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【事務職の将来像の答え方】就活生向けに回答例を共有!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

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事務職の将来像についての考え方が知りたいです。

なるほど!じゃあ今回は就活生が事務職としての将来像をどう考えれば良いのか、それに加えて面接での回答方法についても解説していくね!

 

事務職を志望する就活生に、「面接で一般職としての将来像について聞かれた時に、どう回答すれば良いのか分かりません」と相談を受けることがあります。 

 

正直なところ、事務職を志望する人の多くが「とりあえず事務職」という感じで事務職を選んでいる印象があります。

だからこそ明確な将来像を持てている人は少ないんですよね。

 

そこで本記事では面接で将来像について聞かれた時の回答法と、そもそも事務職としての将来像の抱き方、事務職は有望なのか!そんなところまで解説できたらと思います。

就活での事務職の「将来像」の答え方

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面接でよく聞かれる「将来像(10年後どうなっていたいですか?など)」ですが、特に一般職だとどう回答すれば良いのか悩みますよね。

 

一般事務職の仕事としては、書類のファイリングやデータ入力などがメインとなるので、その仕事の延長線上にある将来像が見えにくいと思います。

 

正直なところ事務職を志望しているのに、「将来像は何ですか?」と聞かれても「専業主婦になって幸せに過ごすことだよ!」とか、「安定的に生きていれればそれで良いよ!」というのが本音だと思います。

 

しかしそう回答してしまっては面接では評価されません。

そこで一般事務職の方のためにおすすめの回答を用意してみました。

 

事務職の将来像としておすすめの回答例

 

では早速ですが、僕が考えた事務職としての将来像の回答例を3つ紹介します。

正直将来像については未来のことなので、当たり障りのない回答をするのが無難だと思います。

 

【おすすめの回答例】

 

・書類整理やデータ入力などの作業をこなすだけでなく、それらをいかに効率化できるか考え生産性の高い職場環境を作る役に立てたらと考えております。

 

・社員の方1人1人の趣味趣向を把握して、相談に乗ったり、メンタル面のケアができるような存在にも将来的になりたいと考えております。人の話を聞くのが大好きなので。

 

・商品、サービス知識を営業の方と同様に身に付け自分なりのアイデアなども提案できるようになれればと考えております。

 

非常に当たり障りのない回答になってしまいますが、事務職としての将来像としてはこれらを語ることができれば面接では評価されるでしょう。

 

特に僕がおすすめなのは、2つ目の回答例です。

事務職を採用する上で、愛嬌や他の社員の方とのコミュニケーション力を重視する企業は多いです。

なぜなら事務職は基本的に社内にこもって仕事するからですね。

 

だからこそ社員の方と仲良くなりたい!社員の方を癒やしたい!悩みに乗ってあげたい!という前向きな将来像を提示することで、面接官は「この子いい子だな!社内にいてくれたら働きやすい環境になりそうだな」と評価するのです。

 

ぜひ事務職としての将来像の回答に悩んでいる方は、これらの例を参考に自分なりに将来像をテンプレ化しておきましょう。

 

たしかに事務職として愛想が良いような人が社内にいたら、働きやすい環境が生まれますよね。

そのとおり!事務職はそういった基準で採用される場合は多いからね。 

事務職の仕事の将来性について考えてみた

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では事務職の将来像について、面接で回答する内容を解説したところで、次に「事務職としての将来性」についても考えていきたいと思います。

 

正直な話、僕は一般事務職に関してはネガティブな考えを持っています。

つまり一般事務職としてキャリアを積むことには将来性がないということです。

 

もちろん僕なりにその根拠があるので、ここではその理由について解説していきます。

 

専門性が付きにくいことは事実

 

まず事務職は「専門性」がつきません。

なぜなら仕事内容が書類の整理やデータ入力、営業職の人が使用する資料の作成など単純作業が中心だからです。

 

では専門性がつかないとどうなるのか?

大きなデメリットとして以下の2つがあります。

  • 社内で給料が上がらない
  • 転職での市場価値が上がらない

 

まず一般事務職は給料が低いです。

専門性が身につかないため、他の誰でも代わりが効く仕事なので給料が上がりません。

 

次に専門性がないために、転職で市場価値が上がらないんですよね。

例えば「営業職」であれば、会社に営業をかける法人営業として実績や経験を積んでいれば、それが専門性となって他の企業に転職する際に、より高い給料で採用されることがあります。

 

専門性とはつまり、その人が持つ特殊技能や知識のことを指すので、それが欲しい企業は高い給料を払うんですよ。

 

僕が経営者なら一般事務職として採用するなら新卒を採用します。

なぜなら給料が安くて良いからですね。40代、50代になっても専門性が新卒とそこまで変わらないので、給料が安くて済む新卒を採用します。

 

このように専門性がつかないことのデメリットは非常に大きいので、僕は事務職をあまりおすすめしません。

(最後に話しますが、仕事をずっと続けるつもりがない人には転勤や残業が少ない点ではおすすめできますよ!)

 

事務職は人気職種で倍率が高いので転職難易度が高い

 

次に事務職は就職難易度が高い職種です。

DODAの2017年のレポートによると、一般事務職は転職での有効求人倍率が「0.19倍」です。

これはつまり事務職を志望している転職者のうち5人に1人しか採用されません。

 

一方で新卒での一般事務職の有効求人倍率も「0.35倍」と低いです。

 

つまり単純に事務職として採用されるのは他の職種に比べて難しいということになります。

これは事務職を志望する人が特に女性で多く、それに対して企業側が求める事務職としての枠が少ないということを示しています。

 

そして先ほど話したとおり、事務職は専門性がつかない職種です。

よって転職で年収を上げたりすることは難しく、更には事務職として別企業に転職するとしても倍率が高いという試練づくしなんですよね。

 

仕事を離れ専業主婦(主夫)になりたい人にはおすすめできる

 

ここまで事務職を志望している人にとっては耳が痛い話をしてきましたが、もちろん事務職には良い点もあります。

それは特に「残業が少ない」「転勤がない」「休みが取りやすい」という働きやすさに関する条件面ですね。

 

これらの条件は特に女性に求められやすいので、事務職は不動の人気職種になっています。

 

たしかに働きやすさを考える上では事務職は良いと思います。

しかし専門性がつかない。よって給料も低いし、キャリアを積みにくい。

 

もしあなたが将来専業主婦になりたかったり、給料が上がることはそこまで重視していないのなら事務職は合っているかもしれません。

ぜひここで話した内容をすべて考慮した上で職種選択をしてみてくださいね。

 

今日も読んでくれてありがとう。

君の就活はきっとうまくいく。

 

ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー