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【一次面接の通過メール対応】返信例文や基本マナーを共有!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

就活を進めていると、企業とメールでやり取りする場面が多々あります。

その1つに一次面接の通過メールがありますが、そもそも返信は必要か・返信するなら何を意識すべきか悩む人は意外と少なくないんですよね。

 

結論、送信専用アドレスから送られていたり返信不要と明記されていたりする場合を除いて、基本的に通過メールには返信すべきです。

ただ、マナーなどを押さえていないと企業に対してネガティブな印象を与える恐れもあるので、ポイントを把握しておくことが大切ですね。

 

この記事では、一次面接の通過メールに返信すべき理由や例外的に返信不要なケースを3つ共有します。

その上で、状況別の返信例文やマナー・好印象を残すコツまで共有するので、さくっと返信して時間を有意義に活用したい人はぜひご覧ください。

 

失礼のない返信方法が知りたいです!

メールにもマナーやルールがあるからね。基本マナーを押さえつつ、例文を参考にしながら作成してみてね!

一次面接の通過メールに返信する際の例文|ケース別

 

早速本題です!

一次面接の通過メールに返信する際の例文を共有します。

ここでは、主に想定される4つのケース別に例文を作成しました。

 

もちろんベースの文章はコピペしてOKなので、ぜひ例文を参考にして貴重な時間を有意義に活用してくださいね!

 

なお、就活でのメール返信の例文は「【コピペOK】就活でのメール返信のおすすめ文章|テンプレ有り」でもまとめています。

面接後のお礼や内定辞退などのメール例文を紹介しているので、ほかのタイミングにおける例文も知りたい人はぜひあわせてご覧くださいね。

 

【一次面接の通過メールに返信する際の例文】

  • 提案された候補から希望日時を回答する場合
  • 提案された候補と別の日時を提案する場合
  • 選考辞退をする場合 
  • 通過メールの確認や連絡が遅れた場合

 

例文① 提案された候補から希望日時を回答する場合

 

一次面接の通過メールには、日程調整の旨も書かれていることが大半です。

先方から提示された日時のなかに自分も参加可能な日があった場合は、その日程を明記して承知する旨を伝えましょう。

 

日程は、箇条書きのように独立させる形で記載したほうが見やすくなります。

以下の内容を参考にして、さくっと返信してみてください。

 

【提案された候補から希望日時を回答する場合のメール例文】

△△株式会社

人事部 ◎◎様

 

お世話になっております。

〇〇大学〇〇学部の【名前】と申します。

 

この度は、一次面接通過のご連絡をいただき誠にありがとうございます。

ご提案いただきました日程の中から、下記でお伺いさせていただけますでしょうか。

◯月◯日(◯)◯時〜◯時

 

お忙しい中恐縮ですが、ご返答の程よろしくお願い申し上げます。

---------------------------------------------------------
【名前】
【大学、学部、学科、学年】
【郵便番号】
【住所】
【電話番号】
【メールアドレス】
---------------------------------------------------------

 

例文② 提案された候補と別の日時を提案する場合

 

状況によっては、先方から提示された日程は都合が悪いこともあると思います。

この場合は、理由を記載しつつ都合が悪いことを伝え、自分の都合がよい別の日程候補を合わせて記載・提案しましょう。

 

単に都合が悪い旨だけ伝えると、相手に対して別の候補を提案させる手間をかけます。

こちらから候補を提示すると少ないやり取りでメールを完結させられるので、相手の立場を考慮して文面を考えるようにしてください。

 

なお、候補が多すぎると決めるのが大変なので、3個くらいに絞るのがおすすめです。

1つ目のケースと同様に箇条書きにすると、視認性がよくて相手に優しいですね。

 

【提案された候補と別の日時を提案する場合のメール例文】

△△株式会社

人事部 ◎◎様

 

お世話になっております。

〇〇大学〇〇学部の【名前】と申します。

 

この度は、一次面接通過のご連絡をいただき誠にありがとうございます。

大変申し訳ございませんが、ご提案いただきました日程には大学の講義が入っており、貴社にお伺いするのが困難な状況です。

誠に勝手なご依頼で恐縮ですが、下記の日程で面接のお時間をいただけないでしょうか。

1.◯月◯日(◯)◯時〜◯時

2.◯月◯日(◯)◯時〜◯時

3.◯月◯日(◯)◯時〜◯時

 

お忙しい中お手数をおかけし恐縮ですが、ご検討の程よろしくお願い申し上げます。

---------------------------------------------------------
【名前】
【大学、学部、学科、学年】
【郵便番号】
【住所】
【電話番号】
【メールアドレス】
---------------------------------------------------------

 

例文③ 選考辞退をする場合

 

一次面接の通過メールをもらったものの辞退したいケースもあると思います。

より志望度の高い企業から内定を得ているなどの状況なら、二次以降の選考に進まなくてもいいと思うケースもありますよね。

 

この場合は、件名にも辞退の旨を記載した上で連絡すると親切かと。

辞退する企業とはいえ、それまで自分に時間を使ってくれたことは事実なので、相手を尊重して丁寧な言葉を選ぶようにしましょう。

 

なお、一次面接の辞退メールについては「【一次面接の辞退はメールでOK】実際に使える例文や辞退理由を共有!」にてより詳しくまとめています。

辞退理由を正直に伝える場合の例文、メールで辞退する際のマナーも共有しているので、該当する人はぜひあわせてご覧ください。

 

【選考辞退をする場合のメール例文】

件名:二次面接への参加辞退のご連絡/〇〇大学〇〇学部【名前】

 

△△株式会社

人事部 ◎◎様

 

お世話になっております。

〇〇大学〇〇学部の【名前】と申します。

面接のご案内をいただき、誠にありがとうございました。

 

大変申し訳ございませんが、この度は【一身上の都合】により、二次面接を辞退させていただきたくご連絡差し上げました。

貴重なお時間を割いていただいたのにも関わらず、誠に申し訳ございません。

 

本来であれば直接お伝えすべきところですが、メールでの連絡になりましたこと、重ねてお詫び申しあげます。

最後になりましたが、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

---------------------------------------------------------
【名前】
【大学、学部、学科、学年】
【郵便番号】
【住所】
【電話番号】
【メールアドレス】
---------------------------------------------------------

 

例文④ 通過メールの確認や連絡が遅れた場合

 

メールの確認が遅れた場合は、返信が遅れたことを謝罪する言葉も入れましょう。

企業の担当者は早めに日程調整したいと思っているはずですし、社会人として連絡を早くすることは基本的なマナーです。

 

とくに面接の日程調整は優先度が高い内容なので、連絡が遅れているのに悪びれている感じがしないと相手の心象を悪くするかもしれません。

連絡が遅くなった理由には基本触れなくてOKですが、すぐに返信できなかったときには冒頭に謝罪の旨を伝えるようにしましょう。

 

【通過メールの確認や連絡が遅れた場合のメール例文】

△△株式会社

人事部 ◎◎様

 

お世話になっております。

〇〇大学〇〇学部の【名前】と申します。

ご返信が遅くなり、大変申し訳ございません。

 

この度は、一次面接通過のご連絡をいただき誠にありがとうございます。

ご提案いただきました日程の中から、下記でお伺いさせていただけますでしょうか。

◯月◯日(◯)◯時〜◯時

 

お忙しい中恐縮ですが、ご返答の程よろしくお願い申し上げます。

---------------------------------------------------------
【名前】
【大学、学部、学科、学年】
【郵便番号】
【住所】
【電話番号】
【メールアドレス】
---------------------------------------------------------

 

【超重要】就活生向けの企業選びの最適解

 

ここまで一次面接の通過メールへの対応方法を紹介してきました。

僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。

 

そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。

 

エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。

 

求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。

 

▼求人サイトのおすすめ

マイナビリクナビホワイト企業ナビ

※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。

 

▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)

ミーツカンパニー就活サポートキャリアチケットキャリアパーク就活エージェント

※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。

 

▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)

ホワイト企業ナビOfferbox(オファーボックス)

※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。

 

上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。

(おすすめの口コミサイト:ライトハウスOpenWork

 

そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。

 

現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!

(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)

 

以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!

 

加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。

(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)

» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】

 

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必読記事①:エントリー数を確保するための“ホワイト企業の探し方“の最適解

必読記事②:マンガで分かる自己分析のやり方【徹底的に自己理解が深まる】

必読記事③:面接頻出質問42問【就活マンが考えた回答例もすべて共有】

 

これまで書いてきた1000記事の中でも、この3記事は最も就活をうまくいかせるのに重要な記事だから絶対に読み込んでくださいね!

一次面接の通過メールには基本返信すべき

 

一次面接の通過対応について、そもそも返信すべきですか?という質問を受けます。

 

冒頭でもお伝えしたとおり、通過メールには基本的に返信すべきです。

単にこの結論だけ伝えて例文紹介に移ってもいいですが、最初の章ではその前に返信すべき理由も共有させてください。

 

というのも、返信する意図を把握できていると内容にも深みを出しやすいから。

何もいわなくとも返信する就活生は多いですが、メールを送る際に目的意識があると事務作業的な対応にはなりにくいんですよね。

いずれも簡潔に紹介していくので、ぜひさらっと確認してみてください。

 

【一次面接の通過メールに返信すべき理由】

  • 礼儀正しさや丁寧な人柄を伝えられるから
  • 企業への熱意を伝える機会になるから
  • 次回選考の日程調整を兼ねていることもあるから

 

理由① 礼儀正しさや丁寧な人柄を伝えられるから

 

通過メールに対して返信をすると、企業の担当者はメールが就活生に無事に読まれたことを把握できて安心します

そして担当者を安心させられると、丁寧な人柄を印象づけられるんですよね。

 

社会人の仕事は基本的に他人と協力して進める必要があるため、雑な仕事をする人よりも丁寧に仕事をする人のほうが当然重宝されます。

自分が誰かに依頼をしたときに、返事や反応がないと不安になりますよね。

丁寧な人であれば相手を不安にさせないために配慮するはずなので、採用時点でも礼儀正しさなどが伝わると好印象につながりやすいわけです。

 

通過メールに対する返信に迷う場面の大半って、一次面接の結果だけが書かれていて今後の進め方などが書かれていないときかと思います。

ただ、この場合でもメールを読んだ旨や今後の進め方に対する考えを書くと相手は助かるはずなので、受け手に配慮した言動をすることが大切ですね。

 

理由② 企業への熱意を伝える機会になるから

 

通過メールへの返信に限らず、企業に対する連絡機会はアピールの場にもなります。

たとえば一次面接の通過の連絡をもらったときには、まずはその結果をうれしく思っている旨を伝えると企業側もきっと前向きな印象を受けるかと。

 

一喜一憂してはいけないかもしれませんが、本気でその会社に入りたいと思っている人ならやはり合格するのはうれしいはずですからね。

一方、通過メールに対して喜ぶ素振りが見えないと「本当にうちに入りたいと思っているのか?」と感じる担当者もいるかもしれません。

 

僕はよく就活を恋愛にたとえるのですが、気になる人とデートをしたあとにこちらから連絡をして、相手から返信がないと不安になりませんか?

もし相手からもよい印象を持たれていたら、前向きな返信が届くと期待するはずです。

 

就活も恋愛と似ていて、その企業に本気で入りたいと思っているなら、相手を不安にさせないように自分の思いを伝える機会を最大限活用すべきです。

ほかの就活生が返信しているなか自分だけ返信していないと熱意がないと感じられる恐れもあるので、その観点でも返信すべきといえますね。

 

理由③ 次回選考の日程調整を兼ねていることもあるから

 

現実的なケースとして、通過メールでは日程調整の旨が書かれていることもあります。

この場合は返信しないと日程調整の要求を無視することになるので、確実にメールを返さないといけません。

 

基本的には企業から候補を提示される、もしくは指定の期間からこちらの都合のよい日程を複数回答するケースが多い印象ですね。

いずれにしても早めに回答しないと企業側に迷惑がかかるので、メールを確認したらできるだけ速やかに返信すべきです。

 

日程調整が遅れると面接日も後ろ倒しになるので、応募側からしても内定獲得時期が遅くなっていいことはないと思います。

言わずもがなではありますが、日程調整を兼ねた選考通過メールに対してはできるだけ早く確実に返信しましょう。

 

日程調整を兼ねている場合はもちろんですが、それ以外の状況でも丁寧さや熱意をアピールするために返信したほうがよさそうですね。

まさにそのとおりだよ。企業の担当者の視点に立つと返信があったほうが安心すると思うから、相手の気持ちを配慮して行動することが大切だね。

一次面接の通過メールに返信不要なケース【3選】

 

次にこの章では、一次面接の通過メールに返信不要なケースを紹介します。

通過メールには基本返信すべきですが、例外的に返信しなくてもよいケースもあるんですよね。

 

以下3つのケースについて、順に見ていきましょう。

 

【一次面接の通過メールに返信不要なケース】

  • 送信専用アドレスから送られている場合
  • 返信不要と明記されている場合
  • 一次面接に落ちた場合

 

不要なケース① 送信専用アドレスから送られている場合

 

送信専用アドレスから送られている場合は、そのアドレスに返信をしても基本的に企業の担当者には読まれません

担当者に直接届くアドレスがわかっている場合はそちらに連絡をすべきですが、送信専用アドレスに対しては返信しなくてOKです。

 

不要なケース② 返信不要と明記されている場合

 

企業から届くメールには、返信不要と明記されていることもあります。

この場合においても、通過メールには返信しないでOKです。

 

むしろ返信不要メールに対して返事をすると、迷惑がかかるかもしれません。

受け手に配慮して「返信不要」と記載している可能性もありますが、管理の都合上「返信不要」としている可能性もありますからね。

 

記載内容に反する行動をとることで、メールの中身をしっかり読んでいないと思われることもあるかもしれません。

返信不要と書かれている場合は、企業側の指示に従って返信は控えるのが無難です。

 

不要なケース③ 一次面接に落ちた場合

 

通過メールとは別の話ですが、一次面接に落ちた場合も返信は必要ありません。

企業側は合格通知を出した人の管理で忙しいですし、応募側の目線で考えても落ちた企業に時間を使うのは合理的ではないかと思います。

 

「一年後に再度受けたい」などと思えるほど魅力的な企業であれば例外です。

一度選考に落ちたとしても、そのときの対応でよい印象を残せていたら再度受けるときに覚えてもらえている可能性もゼロではないですからね。

 

参考までの共有でしたが、一次面接に落ちた場合も返信は基本なしでOKです。

 

返信不要と書かれたメールに返信すると、かえって迷惑になることもあるのですね。

返信の要否を判断するときにも、基本は企業側の視点に立つことが重要といえるね。

一次面接の通過メールに返信する際のマナー

 

ここまでは、一次面接の通過メールに返信すべき理由や例文を共有しました。

ここからは、実際に返信メールを送るときに意識すべきことを紹介していきますね。

 

まず本章では、悪印象を与えないためのマナーを5つ共有します。

 

【一次面接の通過メールに返信する際のマナー】

  • 相手が必要とする情報を不足なく返す
  • できる限り早く返信する
  • 企業の営業時間内に連絡する
  • 件名のわかりやすさにこだわる
  • 署名を入れる

 

マナー① 相手が必要とする情報を不足なく返す

 

企業からのメールに返信するときは、まずは相手がどんな情報の返事を必要としているか漏れなく確認しましょう。

相手が求めている内容を返信メールに含めていないと、再度質問をされて手間をかけさせてしまいます。

 

具体的には、提案された候補日で自分が参加可能な日時がなかったのに、こちらからは別の日程を提案しないなどのケースが考えられますね。

この場合は、単に「参加可能な日はありません」と伝えるだけでなく、相手が求めるであろう情報も先回りで伝えると親切です。

 

プライベートでも、自分が回答を期待している内容を相手から返事してもらえなかったときって、再度質問する必要があって大変に感じると思います。

就活でも同様のことがいえて、かつ企業の担当者には極力手間をかけさせないのが理想なので、返信が必要な内容は確実に把握しておきましょう。

 

マナー② できる限り早く返信する

 

一次面接の通過メールに返信する際は、できる限り早く対応することが大切です。

基本的には合格通知だけでなく次回選考の日程調整も兼ねられているので、返信が遅れると企業側の調整作業が後ろ倒しになります。

 

また、メールの受け手の立場を想像すると、早く返信がある就活生のほうがモチベーションが高いようにも感じられるんですよね。

志望度が低い会社ならどうしても優先度低く対応してしまうものですし、返信の早さに想いが反映されるのは自然なことだと思います。

 

あえて目安を伝えると、理想は24時間以内の返信です。

基本方針として当日中に返信する意識があると対応を後回しにしないはずなので、ズルズル対応しがちな人はぜひ意識してみてください。

 

マナー③ 企業の営業時間内に連絡する

 

企業の営業時間内に連絡することも徹底しましょう。

時間外に連絡をすると、企業の担当者がプライベートな時間を過ごしているときに仕事のメールを確認させてしまう可能性があります。

営業時間内なら比較的すぐに確認してもらえるので、日程調整などがスムーズに進むことも多いんですよね。

 

基本は土日休みの会社が多いですが、業界や企業によっては平日休みの会社もあるので、相手によって柔軟に対応する必要があります。

バイトや講義などで忙しいと作業するのが夜になることもあると思いますが、時間指定機能を使うなどして営業時間内に返信しましょう。

 

マナー④ 件名のわかりやすさにこだわる

 

就活が本格化する時期、企業の担当者は数多くの就活生を同時に相手しています。

ゆえにメールの件名までこだわると、担当者は中身を端的に理解できて効率的に業務に取り組めるんですよね。

 

ただし、通過メールに返信するときは件名を変更する必要は基本ありません。

件名をいじらずに返信すれば「RE:元の件名」などと表示されるはずなので、そのままでも相手には伝わるはずです。

むしろ元の件名を見て判断している可能性も高いので、下手に変えてしまうと相手に迷惑がかかる恐れもありますね。

 

例外として、もしこちらから新規で連絡するときは、メールの内容が何か・誰から送られたものかがわかるような件名にすると親切かと。

たとえば、通過メールをもらってから辞退をするときには「二次面接への参加辞退のご連絡/〇〇大学〇〇学部【名前】」などと記載するのがいいですね。

 

マナー⑤ 署名を入れる

 

企業とメールでやり取りするときは、文末に署名を入れてください。

署名とは、名前や所属・電話番号などの基本情報をまとめた項目のことです。

 

【署名に書くとよい項目一覧】

  • 名前
  • 大学、学部、学科、学年
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス

 

メール本文ではなく署名であることがパッと見でわかるように、「-----」などの仕切りを署名前後に記載するのもおすすめですね。

前述の返信例文でも漏れなく記載していた内容なので、いまいちイメージができていない人は例文を再度チェックしてみてください。

 

たしかに企業が必要とする情報を返信できないと、必要以上にやり取りの回数が増えて相手に迷惑をかけてしまいますね。

ほんとそのとおりなんだよね。過不足なくやり取りすることは就活以外の場面でも重要だから、社会人になる前の段階でもぜひ意識しておくといいよ!

企業へのメール連絡で好印象を残すコツ

 

最後に本章では、企業へのメール連絡で好印象を残すコツを紹介します。

前述のマナーは確実に遵守すべきですが、この章の内容も押さえておくとより好印象を残せる可能性が高まるかと。

 

以下6つのコツについて、最後にさくっと確認していきましょう。

 

【企業へのメール連絡で好印象を残すコツ】

  • 当たり障りのない内容+αを意識する
  • 自分の返信でやり取りを終わらせる
  • できる限り少ないやり取りで完結させる意識を持つ
  • 宛先にCCが含まれている場合は全員に返信する
  • 御社と貴社の使い分けなどを徹底する
  • 誤字脱字は確実に0にする

 

コツ① 当たり障りのない内容+αを意識する

 

企業とメールでやり取りするときは、当たり障りのない一般的な内容と差別化できないか?を意識するのがおすすめです。

僕自身、現役時代はここを意識して企業と距離を縮めるきっかけになりました。

 

たとえば、面接が終わった当日に感謝メールを送る場合。

そもそも感謝メールを送る人自体が少数派なので、送るだけでも差別化につながりますが、ここで差別化を意識するわけです。

 

【面接後の感謝メールで差別化する例】

  • 一般的な言葉
    「大変お忙しい中ご対応頂き、誠にありがとうございました。」
  • 差別化を意識した言葉
    「大変お忙しい中、とても話やすいご対応と人柄で接して頂き、少しでも多くのことをお伝えすることができたかなと思います。

 

上記では、面接を通じて自分が感じた内容を含めるようにしました。

当たり障りのない言葉だとほかにも数多くいる就活生に埋もれてしまいますが、差別化をすると面接官の印象に残りやすいんですよね。

 

上の例では、面接官をほめる言葉を入れていい気にさせることも意識してますw

意外とこういった人間味を出すことが差別化につながるので、マナーは守りつつが大前提ですが、ぜひうまく取り入れてみてくださいね。

 

コツ② 自分の返信でやり取りを終わらせる

 

企業とのやり取りでは、基本的に自分の返信で終わらせるのがマナーです。

あくまでも慣例的なことですが、相手の連絡を見ただけでやり取りを終えるのは失礼になるケースがあるんですよね。

 

というのも、自分にとっては「この連絡には返信する必要はない」と思っても、相手は返信を求めているケースもあるからです。

身近な話で考えると、LINEをしていてもどのタイミングでやり取りを終えるかって人によって感覚が異なりますよね。

 

よって仮にこちらから回答する必要がない場面でも、メールを読んで内容を把握した旨だけを伝える返信をするとより確実かと。

細かい部分ではありますが、マイナス評価につながるケースを極力減らすためにも意識してみてくださいね。

 

コツ③ できる限り少ないやり取りで完結させる意識を持つ

 

繰り返しになりますが、企業とのやり取りは最小限で終える意識を持ちましょう。

たとえば、企業から提示された日程候補の都合が悪かったら、都合が悪いことを伝える+こちらから別の日程候補も提示するようなイメージですね。

 

企業の担当者は数多くの就活生を相手しているので、必要以上のやり取りが発生する人に対してはあまりよい印象を抱かないはずです。

「自分が相手の立場だったらどんな情報が欲しいか?」を考えると過不足のないやり取りができるので、就活時のやり取りでは徹底してみてください。

 

コツ④ 宛先にCCが含まれている場合は全員に返信する

 

メールには、以下3パターンの送信先があります。

 

【メールの送信先】

  • TO:直接その人に送っていることを示す
  • CC:直接の宛先ではないが情報共有したい相手に使われる
  • BCC:情報共有はしたいがアドレスは公開したくない場合に使われる

 

よって、企業から届いたメールにCCも含まれているときは、直接やり取りしている相手とは別に情報共有されている人がいるんですよね。

具体的には、人事担当者が直接やり取りしている相手で、その担当者の上司などが念のためCCに含まれているようなイメージです。

 

この場合、こちらから返信するときに直接やり取りする相手だけに返信をすると、人事担当者は上司に対して別途転送する手間が発生します。

つまり全員に返信をしないと相手に迷惑をかけてしまう恐れがあるので、基本的には全員に対して返信することを覚えておきましょう。

 

コツ⑤ 御社と貴社の使い分けなどを徹底する

 

細かい部分ですが、ビジネスの場で使われる言葉遣いにも注意してください。

たとえば、話し言葉で使う「御社」と書き言葉で使う「貴社」は基本の内容ですね。

ほかにも、相手から提示された内容を承知するときは、「了解しました」ではなく「承知しました」を使うのがビジネスシーンでのマナーです。

 

社会人になるまでの段階では馴染みのない言葉も多いので、そもそもこんなルールがあることを知らなかった人もいるかもしれません。

とはいえ、ビジネスシーンでのマナーを守らないと低評価につながる恐れはあるので、単語レベルでの表現にも意識を向けておくことをおすすめします。

 

コツ⑥ 誤字脱字は確実に0にする

 

言わずもがなですが、誤字脱字も確実に0にしましょう。

誤字脱字は十分に確認すれば防げる内容ですし、だからこそ誤字などがあると相手は自分を軽視しているのでは?と感じるかもしれません。

 

対企業においては、志望度が低いと感じられる可能性もありますよね。

本気で入社したいと考えているならマイナス評価につながる要素はできる限り排除するはずなので、誤字脱字も当然0にするものだからです。

 

Wordの校閲機能を使う、繰り返し音読するなどすれば、誤字脱字に気が付かずに送信してしまうリスクは最小限にできます。

細かい確認が苦手な人ほど対策を手厚くして、本質的に重要な部分とは関係がないところで減点を受けるのは確実になくしましょう。

 

一般的な定型文などで使われる言葉を変えるのは勇気がいりますが、たしかに当たり障りのない文言では担当者の印象にも残りにくいですよね。

基本構成は真似した上でプラスαを意識すれば、失礼になることはまずないよ。手っ取り早く差別化につなげられるチャンスでもあるし、ぜひうまく取り入れてみてね。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

一次面接の通過メールに返信すべき理由や例外的に返信不要なケース、返信例文やマナーなどを網羅的に共有しました。

 

面接の通過メールでは、日程調整を兼ねられていることが大半です。

ゆえに日程調整を進めるためにも返信は必要ですが、それ以外のケースでも丁寧さや熱意を伝えるために基本は返信するのが無難かと。

 

メールを返信する際は、相手が必要としている情報を過不足なく返す、営業時間内に連絡することなどが基本的なマナーです。

相手に配慮していることが伝わると好印象を残すきっかけにもなるので、基本マナーやポイントを押さえてぜひスムーズなやり取りをしてくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。

僕が現状考えるもっとも有効な就活の攻略法を簡潔にまとめています。

 

就活全体を見据えてとくに重要な対策のみを厳選しているので、全体を意識した対策ができていない人はぜひ一読してみてください。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • 日程調整を兼ねている場合に限らず、丁寧さや熱意をアピールするためにも基本返信すべきである。
  • 送信専用アドレスから送られたとき、返信不要と書かれている場合は返信しなくてよい。
  • やり取りの回数を最小限とするために、相手が求める情報を先回りで答えることが大切である。
  • ほかの就活生と差別化するために、当たり障りのない内容+αも意識するとよい。