就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マンです!
建材業界でも大手の、YKKAP。
知名度も高く「YKKAPはホワイト企業なの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、YKKAPがホワイト企業なのかについて、さまざまな角度から検証していきます。
YKKAPが気になっている人は、ぜひ企業選びの参考にしてください!
YKKAPについて調べていると、ホワイト企業だという評判もあれば、そうでもないという声も聞こえてきて、どう捉えればいいか迷っています。
そうだね。企業の評判って様々だから、一概に言い切るのは難しいんだ。でも、具体的なデータや事実を見ていけば、YKKAPの実態がもっと見えてくるはずだよ。一緒に詳しく見ていこう!
YKKAPがホワイト企業かどうかを測る5つの指標
YKKAPのホワイト度を測るために、以下の5つの指標を見ていきましょう。
【YKKAPのホワイト度を測る5つの指標】
- 残業時間
- 有給休暇取得率
- 福利厚生
- 女性の活躍
- 社員の口コミ評価
① 残業時間
まず、残業時間について見てみましょう。
マイナビに掲載されているYKKAPのデータによると、2022年度の月平均残業時間は20.2時間でした。
厚生労働省が公表している「毎月勤労統計調査 令和5年分結果確報」によると、月の平均残業時間は13.8時間。
YKKAPの残業時間は決して少なくはありませんが、極端に多いわけでもないと言えますね。
また、YKKAPでは残業時間の削減に向けて以下のような取り組みを行っています。
【YKKAPの残業時間削減への取り組み】
- ノー残業デーの設定
- 残業時間の見える化と上限設定
- フレックスタイム制の導入
残業を減らすためにさまざまな取り組みを行なっているので、今後はさらに平均残業時間も減ることが期待できます。
② 有給休暇取得率
次に、有給休暇取得率を見てみましょう。
マイナビに掲載されているYKKAPのデータによると、2022年度の有給休暇取得日数は13.2日でした。
また、YKKグループの公式サイトでは、有給休暇の平均取得率は85%となっています。
厚生労働省の「令和5年就労条件総合調査の概況」によると、全国の平均有給取得日数は10.9日、平均取得率は62.1%です。
YKKAPの有給休暇取得率は、全国平均を大きく上回っています!
よって、有給休暇に関してYKKAPはホワイト企業の特徴に当てはまると言えますね。
YKKAPでは、有給休暇の取得促進のために以下のような取り組みを行っています。
【YKKAPの有給休暇取得促進への取り組み】
- 半日単位での有給休暇取得制度
- 年次有給休暇の時間単位での取得制度
- リフレッシュ休暇制度の導入
半日や時間単位でも取得できるので、有給を取りやすい環境だと言えますね。
他にも、結婚休暇や出産休暇といった特別休暇も設けられているのも嬉しいポイントです。
③ 福利厚生
続いて、YKKAPの福利厚生について見ていきましょう。
YKKグループの採用サイトによると、以下のような福利厚生が用意されています。
【YKKAPの主な福利厚生】
- 各種社会保険
- 企業年金制度
- 社内預金制度
- 財形貯蓄制度
- 従業員持株会制度
- 社宅・寮制度
- 資格取得支援制度
YKKAPの福利厚生は、大手企業として一般的に見られるものが揃っています。
とくに、従業員持株会や社内預金制度、財形貯蓄制度など、金銭的な面でも社員の生活をサポートする制度が充実しているのが特徴です。
④ 女性の活躍
女性の活躍推進は、ホワイト企業の重要な指標の一つです。
YKKAPの公式サイトによると、YKKAPの女性管理職の割合は6.5%(2023年度)。
具体的な人数は、以下のとおりです。
内閣府男女共同参画局の調査によると、プライム市場上場企業の女性役員の割合は13.4%(2023年度)。
YKKAPの女性管理職比率は6.5%なので、まだ改善の余地があると言えますね。
YKKAPは中期経営計画において、ダイバーシティの推進として「女性管理職人数」を指標としています。
実際に年々、女性管理職の人数は増えていることから、今後もどんどん女性が活躍しやすい環境が整えられていくと推測できますね。
⑤ 社員の口コミ評価
最後に、社員の口コミ評価を見てみましょう。
転職口コミサイト「キャリコネ」におけるYKKAPの総合評価は3.0点(5点満点)となっています。
以下、キャリコネに投稿された社員の口コミの一部を紹介します。
【YKKAPの社員口コミ(ポジティブな意見)】
- 「福利厚生が充実している」
- 「ワークライフバランスが取りやすい」
- 「安定性がある」
- 「研修制度が充実している」
- 「技術力が高く、やりがいがある」
【YKKAPの社員口コミ(ネガティブな意見)】
- 「部署によって残業時間に差がある」
- 「昇進・昇給のスピードが遅い」
- 「古い体質が残っている部分がある」
- 「業務の繁閑の差が大きい」
口コミを見ると、福利厚生やワークライフバランス、安定性などを評価する声が多くありました。
一方で、部署による労働環境の差や昇進・昇給の遅さを指摘する声も見られます。
総合的に見ると、YKKAPは完璧なホワイト企業とは言えないまでも、働きやすさを重視している企業であることがうかがえます。
【重要】ホワイト企業を狙うなら「逆求人サイト」の利用が必須!
YKKAPに限らず、ホワイト企業を狙うなら「逆求人サイト」をぜひ利用しましょう!
逆求人サイトとは、プロフィールを登録しておくと、あなたに興味をもった企業からスカウトが届くサイトです。
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YKKAPは残業時間や有給休暇取得率、福利厚生など、多くの面でホワイト企業の特徴を持っているんですね。でも女性活躍の面ではまだ課題がありそうです。
そうだね。どの企業にも長所と短所があるものなんだ。YKKAPの場合、ワークライフバランスや福利厚生の面では評価が高いけど、女性活躍の推進にはまだ改善の余地がありそうだね。
YKKAPのホワイト企業としての評価
ここまでYKKAPのホワイト度を5つの指標から見てきました。
これらの情報を総合的に判断すると、YKKAPのホワイト企業としての評価は以下のようになります。
【YKKAPのホワイト企業としての評価】
- 残業時間:平均的
- 有給休暇取得率:高水準
- 福利厚生:充実している
- 女性の活躍:改善の余地あり
- 社員の口コミ評価:概ね良好
YKKAPは、完璧なホワイト企業とは言えないまでも、ワークライフバランスや福利厚生の面で従業員に配慮した企業経営を行っています。
特に、有給休暇取得率の高さや充実した福利厚生制度は、社員の働きやすさに直結する要素として高く評価できます!
一方で、女性の活躍推進については課題が残っています。
ただ、改善に向けた取り組みが行われており、実際に女性管理職の割合も増えていることから、今後の進展も期待できますね。
YKKAPへの入社を考えている人は、以下の点を考慮して検討してみてください。
【YKKAPへの就職を検討する際のポイント】
- ワークライフバランスを重視している
- 福利厚生が充実している
- 安定性のある大手企業である
- 技術力が高く、やりがいのある仕事ができる
- 女性のキャリア形成に関しては、自身の目標と照らし合わせて検討が必要
YKKAPのような大手企業では、部署や職種によっても働く環境に違いがある可能性が高いです。
よって、企業の公式サイトだけでなく口コミサイトやOB訪問などを通して、できるだけ多くの情報を集めることをおすすめします。
最終的な判断は、企業説明会や面接を通じて、あなた自身が求める働き方や企業にマッチするかを総合的にみていくことが大事です。
YKKAPは完璧なホワイト企業とは言えないまでも、働きやすさを重視している企業だということがわかりました。ワークライフバランスや福利厚生の充実は魅力的ですね。
そうだね。大手企業の安定性と技術力の高さも魅力的だよ。
ただし、女性のキャリア形成については自分の目標とよく照らし合わせる必要があるね。企業研究を深めて、自分に合っているか判断していこう!
YKKAPの企業概要
まずは、YKKAPの概要を簡単に確認しておきましょう。
YKKAPは、YKKグループの中核企業の一つで「建材事業」を担当しています。
YKKAPは、国内シェアトップクラスの建材メーカーとして知られており、特に、住宅用サッシや玄関ドアなどの分野では、高いシェアを誇っています。
そんなYKKAPの企業概要は、以下のとおり。
【YKKAPの企業概要】
- 社名:YKK AP株式会社
- 本社所在地:東京都千代田区神田和泉町1番地
- 設立:1957年7月22日
- 資本金:140億円
- グループ売上高:4,504億円(2023年度)
- グループ従業員数:12,991名(2024年3月末)
- 事業内容:住宅やビルの窓、サッシ、シャッター、ドアなどの製造・販売
YKKAPは大手企業なんですね。建材メーカーとしてのシェアも高いようですね!
そうだね。規模が大きいからといって必ずしも働きやすいとは限らないんだ。
YKKAPのホワイト企業としての今後の展望
最後に、YKKAPのホワイト企業としての今後の展望について考えてみましょう。
YKKAPは、サステナビリティへの取り組みを重視しており、その中で従業員の働き方改革にも注力しています。
具体的には、以下のような取り組みを進めています。
【YKKAPの働き方改革への取り組み】
- テレワークの推進
- ダイバーシティ&インクルージョンの推進
- 健康経営の強化
- 人材育成プログラムの充実
これらの取り組みにより、YKKAPのホワイト企業としての評価は今後さらに高まっていく可能性があります。
企業を研究するときは、現状だけでなく将来への取り組みや目標にも注目することが大切です。
企業の成長とともに、自身のキャリアも成長させていけるかどうかを見極める視点を持ってみてくださいね。
最後に、YKKAPのホワイト企業としての評価をまとめると以下のようになります。
【YKKAPのホワイト企業としての総合評価】
- 現状:ワークライフバランスや福利厚生の面で評価が高く、概ねホワイト企業と言える
- 課題:女性活躍の推進や部署による労働環境の差の解消
- 今後の展望:働き方改革やダイバーシティ推進により、さらなる改善が期待できる
YKKAPは現在もホワイト企業の要素を多く持っていますが、さらに働きやすい環境を目指して様々な取り組みを行っているんですね。将来性も考慮して企業選びをすることが大切だと分かりました。
その通りだね!企業の現状だけでなく、将来への取り組みや目標を見ることで、自分の成長とマッチするかどうかも判断できるんだ。
YKKAPの場合、技術革新やダイバーシティ推進など、これからの時代に即した取り組みを進めているところが魅力的だね。
本記事の要点まとめ
ここまでYKKAPのホワイト企業としての評価について詳しく見てきました。
最後に、本記事の要点をまとめておきましょう。
【本記事の要点】
- YKKAPは、ワークライフバランスや福利厚生の面で高い評価を得ており、概ねホワイト企業と言える
- 有給休暇取得率が高く、充実した福利厚生制度を持つことが特徴
- 女性活躍の推進については課題があるが、改善に向けた取り組みが行われている
- 働き方改革やダイバーシティ推進、DXの取り組みにより、今後さらなる改善が期待できる
- 就活生は企業の現状だけでなく、将来への取り組みや目標も考慮して企業選びをすることが重要
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです!
就活攻略論には他にも、僕が書き続けた1500の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/ 以上、就活マンでした!