就活生の皆さん、こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです!
今回はマイナビが提供する「マイキャリアボックス」の提出方法を解説します。
ネット上でエントリーシートを作成し、企業に提出することができるサービス。
リクナビが提供するOpenESと似たサービスですね。
そんなマイキャリアボックスの提出方法が若干複雑で分かりにくい...。
そこで本記事を通して、マイキャリアボックスの提出方法をばっちり解説します。
これからマイキャリアボックスを利用する就活生はぜひ参考にしてくださいね!
リクナビが提供するOpenESと並んで、利用頻度が高いのがマイナビが提供するマイキャリアボックス!利用方法をマスターしておこう。
マイキャリアボックスの提出方法【5ステップ】
ではマイキャリアボックスから、ESと研究概要書を提出するまでの実際の流れを解説します。
マイキャリアボックスの提出方法は次の5ステップです。
【マイキャリアボックスの提出方法】
- 提出リクエストメールが届く
- マイキャリアボックスにログインする
- リクエスト企業から提出先を選択する
- 提出準備を完了させる
- 提出準備を完了させる
ステップ① 提出リクエストメールを受け取る
画像引用:「マイナビ マイキャリアボックス」
まず企業から提出リクエストが届きます。
「マイキャリアボックスで提出してください」という提出リクエストがメールアドレスに届いたら、メールに記載されているログイン用URLをタップします。
ステップ② マイキャリアボックスにログインする
ログイン画面が開くので「マイキャリアボックス ログイン」をタップ。
認証キーを入力するページが開きます。
「認証キー」を入力し認証ボタンをタップ。
その後の画面でマイナビのIDとパスワードを入力。
ログインすると提出リクエストの確認画面が開きます。
なお、提出リクエストはマイナビのマイページに直接届く場合もあり、マイナビアプリTOP画面には提出依頼の件数が表示されます。
マイページからは認証キーなしでマイキャリアボックスにアクセスできます。
ステップ③ リクエスト企業から提出先を選択する
提出リクエストページには各社から届いた提出リクエスト一覧が表示されます。
提出したい企業からのリクエストをタップし、提出依頼のメッセージを改めて確認したら「提出画面に進む」をタップ。
提出物の作成・確認画面が開きます。
(もし提出リクエストに表示がない場合は、アカウントが正しいかを確認してください)
ステップ④ 提出準備を完了させる
提出する時には「提出する」ボタンをタップしますが、このボタンは提出物の項目全てにチェックがつくまで表示されません。
提出ボタンがない場合は全ての項目にチェックがついているか確認してください。
チャックがついていない項目は項目名をタップして確認へ進みましょう。
「編集する」をタップして確認(必要に応じて修正)をしてください。
その後「保存する」ボタンをタップするとチェックがつきます。
ステップ⑤ 提出を完了する
提出物の全ての項目にチェックが付いたら「提出する」ボタンをタップして提出画面へ進みましょう。
なお、提出物の内容を出力して確認したい場合は「プレビュー」をタップ。
その後各種PDF出力ボタンをタップしてください。
ちなみにPDF出力したデータは印刷や保存が可能です。
「提出リクエストに以下の書類を提出しました」という画面が表示されたら提出完了になります。
マイキャリアボックスと併用したい内定に繋がる就活サイト
ちなみにマイキャリアボックスと合わせて、逆求人サイトも活用しておきましょう!
逆求人サイトは、プロフィールを登録しておくと企業からスカウトが届く求人サイトです。
マイキャリアボックスで作成したのと同じ内容を、プロフィールに入力して活用できるんですね。
同じ内容を転用して、企業からスカウトが届けば質の高いマイキャリアボックスが作成できたことの証明にもなります。
これまで見てきた200以上のサイトを見てきましたが、その中でも利用すべきは「キミスカ」一択です!
キミスカはスカウトが3種類にわかれており、本気度の高い企業を見極めやすいのがメリット。
僕がいま就活生だったら、ゴールドとシルバーのみに対応して効率よく自分に合う企業との接点を増やしますね。
もちろん無料で使えるので、まだ利用したことがない人はぜひ登録してくださいね。
提出方法は結構シンプルなんですね!
そうだよ。どんな内容を企業に送ったのかを後からでも確認できるよう、PDFとして提出書類を手元に残すのを忘れずにね!
マイキャリアボックスで提出できない場合の対処法
せっかく一生懸命作ったESが提出できないとなったら焦りますよね。
マイキャリアボックスは就活生にとって便利なツールですが、一部のユーザーからは「使い勝手が悪い」という評判も多い。
たしかにまだ改善の余地ありのサービスだと僕も思います。
そこでここでは「マイキャリアボックスで提出できない!」となった場合の対処法についてみていきます。
マイキャリアボックスでよくあるトラブルは次の通り。
それぞれ確認すべきポイントがあるので、ちゃんとクリアできているかつチェックしてみてください。
【マイキャリアボックスでよくあるトラブル】
- ログインのID・パスワードが分からない
- 提出リクエストが届かない
- 認証コードがわからない
- 画像がうまくアップロードできない
- 提出後に修正したが「提出ボタン」がない
- 研究概要書のPDF出力がうまくできない
①ログインのID・パスワードが分からない
マイナビの会員登録した際のIDとパスワードを使ってログインができます。
もし会員IDとパスワードを忘れてしまった場合は「会員ID・パスワードお問い合わせ画面」から問い合わせてください。
②提出リクエストが届かない
提出リクエストが届かない場合は、メールアドレスに記載されているURLから認証コードをもう1度入力して内容を確認してください。
メッセージは迷惑メールに入っている可能性があります。
念のためもう1度チェックしてみましょう。
ログインはマイナビでエントリーしたアカウントからする必要があります。
間違えないように注意してください。
③認証コードが分からない
認証コードは提出リクエストと別にメールで送信されます。
認証コードが分からなくなったら、まずは再度確認してみてください。
もし確認しても見つからない場合はログインURLを再度クリック。
認証コード登録画面の「認証コードがわからない方」という箇所を選択すると認証コードが再発行できます。
④画像がうまくアップロードできない
画像がうまくアップロードできない場合は画像の容量やサイズが規定外の可能性があります。
アップロードする画像が推奨サイズかどうか確認してください。
ちなみにマイキャリアボックスでアップロードできる画像の推奨サイズは次の通り。
【マイキャリアボックスでの画像推奨サイズ】
- 容量:全て5MB以内
- サイズ:(基本情報における証明写真)152px×114px、(自己PR・学生時代の取り組み)152px×104px、(オリジナル設問)180px×270px。
- 保存形式:「png(ピング)」または「jpeg(ジェイペグ)」
画像の容量は共通ですが、サイズはアップロードする項目によって違います。
推奨サイズが適切じゃないとアップロードできなかったり、画像がぼやけてしまったりする可能性もあるので注意してください。
⑤提出後に修正したが「提出ボタン」がない
提出リクエストを1度提出した後に内容を修正して再度提出する場合。
1度提出した後は「提出ボタン」は出てきません。
理由は簡単で提出後に「提出画面に進む」から内容を変更した場合はリアルタイムに企業への提出内容も変更されるからです。
よって提出ボタンがないからといって心配する必要はありません。
提出ボタンがなくてもちゃんと変更内容は企業側にも反映されているので、安心してください。
⑥研究概要書のPDF出力がうまくできない
研究概要書のPDF出力がうまくいかない場合は、規定入力形式を超えている可能性が考えられます。
研究概要書の規定フォームは次の通り。
【研究概要書の規定フォーム】
- 規定:行数52行(1行は63文字以内で入力)
- 画像:10枚
規定フォーム以上の文字や画像が入っているとうまく表示されない可能性があります。
規定内に収まる形に修正してください。
⑦それでもトラブルを解決できなかった場合
ここまでマイキャリアボックスを利用してよくあるトラブルと解決方法について説明してきました。
もしそれでも解決できないトラブルが発生した場合は、マイキャリアボックスの「お問い合わせフォーム」で使い方に関する質問をしましょう。
マイキャリアボックスへの問合せへの返信は時間がかかる場合もあるよ。
マイキャリアボックスで提出する際の注意点
ここまで「マイキャリアボックスで提出する方法」を詳しくみてきました。
この章ではマイキャリアボックスで提出する際の注意点についてみてきます。
以下の3つの注意点を事前に押さえたうえで提出するようにしてください。
【提出する際の注意点】
- 他人のESと見比べてレベル感を把握する
- 写真のクオリティーを確認する
- 作成書類を印刷しておく
①他人のESと見比べてレベル感を把握する
マイキャリアボックスの提出前には他の就活生との文章の比較をしましょう。
自分が書いた文章は客観的に見てどうなのかは他人のESを見て見ないと分からないからです。
ではどうやって他人のESが見れるんでしょうか?
無料のES閲覧サービスを使いましょう。
僕のおすすめは次の2つのサイト。
【無料のES閲覧サービス】
どれも使いやすいサイトなので、自分のESを客観的に高めたい人はぜひチェックしてみてください。
企業に評価される文章を書く
何度も言いますがマイキャリアボックスでは企業共通でESをかけば良い分、ES1枚の比重はハンパなくデカいです。
よって企業に評価される文章を書くことが大切になります。
では企業に評価される文章って何かというと、それは「1つの企業に特化しない内容」です。
例えば、自己PRに「A株式会社で貢献したい」「英語力を活かして貢献したい」と書いたとします。
ところが同じ内容をB株式会社に提出したり、そもそも英語力を必要としていない会社に出したりしたら、失礼ですしアピール内容としても響きません。
よってマイキャリアボックスの文章はどんな企業にとっても評価できるように書くのがポイントです。
「複数の企業に向けて書いている文章なんだ」という意識を持ってESを執筆するようにしましょう。
ちなみに企業から評価される書類の文章作成の方法については「【保存版】マイキャリアボックスの“評価される書き方”を解説!」にて詳しく解説しています。
マイキャリアボックスを使った就活で、企業から選ばれる就活生になりたい人は絶対に読んでください。
②写真のクオリティーを確認する
マイキャリアボックスにアップロードする写真って実はめちゃくちゃ重要なんです。
なぜなら写真は文章以上に見る相手に伝えられる情報量が多いから。
よってクオリティーの低い写真だと文章の良さが半減します。
写真のサイズが正しいか、ちゃんと自分の魅力が伝わる写真家どうかは最低限確認しましょう。
ちなみにESや研究概要に掲載すべき写真のポイントについては「【マイキャリアボックスに掲載すべき写真】実例やサイズ解説!」で詳しく書いています。
「どんな写真を選べば良いかわからない」「視覚的な情報で他の就活生と差別化したい」という人、必見の内容なんで絶対に読んでくださいね!
③作成書類を印刷しておく
これは提出後にすべきことなんですが、作成して提出した書類はぜひPDFに出力して印刷して手元に残しておいてください。
というのも、ESを提出して安心しきってしまい、自分が何をどこに書いて出したか分からなくなる就活生って結構多いんです。
これだとESで書いた内容と面接で話す内容が矛盾したり、一貫性が無くなったりします。
よって作成書類は印刷し、面接の際の話す内容にも活かせるようにしましょう。
また、マイキャリアボックスの場合、印刷しておくと後からESを見直して内容をブラッシュアップするのにも役立ちます。
パソコンで書いた時と紙として印刷した場合の文章の印象って結構変わるものです。
何度もESを見直してクオリティーを上げるためにもぜひ作成書類は印刷しておいてください。
マイキャリアボックスの特徴の振り返り
ここまでマイキャリアボックスの提出方法を解説しました。
最後に、マイキャリアボックスについての理解を改めて深めていきましょう。
マイキャリアボックスの主な特徴は3つあります。
【マイキャリアボックスの特徴】
- 事前に登録したESと研究概要書が提出できる
- 企業との書類のやり取りを1つにして管理できる
- 提出アラート機能で提出漏れを防げる
事前に登録したESと研究概要書が提出できる
マイキャリアボックスではリクナビの「OpenES」と同じように事前に企業に提出するESと研究概要書を提出できます。
記載する項目は一見すると多いですが、入力文字数は少なめ。
よってすぐに作成できます。
ESの入力項目
ESの入力項目は主に「基本情報」「資格・スキル・学び」「自己PR」の3つです。
【基本情報】
- 氏名
- 氏名カナ
- 性別
- メールアドレス
- 顔写真(114×152px・5MBまで)
- 現住所(郵便番号・住所)
- 携帯電話番号
- 自宅電話番号(携帯番号か自宅番号いずれか必須)
- 学歴(大学名・学部名・学科名)
【資格・スキル・学び】
- 保有資格・免許(最大5件)
- 語学スキル(最大3件)
- 力を入れた学業(最大3件・選択肢形式)
- 所属ゼミ/研究室
- 所属ゼミ/研究室の研究内容(選択肢を選ぶだけ)
【自己PR】
- 自己PR(400文字以内・3パターン登録可能)
- 自己PR写真(152×104px・5MBまで)
- 学生時代の取り組み(400文字以内・3パターン登録可能)
- 学生時代の取り組み写真(152×104px・5MBまで)
- 趣味(120文字以内)
- 特技(120文字以内)
研究概要書の入力項目
理系学生や大学院生はESにプラスして研究概要書も入力できます。
企業側から「マイキャリアボックスにて研究概要書を提出ください」と言われた場合も同様。
研究概要書を登録する必要があります。
【研究概要】
- 研究室情報
- 教授・准教授名
- 指導教官名
- 研究室URL
- (所属研究室の)研究タイトル(120文字以内)
- (所属研究室の)研究内容(選択肢を選ぶだけ)
- (自身の)研究タイトル(120文字以内)
- (自身の)研究内容(選択肢を選ぶだけ)
- 研究背景および目的(※概要全体で3276文字以内・52行×63文字)
- 実験方法もしくは研究手法(※)
- 実験結果および成果(※)
- 取扱に習熟した実験器具(※)
- 学会や論文投稿の実績(※)
- 受賞歴(※)
その他、企業独自のオリジナル設問への回答やファイル提出を求められた場合はそれも記入して提出します。
ESと研究概要書の内容はいつでも再編集できますので、間違ったり書き直したくなったりした箇所があっても安心です。
企業との書類のやり取りを1つにして管理できる
マイキャリアボックスでは企業に提出するESや研究概要書をWeb上で作成・まとめて提出可能です。
エントリー数の多い就活生の場合、いくつものESを作成する必要があります。
でも何十枚ものエントリーシートを書くのってすごく大変ですよね。
しかも企業によってESで書くべき内容が違うので、就活生にとっては結構手間になる作業です。
その点マイキャリアボックスを利用すれば、ネット常にESや研究概要書を1枚だけ作成すればOK。
ほとんど記載内容を一元化できるので非常に効率的です。
提出アラート機能で提出漏れを防げる
企業ごとにESを出すとなると、提出期限がバラバラなので「うっかり提出し忘れた」なんてこともザラです。
でもマイキャリアボックスには提出アラートがついているので、提出漏れの防止が可能。
マイキャリアボックスを利用すればESの進捗管理が便利に行えます。
さらに応募した企業へのその後の提出物もあわせて管理し、提出物の締め切りが迫るとアラートでお知らせしてくれるんです。
もう締め切り順に確認できるので、これでもう「提出し忘れた」なんて心配もありません。
マイキャリアボックスの重要性は非常に高い
マイキャリアボックスは1度作成したESを複数の企業に提出する分、作成した1枚の重要度の高さは非常に高いです。
よってマイキャリアボックスから書類を出す場合は提出物の文章と写真の質を高めることがめちゃくちゃ大切なんです。
逆に言うと、提出書類の文章と写真のクオリティーが高ければどこでも通過します。
よって長期的な目で見ると、マイキャリアボックスやOpenESに時間と労力をかけると効率的に内定獲得へとつながるんです。
マイキャリアボックスを利用すればESの手間がグッと減りますね!
そうだね。ただその分1枚の重要性が非常に高くなるんだ。よって文章と画像の質を高め続けることが大切だよ!
今回のまとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
マイキャリアボックスでエントリーシートを提出する方法を把握できたと思います。
正直、今の現状はマイキャリアボックスよりもOpenESの方が使いやすい。
更には利用企業が圧倒的に多いのがOpenESです。
よってマイキャリアボックスよりもOpenESに力を入れた方が効果的ですね。
以下の記事でOpenESで評価される方法を書きました。
ぜひ合わせて読んでみてくださいね!