【2025年9月追記】
・記事の冒頭に著書『脇役さんの就活攻略書』の紹介を追加
就活生の皆さん、こんにちは！
このブログだけでなく「ホワイト企業ナビ」という求人サイトも運営している就活マンこと、藤井智也です！
少しだけお知らせさせてください！
8年に渡り、2000本以上の記事を書いてきて、とうとう就活本を出版することができました！
しかも...出版社はあの、超有名なダイヤモンド社です！！
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（僕みたいな大学名もガクチカも何も誇れない学生向けの本が欲しかった...）
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全国の書店やAmazonにて購入できるので、ぜひ読んでもらえると嬉しいです！！
それでは本題に入っていきますね！
「ネクステージってホワイト企業なの？」「中古車販売って大変そうだけど、実際どうなんだろう？」
こんな疑問を持っている就活生や転職希望者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、急成長を遂げている中古車販売大手のネクステージについて、ホワイト企業度を徹底的に分析していきます。
給与、労働環境、企業文化など、様々な角度からネクステージの実態に迫ります。
ネクステージは急成長企業として注目されていますが、働きやすさはどうなのでしょうか？気になります。
そうだね！成長企業は魅力的だけど、働く環境も大切だよね。ネクステージの実態をしっかり見ていこう！
ネクステージの会社概要
ネクステージは、1998年に設立された中古車販売を主力事業とする企業です。
ネクステージの特徴として挙げられるのは、その急速な成長ぶりですね！
2013年の東証マザーズ上場以降、積極的な店舗展開を進め、業績を大きく伸ばしています。
とくに2018年以降は売上の伸び率も顕著で、売上高も1,631億円から2019年には2,192億円、2022年には4,181億円と、急激に拡大しています。
そんなネクステージの会社概要は、以下のとおり。
【ネクステージの企業情報】
- 設立：1998年12月25日
- 本社所在地：愛知県名古屋市中区新栄町1-1 明治安田生命名古屋ビル14F
- 資本金：81億3,390万3,335円（2024年5月現在）
- 従業員数：8,266名（2024年5月末現在）
- 売上高：4,634億円
- 事業内容：自動車販売及びその付帯事業
ネクステージは設立から20年ほどで、かなりの規模に成長したんですね。でも、急成長企業は従業員への負担も大きいと聞きます。
鋭い観点だね！成長スピードと従業員の働きやすさのバランスは重要だよ。これから詳しく見ていこう！
【結論】ネクステージはホワイト企業なのか？
さっそく本題である「ネクステージはホワイト企業なのか？」について共有しますね。
結論からいうと、ネクステージは完全なホワイト企業とは言い切れませんが、成長志向が強く、チャレンジ精神のある人材にとっては魅力的な環境です。
今回は、以下の5つの指標を基準にホワイト企業か判断しました。
この章では、指標ごとの評価をまとめ、次の章から1つ1つ詳しく解説していきますね！
【ネクステージのホワイト企業度を判断した指標】
- 給与・待遇面
- 労働環境
- 企業文化・風土
- 成長性・安定性
- 将来性
① 給与・待遇面
平均年収は全国平均を上回っています。
初任給も平均〜やや上回っているため評価としては良好と言えますね。
福利厚生も充実しており、ホワイト度は高いです。
評価：◎（良好）
② 労働環境
年間休日数は、全国平均を大きく上回っています！
シフト制で小売業でありながら、月に2回は土日祝に休めるのは嬉しいポイントです。
残業は22.1時間と平均より少し多いですが、小売業の特性上、繁忙期の労働時間が長くなる可能性があります。
評価：○（普通）
③ 企業文化・風土
顧客満足度と従業員の成長を重視する文化が根付いています。
若手の活躍機会が多く、チャレンジングな環境です。
一方で、目標達成のプレッシャーや業務負荷の高さを指摘する声もあります。
評価：○（普通）
④ 成長性・安定性
急成長を続けており、積極的な事業拡大計画があります。
一方で、急成長による組織変化の激しさもあります。
評価：◎（良好）
⑤ 将来性
デジタル化や環境対応など、業界の変化に積極的に対応しています。
人材育成にも注力しており、長期的なキャリア形成の支援を行っています。
評価：○（普通）
【補足】ホワイト企業を探すなら「逆求人サイト」の利用は必須！
ネクステージに限らず、自分に合うホワイト企業に入社したい人は「逆求人サイト」を活用しましょう！
逆求人サイトはプロフィールを登録しておくと、あなたに興味をもった企業からスカウトが届く求人サイト。
効率よく企業探しができますし、今まで知らなかった隠れ優良企業と出会えることも少なくありません！
これまで100以上のサイトを見てきましたが、おすすめはダントツで「キミスカ」です。
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ネクステージは成長志向が強く、チャレンジングな環境なんですね。自分の価値観や働き方の希望とマッチするか、よく考える必要がありそうです。
企業研究は表面的な情報だけでなく、自分の目で確かめることが大切だよ。この記事を参考に、さらに深く企業研究を進めてみて！
ネクステージの給与・年収
ホワイト企業かどうかを判断する上で、給与・年収は重要な要素の一つです。
ネクステージの給与・年収について、詳しく見ていきましょう。
① 平均年収
ネクステージの有価証券報告書によると、2023年11月期の従業員の平均年間給与は507万円となっています。
一方、国税庁の「令和4年民間給与実態統計調査」によると、日本の民間企業の平均年収は458万円。
つまり、ネクステージの平均年収は全国平均を約50万円ほど上回っていることになります。
この点から見ると、ネクステージの給与水準は決して低くはないですね。
② 初任給
次に、初任給について見ていきましょう。
ネクステージの採用情報サイトによると、2024年4月入社予定の大卒初任給は以下の通りです。
【ネクステージの大卒初任給（2024年4月入社予定）】
- 総合職コース：230,000円〜286,000円
- 一般職コース：230,000円
- 自動車整備士コース：230,000円〜257,000円
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、大学卒の初任給の全国平均は237,300円となっています。
ネクステージの初任給は、全国平均とほぼ同水準。
職種によっては平均を上回っているため、比較的良好な水準と言えるでしょう。
ですが、個人的には「初任給」よりも大切なのは「平均年収」だと考えています。
企業によっては初任給だけ高くて、その後、給料が上がらないところもあるので、そのあたりは本当に注意してください。
（これ知らない人が意外と多いので、マジで注意しましょう！！）
③ 昇給
ネクステージでは、以下のような昇給・賞与が設定されています。
【ネクステージの昇給・賞与制度】
- 昇給：年1回
- 賞与：年2回（7月、12月）
採用サイトによると、ネクステージでは、若いうちからもチーフや店長など責任ある役職に昇格できるチャンスがあるそう。
店舗展開がスピーディに行われる企業だからこそ、その分、チーフや店長といったポジションも増えるわけです。
大手企業でどんどん上り詰めていきたいという、上昇志向の強い人に向いている会社だと言えますね。
ネクステージの給与水準は平均以上で、特に成果が出せれば高収入も狙えそうですね。
その通り！給与面は魅力的だけど、安定性も考慮する必要があるね。次は、実際の労働環境について詳しく見ていこう！
ネクステージの労働環境
次に、ネクステージの労働環境について詳しく見ていきましょう。
ホワイト企業かどうかを判断する上で、労働時間や休日、福利厚生といった労働環境は絶対にチェックしておくべきポイントです。
① 労働時間・残業
ネクステージでは、以下のように職種によって勤務時間が違います。
【ネクステージの勤務時間】
- 総合職コース
ー営業職/レンタカー・バイヤー：9:30〜19:00（実働8時間）
ーカーライフプランナー/ショールームアテンダント：9:30〜18:30（実働8時間）
ーコールセンター（交代制）：早番8:00〜17:30、遅番11:30〜21:00（実働7.5時間） - 一般職コース
9:30〜18:30（実働8時間） - 自動車整備士コース
9:30〜18:30（実働8時間）
採用サイトによると、月の平均残業時間は22.1時間。
厚生労働省の「毎月勤労統計調査」によると、残業時間の全国平均は13.8時間。
よって、ネクステージの残業時間は少し多いですね。
中古車販売という事業柄、繁忙期などはとくに忙しく残業が発生しがちだと予想できます。
ただ、残業改善の取り組みとしてネクステージでは21時以降は社内システムを使えない仕組みを取り入れています。
② 休日・休暇
次に、休日・休暇制度について見ていきます。
ネクステージの休日・休暇制度は、以下のとおり。
【ネクステージの休日・休暇制度】
- 年間休日：125日（計画年休5日含む）
- 月8〜12日※シフト制
- 土日祝に月2日休みが取れる
- 有給休暇
- 年末休み（店舗によって異なる）
- 慶弔休暇
ネクステージはシフト制で、月の休日数は8〜12日とのこと。
小売業の特性上、土日祝日が繁忙期なので基本的には出勤となりますが、ネクステージでは月に2日は土日祝に休みが取れます。
これは自動車小売業でもかなり希少です！
年間休日数をみても、計画年休5日を含めて125日休みがあるのは魅力的です。
厚生労働省の令和5年就労条件総合調査によると、民間企業の年間休日数の平均は110.7日。
よって、ネクステージは全国平均を大幅に上回っています！
ちなみに僕が運営する「ホワイト企業ナビ」で掲載ができるのは、年間休日120日以上の企業のみなので、この点においてネクステージはホワイト企業に当てはまると言えますね。
③ 福利厚生
最後に、福利厚生について見ていきましょう。
ネクステージの採用情報サイトによると、以下のような福利厚生制度があります。
【ネクステージの主な福利厚生制度】
- 住宅手当
- 赴任補助
- 単身手当
- 結婚祝い金
- 確定拠出年金制度
- 育児休暇・産前産後休業
- 時短制度
- 社員持株制度
- 再雇用制度
- 団体自動車保険
- 資格支援制度
これらの福利厚生制度は、同じくらいの規模の企業と比べても一般的な水準です。
特に、資格支援制度は従業員のスキルアップを促進する取り組みとして評価できます。
また、団体自動車保険は業界ならではの特徴的な制度と言えますね。
ネクステージは小売業で繁忙期とされている土日祝にも希望を出して休めるんですね！福利厚生も充実しているようです。
そうなんだ。次は、ネクステージの企業文化や評判について見ていこう！
ネクステージの企業文化と評判
次に、ネクステージの企業文化や評判について、公開されている情報を元に分析していきます。
条件面だけでなく、どんな文化がある企業なのかを知っておくことは大切ですからね。
① 企業理念と行動指針
ネクステージの公式サイトによると、以下のような経営理念を掲げています。
【経営理念（ビジョン）】
「みんなに愛されるクルマ屋さん」
【社会的存在意義（パーパス）】
カーライフのパートナーとして、人々の生活をより豊かに
【大切にしていること（バリュー）】
ベンチャー精神＆現場主義
これらの理念や指針から、顧客満足度と従業員の成長を重視する企業文化が窺えます。
特に「ベンチャー精神＆現場主義」という指針は、急成長を遂げている企業の姿勢を表していますね。
② 社員の成長支援
ネクステージは、社員の成長を重視しており、以下のような取り組みを行っています。
【ネクステージの社員成長支援】
- 充実した新入社員研修プログラム（配属前研修・新卒合同研修）
- インストラクター制度
- 新卒スキルチェック
- 階層別研修
- 部門別研修
- 共通研修（個人情報管理・コンプライアンスなど）
- ジョブローテーション制度
これらの制度は、若手社員のキャリアアップを支援する取り組みとして評価できるでしょう。
とくにジョブローテーション制度があることで、どうしても入社した職種が合わないと感じたときに、自分の適性がある職種に挑戦できる環境は高く評価できます。
③ 社会貢献活動
ネクステージは、以下のような社会貢献活動に取り組んでいます。
【ネクステージの主な社会貢献活動】
- 環境負荷に配慮した店舗づくり
- 太陽光パネルの導入
- 廃棄物リサイクル
- 紙使用量の削減
- カーコーティングの推進
- 節水装置の導入
- 交通遺児育英会
上記は、ネクステージの取り組みの一部を抜粋したものです。
これらの活動は、企業の社会的責任（CSR）を果たす取り組みとして評価できるでしょう。
④ 社員の声と評判
ネクステージの社員の声や評判について、就職・転職サイトの情報を参考に見ていきましょう。
ただし、これらの情報は個人の主観に基づくものであり、全体を代表するものではないことに注意が必要です。
【ネクステージに関する社員の声（ポジティブな面）】
- 若手でも活躍のチャンスがある
- 成長意欲の高い社員が多い
- 研修制度が充実している
- 頑張れば収入が上がる可能性がある
【ネクステージに関する社員の声（課題とされる面）】
- 繁忙期の労働時間が長い
- 目標達成のプレッシャーがある
- 人員不足で業務負荷が高い部署がある
- 急成長による組織体制の変化が激しい
これらの声から、ネクステージは成長志向が強く、チャレンジングな環境であることが窺えます。
一方で、労働環境や業務負荷については課題があるようです。
ネクステージは成長意欲の高い人には魅力的な環境かもしれませんが、安定を重視する人には厳しい面もありそうですね。
その通りだ！企業文化や評判は人それぞれの価値観で捉え方が変わるんだ。次は、ネクステージの今後の展望について見ていこう。将来性も重要なポイントだからね！
ネクステージの今後の展望
最後に、ネクステージの今後の展望について見ていきましょう。
企業の将来性は、就職先を選ぶ上で重要な要素の一つです。
① 事業拡大計画
ネクステージは、積極的な事業拡大を計画しています。
具体的には以下のような取り組みを進めています。
【ネクステージの事業拡大計画】
- DX推進による顧客満足度の向上
- ダイバーシティの推進
- 従業員エンゲージメントの向上
- 環境取り組みの加速
- ガバナンスの強化
上記のとおり、ネクステージではあらゆる面から企業の経済的価値・社会的価値を高めるための取り組みを行っています。
② デジタル化への対応
ネクステージは、前項でも紹介したようにデジタル化への対応にも積極的です。
主な取り組みとしては以下のようなものがあります。
【ネクステージのデジタル化への取り組み】
- デジタルプライスボードの導入
- ビット予約システムの導入
- DX推進による適正な仕入れ・商品管理
これらの取り組みにより、業務効率化と顧客サービスの向上を目指しています。
社員にとっては、最新のデジタル技術に触れる機会が増えることが予想できますね。
③ 環境への取り組み
自動車業界全体で環境対応が求められる中、ネクステージも以下のような取り組みを行っています。
【ネクステージの環境への取り組み】
- 電気自動車（EV）の販売強化
- 中古車のリサイクル推進
- 店舗の省エネ化
- ペーパーレス化の推進
これらの取り組みは、企業の社会的責任（CSR）の観点から重要です。
また、今後の自動車業界の変化に対応するための戦略としても位置付けられています。
④ 人材育成の強化
ネクステージは、今後の成長を支える人材育成にも注力しています。
主な取り組みとしては以下のようなものがあります。
【ネクステージの人材育成への取り組み】
- 全社共通のマニュアル「N-BOOK」の整備
- 新入社員教育、管理職育成の強化
- 専門スキル習得のための研修制度の拡充
- グローバル人材の育成
- ダイバーシティ＆インクルージョンの推進
上記の取り組みを通して、ネクステージでは社員の長期的なキャリア形成を支援することを目指しています。
ネクステージの今後の展望は、積極的な成長戦略と環境変化への対応を軸としていると言えるでしょう。
ネクステージへの就職を検討する際は、これらの将来計画が自身のキャリアプランと合致するかどうかを考慮することが重要です。
ネクステージは積極的に事業を拡大し、新しい分野にも挑戦しているんですね。キャリアアップの機会は多そうですが、変化の激しい環境でもありそうです。
その通り！成長企業ならではのチャンスとチャレンジがあるね。自分の志向や働き方の希望とマッチするか、よく考えることが大切だよ！
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました！
ネクステージは、急成長を遂げている企業ならではの魅力と課題を併せ持っています。
ただ、ホワイト企業かどうかの判断は、個人の価値観や優先順位によって変わってきます。
ネクステージへの就職を考えている人は、以下のポイントを参考に企業研究を行ってみてください！
【ネクステージの企業研究のポイント】
- 実際の労働時間や残業の状況
- 休日出勤の頻度と代休取得の実態
- ノルマの内容と達成のしやすさ
- 配属部署による業務内容や負荷の違い
- キャリアアップの実例や昇進・昇給の仕組み
- 今後の事業展開に伴う求められる人材像の変化
また、上記について、会社説明会やOB・OG訪問で質問してみると、より具体的な企業像をつかむことができますよ。
自分自身のキャリアプランや価値観と照らし合わせて、ネクステージが自分に合った企業かどうかを判断してくださいね。
最後に、この記事の要点をまとめておきましょう。
- ネクステージは中古車販売業界で急成長を遂げている企業で、積極的な事業拡大を続けている
- 給与水準は全国平均を上回っており、業績連動型のインセンティブ制度がある
- 労働環境については、小売業の特性上、休日が少なく繁忙期の労働時間が長い可能性がある
- 若手の活躍機会が多く、チャレンジングな環境だが、ノルマのプレッシャーも大きい
- デジタル化や環境対応など、業界の変化に積極的に対応している
- 完全なホワイト企業とは言い切れないが、成長志向の強い人材にとっては魅力的な環境と言える
- 就活生は労働環境の実態や自身のキャリアプランとの適合性について、さらに詳しく調査することが重要
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです！
就活攻略論には他にも、僕が書き続けた１５００の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです＼(^o^)／ 以上、就活マンでした！
