が続くからです。

高校や大学の受験前も同じような状態でした。

しかし、ただ心配しているだけでは何の解決にもならず、むしろ時間が過ぎていくだけです。

そこで、そんな時は自分なりの気分転換を意識しています。

例えば、天気がよければゆっくり歩いて散歩をします。

好きな音楽を聴きながら頭を空っぽにして歩くとリフレッシュでき、勉強に集中できるのです。

このほかにも、好きな入浴剤を入れて半身浴をしたり、アロマをたいたりと、その時の気分に合わせた気分転換をしながら、ストレスと付き合っています。

 

自分のメンタルコントロールが苦手な人の事例です。

自分に合ったコントロール方法を見いだせたことをアピールすれば、今後困難に遭遇しても、リフレッシュしながら頑張れると受け取ってもらえるでしょう。

 

【補足】面接で答える「ストレスを感じるとき」の回答一覧

 

「ストレスを感じるときって言われてもあまり思いつかない…」という人のために、回答の一覧を共有しますね!

参考にして、自分はどんなときにストレスを感じているだろう?と考えてみてください。

 

【面接で答える「ストレスを感じるとき」一覧】

  • 時間に追われているとき
  • 不注意でミスしたとき
  • 思うように事が進まないとき
  • 人前に立つとき
  • 集中できないとき
  • 目標を達成できなかったとき
  • やるべきことをこなせていないと感じるとき

 

「ストレスを感じるとき」を考えるときのポイントは、自分が原因であること。

人や周りの環境など、どうしようもない部分を原因にするとマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。

 

なぜなら、社会に出てはたらく中で、自分ではどうしようもないことは山ほどあるから。

面接では周りではなく、「自分が原因であることでストレスを感じるときはどんなときだろう?」と考えてみてくださいね。

 

面接の場に慣れるためにもエントリー数を確保しておこう!

面接では今回の「ストレスを感じるときは?」のように事前に考えておかないと、スッと答えられないような質問をされることがよくあります。

事前に考えていたとしても、いざ面接の本番になると緊張でうまく答えられなかった、なんて人も少なくありません。

 

せっかく回答を考えて準備していたのに、緊張で空回りしてしまってはもったいない。

そこで、面接の場に慣れるためにも、まずはエントリー数を増やして場数を踏むことが大事です。

 

エントリー数が少ないと、そもそも面接の機会が少なく1回1回緊張してしまうでしょう。

しかし、エントリー数を増やすことで、面接をうける回数もおのずと増えてきます。

面接の場に慣れると、さいしょほど緊張せず、受け答えもスムーズにできるようになっていくんですよね。

(回答の改善点も見つけやすくなる!)

 

面接で緊張しそう…と不安がある人ほど、エントリー数は増やしておきましょう。

エントリー数を増やすには、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ミーツカンパニー就活サポート」がおすすめです。

 

それぞれ逆求人サイトと就活エージェントですが、じぶんで企業を探す手間を省けるので、効率的にエントリーする企業を見つけられるんですよね。

選考を有利に進められることもあるので、上記2サイトはかならず登録しておいてください。

 

 

ちなみに、僕はこれまで就活を7年以上研究し、100を超える就活サイトをみてきました。

その中から、とくにおすすめできる6サイトをピックアップして、以下の記事で紹介しています。

内定を効率よく獲得したい人は、ぜひ参考に利用してくださいね!

 

 

ストレスを感じやすい場面はマイナスのイメージを与えるのではと心配でしたが、伝える順番や内容によってプラスのイメージに変わるんですね。

そうなんだ。マイナスの場面をどう自分で乗り越えたかが伝わるとバッチリだね!

面接での「ストレスを感じるとき」の答え方のポイント

f:id:syukatsu_man:20220213231544j:plain

 

面接で「ストレスを感じるとき」について聞かれたときの答え方のポイントについて解説します。

ポイントは以下の3つです。

 

【「ストレスを感じるとき」の答え方のポイント】

  1. ストレスを溜め込むタイプではないことを伝える
  2. ストレスを感じにくいことを伝える
  3. 「ストレスを全く感じない」という回答はしない

 

ポイント① ストレスを溜め込むことはないことを伝える

 

ストレスを溜めこまない、つまりストレスを回避したり軽減したり、ポジティブな事柄に転換したりする力があることを伝えましょう。

 

たとえば、前向きで楽観的な性格をアピールすれば、ストレスの容量が大きく精神的に追いこまれにくいと面接官は捉えてくれます。

 

逆に溜めこむタイプほど、爆発すれば離職につながりやすいです。

そういったリスクを抱える人材は企業としても避けたいでしょうから、決して溜め込むことはないという部分を伝えましょう。

 

ポイント② ストレスを感じやすい人だと思われないようにする

 

ストレスを感じやすいと思われてしまうのは、就活生にとって不利です。

たとえば、細かいことを気にしやすいという印象をもたれると、すぐにストレスを抱え、早期離職や休職をしてしまうのではと捉えられてしまいます。

 

その結果、採用につながりにくくなるのです。

そのため、普段感じるストレスは軽度であり、なおかつ頻回ではないことも伝えるよう意識しましょう。

 

ポイント③ 「ストレスを全く感じない」という回答はしない

 

ストレスを全く感じないという回答は、面接官からすると不信感を抱きやすいです。

そもそもストレスを全く感じない人なんていませんからね。

 

また、ストレスを感じない人は、他の人が感じるストレスに気付けない感覚の持ち主かもという印象も与えてしまいます。

社会人になれば、他人と協力しながら利益や成果を出さなくてはなりません。

そのため、他者のストレスに気付けない=他者への思いやりや労いの気持ちがもてない人だと捉えられかねないのです。

 

むしろ、ストレスを感じないほど自分勝手な言動をくり返す人で、周囲のストレスを引き起こす要因になるリスクがあると捉えられる恐れがあります。

 

3つのポイントを抑えておくことが重要ですね。

正直に伝えることは大切だけど、面接官を不安にさせたり誤解を招いたりするような回答には気を付けよう!

「ストレスを感じるとき」の回答の質を最大限に高める方法

f:id:syukatsu_man:20220222181243j:plain

 

回答構成と回答例文を共有したので、かなり書くイメージが湧いたかと思います。

ただ、それだけで文章を作ってしまった場合、自分自身の主観しか入っていないため、面接官に伝わりづらい可能性があります。

 

就活において評価するのは企業の採用担当者、つまり客観的な評価です。

つまり、主観だけで作った回答は評価されにくいこともあるため、事前に客観的な評価を受けておくことが重要となります。

 

そこでおすすめなのが以下3つの方法。

いずれも客観的な評価を取り入れることに向いている方法なので、ぜひ事前に実践してみてください。

 

【回答の質を最大限に高める方法】

  1. 就活エージェントに添削してもらう
  2. 無料のES閲覧サイトで他の就活生の回答を参考にする
  3. エピソードを知らない第三者に話してみる

 

方法① 就活エージェントに添削してもらう

 

僕が最もおすすめする方法が”就活エージェントに添削してもらう方法”です。

就活エージェントとは、求人紹介から選考対策までをマンツーマンでサポートしてくれるサービスのこと。

 

f:id:syukatsu_man:20210916120307p:plain

 

毎年たくさんの就活生を内定に導いているため、いわば就活のプロと呼べる存在です。

選考対策もサポートしてくれるので、事前にエージェントに回答の添削を頼むことができます。

就活のプロにみてもらうことで、客観的な評価をもらえるんですね。

 

また、エージェントを経由して選考を受けた場合、企業からフィードバックがもらえます。

よって、面接の回答でなにがよくなかったのか、どう改善すべきなのかを知れるんですよね!

 

僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。

 

就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。

 

またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。

 

運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。

就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう

(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)

» ミーツカンパニー就活サポートを利用する

 

方法② ES閲覧サイトで他の就活生の回答を参考にする

 

次におすすめなのが”ES閲覧サイトで他の就活生の回答を参考にする方法”です。

ES閲覧サイトでは、実際に選考に通った回答をみることができます。

選考で評価された回答を見れるのは、対策するうえでかなり役に立ちます。

 

具体的におすすめなのは「ワンキャリア」と「ユニスタイル」。

いずれも完全無料で利用することができ、情報量としても6万件を超えるESが掲載されているため、めちゃくちゃ有益です。

 

今回の質問に限らず、その他の質問に対する準備にも役立つので、ぜひ活用してみてください!

 

方法③ エピソードを知らない第三者に話してみる

 

第三者を相手にした面接練習も、回答の質を高めるのに有効です。

なぜなら、面接ではエピソードを明確に伝えられるかどうかが大切だからです。

 

いくら構成が完ぺきでも、相手が理解できなければ意味がありません。

よって、エピソードを知らない第三者に話して伝わるかを事前に確認してみることが大事。

面接は独特な緊張感があり、その雰囲気にのまれて上手く伝えられなかったという失敗談もよく耳にします。

 

そのようなリスクを少しでも避けるため、第三者を相手に模擬面接をしてみましょう。

くり返し行えば、エピソードを初めて聞く相手にも理解してもらうためのコツがつかめるはずです。

 

ただ型通りにやればいいというわけではないんですね。

周りの就活生と差をつけるには、回答の質を高める手立てが大切なんだよ。自分の課題に合った方法を選ぶといいね!

なぜ面接で「ストレスを感じるとき」を聞くのか?

f:id:syukatsu_man:20220210235709j:plain

 

そもそもなぜ企業は面接で「ストレスを感じる時」を質問するのか。

限られた貴重な時間を使ってでも質問しているということは、明確な狙いがあります。

 

結論から言うと、ストレス耐性やストレス解消法を知っているか、早期離職のリスクがあるかを企業側が判断するためです。

それぞれについて詳しく解説していきますね。

 

狙い① ストレス耐性を見極めたいから

 

最初の狙いとしては”ストレス耐性を見極めたい”というものがあります。

企業は新卒採用において、自社で長くはたらいてくれる人材を求めています。

採用にはコストと時間を費やすため、なるべく早期離職のリスクを減らしたいのが本音です。

 

そのため、あまりにも些細なことにストレスを感じるタイプだと判断されると、不採用のリスクが上がってしまいます。

 

また、職種や部署によっては、人と話すことや緻密な作業に対してストレスを感じる人だと、向いていないと判断されるケースもあります。

就活先の企業が求める人物像をリサーチし、回答を準備しておくことが大切です。

 

狙い② 自分自身のストレス解消法を理解しているか知りたいから

 

自分にとってストレスを解消できる方法を知っているか、つまり自分でストレスをコントロールできるかどうかも、この質問によって判断されています。

 

ストレス解消法を知っていれば、オンとオフを切り替えてリフレッシュし、仕事に集中できると判断されます。

 

社会に出れば、大なり小なりのストレスは感じます。

その時うまくコントロールできる人材は、早期離職を防ぎたい企業にとってプラスの存在なのです。

 

狙い③ 早期離職のリスクがある人材なのかを判断したいから

 

企業としては、早期離職を避けたいため、そのリスクのある人材かもこの質問で判断しています。

 

ストレスをコントロールできなければ、早期離職につながる恐れがあるため、この質問で確認しているのです。

退職理由の原因としては、次のようなストレスが挙げられます。

 

人間関係のストレス

職場でのストレスといえば、人間関係を挙げる人が多くいます。

僕の周りにも、人間関係で悩む人は少なくありません。

 

しかし、どんなに苦手でも協力しなくてはならないし、仕事上のコミュニケーションは避けられません。

部署変えや転勤などがない限り、環境は大きく変わりません。

よって、早期離職のリスクを引き起こす可能性が高いストレス要因といえます。

 

待遇や環境に関するストレス

業務量や貢献度に対し、給料のバランスが悪かったり正当な評価が得られなかったりすることにストレスを感じる場合もあります。

給料や評価は、仕事へのモチベーションにもつながります。

 

また、職場環境に対してストレスを感じる場合もあるでしょう。

いくら給料が高くても、残業が続いて心身ともに疲れきり、プライベートの時間が充実できない日々が続いたときにストレスを感じて退職を考えるかもしれません。

 

職種によっては、繁忙期にプライベートの時間を取りにくい場合があります。

このような環境に置かれた場合、いかにストレスをコントロールできるかを判断しているのです。

 

自分の能力に対するストレス

とくに入社した頃は、仕事でなかなか結果を出せず評価されないことにストレスを感じるかもしれません。

自分には仕事内容が合っていないと感じ、退職を考えるかもしれません。

 

ストレスによってすぐにあきらめ早期退職するのではなく、粘り強く頑張れる人材を見極めようとしているのです。

 

まさかこんな意図が隠れていたとは思いもしませんでした・・・

恐れることはないよ!むしろどんな意図で聞かれているのかを知っておけば、自分のよさをアピールするためのチャンスになるからね。

「ストレスを感じるとき」は公務員の面接試験で聞かれやすい?

f:id:syukatsu_man:20220206140751j:plain

 

最後に補足情報をお伝えしておきますね。

それは「民間企業に比べて公務員試験の方がストレスに関する質問が多いのか?」といった点です。

 

結論、公務員試験でもストレスに感じる質問は多い傾向にあります。

公務員の立場は特殊で、全体の奉仕者という立場になることから、民間企業で働く会社員に比べて、制約や気をつけるべき点が多いんですよね。

 

簡単に言うと、いつも見られている立場にあるということ。

それだけ常に公務員であることを意識する必要がありますし、奉仕者として仕事をするため、関わる人の幅も非常に広いのが特徴です。

 

よって、面接においてもストレスに関する質問が多くなります。

一定のストレス耐性がないと難しい職業であるからこそ、その点に関する質問も必然的に増えるということです。

 

▼公務員の面接試験では聞かれやすい

 

それだけストレスのかかりやすい環境ということなんですね。

同時に、採用側が重視している視点ともいえるね。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

面接で「ストレスを感じる時は?」と聞かれた場合の回答方法について、ご理解いただけたかと思います。

 

もちろん質問の主題はエピソード部分なので、どんなときにストレスを感じるのかを伝えるのが大切です。

ただ、それを言いっぱなしにしてしまうのは少々危険。

 

エピソードに加えて、どのようにストレスに向き合うのか、そもそもストレスに付き合っていける人材なのかまで伝えることが重要です。

この記事を参考に、ぜひ回答を考えてみてくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【面接でよく聞かれること】"絶対に押さえるべき42問"の回答方法!」も読んでみてください。

面接でよく聞かれる質問をまとめています。

 

面接でよく聞かれる質問は、結果にも影響するほど重要な部分です。

質問の狙いや回答例についてまとめているので、ぜひ面接対策に役立ててください!

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか。

 

【本記事の要点】

  • ストレスを感じる時という質問に対する回答構成は「①結論」「②ストレスと感じる原因」「③具体的なエピソード」「④ストレス解消法」の流れがおすすめである。
  • 回答の質を最大限に高めるには客観的な評価が必要であり、就活エージェントや無料のES閲覧サイトなどが対策としておすすめである。
  • そもそも企業が「ストレスを感じる時」を質問するのは、ストレス耐性やストレス解消法を知っているか、早期離職のリスクがあるかを企業側が判断するためである。
  • 面接で回答する際のポイントは「ストレスを溜め込むタイプではないことを伝える」「ストレスを感じにくいことを伝える」「「ストレスを全く感じない」という回答はしない」といった点である。
  • 公務員はその業務の特殊性から、ストレスに関する質問事項が多い傾向にある。